JP2014095201A - 免震基礎の施工方法及びプレキャストコンクリートフーチング - Google Patents

免震基礎の施工方法及びプレキャストコンクリートフーチング Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、免震装置上に立てる柱の施工性を向上させることを目的とする。
【解決手段】免震基礎の施工方法は、基礎スラブ14に設置された免震装置18の上に、柱90と連結されるアンカーボルト60が設けられたプレキャストコンクリート製のフーチング10を設置するフーチング設置工程と、フーチング10の上に、上端からアンカーボルト60が露出するようにコンクリートを打設して基礎梁80を構築する上部基礎構築工程と、を含んでいる。
【選択図】図5

Description

本発明は、免震基礎の施工方法及びプレキャストコンクリートフーチングに関する。
積層ゴムの上部フランジに、上面から複数のアンカー部材が突出したプレキャスト製のPCa盤を載置して連結した後、PCa盤の上にコンクリートを打設して上部基礎を構築する免震基礎の施工方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−067524号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、免震装置上に柱を立てる場合、上部基礎に後施工アンカー等を打ち込んだり、上部基礎の施工時に柱用のアンカー等を組み込んだりする必要があるため、柱の施工に手間がかかる。
本発明は、上記の事実を考慮し、免震装置上に立てる柱の施工性を向上させることを目的とする。
請求項1に記載の免震基礎の施工方法は、下部基礎に設置された免震装置の上に、柱と連結されるアンカー部材、又は前記柱を構成する柱部材が設けられたプレキャストコンクリート製のフーチングを設置するフーチング設置工程と、前記フーチングの上に、上端から前記アンカー部材又は前記柱部材が露出するようにコンクリートを打設して上部基礎を構築する上部基礎構築工程と、を含んでいる。
請求項1に係る免震基礎の施工方法によれば、先ず、フーチング設置工程において、下部基礎に設置された免震装置の上に、柱と連結されるアンカー部材、又は柱を構成する柱部材が設けられたプレキャストコンクリート製のフーチングを設置する。次に、上部基礎構築工程において、フーチングの上にコンクリートを打設し、上端からアンカー部材又は柱部材が露出するように上部基礎を構築する。
これにより、免震装置上に柱を立てる場合に、上部基礎の上端から露出したアンカー部材に柱を連結し、又は柱部材に他の柱部材を連結することにより、免震装置上に柱を立てることができる。したがって、施工性が向上する。
また、アンカー部材又は柱部材が設けられたプレキャストコンクリート製のフーチングを用いたことにより、免震装置上でのフーチング用のコンクリート打設や、アンカー部材又は柱部材の組み込み作業等が不要になる。したがって、施工性がさらに向上する。
請求項2に記載の免震基礎の施工方法は、請求項1に記載の免震基礎の施工方法において、前記フーチング設置工程の前に、前記アンカー部材又は前記柱部材の周囲に、前記上部基礎としての基礎梁の梁主筋を配筋する梁主筋配筋工程を含んでいる。
請求項2に係る免震基礎の施工方法によれば、フーチング設置工程の前の梁主筋配筋工程において、フーチングに設けられたアンカー部材又は柱部材の周囲に、上部基礎としての基礎梁の梁主筋を配筋する。
これにより、免震装置上での梁主筋の配筋作業が不要になるため、施工性がさらに向上する。また、例えば、広い作業台等の上で、基礎梁の梁主筋を配筋することにより、梁主筋の配筋精度が向上する。
請求項3に記載の免震基礎の施工方法は、請求項1又は請求項2に記載の免震基礎の施工方法において、前記フーチング設置工程の前に、前記フーチングを製作するフーチング製作工程を含み、前記フーチング製作工程では、前記アンカー部材又は前記柱部材の周囲に、上方が開口した複数のU字状補強筋を平面視にて格子状に配筋すると共に前記U字状補強筋が上面から突出するように前記フーチング用のコンクリートを打設した後に、前記U字状補強筋における開口側端部間に上部補強筋を渡す。
請求項3に係る免震基礎の施工方法によれば、フーチング設置工程の前のフーチング製作工程において、アンカー部材又は柱部材の周囲に、上方が開口した複数のU字状補強筋を平面視にて格子状に配筋すると共にこれらのU字状補強筋が上面から突出するようにフーチング用のコンクリートを打設する。その後、フーチングの上面から突出するU字状補強筋における開口側端部間に上部補強筋を渡す。
このように上方が開口したU字状補強筋を用いたことにより、開口から作業者が手を入れ易くなる。したがって、下方が開口したU字状補強筋を用いた場合と比較して、U字状補強筋の配筋作業が容易となる。
また、U字状補強筋における開口側端部間に上部補強筋を渡して枠状にすることにより、フーチング及び上部基礎に対する補強効果が向上する。
さらに、フーチング用のコンクリートを打設した後に、U字状補強筋における開口側端部間に上部補強筋を渡すことにより、フーチング用のコンクリートを打設した後でも、U字状補強筋の開口側端部の位置調整等を容易に行うことができる。
請求項4に記載のプレキャストコンクリートフーチングは、免震装置の上部フランジに固定される固定面が形成されたコンクリート部と、前記コンクリート部に設けられ、柱が連結されるアンカー部材、又は前記柱を構成する柱部材と、前記アンカー部材又は前記柱部材の周囲に配筋された基礎梁の梁主筋と、を備えている。
請求項4に係るプレキャストコンクリートフーチングによれば、コンクリート部に、柱が連結されるアンカー部材、又は柱を構成する柱部材を設けると共に、アンカー部材又は柱部材の周囲に基礎梁の梁主筋を配筋しておくことにより、免震装置上でのアンカー部材又は柱部材の組み込み作業や基礎梁の梁主筋の配筋作業が不要になる。したがって、施工性が向上する。
本発明は、上記の構成としたので、免震装置上に立てる柱の施工性を向上させることができる。
本発明の一実施形態における作業台、ベースプレート、架台、アンカーボルトを示す分解立面図である。 図1に示されるベースプレートを示す平面図である。 本発明の一実施形態におけるU字状補強筋及び上部補強筋を示す分解立面図である。 本発明の一実施形態における基礎梁の上下の梁主筋及びせん断補強筋を示す立面図である。 本発明の一実施形態に係るフーチングを免震装置の上に設置する前の状態を示す立面図である。 本発明の一実施形態に係るフーチングを免震装置の上に設置した後の状態、及び基礎梁の仕口部の上に柱を立てた状態を示す立面図である。 本発明の一実施形態に係るフーチングの変形例を示す縦断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態に係る免震基礎の施工方法及びプレキャストコンクリートフーチングについて説明する。
本実施形態に係る免震基礎の施工方法は、フーチング製作工程と、梁主筋配筋工程と、フーチング設置工程と、上部基礎構築工程とを含んでいる。
先ず、フーチング製作工程について説明する。フーチング製作工程では、プレキャストコンクリート製のプレキャストコンクリートフーチング(以下、単に「フーチング」という)10を製作する。本実施形態に係るフーチング10は、図6に示されるように、基礎梁80の下面から突出するコンクリート部12と、コンクリート部12の下面に設けられたベースプレート30と、コンクリート部12の上面に設けられた複数のアンカー部材としての複数のアンカーボルト60と、複数のアンカーボルト60の周囲に配筋された上下の梁主筋82A,82B(図5参照)とを備えている。このフーチング10は、例えば、敷地内に確保した作業スペース(サイトヤード)において製作する。なお、フーチング10は、工場等で製作することも可能である。
具体的には、先ず、図1に示されるように、作業スペースに、足場を構成する作業台20を略水平に設置する。作業台20は、水平レベルを確保すると共に、型枠としても機能するものである。この作業台20は3枚のベニア板を積層して構成されており、その上面にベースプレート30を収容する凹部22が形成されている。凹部22は、ベースプレート30の形状及び大きさに応じて平面視にて略矩形に形成されると共に、その深さがベースプレート30の板厚と略同じに設定されている。これにより、凹部22にベースプレート30を収容した状態で、ベースプレート30の上面が作業台20の上面と略面一になるようになっている。
次に、作業台20の凹部22内に、ベースプレート30を嵌め込む。これにより、ベースプレート30が略水平に配置されると共に、作業台20に対してベースプレート30が位置決められる。
なお、ベースプレート30の大きさが異なる複数のフーチング10を製作する場合は、最大のベースプレート30の大きさに応じた凹部22を作業台20に形成し、小さいベースプレート30を凹部22に設置する場合には、ベースプレート30と凹部22との隙間を板状のスペーサ等で埋めても良い。また、作業台20に複数の凹部22を形成し、複数のフーチング10を並行して製作することも可能である。
ベースプレート30は、後述する免震装置18の上部フランジ18Aに固定されるフーチング10の固定面を形成するものであり、図2に示されるように、平面視にて矩形の鋼板で形成されている。このベースプレート30の上面には、工場等において、中心位置が墨出し(芯出し)されると共に、吊り治具用ナット32、免震装置用袋ナット34、スタッド36、及び架台用ブラケット(アングルピース)38が溶接等により取り付けられている。これらの吊り治具用ナット32、免震装置用袋ナット34、スタッド36、及び架台用ブラケット38は、コンクリート部12に下端部に埋設される。
複数の吊り治具用ナット32は、図示しない揚重機等のワイヤーが連結される吊り治具40(図1参照)が取り付けられる取付具であり、ベースプレート30の四隅にそれぞれ取り付けられている。複数の免震装置用袋ナット34は、ベースプレート30を後述する免震装置18の上部フランジ18Aに固定するボルト24(図5参照)が締結される締結具であり、ベースプレート30及び上部フランジ18Aに形成された図示しない複数のボルト孔に応じて円形に配列されている。複数のスタッド36は、コンクリート部12とベースプレート30との一体性を高める定着具であり、円形に配列された複数の免震装置用袋ナット34の内側に適宜配置されている。複数(本実施形態では、4つ)の架台用ブラケット38は、後述する架台50が取り付けられる取付具であり、円形に配列された免震装置用袋ナット34の内側に配置されている。
次に、図1に示されるように、ベースプレート30上の架台用ブラケット38に、架台50を取り付ける。支持部材としての架台50は、アンカーボルト60の取付高さを調整するものであり、平面視にて矩形の枠部50Aと、枠部50Aの角部をそれぞれ支持する4本の脚部50Bとを有している。これらの脚部50Bを架台用ブラケット38に溶接等でそれぞれ取り付けることにより、ベースプレート30に対して架台50が位置決められる。
次に、架台50に、複数(本実施形態では、8本)のアンカーボルト60を立てた状態で取り付ける。複数のアンカーボルト60は、後述する柱90を基礎梁80に固定するものであり、その上端部に柱用ベース62がナット64により取り付けられている。連結部材としての柱用ベース62は平面視にて矩形の鋼板で形成されており、柱90の柱脚部(下端部)が溶接等により接合されるようになっている。
また、複数のアンカーボルト60の下端部には、平面にて矩形の下部枠体66がナット68により取り付けられている。この下部枠体66を架台50の枠部50Aの上に載置し、溶接や図示しないボルト等で接合することにより、複数のアンカーボルト60が架台50に取り付けられ、所定の高さで保持される。なお、アンカーボルト60には、定着板等の定着具を適宜設けても良い。
次に、図3に示されるように、架台50及びアンカーボルト60の周囲に、上方が開口した複数のU字状補強筋70を配筋する。複数のU字状補強筋70は、鉄筋をU字形状に屈曲して形成されている。また、各U字状補強筋70の開口側端部70Aには、内側へ折り返された折返し部70Bが設けられている。この折返し部70Bには、後述する上部補強筋72の折返し部72Bが連結される。これらのU字状補強筋70を、開口を上に向けた状態で平面視にて格子状に配筋する。つまり、複数のU字状補強筋70を上方が開口した籠状に配筋する。
次に、ベースプレート30、架台50、U字状補強筋70を囲むように図示しない型枠を仮設すると共に、当該型枠内にフーチング10用のコンクリートを打設し、コンクリート部12を形成する。この際、フーチング10用のコンクリートは、コンクリート部12の上面から各U字状補強筋70の上部が上方へ突出するように型枠内に打設する。そして、フーチング10用のコンクリートを養生させ、コンクリート部12を形成した後、図示しない型枠を撤去する。
次に、各U字状補強筋70における開口側端部70A間に、上部補強筋72をそれぞれ渡す。上部補強筋72は、横方向に延びると共に、その両端部72Aが下方へ向けてそれぞれ屈曲されている。これらの両端部72Aの下端部には、内側へ折り返された折返し部72Bが設けられている。この折返し部72BをU字状補強筋70の折返し部70Bに重ねた状態で図示しない結束線等で結束することにより、上部補強筋72をU字状補強筋70に連結する。これにより、上部補強筋72及びU字状補強筋70によって枠状の基礎補強筋74(図4参照)が形成される。
次に、梁主筋配筋工程について説明する。梁主筋配筋工程では、図4に示されるように、複数のアンカーボルト60の周囲に、基礎梁80(図6参照)の上下の梁主筋82A,82Bの一部を配筋する。具体的には、アンカーボルト60に対して左右両側から上下の梁主筋82A,82Bをそれぞれ配筋し、フーチング10の中央部で溶接等により接合すると共に、上下の梁主筋82A,82Bの周囲にせん断補強筋84を適宜配筋する。この際、上側の梁主筋82Aの端部を基礎補強筋74の上に載置し、当該基礎補強筋74によって上側の梁主筋82Aを支持する。つまり、本実施形態では、上側の梁主筋82Aの端部を支持する梁主筋用架台として基礎補強筋74を利用している。なお、基礎補強筋74とは別の梁主筋用架台を利用することも可能である。
次に、フーチング載置工程について説明する。フーチング載置工程では、図5に示されるように、図示しない揚重機等によってフーチング10を吊り上げて移動し、基礎スラブ14の上面から突出する下側フーチング16上に設置された免震装置18の上部フランジ18Aの上に設置する。この際、フーチング10のベースプレート30を免震装置18の上部フランジ18Aの上に載置し、上部フランジ18A及びベースプレート30を貫通するボルト24を免震装置用袋ナット34に締結する。これにより、フーチング10の固定面を形成するベースプレート30が免震装置18の上部フランジ18Aに固定される。
なお、本実施形態では、基礎スラブ14及び下側フーチング16は、鉄筋コンクリート造とされている。また、免震装置18は積層ゴム支承で構成されており、その下部フランジ18Bが複数のボルト26によって下部基礎としての下側フーチング16の上面に固定されている。なお、免震装置18は、積層ゴム支承に限らず、滑り支承、転がり支承等でも良い。
次に、上部基礎構築工程について説明する。上部基礎構築工程では、図6に示されるように、アンカーボルト60及び上下の梁主筋82A,82Bの周囲に図示しない型枠を仮設し、当該型枠内に基礎梁80用のコンクリートを打設する。この際、基礎梁80における柱90との仕口部80Aの上端からアンカーボルト60の上端部及び柱用ベース62が露出するように、型枠内に基礎梁80用のコンクリートを打設する。そして、基礎梁80用のコンクリートを養生させ、基礎梁80を構築した後、図示しない型枠を撤去する。
なお、本実施形態では、基礎梁80における仕口部80Aの上面に凹部86を形成し、当該凹部86にアンカーボルト60の上端部及び柱用ベース62を露出させているが、凹部86を省略し、基礎梁80における仕口部80Aの上面からアンカーボルト60を突出させることも可能である。なお、基礎梁80における仕口部80Aに凹部86を形成した場合は、当該凹部86の底壁が基礎梁80の上端となる。
次に、柱建込み工程について説明する。柱建込み工程では、図6に示されるように、基礎梁80の上端から露出した柱用ベース62の上に露出柱脚型の鉄骨造の柱90を立て、当該柱90の柱脚部を柱用ベース62に溶接や図示しないボルト等で接合する。これにより、柱90の柱脚部が柱用ベース62を介してアンカーボルト60に連結され、柱90の柱脚部が基礎梁80の仕口部80Aに固定される。その後、柱用ベース62と凹部86の底壁との隙間にモルタルやグラウト等を充填する。
以上説明したように、本実施形態に係る免震基礎の施工方法によれば、フーチング製作工程において、アンカーボルト60が設けられたプレキャストコンクリート製のフーチング10を予め製作しておくことにより、免震装置18上でのフーチング10用のコンクリート打設や、アンカーボルト60の組み込み作業等が不要になる。したがって、施工性が向上する。
また、上部基礎構築工程において、基礎梁80における仕口部80Aの上面に形成した凹部86からアンカーボルト60の上端部及び柱用ベース62が露出するように、型枠内に基礎梁80用のコンクリートを打設して基礎梁80を構築する。したがって、凹部86に露出した柱用ベース62に柱90の柱脚部を連結することにより、柱90を基礎梁80における仕口部80Aに固定することができる。
さらに、本実施形態では、梁主筋配筋工程において、複数のアンカーボルト60の周囲に基礎梁80の上下の梁主筋82A,82Bの一部及びせん断補強筋84を予め配筋(先組み)しておくことにより、免震装置18上での上下の梁主筋82A,82B及びせん断補強筋84の配筋作業が不要になる。したがって、施工性がさらに向上する。また、本実施形態では、安定した広い作業台20の上で、基礎梁80の上下の梁主筋82A,82B及びせん断補強筋84を配筋するため、上下の梁主筋82A,82Bの配筋効率及び配筋精度が向上すると共に、配筋された上下の梁主筋82A,82Bの検査作業が容易となる。
しかも、本実施形態では、上下の梁主筋82A,82Bを配筋する際に、上側の梁主筋82Aを支持する架台として基礎補強筋74を利用している。これにより、上側の梁主筋82Aを支持するための専用架台が不要になる。したがって、コスト削減を図ることができる。
また、フーチング製作工程では、架台50及びアンカーボルト60の周囲に、上方が開口した複数のU字状補強筋70を平面視にて格子状に配筋すると共に、これらのU字状補強筋70がコンクリート部12の上面から突出するように、フーチング10用のコンクリートを打設してコンクリート部12を形成する。その後、コンクリート部12の上面から突出したU字状補強筋70における開口側端部70A間に上部補強筋72を渡して、枠状の基礎補強筋74を形成する。
このように、上方が開口したU字状補強筋70を用いたことにより、作業者が上方の開口からU字状補強筋70の内側に手を入れ易くなる。したがって、下方が開口したU字状補強筋を用いた場合と比較して、複数のU字状補強筋70の配筋作業が容易となる。
また、フーチング10用のコンクリートを打設した後に、各U字状補強筋70における開口側端部70A間に上部補強筋72を渡すことにより、フーチング10用のコンクリートを打設した後でも、U字状補強筋70の開口側端部70Aの位置調整等を容易に行うことができる。したがって、U字状補強筋70の折返し部70Bと上部補強筋72の折返し部72Bとの連結作業が容易となる。
さらに、U字状補強筋70及び上部補強筋72によって枠状の基礎補強筋74を形成することにより、フーチング10及び基礎梁80の仕口部80Aに対する補強効果が向上する。
さらにまた、基礎スラブ14等の施工と並行してフーチング10を製作することにより、免震装置18上でフーチング10を施工する場合と比較して、工期の短縮化及び作業工数の平準化を図ることができる。
次に、上記実施形態の変形例について説明する。
上記実施形態では、フーチング製作工程において、フーチング10のコンクリート部12の上面に、架台50を介してアンカーボルト60を設けた例を示したが、これに限らない。例えば、アンカーボルト60の一部(下部や下端部)をコンクリート部12に埋設することにより、コンクリート部12にアンカーボルト60を一体化させても良い。つまり、上記実施形態におけるフーチング10に設けられたアンカーボルト60とは、コンクリート部12に埋設された架台50等の支持部材に支持されたアンカーボルト60や、コンクリート部12の上面から突出するようにその一部がコンクリート部12に埋設されたアンカーボルト60等を含む概念である。
また、フーチング製作工程では、必ずしもコンクリート部12の全体(全部)を形成する必要はなく、例えば、フーチング設置工程の後にコンクリート部12の一部を形成しても良いし、上部基礎構築工程において基礎梁80の施工と同時にコンクリート部12の一部を形成しても良い。
また、上記実施形態では、柱用ベース62を介して柱90をアンカーボルト60に連結した例を示したが、これに限らない。柱用ベース62とは別の連結部材を介して柱90をアンカーボルト60に連結しても良いし、柱90をアンカーボルト60に直接連結しても良い。
また、上記実施形態では、アンカー部材として、アンカーボルト60を例に説明したが、これに限らない。アンカー部材は、基礎梁80の仕口部80Aに一部が埋設され、当該仕口部80Aに柱90を固定(連結)可能な部材であれば良く、例えば、L型やJ型等の一般的なコンクリート用アンカーでも良い。また、基礎梁80の仕口部80Aから根巻きコンクリート部を立ち上げ、当該根巻きコンクリート部に柱90の柱脚部を埋設する場合は、根巻きコンクリート部と仕口部80Aとに亘って配筋される補強筋等をアンカー部材としても良い。さらに、後述するように、基礎梁80の仕口部80Aの上に鉄筋コンクリート造等の柱を立てる場合は、柱の柱主筋の一部をアンカー部材としても良い。
また、上記実施形態では、フーチング設置工程の前に、梁主筋配筋工程を実施したが、フーチング設置工程と上部基礎構築工程との間で梁主筋配筋工程を実施しても良い。
また、上記実施形態では、フーチング製作工程において、アンカーボルト60の周囲に基礎補強筋74を配筋した例を示したが、基礎補強筋74の配筋方法は適宜変更可能である。例えば、コンクリート部12を形成する前に、U字状補強筋70の開口側端部70Aに上部補強筋72を渡しても良いし、アンカーボルト60の周囲に下方が開口したU字状補強筋を配筋しても良い。また、基礎補強筋74は、必要に応じてアンカーボルト60の周囲に配筋すれば良く、適宜省略可能である。さらに、基礎補強筋74に替えて、一般的な補強筋を配筋することも可能である。
また、上記実施形態では、上部基礎構築工程において、フーチング10の上に鉄筋コンクリート造の基礎梁80を構築した例に説明したが、これに限らない。基礎梁80は、鉄筋コンクリート造に限らず、コンクリート造、鉄骨コンクリート造、プレストレスコンクリート造等であっても良い。また、上部基礎としては、例えば、コンクリート造、鉄筋コンクリート造等の基礎スラブであっても良い。
また、上記実施形態では、柱建込み工程において、基礎梁80の仕口部80Aの上に鉄骨造の柱90を立てた例を示したが、これに限らない。柱は、鉄骨造に限らず、コンクリート造、鉄筋コンクリート造、鉄骨コンクリート造、プレストレスコンクリート造、CFT(Concrete Filled Steel Tube)造等であっても良い。また、鉄筋コンクリート造等の柱の場合は、例えば、基礎梁80の仕口部80Aから上方へ突出するアンカーボルト60の上部を柱に埋設することにより、アンカーボルト60と柱とを連結すれば良い。
さらに、上記実施形態では、フーチング100にアンカー部材としてのアンカーボルト60を設けた例を示したが、これに限らない。フーチング100には、免震装置18上に立てられる柱を構成する柱部材を設けることも可能である。
具体的には、図7に示されるように、フーチング100のコンクリート部12の上面には、架台50を介して柱部材102が設けられている。柱部材102は、基礎梁80の仕口部80Aに柱脚部が埋設される柱脚埋め込み型の柱92の下部を構成するものであり、その上端部に柱92の上部を構成する他の柱部材(図示省略)が連結される。
この柱部材102は、角形鋼管で形成された本体部104と、本体部104の下端に設けられたベースプレート106とを有している。本体部104の外面には、応力伝達手段としての複数のスタッド108が設けられている。これらのスタッド108により、柱部材102と基礎梁80の仕口部80Aとの一体性が高められている。
このように構成された柱部材102は、前述したフーチング製作工程において、アンカーボルト60に替えて架台50に立てた状態で取り付けられる。なお、図7では、U字状補強筋70の図示が省略されている。そして、柱部材102の周囲に前述した上部補強筋72及び梁主筋82A,82B(図4参照)を配筋した後、フーチング設置工程においてフーチング100を免震装置18の上に設置し、上部基礎構築工程において基礎梁80を構築する。
上部基礎構築工程では、フーチング100の上に、仕口部80Aの上端から柱部材102の上端部が露出するようにコンクリートを打設して基礎梁80を構築する。これにより、仕口部80Aの上端から露出した柱部材102の上端部に他の柱部材を連結することができる。したがって、柱脚埋め込み型の柱92の施工性を向上させることができる。
なお、柱部材102は、上記実施形態におけるアンカーボルト60と同様に、その一部(下部や下端部)をコンクリート部12に埋設することにより、コンクリート部12と一体化させても良い。つまり、フーチング100に設けられた柱部材102とは、コンクリート部12に埋設された架台50等の支持部材に支持された柱部材102や、コンクリート部12の上面から突出するようにその一部がコンクリート部12に埋設された柱部材102等を含む概念である。また、上記各種の変形例は、柱部材102が設けられたフーチング100にも適宜適用可能である。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に限定されるものでなく、一実施形態及び各種の変形例を適宜組み合わせて用いても良いし、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
10 プレキャストコンクリートフーチング(フーチング)
12 コンクリート部
14 基礎スラブ(下部基礎)
16 下側フーチング(下部基礎)
18 免震装置
18A 上部フランジ
30 ベースプレート(固定面)
50 架台
60 アンカーボルト(アンカー部材)
70 U字状補強筋
70A 開口側端部
72 上部補強筋
80 基礎梁(上部基礎)
82A 梁主筋
82B 梁主筋
90 柱
92 柱
100 フーチング
102 柱部材

Claims (4)

  1. 下部基礎に設置された免震装置の上に、柱と連結されるアンカー部材、又は前記柱を構成する柱部材が設けられたプレキャストコンクリート製のフーチングを設置するフーチング設置工程と、
    前記フーチングの上に、上端から前記アンカー部材又は前記柱部材が露出するようにコンクリートを打設して上部基礎を構築する上部基礎構築工程と、
    を含む免震基礎の施工方法。
  2. 前記フーチング設置工程の前に、前記アンカー部材又は前記柱部材の周囲に、前記上部基礎としての基礎梁の梁主筋を配筋する梁主筋配筋工程を含む、
    請求項1に記載の免震基礎の施工方法。
  3. 前記フーチング設置工程の前に、前記フーチングを製作するフーチング製作工程を含み、
    前記フーチング製作工程では、前記アンカー部材又は前記柱部材の周囲に、上方が開口した複数のU字状補強筋を平面視にて格子状に配筋すると共に前記U字状補強筋が上面から突出するように前記フーチング用のコンクリートを打設した後に、前記U字状補強筋における開口側端部間に上部補強筋を渡す、
    請求項1又は請求項2に記載の免震基礎の施工方法。
  4. 免震装置の上部フランジに固定される固定面が形成されたコンクリート部と、
    前記コンクリート部に設けられ、柱が連結されるアンカー部材、又は前記柱を構成する柱部材と、
    前記アンカー部材又は前記柱部材の周囲に配筋された基礎梁の梁主筋と、
    を備えたプレキャストコンクリートフーチング。
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