JP2014092259A - 転がり支持装置及びその製造方法 - Google Patents

転がり支持装置及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014092259A
JP2014092259A JP2012244561A JP2012244561A JP2014092259A JP 2014092259 A JP2014092259 A JP 2014092259A JP 2012244561 A JP2012244561 A JP 2012244561A JP 2012244561 A JP2012244561 A JP 2012244561A JP 2014092259 A JP2014092259 A JP 2014092259A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ceria
zirconia
rolling
alumina
component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012244561A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Nakai
毅 中井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP2012244561A priority Critical patent/JP2014092259A/ja
Publication of JP2014092259A publication Critical patent/JP2014092259A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Abstract

【課題】電食防止効果に優れるとともに、低温劣化の現象が起こらない転がり軸受を提供する。
【解決手段】ジルコニア(ZrO)をセリア(CeO)で安定化したセリア系ジルコニア成分と、アルミナ(Al)成分との複合酸化物系セラミックスからなる転動体を備える転がり支持装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばエアコンや電車、風車等で使用され、インバータ制御されるモータ用、高速性や耐焼付き性が要求される工作機械用の軸受として好適な転がり支持装置に関する。
例えば、エアコンのファンモータでは、省エネ化のためにインバータ制御されていることが多い。しかし、インバータ回路から高周波の電流が発生してモータ内の軸受の内外輪や転動体にも流れ込むことがあり、それにより転動面(レース面)に電食が発生することがある。
電食を防止するために様々な提案がなされており、セラミックス製の転動体を用いた転がり軸受を用いることも行われている。しかし、セラミックスとして一般的な窒化珪素製転動体を用いた転がり軸受では、音響特性及びトルク性能に改善の余地がある。即ち、窒化珪素製転動体の表面は元々油の濡れ性が悪いために、転がり軸受のトルクを低くするために低粘度の潤滑剤を用いると、転動体の表面に形成される油膜が薄すぎて油膜切れを生じやすくなる。
また、セラミックスとしてジルコニアも使用されている。ジルコニアは線膨張係数が軸受を構成する鋼に近く、転がり軸受に予圧抜けが生じにくい利点がある。また、ジルコニアに、安定化剤としてイットリアを添加して安定化させたイットリア系ジルコニアを用いることも行われている。更には、ジルコニアやイットリア系ジルコニアの高強度、高靭性を活かし、安価にするためアルミナを添加し、イットリア系ジルコニア−アルミナ複合酸化物を使用することも行われている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特開2002−106570号公報 特開2002−70871号公報 特開平11−223220号公報
しかしながら、イットリア系ジルコニアは、200〜300℃程度の比較的低温度域で約4.6%の体積膨張を伴って、準安定正方晶ジルコニアから単斜晶ジルコニアへの相転位が進行し、この体積膨張によって導入されたマイクロクラックにより、機械的特性が低下するおそれがある。そのため、イットリア系ジルコニア−アルミナ複合酸化物からなる転動体を備える転がり軸受では、運転時に高い応力が転動体に負荷され、転位温度が200〜300℃から始まることがあり、転動体表面に発生したマイクロクラックにより硬質粒子が脱粒し、それが研磨材となって軸受鋼からなる内外輪に大きな損傷を与えるようになる。
そこで本発明は、電食防止効果に優れるとともに、低温劣化が起こらず、更には高温環境あるいは熱水中でも使用可能な転がり支持装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、下記の転がり支持装置及びその製造方法を提供する。
(1)互いに対向配置された軌道面を備えた第1部材及び第2部材と、両部材の軌道面間に転動自在に配置された複数個の転動体と、を少なくとも備え、転動体が転動することにより第1部材及び第2部材の一方が他方に対して相対移動する転がり支持装置において、
前記転動体が、ジルコニア(ZrO)をセリア(CeO)で安定化したセリア系ジルコニア成分と、アルミナ(Al)成分との複合酸化物系セラミックスからなることを特徴とする転がり支持装置。
(2)複合酸化物系セラミックスが、セリアを6〜19モル%含むセリア系ジルコニア50〜90質量%と、アルミナ50〜10質量%とからなることを特徴とする上記(1)記載の転がり支持装置。
(3)セリア系ジルコニア成分及びアルミナ成分が、何れも平均粒径2μm以下の粒子であることを特徴とする上記(1)または(2)記載の転がり支持装置。
(4)上記(1)〜(3)の何れか1項に記載の転がり支持装置の製造方法であって、
平均粒径が1μm以下のセリア原料粉末、平均粒径が1μm以下のジルコニア原料粉末及び平均粒径が1μm以下のアルミナ原料粉末を混合し、転動体の形状に成形した後、成形物を焼結して転動体を作製する工程を有することを特徴とする転がり支持装置の製造方法。
本発明の転がり支持装置は、電食防止効果を有するとともに、低温劣化が無く、高温環境あるいは熱水中での使用が可能であり、更には窒化珪素製転動体と同等の強度を有する。
本発明に係る転がり支持軸受の一実施形態であるシール付き玉軸受を示す断面図である。 実施例で得られたアルミナ成分の添加量と、3点曲げ強度との関係を示すグラフである。 実施例で得られたアルミナ成分の添加量と、破壊靭性値との関係を示すグラフである。 実施例で得られた回転時間と、アンデロン値との関係を示すグラフである。 イットリア系ジルコニア成分80質量%と、アルミナ成分20質量%含有する転動体について、アンデロン値測定後に転動体表面を撮影した電子顕微鏡写真である。 セリア系ジルコニア成分80質量%と、アルミナ成分20質量%含有する転動体について、アンデロン値測定跡に転動体表面を撮影した電子顕微鏡写真である。
以下、本発明に関して図面を参照して詳細に説明する。
本発明において、転がり支持装置の構造には制限はなく、例えば図1に断面図で示すようなシール付玉軸受を例示することができる。
図示されるシール付玉軸受は、外輪1と内輪2との間に、複数の玉3を保持器4で転動自在に保持したものであり、封入した潤滑剤(図示せず)をシール部材20で封止したものである。シール部材は、芯金の周囲に弾性材料からなるシールリップ22を一体に接合したものであり、接触面22aがシール溝12と接触して、潤滑剤を空間sに封入する。
本発明では、ジルコニア(ZrO)に安定化剤としてセリア(CeO)を添加したセリア系ジルコニア成分と、アルミナ(Al)成分との複合酸化物系セラミックスで玉3を形成する。尚、外輪1及び内輪2は、SUJ2鋼、SUS鋼、13Cr鋼等の金属製としてもよく、窒化珪素やアルミナ、ジルコニア等のセリア系ジルコニア以外のセラミックス製であってもよい。また、玉3と同一材料で形成してもよい。
何れの場合も外輪1及び内輪2と玉3とが金属接触にならず、外輪1及び内輪2を金属製にすることにより異種材料の組み合わせとなり、低トルク化のためにグリース組成物の量を減らしたり、低粘度の基油を用いた場合でも、外輪1と玉3、内輪2と玉3との凝着を防止することができる。
セリア系ジルコニア成分と、アルミナ成分との比率は、質量比で、セリア系ジルコニア成分が90〜50質量%、アルミナ成分が10〜50質量%であることが好ましく、セリア系ジルコニア成分が80〜70質量%、アルミナ成分が20〜30質量%であることがより好ましい。セリア系ジルコニアは、イットリア系ジルコニアのような低温劣化現象がないものの、曲げ強度等に劣るため、本発明ではアルミナと複合化することにより増強する。そのため、アルミナ成分は10質量%未満になると増強効果が十分に得られない。
また、セリア系ジルコニア成分において、セリア量を6〜19モル%とすることが好ましく、10〜12モル%とすることがより好ましい。セリア量が6モル%未満では単斜晶の量が相対的に多くなり、マイクロクラックが発生して著しい強度低下を招く。また、セリア量が19モル%を超えると、高温安定相である立方晶が出現し始め、正方晶ジルコニアが減少して十分な強度及び靭性が得られなくなる。セリア量を6〜19モル%とすることにより、単斜晶を10容量%未満に抑えることができ、強度低下を抑えることができる。
玉3を作製するには、セリア原料粉末と、ジルコニア原料粉末と、アルミナ原料粉末とを、それぞれ上記の成分比となるように混合し、混合物を球形に成形した後、成形物を脱脂して焼結し、HIP処理すればよい。その際、より緻密にするために、原料粉末として、平均粒径が1μm以下のものを用いる。更には、各原料粉末に含まれる不純物は少ない方が好ましく、特にSiO、Fe、NaOを極力減少させることにより、焼結性を向上させて緻密化に有効となる。更に、不純物に起因する早期剥離も抑えることができる。具体的には、SiO、Fe、NaOの含有量はそれぞれ0.3質量%以下であることが好ましく、より好ましくは0.1質量%以下、さらに好ましくは0.02質量%以下である。含有量が0.3質量%を超えると運転時に玉3の表面から粒子の微小な脱落が起こり易くなり、表面の粗さの低下、脱落した粒子による軌道面の微細な損傷が発生し、振動が大きくなり音響寿命を短くするおそれがある。また、玉3の疲労寿命も不純物が起点となり早期剥離を引き起こす原因にもなる。
尚、成形方法は圧縮成形が一般的であり、焼結後HIP処理した素材(素球)を研削、研磨して所定の球形状に調整する。
また、各原料粉末が均一に混合せず、それぞれの焼結粒子が偏析すると、転がり疲労寿命が低下するようになる。偏析を防止する方法として均一に混合するだけでなく、強く粉砕する機能を持った混合を実施する必要があり、ボールミル混合機も可能であるが、粉砕メディアがφ1mm以下のジルコニア系のビ−ズを使用したビ−ズミル混合機が最も有効である。
玉3におけるセリア系ジルコニア成分及びアルミナ成分は、共に平均粒径2μm以下であることが好ましく、1μm以下がより好ましい。通常、粒子の焼結を行うと粒成長し、10μm以上の粒子が存在すると寿命に悪影響が及ぶようになるが、複合化させることで粒子成長・凝集が抑制される効果が発現して粒径は単体のものより小さくなる。
また、玉3の表面、そして表面近傍において、ジルコニア塊が少ないことが好ましい。ジルコニア塊が起点となって剥離し、転がり寿命を低下させる。特に、100μmレベルの塊が存在すると転がり寿命の低下が顕著になる。具体的には、10〜30μmの塊が5個/300mm以下であることがより好ましく、3個/300mm以下であることが更に好ましい。尚、塊は断面が円形ではないため、塊の大きさは長径部の長さとする。
尚、外輪1及び内輪2が金属製の場合、玉3を形成する複合酸化物系セラミックスのヤング率は215〜280GPaであることが好ましい。一般的には軸受鋼のヤング率は208GPa程度、SUJ2のヤング率は207GPa程度であるが、玉3のヤング率の方を大きくすることにより、耐圧痕性も向上する。
また、複合酸化物系セラミックスの密度を、軸受鋼やSUJ2の密度より小さくすることにより、軸受回転時の玉3の慣性力が小さくなり、保持器4との衝突音が小さくなる。更に、保持器4として鉄製保持器を用いた場合には、保持器4の摩耗が少なく、鉄粉による音響劣化も少なくなる。
潤滑剤は、潤滑油でもよいし、潤滑油を基油とするグリースでもよい。また、潤滑油または基油、増ちょう剤、更には添加剤には制限はなく、目的に応じて適宜選択される。
また、低トルクが要求される場合は、潤滑油または基油には、40℃における動粘度が80mm/s以下のものを用いる。
尚、本実施形態は本発明の一例を示したものであって、本発明は本実施形態に限定されるものではない。例えば、本実施形態においては、シール付玉軸受を挙げて説明したが、それ以外にもアンギュラ玉軸受、自動調心玉軸受、円筒ころ軸受、円すいころ軸受、針状ころ軸受、自動調心ころ軸受等のラジアル形の転がり軸受や、スラスト玉軸受、スラストころ軸受等のスラスト形の転がり軸受にも適用でき、少なくともそれぞれの転動体を上記の複合酸化物系セラミックスで形成する。
以下に試験例を挙げて本発明を更に説明するが、本発明はこれにより何ら制限されるものはない。
(試験−1)
セリアを安定化剤として添加(11モル%)した平均粒径0.6μmのセリア系ジルコニア粉末、イットリアを安定化剤として添加(3モル)した平均粒径0.6mmのイットリア系ジルコニア粉末及び平均粒径0.5μmのアルミナ粉末とを、表1に示す配合にてビーズミル装置に投入し、イオン交換水中で24時間湿式混合した。混合後、成形バインダーを添加してスプレイドライヤーにて乾燥造粒を行い、成形ブレス用の粉末を作製した。この成形粉末を、1.5トン/cmの成形圧にて一軸油圧プレスを行い、曲げ強度測定用試料及び破壊靭性測定用試料に成形した。得られた成形体を、大気圧(酸素気流中)1500℃にて2時間保持して焼結し、HIP処理した。HIP処理条件は、アルゴン気流中、1450℃で1時間、処理圧を1000気圧とした。
上記で作製した曲げ強度測定用試料及び破壊靭性測定用試料を用い、高温高湿度環境を想定して各試料をオートクレーブ(200℃、2atm,飽和水蒸気)に200時間放置し、放置前後における3点曲げ強度及び破壊靭性値を測定した。尚、3点曲げ強度はJIS R 1601に準じて、破壊靭性値はJIS R 1607に準じて測定した。結果を図2及び図3に示す。
また、オートクレーブ放置前後における単斜晶量についても測定した。結果を表1に併記する。
表1に示すように、イットリア系ジルコニア成分を含む比較例1〜8の試料では、オートクレーブ放置後に単斜晶が多く存在している。これに対し、セリア系ジルコニア成分を含む実施例1〜5及び比較例9〜11の試験片では、オートクレーブ放置前後で単斜晶量の変化は殆ど無い。
また、図2に示すように、オートクレーブ放置前には、アルミナ成分の添加量に関わらず、イットリア系ジルコニア成分を含む試料の方が、セリア系ジルコニア成分を含む試料よりも強度が高くなっている。しかし、オートクレーブ放置後は、イットリア系ジルコニア成分を含む試料は、強度が大きく低下しているが、セリア系ジルコニア成分を含む試料ではオートクレーブ放置前後で強度の変化は殆ど無い。また、セリア系ジルコニア成分を含む試料では、オートクレーブ放置前後に関わらず、アルミナ成分量が10〜50質量%の範囲において窒化珪素と同等レベルの強度が得られており、特にアルミナ成分量が20〜30質量%の範囲において窒化珪素の強度を上回っている。
また、図3に示すように、アルミナ成分の添加量が増すのに伴って破壊靭性値が低下する傾向にあるが、セリア系ジルコニア成分を含む試料では、アルミナ成分を70質量%添加しても窒化珪素と同等レベルであり、オートクレーブ放置後でも破壊靭性値の低下が殆ど認められない。これに対し、イットリア系ジルコニア成分を含む試料では、セリア系ジルコニア成分を含む試料よりも破壊靭性値が低く、オートクレーブ放置後には破壊靭性値が大きく低下している。
(試験−2)
試験−1と同様にして、セリア系ジルコニア成分と、アルミナ成分を20質量%または30質量%含有する608深溝玉軸受用転動体(5/32インチ)を作製した。同様に、イットリア系ジルコニア成分と、アルミナ成分を20質量%または30質量%含有する608深溝玉軸受用転動体(5/32インチ)を作製した。次いで、SUJ2製の内輪及び外輪とともに、各転動体を608軸受に組み込んで試験軸受とした。また、試験軸受には、潤滑用にNS7グリース(エステル系基油と、リチウム石けんを増ちょう剤とするもの)を封入した。そして、試験軸受をモータに装着して120℃の高温槽に入れ、軸受を回転させながら所定時間に軸受を止めてアンデロン値を測定した。回転条件は、与圧荷重30N、回転数300min−1にて最終1000時間まで回転させた。
結果を図4に示すが、イットリア系ジルコニア成分を含む転動体を組み込んだ試験軸受では、何れも短時間でアンデロン値は上昇している。これに対し、セリア系ジルコニア成分を含む転動体を組み込んだ試験軸受では、何れもアンデロン値の上昇が全く認められない。
また、試験後に試験軸受を分解し、転動体表面を観察した。図4は、イットリア系ジルコニア成分80質量%と、アルミナ成分20質量%含有する転動体の表面を撮影した電子顕微鏡写真であるが、脱粒が深く、かつ、多く発生している。そして、脱粒した硬質粒子が研磨材となってSUJ2製の内外輪の軌道面を損傷し、その結果アンデロン値が上昇したものと考えられる。これに対し、図5は、セリア系ジルコニア成分80質量%と、アルミナ成分20質量%含有する転動体の表面を撮影した電子顕微鏡写真であるが、脱粒が認められない。
1 外輪
2 内輪
3 玉
4 保持器
20 シール部材
21 芯金
22 シールリップ
22a 接触面

Claims (4)

  1. 互いに対向配置された軌道面を備えた第1部材及び第2部材と、両部材の軌道面間に転動自在に配置された複数個の転動体と、を少なくとも備え、転動体が転動することにより第1部材及び第2部材の一方が他方に対して相対移動する転がり支持装置において、
    前記転動体が、ジルコニア(ZrO)をセリア(CeO)で安定化したセリア系ジルコニア成分と、アルミナ(Al)成分との複合酸化物系セラミックスからなることを特徴とする転がり支持装置。
  2. 複合酸化物系セラミックスが、セリアを6〜19モル%含むセリア系ジルコニア50〜90質量%と、アルミナ50〜10質量%とからなることを特徴とする請求項1記載の転がり支持装置。
  3. セリア系ジルコニア成分及びアルミナ成分が、何れも平均粒径2μm以下の粒子であることを特徴とする請求項1または2記載の転がり支持装置。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載の転がり支持装置の製造方法であって、
    平均粒径が1μm以下のセリア原料粉末、平均粒径が1μm以下のジルコニア原料粉末及び平均粒径が1μm以下のアルミナ原料粉末を混合し、転動体の形状に成形した後、成形物を焼結して転動体を作製する工程を有することを特徴とする転がり支持装置の製造方法。

JP2012244561A 2012-11-06 2012-11-06 転がり支持装置及びその製造方法 Pending JP2014092259A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012244561A JP2014092259A (ja) 2012-11-06 2012-11-06 転がり支持装置及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012244561A JP2014092259A (ja) 2012-11-06 2012-11-06 転がり支持装置及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014092259A true JP2014092259A (ja) 2014-05-19

Family

ID=50936476

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012244561A Pending JP2014092259A (ja) 2012-11-06 2012-11-06 転がり支持装置及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014092259A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023210268A1 (ja) * 2022-04-25 2023-11-02 株式会社ニッカトー ジルコニア質メディア、ベアリングボール及びそれらの製造方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001294483A (ja) * 2000-04-12 2001-10-23 Ngk Spark Plug Co Ltd ジルコニア含有セラミックボールとその製造方法、セラミックボールベアリング及びチェックバルブ
JP2005008435A (ja) * 2003-06-16 2005-01-13 Kyocera Corp 複合セラミックスおよびその製法
WO2011000390A1 (en) * 2009-06-30 2011-01-06 Aktiebolaget Skf Zirconia-alumina ceramic materials
JP2012101952A (ja) * 2010-11-08 2012-05-31 Nsk Ltd 転がり軸受及びその製造方法
JP2012132544A (ja) * 2010-12-24 2012-07-12 Nsk Ltd 転がり支持装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001294483A (ja) * 2000-04-12 2001-10-23 Ngk Spark Plug Co Ltd ジルコニア含有セラミックボールとその製造方法、セラミックボールベアリング及びチェックバルブ
JP2005008435A (ja) * 2003-06-16 2005-01-13 Kyocera Corp 複合セラミックスおよびその製法
WO2011000390A1 (en) * 2009-06-30 2011-01-06 Aktiebolaget Skf Zirconia-alumina ceramic materials
JP2012101952A (ja) * 2010-11-08 2012-05-31 Nsk Ltd 転がり軸受及びその製造方法
JP2012132544A (ja) * 2010-12-24 2012-07-12 Nsk Ltd 転がり支持装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023210268A1 (ja) * 2022-04-25 2023-11-02 株式会社ニッカトー ジルコニア質メディア、ベアリングボール及びそれらの製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5601320B2 (ja) 転がり軸受及びその製造方法
CN108530084B (zh) 多孔陶瓷及其制备方法、气浮轴承和应用
JP2012101952A (ja) 転がり軸受及びその製造方法
JP2014092259A (ja) 転がり支持装置及びその製造方法
JP2009190959A (ja) セラミック焼結体及び転動体
JP2023130419A (ja) 窒化ケイ素焼結体、それを用いた転動体、および軸受
JP2009286678A (ja) セラミックス基複合材料及びその製造方法、並びに、転動部材及び転動装置
JP2736387B2 (ja) 転がり軸受材料用窒化珪素基焼結体及びその製造方法
JP2014145456A (ja) 転がり軸受
WO2003084895A1 (fr) Element anti-usure en nitrure de silicium et procede de fabrication correspondant
JP2012163164A (ja) モータ用転がり軸受
JP5779878B2 (ja) 転がり支持装置
JP2013257008A (ja) 電食防止転がり軸受
JP2014190393A (ja) 転動体
WO2014115785A1 (ja) 転がり軸受
JP2010209966A (ja) 転がり支持装置
JP2011017415A (ja) ターボチャージャー用転がり軸受及びその製造方法
JP2015209936A (ja) 転がり軸受
JP2013177960A (ja) スラスト玉軸受
JP2015161365A (ja) 転がり支持装置
JP2015169283A (ja) 転がり支持装置及びその製造方法
JP2015078721A (ja) 転がり軸受
JP2015175478A (ja) 転がり軸受用転動体
JP2011017416A (ja) 車載モータ用転がり軸受及びその製造方法
JP2015098882A (ja) 転がり支持装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20140210

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20150126

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150908

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160531

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160530

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20161206