JP2014091546A - 直進カット補助テープ付ピロー包装袋及びその製法 - Google Patents

直進カット補助テープ付ピロー包装袋及びその製法 Download PDF

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Abstract

【課題】ピロー包装袋において、袋本体フィルム側に直進カット性を有する高価な延伸フィルムを使用せずに直進カット性を付与する。
【解決手段】ピロー包装袋において、合掌張シール部2の一部に易開封手段3を設け、この合掌張シール部2を倒して易開封手段3の上下部分を袋本体1の裏面にポイントシール4、5を行う。更に、合掌張シール部2の易開封手段3と対向する袋本体1の側端部にサイドシール6を行い、ここにVノッチ等の開封手段7を設ける。更に、開封手段7から易開封手段3を経由して反対側に到る直進カット性を付与した直進カット補助テープ8を挿入し、この直進カット補助テープ8の直進カット性を利用して袋本体1を一直線状に開封することができるように構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、合掌張シール部分を横断して横方向に一直線状に開封を行うことができる直進カット補助テープ付ピロー包装袋及びその製法に関する。
ピロー包装袋の場合、袋の背面の中央に合掌張シール部分が存在するため、袋を横方向から引き裂いて開封しようとしても、この合掌張シール部分で引き裂きが止ってしまい、全開封することはできない。
この問題を解決するため、本件出願人は、特許第4338175号において、合掌張シール部分を横断しながら横方向に一直線状に引き裂いて全開封できる手段を提供した。
しかし、この特許発明の場合、袋本体フィルムの構成自体に横方向の引き裂き性を有するフィルムの場合は問題ないが、この横方向直進カット性のないフィルムが使用されていると、サイドノッチから引き裂きを開始しても途中でその引き裂き方向が例えばボーイング現象の存在などにより定まらず、引き裂き目が奇麗にならないばかりか、合掌張シール部に設けた易開封手段から引き裂き目が外れてしまうと、合掌張シール部分で止ってしまい、全開封ができないという問題がある。
そこで、従来は袋本体フィルムに横方向に延伸加工を施したフィルムを使用しているが、このような延伸フィルムの場合、延伸加工を施さないフィルムに比較して高価になる。
また、延伸フィルムの場合であって、特に食品用等の場合、酸素不透過性や紫外線カット性に問題があり、食品の保存性を阻害することから、使用できるフィルムの材質構成は大きく制限されてしまう。
また、ジッパーテープを装着したピロー包装袋においても同様の問題があることから、本件出願人は特願2011−167215号において、ジッパーテープ自体に直進カット性を付与し、袋の開放をこのジッパーテープにかかる位置において行うというピロー包装袋を提案している。
しかし、この場合でも袋本体フィルム自体に直進カット性を付与したフィルムの場合ほど良好な直進カット性は得られない。
本発明は叙上の如き問題に鑑みて提供されるものであって、その目的は、袋本体フィルムには延伸のかからない安価なフィルムを使用することができると共にそれでも直進カット性に優れたピロー包装袋とその製法を提供することである。
上記目的を達成するため、請求項1に記載のピロー包装袋は、合掌張シール部分を袋の裏面においてその中央に位置させると共に前記合掌張シール部分の先端縁の一部に沿って易開封手段を設け、かつ
前記合掌張シール部分を一方に倒して袋の外面フィルムに全面もしくは、前記易開封手段を間においてその上下又は前記易開封手段を含めて部分的にポイントシールを行い、かつ
前記合掌張シール部分が倒された方向の袋の側端に袋の表と裏を溶着したサイドシール部を形成し、このサイドシール部に前記合掌張シール部に形成した易開封手段に向けて切り裂き手段を設けると共に
前記合掌張シールの先端縁に沿って設けた易開封手段と袋の側端縁に形成したヒートシール部が位置する袋内に直線カット補助テープをヒートシールした構成の直線カット補助テープ付ピロー包装袋であって、
前記直線カット補助テープのヒートシール部には、このヒートシール領域に袋本体を横断する方向に帯状のヒートシール部と未シール部を交互に形成し、未シール部は前記引裂き手段から合掌張シール部の易開封手段を経由して前記引裂き手段の反対側の袋の端に到達するように形成されていること、を特徴とするものである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のピロー包装袋において、前記直線カット補助テープのヒートシール部と未シール部には、断面波形を形成し、この波形により直進カット性が付与されていること、を特徴とするものである。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のピロー包装袋において、波形は、断面円弧状又は凹凸状の繰り返しから成ること、を特徴とするものである。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1に記載のピロー包装袋において、前記直線カット補助テープに形成したヒートシール部分には前記引裂き手段から前記易開封手段を経由して袋の端に向かう切り裂き誘導谷部を形成することにより、直進カット性が付与されていること、を特徴とするものである。
また、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のピロー包装袋において、谷条は、断面曲面又は凹面からなること、を特徴とするものである。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれかに記載のピロー包装袋において、直線カット補助テープには、ピロー包装袋の内巾に相当するピッチの両端もしくは、前記合掌張シール部が倒された方向の袋の側端に形成された袋の表と裏を溶着したヒートシール部分に相当する位置に、あらかじめポイントシールを施してなること、を特徴とするものである。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6のいずれかに記載のピロー包装袋において、前記直線カット補助テープには、直線カット性のあるポリエステルフィルム又はナイロンフィルム又は一軸延伸フィルムが用いることにより、直進カット性が付与されていること、を特徴とするものである。
また、請求項8に記載の発明は、請求項1に記載のピロー包装袋において、前記直線カット補助テープには、直線カット補助テープの長手方向に連続的又は断続的に設けられたミシン目又はレーザー刃又はレーザービームにより加工されたカットラインにより直進カット性が付与されていること、を特徴とするものである。
また、請求項9に記載の発明は、請求項1〜8のいずれか1項に記載のピロー包装袋において、前記直線カット補助テープの挿入位置より袋内側にはジッパーテープが挿入されていること、を特徴とするものである。
また、請求項10に記載のピロー包装袋の製法は、
a.ピロー包装袋を製造するための原反フィルムをロールから繰り出し、この繰り出した原反フィルムの中央に袋の内巾にカットされ、かつ直進カット性が付与された直進カット補助テープを仮り止めする、
b.前記原反フィルムの両端を引き寄せて合掌張シールを行うことにより原反フィルムを円筒状に形成する、
c.前記合掌張シール部の端縁の一部に易開封手段を設けたのち、合掌張シール部を倒して前記易開封手段の上下部又はこの上下部に併せて易開封手段部分を含めてポイントシールを行う、
d.前記直進カット補助テープを袋本体の内面において表と裏フィルムにそれぞれヒートシールする、
e.前記易開封手段と対向する側端の表と裏フィルムの一部をサイドシールしてここに切り裂き手段を設ける、
f.前記直進カット補助テープを挿入した位置の上部を横一直線状にトップシールする、
g.前記トップシールの外側を横一直線状にカットしてこのカットした部分を開放し、ここを内容物の充填口とすること、
を特徴とするものである
また、請求項11に記載の発明は、請求項11に記載のピロー包装袋の製法において、前記直進カット補助テープより袋内側にジッパーテープを挿入し、このジッパーテープを袋本体フィルムの内面にそれぞれヒートシールを行うことにより、ジッパーテープを袋の口内に装着すること、を特徴とするものである。
また、請求項12に記載の発明は、請求項10に記載のピロー包装袋の製法において、前記c.工程のポイントシールを行う工程前に前記d.工程の直進カット補助テープを袋本体の内面にそれぞれヒートシールすること、を特徴とするものである。
本発明は以上のように、ピロー包装袋において、直進カット補助テープをその開封位置に挿入し、この直進カット補助テープに付与した直進性又は直進カット補助テープにおけるヒートシール部の直線状未シール部又は凹凸形状又は波形形状を利用して袋本体を直線的にカットすることができるように構成したことにより、袋本体フィルムに高価な延伸フィルムを用いなくても横一直線状に奇麗に引き裂いて開封できる。
また、請求項10、11、12に記載の発明によると、直進カット補助フィルム付ピロー包装袋を効率良く生産することができる。
本発明に係る直進カット補助テープを挿入したピロー包装袋を示すもので、(A)は裏面図、(B)は正面図、(C)は断面図 直進カット補助テープを示すもので、(A)は帯状シール用のヒートシールバーの説明図、(B)は帯状ヒートシールラインと未ヒートシールラインの説明図、(C)は袋本体フィルムに直進カット補助テープを取り付けた状態の説明図 実施例2の説明図であって、(A)はヒートシールバーの説明図、(B)は直進カット補助テープの説明図、(C)は袋本体フィルムに直進カット補助テープを取り付けた状態の説明図 実施例3の説明図であって、(A)はヒートシールバーの説明図、(B)は直進カット補助テープの説明図、(C)は袋本体フィルムに直進カット補助テープを取り付けた状態の説明図 実施例4の説明図であって、(A)はヒートシールバーの説明図、(B)は直進カット補助テープの説明図、(C)は袋本体フィルムに直進カット補助テープを取り付けた状態の説明図 実施例5の説明図であって、(A)はヒートシールバーの説明図、(B)は直進カット補助テープの説明図、(C)は袋本体フィルムに直進カット補助テープを取り付けた状態の説明図 直進カット補助テープを2つ折りに形成した実施例であって、(A)はこの2つ折りの補助テープを挿入したピロー包装袋の背面図、(B)は正面図、(C)は断面図 実施例6の直進カット補助テープを挿入したピロー包装袋の製造法の説明図 2枚のテープを用いた直進カット補助テープの説明図 1枚の原反フィルムを中央でカットして2枚のテープに加工した直進カット補助テープの説明図 1枚の原反フィルムを2つ折りにした直進カット補助テープの説明図
本発明は、袋側に延伸のかけていないフィルムが使用されていない場合でも常に一直線状にカットして開封できるピロー包装袋とその製法に関するもので、先ずピロー包装袋の実施例1を図1(A)〜(C)に基づいて詳細に説明する。
符号の1は、袋本体、2は合掌張シール部、3はこの合掌張シール部2において、その先端縁の一部に形成された易開封手段(傷痕、Vノッチ、Iノッチ等)、4、5は合掌張シール部2を倒して袋本体1の裏面に対し、前記易開封手段3を間においてヒートシールしたポイントシールである。なお。このポイントシール4、5と共に易開封手段3の部分も併せてヒートシールしても良い。実施例1において、前記ポイントシール4、5部分はホットメルトが用いられているが、これ以外の接着材の使用でも良く、あるいは直接ヒートシールできるフィルムの場合はホットメルトなどの接着材を用いないでヒートシールしても良い。
6は、合掌張シール部2がたおされた方向であって前記易開封手段3と対向する位置において、袋本体1の表と裏フィルムをヒートシールして形成した開封ノッチ形成部としてのサイドシール部であって、このサイドシール部6には、易開封手段3方向に向けてV又はIノッチあるいは傷跡等の開封手段7(切り裂き手段)が設けられている。
8は、前記開封手段7から易開封手段3を経由して袋本体1の反対側まで横一直線に挿入(ヒートシール)された直進カット補助テープであって、この直進カット補助テープ8が袋本体1の内面にヒートシールされた形態は、図1(A)〜(C)に示す様に帯状ヒートシール部9と未シール部10が交互に設けられた形態であって、本実施例1において帯状ヒートシール部9は等間隔で4列形成され、未シール部10は前記帯状ヒートシール部9でセパレートされて3列に形成されている。
上記構成のピロー包装袋に内容物を入れ、ボトムシール11aを行って包装された袋は、開封手段7から引き裂きを開始すると、引き裂き目(カットライン)は、直進カット補助テープ8に形成された未シール部10内を進行し、合掌張シール部2では易開封手段3から引き裂き目が進入し、この合掌張シール部2を横断し、やがて袋本体1の端に至り、全開封することができる。
図2において、(A)は、帯状ヒートシール部9と未シール部10を形成するシールバー12を示し、このシールバー12の一方のシール面には帯状シール部9形成用の凸条シールリブ13が形成され、このリブ13間には未シール部10形成用の凹部14が形成されていて、このシールバー12を使用することにより、直進カット補助テープ8には図2(C)に示すように袋本体1の内面にヒートシールされたとき、直進カット領域として帯状のヒートシール部10が形成される。
以上に説明した本発明に係るピロー包装袋について、それぞれのフィルム構成等の仕様の一例を次に説明する。
(1)袋本体フィルム構成
OPP#25/印刷/接着剤/CPP#30
OPP:フタムラ化学株式会社製 FOR−AQ
印刷インキ:東洋インキ株式会社製 ファインスター
接着剤:東洋モートン株式会社製 ドライラミネート用接着剤 TM314
CPP#30:フタムラ化学株式会社製 FHK2
(2)直進カット補助テープの構成
一軸延伸PPフィルム
CPP#40/接着剤/一軸延伸PP#25/接着剤/CPP#40
CPP#40:フタムラ化学株式会社製 FHK2
接着剤:東洋モートン株式会社製 ドライラミネート用接着剤 TM250
一軸延伸PP#25:フタムラ化学株式会社製 MCMD−AS−2
接着剤:東洋モートン株式会社製 ドライラミネート用接着剤 TM250
CPP#40:フタムラ化学株式会社製 FHK―L
本実施例2は、図3(A)〜(C)に示すように直進カット補助テープ8を袋本体1にヒートシールする際に、シールバー12のシール面を波形に形成し、帯状ヒートシール部9と未ヒートシール部10を形成する際に同時に波形を形成し、この波形で直進カット性がより強化される。
本実施例3は、図4(A)に示すようにヒートシールバー12を波状の重ね合せた形状とした実施例である。この形状のシールバー12がフィルム全面に接触することにより全面シールとなる。この時シールバー12が波形形状のため、ヒートシールされたフィルムの断面は図4(C)に示すように立体的な波形となり、ヒートシール面に開封方向の山谷が形成されて、この山谷により直進カット性が付与されている。
本実施例4は、図5(A)に示すように、シールバー12のヒートシール部13、14が互いにずれた形状となっていることにより、図5(C)に示すようにヒートシール面には凹凸と帯状シール部9と未シール部10が形成され、この凹凸により未シール部10の直進カット性がより強化される。
本実施例5は、図6に示すようにヒートシールバー12のシール面は噛み合うように凹凸状に形成されたシール部13、14が形成され、図6(C)に示すような凹凸形状シール面となり、直進カット補助テープ8のヒートシール面には凹凸が形成され、この凹凸で直進カット性が付与されている。
本実施例6は、図7(A)に示すように直進カット補助テープ8を2枚に分けるのではなく、1枚のテープを逆U字状の2つ折りに形成した例であって、袋本体1に対するシール方法は、実施例1〜5のいずれかから選択される。
以上の実施例1〜6は、直進カット補助テープ8と袋本体1側とのヒートシール形態及び形状で直進カット性を直進カット補助テープ8に付与しているが、直進カット補助テープ8に軸延伸加工を施すことにより、この延伸の作用で直進カット性が付与されていれば、実施例1〜6の直進カット性付与手段が不要となることは勿論である。
本実施例7は、直進カット補助テープ8を挿入したピロー包装袋の製法に関するもので、図8に示すように、ロール状に巻かれた原反20を途中で二つ折り(半折り)に形成したのち、袋本体1の内幅にカットすることにより、直進カット補助テープ8を形成し、これを袋本体1の原反フィルム21の中央に仮り止めしたのち、原反フィルム21の両端を引き寄せて合掌張シールを行うことにより円筒状に形成する。
次に、合掌張シール部2の先端縁の一部に易開封手段3を設け、次に合掌張シール部2を倒して易開封手段3の上下部分を袋本体1の裏面にポイントシール4、5を行うと共に直進カット補助テープ8を袋本体1の内面にヒートシールする。
この直進カット補助テープ8のヒートシールは、袋本体1の内面と直進カット補助テープ8の外面間の融点より、直進カット補助テープ8同士の融点を、例えば10℃以上に設定しておくことにより、袋本体1の表と裏側からヒートシールバーを当てることにより、直進カット補助テープ8を袋本体1の内面にそれぞれヒートシールすることが可能である。
なお、前記ポイントシール4、5と直進カット補助テープ8をヒートシールする工程は、どちらが先になっても良い。
次に、易開封手段3と対向する袋本体1の端において表と裏フィルムをヒートシールしてサイドシール部6を形成し、ここにV又はI又は傷痕からなる開封手段7を設ける。
次にトップシール11を行い、このトップシール11の直近の上に沿ってカット22を行うことにより、図1(A)〜(C)のピロー包装袋を製造する。
本実施例8は、直進カット補助テープ8の形成手段を示すもので、図8(A)は2枚のテープを重ねて直進カット補助テープ8に用いる場合、(B)は1枚の原反フィルム20を中央にスリット23を入れながら2枚のテープに形成する場合、(C)は一枚の原反フィルム20を半折りしながら図7(C)に示すような直進カット補助テープ8を形成する例である。
1 袋本体
2 合掌張シール部
3 易開封手段
4 ポイントシール
5 ポイントシール
6 サイドシール
7 開封手段
8 直進カット補助テープ
9 帯状ヒートシール部
10 未シール部

Claims (12)

  1. 合掌張シール部分を袋の裏面においてその中央に位置させると共に前記合掌張シール部分の先端縁の一部に沿って易開封手段を設け、かつ
    前記合掌張シール部分を一方に倒して袋の外面フィルムに全面もしくは、前記易開封手段を間においてその上下又は前記易開封手段を含めて部分的にポイントシールを行い、かつ
    前記合掌張シール部分が倒された方向の袋の側端に袋の表と裏を溶着したサイドシール部を形成し、このサイドシール部に前記合掌張シール部に形成した易開封手段に向けて切り裂き手段を設けると共に
    前記合掌張シールの先端縁に沿って設けた易開封手段と袋の側端縁に形成したヒートシール部が位置する袋内に直線カット補助テープをヒートシールした構成の直線カット補助テープ付ピロー包装袋であって、
    前記直線カット補助テープのヒートシール部には、このヒートシール領域に袋本体を横断する方向に帯状のヒートシール部と未シール部を交互に形成し、未シール部は前記引裂き手段から合掌張シール部の易開封手段を経由して前記引裂き手段の反対側の袋の端に到達するように形成されていること、を特徴とする直線カット補助テープ付ピロー包装袋。
  2. 前記直線カット補助テープのヒートシール部と未シール部には、断面波形を形成し、この波形により直進カット性が付与されていること、を特徴とする請求項1に記載の直線カット補助テープ付ピロー包装袋。
  3. 前記波形は、断面円弧状又は凹凸状から成ること、を特徴とする請求項2に記載の直線カット補助テープ付ピロー包装袋。
  4. 前記直線カット補助テープに形成したヒートシール部分には前記引裂き手段から前記易開封手段を経由して袋の端に向かう切り裂き誘導谷部を形成することにより、直進カット性が付与されていること、を特徴とする請求項1に記載の直線カット補助テープ付ピロー包装袋。
  5. 前記谷条は、断面曲面又は凹面からなること、を特徴とする請求項4に記載の直線カット補助テープ付ピロー包装袋。
  6. 前記直線カット補助テープには、ピロー包装袋の内巾に相当するピッチの両端もしくは前記合掌張シール部が倒された方向の袋の側端に形成された袋の表と裏を溶着したヒートシール部分に相当する位置にあらかじめポイントシールが施されていること、を特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の直線カット補助テープ付ピロー包装袋。
  7. 前記直線カット補助テープには、直線カット性のあるポリエステルフィルム又はナイロンフィルム又は一軸延伸フィルムが用いることにより、直進カット性が付与されていること、を特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の直線カット補助テープ付ピロー包装袋。
  8. 前記直線カット補助テープには、直線カット補助テープの長手方向に連続的又は断続的に設けられたミシン目又はレーザー刃又はレーザービームにより加工されたカットラインにより直進カット性が付与されていること、を特徴とする請求項1に記載の直線カット補助テープ付ピロー包装袋。
  9. 前記直進カット補助テープの挿入位置より袋内側には、ジッパーテープが取り付けられること、を特徴とする請求項1及至8のいずれか1項に記載の直進カット補助テープ付ピロー包装袋。
  10. a.ピロー包装袋を製造するための原反フィルムをロールから繰り出し、この繰り出した原反フィルムの中央に袋の内巾にカットされ、かつ直進カット性が付与された直進カット補助テープを仮り止めする、
    b.前記原反フィルムの両端を引き寄せて合掌張シールを行うことにより原反フィルムを円筒状に形成する、
    c.前記合掌張シール部の端縁の一部に易開封手段を設けたのち、合掌張シール部を倒して前記易開封手段の上下部又はこの上下部に併せて易開封手段部分を含めてポイントシールを行う、
    d.前記直進カット補助テープを袋本体の内面において表と裏フィルムにそれぞれヒートシールする、
    e.前記易開封手段と対向する側端の表と裏フィルムの一部をサイドシールしてここに切り裂き手段を設ける、
    f.前記直進カット補助テープを挿入した位置の上部を横一直線状にトップシールする、
    g.前記トップシールの外側を横一直線状にカットしてこのカットした部分を開放し、ここを内容物の充填口とする、
    h.ことを特徴とする直進カット補助テープ付ピロー包装袋の製法。
  11. 前記直進カット補助テープより袋内側にジッパーテープを挿入し、このジッパーテープを袋本体フィルムの内面にそれぞれヒートシールを行うことにより、ジッパーテープを袋の口内に取り付ける、ことを特徴とする請求項10に記載の直進カット補助テープ付ピロー包装袋の製法。
  12. 前記c.工程のポイントシールを行う工程前に前記d.工程の直進カット補助テープを袋本体の内側にヒートシールする、ことを特徴とする請求項11に記載の直進カット補助テープ付ピロー包装袋の製法。
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