JP2014091488A - 車両の膝衝突保護構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の前面衝突時に、乗員の体格に応じて乗員の膝部を適切に保護することができるようにした、車両の膝衝突保護構造を提供する。
【解決手段】インストルメントパネルの下部に設けられ、収納部31と収納部31の車室側に立設されインストルメントパネルの一部を構成するパネル部32とを有するグローブボックス1と、グローブボックス1のパネル部32よりも車両前方かつ収納部32よりも上方に設けられ、車幅方向に延在する軸部材6と、を備える。グローブボックス1は、グローブボックス1に対向する座席に着座する乗員の膝部がパネル部32の軸部材6よりも下方の部分に衝突したときに、軸部材6を中心に回転するように設けられる。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両の前面衝突時に、乗員の膝部を保護する車両の膝衝突保護構造に関する。
従来より、車両の運転席や助手席の前面において、乗員の膝部に対向する位置に衝撃吸収部材(ニーアブソーバやニープロテクタ等)を設けることで、車両の前面衝突時に乗員の二次衝突による膝荷重を吸収又は低減し、膝部を保護する衝突保護構造が知られている。このような乗員の膝部を保護する衝撃吸収部材は、車両の前面衝突時に乗員の膝部が当接する位置に設けられることが望ましいが、一般的な車両では、乗員の前面にはインストルメントパネル(以下、インパネという)が設けられるため、必ずしも所望の位置に配置することができない場合がある。特に、助手席に対向するインパネの下部には、グローブボックスが配置されるため、衝撃吸収部材の配置位置の制約が強い。
これに対して、例えば特許文献1には、グローブボックスの車室内側のパネルの背面側に、車幅方向で乗員の膝位置よりも外側に前後方向に延びる二本の支持部材が設けられた乗員保護装置が開示されている。このような構造によれば、車両の前面衝突時に乗員の膝部がパネルに衝突し、パネルに膝荷重が加わると、パネルの中央部が車両前方に張り出すように湾曲変形する。このとき、パネルが支持部材を支点として湾曲変形するため、乗員の体格にかかわらずパネルに作用した膝荷重を吸収することができ、乗員の膝部を保護することができるとされている。また、パネルには衝撃吸収用のインサートパネルが付設されており、衝撃吸収用のインサートパネルが変形することによっても膝荷重を吸収できるとされている。
特開2004−203237号公報
しかしながら、上記の特許文献1の技術では、グローブボックスのパネル(インサートパネルを含む)が変形することで膝荷重を吸収するものであるため、乗員の膝部の前後方向の変位量が大きくなる可能性がある。また、この技術では、パネル全体で乗員の膝荷重を受けるため、乗員の体格にかかわらず膝荷重を吸収することができるものの、実際には乗員の体格が異なる場合に同じように乗員の膝部を保護したのでは、体格の小さい乗員の膝部に大きな負担がかかるおそれが生じうる。
本件の目的の一つは、上記のような課題に鑑み創案されたもので、車両の前面衝突時に、乗員の体格に応じて乗員の膝部を適切に保護することができるようにした、車両の膝衝突保護構造を提供することである。
なお、この目的に限らず、後述する発明を実施するための形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本件の他の目的として位置づけることができる。
(1)ここで開示する車両の膝衝突保護構造は、インストルメントパネルの下部に設けられ、収納部と該収納部の車室側に立設され前記インストルメントパネルの一部を構成するパネル部とを有するグローブボックスと、前記グローブボックスの前記パネル部よりも車両前方かつ前記収納部よりも上方に設けられ、車幅方向に延在する軸部材と、を備える。また、前記グローブボックスは、前記グローブボックスに対向する座席に着座する乗員の膝部が前記パネル部の前記軸部材よりも下方の部分に衝突したときに、前記軸部材を中心に回転するように設けられることを特徴としている。つまり、前記グローブボックスは、前記車両の前面衝突時に乗員の二次衝突による膝荷重が前記パネル部の前記軸部材よりも下方の部分に作用したときに、前記軸部材を中心に回転する。
(2)また、前記インストルメントパネルよりも車両前方に設けられ、車幅方向に延在するデッキクロスパイプと、前記収納部の上方に配設され、一端部が前記デッキクロスパイプに接続され他端部が前記一端部よりも車両後方に設けられた左右一対のニープロテクタと、を備えることが好ましい。このとき、前記軸部材が、前記一対のニープロテクタの他端部同士を連結する連結シャフトであることが好ましい。
(3)また、前記グローブボックスは、前記インストルメントパネルと別体化され、前記インストルメントパネルの下部に固定されることが好ましい。
(4)また、前記グローブボックスは、前記収納部及び前記パネル部を含む下段部と、該下段部が回動可能に嵌め込まれる枠体を含む上段部とが組み合わされて構成されることが好ましい。また、前記上段部は、前記枠体の底部に車幅方向に延設された回動軸を有し、前記下段部は前記回動軸を中心として回動可能に設けられることが好ましい。なお、前記回動軸は、前記軸部材と略平行に設けられ、前記軸部材よりも下方に位置する。
(5)このとき、前記上段部は、前記下段部と組み合わされた状態で前記収納部の上方に位置し、車両後方に向かって凹状に形成された溝部を有することが好ましく、さらにこのとき、前記軸部材は、前記溝部に挿通されることが好ましい。
開示の車両の膝衝突保護構造によれば、車両の前面衝突時にグローブボックスに対向する座席に着座する乗員の膝部がパネル部の軸部材よりも下方の部分に衝突したときに、グローブボックスが軸部材を中心に回転するため、体格が小さく膝部の位置が低い乗員の場合は、グローブボックスの回転により膝荷重を低減させることができる。一方、体格が大きく膝部の位置が高い乗員の場合は、グローブボックスは回転せずに潰れることで膝荷重を吸収することができる。これにより、車両の前面衝突時に、グローブボックスに対向する座席に着座した乗員の体格に応じて乗員の膝部を適切に保護することができる。
一実施形態に係る車両の膝衝突保護構造が適用された車両の車体右側前部の構造を分解して示す車両後方から見た正面図である。 一実施形態に係る車両の膝衝突保護構造を示す分解斜視図である。 一実施形態に係る車両の膝衝突保護構造の断面図である。 一実施形態に係る車両の膝衝突保護構造に用いられるグローブボックスを背面から見た斜視図である。 車両の前面衝突時の作用を説明するための図であり、(a)は乗員の体格が小さい場合を示し、(b)は乗員の体格が大きい場合を示す。
図面を参照して車両の膝衝突保護構造について説明する。なお、以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、以下の実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。本実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができるとともに、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせることが可能である。
以下の説明では、車両の進行方向を前方、逆側を後方とし、前方を基準に左右を定める。また、重力の方向を下方とし、その逆を上方として説明する。なおここでは、左ハンドル車の場合を例示するが、右ハンドル車の場合も同様の構造(面対称)となる。
[1.全体構造]
図1は、本実施形態に係る車両の膝衝突保護構造を備えた車両の右側の前部構造を分解して示す車両後方から見た正面図であり、図2は本膝衝突保護構造の分解斜視図であり、図3は本膝衝突保護構造の断面図であり、図4は本膝衝突保護構造に用いられるグローブボックスを背面側(車両前方側)から見た斜視図である。なお、図3ではインストルメントパネル7を省略している。
図1に示すように、車両の車室前面には、インストルメントパネル7(以下、インパネ7という)が略全車幅に亘って設けられる。インパネ7には、孔部7aや窪み部7b等が形成されている。この孔部7aには、例えば図示しないオーディオ操作部やエアコン操作部等が装備される。また、インパネ7の右側の下部に形成された窪み部7bには、グローブボックス1が装備される。
グローブボックス1は、助手席の座席前方に設けられた収納機構であり、ここでは図2に示すように、インパネ7に固定される上段部2と、上段部2に対して回動可能に支持される下段部3の二つの部品が組み合わされて構成される。下段部3は、上方が開口した箱状の第一収納部(収納部)31と、第一収納部31の車室側(車両後方)に設けられ、インパネ7の車幅方向に延設される面の一部を構成する下パネル部(パネル部)32とを有する。
第一収納部31は、互いに離隔し、対向して立設された二つの側面部31aと、二つの側面部31aの各前端部に架設されるとともに立設された背面部31bと、下パネル部32の下部とによって囲まれた収納空間を有する。側面部31aは、側面視で略三角形状に形成されており、車幅方向外側の面の上端部には外方に突出した突起部31cが形成されている。また、第一収納部31の下端部の外側の部分には、後述する回動軸20に係合する係合部(図示略)が設けられる。
下パネル部32は、上部が下部よりも後方に位置するように傾斜して設けられる。言い換えると、下パネル部32が車両後方に向かってせり上がった姿勢となるように第一収納部31の後方に設けられる。また、下パネル部32は、第一収納部31の上端部よりも上方まで延設されている。なお、下パネル部32の助手席に対向する面(後面)には、乗員の操作によって下段部3を開閉するためのグリップ33が設けられる。
上段部2は、下段部3が上段部2に対して回動するときの中心軸となる回動軸20と、下段部3が回動可能に嵌め込まれる枠体21と、枠体21の上方に設けられ、インパネ7の車幅方向に延設される面の一部を構成する上パネル部22と、下段部3が組み合わされ第一収納部31が閉じられた状態のときに第一収納部31の上方の開口を覆う収納蓋部23とを有する。
枠体21は、互いに離隔し、対向して立設された二つの側部21aと、二つの側部21aの下端部の間に略水平に延設された底部21bと、底部21bの車両前縁に立設された背部21cとを有する。二つの側部21aには、前後方向に延びる長孔部21dが形成されている。底部21bの車室側の端部には、車幅方向に延設された回動軸20が設けられる。この回動軸20に上記の係合部が係合されることで、下段部3が上段部2に対して回動自在に支持され、下端部を基準に下段部3の上部が前後方向に開閉可能となる。
左側の側部21aは、上下方向に延びる後端部が左方向に屈曲形成され、右側の側部21aは、上下方向に延びる後端部が右方向に屈曲形成されている。これら屈曲形成された部分は、上段部2と下段部3とが組み合わされたときに、下パネル部32と同一面を形成する。なお、図1及び図4に示すように、右側の側部21aの車幅方向外側には、この側部21aと離隔してインパネ7の右側面の一部を構成する平板状の右パネル部28が設けられる。右パネル部28は、右側の側部21a及び上パネル部22の右端部の後方に設けられ、枠体21の右側の側部21aとの間に隙間が形成される。右パネル部28は、上下方向に延びる前端部28aが車幅方向外側に屈曲形成されている。
下段部3の第一収納部31は、突起部31cが枠体21の長孔部21dから外方へ突出するように枠体21内に嵌合される。これにより、下段部3が開放されたときに突起部31cが長孔部21dの後端部に引っ掛かり、下段部3の前後方向の回動が停止される。言い換えると、下段部3は、突起部31cが長孔部21dの後端部に引っ掛かるまでは長孔部21dの前後方向にスライド可能であり、第一収納部31の奥行き(前後方向長さ)を大きく確保することができる。
グローブボックス1は、図4に示すように、上パネル部22の上端部及び右パネル部28の前端部28aの各背面側にクリップ固定部29が設けられ、枠体21の背部21c及び左側の側部21aの各背面側にスクリュ固定部27が設けられる。クリップ固定部29は、グローブボックス1がインパネ7に対してクリップにより固定される部分であり、スクリュ固定部27は、グローブボックス1がインパネ7に対して螺子により固定される部分である。
これらクリップ固定部29及びスクリュ固定部27によって、グローブボックス1はインパネ7の窪み部7bに固定される。つまり、グローブボックス1は、インパネ7とは別体化され(モジュール化され)、インパネ7の下部に取り付けられる。なお、クリップ固定部29は、スクリュ固定部27よりもグローブボックス1をインパネ7から取り外しやすくなっている。
インパネ7の前方側には、図示しない左右のフロントピラーに架設されたデッキクロスパイプ4が設けられる。デッキクロスパイプ4は、車両の車体前部において、左右方向(車幅方向ともいう)に略水平に延在された高剛性のパイプ部材である。デッキクロスパイプ4には、インパネ7やステアリング装置(図示略)等の様々な部品が取り付けられる。
[2.膝衝突保護構造]
次に、本膝衝突保護構造について説明する。本膝衝突保護構造は、インパネ7の助手席に対向する部分に設けられ、車両の前面衝突時に助手席に着座する乗員の体格に応じて適切に膝部を保護するものである。車両が前面衝突すると、車室内の乗員には前方への慣性力が作用するため、インパネ7や前席のシートバック等に衝突する二次衝突が発生する。本膝衝突保護構造は、助手席に着座する乗員の二次衝突による膝荷重を低減又は吸収しうる。
図1〜図3に示すように、デッキクロスパイプ4の助手席に対向する部分には、左右一対のニープロテクタ5が互いに離隔して接続される。なお、図3は、枠体21の右側の側部21aと右パネル部28との間の隙間で切断した断面図である。ニープロテクタ5は、車両の前面衝突時に乗員の膝部を受けとめて、膝荷重を吸収する機能を有する高剛性の部材であり、ニーアブソーバとも呼ばれる。ニープロテクタ5は、図3に示すように、側面視で略くの字型に屈曲形成されている。ニープロテクタ5は、一端部5aがデッキクロスパイプ4の車室側の面に固定され、他端部5bは一端部5aよりも後方(車室側)且つ下方に設けられ、デッキクロスパイプ4に対して片持ち支持構造となっている。
右側のニープロテクタ5は、グローブボックス1の右側の側部21aと右パネル部28との間の隙間に配置され、左側のニープロテクタ5は、グローブボックス1の左側の側部21aよりも車幅方向内側(左側)に配置される。つまり、左右一対のニープロテクタ5は、グローブボックス1の車幅方向長さよりも長い距離だけ離隔して設けられ、前後方向においてグローブボックス1と干渉しない位置に配置される。また、ニープロテクタ5は、グローブボックス1の第一収納部31よりも上方に配置される。
一対のニープロテクタ5の他端部5b同士は、連結シャフト(軸部材)6によって連結されている。連結シャフト6は、デッキクロスパイプ4の車室側に左右方向に略水平に延在された高剛性の棒状の部材である。連結シャフト6に加わった力は、連結シャフト6の両端部からニープロテクタ5に伝達され、ニープロテクタ5が変形することで吸収されるとともにデッキクロスパイプ4に伝達される。
グローブボックス1の上段部2は、図2〜図4に示すように、収納蓋部23の上面よりも上方に離隔して、上パネル部22から前方(背面側)へ膨出して形成された第二収納部24を有する。第二収納部24は、枠体21の左側の側部21aから右側の側部21aに亘って延設され、側面視で枠体21の背部21cよりも前方まで膨出した形状となっており、内部に空間を有する。
つまり、グローブボックス1は、下段部3に形成された第一収納部31と、上段部2に形成された第二収納部24の二つの収納空間を有する。第一収納部31は、収納空間が大きく、乗員が車両の簡単な整備を行うためのタオルや曇り止めスプレー等の小物を収納しておくことが可能である。第二収納部24は、収納空間の上下方向長さが短いため、例えば車検証や道路地図等の比較的厚さの薄い物を収納しておくことが可能である。
第二収納部24は、その下面部(底面部)の車室側の端部が、その下面部の高さでの側部21aの車室側の端部よりも前方に位置し、下方に向かって湾曲形成されている。この湾曲形成された部分(以下、湾曲部25という)は、収納蓋部23の後端部へと連続している。言い換えると、第二収納部24の下面部の車室側端部と収納蓋部23の車室側端部とは、湾曲部25を挟んで上下に並んで設けられている。
これにより、収納蓋部23と第二収納部24との間には、車両前方が開口し、車室側に向かって凹状の溝部26が形成される。溝部26は、側面視で横向きのU字型をなし、枠体21の左側の側部21aから右側の側部21aに亘って形成される。溝部26の底部は、上記した湾曲部25に対応する。溝部26は、下段部3の第一収納部31よりも上方に位置し、第二収納部24よりも下方に位置する。言い換えると、溝部26は、第一収納部31と第二収納部24との間の空間に対応する。
この溝部26には、図3に示すように、車幅方向に延在する連結シャフト6が挿通される。連結シャフト6は、溝部26の底部(湾曲部25)及び対向する二面(収納蓋部23の上面及び第二収納部24の下面)に接触しない位置に配置されている。言い換えると、連結シャフト6は、グローブボックス1の上パネル部22及び下パネル部32よりも前方で枠体21の背部21cよりも後方に位置し、第一収納部31よりも上方で第二収納部24よりも下方に位置する。なお、連結シャフト6は、グローブボックス1の回動軸20よりも上方に配置される。つまり、本膝衝突保護構造は、グローブボックス1の収納空間を開閉するための回動軸20とは別に、この回動軸20の上方に回動軸20と略平行に配置された連結シャフト6が設けられる。
本膝衝突保護構造はこのように構成されているため、グローブボックス1は、下パネル部32の連結シャフト6よりも下方の部分に対して前方に向かう作用し、例えば連結シャフト6と湾曲部25とが接触した場合に、連結シャフト6を中心として下端部が前方に移動する方向に回転する。つまり、この場合の連結シャフト6は、グローブボックス1の回転時の軸部材として機能する。
このとき、グローブボックス1の上端部のクリップ固定部29は下パネル部32に作用した力によって外れるため、グローブボックス1全体が回転する。なお、この前方へ作用する力が増大した場合、グローブボックス1の背面側がインパネ7よりも前方に配設された他の部材(例えばデッキクロスパイプ4)と接触すると、グローブボックス1の回転が停止される。この場合は、グローブボックス1の第一収納部31の収納空間が潰れることで力を吸収する。
一方、下パネル部32の連結シャフト6よりも上方又は連結シャフト6と同等の高さの部分に対して前方に向かう力が作用した場合、グローブボックス1は回転せず、第一収納部31の収納空間が潰れることで力を吸収する。また、この場合はグローブボックス1だけでなく、連結シャフト6及び二つのニープロテクタ5によって前方からの力を受け止めて吸収することが可能である。さらに、ニープロテクタ5に伝達された力はデッキクロスパイプ4に伝わり吸収される。つまり、この場合の連結シャフト6は、力を吸収する吸収部材及び力を伝達する伝達部材として機能する。
[3.作用]
次に図5(a)及び(b)を用いて、車両の前面衝突時における膝衝突保護構造の動作を説明する。図5(a)は乗員の体格が小さい場合を示し、図5(b)は乗員の体格が大きい場合を示す。また、図5(a)及び(b)中の二点鎖線は衝突前の状態を示し、実線は衝突後の状態を示す。
まず、体格の小さい乗員が助手席に着座している場合を説明する。図5(a)中に二点鎖線で示すように、子供や女性のように小柄な乗員の場合、膝部8の位置は連結シャフト6よりも下方となり、グローブボックス1の下パネル部32の下部に対向する。この状態で車両が前面衝突すると、乗員は前方への慣性力によりインパネ7やグローブボックス1に二次衝突する。このとき、乗員の膝部8は、図5(a)中に実線で示すようにグローブボックス1の下パネル部32のうち、第一収納部31の高さ(比較的下部)に衝突する。つまり、乗員の二次衝突による膝荷重は、下パネル部32の連結シャフト6よりも下方の部分に作用する。
これにより、グローブボックス1は連結シャフト6を中心として白抜き矢印で示す方向へ回転するため、乗員の二次衝突による膝荷重は低減される。なお、この回転時にグローブボックス1の上端部のクリップ固定部29はインパネ7から外れるため、グローブボックス1の回転が妨げられることはない。さらに膝荷重が増大し、グローブボックス1の背面側が他の部材と接触するとグローブボックス1の回転は停止され、グローブボックス1の第一収納部31の収納空間が潰れ、下パネル部32が前方へ押し潰されることで膝荷重が吸収される。なお、グローブボックス1が潰れることで、膝部8の前方への移動が抑制される。また、連結シャフト6へ膝荷重が作用した場合は、ニープロテクタ5により膝荷重が吸収される。
つまり、本膝衝突保護構造は、乗員の体格が小さい場合は、グローブボックス1が回転することで膝荷重が低減されるとともに、グローブボックス1が潰れることで膝荷重が吸収される。これにより、乗員の膝部8が保護されるとともに、乗員の前方への移動が抑制される。
次に、体格の大きい乗員が助手席に着座している場合を説明する。図5(b)中に二点鎖線で示すように、大人の男性のように大柄な乗員の場合、膝部9の位置は連結シャフト6よりも上方か、連結シャフト6の高さと略同じ高さとなり、グローブボックス1の下パネル部32の上部に対向する。この状態で車両が前面衝突すると、乗員は前方への慣性力によりインパネ7やグローブボックス1に二次衝突する。このとき、乗員の膝部9は、図5(b)中に実線で示すようにグローブボックス1の下パネル部32のうち、溝部26や第二収納部24の高さ(比較的上部)に衝突する。
すなわち、乗員の二次衝突による膝荷重は、下パネル部32の連結シャフト6よりも上方又は連結シャフト6と同等の高さの部分に作用する。そのため、この場合は図中白矢印で示すように、グローブボックス1は回転せず、第一収納部31の収納空間が潰れることで膝荷重が吸収される。さらに、連結シャフト6によって膝荷重が受け止められ、この膝荷重が連結シャフト6の両端部からニープロテクタ5に伝達され、ニープロテクタ5の変形によって膝荷重が吸収される。さらに、ニープロテクタ5を介してデッキクロスパイプ4に伝達されて吸収される。
つまり、本膝衝突保護構造は、乗員の体格が大きい場合は、グローブボックス1が潰れることで膝荷重が吸収されるとともに、連結シャフト6によって膝荷重が受け止められ、ニープロテクタ5の変形及びデッキクロスパイプ4によって膝荷重が吸収される。これにより、乗員の膝部9が保護されるとともに、乗員の移動が抑制される。
[4.効果]
(1)したがって、本膝衝突保護構造によれば、車両の前面衝突時に乗員の二次衝突による膝荷重が下パネル部32の連結シャフト6よりも下方の部分に作用したときに、グローブボックス1が連結シャフト6を中心に回転するため、体格が小さく膝部8の位置が低い乗員の場合は、グローブボックス1の回転により膝荷重を低減させることができる。一方、体格が大きく膝部9の位置が高い乗員の場合は、グローブボックス1は回転せずに第一収納部31の収納空間が潰れることで膝荷重を吸収することができる。これにより、車両の前面衝突時に、グローブボックス1に対向する座席に着座した乗員の体格に応じて、乗員の膝部8,9を適切に保護することができる。
また、乗員の移動を抑制するシートベルトプリテンショナーを備えていない車両で場合であっても、本膝衝突保護構造によれば、グローブボックス1の下パネル部32で膝荷重を受けることで車両の前方衝突時における乗員の前方への移動を抑制することができる。
(2)また、一対のニープロテクタ5が第一収納部31の上方に配設され、一対のニープロテクタ5の他端部5b同士を連結する連結シャフト6がグローブボックス1の下パネル部32よりも前方かつ第一収納部31よりも上方に設けられているため、体格の大きい乗員の膝部9が下パネル部32に衝突したときに、この乗員の膝荷重を連結シャフト6及びニープロテクタ5で受けることができる。これにより、体格の大きい乗員の場合に、グローブボックス1が潰れただけでは吸収しきれない膝荷重を受け止めて吸収することができ、膝部9を適切に保護することができる。
また、連結シャフト6が、吸収部材及び伝達部材としての機能に加え、グローブボックス1の回転時の軸部材としての機能を兼用しているため、部品点数を低減することができ、スペース効率の向上及びコストの低減を図ることができる。
(3)また、グローブボックス1はインパネ7と別体化され、インパネ7の下部に固定されるため、乗員の二次衝突による膝荷重がグローブボックス1の比較的下部に作用したときに、グローブボックス1が連結シャフト6を中心として容易に回転することができる。これにより、乗員の体格が小さい場合に効果的に膝荷重を低減させることができる。
また、本実施形態ではグローブボックス1は、上端部がクリップ固定部29によってインパネ7に固定されているため、グローブボックス1の比較的下部に膝荷重が作用したときに、グローブボックス1の上端部がインパネ7から外れやすくなっている。そのため、膝荷重が作用したときのグローブボックス1の回転を妨げるようなことがなく、体格の小さい乗員の膝荷重を効果的に低減させることができる。
(4)また、グローブボックス1は、上段部2と下段部3とが組み合わされて構成されているため、グローブボックス1と連結シャフト6とをインパネ7に組み付けるときの組み付け性を向上させることができる。つまり、デッキクロスパイプ4に予め二つのニープロテクタ5と、これらを連結する連結シャフト6とを取り付けた状態で、インパネ7をデッキクロスパイプ4に固定する。そして、連結シャフト6をグローブボックス1の上段部2の溝部26に挿通させながら上段部2をインパネ7に固定し、最後に下段部3を上段部2に組み付けることができる。
また、グローブボックス1は、閉じた状態では下段部3の第一収納部31が上段部2の枠体21に嵌め込まれており、下段部3を枠体21に対して回動させることで開閉が可能である。このとき、下段部3は、第一収納部31の側面部31aに設けられた突起部31cが、枠体21の側部21aに形成された長孔部21dの後端部に引っ掛かるまでは長孔部21dの前後方向にスライドすることができる。これにより、第一収納部31の奥行き(前後方向長さ)を大きく確保することができ、グローブボックス1の収納能力を高めることができる。
(5)また、連結シャフト6がグローブボックス1の上段部2に形成された溝部26に挿通されるため、グローブボックス1の収納能力を低下させることなく、膝荷重が作用したときのグローブボックス1の回転性を高めることができる。
さらに本実施形態では、溝部26を形成するための第二収納部24が設けられているため、グローブボックス1の収納能力をより高めることができる。
[5.その他]
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
上記実施形態では、デッキクロスパイプ4に接続された二つのニープロテクタ5と、これらを連結する連結シャフト6とが設けられ、連結シャフト6がグローブボックス1の回転時の軸部材としての機能も有する場合を説明したが、グローブボックス1が回転するための軸部材が連結シャフト6とは別体で設けられていてもよい。
また、グローブボックス1に軸部材を挿通するための溝部26が形成される代わりに、グローブボックス1と軸部材とを一体で設け、軸受を介して軸部材を車体に固定するような構造にしてもよい。つまり、グローブボックス1の下部に乗員の膝荷重が加わったときにグローブボックス1が回転する構造であればよく、上記した実施形態の形状に限られない。
また、グローブボックス1がインパネ7と別体化(モジュール化)されていなくてもよく、例えば車両の前面衝突時にグローブボックス1がインパネ7から容易に外れ、回転し得る機構が適用されていればよい。
また、グローブボックス1は、上段部2と下段部3とが組み合わされて構成されるものでなくてもよい。
また、例えばグローブボックス1の形状や材質を工夫して、体格の大きな乗員の膝荷重をグローブボックス1で吸収することができるようにすることで、ニープロテクタ5や連結シャフト6を省略し得る。
1 グローブボックス
2 上段部
20 回動軸
21 枠体
22 上パネル部
23 収納蓋部
24 第二収納部
26 溝部
3 下段部
31 第一収納部(収納部)
32 下パネル部(パネル部)
4 デッキクロスパイプ
5 ニープロテクタ
6 連結シャフト(軸部材)
7 インパネ(インストルメントパネル)
8 体格の小さい乗員の膝部
9 体格の大きい乗員の膝部

Claims (5)

  1. インストルメントパネルの下部に設けられ、収納部と該収納部の車室側に立設され前記インストルメントパネルの一部を構成するパネル部とを有するグローブボックスと、
    前記グローブボックスの前記パネル部よりも車両前方かつ前記収納部よりも上方に設けられ、車幅方向に延在する軸部材と、を備え、
    前記グローブボックスは、前記グローブボックスに対向する座席に着座する乗員の膝部が前記パネル部の前記軸部材よりも下方の部分に衝突したときに、前記軸部材を中心に回転するように設けられる
    ことを特徴とする、車両の膝衝突保護構造。
  2. 前記インストルメントパネルよりも車両前方に設けられ、車幅方向に延在するデッキクロスパイプと、
    前記収納部の上方に配設され、一端部が前記デッキクロスパイプに接続され他端部が前記一端部よりも車両後方に設けられた左右一対のニープロテクタと、を備え、
    前記軸部材が、前記一対のニープロテクタの他端部同士を連結する連結シャフトである
    ことを特徴とする、請求項1記載の車両の膝衝突保護構造。
  3. 前記グローブボックスは、前記インストルメントパネルと別体化され、前記インストルメントパネルの下部に固定される
    ことを特徴とする、請求項1又は2記載の車両の膝衝突保護構造。
  4. 前記グローブボックスは、前記収納部及び前記パネル部を含む下段部と、該下段部が回動可能に嵌め込まれる枠体を含む上段部とが組み合わされて構成される
    ことを特徴とする、請求項1〜3の何れか1項に記載の車両の膝衝突保護構造。
  5. 前記上段部は、前記下段部と組み合わされた状態で前記収納部の上方に位置し、車両後方に向かって凹状に形成された溝部を有し、
    前記軸部材は、前記溝部に挿通される
    ことを特徴とする、請求項4記載の車両の膝衝突保護構造。
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