JP2014090631A - 非接触給電システム、可動装置及び非接触給電システムの給電装置の制御方法 - Google Patents

非接触給電システム、可動装置及び非接触給電システムの給電装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電気機器の配置自由度より大きくし、専用機でなく従来からある電気機器も使える非接触給電システム、可動装置及び非接触給電システムの給電装置の制御方法を提供する。
【解決手段】給電側筐体11に可動装置20が設置され、その可動装置20には液晶テレビEが設置されている。可動装置20を給電側筐体11に沿って移動させれば、液晶テレビEは部屋R(壁W)の希望する位置に配置される。受電側筐体21に設けたガイドパイプ27に対して軸線方向に移動させれば、液晶テレビEは希望する高さ位置に配置される。受電側筐体21に設けたガイドパイプ27に対して周方向に回動させれば、液晶テレビEは希望する水平回動位置に配置される。しかも、液晶テレビEは電源回路26から駆動電源が供給される。
【選択図】図1

Description

本発明は非接触給電システム、可動装置及び非接触給電システムの給電装置の制御方法に関するものである。
従来、給電装置から受電装置へ非接触にて給電を行う非接触システムが種々提案されている(例えば、特許文献1)。近年、この非接触給電システムにおいては、高効率での非接触給電が可能となりつつあることから、その実用化が進められている。
例えば、非接触給電システムには、1次コイルに高周波電流を流し、電磁誘導を用いて2次コイルを通じて、非接触で電気機器に給電する方法がある。この方式においては、従来の電源及び電気機器間の電気コードをなくすコードレス化が可能である。そして、コードレス化の特長を生かして、住空間に広く応用する技術が提案されている(例えば、特許文献2)。
特に、壁からの任意の位置でのコードレス給電が可能になることが示唆され、この一例として鴨居のようなライン状の給電スペースに機器を引っ掛けて、ライン状のどの位置でもTVや照明機器等の電気機器が利用できる。
特開2003−204637号公報 特開2009−159683号公報
しかながら、上記非接触給電システムにおいては、電気機器の一方向(ライン方向)の配置自由度はあるが、その他の方向の配置自由度はないという問題があった。
また、このような非接触給電システムでは、電気機器に2次コイルを内蔵する専用の電気機器しか使えず、従来の商用電源を使う電気機器は使えないという問題があった。
そこで、非接触給電システムでは、電気機器の配置自由度大きく広範囲のフリーレイアウトコードレス給電を可能にし、さらに、専用機でなく従来からある電気機器も使える非接触給電システムが望まれている。
この発明は、上記問題を解消するためになされたものであって、その目的は、電気機器の配置自由度より大きくし、専用機でなく従来からある電気機器も使える非接触給電システム、可動装置及び非接触給電システムの給電装置の制御方法を提供するにある。
上記課題を解決するために、本発明の非接触給電システムは、一方向に延びる給電面を有した給電側筐体と、前記給電側筐体内に設けられ、コイル面が前記一方向に沿って配置されるとともに高周波電流の通電によって交番磁束を発生する1次コイルとを備えた給電装置と、受電面を有した受電側筐体と、前記受電側筐体に設けられ、前記受電面が前記給電面と前記一方向上の位置において対峙される状態で前記受電側筐体を設置する設置部材と、前記受電側筐体内に設けられ、前記交番磁束と交鎖して誘起電圧を発生する2次コイルと、前記受電側筐体内に設けられ、前記誘起電圧に基づいて電気機器の駆動電源を生成する電源回路と、前記受電側筐体から接続線を介して引き出され、前記電源回路の生成した電源電圧を出力する出力端子とを備えた可動装置とを有した。
また上記構成において、前記給電側筐体内に設けられた1次コイルは、1つであって、そのコイル面が前記給電面と相対向するように前記一方向に延びて前記給電側筐体内に配置されていることが好ましい。
また上記構成において、前記給電側筐体内に設けられた1次コイルは、1つであって、そのコイルループを前記一方向にずらして形成し、そのずらした各コイルループのコイル面が前記給電面と相対向するように前記一方向に延びて前記給電側筐体内に配置されていることが好ましい。
また上記構成において、前記給電側筐体内に設けられた1次コイルは、複数であって、その各コイル面が前記給電面と相対向するとともに前記一方向に順次並設されて前記給電側筐体内に配置されていることが好ましい。
また上記構成において、前記給電側筐体は、前記受電側筐体に設けた設置部材を前記一方向に案内する案内部が形成されていることが好ましい。
また上記構成において、前記受電側筐体は、前記受電側筐体に対して3次元方向の少なくとも1つの方向に前記電気機器を相対配置する配置位置調整部材を設けたことが好ましい。
また上記構成において、前記配置位置調整部材には、前記出力端子が取着されていることが好ましい。
また上記構成において、前記配置位置調整部材には、前記電気機器を保持する装着器具が設けられ、その装着器具に前記出力端子が取着されていることが好ましい。
また上記構成において、前記給電装置の給電側筐体に複数の前記可動装置を設置したことが好ましい。
上記課題を解決するために、本発明の非接触給電システムは、一方向に延びる給電面を有した給電側筐体と、前記給電側筐体内に設けられ、コイル面が前記一方向に沿って配置されるとともに高周波電流の通電によって交番磁束を発生する1次コイルとを備えた給電装置と、受電面を有した受電側筐体と、前記受電側筐体に設けられ、前記受電面が前記給電面と前記一方向上の位置において対峙される状態で前記受電側筐体を設置する設置部材と、前記受電側筐体に設けられ、前記受電側筐体に対して3次元方向の少なくとも1つの方向に電気機器を相対配置する配置位置調整部材と、前記受電側筐体内に設けられ、前記交番磁束と交鎖して誘起電圧を発生する2次コイルと、前記配置位置調整部材を設けられ、前記2次コイルが出力する前記誘起電圧に基づいて電気機器の駆動電源を生成する電源回路と、前記配置位置調整部材を設けられ、前記電源回路の生成した電源電圧を出力する出力端子とを備えた可動装置とを有した。
また上記構成において、前記配置位置調整部材には、前記電気機器を保持する装着器具が設けられ、その装着器具に前記電源回路と前記出力端子が設けられていることが好ましい。
上記課題を解決するために、本発明の可動装置は、一方向に延びる給電面を有した給電側筐体内に、コイル面が前記一方向に沿って配置された1次コイルが高周波電流の通電に基づいて交番磁束を発生する給電装置に沿って配置され、前記交番磁束に基づいて2次コイルに誘起電圧を発生させる可動装置であって、前記給電面と対峙する受電面を有した受電側筐体と、前記受電側筐体に設けられ、前記受電面が前記給電面と前記一方向上の位置において対峙される状態で前記受電側筐体を設置する設置部材と、前記受電側筐体内に設けられ、前記交番磁束と交鎖して誘起電圧を発生する2次コイルと、前記受電側筐体内に設けられ、前記誘起電圧に基づいて電気機器の駆動電源を生成する電源回路と、前記受電側筐体から接続線を介して引き出され、前記電源回路の生成した電源電圧を出力する出力端子とを備えた。
また上記構成において、前記給電側筐体は、前記受電側筐体に設けた設置部材を前記一方向に沿って配置する案内部が形成され、前記設置部材は、前記給電側筐体の前記案内部に沿って案内される被案内部が形成されていることが好ましい。
また上記構成において、前記受電側筐体は、前記受電側筐体に対して3次元方向の少なくとも1つの方向に前記電気機器を相対配置する配置位置調整部材を設けたことが好ましい。
また上記構成において、前記配置位置調整部材には、前記出力端子が取着されていることが好ましい。
また上記構成において、前記配置位置調整部材には、前記電気機器を保持する装着器具が設けられ、その装着器具に前記出力端子が取着されていることか好ましい。
また上記構成において、前記受電側筐体には、ハンガーが一体的に又は掛け止めされていることが好ましい。
また上記構成において、前記ハンガーは、ハンガー本体内にファンモータが内蔵されているとともに、前記ハンガー本体に形成した噴出孔が形成され、前記ファンモータは前記出力端子に接続され、前記ファンモータで発生させた風を前記噴出孔から外部に噴出するようにしたことが好ましい。
また上記構成において、前記可動装置に、給電装置からの受電状態を表示する表示ランプ設けられていることが好ましい。
上記課題を解決するために、本発明の非接触給電システムの給電装置の制御方法は、一方向に延びる給電面を有した給電側筐体と、前記給電側筐体内に設けられ、コイル面が前記一方向に沿って配置されるとともに高周波電流の通電によって交番磁束を発生する1次コイルとを備えた給電装置と、受電面を有した受電側筐体と、前記受電側筐体に設けられ、前記受電面が前記給電面と前記一方向上の位置において対峙される状態で前記受電側筐体を設置する設置部材と、前記受電側筐体内に設けられ、前記交番磁束と交鎖して誘起電圧を発生する2次コイルと、前記受電側筐体内に設けられ、前記誘起電圧に基づいて電気機器の駆動電源を生成する電源回路と、前記受電側筐体から接続線を介して引き出され、前記電源回路の生成した電源電圧を出力する出力端子とを備えた可動装置とを有した非接触給電システムの給電装置の制御方法であって、前記給電側筐体内に複数の1次コイルを設け、その各1次コイルのコイル面が前記給電面と相対向するとともに前記一方向に順次並設させ、前記複数の1次コイルのうちの前受電側筐体の受電面と対峙した1次コイルを、高周波電流を通電するようにした。
本発明によれば、電気機器の配置自由度より大きくし、専用機でなく従来からある電気機器も使えることができる。
実施形態の非接触給電システムの給電装置と可動装置の配置を示す図。 同じく、給電装置の給電側筐体の正面図。 同じく、給電装置の給電側筐体と可動装置の受電側筐体の側断面図。 同じく、可動装置の全体斜視図。 同じく、液晶テレビを載置した可動装置の全体斜視図。 同じく、非接触給電システムの電気的構成を説明する電気ブロック回路図。 他の実施形態の可動装置の全体斜視図。 他の実施形態の可動装置の全体斜視図。 他の実施形態の可動装置の全体斜視図。 他の実施形態の可動装置の全体斜視図。 他の実施形態の可動装置の全体斜視図。 他の実施形態の可動装置の要部断面図。 他の実施形態の可動装置の要部断面図。 (a)(b)は他の実施形態の可動装置の要部断面図。 他の実施形態の可動装置の配置例を示す図。 他の実施形態の可動装置の配置例を示す図。 他の実施形態の可動装置の配置例を示す図。 (a)(b)(c)は他の実施形態の給電装置の要部断面図。 (a)(b)は他の実施形態の給電側筐体の正面図。 他の実施形態の給電装置の設置例を示す図。 同じく給電装置に可動装置を設置した例を示す図。 (a)は他の実施形態の給電装置の設置例を示す図、(b)は同じく給電装置に可動装置を設置した例を示す図。
(実施形態)
以下、本発明の非接触給電システムを具体化した実施形態を図1〜図6に従って説明する。
図1に示すように、非接触給電システムは、部屋Rの壁Wに対して横一直線に設置された給電装置10と、給電装置10の筐体11に移動可能に設置された可動装置20と、可動装置20に載置された電気機器としての液晶テレビEとを備えている。
(給電装置10)
図1〜図3に示すように、給電装置10の筐体(以下、給電側筐体という)11は、合成樹脂製の横一直線状に延びる四角筒状の筐体である。給電側筐体11の側断面は、上下方向の辺が長く前後方向(壁Wに対して直交する方向)の辺が短い断長方形状に形成されている。そして、給電側筐体11は、その後面(固設面11aという)が壁Wに固設される面とし、前面(以下、給電面11bという)が電力を給電する面となっている。また、給電側筐体11は、その上面(以下、設置面11cという)が可動装置20が設置される面となっていて、設置面11cにガイド溝11dが長手方向、横一直線状に凹設されている。
図3に示すように、給電側筐体11内であって給電面11b側の内側面には、多数巻回された1つの1次コイル12が、図2に破線で示すように、長手方向に沿って配置され、そのコイル面が給電面11bと平行になるように配置されている。また、図2に破線で示すように、給電側筐体11内であって固設面11a側の内側面の一側には、磁性体板14を介して1次コイル12を励磁駆動制御する高周波インバータ15が配置されている。
高周波インバータ15は、商用電源G(図6参照)から高周波電流を生成するようになっていてその高周波電流を1次コイル12に通電する。1次コイル12は、高周波電流が通電されることによって交番磁束を発生する。そして、この1次コイル12が発生する交番磁束は、給電面11bを介して給電側筐体11に移動可能に設置された可動装置20に放射される。
(可動装置20)
図1に示すように、可動装置20は、その筐体(以下、受電側筐体21という)が給電側筐体11に移動可能に設置されている。可動装置20は、その受電側筐体21の上面に、給電側筐体11の設置面11cに載置される設置板22を有している。設置板22の下面には、嵌合突片23が設けられている。嵌合突片23は、給電側筐体11の設置面11cに形成したガイド溝11d内を摺動可能に嵌合する。その結果、設置板22は、嵌合突片23がガイド溝11d内に篏合しガイドされて、給電側筐体11の設置面11c上を長手方向に移動可能である。
設置板22を連結固定した受電側筐体21は、合成樹製であって、前面から見て横に長い長四角形状の箱体である。また、受電側筐体21は、前面から見て上下方向の長さが給電面11bの上下方向の長さとほぼ同じ長さに設定されている。受電側筐体21は、後面(以下、受電面21aという)が給電側筐体11の給電面11bと摺接する面とし、前面(以下、化粧面21bという)が装飾用の面となっている。
そして、受電側筐体21は、設置板22とともに給電側筐体11の設置面11c上を長手方向に移動する。このとき、受電側筐体21の受電面21aは、給電側筐体11の給電面11bと常に摺接しながら移動する。ちなみに、図示しないが設置板22には、移動を停止保持する公知のストッパー機構が設けられていて、希望する位置まで移動してストッパー機構を操作することによって、受電側筐体21はその位置で停止保持されるようになっている。
また、受電側筐体21は、受電面21aが給電面11bに当接していること、設置板22が設置面11cに当接していること、及び、嵌合突片23がガイド溝11d内に嵌合していることによって、給電側筐体11から外れ落ちることはない。また、受電側筐体21を給電側筐体11に対して上方に持ち上げて嵌合突片23をガイド溝11dから外すことによって、可動装置20は給電側筐体11から簡単に取り外すことができる。
図1及び図4に破線で示すように、受電側筐体21内であって受電面21a側の内側面には、2次コイル25が配置され、図3に示すように、そのコイル面が受電面21aと平行になるように配置されている。2次コイル25は、1次コイル12が発生する交番磁束と交鎖して誘起電圧を出力する。また、図3に示すように、受電側筐体21内であって化粧面21b側の内側面の一側には、磁性体板24を介して2次コイル25が出力する誘起電圧を入力し予め定めた電源電圧に変換する電源回路26が電源回路基板に実装されて配置されている。
受電側筐体21の下面中央位置には、下方に向かって丸パイプ状のガイドパイプ27が固設されている。ガイドパイプ27は、摺動パイプ28に貫挿されている。摺動パイプ28は、外形の平断面が四角形状をなし、内側の筒の平断面が円形状をなしたパイプである。そして、摺動パイプ28は、ガイドパイプ27を貫挿した状態で、同ガイドパイプ27に対して軸線方向及び周方向に移動可能となる。
なお、摺動パイプ28は、ガイドパイプ27に対する軸線方向及び周方向のその時々の相対位置に固定保持できるようにするために、ガイドパイプ27との間で、図示しない固定保持機構が設けられている。また、摺動パイプ28は、ガイドパイプ27から下方に抜け落ちないように、ガイドパイプ27との間で、図示しない抜け落ち防止機構が設けられている。
摺動パイプ28には、機器装着器具30が固設されている。図4に示すように、機器装着器具30は、摺動パイプ28の前面にその固設されている。詳述すると、機器装着器具30は、左側及び右側縦枠31a,31bと、左側及び右側縦枠31a,31bの上端部間を連結する第1横枠31c、左側及び右側縦枠31a,31bの中間部間を連結する第2横枠31dを有している。そして、第1及び第2横枠31c,31dの中間位置が、それぞれ摺動パイプ28の前面に連結固定されている。
左側及び右側縦枠31a,31bの下端部間には、載置台31eが連結固定されている。載置台31eには、液晶テレビEが載置される。載置台31eの前側両側には、支持片31fが設けられ、載置台31eに載置された液晶テレビEを挟持するようになっている。
従って、液晶テレビEは、機器装着器具30が摺動パイプ28を介してガイドパイプ27に対して軸線方向及び周方向に位置調整されることによって、高さ位置及び水平回動位置が調整される。また、液晶テレビEは、機器装着器具30が受電側筐体21を介して給電側筐体11に対して長手方向に位置調整されることによって、部屋R(壁W)の配置位置が調整される。
第1横枠31cの右側には、コンセント32が設けられ、そのコンセント32内の出力端子T3,T4(図6参照)は、接続線L1,L2を介して受電側筐体21内の電源回路基板に実装した電源回路26の出力外部端子T1,T2と接続されている。
これによって、液晶テレビEを機器装着器具30の載置台31eに載置し、液晶テレビEのプラグPLをコンセント32に差し込むことで、液晶テレビEは、電源回路26(図6参照)からの駆動電源が供給され受像が可能な状態となる。そして、前記したように、部屋R(壁W)に対して希望する配置位置で、しかも、希望する高さ位置及び水平回動位置でテレビ画像を見ることができる。
(電気的構成)
次に、上記のように構成した給電装置10と可動装置20の電気的構成について説明する。
(給電装置10)
図6に示すように、給電装置10は、給電側筐体11内に配置された高周波インバータ15は、商用電源Gを入力する。高周波インバータ15は、商用電源Gを整流し平滑化する整流平滑化回路を有していて、平滑化された直流電圧を、フルブリッジ回路等のインバータにより高周波電流を生成する。
そして、高周波インバータ15は、1次コイル12と接続され、生成した高周波電流を1次コイル12に流す。1次コイル12は、この高周波電流の通電により、交番磁束を発生する。
(可動装置20)
可動装置20は、受電側筐体21内に配置した2次コイル25は、電源回路26に接続され、1次コイル12が発生する交番磁束と交鎖して発生する誘起電圧を電源回路26に出力する。従って、2次コイル25は、受電側筐体21が給電側筐体11のどの位置に配置されていても、交番磁束と交鎖して誘起電圧を出力する。
電源回路26は、2次コイル25からの誘導起電力を整流し平滑化するための整流平滑化回路を有している。そして、電源回路26は、滑化され直流電圧を、DC/AC変換回路にて可動装置20に搭載する電気機器の仕様のあわせた予め定めた波高値及び周波数の交流電圧にして出力外部端子T1,T2に出力する。本実施形態の場合、電源回路26は、商用電源Gで使用される電気機器(液晶テレビE)の交流電圧を生成して出力外部端子T1,T2に出力する。
出力外部端子T1,T2は、接続線L1,L2を介してコンセント32の出力端子T3,T4に接続されている。そして、コンセント32の出力端子T3,T4は、液晶テレビEのプラグPLのプラグ端子T5,T6と接続される。これによって、液晶テレビEは、電源回路26からの交流電圧が印加される。
(作用)
次に、上記のように構成した非接触給電システムの作用について説明する。
いま、給電側筐体11に可動装置20が設置され、その可動装置20の機器装着器具30には液晶テレビEが設置されている。
そして、可動装置20を給電側筐体11に沿って移動させれば、液晶テレビEは部屋R(壁W)の希望する位置に配置される。
また、可動装置20の受電側筐体21に設けたガイドパイプ27に対して摺動パイプ28を軸線方向に移動させれば、液晶テレビEは希望する高さ位置に配置される。
さらに、受電側筐体21に設けたガイドパイプ27に対して摺動パイプ28を周方向に回動させれば、液晶テレビEは希望する水平回動位置に配置される。
しかも、液晶テレビEはプラグPLをコンセント32に差し込めば電源回路26から駆動電源が供給されることから、2次コイルを内蔵した非接触給電システム専用の液晶テレビである必要がない。
(効果)
本実施形態の非接触給電システムの効果を以下に記載する。
(1)本実施形態によれば、給電側筐体11の設置面11cにガイド溝11dを長手方向に形成した。そして、受電側筐体21の上側に、設置面11cに当接する設置板22を設けるとともに、その設置板22に設けた嵌合突片23を設置面11cに形成したガイド溝11dに摺動可能に嵌合させた。
これによって、可動装置20(液晶テレビE)を、部屋R(壁W)の希望する位置に配置させることができる。このとき、可動装置20(液晶テレビE)が部屋R(壁W)の希望するどの位置に配置されても、受電側筐体21の受電面21aは、給電側筐体11の給電面11bに対峙している。その結果、可動装置20は、給電装置10からの給電を確実に受電することができる。
(2)本実施形態によれば、可動装置20の受電側筐体21に、ガイドパイプ27を固設する。そして、そのガイドパイプ27は、機器装着器具30に連結した摺動パイプ28貫挿し、同摺動パイプ28を軸方向及び周方向に摺動可能に支持した。
これによって、機器装着器具30に載置した液晶テレビEを、希望する高さ位置に配置できるとともに希望する水平回動位置に配置できる。
(3)本実施形態によれば、機器装着器具30に設けたコンセント32に液晶テレビEのプラグPLを差し込めば、液晶テレビEに駆動電源が供給される。従って、2次コイルを内蔵した非接触給電システム専用の電気機器ではなく通常の商用電源で駆動する液晶テレビEを使用することができる。
(他の実施形態)
尚、上記実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
○上記実施形態では、可動装置20について、受電側筐体21に設けた配置位置調整部材をガイドパイプ27と摺動パイプ28とで構成した。
これを、図7に示すように、ガイドパイプ27と摺動パイプ28とを2組(それ以上の組数でよい)設ける。そして、一方の摺動パイプ28と他方の摺動パイプ28との間に、機器装着器具30を設けて実施してもよい。
この場合、重量のある電気機器を支承する場合には2組のガイドパイプ27と摺動パイプ28とで支承することから有効である。また、この場合には受電側筐体21に対して機器装着器具30に載置した液晶テレビEは、希望する高さ位置に配置できるが、希望する水平回動位置に配置できないことになる。
○上記実施形態では、可動装置20について、受電側筐体21に設けた配置位置調整部材をガイドパイプ27と摺動パイプ28とで構成した。
これを、図8に示すように、摺動パイプ28にコンセント32を取着するとともに、摺動パイプ28の下端に断面四角形の棒状の支持台41を固着する。また、摺動パイプ28の中間位置に、前方向に向かって延びる角パイプ状の第2ガイドパイプ27aを固設する。その第2ガイドパイプ27aに、角パイプ状の第2摺動パイプ28aを貫挿させ、第2摺動パイプ28aを第2ガイドパイプ27aに対して長手方向に移動可能とする。勿論、第2摺動パイプ28aは、第2ガイドパイプ27aに対する長手向のその時々の相対位置に固定保持できるようにするために、第2ガイドパイプ27aとの間で、図示しない固定保持機構が設けられている。そして、第2摺動パイプ28aの端に、フックFを設けるようにした。
これによって、液晶テレビEの下側辺を支持台41で支持し、液晶テレビEの裏面をフックFにて把持するようにすれば、液晶テレビEは、液晶テレビEの下側辺を中心軸として傾動させることができる。従って、液晶テレビEの配置自由度がさらに向上する。特に、液晶テレビEに代えて、配置自由度が要求される例えば電気機器としてのデジタルフォトフレームではより効果を発揮する。
○上記実施形態では、配置位置調整部材を構成する摺動パイプ28に機器装着器具30を設け、その機器装着器具30にコンセント32を設けた。
これを、図9に示すように、機器装着器具30を省略し、摺動パイプ28の下端部にコンセント32を設けて実施してもよい。この場合、図16に示すように、電気機器としてのノートパソコンNPの近くに可動装置20を配置する。そして、ノートパソコンNPのプラグPLを上方に位置する摺動パイプ28の下端部に設けたコンセント32に差し込むことによって、ノートパソコンNPは配置位置に制限されることなく使用できる。
また、図9のコンセント32に代えて、ジャック式のコンセントにしたり、図12に示すUSB(Universal Serial Bus)対応のコネクタCNを設けてもよい。この場合、USBコネクタを設けた市販の電気機器であれば、電気機器のUSBコネクタを摺動パイプ28の下端部に設けたUSB対応のコネクタと連結することによって、電気機器は配置位置に制限されることなく使用できる。
さらに、図9に示すように、ガイドパイプ27の基端部をユニバーサルジョイントJを介して連結してもよい。このとき、ガイドパイプ27は、同ガイドパイプ27にある程度の力を加えないとユニバーサルジョイントJを支点して揺動せず、その状態が保持されるようにユニバーサルジョイントJに支持されている。
これによって、ユニバーサルジョイントJを回動中心としてコンセント32が回動し、配置自由度がさらに広がる。
勿論、図4及び図8に示す可動装置20に応用して実施してもよいことは勿論である。
○上記実施形態では、受電側筐体21に設けた配置位置調整部材をガイドパイプ27と摺動パイプ28とで構成した。
これを、図10に示すように、液晶テレビEを連結した吊下アーム42を、ユニバーサルジョイントJを介して受電側筐体21に連結した構成であってもよい。
○上記実施形態では、機器装着器具30に電気機器として液晶テレビEを載置した。
これを。図11に示すように、摺動パイプ28に掛け止め部材43を設け、送風ハンガー44を引っ掛けるようにして実施してもよい。この場合、送風ハンガー44は、そのハンガー本体にファンモータMが内蔵されている。そして、送風ハンガー44から外部に引き出されたコード45の先端に設けたプラグPLを摺動パイプ28に設けたコンセント32に差し込むことによって、ファンモータMを回転させる。そして、ファンモータMの回転によって生じる風は、下側筒状補強枠44aに形成した噴出孔44bから下方に向かって噴出されるようになっている。
これによって、洗濯したてのワイシャツ等を掛けた送風ハンガー44を掛け止め部材43に引っ掛け、ファンモータMを回転させ、風を噴出孔44bから噴出させることによって、ワイシャツ等を速やかに乾燥させることができる。このとき、送風ハンガー44は、壁Wに沿って希望する位置に配置されることから、洗濯したてのワイシャツ等を希望する位置で速やかに乾燥させることができる。
なお、図11の送風ハンガー44では、冷風を送風するものであったが、ヒータを合わせて内蔵して温風を送風するように実施してもよい。
また、図11の送風ハンガー44では、摺動パイプ28に引っ掛けて使用するものであったが、受電側筐体21に送風ハンガー44を直接固設したり、受電側筐体21の化粧面21bの形状を送風ハンガー44の形状にしたりして実施たりしてもよい。
○上記実施形態では、配置位置調整部材をガイドパイプ27と摺動パイプ28とで構成した。
これを、図12に示すように、配置位置調整部材を蛇腹状のフレキシブルアーム51で実施してもよい。即ち、フレキシブルアーム51は、金属製又は合成樹脂製の同一形状の連結体51aを連続して連結して蛇腹状にしたフレキシブルアームである。
フレキシブルアーム51を構成する連結体51aは、公知の構造であって、一端部にボール状に球体部が形成され、他端部に球状の凹部が形成されている。そして、連結体51aの球体部を、連結する側の連結体51aの凹部に嵌合連結して、これを順次繰り返し、複数の連結体51aが連結されることによって、蛇腹式のフレキシブルアーム51が形成されている。
凹部と嵌合する球体部は、その凹部の内周面と球体部の外周面とが摺動可能であって、凹部と球体部が互いに回動可能になっている。なお、凹部の内周面と球体部の外周面は摺動抵抗を有し、その摺動抵抗は連結体51aにある程度の力を加えないと連結体51a同士が回動しないように設定され、その状態を保持するように連結体51a同士が連結支持されている。
また、連結体51aには、貫通穴が軸方向に貫通形成されている。そして、その連通する貫通穴に接続線L1,L2を通して、接続線L1,L2が外に現れないようにしている。
このように構成された蛇腹式のフレキシブルアーム51は、図12に示すように、その基端部が受電側筐体21の化粧面21bに連結固定され、その先端部にUSB対応のコネクタCNが設けられている。
この場合も、USB対応のコネクタCNの配置位置を広くすることができる。その結果、USBコネクタCN1を設けた市販の電気機器E0であれば、そのUSBコネクタCN1をフレキシブルアーム51の先端部に設けたUSB対応のコネクタCNと連結することによって、電気機器E0は配置位置に制限されることなく使用できる。
なお、図12に示す蛇腹式のフレキシブルアーム51では、接続線L1,L2をフレキシブルアーム51内に通した。これを貫通穴が形成されていない蛇腹式のフレキシブルアームで実施してもよい。この場合には、接続線L1,L2は、フレキシブルアーム51の外側面を螺旋状に巻かれて先端部のUSB対応のコネクタCNと接続されることになる。
さらに、フレキシブルアーム51の先端部に設けたUSB対応のコネクタCNを、図4及び図8に示すコンセント32に代えて実施してもよい。
○上記実施形態では、配置位置調整部材をガイドパイプ27と摺動パイプ28とで構成した。
これを、図13に示すように、第1アームA1、第2アームA2、第1ユニバーサルジョイントJ1及び第2ユニバーサルジョイントJ2で構成した多関節式の配置位置調整部材で実施してもよい。
つまり、第1アームA1の基端部は、第1ユニバーサルジョイントJ1を介して受電側筐体21に連結されている。第1アームA1の先端部は、第2ユニバーサルジョイントJ2を介して第2アームA2の基端部に連結されている。第2アームA2の先端部には、図示しないが、コンセント32又はUSB対応のコネクタCNが設けられている。
ここで、第1アームA1は、同に第1アームA1にある程度の力を加えないと第1ユニバーサルジョイントJ1を支点して揺動せず、その状態が保持されるように第1ユニバーサルジョイントJ1に支持されている。また、同様に、第2アームA2も、同第2アームA2にある程度の力を加えないと第1アームA1に連結された第2ユニバーサルジョイントJ2を支点して揺動せず、その状態が保持されるように第2ユニバーサルジョイントJ2に支持されている。
○上記実施形態では、配置位置調整部材をガイドパイプ27と摺動パイプ28とで構成した。
これを、図14(a)(b)に示すように、複数のテレスコピックパイプP1,P2、P3とユニバーサルジョイントJとで、配置位置調整部材を形成して実施してもよい。
この配置位置調整部材は、複数のテレスコピックパイプP1,P2,P3を、大きさの順で内蔵にさせて伸縮構造にしたものである。そして、最も小さなテレスコピックパイプP1の先端部を、ユニバーサルジョイントJを介して受電側筐体21の化粧面21bに連結する。一方、最も大きなテレスコピックパイプP3の基端部には、図示しないがコンセント32又はUSB対応のコネクタCNが設けられている。
そして、このとき、各テレスコピックパイプP1,P2,P3間の伸縮動作する際の摺動抵抗は、ある程度力を加えないと、伸縮摺動せずその状態が保持される摺動抵抗に設定されている。同様に、テレスコピックパイプP1とユニバーサルジョイントJとの間の摺動抵抗は、ある程度力を加えないと、テレスコピックパイプP1がユニバーサルジョイントJを支点として揺動せずその状態が保持される摺動抵抗に設定されている。
これによって、テレスコピックパイプP2,P3を伸縮し、コンセント32又はUSB対応のコネクタCNに希望する方向に力を加えるだけで、コンセント32又はUSB対応のコネクタCNは、希望する方向に向けることができ、しかも、その状態が保持される。そして、この状態で、コンセント32又はUSB対応のコネクタCNに商用の電気機器のプラグを接続すれば電気機器に電源が供給される。
なお、テレスコピックパイプP1,P2,P3が収縮したときには、テレスコピックパイプP1〜P3内に配線された接続線L1,L2は、受電側筐体21内で巻き取られる。そして、反対に、テレスコピックパイプP1,P2,P3が伸張したときには、受電側筐体21内に巻き取られていた接続線L1,L2は、巻戻されるようになっている。
○上記実施形態では、配置位置調整部材をガイドパイプ27と摺動パイプ28とで構成したが、パンタグラフ型のリンク機構を使って、形状が可変可能であって自立固定可能な配置位置調整部材にて具体化してもよい。
○上記実施形態では、給電装置10の給電側筐体11に、1つの可動装置20を設置したが、図15〜図17に示すように、複数の可動装置20を設置して実施してもよい。
ちなみに、図15においては、電気機器として壁掛けのスピーカE1及び壁掛けのテレビEを、それぞれの可動装置20に搭載しホームシアターを形成する部屋Rを実現している。
また、図16においては、電気機器として壁掛けの照明器具E2、壁掛けの扇風機E3、壁掛けのコンセント32及び壁掛けのテレビEを、それぞれの可動装置20に搭載し、利用者に合わせて、任意の位置に自由に設定できる部屋Rを実現できる。
さらに、図17においては、電気機器として壁掛けのプラネタリウムE4、壁掛けのプロジェクターE5、壁掛けの空調センサE6、壁掛けの空気清浄機E7及び壁掛けのコンセント32を、それぞれの可動装置20に搭載した。これによって、利用者に合わせて各電気機器を任意の位置に自由に設定できる部屋Rを実現できる。
○上記実施形態では、給電装置10の給電側筐体11に形成したガイド溝11dは、図3に示すように、給電側筐体11の上面である設置面11cのみに形成した。
これを、図18(c)に示すように、設置面11cと対向する面(対向面11e)に第2ガイド溝11fを形成して実施してもよい。そして、図13に示すように、受電側筐体21の下面には、給電側筐体11の対向面11eと摺接し、第2ガイド溝11fと嵌合する第2嵌合突片23aを有した第2設置板22aを設ける。
この場合、受電側筐体21は、その上下両側が給電側筐体11の設置面11c及び対向面11eに形成したガイド溝11d及び第2ガイド溝11fの嵌合突片23及び第2嵌合突片23aがそれぞれ嵌合する。その結果、受電側筐体21(可動装置20)は、給電側筐体11(給電装置10)に対して、両側から摺動可能に強固に連結される。
従って、給電側筐体11(給電装置10)を、部屋Rの天井に設けた場合、受電側筐体21(可動装置20)は、給電側筐体11(給電装置10)は外れることなく受電側筐体21に沿って移動可する。
また、ガイド溝11dの代わりに、図18(a)に示すように、長手方向に延びるガイドレール52を設置面11cに形成して実施してもよい。勿論、図18(b)に示すように、対向面11eにも同様な、第2ガイドレール52aを設けて、連結を強固にして実施してもよい。ちなみに、設置板22及び第2設置板22aには、ガイドレール52及び第2ガイドレール52aに嵌合する嵌合凹部が形成されることになる。
○上記実施形態では、受電側筐体21の正面形状が四角形状であったが、図8に示すような3角形状、図9に示すように楕円形状、図10に示すように半楕円形状にして実施してもよい。
○上記実施形態では、給電側筐体11に配置した1次コイル12は、1つであって、そのコイル面が給電面11bと相対向するように一方向に延びるように配置した。
これを、図19(a)に示すように、1次コイル12は、1つであって、そのコイルループを一方向にずらして形成し、そのずらした各コイルループのコイル面が給電面11bと相対向するように一方向に延びるように給電側筐体11内に配置して実施してもよい。
また、図19(b)に示すように、給電側筐体11内に複数の1次コイルを設け、その各1次コイル12のコイル面が給電面11bと相対向するとともに一方向に順次並設されるように給電側筐体11内に配置して実施してもよい。この場合、図19(b)に示すように、各1次コイル12に対して高周波インバータ15を設ける必要がある。
○上記実施形態では、給電装置10の給電側筐体11を、壁Wに対して水平方向に配置したが、壁Wに対して斜めに配置してもよい。
また、図20及び図21に示すように、給電側筐体11を壁Wに対して上下方向に配置して実施してもよい。この場合、図20に示しように、給電側筐体11の給電面11bに、水平方向に形成した断面コ字状の嵌合支持凹部53を、上下方向に等ピッチで形成する。そして、断面コ字状の嵌合支持凹部53の下側内側面にガイド溝11dを形成する。
そして、可動装置20の設置板22を、水平方向から嵌合支持凹部53に嵌合突片23が嵌合支持凹部53のガイド溝11dの嵌合するようにスライド挿入することによって、図21に示すように、可動装置20(受電側筐体11)は給電側筐体11に設置される。このとき、可動装置20の設置板22を、上下方向に等ピッチで形成された嵌合支持凹部53を適宜選択することによって、可動装置20を給電側筐体11に沿って上下方向に希望する位置に配置することができる。
勿論、図21に示すように、給電側筐体11に複数の可動装置20を設置し、それぞれの可動装置20に電気機器E0を搭載して実施してもよい。
○上記実施形態では、給電装置10の給電側筐体11を壁Wに固設したが、図22(a)(b)に示すように、給電側筐体11の一部を壁Wから露出させ、給電側筐体11を壁Wの中に内設した給電装置10に可動装置20を配置して実施してもよい。また、図22(a)(b)に示すように、壁Wに形成した凹所55の中に設置された給電装置10に可動装置20を配置するように実施してもよい。
○上記実施形態では、給電装置10の給電側筐体11を壁Wに固設したが、給電装置を建物の柱や梁、フレーム等の構造材や、鴨居等の機能材、デザイン性を出すパーテーション材等と一体化もしくは内蔵化して実施してもよい。これによって、給電装置の存在を目立たなくすることで、部屋のデザイン性を高めることができる。
給電装置10を設置する場所は特に限定されるものではなく、天井、床、であってもよく、また、バスルーム、廊下、階段等の壁であってもよい。さらに、屋内に限らず、屋外であってもよい。
○上記実施形態において、図7に示すように、受電側筐体21の化粧面21bに給電装置10からの受電状態を示すインジケータランプ56を設けて実施してもよい。
○上記実施形態において、給電側筐体11の給電面11bに金属検知センサを設け、金属検知センサが金属異物を検出したとき、1次コイル12の通電を停止するようにして実施してもよい。このとき、ブザー又はランプ等で報知するようにしてもよい。
○上記実施形態において、給電装置10に可動装置20を検出する検出器を設けたり、給電装置10と可動装置20との間に通信機能を持たせたりして実施してもよい。そして、給電装置10は可動装置20の存在を検知し可動装置20が正規可動装置であることを認証したときのみ給電動作を行うようにして実施してもよい。特に、図19(b)に示す複数の1次コイル12が並設されているとき、受電側筐体21の受電面21aと対峙している1次コイル12のみを通電するように対応する高周波インバータ15を駆動制御することができ、省電力化を図ることができる。
○上記実施形態では、高周波インバータ15は、商用電源を入力したが、2次電池等の直流電源を入力してもよい。この場合、整流回路、平滑化回路が不要となる。また、場合によっては、2次電池等の直流電源に対してDC/DCコンバータを設ける必要がある。
○上記実施形態では、高周波インバータ15は、1次コイル12とともに、給電側筐体11に内蔵された構成であったが、高周波インバータ15を給電側筐体11の外に設けて実施してもよい。
○上記実施形態では、設置板22の嵌合突片23がガイド溝11dを摺動し可動装置20が移動するものであったが、嵌合突片23とガイド溝11dの断面形状は限定されず、例えば断面三角形状であってもよい。
○上記実施形態では、設置板22の嵌合突片23がガイド溝11dを摺動し可動装置20が移動するものであったが、設置板22に車輪を設け、その車輪をガイド溝11dに沿って転動させることによって可動装置20を移動させるようにしてもよい。
この場合、可動装置20(例えば設置板22)に車輪を駆動するモータを設ける。また、可動装置20にモータを駆動させるための駆動制御回路と、駆動制御回路を制御するための信号を受信する受信機を設ける。これによって、ユーザが手元のリモートコントローラを操作してモータを正逆回転させれば、離れた位置から可動装置20を希望する位置に動かすことができる。勿論、ユーザの携帯電話を介して可動装置20を希望する位置に動かしてもよいことは勿論である。
○上記実施形態では、ガイドパイプ27と摺動パイプ28等で構成した配置位置調整部材が設けられていたが、これを省略してもよい。そして、受電側筐体21から外部に引き出された接続線L1,L2は下方に垂れ下がって状態で先端部に設けられたコンセント32(USB対応のコネクタCNも同様)を吊下するようにしてもよい。
○上記実施形態では、電源回路26は、可動装置20に搭載する電気機器の仕様のあわせた予め定めた波高値及び周波数の交流電圧を生成したが、搭載する電気機器に応じて直流電圧を生成してもよい。
また、電源回路26は、複数種類の電源電圧(交流電源及び直流電源も含む)を生成できるように構成してもよい。そして、可動装置20に搭載する電気機器の仕様のあわせて電源電圧を切り替えて生成できるようにして実施してもよい。これによって、1つの可動装置20が種々仕様の異なる電気機器に対応できる。
○上記実施形態では、受電側筐体21内に電源回路26を設けたが、この電源回路26をガイドパイプ27と摺動パイプ28等で構成した配置位置調整部材にコンセント32とともに設けて実施してもよい。さらに、この電源回路26を、摺動パイプ28に設けた機器装着器具30にコンセント32とともに設けて実施してもよい。
上記実施形態では、可動装置20に電気機器を装着する例を示した。これを、電気機器そのものが、可動装置機構、2次コイル25、電源回路26等を含む受電側筐体機能・構造を有していてもかまわないことは勿論である。
10…給電装置、11…給電側筐体、11a…固設面、11b…給電面、11c…設置面、11d…ガイド溝(案内部)、11e…対向面、11f…ガイド溝(案内部)、12…1次コイル、14…磁性体板、15…高周波インバータ、20…可動装置、21…受電側筐体、21a…受電面、21b…化粧面、22…設置板(設置部材)、22a…第2設置板(設置部材)、23…嵌合突片(被案内部)、23a…第2嵌合突片(被案内部)、24…磁性体板、25…2次コイル、26…電源回路、27…ガイドパイプ、28…摺動パイプ、27a…第2ガイドパイプ、28a…第2摺動パイプ、30…機器装着器具、31a,31b…第1及び第2縦枠、31c、31d…第1及び第2横枠、31e…載置台、31f…支持片、32…コンセント、41…支持台、42…吊下アーム、43…掛け止め部材、44…送風ハンガー、44a…補強枠、44b…噴出孔、51…フレキシブルアーム、51a…連結体、52…ガイドレール、52a…第2ガイドレール、53…嵌合支持凹部、55…凹所、E…液晶テレビ(電気機器)、R…部屋、W…壁、G…商用電源、T1,T2…電源電圧出力端子、T3,T4…出力端子、T5,T6…プラグ端子、L1,L2…接続線、PL…プラグ、F…フック、J…ユニバーサルジョイント、M…ファンモータ、CN…コネクタ、CN1…USBコネクタ、A1,A2…第1及び第2アーム、J1,J2…第1及び第2ユニバーサルジョイント、P1〜P3…テレスコピックパイプ、E…液晶テレビ、E0…電気機器、E1…スピーカ、E2…照明器具、E3…扇風機、E4…プラネタリウム、E5…プロジェクター、E6…空調センサ、E7…空気清浄機。

Claims (20)

  1. 一方向に延びる給電面を有した給電側筐体と、
    前記給電側筐体内に設けられ、コイル面が前記一方向に沿って配置されるとともに高周波電流の通電によって交番磁束を発生する1次コイルと
    を備えた給電装置と、
    受電面を有した受電側筐体と、
    前記受電側筐体に設けられ、前記受電面が前記給電面と前記一方向上の位置において対峙される状態で前記受電側筐体を設置する設置部材と、
    前記受電側筐体内に設けられ、前記交番磁束と交鎖して誘起電圧を発生する2次コイルと、
    前記受電側筐体内に設けられ、前記誘起電圧に基づいて電気機器の駆動電源を生成する電源回路と、
    前記受電側筐体から接続線を介して引き出され、前記電源回路の生成した電源電圧を出力する出力端子と
    を備えた可動装置と
    を有したことを特徴とする非接触給電システム。
  2. 請求項1に記載の非接触給電システムにおいて、
    前記給電側筐体内に設けられた1次コイルは、1つであって、そのコイル面が前記給電面と相対向するように前記一方向に延びて前記給電側筐体内に配置されていることを特徴とする非接触給電システム。
  3. 請求項1に記載の非接触給電システムにおいて、
    前記給電側筐体内に設けられた1次コイルは、1つであって、そのコイルループを前記一方向にずらして形成し、そのずらした各コイルループのコイル面が前記給電面と相対向するように前記一方向に延びて前記給電側筐体内に配置されていることを特徴とする非接触給電システム。
  4. 請求項1に記載の非接触給電システムにおいて、
    前記給電側筐体内に設けられた1次コイルは、複数であって、その各コイル面が前記給電面と相対向するとともに前記一方向に順次並設されて前記給電側筐体内に配置されていることを特徴とする非接触給電システム。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の非接触給電システムにおいて、
    前記給電側筐体は、前記受電側筐体に設けた設置部材を前記一方向に案内する案内部が形成されていることを特徴とする非接触給電システム。
  6. 請求項1〜5のいずれか1つに記載の非接触給電システムにおいて、
    前記受電側筐体は、前記受電側筐体に対して3次元方向の少なくとも1つの方向に前記電気機器を相対配置する配置位置調整部材を設けたことを特徴とする非接触給電システム。
  7. 請求項6に記載の非接触給電システムにおいて、
    前記配置位置調整部材には、前記出力端子が取着されていることを特徴とする非接触給電システム。
  8. 請求項6又は7に記載の非接触給電システムにおいて、
    前記配置位置調整部材には、前記電気機器を保持する装着器具が設けられ、その装着器具に前記出力端子が取着されていることを特徴とする非接触給電システム。
  9. 請求項1〜8のいずれか1つに記載の非接触給電システムにおいて、
    前記給電装置の給電側筐体に複数の前記可動装置を設置したことを特徴とする非接触給電システム。
  10. 一方向に延びる給電面を有した給電側筐体と、
    前記給電側筐体内に設けられ、コイル面が前記一方向に沿って配置されるとともに高周波電流の通電によって交番磁束を発生する1次コイルと
    を備えた給電装置と、
    受電面を有した受電側筐体と、
    前記受電側筐体に設けられ、前記受電面が前記給電面と前記一方向上の位置において対峙される状態で前記受電側筐体を設置する設置部材と、
    前記受電側筐体に設けられ、前記受電側筐体に対して3次元方向の少なくとも1つの方向に電気機器を相対配置する配置位置調整部材と、
    前記受電側筐体内に設けられ、前記交番磁束と交鎖して誘起電圧を発生する2次コイルと、
    前記配置位置調整部材を設けられ、前記2次コイルが出力する前記誘起電圧に基づいて電気機器の駆動電源を生成する電源回路と、
    前記配置位置調整部材を設けられ、前記電源回路の生成した電源電圧を出力する出力端子と
    を備えた可動装置と
    を有したことを特徴とする非接触給電システム。
  11. 請求項10に記載の非接触給電システムにおいて、
    前記配置位置調整部材には、前記電気機器を保持する装着器具が設けられ、その装着器具に前記電源回路と前記出力端子が設けられていることを特徴とする非接触給電システム。
  12. 一方向に延びる給電面を有した給電側筐体内に、コイル面が前記一方向に沿って配置された1次コイルが高周波電流の通電に基づいて交番磁束を発生する給電装置に沿って配置され、前記交番磁束に基づいて2次コイルに誘起電圧を発生させる可動装置であって、
    前記給電面と対峙する受電面を有した受電側筐体と、
    前記受電側筐体に設けられ、前記受電面が前記給電面と前記一方向上の位置において対峙される状態で前記受電側筐体を設置する設置部材と、
    前記受電側筐体内に設けられ、前記交番磁束と交鎖して誘起電圧を発生する2次コイルと、
    前記受電側筐体内に設けられ、前記誘起電圧に基づいて電気機器の駆動電源を生成する電源回路と、
    前記受電側筐体から接続線を介して引き出され、前記電源回路の生成した電源電圧を出力する出力端子と
    を備えたことを特徴とする可動装置。
  13. 請求項12に記載の可動装置において、
    前記給電側筐体は、前記受電側筐体に設けた設置部材を前記一方向に沿って配置する案内部が形成され、
    前記設置部材は、前記給電側筐体の前記案内部に沿って案内される被案内部が形成されていることを特徴とする可動装置。
  14. 請求項12又は13に記載の可動装置において、
    前記受電側筐体は、前記受電側筐体に対して3次元方向の少なくとも1つの方向に前記電気機器を相対配置する配置位置調整部材を設けたことを特徴とする可動装置。
  15. 請求項14に記載の可動装置において、
    前記配置位置調整部材には、前記出力端子が取着されていることを特徴とする可動装置。
  16. 請求項14又は15に記載の可動装置において、
    前記配置位置調整部材には、前記電気機器を保持する装着器具が設けられ、その装着器具に前記出力端子が取着されていることを特徴とする可動装置。
  17. 請求項12又は13に記載の可動装置において、
    前記受電側筐体には、ハンガーが一体的に又は掛け止めされていることを特徴とする可動装置。
  18. 請求項17に記載の可動装置において、
    前記ハンガーは、ハンガー本体内にファンモータが内蔵されているとともに、前記ハンガー本体に形成した噴出孔が形成され、前記ファンモータは前記出力端子に接続され、前記ファンモータで発生させた風を前記噴出孔から外部に噴出するようにしたことを特徴とする可動装置。
  19. 請求項12〜18のいずれか1つに記載の可動装置において、
    前記可動装置に、給電装置からの受電状態を表示する表示ランプ設けられていることを特徴とする可動装置。
  20. 一方向に延びる給電面を有した給電側筐体と、
    前記給電側筐体内に設けられ、コイル面が前記一方向に沿って配置されるとともに高周波電流の通電によって交番磁束を発生する1次コイルと
    を備えた給電装置と、
    受電面を有した受電側筐体と、
    前記受電側筐体に設けられ、前記受電面が前記給電面と前記一方向上の位置において対峙される状態で前記受電側筐体を設置する設置部材と、
    前記受電側筐体内に設けられ、前記交番磁束と交鎖して誘起電圧を発生する2次コイルと、
    前記受電側筐体内に設けられ、前記誘起電圧に基づいて電気機器の駆動電源を生成する電源回路と、
    前記受電側筐体から接続線を介して引き出され、前記電源回路の生成した電源電圧を出力する出力端子と
    を備えた可動装置と
    を有した非接触給電システムの給電装置の制御方法であって、
    前記給電側筐体内に複数の1次コイルを設け、その各1次コイルのコイル面が前記給電面と相対向するとともに前記一方向に順次並設させ、
    前記複数の1次コイルのうちの前記受電側筐体の受電面と対峙した1次コイルを、高周波電流を通電するようにしたことを特徴とする非接触給電システムの給電装置の制御方法。
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