JP2011151900A - 非接触給電システム - Google Patents

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靖史 佐藤
Tomoyasu Hirano
友康 平野
Takashi Araga
隆 荒賀
Koji Nishimura
幸司 西村
Hideaki Abe
秀明 安倍
Hiroki Shioda
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Abstract

【課題】負荷機器に給電するための電源コードの必要長さを従来よりも短くすることを可能にした非接触給電システムを提供する。
【解決手段】床Fを形成する床材2が、電気エネルギーを磁気エネルギーに変換する給電装置3を備える。床Fの上で使用されるダイニングテーブル1の脚12には、給電装置3から非接触で受電する受電装置4が設けられる。ダイニングテーブル1の天板11にはコンセント5が配置され、ダイニングテーブル1の内部には、受電装置4とコンセント5とを接続する電路9が形成される。したがって、ダイニングテーブル1の周辺で使用する負荷機器は、ダイニングテーブル1に設けたコンセント5に接続することにより、短い電源コードで使用可能になる。また、電源コードが使用者の移動の妨げになったり、電源コードに椅子が引っ掛かる可能性が低減される。
【選択図】図1

Description

本発明は、建屋に設置される給電装置と建屋とは別に設けた受電装置との間でエネルギーを非接触で伝達し、受電装置を介して給電装置から負荷機器への電気エネルギーの供給を可能にした非接触給電システムに関するものである。
一般に、電気機器に給電する際には、コンセントや引掛シーリングのような接触式のアウトレットが用いられている。この種のアウトレットは、住宅や事務所ビルや店舗ビルなどの建屋において、床、壁、天井などを形成する化粧材に開口を形成して取り付ける必要があるから、見映えを損なうという問題がある。
この問題を解決する技術として、非接触給電を行うアウトレットを建屋に設けることが提案されている(たとえば、特許文献1、特許文献2参照)。特許文献1、2に記載の技術は、壁、天井、床のいずれかを構成する建材に非接触給電部を設けた構成を採用している。非接触給電部は、電気エネルギーを磁気エネルギーに変換する機能を有し、非接触給電部に対向配置される非接触受電部において磁気エネルギーを電気エネルギーに変換することによって、非接触受電部から負荷機器に電力を供給する。
住宅、オフィスビル、店舗ビルなどの建屋では、天井内に配線を敷設し、この配線から分岐させた立ち下げ配線を壁に設けたアウトレット(いわゆる、壁コンセント)に接続している。また、壁からの距離が大きい場所にアウトレットを設ける場合には、床下に敷設した配線を床に設けたアウトレット(いわゆる、フロアコンセントやアップコンセント)に接続している。したがって、特許文献1、2に記載の技術を壁や床に設けた接触式のアウトレットに置き換えて用いると壁や床の見映えが向上する。
特開2009−159683号公報 特開2009−159685号公報
ところで、上述した特許文献1、2に記載の技術は、接触式のアウトレットに代えて非接触給電を行うアウトレットを提供し、接触式のアウトレットから負荷機器に給電するために必要であったプラグに代えて非接触受電部を用いるというものである。
したがって、非接触式受電部と負荷機器との間では、負荷機器に給電するための電源コードが依然として必要である。たとえば、ダイニングテーブルのような卓上で調理器具のような負荷機器を使用するには、卓上の負荷機器と壁あるいは床との間に電源コードが必要である。
このような電源コードは、見映えを損なうだけではなく、移動の妨げになるから建屋のバリアフリー化を妨げる一因になるという問題を有している。また、比較的長い電源コードが必要であるから、負荷機器を使用できる空間領域が制限されたり、いわゆる延長コードが別に必要になったりするという不便もある。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、負荷機器に給電するための電源コードの必要長さを従来よりも短くすることを可能にした非接触給電システムを提供することにある。
請求項1の発明は、非接触で給電する給電装置と、給電装置が配置され建屋における構造物の表面を形成する化粧材と、給電装置から非接触で受電する受電装置と、受電装置を備え受電装置から負荷機器に給電する什器とを備えることを特徴とする。
請求項2の発明では、給電装置が、化粧材の表面に対して非露出に配置されていることを特徴とする。
請求項3の発明では、化粧材が、仕上げ材であることを特徴とする。
請求項4の発明では、化粧材が、取り付け材であることを特徴とする。
請求項5の発明では、什器が、給電装置に対置される部位に受電装置を備えるとともに、什器内に配線された電路を介して受電装置に接続され負荷機器に給電するコンセントを什器から露出する部位に備えることを特徴とする。
請求項6の発明では、什器が、前記給電装置に対置される部位に前記受電装置を備えるとともに、什器内に配線された電路を介して前記受電装置に接続され非接触で給電する2次給電装置を内部に備えることを特徴とする。
請求項7の発明では、負荷機器が2次給電装置から非接触で受電する2次受電装置を内蔵していることを特徴とする。
請求項1の発明の構成によれば、什器に設けた受電装置を用いて建屋に設けた給電装置から非接触で受電し、受電装置から負荷機器に給電するから、負荷機器に電源コードを設けるとしても、負荷機器と什器との間の接続が可能な長さの電源コードがあればよい。つまり、壁や床と負荷機器との間を接続する場合に比較して電源コードの長さを従来よりも短くすることが可能になるという利点がある。その結果、電源コードが移動の妨げになったり、電源コードが絡まるというような、電源コードの存在に起因して生じる問題を解決することができる。
請求項2の発明の構成によれば、給電装置が化粧材の表面に露出しないから、給電装置を備えていない化粧材を用いる場合と同様の仕上げが可能になり、什器の配置が給電装置の有無によって制約されるのを防止することができる。
請求項3の発明の構成によれば、給電装置を仕上げ材に設けているから、建屋において床、壁、天井のように面積が比較的大きい面に給電装置を配置することになり、比較的大きい電力の供給が可能になる。
請求項4の発明の構成によれば、給電装置を取り付け材に設けているから、建屋において巾木、窓額縁、鴨居のように付加的に配置する部材に給電装置を配置するから、既存の取り付け材に代えて給電装置を備える取り付け材を配置することが可能になる。
請求項5の発明の構成によれば、什器にコンセントを設けているから、電源コードを備える既存の負荷機器を用いることが可能である。
請求項6の発明の構成によれば、什器に2次給電装置を設けているから、什器から非接触で給電することが可能になり、電源コードをさらに削減することが可能になる。
請求項7の発明の構成によれば、2次給電装置から非接触で受電する2次受電装置を負荷機器に内蔵しているから、負荷機器は給電用の電源コードが不要になる。
実施形態を示す斜視図である。 同上の断面図である。 同上の他の構成例を示す断面図である。 同上における給電装置の配置例を示す平面図である。 同上に用いる什器の他の構成例を示す斜視図である。 同上のさらに他の構成例を示す斜視図である。
以下に説明する実施形態では、建屋として戸建て住宅を想定し、電気エネルギーを磁気エネルギーに変換する給電装置を建屋内の床に配置する場合を例として説明する。ただし、建屋は戸建て住宅ではなく集合住宅であってもよく、また住宅ではなくオフィスや店舗などの建屋において本発明の技術思想を採用することも可能である。給電装置は、建屋内の床ではなく壁や天井に配置することも可能である。さらに、建屋の内側ではなく建屋の外装あるいは外構において採用することも可能である。
図1、図2に示すように、本実施形態では、什器としてのダイニングテーブル1を床Fに置く場合を想定する。また、床Fを形成する化粧材としての床材2には、電気エネルギーを磁気エネルギーに変換する給電装置3が配置される。床材2は、フローリング用の板材のほか、コルクタイル、プラスチックタイルなどを用いることもできる。床Fは単位寸法に形成された床材2を敷き詰めることにより形成するのが望ましいが、床材2を単位寸法に形成することは必須ではない。
給電装置3は床材2に設けられ、床材2の表面(上面)には非露出となるように配置される。床材2の表面に給電装置3が非露出であることは、給電装置3が床材2に内蔵されているか、あるいは給電装置3が床材2の裏面(下面)に配置されていることを意味している。
ところで、図示するダイニングテーブル1は、天板11の四隅にそれぞれ脚12を設けた形状を有している。少なくとも1本の脚12の下端部には、給電装置3から送り出された磁気エネルギーを受け取って電気エネルギーに変換する受電装置4が収納されている。また、天板11には天板11のいずれかの面(図示例では側面)にプラグ差込口が露出するコンセント5が収納される。受電装置4とコンセント5との間は、ダイニングテーブル1の内部に配線された電路9を介して電気的に接続され、受電装置4からコンセント5に電力を供給することが可能になっている。
さらに、図示例では、天板11の内部に2次給電装置7が収納されている。2次給電装置7は、給電装置3と同様に電気エネルギーを磁気エネルギーに変換する機能を有する。2次給電装置7への電気エネルギーは受電装置4から与えられる。受電装置4と2次給電装置7とは、ダイニングテーブル1の内部に配線された電路9を介して電気的に接続され、受電装置4から2次給電装置7に電力が供給される。給電装置3は受電装置4に対して比較的大きいエネルギー(最大数百W)を伝達する必要があるが、2次給電装置7は相手側となる2次受電装置8に対して比較的小さいエネルギー(数十W以下)を伝達することができればよい。なお、2次給電装置7は、天板11の略全面に配置することができるが、天板11の一部にのみ設けるようにしてもよい。
この構成では、ダイニングテーブル1の上で、ホットプレートやハンドミキサーのような負荷機器6を使用する場合には、負荷機器6に設けた電源コードの一端に設けられているプラグをコンセント5に差し込めばよい。すなわち、従来から使用している負荷機器6を、壁コンセントにプラグを接続する場合と同様の扱いで使用することができる。ただし、ダイニングテーブル1と壁との間に電源コードが存在しないから、ダイニングテーブル1の周囲での使用者の移動が電源コードで妨げられることがなく、また、電源コードに椅子などを引っ掛ける可能性が低減される。
このように、ダイニングテーブル1に比較的大きい電力を供給可能なコンセント5を設けていることにより、調理器具だけではなく、アイロン、パーソナルコンピュータ、美容装置などの多くの負荷機器6を使用することが可能になる。したがって、ダイニングテーブル1の広いスペースを、家事用の作業台や書斎の机に代えて利用することが可能になる。しかも、コンセント5を設けていることにより、上述の利便性を享受しながらも、電源コードを有した通常の負荷機器6を用いることができる。
一方、負荷機器が2次受電装置8を備えている場合には、天板11に設けた2次給電装置7から電源コードを用いることなく受電することが可能になる。すなわち、ダイニングテーブル1の卓上に置いて使用する調理器具やパーソナルコンピュータや充電器や電源アダプタのような負荷機器(図示例は携帯電話の充電器を想定している)6であれば、2次受電装置8を設けておくことにより、電源コードを用いることなく電力を得ることが可能になる。また、携帯電話機に2次受電装置8を内蔵させておけば、充電器を用いることなく、携帯電話を卓上に置いておくだけでバッテリの充電が可能になる。
さらに、ダイニングテーブル1において電源を確保することができるから、映像関連機器、空調機器、照明機器、給湯器、音響関連機器、床暖房機器などの各種機器を制御するためのリモコン装置を負荷機器6とすることが可能である。また、インターホン、電話機を統合した通信機器や、通信機器に防犯・防災機器の受信装置を統合した監視装置などを負荷機器6として給電することも可能である。
このように、宅内で最大の机であって、家族が集まりやすいダイニングテーブル1から負荷機器6への給電を可能とすることにより、ダイニングテーブル1を中心としたライフスタイルの構築に寄与することになる。
ところで、給電装置3と受電装置4との間のエネルギーの伝達や、2次給電装置7と2次受電装置8との間のエネルギーの伝達には、電磁誘導の原理を用いるものを採用することができる。すなわち、磁性体にコイルを巻装した一対のカプラを設け、両カプラを磁気結合が可能となるように配置し、一方のカプラに給電するとともに他方のカプラで受電する構成を採用することができる。この構成では、給電側のカプラに巻装したコイルに流す電流を制御することにより、数十cm程度の距離でも高効率でエネルギーを伝達することができる(60cmで90%の効率が確認されている)。
エネルギーの伝達には、近年注目されている磁界共鳴方式あるいは電界共鳴方式を採用してもよい。これらの技術を用いてエネルギーを伝達すれば、1〜2m程度の距離でも高効率でエネルギーを伝達することが可能である(磁界共鳴方式では2mで40%の効率が確認されている)。
ところで、上述の構成では、ダイニングテーブル1の周辺で用いる負荷機器6に給電する場合を例として説明したが、2次給電装置7として比較的遠方まで高効率でエネルギーを伝達することが可能な構成を採用すると、ダイニングテーブル1から離れた場所の負荷機器6に給電することが可能である。
たとえば、図3に示すように、ダイニングテーブル1の上方の天井に負荷機器(図示例では照明器具)6を取り付けている場合に、負荷機器6に2次受電装置8を設けておけば、2次給電装置7から負荷機器6に給電することが可能になる。すなわち、従来は天井内に敷設した配線を天井用の照明器具に接続していたが、図3の構成を採用することにより、床下に敷設した配線から供給された電力を天井用の照明器具に供給することが可能になる。
上述の構成例では、給電装置3を設けた床材2を床Fの全面に亘って配置することを想定している。すなわち、給電装置3を備える床材2のみで床Fを形成する例を示した。ただし、図4のように、給電装置3を備える床材2により床Fの一部を形成し、床Fの他の部分は給電装置3を備えていない床材2により形成してもよい。この場合、給電装置3を備える床材2を床Fの一部領域に偏在させて配置する場合と、給電装置3を備える床材2を床Fの全面に亘って規則的に配置する場合とがある。また、給電装置3を備える床材2を1枚だけ用いることも可能である。給電装置3を備える床材2は、給電装置2を備えていない床材2と表面が区別できないように仕上げておくのが望ましい。図4(a)〜図4(c)は、このような配置例を示している。
すなわち、図4(a)は、給電装置3を備える床材2(斜線部で示している)と、給電装置3を備えていない床材2とを縞状に配列した場合を示している。また、図4(b)は、給電装置3を備える床材2(斜線部で示している)と、給電装置3を備えていない床材2とを千鳥状に配置した場合を示している(斜線を付した床材2と斜線を付していない床材2とが市松模様をなしている)。さらに、図4(c)は、床Fの適宜の箇所にのみ給電装置3を備える床材2(斜線部で示している)を配置している。
図4(a)(b)に示す配置例では、床Fの略全面において給電装置3から受電することが可能であるにもかかわらず、すべての床材2に給電装置3を設ける場合に比べて、給電装置3の台数を半分程度にすることができる。したがって、利便性を確保しながらも設備費用を低減することが可能になる。また、これらの配置の場合には、受電装置4での受電を容易にするために、図5のように、複数の給電装置3に跨る足板13を脚12の下端部に設け、足板13の中に受電装置4を配置するのが望ましい。あるいはまた、複数の脚12にそれぞれ受電装置4を配置するとともに、受電装置4の出力を並列に接続しておき、複数の給電装置3から受電することによって、1個の受電装置4で受電する場合よりも受電電力が大きくなるようにしてもよい。
上述の例では、什器としてダイニングテーブル1を例示しており、床Fに設けた給電装置3とダイニングテーブル1に設けた受電装置4とを近接して配置するから、比較的高い効率でエネルギーを伝達することが可能である。言い換えると、漏れ磁束が少ないから、電力が無駄に消費されず、通信障害などへの障害が低減される。
なお、什器としては、床置きワゴン、突っ張り家具、間仕切り収納、間仕切り壁なども用いることができる。また、床置きワゴンや間仕切り壁のように移動可能な什器に受電装置4を設けている場合には、場所を選ばずに受電することが可能になる。
たとえば、図6に示すように、室内の壁Wに給電装置3を配置し、什器としては、床Fと天井Cとの間で突っ張ることにより室内に設置される間仕切り壁1aを設け、間仕切り壁1aに受電装置4を設けておけば、間仕切り壁1aに取り付けた負荷機器(図示例では薄型のテレビ)6に給電することが可能になる。
一般に、この種のテレビ6は、壁掛け用の金具が提供されている場合であっても、壁の強度を考慮して床や台の上に置くことが多いが、専用の間仕切り壁1aを提供することにより、壁掛けの態様で設置することができる。しかも、給電用の電源コードが不要であるから、アンテナ接続用のケーブルが不要であるテレビ6を用いれば、間仕切り壁1aからケーブル類が引き出されることがなく、見映えよく設置することができる。なお、アンテナ接続用のケーブルが不要なテレビ6としては、表示画面を備えるモニタ装置とアンテナに接続する受信装置とを別装置とし、モニタ装置と受信装置との間で映像信号および音声信号を無線伝送する製品がある。
また、棚の天板の上方に突っ張り用の当て板を設け、当て板を天井に当接させるようにした突っ張り家具であれば、棚の地板や当て板に受電装置4を設けておくことにより、給電装置3と受電装置4との対向面積を比較的大きくとることが可能である。
上述したように、給電装置3は床Fだけではなく壁Wや天井Cにも配置することが可能であるから、床Fを形成する床材2に給電装置3を設けるだけではなく、壁Wを形成する壁材や天井Cを形成する天井材のような仕上げ材に給電装置3を設けてもよい。あるいはまた、巾木、窓額縁、鴨居などの取り付け材に給電装置3を設けてもよい。
また、給電装置3に常時給電していると無駄な電力消費が生じたり、不要輻射による通信障害を生じたりする可能台がある。そこで、常時は、給電装置3と受電装置4との間で間欠的に通信し、受電装置4から給電の必要が生じたときに、給電装置3を連続動作させることにより、受電装置4への給電を行うことが望ましい。また、給電装置3の出力を可変とし、受電装置4からの要求に応じて負荷機器に応じたエネルギーの供給を行うようにすれば、無駄な磁束漏れや電界漏れの発生を抑制することができる。
なお、電気エネルギーを磁気エネルギーに変換する給電装置3を用いている場合には、たとえば、給電装置3を床Fに設け、ダイニングテーブル1の天板11に中継用の磁性体あるいはコイルを配置する構成を採用することが可能である。この場合、中継用の磁性体あるいはコイルにより、給電装置3から発生した磁束の広がりが抑制され、天井付近に配置した負荷機器6に磁気エネルギーを比較的高い効率で伝達することが可能になる。この構成では、負荷機器6には受電装置4を設け、給電装置3から受電装置4に直接給電することになる。
1 ダイニングテーブル(什器)
1a 間仕切り壁(什器)
2 床材(化粧材)
3 給電装置
4 受電装置
5 コンセント
6 負荷機器
7 2次給電装置
8 2次受電装置
9 電路

Claims (7)

  1. 非接触で給電する給電装置と、給電装置が配置され建屋における構造物の表面を形成する化粧材と、給電装置から非接触で受電する受電装置と、受電装置を備え受電装置から負荷機器に給電する什器とを備えることを特徴とする非接触給電システム。
  2. 前記給電装置は、前記化粧材の表面に対して非露出に配置されていることを特徴とする請求項1記載の非接触給電システム。
  3. 前記化粧材は、仕上げ材であることを特徴とする請求項1又は2記載の非接触給電システム。
  4. 前記化粧材は、取り付け材であることを特徴とする請求項1又は2記載の非接触給電システム。
  5. 前記什器は、前記給電装置に対置される部位に前記受電装置を備えるとともに、什器内に配線された電路を介して前記受電装置に接続され前記負荷機器に給電するコンセントを什器から露出する部位に備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の非接触給電システム。
  6. 前記什器は、前記給電装置に対置される部位に前記受電装置を備えるとともに、什器内に配線された電路を介して前記受電装置に接続され非接触で給電する2次給電装置を内部に備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の非接触給電システム。
  7. 前記負荷機器は前記2次給電装置から非接触で受電する2次受電装置を内蔵していることを特徴とする請求項6記載の非接触給電システム。
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