JPWO2020039502A1 - 受電機器 - Google Patents

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Abstract

送信アンテナ(12)から非接触で受電可能な受信アンテナ(211)と、受信アンテナ(211)が送信アンテナ(12)から受電可能な位置に設置された場合に、送信アンテナ(12)が発生させる磁界と鎖交する位置に形成されるとともに、少なくとも一部が導電性の材料で形成され、かつ、ショートループを形成しない閉曲線形状の構造とを備えた。

Description

この発明は、非接触給電によって受電する受電機器に関するものである。
従来、非接触給電によって受電する受信アンテナを有する受電機器において、当該受電機器が有する金属体に渦電流が発生し電力損失となることを防ぐための技術が知られている。
例えば、特許文献1には、充電器から非接触で受電する携帯端末機器等の電子機器において、コイルで発生した磁束によってコイルの周辺にある金属に渦電流が流れ、当該渦電流で生じる反磁界の発生を減らすために磁性シートを設ける技術が開示されている。特許文献1に開示されている技術では、当該磁性シートにより、電磁誘導作用を利用した非接触充電の電力伝送効率を向上させるとともに、平面コイル部で発生する磁束を増加させ平面コイル部から磁性シート裏面側への磁束漏れを防止するようにしている。なお、特許文献1における「コイル」は、上記「受信アンテナ」に相当する。
特開2012−191847号公報
特許文献1に開示されているような電子機器の技術に代表される従来技術では、例えば、受電機器が受信アンテナ以外に閉曲線形状の構造を有しており、かつ、当該閉曲線形状の構造が導電性のショートループ(以下、単に「ショートループ」という。)を形成する場合の電力伝送効率の低下については、考慮されていないという課題があった。
共振型の非接触給電システムでは、受信アンテナが発生させる磁界がショートループと鎖交すると、ショートループに誘導電流が流れる。ショートループに誘導電流が流れると、ショートループの寄生抵抗により電力が消費される。このような、ショートループによる電力消費の影響により、送信アンテナと受信アンテナとの間の電力伝送効率は、著しく低下する。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、非接触給電によって受電する受電機器について、電力伝送効率の低下を防ぐ受電機器を提供することを目的とする。
この発明に係る受電機器は、送信アンテナから非接触で受電可能な受信アンテナと、受信アンテナが送信アンテナから受電可能な位置に設置された場合に、送信アンテナが発生させる磁界と鎖交する位置に形成されるとともに、少なくとも一部が導電性の材料で形成され、かつ、ショートループを形成しない閉曲線形状の構造とを備えたものである。
この発明によれば、非接触給電によって受電する受電機器が送信アンテナから受電可能な位置に設置された場合に、送信アンテナが発生させる磁界と鎖交する位置に形成された、受電機器が有する閉曲線形状の構造を、ショートループを形成しないものとしている。その結果、受電機器における電力伝送効率の低下を防ぐことができる。
一般的な非接触給電システムの概要を説明するための図である。 図1を用いて説明したような非接触給電システムにおいて、送電装置が受電機器に対して行う非接触給電の電力伝送のイメージを説明するための図である。 図1を用いて説明したような非接触給電システムにおいて、送信アンテナと受信アンテナが発生させる磁界の分布のイメージの一例を説明するための図である。 図1を用いて説明したような非接触給電システムにおいて、閉曲線形状の構造を備える受電機器が、給電可能なエリアに設置された場合の、送信アンテナおよび受信アンテナ間の電力伝送のイメージの一例を説明するための図である。 図5A〜図5Eは、閉曲線形状の構造を備えた家電装置について、テレビ以外の例を示す図である。 実施の形態1において、ショートループを形成しないように絶縁対策が施された閉曲線形状の構造の一例のイメージを示す図である。 複数の送信アンテナを備えた非接触給電システムの構成の一例のイメージを示す図である。 受信アンテナを複数備えた受電機器を備える非接触給電システムの構成の一例のイメージを示す図である。 受信アンテナの面積を送信アンテナの面積よりも大きいものとした非接触給電システムの構成の一例のイメージを示す図である。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
以下の実施の形態1では、一例として、非接触給電システムには、共振型の非接触給電方式が採用されているものとする。
実施の形態1に係る受電機器は、非接触給電システムの一部を構成し、例えば、建築物の床または壁等、建築物を構成する構造物に設置された送電装置から非接触で受電する。送電装置は、構造物に設置されるものに限らず、例えば、持ち運び可能な充電器に備えられるものであってもよい。実施の形態1に係る受電機器は、送電装置から、非接触で受電できるようになっていればよい。なお、実施の形態1において、構造物とは、建築物の床または壁等、建築物を構成する構造物をいう。
実施の形態1に係る受電機器は、少なくとも一部が導電性の材料で形成された閉曲線形状の構造を備えることを前提とする。閉曲線形状の構造には、受電機器を構成する部材が閉曲線形状である場合の他、例えば、受電機器を構成する部材上に塗布された塗料、または、当該部材上に添付されたテープにより形成される形状が閉曲線形状である場合も含む。
また、閉曲線形状の構造は、受電機器が、非接触給電が可能なエリアに設置されると、前記送信アンテナが発生させる磁界と鎖交する位置に形成されることを前提とする。仮に、閉曲線形状の構造がショートループを形成する場合、受信アンテナが発生させる磁界がショートループと鎖交すると、ショートループに電流が流れる。ショートループに電流が流れると、ショートループの寄生抵抗により電力が消費される。このようなショートループによる電力消費の影響により、受電機器が受ける電力の電力伝送効率は、著しく低下する。
実施の形態1に係る受電機器は、非接触給電が可能なエリアに設置された場合に送信アンテナが発生させる磁界と鎖交する位置に、閉曲線形状の構造を有していても、当該閉曲線形状の構造はショートループを形成しないものとしている。したがって、受電機器における電力伝送効率の低下を防ぐことができる。詳細は後述する。
まず、前提となる、非接触給電システムの概要および当該非接触給電システムにおける電力伝送の概要について、説明する。
図1は、一般的な非接触給電システムの概要を説明するための図である。
実施の形態1に係る受電機器2は、図1に示すような、一般的な非接触給電システムに備えられる。非接触給電システムには、当該受電機器2と送電装置1が備えられる。
なお、図1に示す非接触給電システムは、一例として、送電装置1が床100の内部に設置されるものとしている。送電装置1は、受電機器2に対して、床100を介して、非接触で給電する。
送電装置1は、送信電源11と送信アンテナ12を備え、商用電源等の外部電源3から供給される電力を受けて、給電可能なエリアに設置されている受電機器2に給電する。具体的には、送信電源11が電力を受けて、送信アンテナ12に高周波の交流電力(以下「高周波電力」という。)を供給する。送信電源11から高周波電力の供給を受けた送信アンテナ12は、当該高周波電力の周波数と同一の周波数で共振し、空間に磁界を発生させる。受電機器2が、送信アンテナ12から給電可能なエリアに設置されている場合、送信アンテナ12が発生させた磁界は、受信アンテナ211に鎖交し、受信アンテナ211は、当該鎖交する磁界と同一の周波数で共振することにより、受電機器2に備えられた受電装置21に対し非接触での給電が行われる。これにより、送電装置1から受電機器2への非接触給電が行われる。
受電機器2は、受電装置21と家電装置22を備える。受電装置21は、受信アンテナ211と整流回路212を備える。なお、図1では、受電装置21と家電装置22とを別の装置としているが、これは一例に過ぎず、家電装置22に受電装置21を組み込むようにし、一体型の受電機器2としてもよい。
受電機器2は、送電装置1から非接触で受電する。具体的には、受電装置21が、送信アンテナ12および受信アンテナ211を介して、送信電源11から非接触で受電する。
受信アンテナ211は、高周波電力の供給を受けて送信アンテナ12が発生させている磁界に鎖交し、当該鎖交する磁界と同一の周波数で共振することにより、送信アンテナ12から非接触で受電する。
受信アンテナ211が受けた電力は、整流回路212によって家電装置22へ供給される。
家電装置22は、受電装置21が受けた電力によって、動作可能となる。なお、実施の形態1において、家電装置22とは、専ら一般家庭で使用される電気機器に限らず、種々の電気機器を広く含むものとする。
共振型の非接触給電方式の技術は、既存の技術であるため、当該技術の詳細な説明は省略する。
図2は、図1を用いて説明したような非接触給電システムにおいて、送電装置1が受電機器2に対して行う非接触給電の電力伝送のイメージを説明するための図である。
非接触給電システムにおいて、送信アンテナ12が磁界を発生させると、図2に示すような磁力線201に基づき、受信アンテナ211を介して、家電装置22に、電力伝送が行われる。なお、図2において、磁力線201は、一方向のみを示しているが、受信アンテナ211が送信アンテナ12から受ける電力は交流の電力であるため、実際には、逆方向にも磁力線201が発生する。
図3は、図1を用いて説明したような非接触給電システムにおいて、送信アンテナ12と受信アンテナ211が発生させる磁界の分布のイメージの一例を説明するための図である。なお、図3において、磁界分布を301で示している。
磁界は、送信アンテナ12と受信アンテナ211の間、送信アンテナ12の側面、受信アンテナ211の側面、送信アンテナ12の裏側、および、受信アンテナ211の裏側等、送信アンテナ12と受信アンテナ211の周囲にも発生し、特に受信アンテナ211の裏側の広い範囲に及ぶ。
なお、送信アンテナ12の裏側とは、送信アンテナ12に対して、受信アンテナ211とは反対側の範囲をいい、受信アンテナ211の裏側とは、受信アンテナ211に対して、送信アンテナ12とは反対側の範囲をいう。
非接触給電システムの概要、および、当該非接触給電システムにおける電力伝送の概要については、図1〜図3を用いて説明したとおりである。
次に、図1を用いて説明したような非接触給電システムにおいて、閉曲線形状の構造を備える受電機器2が、給電可能なエリアに設置された場合に、当該閉曲線形状の構造に誘導電流が流れる原理について説明する。
図4は、図1を用いて説明したような非接触給電システムにおいて、閉曲線形状の構造を備える受電機器2が、給電可能なエリアに設置された場合の、送信アンテナ12および受信アンテナ211間の電力伝送のイメージの一例を説明するための図である。なお、ここでは、閉曲線形状の構造に誘導電流が流れる原理を説明するため、受電機器2には、絶縁対策は施されていない。
図4は、一例として、家電装置22はテレビ221とし、当該テレビ221は閉曲線形状の構造として金属フレーム2211を備えるものとしている。図4に示す金属フレーム2211は、全体が金属材料で構成されており、ショートループ(図4の402参照)を形成しているものとする。また、図4では、床100の断面図を示している。
金属フレーム2211を備えるテレビ221を備えた受電機器2が給電可能なエリアに設置されると、送信アンテナ12が発生させた磁界の磁力線201が、金属フレーム2211と鎖交する(図4の401参照)。磁力線201と金属フレーム2211が鎖交すると、金属フレーム2211には誘導電流が流れる。金属フレーム2211に電流が流れると、金属フレーム2211の寄生抵抗により、電力が消費される。
金属フレーム2211が電力を消費すると、送信アンテナ12から受信アンテナ211への電力伝送効率は、著しく低下する。
なお、図4では、一例として、家電装置22がテレビ221であった場合を示しているが、これに限らず、ショートループを形成する閉曲線形状の構造を備えた様々な家電装置22について、受電機器2が給電可能なエリアに設置されると、図4を用いて説明したような、電力伝送効率の著しい低下を招く。
図5A〜図5Eは、閉曲線形状の構造を備えた家電装置22について、テレビ221以外の例を示す図である。
例えば、テレビ221以外の家電装置22の例として、家電装置22が、非接触で受電可能なPC(Personal Computer)222であり、筐体に導電性の材料を使用した枠を備える、または、筐体に導電性の材料を使用した塗料等による枠取りがされているPC222が挙げられる(図5A参照)。なお、実施の形態1において、「枠取り」は、「枠」に含まれるものとする。
また、例えば、テレビ221以外の家電装置22の例として、家電装置22が、非接触で受電可能な電気スタンド223であり、土台部に導電性の塗料を使用した枠を備える、または、筐体に導電性の材料を使用した塗料等による枠取りがされている電気スタンド223が挙げられる(図5B参照)。
また、例えば、テレビ221以外の家電装置22の例として、家電装置22が、非接触で受電可能な掃除機224であり、ヘッド部に導電性の材料を使用した枠を備える、または、筐体に導電性の材料を使用した塗料等による枠取りがされている掃除機224が挙げられる(図5C参照)。
また、例えば、テレビ221以外の家電装置22の例として、家電装置22が、非接触で受電可能な、受電機器2としてのテーブル225であり、テーブルの天板のフレームに導電性の塗料を使用した枠を備える、または、筐体に導電性の材料を使用した塗料等による枠取りがされているテーブル225が挙げられる(図5D参照)。
また、例えば、テレビ221以外の家電装置22の例として、家電装置22が、非接触で受電可能な、受電機器2としての鞄226であり、底部に金属製のワイヤが設けられている鞄226が挙げられる(図5E参照)。金属製のワイヤは、鞄226の底部の枠として、鞄226に備えられている。
図5A、図5B、図5C、および、図5Eでは、閉曲線形状の構造は、受信アンテナ211が送信アンテナ12から受電可能な面上に受電機器2が設置された場合に、当該面との接触面を規定する枠であるものとしている。受電機器2が設置される面とは、例えば、机上の面、または、床面等である。
中でも図5Bは、受電機器2が土台部または台座を有しており、閉曲線形状の構造は、土台部または台座の枠であるものとしている。
上述の、PC222、電気スタンド223、掃除機224、受電機器2としてのテーブル225、または、受電機器2としての鞄226が、給電可能なエリアに設置されると、閉曲線形状の構造が形成するショートループ(図5の402参照)に電流が流れ、電力伝送効率の著しい低下を招く。
図4〜図5を用いて説明したように、非接触給電システムにおいて、ショートループを形成する閉曲線形状の構造を備える受電機器2が、給電可能なエリアに設置されると、閉曲線形状の構造に誘導電流が流れ、その結果、電力伝送効率が著しく低下する。
以上のような事象に対し、実施の形態1に係る受電機器2は、図4〜図5を用いて説明したような受電機器2に対して、当該受電機器2が、非接触給電が可能なエリアに設置された場合に送信アンテナが発生させる磁界と鎖交する位置に、閉曲線形状の構造を有していても、当該閉曲線形状の構造はショートループを形成しないものとしている。
以下、実施の形態1に係る受電機器2において、閉曲線形状の構造がショートループを形成しないようにするために施された絶縁対策について、具体的に説明する。
実施の形態1において受電機器2に対して施される絶縁対策は、閉曲線形状の構造がショートループを形成しないようにする絶縁対策になっていればよく、具体的な対策は1つに限定されない。以下、実施の形態1において受電機器2に対して施される絶縁対策について、図6を用いて、いくつか例を挙げて説明する。
なお、図6では、説明の便宜上、受電機器2が備える閉曲線形状の構造の一部分のみを示すようにしている。
図6は、実施の形態1において、ショートループを形成しないように絶縁対策が施された閉曲線形状の構造の一例のイメージを示す図である。
図6では、一例として、金属フレーム2211(例えば、図4のテレビ221参照)がショートループを形成しないように絶縁対策が施されたものとしている。
具体的には、金属フレーム2211の一部を、絶縁部材601で構成し、閉曲線形状の構造の一部が絶縁材料で形成されるようにしている。
閉曲線形状の構造の一部が絶縁材料である絶縁部材601で構成されることにより、金属フレーム2211はショートループを形成しないものとなる。すなわち、受電機器2が給電可能な位置に設置された場合でも、閉曲線形状の構造には電流が流れない。
その結果、送信アンテナ12から受信アンテナ211への電力伝送効率が低下することを防ぐことができる。
なお、図6では、金属フレーム2211の一部を、絶縁部材601で構成し、閉曲線形状の構造の一部が絶縁材料で形成されるようにすることで、金属フレーム2211に絶縁対策が施されるものとしたが、これは一例に過ぎない。例えば、受電機器2を構成する部材上に塗布された導電性の塗料、または、当該部材上に貼付された導電性のテープが、閉曲線形状である場合、当該閉曲線形状の一部を絶縁性の塗料、または、絶縁性のテープで形成されるようにしてもよい。
閉曲線形状の構造の、少なくとも一部に、上述したような絶縁対策が施されていればよい。
以上に説明したように、実施の形態1において、受電機器2は、非接触給電が可能なエリアに設置された場合に送信アンテナ12が発生させる磁界と鎖交する位置に、閉曲線形状の構造を有していても、当該閉曲線形状の構造はショートループを形成しないものとしている。その結果、受電機器2における電力伝送効率の低下を防ぐことができる。
従来技術では、上述のように、例えば、磁性シートによって、電力伝送効率が低下することを防止するようにしていた。
しかし、例えば、受信アンテナ211の裏側全体を磁性シートで覆うようにすると、受電機器2のコストが高くなる要因となる。また、受信アンテナ211の裏側全体を磁性シートで覆うと、当該受信アンテナ211が対向する位置に設けられている送信アンテナ12方向の磁界分布の広がりを狭めるため、電力伝送距離を短くする要因となる。
また、受信アンテナ211の裏側全体に磁性体を設置して、金属体による電力伝送への影響を防ぐとともに受信アンテナ211のコア材として使用する技術も知られているが、当該技術では、磁性体によるヒステリシス損等のエネルギー損失が発生する。
これに対し、実施の形態1に係る受電機器2は、閉曲線形状の構造に誘導電流が流れないよう、当該閉曲線形状の構造に、図6を用いて説明したような絶縁対策を施すようにした。当該絶縁対策では、例えば、閉曲線形状の構造全体を磁性シートで覆うような方法は採用しない。そのため、受電機器2にかかるコストを削減することができる。また、磁性シートを必要としないため、磁性体シートによるヒステリシス損等のエネルギー損失もなく、消費電力を削減することができる。また、磁性シートを必要としないため、非接触給電システムをMHz以上の電力伝送周波数で構成することが容易となり、受電機器2の小型化、軽量化、または、低コスト化が図れる。受信アンテナ211は、広い面積を持つ磁性体シートが下部にある場合、インダクタンスが大きい値となり高周波化することが困難になる。なお、磁性体シートが下部にある、とは、磁性体シートが、受信アンテナ211に対して送信アンテナ12側とは反対側となる、受信アンテナ211の裏側にあることをいう。
また、磁性体シートを必要としないため、受信アンテナ211が対向する送信アンテナ12方向の磁界分布を広く確保できることから、電力伝送距離を長くできる。
以上で説明した、実施の形態1に係る、絶縁対策が施された受電機器2は、当該受電機器2と送電装置1が1対1である非接触給電システムに限らず、さまざまな形態の非接触給電システムにおいて適用できるので、以下、いくつか例を挙げて説明する。
例えば、受電機器2は、1つの受電機器に対して、複数の送信アンテナが給電し得る非接触給電システムに適用することができる。なお、以下に説明する例においても、受電機器2は、少なくとも一部が導電性の材料で形成された閉曲線形状の構造を備えることを前提とする。
図7は、複数の送信アンテナを備えた非接触給電システムの構成の一例のイメージを示す図である。なお、図7では、家電装置22を、図4に示したようなテレビ221としている。
図7に示す非接触給電システムにおいて、送電装置1は床100に設置され、複数の送信アンテナ12を備える。
送信電源11は、商用電力から電力を受けて、複数の送信アンテナ12のうちのいずれかの送信アンテナ12に高周波電力を供給し、当該高周波電力の供給を受けた送信アンテナ12が、空間に磁界を発生させる。受電機器2は、複数の送信アンテナ12のうちのいずれかの送信アンテナ12から給電可能なエリアに設置されると、非接触で受電する。
複数の送信アンテナ12のうちのいずれの送信アンテナ12から給電される場合も、受電機器2は、図6を用いて説明したように、閉曲線形状の構造に、ショートループを形成しないように絶縁対策が施されているため、受電機器2において、電力伝送効率が低下することを防ぐことができる。
また、例えば、受電機器2を、非接触給電システムにおいて、受信アンテナ211を複数備える受電機器に適用することができる。
図8は、受信アンテナ211を複数備えた受電機器を備える非接触給電システムの構成の一例のイメージを示す図である。
図8に示す非接触給電システムにおいて、送信アンテナ12は、床100に複数設置されるものとしている。図8では、受電機器は、2つ(二系統)の受信アンテナ211を備えるものとしている。これは一例に過ぎず、受電機器は、3つ(三系統)以上の受信アンテナ211を備えていてもよい。なお、図8において、家電装置22および送信電源11の図示は省略しており、床100は断面を示すようにしている。
送信電源が、商用電力から電力を受けて、複数の送信アンテナ12のうちのいずれかの送信アンテナ12に高周波電力を供給し、当該高周波電力の供給を受けた送信アンテナ12が、空間に磁界を発生させる。受電機器は、複数の送信アンテナ12のうちのいずれかの送信アンテナ12から給電可能なエリアに設置されると、非接触で受電する。このとき、例えば、各受信アンテナ211は、複数の送信アンテナ12との位置関係に応じて受電する。具体的には、例えば、各受信アンテナ211は、送信アンテナ12と対向している面積が予め設定された閾値以上であれば、受電する。
受電機器2が備える受信アンテナ211が1つ(一系統)であると、当該一系統の受信アンテナ211のみで、受電可能な位置に設けられている送信アンテナ12との非接触給電を行うため、給電可能な範囲が狭くなる。これに対し、図8に示す非接触給電システムのように、受電機器2が複数の受信アンテナ211を備えることで、給電可能な範囲が広くなる。
図8に示すように、複数の受信アンテナ211を備える受電機器であっても、当該受電機器に、図6を用いて説明したように、閉曲線形状の構造に、ショートループを形成しないように絶縁対策が施されることで、受電機器2において、電力伝送効率が低下することを防ぐことができる。
また、例えば、受電機器2を、受信アンテナ211の面積を送信アンテナ12の面積よりも大きいものとした非接触給電システムに適用することもできる。
図9は、受信アンテナ211の面積を送信アンテナ12の面積よりも大きいものとした非接触給電システムの構成の一例のイメージを示す図である。
図9では、送信アンテナ12に対向する位置に受信アンテナ211が設置された状態を、受信アンテナ211の上側からみた図を示している。また、図9では、一例として、受信アンテナ211および送信アンテナ12は円形状のアンテナとし、受信アンテナ211の半径が、送信アンテナ12の直径以上とするものとしている。なお、図9では、家電装置22および送信電源11の図示は省略している。
図9に示すような非接触給電システムでは、受信アンテナ211の面積を、送信アンテナ12の面積よりも大きくすることで、受信アンテナ211と送信アンテナ12とが、広範囲で重なり得るようにしている。また、送信アンテナ12の面積を小さくすることで、隣接する送信アンテナ間の相互干渉を防ぎ、電力伝送効率の高い受信アンテナ211への給電が可能となる。
受信アンテナ211の面積を、送信アンテナ12の面積よりも大きいものとした受電機器2であっても、当該受電機器2に、図6を用いて説明したように、閉曲線形状の構造に、ショートループを形成しないように絶縁対策が施されているため、受電機器2において、電力伝送効率が低下することを防ぐことができる。
以上のように、実施の形態1によれば、受電機器2は、送信アンテナ12から非接触で受電可能な受信アンテナ211と、受信アンテナ211が送信アンテナ12から受電可能な位置に設置された場合に、送信アンテナ12が発生させる磁界と鎖交する位置に形成されるとともに、少なくとも一部が導電性の材料で形成され、かつ、ショートループを形成しない閉曲線形状の構造とを備えるように構成されている。そのため、非接触給電によって受電する受電機器2について、非接触給電が可能なエリアに設置された場合に、送信アンテナ12が発生させる磁界と鎖交する位置に、閉曲線形状の構造を有していても、当該閉曲線形状の構造はショートループを形成しない。その結果、受電機器2における電力伝送効率の低下を防ぐことができる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
この発明に係る受電機器は、送信アンテナが発生させる磁界と鎖交する位置に形成された、受電機器が有する閉曲線形状の構造を、ショートループを形成しないものとしているため、非接触給電によって受電する受電機器に適用することができる。
1 送電装置、2 受電機器、3 外部電源、11 送信電源、12 送信アンテナ、21 受電装置、211 受信アンテナ、212 整流回路、22 家電装置、100 床、201 磁力線、221 テレビ、222 PC、223 電気スタンド、224 掃除機、225 テーブル、226 鞄、2211 金属フレーム、601 絶縁部材。
この発明に係る受電機器は、送信アンテナから非接触で受電可能な受信アンテナと、受信アンテナが送信アンテナから受電可能な位置に設置された場合に、送信アンテナが発生させる磁界と鎖交する位置に形成されるとともに、少なくとも一部が導電性の材料で形成され、かつ、ショートループを形成しない閉曲線形状の構造とを備えたものである。閉曲線形状の構造は、受電機器に塗布された塗料により形成されるものであり、少なくとも一部が絶縁性の塗料で形成されることにより、ショートループを形成しない構造とされている。

Claims (7)

  1. 送信アンテナから非接触で受電可能な受信アンテナと、
    前記受信アンテナが前記送信アンテナから受電可能な位置に設置された場合に、前記送信アンテナが発生させる磁界と鎖交する位置に形成されるとともに、少なくとも一部が導電性の材料で形成され、かつ、ショートループを形成しない閉曲線形状の構造
    とを備えた受電機器。
  2. 前記閉曲線形状の構造は、受電機器に塗布された塗料により形成されるものであり、少なくとも一部が絶縁性の塗料で形成されることにより、ショートループを形成しない構造とされている
    ことを特徴とする請求項1記載の受電機器。
  3. 前記閉曲線形状の構造は、受電機器を構成する部材により形成されるものであり、少なくとも一部が絶縁性の部材で形成されることにより、ショートループを形成しない構造とされている
    ことを特徴とする請求項1記載の受電機器。
  4. 前記閉曲線形状の構造は、前記受信アンテナが前記送信アンテナから受電可能な面上に当該受電機器が設置された場合に、当該面との接触面を規定する枠である
    ことを特徴とする請求項1記載の受電機器。
  5. 台座を有し、
    前記閉曲線形状の構造は、前記台座の枠である
    ことを特徴とする請求項1記載の受電機器。
  6. 前記受信アンテナを複数備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の受電機器。
  7. 前記受信アンテナは、当該受信アンテナの面積が前記送信アンテナの面積よりも大きい受信アンテナである
    ことを特徴とする請求項1記載の受電機器。
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