JP6099010B2 - 非接触アダプタ - Google Patents

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Description

本発明は非接触アダプタに関するものである。
従来、給電装置から受電装置へ非接触にて給電を行う非接触給電システムが種々提案されている(例えば、特許文献1)。特に、携帯電話等のモバイル機器を中心に、コードレス置くだけ充電の実用化が進んでいる。
これらの実用化の進んでいる非接触給電システムでは、1次コイル(給電コイル)に高周波電流を流し、電磁誘導を用いて2次コイル(受電コイル)を通じて、非接触で電気機器に給電するものである。
この原理のため、2次コイルは給電エリアの1次コイルの磁束を十分受ける場所に設置しなければ安定給電はできない。そのためには、1次コイルのほぼ真上に、2次コイルが置かれるようにしなければならない。
ところで、ノートパソコン等のモバイル機器は、充電と作業を同時に行う必要がある。そのために、モバイル機器をユーザが使用しやすい位置に置かなければならない。しかしながら、モバイル機器に、2次コイルを内蔵している形態では、機器自体を給電エリアに置いて、不自由な姿勢で作業をしなければならない場合が生じる。
これを解決する方法として、2次コイルを内蔵した非接触アダプタを利用する方法が提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2)。これは、2次コルが内蔵された非接触アダプタを1次コイルに設置し、接続電線を使い電気機器につなぐものである。
特許第4135299号公報 特許第4200257号公報
しかしながら、この非接触アダプタは、電気機器自体の活用範囲を広げるのに有効であるが、逆に、電気機器を置く位置によっては、非接触アダプタ自体や、接続電線が邪魔になる場合がある。例えば、1次コイルが設置されている位置に電気機器を置いて作業をする場合である。
また、電気機器の中には例えばプロジェクタとも呼ばれる可搬可能な投影装置等は、投影のための高さや角度や方向等の細かい調整が必要である。非接触アダプタを利用してこれら調整機能を持たせるためには、別の置物を利用したり、電気機器そのものに角度調整機構を装備している必要がある。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、その目的は、非接触給電の利便性を維持しつつ、電気機器そのものを搭載でき、少なくとも高さ方向に移動できかつ電気機器の姿勢を調整ができることで、電気機器の機能、性能を最大に発揮できる非接触アダプタを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の非接触アダプタは、交番磁束と交鎖して誘起電圧を発生する受電コイルと、前記受電コイルが発生する誘起電圧を入力し、電気機器に必要な電源仕様の電源を生成する電源回路部と、前記電気機器と電気的に結合し、前記電源回路部が生成した電源電圧を電気機器に出力する出力部とを有した非接触アダプタであって、前記受電コイルを収容する筐体と前記電気機器を載置するための台座とを設け、前記台座と前記筐体との間に、前記台座を前記筐体に対して少なくとも高さ方向に移動させるとともに、前記台座の姿勢を前記筐体に対して変更する可動連結部材を設け、前記可動連結部材は、複数のテレスコピックパイプと第1及び第2ユニバーサルジョイントとからなり、前記複数のテレスコピックパイプのうちの基端側のテレスコピックパイプの基端部と前記第1ユニバーサルジョイントが連結され、前記複数のテレスコピックパイプのうちの先端側のテレスコピックパイプの先端部と前記第2ユニバーサルジョイントが連結されており、前記第1ユニバーサルジョイントは、前記筐体の上面に形成した凹部の底面に固設され、前記第2ユニバーサルジョイントは、前記台座の下面に形成した凹部の奥面に固設されている
また、上記構成おいて、前記可動連結部材は、前記台座を前記筐体に対して高さ方向を含む2次元方向、又は、高さ方向を含む3次元方向に移動させるとともに、前記台座の姿勢を前記筐体に対して変更する可動連結部材であることが好ましい。
また、本発明の非接触アダプタは、交番磁束と交鎖して誘起電圧を発生する受電コイルと、前記受電コイルが発生する誘起電圧を入力し、電気機器に必要な電源仕様の電源を生成する電源回路部と、前記電気機器と電気的に結合し、前記電源回路部が生成した電源電圧を電気機器に出力する出力部とを有した非接触アダプタであって、前記受電コイルを収容する筐体と前記電気機器を載置するための台座とを設け、前記台座と前記筐体との間に、前記台座を前記筐体に対して少なくとも高さ方向に移動させるとともに、前記台座の姿勢を前記筐体に対して変更する可動連結部材を設け、前記可動連結部材は、6個の支軸と4個のリンクにて構成された6節リンク機構からなり、該可動連結部材が前記筐体と台座との間であって左右両側の左右対称位置にそれぞれ設けられていることが好ましい。
また、本発明の非接触アダプタは、交番磁束と交鎖して誘起電圧を発生する受電コイルと、前記受電コイルが発生する誘起電圧を入力し、電気機器に必要な電源仕様の電源を生成する電源回路部と、前記電気機器と電気的に結合し、前記電源回路部が生成した電源電圧を電気機器に出力する出力部とを有した非接触アダプタであって、前記受電コイルを収容する筐体と前記電気機器を載置するための台座とを設け、前記台座と前記筐体との間に、前記台座を前記筐体に対して少なくとも高さ方向に移動させるとともに、前記台座の姿勢を前記筐体に対して変更する可動連結部材を設け、前記可動連結部材は、3個の支軸と2個のリンクにて構成された3節リンク機構からなり、該可動連結部材が前記筐体の上面に形成した凹部と前記台座の下面に形成した凹部との間に設けられていることが好ましい。
また、本発明の非接触アダプタは、交番磁束と交鎖して誘起電圧を発生する受電コイルと、前記受電コイルが発生する誘起電圧を入力し、電気機器に必要な電源仕様の電源を生成する電源回路部と、前記電気機器と電気的に結合し、前記電源回路部が生成した電源電圧を電気機器に出力する出力部とを有した非接触アダプタであって、前記受電コイルを収容する筐体と前記電気機器を載置するための台座とを設け、前記台座と前記筐体との間に、前記台座を前記筐体に対して少なくとも高さ方向に移動させるとともに、前記台座の姿勢を前記筐体に対して変更する可動連結部材を設け、前記可動連結部材は、帯状の板材を渦巻き状に巻回したフレキシブルアームと、第1及び第2ユニバーサルジョイントとかなり、前記フレキシブルアームの巻き外端部と前記第1ユニバーサルジョイントが連結され、前記フレキシブルアームの巻き芯部と前記第2ユニバーサルジョイントが連結されており、前記第1ユニバーサルジョイントは、前記筐体の上面に形成した凹部の底面に固設され、前記第2ユニバーサルジョイントは、前記台座の下面に形成した凹部の奥面に固設されていることが好ましい。
また、本発明の非接触アダプタは、交番磁束と交鎖して誘起電圧を発生する受電コイルと、前記受電コイルが発生する誘起電圧を入力し、電気機器に必要な電源仕様の電源を生成する電源回路部と、前記電気機器と電気的に結合し、前記電源回路部が生成した電源電圧を電気機器に出力する出力部とを有した非接触アダプタであって、前記受電コイルを収容する筐体と前記電気機器を載置するための台座とを設け、前記台座と前記筐体との間に、前記台座を前記筐体に対して少なくとも高さ方向に移動させるとともに、前記台座の姿勢を前記筐体に対して変更する可動連結部材を設け、前記可動連結部材は、一端部に球体部が形成され、他端部に球状の凹部が形成された複数の連結体を有し、一方の連結体の前記球体部を、他方の連結体の前記凹部に嵌合連結して、これを順次繰り返して前記複数の連結体を連結して構成したフレキシブルアームであり、前記フレキシブルアームの基端部が前記筐体の側面に連結され、前記フレキシブルアームの先端部が前記台座の側面に連結されていることが好ましい。
また、上記構成おいて、前記台座又は前記筐体にコンセントが設けられ、前記コンセントの出力端子は、前記電源回路部の外部出力端子と接続されていることが好ましい。
また、上記構成おいて、前記受電コイルは、受電用のカセットに収容され、前記カセットは、前記筐体に形成したカセット収納凹部に収納されるとともに、そのカセット収納凹部のカセット装填口から引き出し可能に装填されていることが好ましい。
本発明によれば、非接触給電の利便性を維持しつつ、電気機器そのものを搭載でき、少なくとも高さ方向に移動できかつ電気機器の姿勢を調整ができる。
第1実施形態の非接触アダプタの使用状態を示す全体斜視図。 同じく、(a)(b)は非接触アダプタの可動連結部材を説明するための前方から見た一部切りかけ正面図。 同じく、非接触アダプタの台座の配置を示す後方から見た斜視図。 同じく、非接触アダプタの台座の配置を示す後方からみた斜視図。 同じく、非接触アダプタの台座の配置を示す後方からみた斜視図。 同じく、非接触アダプタの電気的構成を示す電気ブロック回路図。 第1実施形態の別例を示し、(a)(b)はカセットの状態を説明する非接触アダプタの説明断面図。 同じく、別例の非接触アダプタの使用状態を示す全体斜視図。 第2実施形態の非接触アダプタを示す斜視図。 同じく、非接触アダプタの台座を上方位置に配置した状態を示す斜視図。 同じく、非接触アダプタの台座を傾斜させて配置した状態を示す斜視図。 第3実施形態の非接触アダプタを示す一部切りかけ側面図。 同じく、非接触アダプタの台座を上方位置に配置した状態を示す斜視図。 同じく、非接触アダプタの台座を傾斜させて配置した状態を示す斜視図。 第4実施形態の非接触アダプタを示す一部切りかけ側面図。 同じく、非接触アダプタの台座を上方位置に配置した状態を示す一部切りかけ側面図。 同じく、非接触アダプタの台座を傾斜させて配置した状態を示す一部切りかけ側面図。 第5実施形態の非接触アダプタを示す斜視図。 同じく、非接触アダプタの側面図。
(第1実施形態)
以下、本発明の非接触アダプタの第1実施形態を図1〜図6に従って説明する。
(給電装置10)
図1に示すように、机1の天板2内には、非接触給電装置(以下、給電装置という)10が同天板2の中央位置に収納固設されている。給電装置10の筐体内には、給電コイル11と、高周波電流を生成しその高周波電流を給電コイル11に通電する高周波インバータ13(図6参照)とが設けられている。
給電装置10の筐体内に設けられた給電コイル11は、その筐体の上側に配置され、そのコイル面が天板2の表面2aと平行になるように配置されている。そして、給電コイル11は、高周波インバータ13からの高周波電流が通電されると、交番磁束を発生する。交番磁束は、天板2の表面2aであって給電コイル11の直上に位置する表面2aから上方に向かって放射される。
(非接触アダプタ20)
(筐体21)
給電コイル11の直上位置の天板2には、非接触アダプタ20が載置されている。非接触アダプタ20は、四角箱状の筐体21を有し、その筐体21内には給電装置10の給電コイル11が発生する交番磁束と交鎖して誘起電圧を発生する受電コイル22を有している。
筐体21内に設けられた受電コイル22は、そのコイル面が、給電コイル11上の天板2に載置されたとき、給電コイル11のコイル面と平行に相対向するように配置されている。そして、受電コイル22は、給電コイル11と相対向した状態で、給電コイル11が発生する交番磁束と交鎖して誘起電圧を発生し、その誘起電圧を筐体21内に設けた受電回路25(図6参照)に出力するようになっている。
図3〜図5に示すように、筐体21の後面21aには、LED等の発光素子よりなる表示ランプ23が設けられている。表示ランプ23は非接触アダプタ20が給電装置10から受電しているかどうかを点灯して表示するランプである。
(可動連結部材J、台座30)
図1に示すように、筐体21の上方位置には、可動連結部材Jを介して台座30が配置されている。台座30は、板状であって上方から見ると筐体21の上面21bと同一形状をなし、台座30の上面30aに電気機器(プロジェクタ40)が載置される。台座30は、可動連結部材Jによって筐体21に対して3次元の方向に相対移動可能に支持されている。また、台座30は、可動連結部材Jによってその姿勢(筐体21の上面21bに対しての傾き)が傾動動可能に支持されている。さらに、台座30は、可動連結部材Jによってその姿勢(可動連結部材Jを構成する後記する第2ジョイントJ2の中心軸線(台座30の下面30bと直交する軸線)を中心軸とする回転角)が回動可能に支持されている。
図2(a)(b)に示すように、可動連結部材Jは、第1〜第3摺動パイプP1,P2,P3と第1及び第2ユニバーサルジョイント(以下、単にジョイントという)J1,J2とで構成されている。
第1〜第3摺動パイプP1〜P3は、所謂テレスコピックパイプで構成されている。第1〜第3摺動パイプP1〜P3のうち第1摺動パイプP1が最も径が大きく、第3摺動パイプP3が最も径が小さく形成されている。第3摺動パイプP3が、第2摺動パイプP2に内蔵され、その第3摺動パイプP3を内蔵した第2摺動パイプP2は、第1摺動パイプP1に内蔵されるようになっている。そして、第1〜第3摺動パイプP1〜P3は、互いに長手方向(軸線方向)に摺接しながら相対移動して伸縮動作する。
第1摺動パイプP1の基端部は、第1ジョイントJ1を介して筐体21の上面21b中央位置に形成した凹部24の底面24aに連結されている。一方、第3摺動パイプP3の先端部は、第2ジョイントJ2を介して台座30の下面30b中央位置に形成した凹部31の奥面31aに連結されている。
ここで、第1〜第3摺動パイプP1〜P3間においてその中心軸線に沿ったスラスト方向に伸縮動作する際の摺動抵抗は、予め設定されている。該摺動抵抗は、台座30にプロジェクタ40を載置した状態においてある程度力を加えないと、台座30が伸縮動せずにその状態が保持される摺動抵抗に設定されている。同様に、第1〜第3摺動パイプP1〜P3間においてその中心軸線を中心にラジアル方向に回動する際の摺動抵抗も予め設定されている。該摺動抵抗は、台座30にプロジェクタ40を載置した状態においてある程度力を加えないと、台座30が回動せずにその状態が保持される摺動抵抗に設定されている。
また、第1摺動パイプP1の基端部と第1ジョイントJ1との摺動抵抗は、予め設定されている。該摺動抵抗は、台座30にプロジェクタ40を載置した状態においてある程度力を加えないと、第1摺動パイプP1が第1ジョイントJ1を支点として揺動せずに台座30がその状態が保持される摺動抵抗に設定されている。
同様に、第3摺動パイプP3の先端部と第2ジョイントJ2との摺動抵抗は、予め設定されている。該摺動抵抗は、台座30にプロジェクタ40を載置した状態においてある程度力を加えないと、第3摺動パイプP3が第2ジョイントJ2を支点として揺動せずに台座30がその状態が保持される摺動抵抗に設定されている。言い換えると、台座30(第2ジョイントJ2)が第3摺動パイプP3端部を支点として揺動、及び、第2ジョイントJ2の中心軸線(台座30の下面30bと直交する軸線)を中心に回動せずにその状態が保持される摺動抵抗に設定されている。
そして、図2(a)に示すように、台座30の下面30bと筐体21の上面21bとが重なり合った状態で、台座30は筐体21に載置される。この載置状態では、第1〜第3摺動パイプP1〜P3は、最も収縮した状態となって、筐体21の上面21bに形成した凹部24と台座30の下面30bに形成した凹部31とで形成された空間に収納されるようになっている。
また、図2(b)、図3に示すように、可動連結部材Jは、台座30を筐体21から引き上げれば、同台座30を筐体21の上方位置に配置させることができる。つまり、台座30の引き上げに伴って、第1〜第3摺動パイプP1〜P3が上方に向かって伸張して台座30が筐体21の上方位置に配置される。
この状態において、可動連結部材Jは、台座30を垂直に立設した第1〜第3摺動パイプP1〜P3の中心軸線を中心として時計回り方向及び反時計回り方向に回動させることができる。従って、台座30は、図2(b)、図3に示す状態からその姿勢を第1〜第3摺動パイプP1〜P3の中心軸線を中心として時計回り方向及び反時計回り方向に回動配置されるようになっている。
また、図4に示すように、可動連結部材Jは、図2(b)、図3に示す位置に配置された台座30の後側を斜め下方に移動させれば、台座30を筐体21に対して前側を上向きに後側を下向きとなるように傾動させることできる。このとき、第1摺動パイプP1は第1ジョイントJ1を支点として揺動する。これによって、台座30は、その姿勢が筐体21に対して前後方向において前側が斜め上向きとなるように配置される。
また、可動連結部材Jは、図2(b)、図3に示す位置に配置された台座30の前側を斜め下方、台座30の左側を斜め下方、又は、台座30の右側を斜め下方に移動させることができる。これによって、同様に、台座30の姿勢を、筐体21に対して前後方向において前側が斜め上向きにしたり、左右方向において左側が斜め上向きにしたり、左右方向において右側が斜め上向きにしたりすることができる。
なお、同様に、これら台座30が傾いている状態において、可動連結部材Jは、台座30を傾いた状態の第1〜第3摺動パイプP1〜P3の中心軸線を中心として時計回り方向及び反時計回り方向に回動させることができる。従って、台座30は、その傾いた姿勢が第1〜第3摺動パイプP1〜P3の中心軸線を中心として時計回り方向及び反時計回り方向に回動配置されるようになっている。
また、図5に示すように、可動連結部材Jは、図2(b)、図3に示す位置に配置された台座30を後方に水平移動させれば、台座30を筐体21に対して姿勢を変えずに後方に移動させることができる。このとき、第1摺動パイプP1は第1ジョイントJ1を支点として揺動する。同様に、第3摺動パイプP3は第2ジョイントJ2を支点として揺動する。これによって、台座30は後方に移動し配置される。
同様に、可動連結部材Jは、図2(b)、図3に示す位置に配置された台座30を前方、左方または右方に移動させれば、台座30を、筐体21に対して姿勢を変えずに後方、左方または右方に移動し配置させることができる。
なお、同様に、これら台座30が上方において水平状態に偏倚して配置されて状態において、可動連結部材Jは、台座30を第2ジョイントJ2の中心軸線を中心として時計回り方向及び反時計回り方向に回動させることができる。従って、台座30は、その水平状態で移動して配置された姿勢が第2ジョイントJ2の中心軸線を中心として時計回り方向及び反時計回り方向に回動配置されるようになっている。
このように、台座30は、可動連結部材Jによって、筐体21の上面21bに対して、3次元方向(高さ方向、前後・左右方向)に移動し配置される。しかも、台座30は、その3次元方向に配置された位置で、その姿勢が適宜の方向に所望の傾斜角度に傾斜配置されたり、所望の回転角に回動配置される。
図3に示すように、台座30の上面30aの四隅には、支持枠33が形成され、その支持枠33に囲まれた上面30aには、電気機器としてのプロジェクタ40が載置される。このとき、台座30は、希望する3次元方向に移動配置されるとともに希望する姿勢にて支持されることから、プロジェクタ40を希望する3次元方向に移動配置されるとともに希望する姿勢に配置させることができる。
また、図3に示すように、台座30の後面30cには、コンセント32が設けられている。そして、図1に示すように、プロジェクタ40の電源プラグ41をこのコンセント32に差し込むことにより、プロジェクタ40は非接触アダプタ20から駆動電源が受けられることになる。
次に、上記のように構成した給電装置10と非接触アダプタ20の電気的構成を説明する。
(給電装置10)
まず、給電装置10について説明する。図6に示すように、給電装置10は、電源回路12と高周波インバータ13を有している。
電源回路12は、整流回路及びDC/DCコンバータを有し、外部から商用電源を入力して整流回路にて整流する。電源回路12は、整流した直流電圧をDC/DCコンバータにて所望の電圧に変換した後、その直流電圧を駆動電源として高周波インバータ13に出力する。
高周波インバータ13は、電源回路12からの駆動電源を入力して発振して高周波電流を生成する。高周波インバータ13は、給電コイル11と接続されていて、生成した高周波電流を同給電コイル11に流すようになっている。これによって、給電コイル11は、高周波電流が通電されることで、交番磁束を発生する。
また、電源回路12は、LED等の発光素子よりなる表示ランプ14と接続されていて、該表示ランプ14を点灯させるようになっている。表示ランプ14は、天板2の表面2aであって給電コイル11のコイル面の中心が位置する箇所には埋設されている。そして、表示ランプ14は、給電コイル11が高周波電流にて通電されるとき、電源回路12から駆動電源が供給され点灯表示される。
従って、表示ランプ14は、給電コイル11が通電中、すなわち給電装置10が給電状態にあることを点灯表示し、かつ、給電コイル11のコイル面の中心位置を点灯して指標する。
なお、この表示ランプ14を、コイル面の中心が位置する箇所以外(例えば、天板2の隅の箇所)の位置に配設してもよい。この場合、給電コイル11のコイル面の中心位置が位置する箇所に、中心位置を示す目印又は新たな表示ランプを設けて実施してもよい。
(非接触アダプタ20)
図6において、非接触アダプタ20は、受電コイル22と接続する受電回路25を備える。受電回路25は、整流平滑回路部、DC/AC変換回路を有している。受電回路25は、整流平滑回路部にて受電コイル22が発生する誘起電圧をリップルのない直流電圧に変換しDC/AC変換回路にてプロジェクタ40の電源仕様のための電源電圧に変換する。受電回路25はプロジェクタ40の仕様にあわせた電源電圧を外部出力端子T1,T2に出力する。
外部出力端子T1,T2は、内部配線コード26を介してコンセント32の出力端子T3,T4に接続されている。内部配線コード26は、可動連結部材Jの第1〜第4摺動パイプP1〜P3の筒内を通って出力端子T3,T4と外部出力端子T1,T2とを接続している。
そして、プロジェクタ40の電源プラグ41がコンセント32に差し込まれると、電源プラグ41のプラグ端子T5,T6はコンセント32の出力端子T3,T4と接続される。これによって、プロジェクタ40は、受電回路25(非接触アダプタ20)からの電源電圧が印加される。
なお、第1〜第4摺動パイプP1〜P3の筒内に挿通された内部配線コード26は、筐体21内に設けた巻き取り及び繰り出し機構にて筐体21内に巻き取られている。そして、台座30が3次元方向に移動するときには、筐体21内に巻き取られていた内部配線コード26は、同筐体21から繰り出されるようになっている。また、繰り出された内部配線コード26は、緩めることによって巻き取り及び繰り出し機構にて巻き取られるようになっている。
また、受電回路25は、筐体21の後面21aに設けたLED等の発光素子よりなる表示ランプ23と接続されていて、該表示ランプ23を点灯させるようになっている。表示ランプ23は、受電回路25からの直流電圧を入力して非接触アダプタ20が給電装置10から受電しているかどうかを点灯して表示する。
次に、上記のように構成した非接触アダプタ20の作用について説明する。
今、台座30にプロジェクタ40を載置した非接触アダプタ20を、給電装置10の給電コイル11が配置されている真上の天板2に載置する。これによって、筐体21内の受電コイル22は、給電コイル11が発生する交番磁束と交鎖し誘起電圧を出力する。受電回路25は、受電コイル22が出力する誘起電圧に基づいてプロジェクタ40のための駆動電源を生成する。
そして、台座30に載せたプロジェクタ40の電源プラグ41を台座30に設けたコンセント32に差し込むことによって、プロジェクタ40は、非接触アダプタ20から電源電圧が供給されて使用可能な状態となる。
また、台座30は、可動連結部材Jを介して筐体21に連結したことから、筐体21に対して、台座30を希望する3次元方向(高さ方向、前後・左右方向)に移動させることができるとともに希望する姿勢にすることができる。これによって、プロジェクタ40は、筐体21に対して希望する3次元方向(高さ方向、前後・左右方向)に移動配置されるとともに希望する姿勢に配置されて映像を映写する。
次に、上記のように構成した実施形態の効果を以下に記載する。
(1)上記実施形態によれば、筐体21を給電コイル11が設置されている箇所に配置すれば、非接触アダプタ20は、台座30に載置したプロジェクタ40に対して駆動電源を供給することができる。
(2)上記実施形態によれば、可動連結部材Jを介して筐体21に台座30を連結したので、同台座30を筐体21に対して希望する3次元方向に移動させることができるとともに希望する姿勢に配置することができる。
従って、プロジェクタ40は、筐体21に対して希望する3次元方向に移動配置されるとともに希望する姿勢に配置されて映像を映写することができる。
(3)上記実施形態によれば、台座30にコンセント32を設けた。従って、台座30にプロジェクタ40を載置した状態で、台座30(プロジェクタ40)を3次元方向に移動し、希望する姿勢に調整する際に、プロジェクタ40の配線コードが邪魔にならず、スムーズに調整できる。
なお、上記第1実施形態では、非接触アダプタ20の中央部に1つの可動連結部材Jを設けたが、これを複数個、例えば4隅に4つの可動連結部材Jを設けて実施してもよい。
また、上記第1実施形態の非接触アダプタ20は、筐体21内に受電コイル22を固設した。これを、図7(a)(b)、図8に示すように、受電コイル22を、筐体21から引き出せるようにした非接触アダプタ20に応用してもよい。
詳述すると、図7(a)(b)に示すように、筐体21内の下側には、前面21cに開口部を有するカセット収納凹部50が形成されている。そのカセット収納凹部50には、図7(a)に示すように、受電コイル22を収容したカセット51が収納されている。カセット51は、カセット収納凹部50の開口部から引き出し可能に同カセット収納凹部50に装填されようになっている。カセット51が、カセット収納凹部50に装填されると、カセット51の一側面51aが筐体21の前面21cと面一になった状態で収納固定される。
カセット51に収容された受電コイル22は、図7(b)に示すように、引出配線コード52を介して筐体21内に設けた受電回路25に接続されている。従って、カセット51(受電コイル22)は、引出配線コード52の長さに基づいて筐体21からの引き出される距離が決定される。
カセット51は、そのカセット本体が合成樹脂製であって、カセット本体内に樹脂モールド成形にて受電コイル22を収容している。ここで、図7(a)(b)では、カセット51は受電コイル22のみモールドしているが、回路基板に実装された受電コイル22にあっては、回路基板とともにモールド成形する。
また、引出配線コード52は、筐体21内に設けた巻き取り及び繰り出し機構にて筐体21内に巻き取られている。反対に、カセット51が引き出されるときには、筐体21内に巻き取られていた引出配線コード52は、カセット収納凹部50から繰り出されるようになっている。また、繰り出された引出配線コード52は、巻き取り及び繰り出し機構にて少し引っ張って後に緩めることによって巻き取られるようになっている。
カセット51に収容された受電コイル22は、そのコイル面がカセット51の上下両側の偏平面と平行になるように配置されている。従って、カセット51が、天板2の給電コイル11上の表面2aに配置されると、受電コイル22のコイル面は、給電コイル11のコイル面と平行に相対向する。
また、カセット51がカセット収納凹部50に装填されている状態では、カセット51の偏平面は、筐体21の底面21dと平行となるように収納されている。従って、カセット収納凹部50にカセット51を装填した状態で、筐体21が、天板2の給電コイル11上の表面2aに配置されると、受電コイル22のコイル面は、給電コイル11のコイル面と平行に相対向する。そして、受電コイル22は、給電コイル11と相対向した状態で、給電コイル11が発生する交番磁束と交鎖して誘起電圧を発生し、その誘起電圧を引出配線コード52を介して筐体21内に設けた受電回路25に出力するようになっている。
一方、図7(b)に示すように、給電コイル11の設置箇所ではない場所に筐体21を置き、プロジェクタ40を台座30に載せる。そして、筐体21からカセット51を引き出し、同カセット51を、給電コイル11の設置箇所に配置する。この場合でも、プロジェクタ40は、非接触アダプタ20から電源電圧が供給されて使用可能な状態となる。
このように、筐体21から離れた位置に給電コイル11が設置されていても、カセット51だけを筐体21から引き出し、同カセット51を給電コイル11の設置箇所に配置することができる。その結果、図8に示すように、筐体21の台座30に載置されたプロジェクタ40は、給電コイル11が離れた位置にあっても同非接触アダプタ20から駆動電源を受けて使用することができる。
また、上記第1実施形態の非接触アダプタ20において、可動連結部材Jを構成する第1ジョイントJ1を省略し、第1摺動パイプP1の基端部を筐体21の上面21bに形成した凹部24の底面24aに直接固定して実施してもよい。この場合、台座30を、高さ方向に移動できるとともに、所望の高さ位置において希望する姿勢にすることができる。
(第2実施形態)
次に、非接触アダプタの第2実施形態について説明する。
本実施形態の非接触アダプタ20は、筐体21に対して台座30を可動連結する可動連結部材Jに特徴を有している。
図9〜図11に示すように、筐体21と台座30は、その左右両側の左右対称位置に、同一構成の可動連結部材Jがそれぞれ設けられている。可動連結部材Jは、6節リンク機構にて構成されている。
ここで、非接触アダプタ20の左右対称位置に設けられた一対の可動連結部材Jは、それぞれ同じ部材で構成されている。そのため、説明の便宜上、図9及び図10に示す右側の可動連結部材Jを詳細に説明し、図11に示す左側の可動連結部材Jについては同じ符号を付してその説明は省略する。
図9及び図10に示すように、筐体21の右側面21eであってその中央位置寄りの後側には、第1後側支軸61が固着され、その第1後側支軸61に第1後側リンクR1の基端部が回動可能に軸支されている。一方、台座30の右側面30dであってその中央位置寄りの後側には、第2後側支軸62が固着され、その第2後側支軸62に第2後側リンクR2の基端部が回動可能に軸支されている。そして、第1後側リンクR1と第2後側リンクR2は、その先端部間が第3後側支軸63に対して回動可能に連結支持されている。
また、筐体21の右側面21eであってその中央位置寄りの前側には、第1前側支軸64が固着され、その第1前側支軸64に第1前側リンクR3の基端部が回動可能に軸支されている。一方、台座30の右側面30dであってその中央位置寄りの前側には、第2前側支軸65が固着され、その第2前側支軸65に第2前側リンクR4の基端部が回動可能に軸支されている。そして、第1前側リンクR3と第2前側リンクR4は、その先端部間が第3前側支軸66に対して回動可能に連結支持されている。
そして、図9に示すように、筐体21に台座30が載置されている場合には、左右一対の可動連結部材Jは、第1後側リンクR1と第2後側リンクR2がそれぞれ折り畳まれるとともに、第1前側リンクR3と第2前側リンクR4がそれぞれ折り畳まれる。
また、図10に示すように、台座30を上方に引き上げて筐体21の上方位置に配置させることができる。このとき、第1後側リンクR1と第2後側リンクR2とのなす角度を大きくする方向に、第1及び第2後側リンクR1,R2がそれぞれの第1及び第2後側支軸61,62を回動中心として筐体21または台座30に対して相対回動する。同様に、第1前側リンクR3と第2前側リンクR4とのなす角度を大きくする方向に、第1及び第2前側リンクR3,R4がそれぞれの第1及び第2前側支軸64,65を回動中心として筐体21または台座30に対して相対回動する。
ここで、各リンクR1〜R4が回動する際、各リンクR1〜R4とこれを支持する対応する各支軸61〜66との摺動抵抗は、予め設定されている。該摺動抵抗は、台座30にプロジェクタ40を載置した状態においてある程度力を加えないと、各リンクR1〜R4が対応する支軸61〜66を支点として回動せずに台座30がその状態が保持される摺動抵抗に設定されている。
従って、台座30を上方位置に引き上げ、プロジェクタ40を載置しても、図10に示す高さ位置で配置保持される。
また、図11に示すように、台座30を図10に示す位置から台座30の後側を下方に引き下げれば、6節リンク機構の可動連結部材Jによって、台座30を筐体21に対して前側を上向きに後側を下向きとなるように傾動させることできる。このとき、第1後側リンクR1と第2後側リンクR2とのなす角度を小さくする方向に、第1及び第2後側リンクR1,R2がそれぞれ第1及び第2後側支軸61,62を回動中心として対応する筐体21または台座30に対して相対回動する。同時に、第1前側リンクR3と第2前側リンクR4とのなす角度を大きくする方向に、第1及び第2前側リンクR3,R4がそれぞれの第1及び第2前側支軸64,65を回動中心として対応する筐体21または台座30に対して相対回動する。
これによって、台座30は、その姿勢が筐体21に対して前後方向において前側が斜め上向きとなるように配置される。勿論、台座30を図10に示す位置から台座30の前側を下方に引き下げて、台座30を筐体21に対して後側を上向きに前側を下向きとなるように傾動させることできる。
また、台座30を、図10に示す位置から前後方向に移動させれば、6節リンク機構の可動連結部材Jによって、台座30はその姿勢を変えずに筐体21に対して前後方向に平行移動する。
なお、本実施形態では、図9及び図10に示すように、筐体21の後面21aにコンセント32を設けている。従って、プロジェクタ40の電源プラグ41は筐体21に設けたコンセント32に差し込むことになる。その結果、プロジェクタ40の配線コードは、台座30(プロジェクタ40)が筐体21に対して移動可能な範囲の長さが必要となる。
次に、上記のように構成した非接触アダプタ20の作用について説明する。
台座30は、その左右両側に、それぞれ6節リンク機構よりなる可動連結部材Jを介して筐体21に連結した。そのため、筐体21に対して、台座30を希望する2次元方向(高さ方向及び前後方向)に移動させることができるとともに希望する前後方向の傾斜角度の姿勢にすることができる。これによって、プロジェクタ40は、筐体21に対して希望する2次元方向(高さ方向及び前後方向)に移動配置されるとともに希望する傾斜角度の姿勢に配置されて映像を映写する。
次に、上記のように構成した実施形態の特徴的な効果を以下に記載する。
(1)上記実施形態によれば、6節リンク機構の可動連結部材Jを介して筐体21に台座30を連結したので、同台座30を筐体21に対して希望する2次元方向に移動させることができるとともに希望する傾斜角度の姿勢に配置することができる。
従って、プロジェクタ40は、筐体21に対して希望する2次元方向に移動配置されるとともに希望する姿勢に配置されて映像を映写することができる。
なお、上記第2実施形態の非接触アダプタ20において、図7(a)(b)、図8に示したように、筐体21にカセット収納凹部50を形成し、受電コイル22を収容したカセット51を収納するように構成する。そして、筐体21から離れた位置に給電コイル11が設置されていても、カセット51だけを筐体21から引き出し、同カセット51を給電コイル11の設置箇所に配置することができるようにしてもよい。
(第3実施形態)
次に、非接触アダプタの第3実施形態について説明する。
本実施形態は、図12〜図14に示すように、第2実施形態の可動連結部材Jと相異して3節リンク機構の可動連結部材Jにて実施した点に特徴を有する。
図12に示すように、3節リンク機構の可動連結部材Jは、第1実施形態と同様に、筐体21の上面21bに形成した凹部24と台座30の下面30bに形成した凹部31とで形成された空間に折り畳まれた状態で収納されるようになっている。
筐体21の凹部24の前側には、第1支軸67が同凹部24の左右両側面間に固着され、その第1支軸67に第1リンクR5の基端部が回動可能に軸支されている。一方、台座30の凹部31の前側には、第2支軸68が同凹部31の左右両側面間に固着され、その第2支軸68に第2リンクR6の基端部が回動可能に軸支されている。そして、第1リンクR5と第2リンクR6は、その先端部間が第3支軸69に対して回動可能に連結支持されている。
ここで、各リンクR5,R6が回動する際、各リンクR5,R6とこれを支持する対応する各支軸67〜69との摺動抵抗は、予め設定されている。該摺動抵抗は、第2実施形態と同様に、台座30にプロジェクタ40を載置した状態においてある程度力を加えないと、各リンクR5,R6が対応する支軸67〜69を支点として回動せずに台座30がその状態が保持される摺動抵抗に設定されている。
そして、図13に示すように、台座30を上方に引き上げて筐体21の上方位置に配置させることができる。このとき、第1リンクR5と第2リンクR6とのなす角度を大きくする方向に、第1及び第2リンクR5,R6がそれぞれの第1及び第2支軸67,68を回動中心として筐体21または台座30に対して相対回動する。
そして、台座30を上方位置に引き上げ、プロジェクタ40を載置しても、図13に示す高さ位置で配置保持される。
また、図14に示すように、台座30を図13に示す位置から台座30の後側を下方に引き下げれば、3節リンク機構の可動連結部材Jによって、台座30を筐体21に対して前側を上向きに後側を下向きとなるように傾動させることできる。このとき、第1及び第2リンクR5,R6がそれぞれ第1及び第2支軸67,68を回動中心として対応する筐体21または台座30に対して相対回動する。
これによって、台座30は、その姿勢が筐体21に対して前後方向において前側が斜め上向きとなるように配置される。勿論、台座30を図13に示す位置から台座30の前側を下方に引き下げて、台座30を筐体21に対して後側を上向きに前側を下向きとなるように傾動させることできる。
また、台座30を、図13に示す位置から前後方向に移動させれば、3リンク機構の可動連結部材Jによって、台座30はその姿勢を変えずに筐体21に対して前後方向に平行移動する。
次に、上記のように構成した非接触アダプタ20の作用について説明する。
台座30は、3節リンク機構よりなる可動連結部材Jを介して筐体21に連結した。そのため、筐体21に対して、台座30を希望する2次元方向(高さ方向及び前後方向)に移動させることができるとともに希望する前後方向の傾斜角度の姿勢にすることができる。これによって、プロジェクタ40は、筐体21に対して希望する2次元方向(高さ方向及び前後方向)に移動配置されるとともに希望する傾斜角度の姿勢に配置されて映像を映写する。
次に、上記のように構成した実施形態の特徴的な効果を以下に記載する。
(1)上記実施形態によれば、3節リンク機構の可動連結部材Jを介して筐体21に台座30を連結したので、同台座30を筐体21に対して希望する2次元方向に移動させることができるとともに希望する傾斜角度の姿勢に配置することができる。
従って、プロジェクタ40は、筐体21に対して希望する2次元方向に移動配置されるとともに希望する姿勢に配置されて映像を映写することができる。
(2)上記実施形態によれば、可動連結部材Jを3節リンク機構にて構成したため、第2実施形態に比べて構造が簡単となる。
なお、上記第3実施形態の非接触アダプタ20において、図7(a)(b)、図8に示したように、筐体21にカセット収納凹部50を形成し、受電コイル22を収容したカセット51を収納するように構成する。そして、筐体21から離れた位置に給電コイル11が設置されていても、カセット51だけを筐体21から引き出し、同カセット51を給電コイル11の設置箇所に配置することができるようにしてもよい。
(第4実施形態)
次に、非接触アダプタの第4実施形態について説明する。本実施形態は可動連結部材Jに特徴を有する。
図15に示すように、可動連結部材Jは、第1実施形態と同様に、筐体21の上面21bに形成した凹部24と台座30の下面30bに形成した凹部31とで形成された空間に収納されるようになっている。
可動連結部材Jは、帯状の板材を渦巻きバネのように巻回した渦巻き式のフレキシブルアームAと下側及び上側ユニバーサルジョイント(以下、下側及び上側ジョイントという)J3,J4から構成されている。
渦巻き式のフレキシブルアームAは、巻回した板材の巻き外端部が、下側ジョイントJ3と連結され、板材の内端(巻き芯部)が上側ジョイントJ4と連結されている。下側ジョイントJ3は筐体21に形成した凹部24の底面24aに固定されている。また、上側ジョイントJ4は台座30に形成した凹部31の奥面31aに固定されている。
そして、フレキシブルアームAにおいて、巻回した板材の巻き外端部が固定された状態で、板材の内端(巻き芯部)を軸方向(巻き面に対して直交する方向)に引き上げる。すると、フレキシブルアームAは、巻回されている板材の面同士が巻回状態を保持しつつ軸方向に摺接しかつ縮径しながら軸方向に伸張する。反対に、フレキシブルアームAは、引き上げた状態から板材の内端(芯側)を引き下げると、巻回されている板材の面同士が軸方向に摺接しかつ拡径しながら元の状態に収縮する。
これによって、図16に示すように、台座30を上方に引き上げると、フレキシブルアームAは上方に伸張し、台座30は上方位置に配置される。このとき、フレキシブルアームAの板材の面同士が摺接する摺動抵抗は、予め設定された摺動抵抗を有している。該摺動抵抗は、台座30にプロジェクタ40を載置した状態においてある程度力を加えないと、板材同士が摺動せず台座30がその状態が保持される摺動抵抗に設定されている。
また、フレキシブルアームAの巻き外端部と下側ジョイントJ3との摺動抵抗は、予め設定されている。該摺動抵抗は、台座30にプロジェクタ40を載置した状態においてある程度力を加えないと、フレキシブルアームAの基端部が下側ジョイントJ3を支点として揺動せずに台座30がその状態が保持される摺動抵抗に設定されている。
同様に、フレキシブルアームAの巻き芯部と上側ジョイントJ4との摺動抵抗は、予め設定されている。該摺動抵抗は、台座30にプロジェクタ40を載置した状態においてある程度力を加えないと、フレキシブルアームAの巻き芯部が上側ジョイントJ4を支点として揺動せずに台座30がその状態が保持される摺動抵抗に設定されている。言い換えると、台座30(上側ジョイントJ4)がフレキシブルアームAの巻き芯部を支点として揺動及び上側ジョイントJ4の中心軸線(台座30の下面30bと直交する軸線)を中心に回動せずにその状態が保持される摺動抵抗に設定されている。これによって、図17に示すように、例えば、台座30の姿勢を筐体21に対して前後方向において前側が斜め上向きとなるように配置することができる。
従って、台座30は、渦巻き式のフレキシブルアームA(可動連結部材J)によって、筐体21の上面21bに対して、3次元方向に移動し配置される。しかも、台座30は、その3次元方向に配置された位置で、その姿勢を適宜の方向に所望の傾斜角度に傾斜配置されたり、所望の回転角に回動配置される。
また、渦巻き式のフレキシブルアームAの巻き芯部の空間には、第1実施形態と同様に、内部配線コード26が挿通され、同内部配線コード26が外に現れないようにしている。そして、内部配線コード26は、台座30の後面30cに形成されたコンセント32の出力端子T3,T4に接続されている。このコンセント32は、台座30に載置されたプロジェクタ40の後面中央位置に設けた電源プラグ41が差し込まれる。
次に、上記のように構成した非接触アダプタ20の作用について説明する。
プロジェクタ40を載置した台座30は、渦巻き式のフレキシブルアームAよりなる可動連結部材Jを介して筐体21に連結した。そのため、筐体21に対して、台座30を希望する3次元方向(高さ方向、前後・左右方向)に移動させることができるとともに希望する傾斜角度の姿勢や希望する回転角の姿勢に配置することができる。これによって、プロジェクタ40は、筐体21に対して希望する3次元方向に移動配置されるとともに希望する姿勢に配置されて映像を映写する。
次に、上記のように構成した実施形態の特徴的な効果を以下に記載する。
(1)上記実施形態によれば、渦巻き式のフレキシブルアームAの可動連結部材Jを介して筐体21に台座30を連結したので、同台座30を筐体21に対して希望する3次元方向に移動させることができるとともに希望する姿勢に配置することができる。
従って、プロジェクタ40は、筐体21に対して希望する3次元方向に移動配置されるとともに希望する姿勢に配置されて映像を映写することができる。
なお、上記第4実施形態では、非接触アダプタ20の中央部に1つの渦巻き式のフレキシブルアームAの可動連結部材Jを設けたが、これを複数個、例えば、4隅に4つの渦巻き式のフレキシブルアームAの可動連結部材Jを設けて実施してもよい。
また、上記第4実施形態の非接触アダプタ20において、図7(a)(b)、図8に示したように、筐体21にカセット収納凹部50を形成し、受電コイル22を収容したカセット51を収納するように構成する。そして、筐体21から離れた位置に給電コイル11が設置されていても、カセット51だけを筐体21から引き出し、同カセット51を給電コイル11の設置箇所に配置することができるようにしてもよい。
また、上記第4実施形態の非接触アダプタ20において、可動連結部材Jを構成する下側ジョイントJ3を省略し、フレキシブルアームAの巻き外端部を筐体21の上面21bに形成した凹部24の底面24aに直接固定して実施してもよい。この場合、台座30を、高さ方向に移動できるとともに、所望の高さ位置において希望する姿勢にすることができる。
(第5実施形態)
次に、非接触アダプタの第5実施形態について説明する。
本実施形態は、図18及び図19に示すように、電気機器(プロジェクタ40)を支持する台座30と可動連結部材Jに特徴を有する。前記各実施形態の台座30は、プロジェクタ40を支持するのに、プロジェクタ40を載置する構成の台座であったが、本実施形態ではプロジェクタ40を挟持することによって同プロジェクタ40を支持する台座である点で相違する。
図18及び図19に示すように、可動連結部材Jを介して筐体21と連結された台座30は、下側支持板部35、上側支持板部36、下側及び上側支持板部35,36の後端を連結する間隔保持板部37とからなり、縦断面がコ字状に形成されている。台座30は、断面コ字状に形成された嵌合凹部38に、プロジェクタ40の後側部中央部分が嵌合し、挟持されるようになっている。
図19に示すように、可動連結部材Jは、台座30の間隔保持板部37の外側面37aと筐体21の後面21aとの間に連結されている。可動連結部材Jは、蛇腹状のフレキシブルアーム39である。フレキシブルアーム39は、金属製又は合成樹脂製の同一形状の連結体39aを連続して連結して蛇腹状にしたフレキシブルアームである。
フレキシブルアーム39を構成する連結体39aは、公知の構造であって、一端部にボール状の球体部が形成され、他端部に球状の凹部が形成されている。そして、連結体39aの球体部を、連結する側の連結体39aの凹部に嵌合連結して、これを順次繰り返し、複数の連結体39aが連結されることによって、蛇腹式のフレキシブルアーム39が形成されている。
凹部と嵌合する球体部は、その凹部の内周面と球体部の外周面とが摺動可能であって、凹部と球体部が互いに回動可能になっている。なお、凹部の内周面と球体部の外周面との間には、予め設定された摺動抵抗を有している。該摺動抵抗は、台座30にプロジェクタ40を載置した状態においてある程度力を加えないと、連結体39a同士が回動せず台座30がその状態が保持される摺動抵抗に設定されている。
従って、台座30は、蛇腹式のフレキシブルアーム39(可動連結部材J)によって、筐体21の上面21bに対して、3次元方向(高さ方向、前後・左右方向)に移動し配置される。しかも、台座30は、その3次元方向に配置された位置で、その姿勢を適宜の方向に所望の傾斜角度に傾斜配置されたり、所望の回転角に回動配置される。
さらに、図19に2点鎖線で示すように、本実施形態の場合、プロジェクタ40を真上の向けることができる。
また、連結体39aには、貫通穴が軸方向に貫通形成されている。そして、その連通する貫通穴に内部配線コード26を通して、同内部配線コード26が外に現れないようにしている。
そして、フレキシブルアーム39の先端部から引き出された内部配線コード26は、間隔保持板部37の内側面37bに形成された図示しないコンセントの端子に接続されている。このコンセントは、台座30の嵌合凹部38にプロジェクタ40が嵌合挟持されるとき、プロジェクタ40の後面中央位置に設けた図示しない電源プラグが差し込まれるようになっている。
次に、上記のように構成した非接触アダプタ20の作用について説明する。
プロジェクタ40を嵌合挟持した台座30は、蛇腹式のフレキシブルアーム39よりなる可動連結部材Jを介して筐体21に連結した。そのため、筐体21に対して、台座30を希望する3次元方向に移動させることができるとともに希望する傾斜角度の姿勢や希望する回転角の姿勢に配置することができる。これによって、プロジェクタ40は、筐体21に対して希望する3次元方向に移動配置されるとともに希望する姿勢に配置されて映像を映写する。
次に、上記のように構成した実施形態の特徴的な効果を以下に記載する。
(1)上記実施形態によれば、蛇腹式のフレキシブルアーム39の可動連結部材Jを介して筐体21に台座30を連結したので、同台座30を筐体21に対して希望する3次元方向に移動させることができるとともに希望する姿勢に配置することができる。
従って、プロジェクタ40は、筐体21に対して希望する3次元方向に移動配置されるとともに希望する姿勢に配置されて映像を映写することができる。
なお、上記第5実施形態では、間隔保持板部37の内側面37bにコンセントを設け、このコンセントにプロジェクタ40の電源プラグ41が差し込むように構成した。これを、筐体21の後面21aにコンセントを設けて、そのコンセントにプロジェクタ40の電源プラグ41が差し込まれるように実施してもよい。
また、上記第5実施形態では、下側支持板部35はプロジェクタ40の一部分を挟持できるサイズであったが、筐体21の上面21bと同じサイズの四角板状に形成してもよい。この場合、下側支持板部35の後面にコンセントを設けて実施してもよい。
さらに、上記第5実施形態の非接触アダプタ20において、図7(a)(b)、図8に示したように、筐体21にカセット収納凹部50を形成し、受電コイル22を収容したカセット51を収納するように構成する。そして、筐体21から離れた位置に給電コイル11が設置されていても、カセット51だけを筐体21から引き出し、同カセット51を給電コイル11の設置箇所に配置することができるようにしてもよい。
なお、上記各実施形態では、非接触アダプタ20の筐体21に設けた台座30にプロジェクタ40を載置したが、プロジェクタ40に限定されるものではなくその他の電気機器を台座30に載置して実施してもよいことは勿論である。
また、可動連結部材Jは、上記各実施形態に限定されるものではなく、台座30を筐体21に対して少なくとも高さ方向に移動させるとともに、台座30の姿勢を筐体21に対して変更するものであれば何でもよい。
1…机、2…天板、2a…表面、10…給電装置(非接触給電装置)、11…給電コイル、12…電源回路、13…高周波インバータ、14…表示ランプ、20…非接触アダプタ、21…筐体、21a…後面、21b…上面、21c…前面、21d…底面、21e…右側面、22…受電コイル、23…表示ランプ、24…凹部、24a…底面、25…受電回路(電源回路部)、26…内部配線コード、30…台座、30a…上面、30b…下面、30c…後面、30d…右側面、31…凹部、31a…奥面、32…コンセント、33…支持枠、35…下側支持板部、36…上側支持板部、37…間隔保持板部、37a…外側面、37b…内側面、38…嵌合凹部、39…フレキシブルアーム、39a…連結体、40…プロジェクタ、41…電源プラグ、50…カセット収納凹部、51…カセット、52…引出配線コード、61〜63…第1〜第3後側支軸、64〜66…第1〜第3前側支軸、67,68,69…第1〜第3支軸、J…可動連結部材、J1,J2…第1及び第2ジョイント(ユニバーサルジョイント)、J3,J4…下側及び上側ジョイント(ユニバーサルジョイント)、P1〜P3…第1〜第3摺動パイプ、R1,R2…第1及び第2後側リンク、R3,R4…第1及び第2前側リンク、R5,R6…第1及び第2リンク、T1,T2…外部出力端子、T3,T4…出力端子(出力部)、T5,T6…プラグ端子、A…フレキシブルアーム。

Claims (8)

  1. 交番磁束と交鎖して誘起電圧を発生する受電コイルと、
    前記受電コイルが発生する誘起電圧を入力し、電気機器に必要な電源仕様の電源を生成する電源回路部と、
    前記電気機器と電気的に結合し、前記電源回路部が生成した電源電圧を電気機器に出力する出力部とを有した非接触アダプタであって、
    前記受電コイルを収容する筐体と前記電気機器を載置するための台座とを設け、前記台座と前記筐体との間に、前記台座を前記筐体に対して少なくとも高さ方向に移動させるとともに、前記台座の姿勢を前記筐体に対して変更する可動連結部材を設け
    前記可動連結部材は、複数のテレスコピックパイプと第1及び第2ユニバーサルジョイントとからなり、
    前記複数のテレスコピックパイプのうちの基端側のテレスコピックパイプの基端部と前記第1ユニバーサルジョイントが連結され、前記複数のテレスコピックパイプのうちの先端側のテレスコピックパイプの先端部と前記第2ユニバーサルジョイントが連結されており、
    前記第1ユニバーサルジョイントは、前記筐体の上面に形成した凹部の底面に固設され、前記第2ユニバーサルジョイントは、前記台座の下面に形成した凹部の奥面に固設されていることを特徴とする非接触アダプタ。
  2. 交番磁束と交鎖して誘起電圧を発生する受電コイルと、
    前記受電コイルが発生する誘起電圧を入力し、電気機器に必要な電源仕様の電源を生成する電源回路部と、
    前記電気機器と電気的に結合し、前記電源回路部が生成した電源電圧を電気機器に出力する出力部とを有した非接触アダプタであって、
    前記受電コイルを収容する筐体と前記電気機器を載置するための台座とを設け、前記台座と前記筐体との間に、前記台座を前記筐体に対して少なくとも高さ方向に移動させるとともに、前記台座の姿勢を前記筐体に対して変更する可動連結部材を設け、
    前記可動連結部材は、6個の支軸と4個のリンクにて構成された6節リンク機構からなり、該可動連結部材が前記筐体と台座との間であって左右両側の左右対称位置にそれぞれ設けられていることを特徴とする非接触アダプタ。
  3. 交番磁束と交鎖して誘起電圧を発生する受電コイルと、
    前記受電コイルが発生する誘起電圧を入力し、電気機器に必要な電源仕様の電源を生成する電源回路部と、
    前記電気機器と電気的に結合し、前記電源回路部が生成した電源電圧を電気機器に出力する出力部とを有した非接触アダプタであって、
    前記受電コイルを収容する筐体と前記電気機器を載置するための台座とを設け、前記台座と前記筐体との間に、前記台座を前記筐体に対して少なくとも高さ方向に移動させるとともに、前記台座の姿勢を前記筐体に対して変更する可動連結部材を設け、
    前記可動連結部材は、3個の支軸と2個のリンクにて構成された3節リンク機構からなり、該可動連結部材が前記筐体の上面に形成した凹部と前記台座の下面に形成した凹部との間に設けられていることを特徴とする非接触アダプタ。
  4. 交番磁束と交鎖して誘起電圧を発生する受電コイルと、
    前記受電コイルが発生する誘起電圧を入力し、電気機器に必要な電源仕様の電源を生成する電源回路部と、
    前記電気機器と電気的に結合し、前記電源回路部が生成した電源電圧を電気機器に出力する出力部とを有した非接触アダプタであって、
    前記受電コイルを収容する筐体と前記電気機器を載置するための台座とを設け、前記台座と前記筐体との間に、前記台座を前記筐体に対して少なくとも高さ方向に移動させるとともに、前記台座の姿勢を前記筐体に対して変更する可動連結部材を設け、
    前記可動連結部材は、帯状の板材を渦巻き状に巻回したフレキシブルアームと、第1及び第2ユニバーサルジョイントとかなり、
    前記フレキシブルアームの巻き外端部と前記第1ユニバーサルジョイントが連結され、前記フレキシブルアームの巻き芯部と前記第2ユニバーサルジョイントが連結されており、
    前記第1ユニバーサルジョイントは、前記筐体の上面に形成した凹部の底面に固設され、前記第2ユニバーサルジョイントは、前記台座の下面に形成した凹部の奥面に固設されていることを特徴とする非接触アダプタ。
  5. 交番磁束と交鎖して誘起電圧を発生する受電コイルと、
    前記受電コイルが発生する誘起電圧を入力し、電気機器に必要な電源仕様の電源を生成する電源回路部と、
    前記電気機器と電気的に結合し、前記電源回路部が生成した電源電圧を電気機器に出力する出力部とを有した非接触アダプタであって、
    前記受電コイルを収容する筐体と前記電気機器を載置するための台座とを設け、前記台座と前記筐体との間に、前記台座を前記筐体に対して少なくとも高さ方向に移動させるとともに、前記台座の姿勢を前記筐体に対して変更する可動連結部材を設け、
    前記可動連結部材は、一端部に球体部が形成され、他端部に球状の凹部が形成された複数の連結体を有し、一方の連結体の前記球体部を、他方の連結体の前記凹部に嵌合連結して、これを順次繰り返して前記複数の連結体を連結して構成したフレキシブルアームであり、
    前記フレキシブルアームの基端部が前記筐体の側面に連結され、前記フレキシブルアームの先端部が前記台座の側面に連結されていることを特徴とする非接触アダプタ。
  6. 請求項1〜5のいずれか1つに記載の非接触アダプタにおいて、
    前記可動連結部材は、前記台座を前記筐体に対して高さ方向を含む2次元方向、又は、高さ方向を含む3次元方向に移動させるとともに、前記台座の姿勢を前記筐体に対して変更する可動連結部材であることを特徴とする非接触アダプタ。
  7. 請求項1〜のいずれか1つに記載の非接触アダプタにおいて、
    前記台座又は前記筐体にコンセントが設けられ、前記コンセントの出力端子は、前記電源回路部の外部出力端子と接続されていることを特徴とする非接触アダプタ。
  8. 請求項1〜のいずれか1つに記載の非接触アダプタにおいて、
    前記受電コイルは、受電用のカセットに収容され、前記カセットは、前記筐体に形成したカセット収納凹部に収納されるとともに、そのカセット収納凹部のカセット装填口から引き出し可能に装填されていることを特徴とする非接触アダプタ。
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