JP2014090288A - レベルシフトスイッチ、レベルシフトスイッチを備えた電子機器 - Google Patents

レベルシフトスイッチ、レベルシフトスイッチを備えた電子機器 Download PDF

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    • H03K19/0185Coupling arrangements; Interface arrangements using field effect transistors only
    • H03K19/018507Interface arrangements

Abstract

【課題】レベルシフトスイッチの信号伝達時間を高速化する。
【解決手段】一つの実施形態によれば、レベルシフトスイッチは、第1入力信号が第1入出力端子に入力され、第1出力信号が第2入出力端子から出力され、第2入力信号が前記第2入出力端子に入力され、第2出力信号が前記第1入出力端子から出力される。レベルシフトスイッチは、伝送回路、第1のMOSトランジスタ、第2のMOSトランジスタ、及びワンショットパルス生成回路が設けられる。
【選択図】 図2

Description

本発明の実施形態は、レベルシフトスイッチ、レベルシフトスイッチを備えた電子機器に関する。
CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などから構成され、論理回路や順序回路を備える半導体集積回路(LSI)や電源電圧の異なる電源システムを有する電子機器には、異なる電源間で、信号レベルをレベルシフトするレベルシフターが設けられる。レベルシフターには、一方向だけ信号を流す片方向タイプのものと、両方向に信号を流す双方向タイプのものとがある。
近年、民生用電子機器及び産業用電子機器の高機能化、高速化、多電源化の進展に伴い、レベルシフトスイッチが多数用いられている。双方向タイプのレベルシフターでは、方向切り替え信号(DIR制御信号)が不要なタイプで、高速動作ができるものが要求される。この双方向タイプのレベルシフターの中に、半導体スイッチ回路を基本としたレベルシフトスイッチがある。レベルシフトスイッチは、高速性がより強く要求されている。
特開2011−119979号公報
本実施形態は、信号伝達時間を高速化することができるレベルシフトスイッチ、レベルシフトスイッチを備えた電子機器を提供することにある。
一つの実施形態によれば、レベルシフトスイッチは、第1入力信号が第1入出力端子に入力され、第1出力信号が第2入出力端子から出力され、第2入力信号が第2入出力端子に入力され、第2出力信号が第1入出力端子から出力される。レベルシフトスイッチは、伝送回路、第2トランジスタ、第3トランジスタ、及びワンショットパルス生成回路が設けられる。伝送回路は、一端が第1入出力端子に接続され、他端が第2入出力端子に接続される第1トランジスタを有し、第1入出力端子と第2入出力端子間で信号を伝送する。第2トランジスタは、一端が第1電源に接続され、他端が第1入出力端子に接続される。第3トランジスタは、一端が第2電源に接続され、他端が第2入出力端子に接続される。ワンショットパルス生成回路は、第1入出力端子を介して入力される第1信号が遅延回路を経由しないで入力される第4トランジスタと、第1信号を遅延及び反転した第2信号が入力され、一端側からワンショットパルス信号を出力し、他端が第4トランジスタに接続される第5トランジスタとを有し、第1入出力端子と第2入出力端子の間に設けられ、ワンショットパルス信号を第2及び第3トランジスタに出力する。
更に、他の実施形態によれば、電子機器は、第1回路、第2回路、及びレベルシフトスイッチが設けられる。第1回路は、第1電源が供給されて信号処理を行う。第2回路は、第1電源の電圧以上の電圧を有する第2電源が供給されて信号処理を行う。レベルシフトスイッチは、第1入力信号が第1入出力端子に入力され、第1出力信号が第2入出力端子から出力され、第2入力信号が前記第2入出力端子に入力され、第2出力信号が前記第1入出力端子から出力される。レベルシフトスイッチは、一端が第1入出力端子に接続され、他端が第2入出力端子に接続される第1トランジスタを有し、第1入出力端子と第2入出力端子間で信号を伝送する伝送回路と、一端が第1電源に接続され、他端が第1入出力端子に接続される第2トランジスタと、一端が第2電源に接続され、他端が第2入出力端子に接続される第3トランジスタと、第1入出力端子を介して入力される第1信号が遅延回路を経由しないで入力される第4トランジスタと、第1信号を遅延及び反転した第2信号が入力され、一端側からワンショットパルス信号を出力し、他端が第4トランジスタに接続される第5トランジスタとを有し、第1入出力端子と第2入出力端子の間に設けられ、ワンショットパルス信号を第2及び第3トランジスタに出力する。
第一の実施形態に係る電子機器の概略構成を示す図である。 第一の実施形態に係るレベルシフトスイッチの構成を示す回路図である。 第一の実施形態に係るワンショットパルス生成回路の構成を示す回路図である。 第一の実施形態に係る比較例のワンショットパルス生成回路の構成を示す回路図である。 第一の実施形態に係るレベルシフトスイッチの動作を説明する図である。 第一の実施形態に係るレベルシフトスイッチの動作を示すタイミングチャート。 第一の実施形態に比較例のレベルシフトスイッチの動作を説明する図である。 第一の実施形態に係る比較例のレベルシフトスイッチの動作を示すタイミングチャート。 第一の実施形態に係る信号伝達時間を説明する図である。 第二の実施形態に係るワンショットパルス生成回路の構成を示す回路図である。 第三の実施形態に係る負荷が重い場合を説明する図である。 第三の実施形態に係わるワンショットパルス生成回路の構成を示す回路図である。 第三の実施形態に係わる負荷が重い場合のレベルシフトスイッチの動作を示すタイミングチャート。 第四の実施形態に係わるレベルシフトスイッチの構成を示す回路図である。 第四の実施形態に係わるワンショットパルス生成回路の構成を示す回路図である。 第五の実施形態に係わるレベルシフトスイッチの構成を示す回路図である。 第五の実施形態に係わるワンショットパルス生成回路の構成を示す回路図である。
以下本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
(第一の実施形態)
まず、本発明の第一の実施形態に係るレベルシフトスイッチ、レベルシフトスイッチを備えた電子機器について、図面を参照して説明する。図1は電子機器の概略構成を示す図である。図2はレベルシフトスイッチの構成を示す回路図である。図3はワンショットパルス生成回路の構成を示す回路図である。図4は比較例のワンショットパルス生成回路の構成を示す回路図である。本実施形態では、双方向タイプのレベルシフトスイッチの信号伝達時間を高速化している。
図1に示すように、電子機器90は、レベルシフトスイッチ1、VccAシステム(第1電源システム)2、及びVccBシステム(第2電源システム)3が設けられる。VccAシステム(第1電源システム)2は、高電位側電源(第1電源)VccAが供給され、信号処理や演算処理等を実行する。VccBシステム(第2電源システム)3は、高電位側電源(第2電源)VccBが供給され、信号処理等を実行する。なお、第1電源システムは第1回路とも呼称され、第2電源システムは第2回路とも呼称される。
レベルシフトスイッチ1は、VccAシステム2とVccBシステム3の間に設けられ、高電位側電源VccAと高電位側電源VccBが供給される。レベルシフトスイッチ1は、切り替え信号(DIR制御信号)が不要で、双方向タイプのレベルシフトスイッチである。レベルシフトスイッチ1は、VccAシステム2から入力信号(第1入力信号)Sin1が入力され、レベルシフト及び加速化された出力信号(第1出力信号)Sout1をVccBシステム3に出力する。レベルシフトスイッチ1は、VccBシステム3から入力信号(第2入力信号)Sin2が入力され、レベルシフト及び加速化された出力信号(第2出力信号)Sout2をVccAシステム2に出力する。レベルシフトスイッチ1は、信号伝達時間を高速化している(詳細は後述する)。
ここで、高電位側電源VccA、高電位側電源VccBの電圧の大小関係は、例えば、
VccA≦VccB・・・・・・・・・・・・・・・・・(式1)
1.5V≦VccA,VccB≦5.5V・・・・・・・・・・・・(式2)
に設定される。
レベルシフトスイッチ1は、2電源バススイッチ回路などとも呼称され、SM BUS(system management bus)、IC等として適用される。VccAシステム2は、比較的低電圧で演算処理を実行する、例えばCPU(central processing unit)、DSP(digital signal processor)等が搭載される。VccBシステム3は、比較的高電圧で信号処理を実行する、例えば入出力インターフェース部、アナログ部、動作電圧が規格化されたメモリーカード等が搭載される。ここでは、電子機器90は低消費電力及び高速伝送が要求される携帯端末に適用されるが、PDA(personal digital assistant)、カメラ等の民生用電子機器、或いは産業用電子機器にも適用することができる。
図2に示すように、レベルシフトスイッチ1は、ワンショットパルス生成回路11、伝送回路20、Pch MOSトランジスタPMT1、Pch MOSトランジスタPMT2、端子PadA、端子PadB、及び端子Padoeが設けられる。
端子(第1入出力端子)PadAでは、VccAシステム2から出力される入力信号Sin1が入力され、入力信号Sin2(後述)をレベルシフト及び加速化した出力信号Sout2がVccAシステム2に出力される。端子(第2入出力端子)PadBでは、VccBシステム3から出力される入力信号Sin2が入力され、入力信号Sin1をレベルシフト及び加速化した出力信号Sout1がVccBシステム3に出力される。端子(制御端子)Padoeは、信号Ssg1を生成するための信号が入力される。
ワンショットパルス生成回路11は、端子PadAと端子PadBの間に設けられる。ワンショットパルス生成回路11は、一端が端子PadA(ノードN1)に接続され、他端が端子PadB(ノードN2)に接続され、信号S1osを出力する。
伝送回路20は、OE制御回路21、Nch MOSトランジスタNMT1、抵抗Ra、及び抵抗Rbが設けられる。伝送回路20は、端子PadAと端子PadB間での信号を伝送する機能を有する。
OE制御回路21は、端子PadoeとNch MOSトランジスタNMT1のゲートの間に設けられる。OE制御回路21は、信号Ssg1が入力され、信号(制御信号)Ssg11をNch MOSトランジスタNMT1のゲート(制御端子)に出力する。信号Ssg11の信号電圧は、VccA電源を基準としている。
Nch MOSトランジスタ(第1トランジスタ)NMT1は、一端(ソース及びドレインの一方)が端子PadAに接続され、他端(ソース及びドレインの他方)が端子PadBに接続される。Nch MOSトランジスタNMT1は、イネーブル状態(ここでは、Highレベル)の信号Ssg11がゲートに入力されると、端子PadAと端子PadB間での信号を伝送する。
抵抗Raは、一端が高電位側電源VccAに接続され、他端が端子PadAに接続される。抵抗Rbは、一端が高電位側電源VccBに接続され、他端が端子PadBに接続される。抵抗Raと抵抗Rbは、プルアップ抵抗として機能する。
Pch MOSトランジスタ(第2トランジスタ)PMT1は、ソース(一端)が高電位側電源VccAに接続され、ドレイン(他端)が端子PadAに接続され、ゲート(制御端子)にワンショットパルス生成回路11から出力される信号(ワンショットパルス信号)S1osが入力される。Pch MOSトランジスタ(第3トランジスタ)PMT2は、ソース(一端)が高電位側電源VccBに接続され、ドレイン(他端)が端子PadBに接続され、ゲート(制御端子)にワンショットパルス生成回路11から出力される信号S1osが入力される。
入力信号Sin1或いは入力信号Sin2がLowレベルからHighレベルに変化するとき(信号の立ち上り時)、信号S1osはイネーブル状態(ここでは、Lowレベル)のワンショットパルス幅の期間となる。この結果、Pch MOSトランジスタPMT1とPch MOSトランジスタPMT2はこの期間オンし、信号の立ち上りエッジを加速する働きをする。
なお、信号SlosはVccBレベルであり、Highレベル時にはPch MOSトランジスタPMT1のソース/ドレイン電圧以上の電圧となるが、Pch MOSトランジスタPMT1に電圧破壊が生じない素子を選択することにより、Pch MOSトランジスタPMT1のON/OFF動作に問題は発生しない。
図3に示すように、ワンショットパルス生成回路11は、シュミット回路22、シュミット回路23、遅延回路24、2入力NAND回路NAND1、インバータINV1、Nch MOSトランジスタNMT11、Nch MOSトランジスタNMT12、及び抵抗R1が設けられる。
シュミット回路22は、シュミットインバータとも呼称され、入力側がノードN1に接続され、出力側がノードN11に接続される。シュミット回路22は、ノードN1の電圧がLowレベルからHighレベルに変化するとき、HighレベルからLowレベルへ変化する信号をノードN11から出力する。シュミット回路23は、シュミットインバータとも呼称され、入力側がノードN2に接続され、出力側がノードN12に接続される。シュミット回路23は、ノードN2の電圧がLowレベルからHighレベルに変化するとき、HighレベルからLowレベルへ変化する信号をノードN12から出力する。ここで、シュミット回路22、シュミット回路23を用いているが必ずしもこれに限定されるものではない。
2入力NAND回路NAND1は、入力側がノードN11、ノードN12に接続され、出力側がノードN13に接続される。2入力NAND回路NAND1は、ノードN11の信号とノードN12の信号を論理演算し、論理演算された信号をノードN13から出力する。
遅延回路24は、一端がノードN13に接続され、他端がノードN14に接続される。遅延回路24は、ノードN13の信号を所定時間遅延させる。インバータINV1は、入力側がノードN14に接続され、出力側がノードN15に接続される。インバータINV1は、ノードN14の信号を反転し、反転信号をノードN15から出力する。
抵抗R1は、一端が高電位側電源VccBに接続され、他端がノードN16に接続される。Nch MOSトランジスタ(第4トランジスタ)NMT11は、ドレイン(一端)がノードN17に接続され、ソース(他端)が低電位側電源(接地電位)Vssに接続され、ゲート(制御端子)がノードN13に接続される。Nch MOSトランジスタ(第5トランジスタ)NMT12は、ドレイン(一端)がノードN16に接続され、ソース(他端)がノードN17に接続され、ゲート(制御端子)がノードN15に接続される。Nch MOSトランジスタNMT12は、ノードN16側(ドレイン(一端)側)から信号(ワンショットパルス信号)S1osを出力する。Nch MOSトランジスタNMT11とNch MOSトランジスタNMT12は、直列接続される。
信号(ワンショットパルス信号)S1osは、ノードN13及びノードN15がHighレベルとなり、Nch MOSトランジスタNMT11及びNch MOSトランジスタNMT12がオンする期間が、イネーブル状態(ここでは、Lowレベル)のワンショットパルス幅の期間となる。ワンショットパルス幅の期間は、遅延回路24の信号遅延時間とインバータINV1の信号遅延時間の和に設定される。
ここで、シュミット回路22に供給する電源は、高電位側電源VccAが好ましい。シュミット回路23に供給する電源は、高電位側電源VccBが好ましい。ワンショットパルス生成回路11では、出力側にNch MOSトランジスタNMT11及びNch MOSトランジスタNMT12を設けている。このため、遅延回路24、2入力NAND回路NAND1、インバータINV1等に供給する電源は、高電位側電源VccAと高電位側電源VccBの電圧レベルの低い方、本実施形態では高電位側電源VccAを適宜選択するのが好ましい。
図4に示すように、比較例のワンショットパルス生成回路100は、シュミット回路31、シュミット回路32、レベルシフト回路33、遅延回路34、2入力NAND回路NAND11、2入力NOR回路NOR11、インバータINV11、インバータINV12、及びインバータINV13が設けられる。
なお、比較例のレベルシフトスイッチ(図示しない)は、ワンショットパルス生成回路100以外の構成が本実施形態のレベルシフトスイッチ1と同様なのでその部分の説明を省略する。
シュミット回路31とインバータINV11には、高電位側電源VccAが供給される。シュミット回路32、遅延回路34、2入力NAND回路NAND11、2入力NOR回路NOR11、インバータINV12、及びインバータINV13には、高電位側電源VccBが供給される。レベルシフト回路33には、高電位側電源VccA及び高電位側電源VccBが供給される。
比較例のワンショットパルス生成回路100では、本実施形態のワンショットパルス生成回路11と比較してレベルシフトスイッチの信号伝達時間が遅い。
シュミット回路31は、入力側がノードN1に接続され、出力側がノードN21に接続される。インバータINV11は、ノードN21の信号を反転してノードN22から反転信号を出力する。レベルシフト回路33は、ノードN22の信号をレベルシフトしてノードN23からレベルシフトされた信号を出力する。レベルシフト回路33は、クロスカップル回路等が内蔵されているので、インバータやNAND回路等の論理回路と比較して信号遅延が非常に大きくなる。
シュミット回路32は、入力側がノードN2に接続され、出力側がノードN24に接続される。インバータINV12は、ノードN24の信号を反転してノードN25から反転信号を出力する。
2入力NOR回路NOR11は、入力側がノードN23、ノードN25に接続され、出力側がノードN26に接続される。2入力NOR回路NOR11は、ノードN23の信号とノードN25の信号を論理演算し、論理演算された信号をノードN26から出力する。
遅延回路34は、一端がノードN26に接続され、他端がノードN27に接続される。遅延回路34は、ノードN26の信号を所定時間遅延させる。インバータINV13は、ノードN26の信号を反転してノードN28から反転信号を出力する。
2入力NAND回路NAND11は、入力側がノードN27、ノードN28に接続され、出力側がノードN29に接続される。2入力NAND回路NAND11は、ノードN27の信号とノードN28の信号を論理演算し、論理演算された信号S1osをノードN29から出力する。
次に、レベルシフトスイッチの動作について図5乃至8を参照して説明する。図5はレベルシフトスイッチの動作を説明する図である。図6はレベルシフトスイッチの動作を示すタイミングチャート。図7は比較例のレベルシフトスイッチの動作を説明する図である。図8は比較例のレベルシフトスイッチの動作を示すタイミングチャート。ここでは、端子PadAに入力信号Sin1が入力され、レベルシフトされた出力信号Sout1が端子PadBから出力される場合を例示している。
図5及び図6を用いて、本実施形態のレベルシフトスイッチ1の動作を説明する。伝送回路20は、LowレベルからHighレベルへの変化を伝搬することが遅いことが知られている回路であり、まず、その時点の動作を説明する。
入力信号Sin1が端子PadAに入力され、ノードN1の信号レベルがLowレベルからHighレベルに変化し始めると、Nch MOSトランジスタNMT1が動作を開始し、ノードN2の電圧が昇圧し始める。
次に、ノードN1の電圧が回路閾値電圧(例えば、VccA/2)に達するとワンショットパルス生成回路11が動作を開始する。所定時間経過後、ノードN2の電圧がVccA−VthNとなる。ここで、ノードN1の電圧がLowレベルからHighレベルに変化し始めて、ノードN2の電圧がVccA−VthNと達するまでの期間を期間1とする。
続いて、ノードN1の電圧が昇圧を続け(ノードN2の電圧がVccA−VthNを維持し)、Nch MOSトランジスタNMT11及びNch MOSトランジスタNMT12がオンし、ノードN16からイネーブル状態(ここでは、Lowレベル)の信号(ワンショットパルス信号)S1osが出力されるとPch MOSトランジスタPMT1及びPch MOSトランジスタPMT2が動作を開始し、ノードN2の電圧を加速昇圧し始める。ここで、ノードN2の電圧がVccA−VthNを維持する期間を期間1Aとする。
そして、信号(ワンショットパルス信号)S1osがイネーブル状態(Lowレベル)を維持し、Pch MOSトランジスタPMT1及びPch MOSトランジスタPMT2が動作を継続すると、ノードN2の電圧がVccB/2となり、その後、Pch MOSトランジスタPMT2の動作により、ノードN2の電圧が加速昇圧されてVccBとなる。
次に、信号(ワンショットパルス信号)S1osがディセーブル状態に変化(Lowレベル⇒Highレベル)するとPch MOSトランジスタPMT1及びPch MOSトランジスタPMT2が動作を停止する。この時点でノードN2の電圧はVccBを維持する。ここで、イネーブル状態(ここでは、Lowレベル)のワンショットパルス幅の期間を期間2とする。
続いて、ワンショットパルス生成回路11がオフ以降は、プルアップ抵抗である抵抗Ra及び抵抗Rbにより、ノードN2の電圧はVccBを維持される。ここで、ワンショットパルス生成回路11のオフ以降を期間3とする。ノードN1の電圧がVccA/2となり、ノードN2の電圧がVccB/2となるまでの期間をレベルシフトスイッチ1の信号伝達期間Tsdとなる。
次に、図7及び図8を用いて、比較例のワンショットパルス生成回路100を有するレベルシフトスイッチの動作を説明する。
比較例のレベルシフトスイッチにおいて、LowレベルからHighレベルへ変化する信号入力を考察する。入力信号Sin1が端子PadAに入力され、ノードN1の信号レベルがLowレベルからHighレベルに変化し始めると、Nch MOSトランジスタNMT1が動作を開始し、ノードN2の電圧が昇圧し始める。
次に、ノードN1の電圧が回路閾値電圧(例えば、VccA/2)に達するとワンショットパルス生成回路11が動作を開始する。所定時間経過後、ノードN2の電圧がVccA−VthNとなる。ここで、ノードN1の電圧がLowレベルからHighレベルに変化し始めて、ノードN2の電圧がVccA−VthNとなるまでの期間が期間11とする。
続いて、ノードN1の電圧が昇圧を続け(ノードN2の電圧がVccA−VthNを維持し)、2入力NAND回路NAND11の出力側のノードN29の信号Siosがディセーブル状態(Highレベル)からイネーブル状態(Lowレベル)に変化するとPch MOSトランジスタPMT1及びPch MOSトランジスタPMT2が動作を開始し、ノードN2の電圧を加速昇圧し始める。ここで、ノードN2の電圧がVccA−VthNを維持する期間を期間11Aとする。
そして、信号(ワンショットパルス信号)S1osがイネーブル状態(Lowレベル)を維持し、Pch MOSトランジスタPMT1及びPch MOSトランジスタPMT2が動作を継続すると、ノードN2の電圧がVccB/2となり、その後、Pch MOSトランジスタPMT2の動作により、ノードN2の電圧が加速昇圧されてVccBとなる。
次に、信号(ワンショットパルス信号)S1osがディセーブル状態に変化(Lowレベル⇒Highレベル)するとPch MOSトランジスタPMT1及びPch MOSトランジスタPMT2が動作を停止する。この時点でノードN2の電圧はVccBを維持する。ここで、イネーブル状態(ここでは、Lowレベル)のワンショットパルス幅の期間を期間12とする。
続いて、ワンショットパルス生成回路100がオフ以降は、プルアップ抵抗である抵抗Ra及び抵抗Rbにより、ノードN2の電圧はVccBを維持される。ここで、ワンショットパルス生成回路100のオフ以降を期間13とする。ノードN1の電圧がVccA/2となり、ノードN2の電圧がVccB/2となるまでの期間を比較例のレベルシフトスイッチの信号伝達期間Tsd11となる。
次に、本実施形態の期間1、期間1A、及び期間2と、比較例の期間11、期間11A、及び期間12との比較をする。
期間1と期間11の関係は同一レベルとなる。信号(ワンショットパルス信号)S1osのイネーブル期間(ワンショットパルス幅の期間)である期間2と期間12は、入力信号の立ち上り時でレベルシフトされる信号の加速化のために、同一レベルに通常設定される。ところが、本実施形態のワンショットパルス生成回路11に対して比較例のワンショットパルス生成回路100では、直列接続される論理回路+遅延回路の段数が多く、しかも信号遅延の非常に大きなレベルシフト回路33が設けられているので、期間1Aの時間t1Aと期間11Aの時間t11Aの関係は、
t1A<<t11A・・・・・・・・・・・・・・・・・・(式3)
となる。
次に、レベルシフトスイッチの信号伝達時間について図9を参照して説明する。
図9に示すように、レベルシフトスイッチの信号伝達時間では、本実施形態(レベルシフトスイッチ1)の信号伝達時間Tsdと比較例の信号伝達時間Tsd11の関係は、
Tsd<<Tsd11・・・・・・・・・・・・・・・・・・(式4)
と本実施形態のレベルシフトスイッチ1を大幅に高速化することができる。
その最も大きい理由は、比較例のワンショットパルス生成回路100では、論理回路よりも信号遅延が非常に大きなレベルシフト回路33が設けられていることによる。
なお、Nch MOSトランジスタNMT11、Nch MOSトランジスタNMT12、Pch MOSトランジスタPMT1、Pch MOSトランジスタPMT2、及び配線等による信号遅延は、論理回路による信号遅延に対して非常に小さい。
上述したように、本実施形態のレベルシフトスイッチ、レベルシフトスイッチを備えた電子機器では、レベルシフトスイッチ1、VccAシステム2、及びVccBシステム3が電子機器90に設けられる。レベルシフトスイッチ1は、切り替え信号(DIR制御信号)が不要で、双方向タイプのレベルシフトスイッチである。レベルシフトスイッチ1は、端子PadAを介してVccAシステム2から入力信号Sin1が入力され、端子PadBを介してレベルシフト及び加速化された出力信号Sout1をVccBシステム3に出力する。レベルシフトスイッチ1は、端子PadBを介してVccBシステム3から入力信号Sin2が入力され、端子PadAを介してレベルシフト及び加速化された出力信号Sout2をVccAシステム2に出力する。レベルシフトスイッチ1に設けられるワンショットパルス生成回路11は、シュミット回路22、シュミット回路23、遅延回路24、2入力NAND回路NAND1、インバータINV1、Nch MOSトランジスタNMT11、Nch MOSトランジスタNMT12、及び抵抗R1が設けられる。ワンショットパルス生成回路11は、出力側に直列接続されるNch MOSトランジスタNMT11とNch MOSトランジスタNMT12が設けられ、レベルシフト回路が設けられていない。
このため、レベルシフトスイッチ1の信号伝達時間Tsdを大幅に高速化することができる。また、VccAシステム2とVccBシステム3の間で高速のデータ転送が可能となる。
(第二の実施形態)
次に、本発明の第二の実施形態に係るレベルシフトスイッチについて、図面を参照して説明する。図10はワンショットパルス生成回路の構成を示す回路図である。本実施形態では、ワンショットパルス生成回路の回路構成を変更している。
以下、第1の実施形態と同一構成部分には、同一符号を付してその部分の説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
図10に示すように、ワンショットパルス生成回路12は、シュミット回路22、シュミット回路23、遅延回路24、2入力NAND回路NAND1、インバータINV1、Nch MOSトランジスタNMT13乃至15、及び抵抗R11が設けられる。レベルシフトスイッチ12は、バススイッチ回路などとも呼称され、SM BUS、IC等として適用される。
なお、本実施形態のレベルシフトスイッチ(図示しない)は、ワンショットパルス生成回路12以外の構成が第一の実施形態のレベルシフトスイッチ1と同様なのでその部分の説明を省略する。本実施形態のレベルシフトスイッチ(図示しない)は、切り替え信号(DIR制御信号)が不要で、双方向タイプのレベルシフトスイッチである。
抵抗R11は、一端が高電位側電源VccBに接続され、他端がノードN16に接続される。Nch MOSトランジスタ(第6トランジスタ)NMT13は、ドレイン(一端)がノードN17に接続され、ソース(他端))が低電位側電源(接地電位)Vssに接続され、ゲート(制御端子)がノードN1に接続される。Nch MOSトランジスタNMT14は、ドレイン(一端)がノードN17に接続され、ソース(他端))が低電位側電源(接地電位)Vssに接続され、ゲート(制御端子)がノードN2に接続される。Nch MOSトランジスタNMT15は、ドレイン(一端)がノードN16に接続され、ソース(他端)がノードN17に接続され、ゲート(制御端子)がノードN15に接続される。Nch MOSトランジスタNMT15は、ノードN16側(ドレイン(一端)側)から信号(ワンショットパルス信号)S1osを出力する。
Nch MOSトランジスタNMT13とNch MOSトランジスタNMT14は、ノードN17と低電位側電源(接地電位)Vssの間に並列接続されている。Nch MOSトランジスタNMT13は、ノードN1とゲートの間に論理回路等がなく、ノードN1の信号が直接ゲートに入力されるので第一の実施形態よりも信号伝達を高速化できる。同様に、Nch MOSトランジスタNMT14は、ノードN2とゲートの間に論理回路等がなく、ノードN2の信号が直接ゲートに入力されるので第一の実施形態よりも信号伝達を高速化できる。
上述したように、本実施形態のレベルシフトスイッチでは、シュミット回路22、シュミット回路23、遅延回路24、2入力NAND回路NAND1、インバータINV1、Nch MOSトランジスタNMT13乃至15、及び抵抗R11がレベルシフトスイッチのワンショットパルス生成回路12に設けられる。Nch MOSトランジスタNMT13とNch MOSトランジスタNMT14は、ノードN17と低電位側電源(接地電位)Vssの間に並列接続されている。
このため、ワンショットパルス生成回路12が設けられるレベルシフトスイッチの信号伝達時間を第一の実施形態よりも高速化することができる。また、VccAシステム2とVccBシステム3の間で高速のデータ転送が可能となる。
(第三の実施形態)
次に、本発明の第三の実施形態に係るレベルシフトスイッチについて、図面を参照して説明する。図11は負荷が重い場合を説明する図である。図12はワンショットパルス生成回路の構成を示す回路図である。本実施形態では、入出力端子の出力側に重い負荷が設けられた場合に対応することができるワンショットパルス生成回路を設けている。
以下、第1の実施形態と同一構成部分には、同一符号を付してその部分の説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
図11(a)に示すように、レベルシフトスイッチ1に設けられる入出力端子である端子PadAの出力側と低電位側電源(接地電位)Vssの間に負荷61が設けられ、レベルシフトスイッチ1に設けられる入出力端子である端子PadBの出力側と低電位側電源(接地電位)Vssの間に負荷62が設けられる。ここで、負荷61及び負荷62が重くなるとレベルシフトスイッチ1の特性に大きな影響を与える。
具体的には、図11(b)に示すように、第一の実施形態のワンショットパルス生成回路11では、信号(ワンショットパルス信号)S1osのイネーブル期間(ワンショットパルス幅の期間)においてPch MOSトランジスタPMT1及びPch MOSトランジスタPMT2が動作してノードN2の電圧を加速昇圧する。
ところが、負荷が重い場合、Pch MOSトランジスタPMT1及びPch MOSトランジスタPMT2がオフする時点でノードN2はVccBレベルに到達せず、VccB−Vjfレベルとなる。Pch MOSトランジスタPMT1及びPch MOSトランジスタPMT2のオフ以降、プルアップ抵抗である抵抗Ra及び抵抗Rbによる昇圧動作だけである。このため、ノードN2がVccBに到達する時間は第一の実施形態よりも大幅に遅れて時刻Aとなる。
この問題を解決するために、図12に示すように、ワンショットパルス生成回路13には、シュミット回路22、シュミット回路23、遅延回路24、電圧検出回路25、電圧検出回路26、2入力NAND回路NAND1乃至3、インバータINV1、インバータINV2、Nch MOSトランジスタNMT16、Nch MOSトランジスタNMT17、Pch MOSトランジスタPMT11、及び抵抗R2が設けられる。
なお、本実施形態のレベルシフトスイッチ(図示しない)は、ワンショットパルス生成回路13以外の構成が第一の実施形態のレベルシフトスイッチ1と同様なのでその部分の説明を省略する。
電圧検出回路25は、ノードN1とノードN34の間に設けられ、ノードN1の電圧を検出して検出結果をノードN34から出力する。電圧検出回路26は、ノードN2とノードN35の間に設けられ、ノードN1の電圧を検出して検出結果をノードN35から出力する。
2入力NAND回路NAND3には、例えば高電位側電源VccBが供給される。2入力NAND回路NAND3は、入力側がノードN34、ノードN35に接続され、出力側がノードN36に接続される。2入力NAND回路NAND3は、ノードN34の信号とノードN35の信号を論理演算して、論理演算された信号をノードN36から出力する。
インバータINV2は、ノードN13の信号が入力され、ノードN13の信号を反転して反転信号をノードN31から出力する。遅延回路24は、ノード31の信号を所定時間遅延し、遅延された信号(第4信号)をノードN32から出力する。
2入力NAND回路NAND2は、入力側がノードN32、ノードN36に接続され、出力側がノードN33に接続される。2入力NAND回路NAND2は、ノードN32の信号とノードN36の信号を論理演算して、論理演算された信号をノードN33から出力する。インバータINV1は、ノードN33の信号が入力され、ノードN33の信号を反転して反転信号(第2信号)をノードN15から出力する。
Pch MOSトランジスタPMT11は、一端が高電位側電源VccBに接続され、他端がノードN16に接続され、ゲート(制御端子)がノードN36に接続される。抵抗R2は、一端が高電位側電源VccBに接続され、他端がノードN16に接続される。抵抗R2は、プルアップ抵抗として機能する。
Nch MOSトランジスタNMT16は、ドレイン(一端)がノードN17に接続され、ソース(他端))が低電位側電源(接地電位)Vssに接続され、ゲート(制御端子)がノードN13に接続される。Nch MOSトランジスタNMT17は、ドレイン(一端)がノードN16に接続され、ソース(他端))がノードN17に接続され、ゲート(制御端子)がノードN15に接続される。
Nch MOSトランジスタNMT17は、ノードN16側(ドレイン(一端)側)から信号(ワンショットパルス信号)S1osを出力する。信号(ワンショットパルス信号)S1osは、ノードN13及びノードN15がHighレベルとなり、Nch MOSトランジスタNMT16及びNch MOSトランジスタNMT17がオンする期間が、イネーブル状態(ここでは、Lowレベル)のワンショットパルス幅の期間となる。
次に、負荷が重い場合のレベルシフトスイッチの動作について図13を参照して説明する。図13は負荷が重い場合のレベルシフトスイッチの動作を示すタイミングチャート。ここでは、端子PadAに入力信号Sin1が入力され、レベルシフトされた出力信号Sout1が端子PadBから出力される場合を例示している。
図13に示すように、本実施形態のレベルシフトスイッチは、オフ時では、OE制御回路21がオフで、ノードN1、ノードN2、及び信号Ssg11がLowレベルに設定される。
まず、OE制御回路21がオンすると信号Ssg11がHighレベルとなる。次に、入力信号Sin1が端子PadAに入力され、ノードN1の信号レベルがLowレベルからHighレベルに変化し始めると、Nch MOSトランジスタNMT1が動作を開始し、ノードN2の電圧が昇圧し始める。
続いて、ノードN1の電圧が回路閾値電圧(例えば、VccA/2)に達するとワンショットパルス生成回路13が動作を開始する。所定時間経過後、ノードN2の電圧がVccA−VthNとなる。ここで、ノードN1の電圧がLowレベルからHighレベルに変化し始めて、ノードN2の電圧がVccA−VthNとなるまでの期間が期間21とする。
そして、ノードN13がLowレベルからHighレベルに変化し、ノードN15がHighレベルのときにNch MOSトランジスタNMT16及びNch MOSトランジスタNMT17がオンし、ノードN16の電圧がHighレベルから降圧する。ノードN16がLowレベルとなり、ノードN15がHighレベルからLowレベルに変化し、ノードN13がHighレベルのときに、Nch MOSトランジスタNMT16及びNch MOSトランジスタNMT17がオフする(時刻B)。
次に、Nch MOSトランジスタNMT16及びNch MOSトランジスタNMT17がオフ後(時刻B)、プルアップ抵抗であるR2により、ノードN2の電圧が昇圧し始める。ただし、その昇圧速度は非常に遅い。その後、ノードN2の電圧は、VccB/2レベルとなる。ここで、ノードN1がVccA/2レベルとなり、ノードN2の電圧がVccB/2となるまでの期間が信号伝達期間Tsd22となる。
続いて、ノードN2の電圧が電圧検出回路の検知レベルに達するとノードN36がHighレベルからLowレベルに変化し、Pch MOSトランジスタPMT11が動作を開始する(時刻C)。Pch MOSトランジスタPMT11がオンすることにより、ノードN16の電圧レベルがHighレベルになる。ここで、ノードN2がVccA−VthNレベルからノードN2の電圧が電圧検出回路の検知レベルに達するまでの期間を期間22とする。ノードN16が降圧し、LowレベルからHighレベルに昇圧されるまでの期間がワンショットパルス幅期間33となる。期間22以降は、期間23とする。
この結果、ワンショットパルス幅期間33は、第一の実施形態などのワンショットパルス幅期間と比較して長く設定されることとなり、負荷が重い場合でも信号伝達を高速化することができる。
上述したように、本実施形態のレベルシフトスイッチでは、シュミット回路22、シュミット回路23、遅延回路24、電圧検出回路25、電圧検出回路26、2入力NAND回路NAND1乃至3、インバータINV1、インバータINV2、Nch MOSトランジスタNMT16、Nch MOSトランジスタNMT17、Pch MOSトランジスタPMT11、及び抵抗R2が、レベルシフトスイッチのワンショットパルス生成回路13に設けられる。電圧検出回路25はノードN1の電圧レベルを検知し、電圧検出回路26はノードN2の電圧レベルを検知する。抵抗R2は、Nch MOSトランジスタNMT16がNch MOSトランジスタNMT17オフするとノードN16の電圧をLowレベルからゆっくりと昇圧する働きをする。Pch MOSトランジスタPMT11は、ノードN2が電圧検出回路の検知レベルに達するとオンして、ノードN16の電圧をHighレベルにする。
このため、入出力端子の出力側の負荷61及び負荷62が重くなった場合でも、ワンショットパルス生成回路13が設けられるレベルシフトスイッチの信号伝達時間を高速化することができる。また、VccAシステム2とVccBシステム3の間で高速のデータ転送が可能となる。
(第四の実施形態)
次に、本発明の第四の実施形態に係るレベルシフトスイッチについて、図面を参照して説明する。図14はレベルシフトスイッチの構成を示す回路図である。図15はワンショットパルス生成回路の構成を示す回路図である。本実施形態ではレベルシフトスイッチの片方向の信号伝達時間を高速化している。
以下、第1の実施形態と同一構成部分には、同一符号を付してその部分の説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
図14に示すように、レベルシフトスイッチ4は、ワンショットパルス生成回路14、伝送回路13、Pch MOSトランジスタPMT2、端子PadA、端子PadB、及び端子Padoeが設けられる。レベルシフトスイッチ4は、片方向のみ加速するレベルシフトスイッチである。
レベルシフトスイッチ4は、端子PadAを介して入力信号Sin1が入力され、端子PadBを介してレベルシフト及び加速化された出力信号Sout2を出力する。レベルシフトスイッチ4は、端子PadAに入力信号Sin1が入力されると第一の実施形態のレベルシフトスイッチと同様な動作をする。
図15に示すように、ワンショットパルス生成回路14は、シュミット回路22、遅延回路24、インバータINV1、インバータINV3、Nch MOSトランジスタNMT11、Nch MOSトランジスタNMT12、及び抵抗R1が設けられる。
シュミット回路22は、シュミットインバータとも呼称され、入力側がノードN1に接続され、出力側がノードN41に接続される。シュミット回路22は、ノードN1の電圧がLowレベルからHighレベルに変化するとき、Highレベルの1パルスをノードN41から出力する。インバータINV3は、ノードN41の信号を入力し、反転信号をノードN42から出力する。遅延回路24は、ノードN42の信号を所定時間遅延し、遅延信号をノードN14から出力する。
上述したように、本実施形態のレベルシフトスイッチでは、ワンショットパルス生成回路14、伝送回路13、Pch MOSトランジスタPMT2、端子PadA、端子PadB、及び端子Padoeが設けられる。ワンショットパルス生成回路14は、シュミット回路22、遅延回路24、インバータINV1、インバータINV3、Nch MOSトランジスタNMT11、Nch MOSトランジスタNMT12、及び抵抗R1が設けられる。
このため、片方向タイプのレベルシフトスイッチ4の信号伝達時間を高速化することができる。また、VccAシステム2とVccBシステム3の間で高速のデータ転送が可能となる。
(第五の実施形態)
次に、本発明の第五の実施形態に係るレベルシフトスイッチについて、図面を参照して説明する。図16はレベルシフトスイッチの構成を示す回路図である。図17はワンショットパルス生成回路の構成を示す回路図である。本実施形態では、入力信号の立ち上りエッジ及び立下りエッジを高速化するワンショットパルス回路をレベルシフトスイッチに設けている。
以下、第1の実施形態と同一構成部分には、同一符号を付してその部分の説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
図16に示すように、レベルシフトスイッチ5は、ワンショットパルス生成回路11、ワンショットパルス生成回路15、伝送回路20、Pch MOSトランジスタPMT1、Pch MOSトランジスタPMT2、Nch MOSトランジスタNMT2、Nch MOSトランジスタNMT3、端子PadA、端子PadB、及び端子Padoeが設けられる。
レベルシフトスイッチ5は、双方向タイプのレベルシフトスイッチであり、切り替え信号(DIR制御信号)が不要なものである。
ワンショットパルス生成回路15は、端子PadAと端子PadBの間に設けられる。ワンショットパルス生成回路15は、一端が端子PadA(ノードN1)に接続され、他端が端子PadB(ノードN2)に接続され、信号S1os1A出力する。
ワンショットパルス生成回路11は、入力信号の立ち上りエッジを加速する。一方、ワンショットパルス生成回路15は、入力信号の立ち下りエッジを加速する。
Nch MOSトランジスタNMT2は、ドレイン(一端)が端子PadAに接続され、ソース(他端)が低電位側電源(接地電位)Vssに接続され、ゲート(制御端子)にワンショットパルス生成回路15から出力される信号(ワンショットパルス信号)S1osAが入力される。Nch MOSトランジスタNMT3は、ドレイン(一端)が端子PadBに接続され、ソース(他端)が低電位側電源(接地電位)Vssに接続され、ゲート(制御端子)にワンショットパルス生成回路15から出力される信号S1osAが入力される。
入力信号Sin1或いは入力信号Sin2がHighレベルからLowレベルに変化するとき(信号の立ち下り時)、信号S1osAがイネーブル状態(ここでは、Highレベル)のワンショットパルス幅の期間となる。この結果、Nch MOSトランジスタNMT2とNch MOSトランジスタNMT3はこの期間オンし、信号の立ち下りを加速する働きをする。
図17に示すように、ワンショットパルス生成回路15は、シュミット回41、シュミット回路42、遅延回路43、2入力NOR回路NOR41、インバータINV41乃至43、Nch MOSトランジスタNMT41、Nch MOSトランジスタNMT42、及び抵抗R3が設けられる。
シュミット回路41は、入力側がノードN1に接続され、出力側がノードN51に接続される。シュミット回路41は、ノードN1の電圧がHighレベルからLowレベルへ変化するとLowからHighへ変化する信号をノードN51から出力する。
シュミット回路42は、入力側がノードN2に接続され、出力側がノードN52に接続される。シュミット回路42は、ノードN2の電圧がHighレベルからLowレベルへ変化するとLowからHighへ変化する信号をノードN52から出力する。
2入力NOR回路NOR41は、入力側がノードN51とノードN52に接続され、出力側がノードN53に接続される。2入力NOR回路NOR41は、ノードN51の信号とノードN52の信号を論理演算し、論理演算された信号をノードN53から出力する。インバータINV41は、ノード53の信号を反転し、反転信号をノード54から出力する。
遅延回路43は、一端がノードN54に接続され、他端がノードN55に接続される。遅延回路43は、ノードN54の信号を所定時間遅延した信号をノードN55から出力する。インバータINV42は、入力側がノードN55に接続され、出力側がノードN56に接続される。インバータINV42は、ノードN55の信号を反転し、反転信号をノードN56から出力する。
抵抗R3は、一端が高電位側電源VccBに接続され、他端がノードN57に接続される。Nch MOSトランジスタNMT41は、ドレイン(一端)がノードN58に接続され、ソース(他端)が低電位側電源(接地電位)Vssに接続され、ゲート(制御端子)がノードN54に接続される。Nch MOSトランジスタNMT42は、ドレイン(一端)がノードN57に接続され、ソース(他端)がノード58に接続され、ゲート(制御端子)がノードN56に接続される。インバータINV43は、ノードN57の信号を反転し、反転信号である信号(ワンショットパルス信号)S1osAを出力する。
信号(ワンショットパルス信号)S1osAは、ノードN54及びノードN56がHighレベルとなり、Nch MOSトランジスタNMT41及びNch MOSトランジスタNMT42がオンする期間が、イネーブル状態(ここでは、Highレベル)のワンショットパルス幅の期間となる。ワンショットパルス幅の期間は、遅延回路43の信号遅延時間とインバータINV42の信号遅延時間の和に設定される。
上述したように、本実施形態のレベルシフトスイッチでは、ワンショットパルス生成回路11、ワンショットパルス生成回路15、伝送回路20、Pch MOSトランジスタPMT1、Pch MOSトランジスタPMT2、Nch MOSトランジスタNMT2、Nch MOSトランジスタNMT3、端子PadA、端子PadB、及び端子Padoeが設けられる。ワンショットパルス生成回路11は入力信号の立ち上りエッジを高速化し、ワンショットパルス生成回路15は入力信号の立ち下りエッジを高速化する。
このため、レベルシフトスイッチ5の信号伝達時間を第一の実施形態よりも高速化することができる。また、VccAシステム2とVccBシステム3の間で高速のデータ転送が可能となる。
なお、第一及び第四の実施形態に示すNch MOSトランジスタNMT11とNch MOSトランジスタNMT12、第三の実施形態に示すNch MOSトランジスタNMT16とNch MOSトランジスタNMT17、第五の実施形態に示すNch MOSトランジスタNMT41とNch MOSトランジスタNMT42については、相互に位置を変更しても実施可能である。また、第二の実施形態に示すNch MOSトランジスタNMT13、Nch MOSトランジスタNMT14、及びNch MOSトランジスタNMT15についても等価な相互接続が存在することに留意されたい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1、4、5 レベルシフトスイッチ
2 VccAシステム
3 VccBシステム
11〜15、100 ワンショットパルス生成回路
13、20 伝送回路
21 OE制御回路
22、23、31、32、41、42 シュミット回路
33 レベルシフト回路
24、34、43 遅延回路
25、26 電圧検出回路
61、62 負荷
90 電子機器
INV1〜3、INV11〜13、INV41〜43 インバータ
N1、N2、N11〜17、N21〜29、N31〜36、N41、N42、N51〜58 ノード
NAND1〜3、NAND11 2入力NAND回路
NMT1〜3、NMT11〜17、NMT41、NMT42 Nch MOSトランジスタ
NOR11、NOR41 2入力OR回路
PadA、PadB、Padoe 端子
PMT1、PMT2、PMT11 Pch MOSトランジスタ
R1〜3、Ra、Rb、R11 抵抗
Sin1、Sin2 入力信号
Ssg1、Ssg11、S1os、S1osA 信号
Sout1、Sout2 出力信号
Tsd、Tsd11 信号伝達期間
VccA、VccB 高電位側電源
Vss 低電位側電源(接地電位)

Claims (10)

  1. 第1入力信号が第1入出力端子に入力され、第1出力信号が第2入出力端子から出力され、第2入力信号が前記第2入出力端子に入力され、第2出力信号が前記第1入出力端子から出力されるレベルシフトスイッチであって、
    一端が前記第1入出力端子に接続され、他端が前記第2入出力端子に接続される第1トランジスタを有し、前記第1入出力端子と前記第2入出力端子間で信号を伝送する伝送回路と、
    一端が第1電源に接続され、他端が前記第1入出力端子に接続される第2トランジスタと、
    一端が第2電源に接続され、他端が前記第2入出力端子に接続される第3トランジスタと、
    前記第1入出力端子を介して入力される第1信号が遅延回路を経由しないで入力される第4トランジスタと、前記第1信号を遅延及び反転した第2信号が入力され、一端側からワンショットパルス信号を出力し、他端が前記第4トランジスタに接続される第5トランジスタとを有し、前記第1入出力端子と前記第2入出力端子の間に設けられ、前記ワンショットパルス信号を前記第2及び第3トランジスタに出力するワンショットパルス生成回路と、
    を具備することを特徴とするレベルシフトスイッチ。
  2. 前記第1信号は、前記第1入出力端子の信号レベルと前記第2入出力端子の信号レベルを論理演算した信号であり、前記第4トランジスタの制御端子に入力されることを特徴とする請求項1に記載のレベルシフトスイッチ。
  3. 前記ワンショットパルス生成回路は、第6トランジスタが更に設けられ、
    前記第4トランジスタは、制御端子が前記第1入出力端子に接続され、
    前記第6トランジスタは、制御端子が前記第2入出力端子に接続され、一端が前記第4トランジスタの一端に接続され、
    前記第1信号は、前記第1入出力端子の信号レベルと前記第2入出力端子の信号レベルを論理演算した信号である
    ことを特徴とする請求項1に記載のレベルシフトスイッチ。
  4. 前記ワンショットパルス回路は、一端が前記第2電源に接続され、他端が前記第5トランジスタの一端に接続される第1抵抗が更に設けられることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のレベルシフトスイッチ。
  5. 前記ワンショットパルス回路は、第1電圧検出回路、第2電圧検出回路、第1Pch MOSトランジスタ、及び第1プルアップ抵抗が更に設けられ、
    前記1電圧検出回路は、前記第1入出力端子の電圧を検出し、
    前記2電圧検出回路は、前記第2入出力端子の電圧を検出し、
    前記第1Pch MOSトランジスタは、一端が前記第2電源に接続され、他端が前記第5トランジスタの一端に接続され、制御端子に前記1電圧検出回路の検出電圧と前記2電圧検出回路の検出電圧の論理演算した第3信号が入力され、
    前記第1プルアップ抵抗は、一端が前記第2電源に接続され、他端が前記第5トランジスタの一端側に接続され、
    前記第1信号の反転及び遅延された第4信号と前記第3信号が論理演算され、反転された信号が前記第2信号となる
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のレベルシフトスイッチ。
  6. 前記第4及び第5トランジスタは、Nch MOSトランジスタであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のレベルシフトスイッチ。
  7. 前記第6トランジスタは、Nch MOSトランジスタであることを特徴とする請求項3に記載のレベルシフトスイッチ。
  8. 前記ワンショットパルス回路は、第1シュミット回路、第2シュミット回路、及び第1の2入力NAND回路が更に設けられ、
    前記第1シュミット回路は、入力側が前記第1入出力端子に接続され、
    前記第2シュミット回路は、入力側が前記第2入出力端子に接続され、
    前記第1の2入力NAND回路は、入力側が前記第1シュミット回路の出力側と前記第2シュミット回路の出力側に接続され、論理演算した前記第1信号を出力する
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のレベルシフトスイッチ。
  9. 前記伝送回路は、第2抵抗と第3抵抗が更に設けられ、
    前記第2抵抗は、一端が前記第1電源に接続され、他端が前記第1入出力端子に接続され、
    前記第3抵抗は、一端が前記第2電源に接続され、他端が前記第2入出力端子に接続される
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のレベルシフトスイッチ。
  10. 第1電源が供給されて信号処理を行う第1回路と、
    前記第1電源の電圧以上の電圧を有する第2電源が供給されて信号処理を行う第2回路と、
    第1入力信号が第1入出力端子に入力され、第1出力信号が第2入出力端子から出力され、第2入力信号が前記第2入出力端子に入力され、第2出力信号が前記第1入出力端子から出力されるレベルシフトスイッチと、
    を具備し、
    前記レベルシフトスイッチは、
    一端が前記第1入出力端子に接続され、他端が前記第2入出力端子に接続される第1トランジスタを有し、前記第1入出力端子と前記第2入出力端子間で信号を伝送する伝送回路と、
    一端が第1電源に接続され、他端が前記第1入出力端子に接続される第2トランジスタと、
    一端が第2電源に接続され、他端が前記第2入出力端子に接続される第3トランジスタと、
    前記第1入出力端子を介して入力される第1信号が遅延回路を経由しないで入力される第4トランジスタと、前記第1信号を遅延及び反転した第2信号が入力され、一端側からワンショットパルス信号を出力し、他端が前記第4トランジスタに接続される第5トランジスタとを有し、前記第1入出力端子と前記第2入出力端子の間に設けられ、前記ワンショットパルス信号を前記第2及び第3トランジスタに出力するワンショットパルス生成回路と、
    を有する
    ことを特徴とする電子機器。
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