JP2014089951A - マグネトロン及びマイクロ波利用機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】コアチューブの排気管とアンテナとを圧着する際に生じる、アンテナの変形を抑えることができるマグネトロンを提供する。
【解決手段】コアチューブ11の内部のガスを排気するための排気管8と、コアチューブ11内に設けられたアンテナ4とを備え、排気管8を通じてコアチューブ11内のガスを排気した後、排気管8とアンテナ4とを圧着することにより、コアチューブ11内を気密封止した構造を有するマグネトロンであって、圧着前において、アンテナ4には、圧着時に圧着力が加わる中心となる箇所に空間部E1が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子レンジや温熱治療器などのマイクロ波利用機器に用いられるマグネトロンに関し、特にコアチューブの排気管とアンテナとの圧着部分の構造に関するものである。
従来のマグネトロンにおいては、図6(a)に示すように、陽極筒体101の内部に放射状に配置された複数のベイン102を直径の異なる2種類のストラップリング103により1枚おきに交互に電気的に接合した陽極部と、ハット106により保持され熱電子を放出させるフィラメント105を有する陰極部と、トップシェル110とセラミックス109と排気管108とで構成され電磁波エネルギーを外部に放出する出力部とで、真空管であるコアチューブ111が構成されている。
前記陽極部において、複数のベイン102のうちの1つには、アンテナ104が接続されている。アンテナ104は、磁極107に設けられた孔107aを通り、トップシェル110とセラミックス109の内側を通過して、排気管108の内側まで延設されている。
フィラメント105から放射された熱電子は、陽極電圧の電界による吸引力と磁界の作用による偏向力を受けたサイクロイド運動によって加速され、ベイン102の一端に伝達される。この熱電子は、ベイン102に結合されたアンテナ104を通じて出力部より外部へ放出される。
排気管108は、コアチューブ111内のガスを排気するためのものである。コアチューブ111は、排気装置(図示せず)により排気管108を通じて内部のガスが排気された後、排気管108が圧着されることにより気密封止され、真空管となる。
通常、排気管108を圧着する際、図6(a)及び図6(b)に示すように、排気管108の内側に位置し、排気管108と同じ銅材料で構成されるアンテナ104も同時に圧着される。これにより、排気管108とアンテナ104とが一体的に結合する(例えば、特許文献1参照)。
特開昭61−138431号公報
アンテナ104は、細長い棒状又は平板状の部材で構成され、変形し易いものである。アンテナ104が変形すると、アンテナ104と周囲の部品との相対距離が変化し、所望の特性を得ることができなくなる。このため、従来、アンテナ104を設計通りの位置に配置するために、アンテナ整形工程や検査工程が行われている。
しかしながら、これらの工程は、排気管108とアンテナ104とを圧着してコアチューブ111内を真空にした後には行うことはできない。また、従来のマグネトロンにおいては、排気管108と共に圧着されるアンテナ104の先端部の形状が棒状又は平板状である。このため、圧着力が加わると、アンテナ104の先端部は圧着力が加わる部分を中
心として放射方向に押され、例えば、図6(a)の2点鎖線で示す所望の位置から図6(a)の実線で示す位置に、アンテナ104の本体部が変形することが起こり得る。この場合、アンテナ104と周囲の部品との相対距離やアンテナ104の有効長が変化し、性能の低下や性能のバラツキが生じる。
従って、本発明の目的は、前記従来の課題を解決することにあって、コアチューブの排気管とアンテナとを圧着する際に生じるアンテナの変形を抑えることができるマグネトロンを提供することにある。
前記従来の課題を解決するために、本発明のマグネトロンは、コアチューブの内部のガスを排気するための排気管と、前記コアチューブ内に設けられたアンテナとを備え、前記排気管を通じて前記コアチューブ内のガスを排気した後、前記排気管と前記アンテナとを圧着することにより、前記コアチューブ内を気密封止した構造を有するマグネトロンであって、
前記圧着前において、前記アンテナには、前記圧着時に圧着力が加わる中心となる箇所に空間部が設けられている。
本発明にかかるマグネトロンによれば、コアチューブの排気管とアンテナとを圧着する際に生じるアンテナの変形を抑えることができる。
本発明の実施の形態1にかかるマグネトロンの全体構成を示す半断面図 本発明の実施の形態1にかかるマグネトロンにおける圧着前のアンテナの環状の先端部の形状例を示す正面図 排気管とアンテナの先端部との圧着が完了した状態の一例を示した図 本発明の実施の形態2にかかるマグネトロンにおける圧着前のアンテナのU字状の先端部の形状例を示す正面図 (a)本発明の実施の形態3にかかるマグネトロンにおける圧着前のコアチューブの排気管とアンテナの先端部との位置関係を示す縦断面図(b)同実施の形態にかかるマグネトロンにおける圧着前のコアチューブの排気管とアンテナとの位置関係を示す横断面図 (a)従来のマグネトロンにおけるコアチューブの排気管とアンテナとの圧着部分近傍の構造を示す縦断面図(b)従来のマグネトロンにおける圧着前のコアチューブの排気管とアンテナの先端部との位置関係を示す横断面図
第1の発明は、コアチューブの内部のガスを排気するための排気管と、前記コアチューブ内に設けられたアンテナとを備え、前記排気管を通じて前記コアチューブ内のガスを排気した後、前記排気管と前記アンテナとを圧着することにより、前記コアチューブ内を気密封止した構造を有するマグネトロンであって、
前記圧着前において、前記アンテナには、前記圧着時に圧着力が加わる中心となる箇所に空間部が設けられている、マグネトロンを提供する。
第2の発明は、前記空間部は、前記アンテナの先端部に形成され、
前記アンテナの先端部は、前記アンテナの本体部よりも幅方向の寸法が大きく形成されている、第1の発明に記載のマグネトロンを提供する。
第3の発明は、前記空間部は、前記アンテナの先端部を前記アンテナの長手方向に切り欠くことにより形成されている、第2態様に記載のマグネトロンを提供する。
第4の発明は、前記空間部は、前記アンテナの先端部に穴を空けることにより形成される、第2態様に記載のマグネトロンを提供する。
第5の発明は、前記アンテナの先端部は、U字状に形成されている、第2の発明に記載のマグネトロンを提供する。
第6の発明は、前記アンテナの先端部は、環状に形成されている、第2の発明に記載のマグネトロンを提供する。
第7の発明は、前記アンテナの先端部と前記アンテナの本体部との接続部分において、当該先端部と本体部とが成す角度が90度未満である、第2〜6の発明のいずれか1つに記載のマグネトロンを提供する。
第8の発明は、前記アンテナの空間部の幅方向の寸法が、前記アンテナの本体部の幅方向の寸法以上である、第2〜7の発明のいずれか1つに記載のマグネトロンを提供する。
第9の発明は、第1〜8の発明のいずれか1つに記載のマグネトロンを備えるマイクロ波利用機器を提供する。
第10の発明は、先端部に空間部を設けたアンテナを排気管の内部に挿入し、
前記排気管を通じてコアチューブ内のガスを排気し、
前記排気管の側方から圧着力を前記空間部に向けて加えることにより、前記排気管と前記アンテナの先端部とを圧着して、前記コアチューブ内を気密封止する、
ことを含む、マグネトロンの製造方法を提供する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
本発明の第1の実施の形態にかかるマグネトロンについて、説明する。本実施の形態1にかかるマグネトロンは、電子レンジや温熱治療器などのマイクロ波利用機器に用いられるものである。図1は、本実施の形態1にかかるマグネトロンの全体構成を示す半断面図である。
本実施の形態1にかかるマグネトロンにおいては、図1に示すように、陽極筒体1の内部に放射状に配置された複数のベイン2を、ストラップリング3により1枚おきに交互に電気的に接合された陽極部と、ハット6により保持され熱電子を放出させるフィラメント5を有する陰極部と、トップシェル10とセラミックス9と排気管8とで構成され電磁波エネルギーを外部に放出する出力部とで、真空管であるコアチューブ11が構成されている。
前記陽極部において、複数のベイン2のうちの1つには、アンテナ4が接続されている。アンテナ4は、磁極7に設けられた孔を通り、トップシェル10とセラミックス9の内側を通過して、排気管8の内側まで延設されている。
フィラメント5から放射された熱電子は、陽極電圧の電界による吸引力と磁界の作用による偏向力を受けたサイクロイド運動によって加速され、ベイン2の一端に伝達される。
この熱電子は、ベイン2に結合されたアンテナ4を通じて出力部より外部へ放出される。
排気管8は、コアチューブ11内のガスを排気するためのものである。コアチューブ11は、排気装置(図示せず)により排気管8を通じて内部のガスが排気された後、排気管8が圧着されることにより気密封止され、真空管となる。
排気管8を圧着する際、排気管8の内側に位置し、排気管8と同じ材料(例えば、銅)で構成されるアンテナ4も同時に圧着される。これにより、排気管8とアンテナ4とが一体的に結合する。
また、本実施の形態にかかるマグネトロンは、磁気回路21と、冷却回路22と、LCフィルタ回路23とを備えている。磁気回路21は、略矩形筒状の継鉄24と、継鉄24の上壁下面に設けられた環状の出力側磁石25と、継鉄24の下壁上面に設けられた環状の入力側磁石26とを備えている。冷却回路22は、陽極筒体1の外周面に設けられた複数のフィン27を備えている。LCフィルタ回路23は、チョークコイル28とコンデンサ(図示せず)とを備えている。磁気回路21、冷却回路22、及びLCフィルタ回路23は、従来公知のものを使用することができるので、ここでは詳細の説明は省略する。
次に、図2(a)〜図2(d)を用いて、圧着前におけるアンテナ4の環状の先端部4aの形状例について説明する。図2(a)〜図2(d)は、圧着前のアンテナ4の環状の先端部4aの形状例を示す正面図である。
アンテナ4の先端部4aは、図2(a)〜図2(d)に示すように、アンテナ4の本体部4bよりも幅方向(図の左右方向)の寸法が大きく形成されている。アンテナ4の先端部4aには、圧着時に圧着力が加わる中心となる箇所に空間部E1が設けられている。本第1実施の形態において、空間部E1は、アンテナ4の先端部4aに穴を空けることにより形成されている。すなわち、アンテナ4の先端部4aは、環状に形成されている。なお、空間部E1の形状は、特に限定されるものではなく、図2(b)に示すような矩形であっても、図2(c)に示すような円形であってもよい。
次に、排気管8とアンテナ4の先端部4aとを圧着する際の動作について説明する。
まず、先端部4aに空間部E1を設けたアンテナ4を排気管8の内部に挿入する。
次いで、排気装置(図示せず)により排気管8を通じてコアチューブ1内のガスを排気する。
次いで、排気管8の側方から圧着力を空間部E1に向けて加えることにより、排気管8とアンテナ4の先端部4aとを圧着して、コアチューブ11内を気密封止する。
次いで、排気管8とアンテナ4の先端部4aとの圧着部分を、コアチューブ11内の真空状態を保てる適当な位置で切断する。
これにより、排気管8とアンテナ4の先端部4aとの圧着が完了する。図3は、排気管8とアンテナ4の先端部4aとの圧着後の状態の一例を示している。なお、図3では、圧着後においても空間部E1の一部が残る例を示したが、圧着後は空間部E1が無くなるように圧着力を加えるようにしてもよい。
本実施の形態1によれば、アンテナ4の圧着力が加わる中心となる箇所に空間部E1が設けられているので、圧着力がアンテナ4の長手方向に加わることを抑えて、圧着時に生
じるアンテナ4の変形を抑えることができる。これにより、マグネトロンとしての性能の低下や性能のバラツキを抑えることができる。
また、本実施の形態1によれば、アンテナ4の先端部4aがアンテナ4の本体部4bよりも幅方向の寸法が大きく形成されているので、仮に、圧着時にアンテナ4の長手方向に力が加わったとしても、本体部4bの延在方向とはズレた方向(例えば、図2(a)の矢印の方向)に力を分散させることができる。これにより、圧着時に生じるアンテナ4の変形を一層抑えて、マグネトロンとしての性能の低下や性能のバラツキを抑えることができる。
なお、図2(d)に示すように、アンテナ4の先端部4aとアンテナ4の本体部4bとの接続部分において、当該先端部4aと本体部4bとが成す角度θは、90度未満であることが好ましい。これにより、仮に、圧着時にアンテナ4の長手方向に力が加わったとしても、本体部4bの延在方向とはズレた方向(例えば、図2(d)の矢印の方向)に力をより確実に分散させることができる。
(実施の形態2)
本発明の第2の実施の形態にかかるマグネトロンについて説明する。図4は、本実施の形態2にかかるマグネトロンにおける、圧着前のアンテナのU字状の先端部の形状例を示す正面図である。本実施の形態2にかかるマグネトロンが前記実施の形態1にかかるマグネトロンと異なる点は、圧着前のアンテナの先端部の形状である。
アンテナ4の先端部4cは、図4(a)〜図4(d)に示すように、アンテナ4の本体部4bよりも幅方向(図の左右方向)の寸法が大きく形成されている。アンテナ4の先端部4cには、圧着時に圧着力が加わる中心となる箇所に空間部E1が設けられている。本実施の形態2において、空間部E1は、アンテナ4の先端部4cを長手方向に切り欠くことにより形成されている。すなわち、アンテナ4の先端部4cは、U字状に形成されている。
本実施の形態2によれば、アンテナ4の圧着力が加わる中心となる箇所に、空間部E1が設けられているので、圧着力がアンテナ4の長手方向に加わることを抑えて、圧着時に生じるアンテナ4の変形を抑えることができる。これにより、マグネトロンとしての性能の低下や、性能のバラツキを抑えることができる。
また、本実施の形態2によれば、アンテナ4の先端部4cがU字状に形成されているので、アンテナ4の先端部4aが環状に形成されている前記実施の形態1に比べて、アンテナ4の材料を減らすことができる。
なお、アンテナ4の先端部4cをU字状に形成した場合には、当該先端部4cを排気管8内に挿入する際に、先端部4cの左右の部位が変形するおそれがある。これに対して、前記実施の形態1によれば、アンテナ4の先端部4aが、環状に形成されているので、先端部4aの左右の部位が変形することを抑えることができる。
(実施の形態3)
本発明の第3の実施の形態にかかるマグネトロンについて、説明する。図5(a)は、本発明の実施の形態3にかかるマグネトロンにおける圧着前の排気管とアンテナの先端部との位置関係を示す縦断面図、図5(b)は、その位置関係を示す横断面図である。本実施の形態3にかかるマグネトロンが前記実施の形態1にかかるマグネトロンと異なる点は、圧着前のアンテナ4の先端部4dに設けた空間部E1の幅方向の寸法B1が、アンテナ4の本体部4bの幅方向の寸法A1以上(A1≦B1)である点である。
本実施の形態3によれば、空間部E1の幅方向の寸法B1が、アンテナ4の本体部4bの幅方向の寸法A1以上であるので、仮に、圧着時にアンテナ4の長手方向に力が加わったとしても、本体部4bの延在方向とはズレた方向(例えば、図5(a)の矢印の方向)に力をより確実に分散させることができる。これにより、圧着時に生じるアンテナ4の変形を一層抑えて、マグネトロンとしての性能の低下や性能のバラツキを抑えることができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施できる。例えば、前記では、アンテナ4の先端部4aと排気管8とが圧着されるものとしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、アンテナ4の中間部分に空間部E1を設けて、当該中間部分と排気管8とが圧着されるようにしてもよい。
なお、前記様々な実施の形態のうちの任意の実施の形態を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。
本発明にかかるマグネトロンは、コアチューブの排気管とアンテナとを圧着する際に生じるアンテナの変形を抑えることができるので、電子レンジや温熱治療器などのマイクロ波利用機器に用いるマグネトロンとして有用である。
1 陽極筒体
2 ベイン
3 ストラップリング
4 アンテナ
4a,4c,4d 先端部
4b 本体部
5 フィラメント
6 ハット
7 磁極
8 排気管
9 セラミックス
10 トップシェル
11 コアチューブ
21 磁気回路
22 冷却回路
23 LCフィルタ回路
24 継鉄
25 出力側磁石
26 入力側磁石
27 フィン
28 チョークコイル
A1 本体部の幅
B1 空間部の幅
E1 空間部

Claims (10)

  1. コアチューブの内部のガスを排気するための排気管と、前記コアチューブ内に設けられたアンテナとを備え、前記排気管を通じて前記コアチューブ内のガスを排気した後、前記排気管と前記アンテナとを圧着することにより、前記コアチューブ内を気密封止した構造を有するマグネトロンであって、
    前記圧着前において、前記アンテナには、前記圧着時に圧着力が加わる中心となる箇所に空間部が設けられている、マグネトロン。
  2. 前記空間部は、前記アンテナの先端部に形成され、
    前記アンテナの先端部は、前記アンテナの本体部よりも幅方向の寸法が大きく形成されている、請求項1に記載のマグネトロン。
  3. 前記空間部は、前記アンテナの先端部を前記アンテナの長手方向に切り欠くことにより形成されている、請求項2に記載のマグネトロン。
  4. 前記空間部は、前記アンテナの先端部に穴を空けることにより形成される、請求項2に記載のマグネトロン。
  5. 前記アンテナの先端部は、U字状に形成されている、請求項2に記載のマグネトロン。
  6. 前記アンテナの先端部は、環状に形成されている、請求項2に記載のマグネトロン。
  7. 前記アンテナの先端部と前記アンテナの本体部との接続部分において、当該先端部と本体部とが成す角度が90度未満である、請求項2に記載のマグネトロン。
  8. 前記アンテナの空間部の幅方向の寸法が、前記アンテナの本体部の幅方向の寸法以上である、請求項2に記載のマグネトロン。
  9. 請求項1〜8のいずれか1つに記載のマグネトロンを備えるマイクロ波利用機器。
  10. 先端部に空間部を設けたアンテナを排気管の内部に挿入し、
    前記排気管を通じてコアチューブ内のガスを排気し、
    前記排気管の側方から圧着力を前記空間部に向けて加えることにより、前記排気管と前記アンテナの先端部とを圧着して、前記コアチューブ内を気密封止する、
    ことを含む、マグネトロンの製造方法。
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