JP2003059414A - マグネトロン - Google Patents

マグネトロン

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JP2003059414A
JP2003059414A JP2001251231A JP2001251231A JP2003059414A JP 2003059414 A JP2003059414 A JP 2003059414A JP 2001251231 A JP2001251231 A JP 2001251231A JP 2001251231 A JP2001251231 A JP 2001251231A JP 2003059414 A JP2003059414 A JP 2003059414A
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Takeshi Ishii
健 石井
Takanori Handa
貴典 半田
Masayuki Aiga
正幸 相賀
Nagisa Kuwabara
なぎさ 桑原
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低温減磁が発生することなく、高効率で実用
上問題のないマグネトロンを提供することを目的とす
る。 【解決手段】 陽極円筒6とベイン7とで形成される陽
極部と、コイル状フィラメント1からなる陰極部と、上
下に配設された磁極9,10と、環状永久磁石13,1
4と、入力部および出力部とを具備し、環状永久磁石1
3,14にはLa−Co含有Srフェライト磁石を用
い、一対の磁極間の中央部でセンターリード4上におけ
る磁束密度が0.250±0.010テスラ、ベインを
10個、その管軸方向寸法Hを9.0mm以上、ベイン
先端部の内接円直径φaを7.5〜8.5mm、コイル
状フィラメントの外径φcを3.4〜3.6mm、ベイ
ンの陰極側先端部の相互間隔Gと厚さTとの比をG/
(G+T)=0.20〜0.25に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子レンジ等のマ
イクロ波応用機器に用いられるマグネトロンに関する。
【0002】
【従来の技術】マグネトロンはマイクロ波を発生する電
子管であり、発振効率が比較的高く大出力化が容易なこ
とから、電子レンジをはじめとするマイクロ波応用機器
のマイクロ波発生源として広く用いられている。
【0003】以下に従来のマグネトロンについて説明す
る。
【0004】図7は従来の一般的な電子レンジに使用さ
れるマグネトロンの断面図である。図7に示されるよう
に、マグネトロンの中央部には陰極部が配設されてお
り、この陰極部は、フィラメント1、その両端にエンド
ハット2,3を介して接続されたセンターリード4とサ
イドリード5によって構成されている。また、陽極円筒
6と、この陽極円筒6の内周面からフィラメント1に向
かって突出し、その先端がフィラメント1と所定間隔を
保つように配設された複数個のベイン7とで陽極部が形
成されている。
【0005】陽極円筒6の管軸方向両端部には、略同一
形状ですり鉢状の一対の磁極9,10が相対向して設け
られており、さらにこの磁極9,10のそれぞれの管軸
方向外方には、フィラメント印加用電力およびマグネト
ロン駆動用高電圧を供給するための入力部11と、マイ
クロ波を伝送し放射するための出力部12とが設けられ
てマグネトロンの本体部を構成している。
【0006】さらには、一対の環状永久磁石13,14
が、それぞれ一方の磁極面を磁極9,10に、他方の磁
極面を強磁性体から成る断面がコ字状の枠状継鉄15,
16にそれぞれ磁気的に結合されて構成された磁気回路
により、ベイン7とフィラメント1との間に形成される
電子運動空間17に磁界を供給している。なお、陽極構
体の任意のベインにはマイクロ波出力用のアンテナリー
ド18の一端が接続され、他端が外方へ導出されてい
る。
【0007】従来のマグネトロンの本体部における主な
仕様および寸法としては、発振周波数が2,450MH
z帯で、ベイン7の数量は10個、ベイン7の陰極側先
端部で形成される内接円の直径φaが9.0mm、コイ
ル状フィラメント1の外径φcが3.9mm、ベイン7
の寸法は管軸方向高さHが9.5mm、厚さTが2.0
mm、また隣り合うベイン7の陰極側先端部の相互間隔
Gが0.9mmであり、GとTとの比G/(G+T)=
0.31であり、環状永久磁石にはSrフェライト磁石
が用いられ、電子運動空間17における磁束密度は、一
対の磁極9,10間の中央部でセンターリード4上にお
ける磁束密度を測定すると0.195±0.010テス
ラである。
【0008】このような構成のマグネトロンにおいて、
フィラメント1を加熱し、陰極部と陽極部との間に所定
の電圧を印加することによって、フィラメント1からベ
イン7に向かって放出された電子は、電子運動空間17
内の磁界によってフィラメント1の周囲を周回しマイク
ロ波エネルギーを発生させる。このマイクロ波エネルギ
ーは、ベイン7の一つと電気的に結合されたアンテナリ
ード18によってアンテナキャップ19を有する出力部
12に伝送され、電子レンジ等の庫内へ放射される。こ
の時のマグネトロンの発振効率は、陽極部と陰極部との
間に印加された直流入力(陽極電圧×陽極電流)と、出
力部12から放射されたマイクロ波電力の測定値から算
出され、従来の代表的なマグネトロンの特性としては、
陽極電圧4.5kV、陽極電流300mAでマイクロ波
電力約1kWを出力させることにより、発振効率75%
が得られていた。
【0009】ここで、マグネトロンの発振効率は電子の
運動効率である電子効率と、ジュール損や誘電体損等の
回路定数が関係する回路効率との積で決定される。つま
り、発振効率η=電子効率ηe×回路効率ηcで表され
る。
【0010】このうち、電子効率ηeは、陽極電圧との
関係では(数1)で表され、陽極電圧を高くすると電子
効率ηeが向上することが公知となっている。
【0011】
【数1】
【0012】また別の観点から、電子効率ηeは、磁束
密度との関係では(数2)で表され、磁束密度を大きく
すると電子効率ηeが向上することが公知となってい
る。
【0013】
【数2】
【0014】
【発明が解決しようとする課題】近年の世界的な省エネ
化指向から発振効率の向上が要求されてきたことを機に
マグネトロンの発振効率改善の必要性が生じてきたた
め、従来のマグネトロンでは、陽極電圧を高くして且つ
電子運動空間に供給される磁束密度を大きくすることに
よって発振効率を向上させていた。しかしながら、この
方法ではマグネトロン駆動用電源を高電圧用のものに変
更し、また陽極電圧を高くする必要性からマグネトロン
とその周辺部品の絶縁耐圧を高くしなければならず、ま
た、磁束密度を大きくするために環状永久磁石を大きく
することが必要となっていた。そのためコストアップを
招いたり、磁石の大型化によってマグネトロンそのもの
が大型化して既存品との互換性に支障を来したり、サー
ビス性が悪くなるなどの課題を有していた。さらに、環
状永久磁石の大型化のために径方向に拡大して偏平化し
たものは、例えば、マグネトロンの空輸中など、−40
℃以下の低温環境に一旦置かれると、環状永久磁石は不
可逆減磁特性が生じて減磁してしまい、その結果電子運
動空間の磁束密度が所定の値以下に低下したままとな
り、マグネトロンの発振効率を低下させてしまう問題が
あった。
【0015】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、電子効率を改善し、低温減磁が発生することなく、
発振効率を向上させる高効率のマグネトロンを提供する
ことを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の請求項1に記載のマグネトロンは、陽極円筒
と、この陽極円筒の内壁面に配設された複数個のベイン
とで形成される陽極部と、陽極部の同軸的中央部に設け
られたコイル状フィラメントからなる陰極部と、陽極部
の管軸方向上下に配設された一対の磁極と、この一対の
磁極と磁気的に結合配置されて磁気回路を構成する環状
永久磁石と、磁極の各管軸方向外方にそれぞれ配設され
た入力部と出力部とを具備し、前記環状永久磁石がLa
−Co含有Srフェライト磁石で形成されている。
【0017】これにより、環状永久磁石が低温に曝され
ても、不可逆減磁特性が生じることはなくなり、減磁す
ることが解消される。
【0018】また、請求項1に記載の発明において、陽
極部を構成するベイン先端部の内接円の直径を7.5〜
8.5mm、前記コイル状フィラメントの外径を3.4
〜3.6mmに構成したものである。
【0019】この構成によれば、従来の陽極電圧のまま
でも発振効率を向上させることができる。
【0020】また、請求項1に記載の発明において、前
記ベインの隣り合う陰極側先端部の相互間隔Gとベイン
の厚さTとの比をG/(G+T)=0.20〜0.25
に構成したものである。
【0021】この構成によれば、従来の陽極電圧のまま
でも発振効率を向上させることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。なお従来例と同一構
成要素については同一符号が付してある。
【0023】図1(a)は本発明のマグネトロンの要部
拡大断面図を示す。各部の寸法は、2個の環状永久磁石
13、14の外径をD1、D3、内径をD2、D4、厚
さをL1、L2で表した。また、図1(b)は、ベイン
7を管軸方向すなわちA方向から見たときの陽極部を示
し、隣り合うベインの陰極側先端部の相互間隔をG、ベ
インの厚さをTで表した。本実施例では、2個の環状永
久磁石は材質および寸法ともに同じものを用いた。そし
て本発明者らは、(数1)にしたがってマグネトロンの
発振効率を上げることを目的として、マグネトロンの磁
束密度を従来のマグネトロンにおける0.195±0.
010テスラよりも大きくし、種々の実験による試行錯
誤の結果、0.250±0.010テスラとした。この
値を得るために従来のSrフェライト製(TDK株式会
社製FB5N)環状永久磁石は、内径及び厚さを同一に
した場合、外径(D1、D3)を55mmから80mm
にしなければならないことが分かった。しかしながら、
Srフェライト製の環状永久磁石では、その外径が一定
寸法を超えると、低温環境に一旦置かれると不可逆減磁
特性が生じて、大きく減磁することがわかった。この不
可逆減磁特性によって、磁束密度が所定の値である0.
250±0.010テスラを維持することができなくな
り、マグネトロンの発振効率を低下させてしまうことと
なった。例えば、マグネトロンが空輸中など−40℃の
低温環境に保持されるとSrフェライト磁石の性能が約
5%低下し、一対の磁極間の中央部でセンターリード4
上における磁束密度が0.250±0.010テスラよ
りも小さくなり、0.23テスラ以下になってしまう。
このため、本発明者らは、Srフェライト磁石に代え
て、La−Co含有Srフェライト磁石を用いた。この
La−Co含有Srフェライト磁石は、従来のSrフェ
ライト磁石のようにその外径が一定寸法を超えても不可
逆減磁特性が生じることはなくなり、例えば−40℃で
も低温減磁が発生することなく、高効率で実用上問題の
ない特性が得られた。ここで、磁束密度0.250±
0.010テスラを得るために本発明に使用したLa−
Co含有Srフェライト磁石と、従来から使用されてい
るSrフェライト磁石について、寸法および低温による
減磁率を比較して(表1)に示す。なお、環状永久磁石
の内径および厚さは、La−Co含有Srフェライト磁
石とSrフェライト磁石について同じである。
【0024】
【表1】
【0025】また本発明では、発振効率を上げるため
に、陽極電圧Vaを大きくすることと同じ効果を得る方
法として、ベイン先端部の内接円の直径φaを小さくす
ることによって陽極部と陰極部の間の電界を強くする方
法を採用し実験を行った。そしてまた、電界分布を詳細
に検討するため、ベインの陰極側先端部の相互間隔Gと
ベインの厚さTの検討を行った。
【0026】図2は、ベイン先端部の内接円の直径φa
を変えたときに、従来と同じ陽極電圧Va4.5kVで
発振させるために要した磁束密度の大きさについての実
験結果を示す。図に示されるように、ベイン先端部の内
接円の直径φaが8.5mm、8.0mm、7.5mm
のときに、磁束密度はそれぞれ0.220±0.010
テスラ、0.250±0.010テスラ、0.290±
0.010テスラに大きくすることが必要であった。し
かしながら、このときのマグネトロンの発振効率は、図
3に示されるように10個の平均値でそれぞれ75.4
%、76.0%、75.6%であり、従来の75.0%
よりもわずかに大きくなるに過ぎなかった。比較のた
め、図2および図3に従来のマグネトロンにおけるベイ
ン先端部の内接円の直径φaが9.0mmのものについ
ても磁束密度(0.195±0.010テスラ)と発振
効率(75.0%)を記載した。なお、本実施例では、
後述する図6に示される実験を除いて管軸方向高さHは
従来と同じ9.5mmとし、またすべての実験について
ベイン7の数量は従来と同じ10個とした。以上述べた
ように、電子運動空間内の電界を強くし磁束密度を大き
くすることによって、マグネトロン発振効率をわずかに
向上させることができた。しかし、十分なものではなか
った。
【0027】このため、さらに発振効率を向上させるた
めの検討を行った。そして、電界および磁束密度の大き
さを検討するだけでは不十分であるとの考えに立ち、電
子運動空間内の軸方向での電界と磁束密度の分布を考慮
することにし、ベイン先端部の内接円の直径φaに対し
てコイル状フィラメント1の外径φcを変化させた。そ
のときの発振効率の結果を図4に示す。図4には、図2
に示されるようにベイン先端部の内接円の直径φaを
7.5mm,8.0mm,8.5mmとし、磁束密度は
それぞれ0.290±0.010テスラ、0.250±
0.010テスラ、0.220±0.010テスラとし
たものについて、コイル状フィラメント1の外径φcを
3.9mmから3.8mm,3.7mm,3.6mm,
3.4mmと変化させたときの発振効率の結果を示す。
比較のために、従来例であるφa9.0mm、φc3.
9mmを黒丸(●)で示し、発振効率は75%であっ
た。三角(△)は外径φcを3.9mm,3.8mm,
3.7mmと変えたときを示し、それらの発振効率はい
ずれも76%であった。また、白丸(〇)は外径φcを
3.6mm,3.4mmに変えたときを示し、それらの
発振効率はいずれも77%であった。以上の結果から、
ベイン先端部の内接円の直径φaを7.5mm,8.0
mm,8.5mmとし、磁束密度はそれぞれ0.290
±0.010テスラ、0.250±0.010テスラ、
0.220±0.010テスラとしたものについて、外
径φcが3.4mmから3.6mmまでの範囲で、発振
効率が77%になることがわかった。
【0028】さらにまた、電子運動空間内の電界の分布
について詳細に検討することにし、ベインの陰極側先端
部の相互間隔Gとベインの厚さTの検討を行った。図5
には、ベイン先端部の内接円の直径φaを8.0mm、
磁束密度を0.250±0.010テスラ、コイル状フ
ィラメント1の外径φcを3.6mmにしたときに、G
とTの比G/(G+T)をパラメータとして発振効率を
測定した結果を示す。G/(G+T)=0.20,0.
22,0.25のときに発振効率は試料10個の平均値
でそれぞれ77.8%,78.1%,77.5%に向上
した。
【0029】また、ベインの高さ方向に電界が発生する
と発振効率が低下する原因となることから、ベイン7の
管軸方向高さHについて検討をした。図6には、図2か
ら図5までに示された結果のうち、発振効率が最高にな
るときの条件において、すなわち磁束密度が0.250
±0.010テスラ、ベイン先端部の内接円の直径φa
が8.0mm、コイル状フィラメント1の外径φcを
3.6mm、G/(G+T)=0.22のときにベイン
7の管軸方向高さHを検討した結果を示す。この図から
ベイン7の管軸方向高さ寸法Hは9.0mm以上であれ
ば発振効率がほぼ78%となることがわかった。
【0030】(表2)には、本発明および従来のマグネ
トロンを比較して、入力した陽極電圧および陽極電流に
おける出力、発振効率の測定結果を示す。
【0031】
【表2】
【0032】
【発明の効果】以上詳述しましたように本発明は、La
−Co含有Srフェライト磁石を用いることによって、
低温減磁が発生することなく、高効率で実用上問題のな
いマグネトロンができる。
【0033】また、磁束密度を大きくし、電子運動空間
に関連するマグネトロン各部の寸法を最適化することに
よって、陽極電圧を高くすることなく電子効率ηeを改
善し、発振効率ηを大幅に向上することができ、高効率
型マグネトロンを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明のマグネトロンの要部拡大断面
図(b)は本発明の隣り合うベインの陰極側先端部の相
互間隔Gとベインの厚さTを示す図
【図2】本発明についてベイン先端部の内接円の直径と
磁束密度との関係を従来例と比較して示す図
【図3】図2に示されるベイン先端部の内接円の直径と
磁束密度における発振効率を示す図
【図4】本発明についてベイン先端部の内接円の直径φ
aとコイル状フィラメントの外径φcとの発振効率の関
係を従来例と比較して示す図
【図5】本発明についてベイン陰極側先端部の相互間隔
Gと厚さTとの比と発振効率の関係を従来例と比較して
示す図
【図6】本発明のベイン管軸方向高さと発振効率の関係
を示す図
【図7】従来のマグネトロンの断面図
【符号の説明】
1 コイル状フィラメント 4 センターリード 6 陽極円筒 7 ベイン 9 磁極 10 磁極 13 環状永久磁石 14 環状永久磁石 15 枠状継鉄 16 枠状継鉄 17 電子運動空間 D1 環状永久磁石の外径 D2 環状永久磁石の内径 D3 環状永久磁石の外径 D4 環状永久磁石の内径 L1 環状永久磁石の厚さ L2 環状永久磁石の厚さ φa ベイン陰極側先端内接円の直径 φc コイル状フィラメントの外径 G ベインの隣り合う陰極側先端部の相互間隔 T ベインの厚さ H ベインの管軸方向寸法
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 相賀 正幸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 桑原 なぎさ 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5C029 FF09 LL02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陽極円筒と、この陽極円筒の内壁面に固
    着された複数個のベインとで形成される陽極部と、前記
    陽極部の同軸的中央部に設けられたコイル状フィラメン
    トからなる陰極部と、前記陽極部の管軸方向上下に配設
    された一対の磁極と、この一対の磁極と磁気的に結合配
    置されて磁気回路を構成する環状永久磁石と、前記磁極
    の各管軸方向外方にそれぞれ配設された入力部と出力部
    とを具備し、前記環状永久磁石がLa−Co含有Srフ
    ェライト磁石であることを特徴とするマグネトロン。
  2. 【請求項2】 前記陽極部を構成するベイン先端部の内
    接円の直径を7.5〜8.5mm、前記コイル状フィラ
    メントの外径を3.4〜3.6mmとしたことを特徴と
    する請求項1記載のマグネトロン。
  3. 【請求項3】 前記ベインの隣り合う陰極側先端部の相
    互間隔Gとベインの厚さTとの比をG/(G+T)=
    0.20〜0.25としたことを特徴とする請求項1記
    載のマグネトロン。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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