JP2014089605A - 画像ファイル分類システム - Google Patents

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Abstract

【課題】画像ファイルを旅行中の各イベントに対応する複数のフォルダに分類整理することができる画像ファイル分類システムが求められる。
【解決手段】撮影時刻及び旅行中時刻の情報に基づいて、画像ファイルが旅行に対応するか判定する画像旅行対応判定部と、撮影時刻及び滞在地点それぞれの滞在中時刻の情報に基づいて、画像ファイルがいずれの滞在地点に対応するか判定する画像地点対応判定部と、画像ファイルが旅行に対応すると判定され、いずれかの滞在地点に対応すると判定された場合は、当該画像ファイルを対応する滞在地点フォルダに格納し、旅行に対応すると判定され、いずれの滞在地点にも対応しないと判定された場合は、当該画像ファイルを旅行フォルダに格納する画像ファイル分類格納部と、を備えた画像ファイル分類システム。
【選択図】図6

Description

本発明は、画像ファイルを分類する画像ファイル分類システムに関する。
本発明に関連する技術として、例えば下記の特許文献1に記載された技術が既に知られている。特許文献1の技術では、デジタルカメラなどで撮影された画像ファイルに、GPS(Global Positioning System)受信機などによる撮影位置の情報が含まれる場合に、撮影位置の情報と地図データとを関連付けたアルバムデータを作成するように構成されている。
特開2004−120486号公報
記憶装置内において画像ファイルが増加してくると、画像ファイルを記憶装置内で複数のフォルダなどに分類整理したいというユーザの要求がある。
また、画像ファイルを記憶装置内で複数のフォルダなどに分類整理する際に、旅行中の訪問地点毎に画像ファイルを整理したいというユーザの要求がある。
しかしながら、特許文献1では、画像ファイルは、地図データと関連付けて整理されるものの、記憶装置内において、旅行中の各訪問地点に対応するような複数のフォルダなどに分類整理されない。
また、特許文献1の技術では、デジタルカメラにGPS受信機が備えられていない場合など、画像ファイルに撮影位置の情報が含まれない場合には、そもそもユーザの移動経路を判定することができず、画像ファイルを旅行中の各訪問地点に対応するような複数のフォルダに分類整理できない。
また、特許文献1の技術では、画像ファイルに撮影位置の情報が含まれる場合でも、撮影位置の情報だけでユーザの移動経路を判定するため、画像ファイルの数が少ない場合や、画像ファイルが生成されていない移動区間が存在する場合などでは、移動経路を精度良く判定できない恐れがある。このため、特許文献1の技術では、画像ファイルが、目的地までの単なる移動中に撮影されたものか、観光スポットにおける滞在中に撮影されたものか判定できないなど、旅行中の訪問地点を精度よく判定できない恐れがある。
そこで、画像ファイルを旅行中の各訪問地点に対応する複数のフォルダに分類整理することができる画像ファイル分類システムが求められる。
本発明に係る、画像ファイルを分類する画像ファイル分類システムの特徴構成は、旅行に対応して作成された旅行フォルダと、前記旅行中に滞在した滞在地点毎に作成され、前記旅行フォルダに関連付けられた滞在地点フォルダと、前記旅行についての旅行中時刻の情報を含む旅行情報ファイルと、前記滞在地点それぞれの滞在中時刻の情報を含む滞在地点情報ファイルと、を取得する分類フォルダ取得部と、前記画像ファイルに含まれる撮影時刻の情報、及び前記旅行情報ファイルに含まれる前記旅行中時刻の情報に基づいて、前記画像ファイルが前記旅行に対応するか判定する画像旅行対応判定部と、前記画像旅行対応判定部により前記画像ファイルが前記旅行に対応すると判定されたことを条件として、前記画像ファイルに含まれる撮影時刻の情報、及び前記滞在地点情報ファイルに含まれる前記滞在地点それぞれの前記滞在中時刻の情報に基づいて、前記画像ファイルがいずれの前記滞在地点に対応するか判定する画像地点対応判定部と、前記画像ファイルが前記画像旅行対応判定部により前記旅行に対応すると判定され、前記画像地点対応判定部によりいずれかの前記滞在地点に対応すると判定された場合は、当該画像ファイルを、対応すると判定された前記滞在地点の前記滞在地点フォルダに格納し、前記画像ファイルが前記画像旅行対応判定部により前記旅行に対応すると判定され、前記画像地点対応判定部によりいずれの前記滞在地点にも対応しないと判定された場合は、当該画像ファイルを前記旅行フォルダに格納する画像ファイル分類格納部と、を備えた点にある。
1つの旅行中において生成された画像ファイルを分類整理する際に、その旅行に対応したフォルダに画像ファイルが格納されることが望ましい。また、ユーザは、通常、旅行中の各滞在地点において、滞在地点間の移動中よりも多くの画像ファイルなどのデータを生成するため、データを分類整理する際に、各滞在地点に対応したフォルダに画像ファイルが格納されることが望ましい。
上記の特徴構成によれば、旅行に対応した旅行フォルダと、旅行中の各滞在地点の滞在地点フォルダと、滞在地点それぞれの滞在中時刻の情報を含む滞在地点情報ファイルと、を取得し、旅行中に生成された画像ファイルなどのデータを適切なフォルダに分類して格納することができる。
また、上記の特徴構成によれば、画像ファイルに少なくとも撮影時刻の情報が含まれる場合は、撮影時刻の情報に基づいて、画像ファイルがいずれの滞在地点フォルダに対応するか判定し、画像ファイルを対応する滞在地点フォルダに分類整理することができる。
よって、画像ファイルに撮影位置の情報が含まれない場合でも、画像ファイルを対応する滞在地点フォルダに分類整理することができる。
また、対応する滞在地点がないと判定された画像ファイルは、旅行フォルダに格納されるため、滞在地点への移動中などに撮影された画像ファイルも、旅行フォルダ内に分類整理することができる。
ここで、前記分類フォルダ取得部が取得する前記滞在地点情報ファイルには、前記滞在地点それぞれの滞在位置の情報が更に含まれ、前記画像地点対応判定部は、前記画像ファイルに撮影位置の情報が含まれる場合は、前記画像ファイルに含まれる前記撮影時刻の情報及び前記撮影位置の情報、並びに前記滞在地点情報ファイルに含まれる前記滞在地点それぞれの前記滞在中時刻の情報及び前記滞在位置の情報に基づいて、前記画像ファイルがいずれの前記滞在地点に対応するか判定すると好適である。
この構成によれば、画像ファイルに撮影位置の情報も含まれる場合は、撮影時刻の情報に加えて撮影位置の情報にも基づいて、画像ファイルがいずれの滞在地点フォルダに対応するか判定するので、滞在地点の判定精度を向上させることができる。
ここで、前記画像地点対応判定部は、前記画像ファイルに撮影位置の情報が含まれる場合は、前記画像ファイルに含まれる前記撮影時刻の情報、及び前記滞在地点情報ファイルに含まれる前記滞在地点それぞれの前記滞在中時刻の情報に基づいて、当該撮影時刻の情報がいずれの前記滞在地点の前記滞在中時刻の情報に対応するか判定する時刻対応判定を行うと共に、前記時刻対応判定により対応すると判定された前記画像ファイルと前記滞在地点との関係について、前記滞在地点情報ファイルに含まれる前記滞在位置の情報、及び前記画像ファイルに含まれる前記撮影位置の情報に基づいて、当該撮影位置の情報が前記対応すると判定された前記滞在地点の前記滞在位置の情報に対応するか判定する位置対応判定を行うと好適である。
時刻対応判定は、1次元の時刻に基づく判定であるのに対し、位置対応判定は、2次元
の位置に基づく判定である。このため、時刻対応判定は、位置対応判定より演算処理負荷が低い。
上記の構成によれば、まず処理負荷の低い時刻対応判定が行われ、対応すると判定された場合にのみ、位置対応判定が行われるので、いずれの滞在地点にも対応しない画像ファイルに対する画像地点対応判定部の演算処理負荷を低減させることができる。
ここで、前記分類フォルダ取得部が取得する前記旅行情報ファイルには、旅行経路を表す位置履歴の情報が更に含まれ、前記画像旅行対応判定部は、前記画像ファイルに撮影位置の情報が含まれる場合は、前記画像ファイルに含まれる前記撮影時刻の情報及び前記撮影位置の情報、並びに前記旅行情報ファイルに含まれる前記旅行中時刻の情報、及び前記位置履歴の情報に基づいて、前記画像ファイルが前記旅行に対応するか判定すると好適である。
この構成によれば、画像ファイルに撮影位置の情報も含まれる場合は、撮影時刻の情報に加えて撮影位置の情報にも基づいて、画像ファイルが旅行に対応するか判定するので、判定精度を向上させることができる。例えば、旅行に参加していないユーザなどにより、旅行外で撮影された画像ファイルの撮影時刻が、旅行に対応している場合でも、撮影位置が対応していない場合は、旅行に対応していないと判定することができる。
ここで、移動体の現在位置に関する情報を案内するナビゲーションシステムが作成した、前記移動体の位置と時刻が関連付けられた移動履歴情報を取得する移動履歴情報取得部と、前記移動履歴情報に基づいて、前記移動体の旅行の開始及び終了を判定する旅行判定部と、前記移動履歴情報に基づいて、前記旅行判定部により判定された前記旅行中に、前記移動体が滞在した地点である滞在地点を判定する滞在地点判定部と、前記滞在地点判定部により判定された前記旅行に対応する前記旅行フォルダを記憶装置内に作成すると共に、前記旅行フォルダに関連付けて、前記記憶装置内に、前記滞在地点判定部により判定された前記滞在地点毎に滞在地点フォルダを作成するフォルダ作成部と、前記滞在地点それぞれの滞在中時刻の情報及び滞在位置の情報を含む滞在地点情報ファイルを生成して、前記滞在地点フォルダに関連付けて前記記憶装置内に格納する滞在地点情報ファイル生成部と、前記旅行についての旅行中時刻の情報を含む旅行情報ファイルを生成して、前記旅行フォルダに関連付けて前記記憶装置内に格納する旅行情報ファイル生成部と、を更に備え、
前記分類フォルダ取得部は、前記フォルダ作成部が作成した前記旅行フォルダ及び前記滞在地点フォルダと、前記滞在地点情報ファイル生成部が生成した前記滞在地点情報ファイルと、前記旅行情報ファイル生成部が生成した前記旅行情報ファイルと、を取得すると好適である。
この構成によれば、旅行に対応した旅行フォルダと、旅行中の各滞在地点の滞在地点フォルダと、滞在地点情報ファイルと、旅行情報ファイルと、が作成されるので、旅行中に生成された画像ファイルを訪問地点毎に分類して格納することができるフォルダ及び情報を用意できる。この際、ナビゲーションシステムが取得した連続的な移動体の現在位置の情報に基づいて、旅行の開始及び終了、並びに旅行中の滞在地点が判定されるので、これらの判定を精度よく行うことができ、各フォルダを適切に作成することができる。
また、上記の構成によれば、各滞在地点フォルダは、旅行フォルダと関連付けられて記憶装置内に作成されるので、画像ファイルが各フォルダに分類整理された後も、旅行フォルダにより各滞在地点フォルダ及びデータを関連付けて管理することができる。
また、上記の構成によれば、滞在地点情報ファイルが滞在地点フォルダに関連付けて記憶装置内に格納されるので、滞在地点情報ファイルから各滞在地点フォルダに対応する滞在中時刻の情報及び滞在位置の情報を取得することが可能になる。よって、各滞在地点フォルダに画像ファイルを分類整理する際などにおいて、各滞在地点フォルダの滞在中時刻の情報及び滞在位置の情報に基づいて、各画像ファイルがいずれの滞在地点フォルダに対応するか判定することができる。
また、旅行情報ファイルが旅行フォルダに関連付けられて記憶装置内に格納されるので、旅行情報ファイルから旅行フォルダに対応する旅行中時刻の情報及び旅行中の位置履歴の情報を取得することが可能になる。よって、旅行フォルダ及び各滞在地点フォルダに画像ファイルを分類整理する際などにおいて、旅行フォルダの旅行中時刻の情報及び旅行中の位置履歴の情報に基づいて、各画像ファイルが旅行フォルダに対応するか判定することができる。
以上の各構成を備えた本発明に係る画像ファイル分類システムの技術的特徴は、画像ファイル分類プログラムや画像ファイル分類方法にも適用可能であり、そのため、本発明は、そのようなプログラムや方法も権利の対象とすることができる。
その場合における、画像ファイルを分類する処理をコンピュータに実行させるための画像ファイル分類プログラムの特徴構成は、旅行に対応して作成された旅行フォルダと、前記旅行中に滞在した滞在地点毎に作成され、前記旅行フォルダに関連付けられた滞在地点フォルダと、前記旅行についての旅行中時刻の情報を含む旅行情報ファイルと、前記滞在地点それぞれの滞在中時刻の情報を含む滞在地点情報ファイルと、を取得する分類フォルダ取得ステップと、前記画像ファイルに含まれる撮影時刻の情報、及び前記旅行情報ファイルに含まれる前記旅行中時刻の情報に基づいて、前記画像ファイルが前記旅行に対応するか判定する画像旅行対応判定ステップと、前記画像旅行対応判定ステップにより前記画像ファイルが前記旅行に対応すると判定されたことを条件として、前記画像ファイルに含まれる撮影時刻の情報、及び前記滞在地点情報ファイルに含まれる前記滞在地点それぞれの前記滞在中時刻の情報に基づいて、前記画像ファイルがいずれの前記滞在地点に対応するか判定する画像地点対応判定ステップと、前記画像ファイルが前記画像旅行対応判定ステップにより前記旅行に対応すると判定され、前記画像地点対応判定ステップによりいずれかの前記滞在地点に対応すると判定された場合は、当該画像ファイルを、対応すると判定された前記滞在地点の前記滞在地点フォルダに格納し、前記画像ファイルが前記画像旅行対応判定ステップにより前記旅行に対応すると判定され、前記画像地点対応判定ステップによりいずれの前記滞在地点にも対応しないと判定された場合は、当該画像ファイルを前記旅行フォルダに格納する画像ファイル分類ステップと、をコンピュータに実行させる点にある。
また、画像ファイルを分類する画像ファイル分類方法の特徴構成は、演算処理装置が、旅行に対応して作成された旅行フォルダと、前記旅行中に滞在した滞在地点毎に作成され、前記旅行フォルダに関連付けられた滞在地点フォルダと、前記旅行についての旅行中時刻の情報を含む旅行情報ファイルと、前記滞在地点それぞれの滞在中時刻の情報を含む滞在地点情報ファイルと、を取得する分類フォルダ取得ステップと、前記画像ファイルに含まれる撮影時刻の情報、及び前記旅行情報ファイルに含まれる前記旅行中時刻の情報に基づいて、前記画像ファイルが前記旅行に対応するか判定する画像旅行対応判定ステップと、前記画像旅行対応判定ステップにより前記画像ファイルが前記旅行に対応すると判定されたことを条件として、前記画像ファイルに含まれる撮影時刻の情報、及び前記滞在地点情報ファイルに含まれる前記滞在地点それぞれの前記滞在中時刻の情報に基づいて、前記画像ファイルがいずれの前記滞在地点に対応するか判定する画像地点対応判定ステップと、前記画像ファイルが前記画像旅行対応判定ステップにより前記旅行に対応すると判定され、前記画像地点対応判定ステップによりいずれかの前記滞在地点に対応すると判定された場合は、当該画像ファイルを、対応すると判定された前記滞在地点の前記滞在地点フォルダに格納し、前記画像ファイルが前記画像旅行対応判定ステップにより前記旅行に対応すると判定され、前記画像地点対応判定ステップによりいずれの前記滞在地点にも対応しないと判定された場合は、当該画像ファイルを前記旅行フォルダに格納する画像ファイル分類ステップと、を実行する点にある。
当然ながら、これらの画像ファイル分類プログラムや画像ファイル分類方法も上述した画像ファイル分類システムに係る作用効果を得ることができ、更に、その好適な構成の例として挙げたいくつかの付加的技術を組み込むことが可能である。
本発明の実施形態に係る画像ファイル分類システムの概略的な構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るフォルダ作成部により作成された旅行フォルダ及び滞在地点フォルダなどを説明するための図である。 本発明の実施形態に係るフォルダ作成部などの処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態に係る画像ファイル分類格納部などの処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態に係るフォルダ作成部及び画像ファイル分類格納部などの実施例を説明するための図である。 本発明の実施形態に係るフォルダ作成部及び画像ファイル分類格納部などの実施例を説明するための図である。
本発明に係る画像ファイル分類システム1の実施形態について説明する。
画像ファイル分類システム1は、移動体の現在位置に関する情報を案内する位置案内システムである。画像ファイル分類システム1は、図1に示すように、分類フォルダ取得部52、画像旅行対応判定部53、画像地点対応判定部54、及び画像ファイル分類格納部55などの機能部を備えている。
分類フォルダ取得部52は、旅行に対応して作成された旅行フォルダと、旅行中に滞在した滞在地点毎に作成され、旅行フォルダに関連付けられた滞在地点フォルダと、旅行についての旅行中時刻の情報を含む旅行情報ファイルと、滞在地点それぞれの滞在中時刻の情報を含む滞在地点情報ファイルと、を取得する。
画像旅行対応判定部53は、画像ファイルに含まれる撮影時刻の情報、及び旅行情報ファイルに含まれる旅行中時刻の情報に基づいて、画像ファイルが旅行に対応するか判定する。
画像地点対応判定部54は、画像旅行対応判定部53により画像ファイルが旅行に対応すると判定されたことを条件として、画像ファイルに含まれる撮影時刻の情報、及び滞在地点情報ファイルに含まれる滞在地点それぞれの滞在中時刻の情報に基づいて、画像ファイルがいずれの滞在地点に対応するか判定する。
画像ファイル分類格納部55は、画像ファイルが画像旅行対応判定部53により旅行に対応すると判定され、画像地点対応判定部54によりいずれかの滞在地点に対応すると判定された場合は、当該画像ファイルを、対応すると判定された滞在地点の滞在地点フォルダに格納し、画像ファイルが画像旅行対応判定部53により旅行に対応すると判定され、画像地点対応判定部54によりいずれの滞在地点にも対応しないと判定された場合は、当該画像ファイルを旅行フォルダに格納する。
以下、本実施形態に係る画像ファイル分類システム1について詳細に説明する。
1.画像ファイル分類システム1
画像ファイル分類システム1は、画像ファイルを分類する分類システムである。
画像ファイル分類システム1は、単数又は複数のCPU等の演算処理装置を中核部材として備えるとともに、当該演算処理装置からデータを読み出し及び書き込みが可能に構成されたRAM(ランダム・アクセス・メモリ)や、演算処理装置からデータを読み出し可能に構成されたROM(リード・オンリ・メモリ)や、大容量のデータを記憶及び読み出し可能に構成されたフラッシュメモリやハードディスク等の記憶装置等を有して構成されている。そして、画像ファイル分類システム1のROM等に記憶されたソフトウェア(プログラム)又は別途設けられた演算回路等のハードウェア、或いはそれらの両方により、画像ファイル分類システム1の各機能部30、40、50、6、7、8などが構成されている。各機能部30、40、50、6、7、8などの機能を演算処理装置に実現させるための画像ファイル分類プログラムは、演算処理装置が参照可能なRAMやROMなどの記憶装置に記憶される。
本実施形態に係わる画像ファイル分類システム1は、図1に示すように、大きく分類して、旅行滞在地点フォルダ作成部40、及び画像ファイル分類部50などの機能部を備えている。また、画像ファイル分類システム1は、移動体の現在位置に関する情報を案内するナビゲーションシステムが作成した、移動体の位置と時刻が関連付けられた移動履歴情報を取得するように構成されている。そして、本実施形態に係わるナビゲーションシステムは、位置案内部30などの機能部を備えている。以下、各機能部について詳細に説明する。
2.位置案内部30
位置案内部30は、移動体の現在位置に関する情報を案内する位置案内処理を行うナビゲーションシステムの機能部である。本実施形態では、位置案内部30は、位置情報取得部31、位置案内実行部32、及び移動履歴情報生成部33などの機能部を備えている。本実施形態では、位置案内部30の機能は、情報端末装置2に備えられている。
2−1.位置情報取得部31
位置情報取得部31は、移動体の現在位置の情報を取得する位置情報取得処理を行う機能部である。
本実施形態では、位置案内部30の機能が備えられた情報端末装置には、GPS(Global Positioning System)受信機や、加速度センサや、方位センサなどの位置情報検出装置が備えられており、移動体の位置に関する情報を取得する。
位置情報取得部31は、位置情報検出装置から取得した移動体の位置関連情報に基づいて、移動体の現在位置を判定する。この位置判定の際、地図データが用いられてもよい。例えば、位置情報取得部31は、地図データに含まれる道路ネットワークと、位置情報検出装置から得られた位置情報の履歴が示す経路と、のパターンマッチングにより、移動体の現在位置を判定するように構成されることができる。これにより、現在位置の判定精度を向上させることができる。地図データは、予め情報端末装置に記憶されていたり、無線通信又は有線通信などのデータ通信を介して外部の情報端末装置から逐次取得されたりする。
<移動体>
移動体は、位置案内部30の機能を備えた情報端末装置2を保持して、当該情報端末装置と共に移動する物体である。
例えば、情報端末装置2が車両に搭載されており、車両の現在位置に関する情報を案内する場合は、移動体は車両となる。この場合は、情報端末装置2は、車両に搭載されたカーナビゲーション装置であったり、位置案内部30の機能を有し、ユーザが持ち運び可能な携帯型情報端末装置や多機能型携帯電話などであったりする。
或いは、ユーザ(人間)が情報端末装置2を保持しており、徒歩や公共交通機関などにより移動しているユーザの現在位置に関する情報を案内する場合は、移動体はユーザとなる。この場合は、情報端末装置2は、位置案内部30の機能を有し、ユーザが持ち運び可能な携帯型情報端末装置や多機能型携帯電話などであったりする。
2−2.位置案内実行部32
位置案内実行部32は、位置情報取得部31が取得した移動体の位置に関する情報を、表示画面やスピーカなどを用いて、画面表示や音声などによりユーザに案内する機能部である。この際、位置案内実行部32は、移動体の位置に関する情報を地図データなどと関連付けて案内してもよい。
位置案内実行部32は、経路案内機能を有しており、目的地が設定された場合は、現在位置から目的地までの誘導経路を案内するように構成されている。位置案内実行部32は、移動体が車両である場合は、車両用道路などを車両により移動する誘導経路を案内し、移動体が人間である場合は、徒歩や公共交通機関などにより移動する誘導経路を案内する。位置案内実行部32は、情報端末装置が携帯型情報端末装置や多機能型携帯電話である場合は、ユーザ設定などにより、移動体を車両又は人間で切替可能に構成されてもよい。
なお、位置案内実行部32は、目的地が設定されていない場合も、移動体の位置に関する情報をユーザに案内するように構成されている。
2−3.移動履歴情報生成部33
移動履歴情報生成部33は、移動体の位置と時刻が関連付けられた移動履歴情報を生成する移動履歴情報生成処理を行う機能部である。
本実施形態では、移動履歴情報生成部33は、位置情報取得部31が取得した移動体の現在位置の情報を、取得時刻の情報と関連付けて、蓄積的に記憶装置6に記憶するように構成されている。移動履歴情報生成部33は、少なくとも位置情報取得部31が動作しており、移動体の現在位置の情報が得られる場合は、移動履歴情報を生成するように構成されている。
移動履歴情報には、位置案内部30の機能を有する情報端末装置の電源のオンオフ時刻の情報、又は位置案内部30の機能のオンオフ時刻の情報が含まれるように構成されている。例えば、情報端末装置2が車両に搭載されたカーナビゲーション装置であり、情報端末装置の電源が、車両の電源スイッチのオンオフと連動して、オンオフされるように構成されている場合がある。ここで、オンオフ時刻には、オン時刻と、オフ時刻とが含まれる。
また、移動履歴情報には、目的地への経路案内が行われた場合は、目的地の情報や、目的地への到着時刻の情報や、経路案内の開始時刻の情報や、誘導経路などの情報も含まれる。
3.旅行滞在地点フォルダ作成部40
旅行滞在地点フォルダ作成部40は、旅行判定処理及び滞在地点判定処理の結果に基づいて、旅行フォルダ、滞在地点フォルダ、及び滞在地点情報ファイルなどを作成し、記憶装置7内に格納する旅行滞在地点フォルダ作成処理を実行する機能部である。
本実施形態では、旅行滞在地点フォルダ作成部40は、旅行判定部41、滞在地点判定部42、フォルダ作成部43、滞在地点情報ファイル生成部44、旅行情報ファイル生成部45、及び移動履歴情報取得部46などの機能部を備えている。
本実施形態では、旅行滞在地点フォルダ作成部40は、位置案内部30の機能が備えられた情報端末装置2に備えられており、記憶装置6と記憶装置7とは同じ記憶装置とされている。そして、旅行滞在地点フォルダ作成部40は、情報端末装置2の記憶装置7内に、作成した旅行フォルダ、滞在地点フォルダ、旅行情報ファイル、及び滞在地点情報ファイルを格納するように構成されている。
旅行滞在地点フォルダ作成部40は、後述するように外部の記憶装置内において画像ファイル分類処理が行われる場合は、無線通信又は有線通信などのデータ通信を介して、外部の記憶装置内に、旅行フォルダ、滞在地点フォルダ、旅行情報ファイル、及び滞在地点情報ファイルを格納するように構成される。なお、情報端末装置2には、無線通信又は有線通信を行うためのデータ通信装置が備えられている。
ここで、外部の記憶装置には、インターネットに接続された外部の情報端末装置の記憶装置(例えば、ネットワークサーバ)や、無線通信や有線通信により接続可能な外部の情報端末装置の記憶装置(例えば、多機能型携帯電話、携帯型情報端末装置、撮影装置)や、取り外し可能な記録装置(例えば、フラッシュメモリカード)などがある。
また、無線通信には、携帯電話回線、無線LAN、ブルートゥース(Bluetooth、登録商標)などがある。有線通信には、有線LAN、ユニバーサル・シリアル・バス(USB)、取り外し可能な記憶装置の読み出し書き込み装置(例えば、メモリカードリーダ)による通信などがある。
3−1.移動履歴情報取得部46
移動履歴情報取得部46は、位置案内部30が生成した移動履歴情報を取得する移動履歴情報取得処理を行う機能部である。
本実施形態では、移動履歴情報取得部46は、移動履歴情報生成部33が移動体の現在位置の情報などを移動履歴情報として、時間の経過に従って逐次的に記憶装置6に記憶するのに合わせて、記憶装置6に記憶された移動履歴情報から、移動体の現在位置の情報などを、時間の経過に従って逐次的に取得するように構成されている。
3−2.旅行判定部41
旅行判定部41は、移動体の旅行の開始及び終了を判定する旅行判定処理を行う機能部である。
本実施形態では、旅行判定部41は、移動履歴情報取得部46が取得した移動履歴情報に基づいて、時間の経過に従って逐次的に、移動体の旅行の開始及び終了を判定するように構成されている。
本実施形態では、旅行判定部41は、移動体の現在位置の情報を取得する毎に、逐次的に、現在位置の情報を含む移動履歴情報に基づいて、移動体の旅行の開始及び終了を判定するように構成されている。
本実施形態では、旅行判定部41は、予め設定された基準地点と移動体の位置との距離が、予め設定された旅行判定値(例えば、1Km)以上になった場合に、旅行が開始したと判定し、旅行が開始したと判定された後、旅行判定値(例えば、1Km)以下になった場合に、旅行が終了したと判定するように構成されている。
基準地点は、ユーザによって設定された地点とすることができる。このような基準地点として、例えば、自宅の位置や、勤務している会社の位置などが設定される。
通勤や買い物などの日常の移動で、旅行の開始が判定されないように、基準地点との距離による開始判定条件に加えて他の追加的な開始判定条件が設定されてもよい。例えば、基準地点との距離による開始判定後、ユーザに旅行開始と判定してよいか否か選択させ、旅行開始と判定してよいと選択された場合に、最終的に旅行開始と判定するように構成されてもよい。或いは、平日の通勤時間帯(例えば、7:00から8:00)外で、基準地点との距離による開始判定がされた場合に、最終的に旅行開始と判定し、平日の通勤時間帯内で、基準地点との距離による開始判定がされた場合には、旅行開始と判定しないように構成されてもよい。
或いは、位置案内部30において経路案内の目的地点が設定され、目的地点が、観光スポットや娯楽スポットなどの近く(例えば、半径所定距離(500mなど)以内)であり、基準地点との距離による開始判定がされた場合に、最終的に旅行開始と判定するように構成されてもよい。
<旅行名称の決定>
旅行判定部41は、旅行が終了したと判定した場合に、後述する滞在地点判定部42により取得された滞在地点名称に基づいて、旅行名称を決定するように構成されている。具体的には、旅行判定部41は、滞在時間が長い順に、単数又は複数の滞在地点名称を、旅行名称に含ませるように構成されている。旅行名称に、旅行の日付を含ませてもよい。旅行名称は、例えば、「2012年10月3日 金閣寺、清水寺方面の旅行」とされる。
3−3.滞在地点判定部42
滞在地点判定部42は、旅行判定部41により判定された旅行中に、移動体が滞在した地点である滞在地点を判定する滞在地点判定処理を行う機能部である。
本実施形態では、滞在地点判定部42は、移動履歴情報取得部46が取得した移動履歴情報に基づいて、時間の経過に従って逐次的に、滞在地点を判定するように構成されている。
本実施形態では、滞在地点判定部42は、移動体の現在位置の情報を取得する毎に、逐次的に、現在位置の情報を含む移動履歴情報に基づいて、滞在地点を判定するように構成されている。
<駐車による滞在地点判定>
例えば、移動体が車両である場合は、滞在地点判定部42は、車両が駐車したと判定した場合に、当該駐車地点を基準として滞在地点を判定するように構成される。例えば、情報端末装置がカーナビゲーション装置であり、移動履歴情報にカーナビゲーション装置の電源のオンオフ時刻の情報が含まれる場合は、滞在地点判定部42は、電源がオフにされてからオンにされるまで期間、車両が駐車したと判定するように構成されることができる。そして、滞在地点判定部42は、駐車地点を滞在地点に設定する。滞在地点判定部42は、電源のオフ時刻からオン時刻までの時刻を、滞在中時刻と設定する。なお、滞在地点判定部42は、駐車地点の近く(例えば、半径所定距離(500mなど)以内)にある主な観光スポットや娯楽スポットなどを、地図データなどから判定して、滞在地点に設定するように構成されてもよい。
<移動範囲による滞在地点判定>
或いは、移動体が人間である場合は、滞在地点判定部42は、予め定めた滞在判定期間内における移動体の移動範囲が、予め定めた特定範囲内である場合に、移動範囲に対応する地点を滞在地点と判定するように構成される。ここで、特定範囲内は、例えば、半径所定距離(200mなど)以内や、金閣寺などの観光スポットの敷地内などに設定される。滞在地点判定部42は、移動履歴情報に基づいて、現在の時刻から予め定めた所定期間(例えば、15分)だけ過去の時刻までの滞在判定期間内における、移動体の移動範囲(経路)を判定する。そして、滞在地点判定部42は、移動範囲が特定範囲内に収まっていると判定した場合は、当該移動範囲が滞在地点を構成すると判定し、滞在判定期間の開始時刻から終了時刻までの時刻範囲が滞在中時刻を構成する判定する。
滞在地点判定部42は、移動範囲が特定範囲内に収まり、滞在地点であると判定された時刻が時間的に連続する場合は、滞在地点を構成すると判定された移動範囲の全てを重ね合わせた移動範囲が、滞在地点に対応する移動範囲であると判定し、滞在中時刻を構成すると判定された時刻範囲の全てをつないだ時刻範囲が、滞在中時刻の範囲であると判定する。そして、滞在地点判定部42は、滞在地点に対応すると判定した移動範囲の代表地点(例えば、中心位置(座標))を滞在地点に設定する。
なお、滞在地点判定部42は、滞在地点に対応すると判定した移動範囲と重複している観光スポットや娯楽スポットなどが存在するか否かを地図データに基づいて判定し、存在すると判定した場合は、当該移動範囲を滞在地点に設定し、存在しないと判定した場合は、当該移動範囲を滞在地点に設定しないように構成されてもよい。
<滞在時間判定>
本実施形態では、滞在地点判定部42は、移動体が一つの地点に滞在した時間である滞在時間が予め設定された滞在判定値以上(例えば、30分以上)である場合に、滞在地点に滞在したと判定するように構成されている。すなわち、上記のように、駐車又は移動範囲により判定された滞在地点における滞在中時刻が表す滞在時間が、滞在判定値以上である場合に、当該滞在地点を最終的な滞在地点に設定し、滞在判定値未満である場合に、当該滞在地点を最終的な滞在地点から除外する。
<滞在地点名称>
滞在地点判定部42は、滞在地点の滞在位置の情報に基づいて、滞在地点を表す滞在地点名称を地図データから取得するように構成されている。
本実施形態では、滞在地点判定部42は、駐車により滞在地点を判定した場合は、滞在地点(駐車地点)の近く(例えば、半径所定距離(500mなど)以内)にある主な観光スポットや娯楽スポットなどを地図データなどから判定し、当該観光スポットや娯楽スポットなどの名称を地図データから取得して滞在地点名称に設定するように構成されている。この構成によれば、駐車場と観光スポットとが離れている場合にも対応できる。
また、滞在地点判定部42は、移動範囲により滞在地点を判定した場合は、滞在地点と重なっている観光スポットや娯楽スポットなどを地図データなどから判定し、当該観光スポットや娯楽スポットなどの名称を地図データから取得して滞在地点名称に設定するように構成されている。なお、滞在地点判定部42は、滞在地点と重複している観光スポットなどがない場合は、滞在地点の近く(例えば、半径所定距離(100mなど)以内)にある主な観光スポットや娯楽スポットなどを地図データなどから判定するように構成されてもよい。滞在地点名称は、例えば、「金閣寺」や、「清水寺」などとされる。
3−4.フォルダ作成部43
フォルダ作成部43は、旅行判定部41により判定された旅行に対応する旅行フォルダを記憶装置7内に作成すると共に、旅行フォルダに関連付けて、記憶装置7内に、滞在地点判定部42により判定された滞在地点毎に滞在地点フォルダを作成するフォルダ作成処理を行う機能部である。
本実施形態では、フォルダ作成部43は、図2に示す例のように、旅行判定部41により旅行を開始したと判定された場合に旅行フォルダ111を作成し、旅行判定部41により旅行を終了したと判定されるまでの間に作成した滞在地点フォルダ211、212、213を、当該旅行フォルダ111内に格納するように構成されている。
フォルダ作成部43は、時間の経過に従って判定された旅行判定部41及び滞在地点判定部42の判定結果に基づいて、逐次的に、旅行フォルダ及び滞在地点フォルダを作成するように構成されている。すなわち、フォルダ作成部43は、旅行判定部41により旅行が開始したと判定された時点で、記憶装置7内に旅行フォルダを作成し、旅行開始判定後、滞在地点判定部42により滞在地点が判定された時点毎に、旅行フォルダ内に対応する滞在地点フォルダを作成するように構成されている。そして、フォルダ作成部43は、旅行判定部41により旅行が終了したと判定された時点で、当該旅行に対応するフォルダ作成処理を終了するように構成されている。
<滞在地点フォルダ名称>
フォルダ作成部43は、滞在地点名称を滞在地点フォルダの名称に含ませるように構成されている。滞在地点フォルダの名称は、例えば図2に示すように、「金閣寺付近」や、「清水寺付近」などとされる。なお、滞在地点フォルダの名称に、滞在中時刻や日付を含ませてもよい。この場合は、例えば、「金閣寺付近 10月3日11:00〜13:00」や、「清水寺付近 10月3日14:30〜16:00」などとされる。
<旅行フォルダ名称>
フォルダ作成部43は、旅行名称を旅行フォルダの名称に含ませるように構成されている。本実施形態では、フォルダ作成部43は、旅行判定部41により旅行開始が判定されて旅行フォルダを作成する時点では、旅行名称が決定されていないため、旅行フォルダの名称を、図2に示すように「新しい旅行フォルダ」などの仮名称に設定して、旅行フォルダ111を作成する。そして、フォルダ作成部43は、旅行判定部41により旅行終了が判定されて、旅行名称が決定された後、旅行フォルダ111の名称を、仮名称から旅行名称を含む名称に変更するように構成されている。変更後の旅行フォルダの名称は、例えば、「2012年10月3日 金閣寺、清水寺方面の旅行フォルダ」とされる。
3−5.滞在地点情報ファイル生成部44
滞在地点情報ファイル生成部44は、滞在地点それぞれの滞在中時刻の情報及び滞在位置の情報を含む滞在地点情報ファイルを生成して、滞在地点フォルダに関連付けて記憶装置7内に格納する滞在地点情報ファイル生成処理を行う機能部である。
本実施形態では、滞在地点情報ファイル生成部44は、滞在地点それぞれの滞在地点名称の情報を滞在地点情報ファイルに含ませるように構成されている。
本実施形態では、滞在地点情報ファイル生成部44は、滞在地点毎に、各滞在地点の滞在中時刻の情報、滞在位置の情報、及び滞在地点名称の情報を含む滞在地点情報ファイルを生成し、各滞在地点に対応する滞在地点フォルダに格納するように構成されている。すなわち、図2に示す例のように、滞在地点フォルダ211、212、213のそれぞれに、対応する滞在地点の滞在地点情報ファイル221、222、223が格納される。
ここで、滞在位置の情報は、駐車地点の位置(座標)や、滞在地点に対応すると判定された移動範囲(座標範囲)や、当該移動範囲の代表位置(例えば、中心位置(座標))や、滞在地点に対応すると判定された観光スポットなどの位置(座標)などの情報とされる。
また、滞在地点名称の情報は、滞在地点に対応すると判定された観光スポットや娯楽スポットなどの名称の情報とされる。
滞在中時刻の情報は、滞在開始から滞在終了までの時刻を表す情報であり、例えば、滞在開始時刻及び滞在終了時刻の情報や、滞在開始時刻及び滞在時間の情報とされる。
本実施形態では、滞在地点情報ファイル生成部44は、時間の経過に従って滞在地点判定部42により滞在地点が判定される毎に、逐次的に当該滞在地点に対応する滞在地点情報ファイルを生成し、当該滞在地点に対応して作成された滞在地点フォルダに格納するように構成されている。
3−6.旅行情報ファイル生成部45
旅行情報ファイル生成部45は、旅行についての旅行中時刻の情報を含む旅行情報ファイルを生成して、旅行フォルダに関連付けて記憶装置7内に格納する旅行情報ファイル生成処理を行う機能部である。
本実施形態では、旅行情報ファイルには、旅行中の移動体の位置履歴の情報が更に含まれるように構成されている。
ここで、旅行中時刻の情報は、旅行開始から旅行終了までの時刻を表す情報であり、例えば、旅行開始時刻及び旅行終了時刻の情報や、旅行開始時刻及び旅行時間の情報とされる。位置履歴の情報は、旅行開始から旅行終了までの期間に、位置案内部30から取得した移動体の現在位置の情報を、時間の経過の順に記録した履歴情報であり、旅行経路を表す。なお、位置履歴の情報に、各位置情報を取得した取得時刻の情報が含まれるように構成されてもよい。
本実施形態では、旅行情報ファイル生成部45は、旅行開始が判定された後、旅行中時刻の情報として旅行開始時刻の情報を含む旅行情報ファイルを生成し、旅行フォルダに格納するように構成されている。また、旅行情報ファイル生成部45は、旅行開始判定後、位置履歴の情報の生成を開始し、時間の経過に従って、移動体の現在位置の情報を取得する毎に逐次的に位置履歴の情報を更新していくように構成されている。そして、旅行情報ファイル生成部45は、更新した位置履歴の情報で、逐次的に旅行情報ファイルに含まれる位置履歴の情報を更新するように構成されている。そして、旅行情報ファイル生成部45は、旅行終了が判定された後、旅行中時刻の情報に、旅行終了時刻の情報を追加して、旅行情報ファイルを更新するように構成されている。
或いは、旅行情報ファイル生成部45は、旅行判定部41により旅行の終了が判定された後、旅行中時刻の情報及び位置履歴の情報を作成し、旅行情報ファイルを生成して、旅行フォルダに格納するように構成されてもよい。
なお、旅行情報ファイル生成部45は、旅行名称の情報や滞在地点の情報を旅行情報ファイルに含ませるように構成されてもよい。
3−7.旅行滞在地点フォルダ作成処理のフローチャート
次に、旅行滞在地点フォルダ作成処理の手順(旅行滞在地点フォルダ作成方法及び旅行滞在地点フォルダ作成プログラム)について、図3に示すフローチャートを参照して説明する。
旅行判定部41は、移動履歴情報に基づいて、移動体の旅行の開始及び終了を判定する旅行判定処理を実行する。
フォルダ作成部43は、旅行判定部41により旅行が開始したと判定された場合(ステップ♯01:Yes)に、旅行フォルダを作成する(ステップ♯02)。そして、滞在地点判定部42は、ステップ♯03で、滞在地点判定処理を実行する。ステップ♯03の滞在地点判定処理は、ステップ♯07で旅行判定部41により旅行が終了したと判定される(ステップ♯07:Yes)まで繰り返し実行される。
滞在地点判定部42は、新たな滞在地点を判定した場合(ステップ♯03:Yes)に、滞在地点名称を決定する(ステップ♯04)。そして、フォルダ作成部43は、新たに判定された滞在地点に対応する滞在地点フォルダを作成する(ステップ♯05)。この際、フォルダ作成部43は、滞在地点フォルダの名称に滞在地点名称を含ませる。また、滞在地点情報ファイル生成部44は、新たに判定された滞在地点に対応する滞在地点情報ファイルを生成する滞在地点情報ファイル生成処理を実行する(ステップ♯06)。
旅行判定部41は、旅行判定部41により旅行が終了したと判定した場合(ステップ♯07:Yes)に、旅行名称を決定する(ステップ♯08)。フォルダ作成部43は、旅行フォルダの名称を、旅行名称を含む名称に変更する(ステップ♯09)。そして、旅行情報ファイル生成部45は、最終的な旅行情報ファイルを生成する旅行情報ファイル生成処理を実行する(ステップ♯10)。なお、本実施形態では、旅行情報ファイル生成部45は、旅行開始判定後、旅行開始時刻を含む旅行情報ファイルを生成し、移動体の現在位置の情報を取得する毎に、旅行情報ファイルを更新するように構成されている。
4.画像ファイル分類部50
画像ファイル分類部50は、画像ファイルに含まれる撮影時刻の情報、及び滞在地点情報ファイルに含まれる滞在地点それぞれの滞在中時刻の情報に基づいて、画像ファイルがいずれの滞在地点に対応するか判定し、対応する滞在地点があると判定した場合は、当該画像ファイルを対応する滞在地点フォルダに格納し、対応する滞在地点がないと判定した場合は、当該画像ファイルを旅行フォルダに格納する画像ファイル分類処理を行う機能部である。
本実施形態では、画像ファイル分類部50は、画像ファイル取得部51、分類フォルダ取得部52、画像旅行対応判定部53、画像地点対応判定部54、及び画像ファイル分類格納部55などの機能部を備えている。
本実施形態では、画像ファイル分類部50は、位置案内部30及び旅行滞在地点フォルダ作成部40の機能が備えられた情報端末装置2に備えられている。
4−1.分類フォルダ取得部52
分類フォルダ取得部52は、旅行に対応して作成された旅行フォルダと、旅行中に滞在した滞在地点毎に作成され、旅行フォルダに関連付けられた滞在地点フォルダと、旅行についての旅行中時刻の情報を含む旅行情報ファイルと、滞在地点それぞれの滞在中時刻の情報を含む滞在地点情報ファイルと、を取得する分類フォルダ取得処理を行う機能部である。
本実施形態では、分類フォルダ取得部52は、旅行滞在地点フォルダ作成部40の機能が備えられた情報端末装置の記憶装置7から、旅行フォルダ、滞在地点フォルダ、旅行情報ファイル、及び滞在地点情報ファイルの情報を取得するように構成されている。
4−2.画像ファイル取得部51
画像ファイル取得部51は、撮影された画像のファイルである画像ファイルの情報を取得する画像ファイル取得処理を行う機能部である。
画像には、静止画像及び動画像が含まれる。
複数の画像ファイルが取得された場合は、画像ファイル毎に、画像ファイル分類処理が行われる。
画像ファイル分類部50の機能を備えた情報端末装置が撮影装置を備えており、当該情報端末装置により画像ファイルが生成される場合は、画像ファイル取得部51は、当該情報端末装置の記憶装置から画像ファイルの情報を取得するように構成される。このような情報端末装置には、撮影装置を備えた多機能型携帯電話や携帯型情報端末装置などがある。
もしくは、画像ファイル取得部51は、無線通信又は有線通信などのデータ通信を介して、外部の記憶装置から画像ファイルの情報を取得するように構成される。
ここで、外部の記憶装置、並びに無線通信又は有線通信などのデータ通信は、旅行滞在地点フォルダ作成部40で説明した内容と同様である。
或いは、後述するように、画像ファイル分類格納部55が、無線通信又は有線通信などのデータ通信により接続可能な外部の記憶装置内において画像ファイルを移動させて、旅行フォルダ内などに格納するように構成される場合は、画像ファイル取得部51は、画像ファイルが格納されている外部の記憶装置から、無線通信又は有線通信などのデータ通信を介して、画像ファイルの撮影時刻の情報及び撮影位置の情報を取得するように構成される。なお、この場合は、画像ファイル取得部51は、画像ファイルの画像情報(画像データ)を取得しないように構成される。
画像ファイル取得部51は、外部の記憶装置とのデータ通信が可能になり画像ファイルの情報を取得可能な状態になった場合に、自動的に又はユーザによる選択により、画像ファイルの情報を取得するように構成されている。画像ファイル取得部51は、撮像装置により画像ファイルが生成される毎に、画像ファイルの情報を取得するように構成される。
<撮影時刻の情報>
画像ファイルには、一般的に撮影時刻の情報が含まれる。撮影時刻の情報には、撮影日付、撮影時分などの情報が含まれる。
<撮影位置の情報>
撮像装置や、撮像装置付きの多機能型携帯電話や携帯型情報端末装置などが、GPS受信機などの位置検出装置を備えており、画像ファイルに撮影位置の情報を含ませる機能を有している場合は、画像ファイルに撮影位置の情報が含まれる。
4−3.画像旅行対応判定部53
画像旅行対応判定部53は、画像ファイルに含まれる撮影時刻の情報、及び旅行情報ファイルに含まれる旅行中時刻の情報に基づいて、画像ファイルが、旅行に対応するか否か判定する画像旅行対応判定処理を行う機能部である。
本実施形態では、画像旅行対応判定部53は、画像ファイルに撮影位置の情報が含まれる場合(図4、ステップ♯11:Yes)は、画像ファイルに含まれる撮影時刻の情報及び撮影位置の情報、並びに旅行情報ファイルに含まれる旅行中時刻の情報及び位置履歴の情報に基づいて、当該画像ファイルが旅行に対応するか否か判定する(ステップ♯12、♯13)ように構成されている。
具体的には、画像旅行対応判定部53は、画像ファイルに撮影位置の情報が含まれる場合(ステップ♯11:Yes)は、画像ファイルに含まれる撮影時刻の情報、及び旅行情報ファイルに含まれる旅行中時刻の情報に基づいて、当該撮影時刻の情報が旅行中時刻の情報に対応するか判定する旅行時刻対応判定を行う(ステップ♯12)。そして、画像旅行対応判定部53は、旅行時刻対応判定により対応すると判定された画像ファイル(ステップ♯12:Yes)と旅行との関係について、旅行情報ファイルに含まれる位置履歴の情報、及び画像ファイルに含まれる撮影位置の情報に基づいて、当該撮影位置の情報が、対応すると判定された旅行の位置履歴の情報に対応するか判定する旅行位置対応判定を行う(ステップ♯13)ように構成されている。
画像旅行対応判定部53は、旅行時刻対応判定では、画像ファイルに含まれる撮影時刻が、旅行情報ファイルに含まれる旅行中時刻(旅行開始時刻から旅行終了時刻まで)の範囲内にあるか判定する。
画像旅行対応判定部53は、旅行位置対応判定では、画像ファイルに含まれる撮影位置が、旅行情報ファイルに含まれる旅行の位置履歴が示す旅行経路に近いか(例えば、旅行経路の所定判定距離(5Kmなど)範囲内にあるか)判定する。
或いは、旅行の位置履歴の情報に、各位置情報の取得時刻の情報が含まれるように構成されている場合は、画像旅行対応判定部53は、位置履歴の情報から、画像ファイルの撮影時刻に最も近い取得時刻に対応する位置情報を抽出し、撮影位置が当該位置情報が示す位置に近いか(例えば、半径所定距離(5Kmなど)以内にあるか)判定するように構成されてもよい。
一方、画像旅行対応判定部53は、画像ファイルに撮影位置の情報が含まれない場合(ステップ♯11:No)は、上記した旅行時刻対応判定のみを行い(ステップ♯16)、旅行位置対応判定を行わないように構成されている。
4−4.画像地点対応判定部54
画像地点対応判定部54は、画像ファイルに含まれる撮影時刻の情報、及び滞在地点情報ファイルに含まれる滞在地点それぞれの滞在中時刻の情報に基づいて、画像ファイルがいずれの滞在地点に対応するか判定する画像地点対応判定処理を行う機能部である。
本実施形態では、画像地点対応判定部54は、画像旅行対応判定部53により画像ファイルが旅行に対応すると判定されたことを条件として、画像ファイルに含まれる撮影時刻の情報、及び滞在地点情報ファイルに含まれる滞在地点それぞれの滞在中時刻の情報に基づいて、画像ファイルがいずれの滞在地点に対応するか判定するように構成されている。
本実施形態では、画像地点対応判定部54は、画像ファイルに撮影位置の情報が含まれる場合は、画像ファイルに含まれる撮影時刻の情報及び撮影位置の情報、並びに滞在地点情報ファイルに含まれる滞在地点それぞれの滞在中時刻の情報及び滞在位置の情報に基づいて、画像ファイルがいずれの滞在地点に対応するか判定するように構成されている。
具体的には、画像地点対応判定部54は、画像ファイルに撮影位置の情報が含まれ、画像旅行対応判定部53により画像ファイルが旅行に対応すると判定された場合(ステップ♯13:Yes)は、画像ファイルに含まれる撮影時刻の情報、及び滞在地点情報ファイルに含まれる滞在地点それぞれの滞在中時刻の情報に基づいて、当該撮影時刻の情報がいずれの滞在地点の滞在中時刻の情報に対応するか判定する滞在時刻対応判定を行う(ステップ♯14)。そして、画像地点対応判定部54は、滞在時刻対応判定により対応すると判定された画像ファイル(ステップ♯14:Yes)と滞在地点との関係について、滞在地点情報ファイルに含まれる滞在位置の情報、及び画像ファイルに含まれる撮影位置の情報に基づいて、当該撮影位置の情報が対応すると判定された滞在地点の滞在位置の情報に対応するか判定する滞在位置対応判定を行う(ステップ♯15)ように構成されている。
画像地点対応判定部54は、滞在時刻対応判定では、画像ファイルに含まれる撮影時刻が、滞在地点情報ファイルに含まれる滞在中時刻(滞在開始時刻から滞在終了時刻まで)の範囲内にあるか判定する。
画像地点対応判定部54は、滞在位置対応判定では、画像ファイルに含まれる撮影位置が、滞在地点情報ファイルに含まれる滞在位置の情報が示す滞在位置に近いか(例えば、滞在位置の所定判定距離(4Kmなど)範囲内にあるか)判定する。ここで、滞在位置対応判定における判定距離は、旅行位置対応判定における判定距離以下に設定される。
一方、画像地点対応判定部54は、画像ファイルに撮影位置の情報が含まれず、画像旅行対応判定部53により画像ファイルが旅行に対応すると判定された場合(ステップ♯16:Yes)は、上記した滞在時刻対応判定のみを行い(ステップ♯17)、滞在位置対応判定を行わないように構成されている。
4−5.画像ファイル分類格納部55
画像ファイル分類格納部55は、画像地点対応判定部54により画像ファイルに対応する滞在地点があると判定された場合は、当該画像ファイルを対応する滞在地点フォルダに格納し、対応する滞在地点がないと判定した場合は、当該画像ファイルを旅行フォルダに格納する画像ファイル分類格納処理を行う機能部である。
画像ファイル分類格納部55は、画像ファイル分類部50の機能を備えた情報端末装置2の記憶装置内に記憶されている画像ファイルに対して、画像ファイル分類処理を行って、当該記憶装置内に記憶されている旅行フォルダなどに画像ファイルを格納するように構成されてもよい。
或いは、画像ファイル分類格納部55は、画像ファイル分類部50の機能を備えた情報端末装置2の記憶装置内に記憶されている画像ファイルに対して、画像ファイル分類処理を行って、外部の記憶装置内に記憶されている旅行フォルダなどに、無線通信又は有線通信などのデータ通信を介して、分類処理後の画像ファイルを格納するように構成されてもよい。なお、この場合では、旅行滞在地点フォルダ作成部40又は画像ファイル分類部50は、上記のように、旅行フォルダ及び滞在地点フォルダなどを、無線通信又は有線通信などのデータ通信を介して、当該外部の記憶装置に格納している。
或いは、画像ファイル分類格納部55は、無線通信又は有線通信などのデータ通信により接続可能な外部の記憶装置内に画像ファイルが格納されている場合は、データ通信を介した指令により、当該外部の記憶装置内において画像ファイルを移動させて、旅行フォルダ内などに格納するように構成されてもよい。なお、この場合では、旅行滞在地点フォルダ作成部40又は画像ファイル分類部50は、上記のように、旅行フォルダ及び滞在地点フォルダなどを、無線通信又は有線通信などのデータ通信を介して、当該外部の記憶装置に格納している。
ここで、外部の記憶装置、並びに無線通信又は有線通信などのデータ通信は、旅行滞在地点フォルダ作成部40で説明した内容と同様である。
本実施形態では、画像ファイル分類格納部55は、画像ファイルが画像旅行対応判定部53により旅行に対応すると判定され(図4、ステップ♯13:Yes、又はステップ♯16:Yes)、画像地点対応判定部54によりいずれかの滞在地点に対応すると判定された場合(ステップ♯15:Yes、又はステップ♯17:Yes)は、当該画像ファイルを、対応すると判定された滞在地点の滞在地点フォルダに格納する(ステップ♯18、又はステップ♯21)ように構成されている。一方、画像ファイル分類格納部55は、画像ファイルが画像旅行対応判定部53により旅行に対応すると判定され(ステップ♯13:Yes、又はステップ♯16:Yes)、画像地点対応判定部54によりいずれの滞在地点にも対応しないと判定された場合(ステップ♯14:No、ステップ♯15:No、又はステップ♯17:No)は、当該画像ファイルを旅行フォルダに格納する(ステップ♯19、又はステップ♯22)ように構成されている。
一方、画像ファイル分類格納部55は、画像ファイルが画像旅行対応判定部53により旅行に対応しないと判定された場合(ステップ♯12:No、ステップ♯13:No、又はステップ♯16:No)は、当該画像ファイルを旅行フォルダ及びいずれの滞在地点フォルダにも格納しないように構成されている。本実施形態では、画像ファイル分類格納部55は、旅行フォルダ以外に作成された所定のフォルダに格納するように構成されている(ステップ♯20、又はステップ♯23)。
5.旅行滞在地点フォルダ作成処理、画像ファイル分類処理の例
次に、図2、図5及び図6を参照して、旅行滞在地点フォルダ作成処理、画像ファイル分類処理の例を説明する。
本例では、位置案内部30、旅行滞在地点フォルダ作成部40、及び画像ファイル分類部50の機能は、撮影装置を有する多機能型携帯電話に備えられている。そして、ユーザは、当該多機能型携帯電話を保持して、基準位置に設定された自宅から旅行に出発する場合を説明する。
また、本例では、画像ファイルは、多機能型携帯電話の記憶装置内に記憶されるように構成されている。本例では、多機能型携帯電話に備えられた撮影装置により画像ファイルが生成され、生成された画像ファイルは、多機能型携帯電話の記憶装置に記憶されるように構成されている。本例では、多機能型携帯電話には、GPSなどの位置検出装置が備えられており、画像ファイルには、撮影時刻の情報及び撮影位置の情報が含まれるように構成されている。
本例では、図1おける記憶装置6、記憶装置7及び記憶装置8は、多機能型携帯電話に備えられた記憶装置とされている。
5−1.旅行滞在地点フォルダ作成処理の例
まず、旅行滞在地点フォルダ作成処理を中心に説明する
旅行判定部41は、図5に示すように、ユーザが上記の多機能型携帯電話を携えて、車両により自宅から旅行に出発した後、2012年10月3日 9:00に、基準地点と移動体の現在位置との距離が、旅行判定値以上になったので、旅行が開始したと判定している。そして、フォルダ作成部43は、図2に示すように、多機能型携帯電話の記憶装置内に旅行フォルダ111を作成している。この時点では、旅行フォルダの名称は、「新しい旅行フォルダ」という仮名称に設定されている。
旅行情報ファイル生成部45は、旅行開始判定後、旅行中時刻の情報として旅行開始時刻の情報を含む旅行情報ファイル121を生成し、旅行フォルダ111に格納している(図2参照)。また、旅行情報ファイル生成部45は、旅行開始判定後、移動履歴情報の生成を開始し、時間の経過に従って、移動体の現在位置の情報を取得する毎に逐次的に更新していく。そして、旅行情報ファイル生成部45は、更新した移動履歴情報で、逐次的に旅行情報ファイル121に含まれる移動履歴情報を更新する。
ユーザは、車両による移動中の10:00に、車両からの風景を撮影して、画像ファイル601が生成されている(図5参照)。
ユーザは、11:00に金閣寺付近の駐車場に駐車した後、徒歩により金閣寺の敷地内を移動しながら、11:20、11:40、11:50、及び12:30に撮影し、それぞれ画像ファイル602、603、604、605が生成されている。ユーザは、13:00に駐車場に戻り、次の滞在地点に向けて車両により移動を開始している。なお、車両による移動中も、徒歩による移動中も、位置情報取得部31は、現在位置の情報を取得しており、移動履歴情報生成部33は、移動履歴情報を生成している。
滞在地点判定部42は、11:00から13:00までの間、予め定めた滞在判定期間内における移動体の移動範囲が、予め定めた特定範囲内であると判定し、当該移動範囲に対応する地点(中心位置)を滞在地点と判定している。滞在地点判定部42は、2時間になる滞在時間が、30分に設定された滞在判定値以上であるので、滞在地点を最終的な滞在地点201として判定する。そして、滞在地点判定部42は、滞在地点201の半径200m以内にある主な観光スポットとして、位置案内部30が備えている地図データから金閣寺を抽出して、滞在地点名称を「金閣寺」に設定している。
フォルダ作成部43は、滞在地点及び滞在地点名称の判定後、図2に示すように、旅行フォルダ111内に、「金閣寺付近」という名称の滞在地点フォルダ211を作成している。そして、滞在地点情報ファイル生成部44は、滞在地点201の滞在中時刻の情報として「滞在開始時刻11:00及び滞在終了時刻13:00」、滞在位置の情報として「中心位置(座標)」、滞在地名称の情報として「金閣寺」、を含む滞在地点情報ファイル221を生成し、滞在地点フォルダ211に格納している。
ユーザは、図5にしめすように、13:00に駐車場に戻った後、車両により次の滞在地点に向けて出発している。ユーザは、13:15に銀閣寺付近の駐車場に駐車した後、徒歩により銀閣寺の敷地内を移動しながら、13:30に撮影し、画像ファイル606が生成されている。ユーザは、14:00に駐車場に戻り、次の滞在地点に向けて車両により移動を開始している。
滞在地点判定部42は、13:15から14:00までの間、予め定めた滞在判定期間内における移動体の移動範囲が、予め定めた特定範囲内であると判定し、当該移動範囲に対応する地点(中心位置)を滞在地点と判定している。滞在地点判定部42は、45分になる滞在時間が、30分に設定された滞在判定値以上であるので、滞在地点を最終的な滞在地点202として判定する。そして、滞在地点判定部42は、滞在地点202の半径200m以内にある主な観光スポットとして、地図データから銀閣寺を抽出して、滞在地点名称を「銀閣寺」に設定している。
フォルダ作成部43は、滞在地点及び滞在地点名称の判定後、図2に示すように、旅行フォルダ111内に、「銀閣寺付近」という名称の滞在地点フォルダ212を作成している。そして、滞在地点情報ファイル生成部44は、滞在地点202の滞在中時刻の情報として「滞在開始時刻13:15及び滞在終了時刻14:00」、滞在位置の情報として「中心位置(座標)」、滞在地名称の情報として「銀閣寺」、を含む滞在地点情報ファイル222を生成し、滞在地点フォルダ212に格納している。
ユーザは、図5に示すように、14:00に駐車場に戻った後、車両により次の滞在地点に向けて出発している。車両による移動中の14:15に、車両からの風景を撮影して、画像ファイル607が生成されている。
ユーザは、14:30に清水寺付近の駐車場に駐車した後、徒歩により清水寺の敷地内を移動しながら、14:45、15:00、及び15:30に撮影し、それぞれ画像ファイル608、609、610が生成されている。ユーザは、16:00に駐車場に戻り、次の滞在地点に向けて車両により移動を開始している。
滞在地点判定部42は、14:30から16:00までの間、予め定めた滞在判定期間内における移動体の移動範囲が、予め定めた特定範囲内であると判定し、当該移動範囲に対応する地点(中心位置)を滞在地点と判定している。滞在地点判定部42は、1時間30分になる滞在時間が、30分に設定された滞在判定値以上であるので、滞在地点を最終的な滞在地点203として判定する。そして、滞在地点判定部42は、滞在地点203の半径500m以内にある主な観光スポットとして、地図データから清水寺を抽出して、滞在地点名称を「清水寺」に設定している。
フォルダ作成部43は、滞在地点及び滞在地点名称の判定後、図2に示すように、旅行フォルダ111内に、「清水寺付近」という名称の滞在地点フォルダ213を作成している。そして、滞在地点情報ファイル生成部44は、滞在地点202の滞在中時刻の情報として「滞在開始時刻14:30及び滞在終了時刻16:00」、滞在位置の情報として「中心位置(座標)」、滞在地名称の情報として「清水寺」、を含む滞在地点情報ファイル223を生成し、滞在地点フォルダ213に格納している。
ユーザは、16:00に駐車場に戻った後、車両により基準地点に向けて出発している。旅行判定部41は、18:00に、基準地点と移動体の現在位置との距離が、旅行判定値以下になったので、旅行が終了したと判定している。そして、旅行判定部41は、旅行中に判定された滞在地点201から203について、滞在時間が長い順に、「金閣寺」、「清水寺」の2つの滞在地点名称を含ませて、旅行名称を「2012年10月3日 金閣寺、清水寺方面の旅行」と決定している。そして、フォルダ作成部43は、図2に示すように、旅行フォルダの名称を、仮名称の「新しい旅行フォルダ」から、旅行名称を含む「2012年10月3日 金閣寺、清水寺方面の旅行フォルダ」に変更している。そして、旅行情報ファイル生成部45は、旅行中時刻の情報として「旅行開始2012年10月3日 9:00、旅行終了2012年10月3日 18:00」、図5に示すような、最終的な、旅行中の移動体の位置履歴の情報、及び旅行名称の情報として「2012年10月3日 金閣寺、清水寺方面の旅行」、を含む旅行情報ファイル121を生成し、図2に示すように、旅行フォルダ111に格納している。
5−2.画像ファイル分類処理の例
次に、画像ファイル分類処理について説明する。
車両による移動中の10:00に画像ファイル601が生成された後、画像旅行対応判定部53は、画像ファイル601に含まれる撮影時刻の情報及び撮影位置の情報、並びに旅行情報ファイル121に含まれる旅行中時刻の情報及び位置履歴の情報に基づいて、当該画像ファイル601が旅行に対応していると判定している。ここで、旅行中時刻の情報は、旅行開始時刻9:00から現在の時刻(例えば、10:10)までとされ、位置履歴情報は、旅行開始判定から現在位置までの位置履歴情報とされる。具体的には、画像ファイル601は、撮影時刻10:00が、旅行中時刻9:00〜10:10の範囲内にあり、撮影位置が、位置履歴から所定判定距離の範囲701内にあるので、旅行に対応すると判定されている。
画像地点対応判定部54は、画像ファイル601に対応する滞在地点がないと判定している。
画像ファイル分類格納部55は、画像ファイル601は旅行に対応しているが、いずれの滞在地点にも対応していないと判定されているので、多機能型携帯電話の記憶装置内において、図6に示すように、画像ファイル601を旅行フォルダ111に移動させて、格納している。
滞在地点201付近を徒歩で移動中の11:20、11:40、11:50、及び12:30に各画像ファイル602、603、604、605が生成された後、画像旅行対応判定部53は、各画像ファイル602、603、604、605が旅行に対応していると判定している。また、画像地点対応判定部54は、滞在地点201に関する滞在地点フォルダ211及び滞在地点情報ファイル221が生成された後、各画像ファイル602、603、604、605に含まれる撮影時刻の情報及び撮影位置の情報、並びに滞在地点情報ファイル221に含まれる滞在中時刻の情報及び滞在位置の情報に基づいて、各画像ファイル602、603、604、605が滞在地点201に対応すると判定している。具体的には、各画像ファイル602、603、604、605は、撮影時刻11:20、11:40、11:50、12:30が、滞在地点201の滞在中時刻11:00〜13:00の範囲内にあり、撮影位置が、滞在地点201から所定判定距離の範囲702内にあるので、滞在地点201に対応すると判定されている。
画像ファイル分類格納部55は、画像ファイル602、603、604、605が、旅行に対応しており、滞在地点201に対応していると判定されているので、多機能型携帯電話の記憶装置内において、図6に示すように、画像ファイル602、603、604、605を滞在地点フォルダ211に移動させて、格納している。
一方、旅行に参加していないユーザの家族が、異なる多機能型携帯電話を用いて、図5に示すように、旅行経路から外れた位置で12:00に撮影して、画像ファイル611が生成されている。画像ファイル611は、無線通信及びインターネットを介して、当該画像ファイル分類部50の機能を有する多機能型携帯電話の記憶装置内に複製されている。
画像旅行対応判定部53は、画像ファイル611の撮影位置が、位置履歴情報から旅行に対応していないと判定している。具体的には、画像ファイル611は、撮影時刻12:00が、旅行中時刻9:00〜18:00の範囲内にあるが、撮影位置が、位置履歴から所定判定距離の範囲701外にあるので、旅行に対応しないと判定されている。
画像ファイル分類格納部55は、図6に示すように、画像ファイル611が旅行に対応しないと判定されているので、画像ファイル611を旅行フォルダ111外のフォルダである「その他画像フォルダ」112に移動させている。
滞在地点202付近を徒歩で移動中の13:30に画像ファイル606が生成された後、画像旅行対応判定部53は、画像ファイル606が旅行に対応する判定している。画像地点対応判定部54は、滞在地点202に関する滞在地点フォルダ212及び滞在地点情報ファイル222が生成された後、画像ファイル606が滞在地点202に対応すると判定している。ここで、画像ファイル606は、撮影位置が、位置履歴から所定判定距離の範囲701内にあり、滞在地点202からから所定判定距離の範囲703内にある。
画像ファイル分類格納部55は、画像ファイル606が旅行に対応し、滞在地点202に対応すると判定されているので、多機能型携帯電話の記憶装置内において、図6に示すように、画像ファイル606を滞在地点フォルダ212に移動させている。
車両による移動中の14:15に画像ファイル607が生成された後、画像旅行対応判定部53は、画像ファイル607が旅行に対応する判定している。一方、画像地点対応判定部54は、画像ファイル607が、滞在地点201、202のいずれにも対応していないと判定している。ここで、画像ファイル607は、撮影位置が、位置履歴から所定判定距離の範囲701内にあるが、いずれの滞在地点の所定判定距離の範囲内にもない。
画像ファイル分類格納部55は、画像ファイル607が旅行に対応し、いずれの滞在地点にも対応しないと判定されているので、多機能型携帯電話の記憶装置内において、図6に示すように画像ファイル607を旅行フォルダ111に移動させている。
滞在地点203付近を徒歩で移動中の14:45、15:00、及び15:30に各画像ファイル608、609、610が生成された後、画像旅行対応判定部53は、画像ファイル608、609、610が旅行に対応する判定している。画像地点対応判定部54は、滞在地点203に関する滞在地点フォルダ213及び滞在地点情報ファイル223が生成された後、画像ファイル608、609、610が滞在地点203に対応すると判定している。ここで、画像ファイル608、609、610は、撮影位置が、位置履歴から所定判定距離の範囲701内にあり、滞在地点203からから所定判定距離の範囲704内にある。
画像ファイル分類格納部55は、画像ファイル608、609、610が旅行に対応し、滞在地点203に対応すると判定されているので、多機能型携帯電話の記憶装置内において、画像ファイル608、609、610を滞在地点フォルダ213に移動させている。
〔その他の実施形態〕
最後に、本発明のその他の実施形態について説明する。なお、以下に説明する各実施形態の構成は、それぞれ単独で適用されるものに限られず、矛盾が生じない限り、他の実施形態の構成と組み合わせて適用することも可能である。
(1)上記の実施形態において、位置案内部30及び旅行滞在地点フォルダ作成部40は、画像ファイル分類部50の機能を備えた情報端末装置に備えられている場合を例として説明した。しかし、本発明の実施形態はこれに限定されない。すなわち、位置案内部30は、画像ファイル分類部50の機能を備えた情報端末装置とは異なる情報端末装置(以下、別体情報端末装置と称す。例えば、カーナビゲーション装置など)に備えられてもよい。この場合は、旅行滞在地点フォルダ作成部40及び画像ファイル分類部50を備えた情報端末装置(例えば、ネットワークサーバや、多機能型携帯電話や、ユーザの自宅に備えられたパーソナルコンピュータ)は、別対情報端末装置から、無線通信又は有線通信などのデータ通信を介して、移動履歴情報を取得して、旅行滞在地点フォルダ作成処理及び画像ファイル分類処理を行うように構成される。
この場合は、旅行滞在地点フォルダ作成部40及び画像ファイル分類部50は、上記の実施形態における実施例のように、旅行中に逐次的に、旅行滞在地点フォルダ作成処理、及び画像ファイル分類処理を行うように構成されてもよいし、ユーザが旅行を終えて基準位置(自宅など)に戻り、移動履歴情報や画像ファイルが情報端末装置が接続可能な記憶装置内に複製された後に、旅行滞在地点フォルダ作成処理や画像ファイル分類処理を行うように構成されてもよい。この際、旅行滞在地点フォルダ作成部40は、移動履歴情報に含まれる時間の経過に従って、逐次的に旅行滞在地点フォルダ作成処理を行う。
或いは、位置案内部30及び旅行滞在地点フォルダ作成部40は、画像ファイル分類部50の機能を備えた情報端末装置とは異なる別体情報端末装置(例えば、カーナビゲーション装置や多機能型携帯電話など)に備えられてもよい。この場合は、画像ファイル分類部50を備えた情報端末装置(例えば、ネットワークサーバや、ユーザの自宅に備えられたパーソナルコンピュータ)は、別対情報端末装置から、無線通信又は有線通信などのデータ通信を介して、旅行フォルダや滞在地点フォルダなどを取得して、画像ファイル分類処理を行うように構成される。
この場合は、画像ファイル分類部50は、上記の実施形態における実施例のように、旅行中に逐次的に、画像ファイル分類処理を行うように構成されてもよいし、ユーザが旅行を終えて基準位置(自宅など)に戻り、画像ファイル、並びに旅行フォルダ及び滞在地点フォルダなどが情報端末装置が接続可能な記憶装置内に複製された後に、画像ファイル分類処理を行うように構成されてもよい。
(2)上記の実施形態における実施例において、位置案内部30、旅行滞在地点フォルダ作成部40、及び画像ファイル分類部50を備えた情報端末装置が、多機能型携帯電話である場合を例として説明した。しかし、本発明の実施形態はこれに限定されない。すなわち、位置案内部30、旅行滞在地点フォルダ作成部40、及び画像ファイル分類部50を備えた情報端末装置が、カーナビゲーション装置や携帯型情報端末装置であってもよい。
(3)上記の実施形態における実施例において、画像ファイル分類部50は、画像ファイル分類部50の機能を備えた情報端末装置の記憶装置内において画像ファイル分類処理を行うように構成されている場合を例として説明した。しかし、本発明の実施形態はこれに限定されない。すなわち、画像ファイル分類部50は、インターネットなどに接続された外部の記憶装置内において、画像ファイル分類処理によるデータ通信を介した指令により、画像ファイルを移動させて旅行フォルダなどに格納するように構成されてもよい。或いは、画像ファイル分類部50は、画像ファイル分類部50を備えた情報端末装置と、無線通信(ブルートゥースなど)や有線通信(USBなど)などにより接続可能である多機能型携帯電話や携帯型情報端末装置の記憶装置内において、画像ファイル分類処理によるデータ通信を介した指令により、画像ファイルを移動させて旅行フォルダなどに格納するように構成されてもよい。
本発明は、画像ファイルを分類する画像ファイル分類システムに好適に利用することができる。
1 :画像ファイル分類システム
2 :情報端末装置
6、7、8:記憶装置
30 :位置案内部
31 :位置情報取得部
32 :位置案内実行部
33 :移動履歴情報生成部
40 :旅行滞在地点フォルダ作成部
41 :旅行判定部
42 :滞在地点判定部
43 :フォルダ作成部
44 :滞在地点情報ファイル生成部
45 :旅行情報ファイル生成部
46 :移動履歴情報取得部
50 :画像ファイル分類部
51 :画像ファイル取得部
52 :分類フォルダ取得部
53 :画像旅行対応判定部
54 :画像地点対応判定部
55 :画像ファイル分類格納部

Claims (7)

  1. 画像ファイルを分類する画像ファイル分類システムであって、
    旅行に対応して作成された旅行フォルダと、前記旅行中に滞在した滞在地点毎に作成され、前記旅行フォルダに関連付けられた滞在地点フォルダと、前記旅行についての旅行中時刻の情報を含む旅行情報ファイルと、前記滞在地点それぞれの滞在中時刻の情報を含む滞在地点情報ファイルと、を取得する分類フォルダ取得部と、
    前記画像ファイルに含まれる撮影時刻の情報、及び前記旅行情報ファイルに含まれる前記旅行中時刻の情報に基づいて、前記画像ファイルが前記旅行に対応するか判定する画像旅行対応判定部と、
    前記画像旅行対応判定部により前記画像ファイルが前記旅行に対応すると判定されたことを条件として、前記画像ファイルに含まれる撮影時刻の情報、及び前記滞在地点情報ファイルに含まれる前記滞在地点それぞれの前記滞在中時刻の情報に基づいて、前記画像ファイルがいずれの前記滞在地点に対応するか判定する画像地点対応判定部と、
    前記画像ファイルが前記画像旅行対応判定部により前記旅行に対応すると判定され、前記画像地点対応判定部によりいずれかの前記滞在地点に対応すると判定された場合は、当該画像ファイルを、対応すると判定された前記滞在地点の前記滞在地点フォルダに格納し、前記画像ファイルが前記画像旅行対応判定部により前記旅行に対応すると判定され、前記画像地点対応判定部によりいずれの前記滞在地点にも対応しないと判定された場合は、当該画像ファイルを前記旅行フォルダに格納する画像ファイル分類格納部と、
    を備えた画像ファイル分類システム。
  2. 前記分類フォルダ取得部が取得する前記滞在地点情報ファイルには、前記滞在地点それぞれの滞在位置の情報が更に含まれ、
    前記画像地点対応判定部は、前記画像ファイルに撮影位置の情報が含まれる場合は、前記画像ファイルに含まれる前記撮影時刻の情報及び前記撮影位置の情報、並びに前記滞在地点情報ファイルに含まれる前記滞在地点それぞれの前記滞在中時刻の情報及び前記滞在位置の情報に基づいて、前記画像ファイルがいずれの前記滞在地点に対応するか判定する請求項1に記載の画像ファイル分類システム。
  3. 前記画像地点対応判定部は、前記画像ファイルに前記撮影位置の情報が含まれる場合は、前記画像ファイルに含まれる前記撮影時刻の情報、及び前記滞在地点情報ファイルに含まれる前記滞在地点それぞれの前記滞在中時刻の情報に基づいて、当該撮影時刻の情報がいずれの前記滞在地点の前記滞在中時刻の情報に対応するか判定する時刻対応判定を行うと共に、前記時刻対応判定により対応すると判定された前記画像ファイルと前記滞在地点との関係について、前記滞在地点情報ファイルに含まれる前記滞在位置の情報、及び前記画像ファイルに含まれる前記撮影位置の情報に基づいて、当該撮影位置の情報が前記対応すると判定された前記滞在地点の前記滞在位置の情報に対応するか判定する位置対応判定を行う請求項2に記載の画像ファイル分類システム。
  4. 前記分類フォルダ取得部が取得する前記旅行情報ファイルには、旅行経路を表す位置履歴の情報が更に含まれ、
    前記画像旅行対応判定部は、前記画像ファイルに撮影位置の情報が含まれる場合は、前記画像ファイルに含まれる前記撮影時刻の情報及び前記撮影位置の情報、並びに前記旅行情報ファイルに含まれる前記旅行中時刻の情報、及び前記位置履歴の情報に基づいて、前記画像ファイルが前記旅行に対応するか判定する請求項1から3のいずれか一項に記載の画像ファイル分類システム。
  5. 移動体の現在位置に関する情報を案内するナビゲーションシステムが作成した、前記移動体の位置と時刻が関連付けられた移動履歴情報を取得する移動履歴情報取得部と、
    前記移動履歴情報に基づいて、前記移動体の旅行の開始及び終了を判定する旅行判定部と、
    前記移動履歴情報に基づいて、前記旅行判定部により判定された前記旅行中に、前記移動体が滞在した地点である滞在地点を判定する滞在地点判定部と、
    前記旅行判定部により判定された前記旅行に対応する前記旅行フォルダを記憶装置内に作成すると共に、前記旅行フォルダに関連付けて、前記記憶装置内に、前記滞在地点判定部により判定された前記滞在地点毎に滞在地点フォルダを作成するフォルダ作成部と、
    前記滞在地点それぞれの滞在中時刻の情報及び滞在位置の情報を含む滞在地点情報ファイルを生成して、前記滞在地点フォルダに関連付けて前記記憶装置内に格納する滞在地点情報ファイル生成部と、
    前記旅行についての旅行中時刻の情報を含む旅行情報ファイルを生成して、前記旅行フォルダに関連付けて前記記憶装置内に格納する旅行情報ファイル生成部と、
    を更に備え、
    前記分類フォルダ取得部は、前記フォルダ作成部が作成した前記旅行フォルダ及び前記滞在地点フォルダと、前記滞在地点情報ファイル生成部が生成した前記滞在地点情報ファイルと、前記旅行情報ファイル生成部が生成した前記旅行情報ファイルと、を取得する請求項1から4のいずれか一項に記載の画像ファイル分類システム。
  6. 画像ファイルを分類する処理をコンピュータに実行させるための画像ファイル分類プログラムであって、
    旅行に対応して作成された旅行フォルダと、前記旅行中に滞在した滞在地点毎に作成され、前記旅行フォルダに関連付けられた滞在地点フォルダと、前記旅行についての旅行中時刻の情報を含む旅行情報ファイルと、前記滞在地点それぞれの滞在中時刻の情報を含む滞在地点情報ファイルと、を取得する分類フォルダ取得ステップと、
    前記画像ファイルに含まれる撮影時刻の情報、及び前記旅行情報ファイルに含まれる前記旅行中時刻の情報に基づいて、前記画像ファイルが前記旅行に対応するか判定する画像旅行対応判定ステップと、
    前記画像旅行対応判定ステップにより前記画像ファイルが前記旅行に対応すると判定されたことを条件として、前記画像ファイルに含まれる撮影時刻の情報、及び前記滞在地点情報ファイルに含まれる前記滞在地点それぞれの前記滞在中時刻の情報に基づいて、前記画像ファイルがいずれの前記滞在地点に対応するか判定する画像地点対応判定ステップと、
    前記画像ファイルが前記画像旅行対応判定ステップにより前記旅行に対応すると判定され、前記画像地点対応判定ステップによりいずれかの前記滞在地点に対応すると判定された場合は、当該画像ファイルを、対応すると判定された前記滞在地点の前記滞在地点フォルダに格納し、前記画像ファイルが前記画像旅行対応判定ステップにより前記旅行に対応すると判定され、前記画像地点対応判定ステップによりいずれの前記滞在地点にも対応しないと判定された場合は、当該画像ファイルを前記旅行フォルダに格納する画像ファイル分類ステップと、
    をコンピュータに実行させる画像ファイル分類プログラム。
  7. 画像ファイルを分類する画像ファイル分類方法であって、
    演算処理装置が、
    旅行に対応して作成された旅行フォルダと、前記旅行中に滞在した滞在地点毎に作成され、前記旅行フォルダに関連付けられた滞在地点フォルダと、前記旅行についての旅行中時刻の情報を含む旅行情報ファイルと、前記滞在地点それぞれの滞在中時刻の情報を含む滞在地点情報ファイルと、を取得する分類フォルダ取得ステップと、
    前記画像ファイルに含まれる撮影時刻の情報、及び前記旅行情報ファイルに含まれる前記旅行中時刻の情報に基づいて、前記画像ファイルが前記旅行に対応するか判定する画像旅行対応判定ステップと、
    前記画像旅行対応判定ステップにより前記画像ファイルが前記旅行に対応すると判定されたことを条件として、前記画像ファイルに含まれる撮影時刻の情報、及び前記滞在地点情報ファイルに含まれる前記滞在地点それぞれの前記滞在中時刻の情報に基づいて、前記画像ファイルがいずれの前記滞在地点に対応するか判定する画像地点対応判定ステップと、
    前記画像ファイルが前記画像旅行対応判定ステップにより前記旅行に対応すると判定され、前記画像地点対応判定ステップによりいずれかの前記滞在地点に対応すると判定された場合は、当該画像ファイルを、対応すると判定された前記滞在地点の前記滞在地点フォルダに格納し、前記画像ファイルが前記画像旅行対応判定ステップにより前記旅行に対応すると判定され、前記画像地点対応判定ステップによりいずれの前記滞在地点にも対応しないと判定された場合は、当該画像ファイルを前記旅行フォルダに格納する画像ファイル分類ステップと、
    を実行する画像ファイル分類方法。
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