JP2016099442A - 地図データ作成方法、地図表示方法、地図データ作成装置および地図表示装置 - Google Patents

地図データ作成方法、地図表示方法、地図データ作成装置および地図表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016099442A
JP2016099442A JP2014235132A JP2014235132A JP2016099442A JP 2016099442 A JP2016099442 A JP 2016099442A JP 2014235132 A JP2014235132 A JP 2014235132A JP 2014235132 A JP2014235132 A JP 2014235132A JP 2016099442 A JP2016099442 A JP 2016099442A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
map
road
character
character data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014235132A
Other languages
English (en)
Inventor
一郎 西川
Ichiro Nishikawa
一郎 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alpine Electronics Inc filed Critical Alpine Electronics Inc
Priority to JP2014235132A priority Critical patent/JP2016099442A/ja
Publication of JP2016099442A publication Critical patent/JP2016099442A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Instructional Devices (AREA)
  • Navigation (AREA)

Abstract

【課題】道路の使用状況を反映した文字データの表示を行うことができる地図データ作成方法、地図表示方法、地図データ作成装置および地図表示装置を提供すること。
【解決手段】地図データ作成・表示システムは、道路の使用実績を蓄積するとともにその内容を更新する使用実績蓄積・更新サーバ300と、地図作成の対象となる所定範囲に含まれる道路に対応する文字データについて表示位置の重なりの有無を判定する文字重なり判定部410と、文字重なり判定部410によって表示位置が重なっていると判定された複数の道路のそれぞれの使用実績を使用実績蓄積・更新サーバ300から読み出して取得する使用実績取得部420と、使用実績取得部420によって取得した道路の使用実績を用いて、文字重なり判定部410によって表示位置が重なっていると判定された文字データの表示優先度を決定する表示優先度決定部430とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、文字を伴った道路が含まれる地図表示や地図データ作成を行う地図データ作成方法、地図表示方法、地図データ作成装置および地図表示装置に関する。
従来から、文字データに優先順位を付け、文字データの表示位置が重なる場合に、優先順位の高い文字データを優先して表示するようにした車両用ナビゲーション装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この車両用ナビゲーション装置では、例えば、道路が最も高く、鉄道、行政区画、水系、浜の順に次第に低くなるように優先順位が設定されている。
また、従来から、所定の地点を検索したときに、検索された地点に対応する施設文字データの優先度を変更し、施設文字データの中で重なりが発生する場合に優先度の高い施設文字データを選択して地図表示を行うようにしたナビゲーションシステムが知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特開平7−301542号公報 特開2005−17043号公報
ところで、上述した特許文献1に開示された車両用ナビゲーション装置では、道路に対応する文字データの表示位置と、鉄道や行政区画等に対応する文字データの表示位置が重なった場合には道路の文字データを優先させて表示を行うことができるが、優先順位が同じ複数の道路の文字データの表示位置が重なった場合には、優先順位に基づく文字データを選択ができないことになる。特許文献1には、一番上に重ね書きされる文字データを優先して表示を行ったり、文字数の少ない文字データを優先して表示を行うなどの方法も開示されているが、いずれの方法を用いた場合であっても、実状(道路の使用状況)を反映させて文字データの表示を行っているとはいえないという問題があった。例えば、一般には交通量の多い道路の名称等が表示されると便利であると考えられるが、上述した方法や、特許文献2に開示されたナビゲーションシステムの手法を用いても、このような表示を行うことができなかった。
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、道路の使用状況を反映した文字データの表示を行うことができる地図データ作成方法、地図表示方法、地図データ作成装置および地図表示装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の地図データ作成方法は、使用実績蓄積・更新手段によって、道路の使用実績を蓄積するとともにその内容を更新することと、文字重なり判定手段によって、地図作成の対象となる所定範囲に含まれる道路に対応する文字データについて表示位置の重なりの有無を判定することと、使用実績取得手段によって、文字重なり判定手段によって表示位置が重なっていると判定された複数の道路のそれぞれの使用実績を使用実績蓄積・更新手段から読み出して取得することと、表示優先度決定手段によって、使用実績取得手段によって取得した道路の使用実績を用いて、文字重なり判定手段によって表示位置が重なっていると判定された文字データの表示優先度を決定することとを有している。
また、本発明の地図データ作成装置は、道路の使用実績を蓄積するとともにその内容を更新する使用実績蓄積・更新手段と、地図作成の対象となる所定範囲に含まれる道路に対応する文字データについて表示位置の重なりの有無を判定する文字重なり判定手段と、文字重なり判定手段によって表示位置が重なっていると判定された複数の道路のそれぞれの使用実績を使用実績蓄積・更新手段から読み出して取得する使用実績取得手段と、使用実績取得手段によって取得した道路の使用実績を用いて、文字重なり判定手段によって表示位置が重なっていると判定された文字データの表示優先度を決定する表示優先度決定手段とを備えている。
道路の使用実績を蓄積、更新するとともに、文字データの表示位置が重なる複数の道路があった場合に、蓄積された道路の使用実績を考慮することにより、道路の使用状況を反映した文字データの表示を行うことが可能となる。
また、上述した使用実績蓄積・更新手段は、複数の車両のそれぞれから送られてくる走行道路を特定可能なプローブ情報と、複数の利用者のそれぞれによって指定された探索条件を用いた経路探索処理によって決定した走行経路を特定可能な経路計算結果との少なくとも一方を集計することにより、道路の使用実績の蓄積、更新を行うことが望ましい。プローブ情報や、経路探索により得られた経路計算結果を集計することにより、道路の使用実績を効率よく収集することができる。
また、上述した文字重なり判定手段によって表示位置が重なっていると判定された複数の道路のそれぞれには、あらかじめ設定された優先度が対応付けられており、表示優先度決定手段は、あらかじめ設定された固定優先度と、使用実績取得手段によって取得した道路の使用実績とに基づいて、文字データの表示優先度を決定することが望ましい。あらかじめ設定された道路の優先度と使用実績とを組み合わせることにより、道路の文字データの選択に際して、道路の使用状況とともに道路に関する一般的な評価等を反映させることが可能となる。
また、上述した表示優先度決定手段によって決定された表示優先度が最も高い文字データを表示対象として含む地図データを地図データ作成手段によって作成することをさらに有することが望ましい。これにより、文字データの表示位置が重なった複数の道路が含まれる場合に、使用状況を反映して選択した文字データのみが含まれる地図データを作成することが可能となる。
また、本発明の地図データ表示方法は、上述した表示優先度決定手段によって決定された表示優先度が最も高い文字データに関する情報を表示優先度情報取得手段によって取得することと、地図描画手段によって、所定範囲の地図画像を描画するとともに、この描画処理に際して、この所定範囲に文字データの表示位置が重なっている複数の道路が含まれている場合に、優先道路情報取得手段によって取得した情報に基づいて一の文字データを選択することと、地図描画手段によって描画された地図画像を地図表示手段によって表示することとを有している。
また、本発明の地図データ表示装置は、上述した表示優先度決定手段によって決定された表示優先度が最も高い文字データに関する情報を取得する表示優先度情報取得手段と、所定範囲の地図画像を描画するとともに、この描画処理に際して、この所定範囲に文字データの表示位置が重なっている複数の道路が含まれている場合に、表示優先度情報取得手段によって取得した情報に基づいて一の文字データを選択する地図描画手段と、地図描画手段によって描画された地図画像を表示する地図表示手段とを備えている。
文字データの表示位置が重なった複数の道路が存在する場合に、道路の使用実績を考慮した文字データの表示優先度に関する情報を取得し、この情報に基づいて表示対象となる文字データを選択することにより、道路の使用状況を反映させて文字データの表示が重ならないようにした地図表示が可能となる。
一実施形態の地図データ作成・表示システムの構成を示す図である。 地図データ表示装置の構成を示す図である。 文字データの表示例を示す図である。
以下、本発明を適用した一実施形態の地図データ作成・表示システムについて、図面を参照しながら説明する。
図1は、一実施形態の地図データ作成・表示システムの構成を示す図である。図1に示すように、本実施形態の地図データ作成・表示システムは、車両100、経路探索サーバ200、使用実績蓄積・更新サーバ300、地図作成装置400を含んで構成されている。
車両100は、少なくとも自車の走行軌跡を含むプローブ情報を送信する。例えば、このプローブ情報の作成は、車両100に搭載されたナビゲーション装置を用いて行われる。また、プローブ情報の送信は、ナビゲーション装置に内蔵された、あるいは、外付けの通信装置を介して行われる。この通信装置としては、最も一般的には携帯電話や携帯端末装置が用いられるが、近距離通信モジュールや無線LANモジュールなどを通信装置として用いるようにしてもよい。
経路探索サーバ200は、車両100に搭載されたナビゲーション装置や、利用者が携帯するスマートフォン等の携帯端末装置500、屋内に設置あるいは可搬型のパーソナルコンピュータ510などから送られてくる経路探索依頼に対応して経路探索処理を実施する。この経路探索依頼には、出発地と目的地に関する情報や探索条件(一般道路/有料道路優先、距離優先、時間優先など)に関する情報が含まれており、経路探索処理によって、これら出発地から目的地までの走行経路が設定される。また、経路探索処理が終了すると、その結果(経路探索結果)が、経路探索依頼の送信元に送り返されるとともに、使用実績蓄積・更新サーバ300に向けて送信される。
使用実績蓄積・更新サーバ300は、道路の使用実績を蓄積するとともにその内容を更新する。具体的には、この道路の使用実績の蓄積および更新は、複数の車両100のそれぞれから送られてくるプローブ情報と、経路探索サーバ200から送られてくる経路探索結果の少なくとも一方(望ましくは両方)を集計することにより行われる。なお、プローブ情報の収集は、各車両100から送信されたプローブ情報を直接受信するようにしてもよいが、例えば車両メーカー毎に各種のサービスを提供するサーバを介して行うようにしてもよい。
地図作成装置400は、CPU、ROM、RAM等を用いて所定の動作プログラムを実行することにより、地図表示、施設検索、経路探索などに必要な地図データを作成する。この地図データは、経度および緯度で適当な大きさに区切られた矩形形状の図葉を単位として作成され。各図葉の地図データは、図葉番号を指定することにより特定される。この地図データは、経緯度で表現された点(ノード)の座標集合で表されており、また、道路は2以上のノードの連結からなり、2つのノードを連結した部分はリンクと呼ばれる。地図データは、道路リスト、ノードテーブル、交差点構成ノードリスト、交差点ネットリスト等からなるマップマッチング用及び経路探索用の道路データ、地図画面上に道路、公園、河川、目印となる建物や施設等の各種物件を表示するための背景データ、市町村名などの行政区画名、道路名、交差点名、建物の名前等の文字や地図記号等を表示するための文字・記号データなどから構成されている。
地図データを構成する各種データのうち本発明に関連するのは、文字・記号データの中の道路の名称等を示す文字データである。各道路に対応する文字データには、知名度や道路種別、道路幅員等に基づいてあらかじめ設定された固定優先度が設定されている。本実施形態では、複数の道路が接近しており、これら複数の道路のそれぞれに対応する文字データの表示位置が重なる場合を想定し、各文字データの表示優先度を道路の使用実績を考慮して設定する。
このために、地図作成装置400は、文字重なり判定部410、使用実績取得部420、表示優先度決定部430、地図データ作成部440を備えている。
文字重なり判定部410は、地図作成の対象となる所定範囲に含まれる道路に対応する文字データについて表示位置の重なりの有無を判定する。複数の道路があったときに、それぞれの道路に対応する文字データの表示位置が重なるか否かは、地図の表示縮尺や向きによる。文字重なり判定部410は、一部の表示縮尺や向きによっては表示位置が重なる場合も含め、文字データが重なる旨の判定を行う。
使用実績取得部420は、文字重なり判定部410によって文字データの表示位置が重なっていると判定された複数の道路のそれぞれの使用実績を使用実績蓄積・更新サーバ300から取得する。なお、一の道路に対応する使用実績(例えば、直近の所定期間における車両の走行回数や、経路探索処理によって設定された走行経路に含まれる回数)が、一の道路を構成する複数の区間毎に蓄積されており、文字データに対応する使用実績を取得する場合には、文字データが隣接する区間に対応する使用実績が読み出されて取得される。
表示優先度決定部430は、文字データのそれぞれに対応してあらかじめ設定された固定優先度と、使用実績取得部420によって取得した道路の使用実績とを用いて、文字重なり判定部410によって表示位置が重なっていると判定された文字データの表示優先度を決定する。例えば、上述した固定優先度については優先度が高いほど高得点となるように、道路の使用実績については車両の走行回数や走行経路に含まれる回数が多いほど高得点になるように点数付けがなされており、これらの合計点数が多いほど高い表示優先度となる。なお、あらかじめ設定された固定優先度を用いずに、使用実績取得部420によって取得した道路の使用実績のみを用いて、文字データの表示優先度を決定するようにしてもよい。地図データ作成部440は、表示優先度決定部430によって決定された表示優先度が最も高い文字データを表示対象として含む地図データを作成する。
このようにして表示優先度が設定された文字データが含まれる地図データが作成されると、作成された地図データは、CDやDVDあるいはその他の記憶媒体(USBメモリやハードディスク装置など)に保存される。これらのCD等に格納された地図データは、有償にて購入、あるいは、無償にて取得することができ、地図データ表示装置に取り込むことにより、道路に対応する文字データの表示位置の重なりがない地図表示を行うことが可能となる。
次に、地図データ表示装置について説明する。図2は、地図データ表示装置600の構成を示す図である。この地図データ表示装置600は、車両100に備わったナビゲーション装置、携帯端末装置500、パーソナルコンピュータ510等を用いて実現可能であり、CPU、ROM、RAM等を用いて所定の動作プログラムを実行することにより地図表示を行う。また、図2に示す構成は、地図データを取り込んだ後、複数の道路に対応する地図データの表示位置の重なりを判定し、表示対象となる一の表示データを選択して地図表示を行う構成に着目し、その他の構成については省略されている。
図2に示すように、地図データ表示装置600は、文字重なり判定部610、表示優先度情報取得部620、地図描画部630、表示処理部640、表示装置650を備えている。
文字重なり判定部610は、表示対象となる範囲に含まれる道路に対応する文字データの表示位置の重なりの有無を判定する。表示優先度情報取得部620は、上述した表示優先度決定部430によって決定された表示優先度が最も高い文字データに関する情報を取得する。この情報は、CD等で提供されて取り込まれた地図データに含まれているため、実際には、表示位置が重なっている複数の文字データがあったときに、その中で表示優先度が最も高い文字データを特定する情報が地図データの中から抽出される。
地図描画部630は、所定範囲の地図画像を描画するとともに、この描画処理に際して、この所定範囲に文字データの表示位置が重なっている複数の道路が含まれている場合に、表示優先度情報取得部620によって取得した情報に基づいて一の文字データを選択する。このため、最も表示優先度が高い文字データのみが選択され、他の文字データは描画に用いられないため、文字データが重なることはない。表示処理部640は、地図描画部630によって描画された地図画像を表示装置650に表示する。
上述した使用実績蓄積・更新サーバ300が使用実績蓄積・更新手段に、文字重なり判定部410が文字重なり判定手段に、使用実績取得部420が使用実績取得手段に、表示優先度決定部430が表示優先度決定手段に、地図データ作成部440が地図データ作成手段にそれぞれ対応する。また、表示優先度情報取得部620が表示優先度情報取得手段に、地図描画部630が地図描画手段に、表示処理部640、表示装置650が地図表示手段にそれぞれ対応する。
上述したように、本実施形態の地図データ作成・表示システムでは、地図データ作成に関して、
(1)使用実績蓄積・更新サーバ300によって、道路の使用実績を蓄積するとともにその内容を更新すること、
(2)文字重なり判定部410によって、地図作成の対象となる所定範囲に含まれる道路に対応する文字データについて表示位置の重なりの有無を判定すること、
(3)使用実績取得部420によって、文字重なり判定部410によって表示位置が重なっていると判定された複数の道路のそれぞれの使用実績を使用実績蓄積・更新サーバ300から読み出して取得すること、
(4)表示優先度決定部430によって、使用実績取得部420によって取得した道路の使用実績を用いて、文字重なり判定部410によって表示位置が重なっていると判定された文字データの表示優先度を決定すること、
(5)表示優先度決定部430によって決定された表示優先度が最も高い文字データを表示対象として含む地図データを地図データ作成部440によって作成すること、を含んでいる。
このように、道路の使用実績を蓄積、更新するとともに、文字データの表示位置が重なる複数の道路があった場合に、蓄積された道路の使用実績を考慮することにより、道路の使用状況を反映した文字データの表示を行うことが可能となる。
また、プローブ情報や、経路探索により得られた経路計算結果を集計することにより、道路の使用実績を効率よく収集することができる。
また、あらかじめ設定された道路の優先度と使用実績とを組み合わせることにより、道路の文字データの選択に際して、道路の使用状況とともに道路に関する一般的な評価等を反映させることが可能となる。
また、表示優先度決定部430によって決定された表示優先度が最も高い文字データを表示対象として含む地図データを地図データ作成部440によって作成しており、文字データの表示位置が重なった複数の道路が含まれる場合に、使用状況を反映して選択した文字データのみが含まれる地図データを作成することが可能となる。
また、本実施形態の地図データ作成・表示システムでは、地図データ表示に関して、
(A)表示優先度決定部430によって決定された表示優先度が最も高い文字データに関する情報を表示優先度情報取得部620によって取得すること、
(B)地図描画部630によって、所定範囲の地図画像を描画するとともに、この描画処理に際して、この所定範囲に文字データの表示位置が重なっている複数の道路が含まれている場合に、表示優先度情報取得部620によって取得した情報に基づいて一の文字データを選択すること、
(C)地図描画部630によって描画された地図画像を表示処理部640によって表示装置650に表示すること、とを含んでいる。
図3は、文字データの表示例を示す図である。図3において、A、B、Cは地図の表示範囲内において互いに接近している3本の道路を、「AAA路」は道路Aに対応する文字データを、「BBB路」は道路Bに対応する文字データを、「CCC路」は道路Cに対応する文字データを示している。
使用実績取得部420によって取得した道路A、B、Cの使用実績を比べると、道路Aの使用実績が高く、道路Bの使用実績が次に高く、道路Cの使用実績が最も低いものとする。また、これらの各道路の使用実績と、各道路に対応する文字データ「AAA路」、「BBB路」、「CCC路」に対応する固定優先度とに基づいて設定される表示優先度は、文字データ「AAA路」が最も高くなったものとする。
3本の道路A、B、Cとそれぞれに対応する文字データ「AAA路」、「BBB路」、「CCC路」を全て表示するように地図画像を描画すると図3(A)に示すようになる。しかし、本実施形態では、道路の使用実績を考慮した結果、道路Aに対応する文字データ「AAA路」の表示優先度が最も高くなったため、図3(B)のように道路Aに対応する文字データ「AAA路」のみが描画される。
このように、文字データの表示位置が重なった複数の道路が存在する場合に、道路の使用実績を考慮した文字データの表示優先度に関する情報を取得し、この情報に基づいて表示対象となる文字データを選択することにより、道路の使用状況を反映させて文字データの表示が重ならないようにした地図表示が可能となる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。例えば、上述した実施形態では、車両100に備わったナビゲーション装置等によって構成される地図データ表示装置600に対して、地図作成装置400によって作成された地図データをCD等の形態で提供する場合について説明したが、インターネット等の通信手段を介して送信するようにしてもよい。また、地図データ全体をCD等の形態で提供する代わりに、各道路に対応する文字データとこの文字データの表示優先度を含む部分データをCD等の形態で、あるいは通信手段を介して提供するようにしてもよい。
上述したように、本発明によれば、道路の使用実績を蓄積、更新するとともに、文字データの表示位置が重なる複数の道路があった場合に、蓄積された道路の使用実績を考慮することにより、道路の使用状況を反映した文字データの表示を行うことが可能となる。
100 車両
200 経路探索サーバ
300 使用実績蓄積・更新サーバ
400 地図作成装置
410 文字重なり判定部
420 使用実績取得部
430 表示優先度決定部
440 地図データ作成部
600 地図データ表示装置
610 文字重なり判定部
620 表示優先度情報取得部
630 地図描画部
640 表示処理部
650 表示装置

Claims (7)

  1. 使用実績蓄積・更新手段によって、道路の使用実績を蓄積するとともにその内容を更新することと、
    文字重なり判定手段によって、地図作成の対象となる所定範囲に含まれる道路に対応する文字データについて表示位置の重なりの有無を判定することと、
    使用実績取得手段によって、前記文字重なり判定手段によって表示位置が重なっていると判定された複数の道路のそれぞれの使用実績を前記使用実績蓄積・更新手段から読み出して取得することと、
    表示優先度決定手段によって、前記使用実績取得手段によって取得した道路の使用実績を用いて、前記文字重なり判定手段によって表示位置が重なっていると判定された文字データの表示優先度を決定することと、
    を有することを特徴とする地図データ作成方法。
  2. 請求項1において、
    前記使用実績蓄積・更新手段は、複数の車両のそれぞれから送られてくる走行道路を特定可能なプローブ情報と、複数の利用者のそれぞれによって指定された探索条件を用いた経路探索処理によって決定した走行経路を特定可能な経路探索結果との少なくとも一方を集計することにより、道路の使用実績の蓄積、更新を行うことを特徴する地図データ作成方法。
  3. 請求項1または2において、
    前記文字重なり判定手段によって表示位置が重なっていると判定された複数の道路のそれぞれには、あらかじめ設定された優先度が対応付けられており、
    前記表示優先度決定手段は、あらかじめ設定された固定優先度と、前記使用実績取得手段によって取得した道路の使用実績とに基づいて、文字データの表示優先度を決定することを特徴とする地図データ作成方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項において、
    前記表示優先度決定手段によって決定された表示優先度が最も高い道路の文字データを表示対象として含む地図データを地図データ作成手段によって作成することをさらに有する地図データ作成方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の前記表示優先度決定手段によって決定された表示優先度が最も高い文字データに関する情報を表示優先度情報取得手段によって取得することと、
    地図描画手段によって、所定範囲の地図画像を描画するとともに、この描画処理に際して、この所定範囲に文字データの表示位置が重なっている複数の道路が含まれている場合に、前記表示優先度情報取得手段によって取得した情報に基づいて一の文字データを選択することと、
    前記地図描画手段によって描画された地図画像を地図表示手段によって表示することと、
    を有することを特徴とする地図データ表示方法。
  6. 道路の使用実績を蓄積するとともにその内容を更新する使用実績蓄積・更新手段と、
    地図作成の対象となる所定範囲に含まれる道路に対応する文字データについて表示位置の重なりの有無を判定する文字重なり判定手段と、
    前記文字重なり判定手段によって表示位置が重なっていると判定された複数の道路のそれぞれの使用実績を前記使用実績蓄積・更新手段から読み出して取得する使用実績取得手段と、
    前記使用実績取得手段によって取得した道路の使用実績を用いて、前記文字重なり判定手段によって表示位置が重なっていると判定された文字データの表示優先度を決定する表示優先度決定手段と、
    を備えることを特徴とする地図データ作成装置。
  7. 請求項6に記載の前記表示優先度決定手段によって決定された表示優先度が最も高い文字データに関する情報を取得する表示優先度情報取得手段と、
    所定範囲の地図画像を描画するとともに、この描画処理に際して、この所定範囲に文字データの表示位置が重なっている複数の道路が含まれている場合に、前記表示優先度情報取得手段によって取得した情報に基づいて一の文字データを選択する地図描画手段と、
    前記地図描画手段によって描画された地図画像を表示する地図表示手段と、
    を備えることを特徴とする地図データ表示装置。
JP2014235132A 2014-11-20 2014-11-20 地図データ作成方法、地図表示方法、地図データ作成装置および地図表示装置 Pending JP2016099442A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014235132A JP2016099442A (ja) 2014-11-20 2014-11-20 地図データ作成方法、地図表示方法、地図データ作成装置および地図表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014235132A JP2016099442A (ja) 2014-11-20 2014-11-20 地図データ作成方法、地図表示方法、地図データ作成装置および地図表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016099442A true JP2016099442A (ja) 2016-05-30

Family

ID=56077022

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014235132A Pending JP2016099442A (ja) 2014-11-20 2014-11-20 地図データ作成方法、地図表示方法、地図データ作成装置および地図表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016099442A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018124376A (ja) * 2017-01-31 2018-08-09 株式会社トヨタマップマスター 地図作成装置、地図作成方法及びそのプログラム、記録媒体
JP2018128587A (ja) * 2017-02-09 2018-08-16 株式会社トヨタマップマスター 地図作成装置、地図作成方法及びそのプログラム、記録媒体
JP2018205830A (ja) * 2017-05-30 2018-12-27 株式会社日立システムズ 信号通過予測システム
JP2020134702A (ja) * 2019-02-20 2020-08-31 株式会社ゼンリンデータコム 地図表示装置、方法およびプログラム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018124376A (ja) * 2017-01-31 2018-08-09 株式会社トヨタマップマスター 地図作成装置、地図作成方法及びそのプログラム、記録媒体
JP2018128587A (ja) * 2017-02-09 2018-08-16 株式会社トヨタマップマスター 地図作成装置、地図作成方法及びそのプログラム、記録媒体
JP2018205830A (ja) * 2017-05-30 2018-12-27 株式会社日立システムズ 信号通過予測システム
JP2020134702A (ja) * 2019-02-20 2020-08-31 株式会社ゼンリンデータコム 地図表示装置、方法およびプログラム
JP7189798B2 (ja) 2019-02-20 2022-12-14 株式会社ゼンリンデータコム 地図表示装置、方法およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10101165B2 (en) Electronic device and method for planning tour route
US10216765B2 (en) Image based routing and confirmation
CN110617830A (zh) 自动确定的起点与所选终点之间的导航路线指引
KR20120017405A (ko) 관심 지점을 디스플레이하는 방법 및 시스템
US11257200B1 (en) Computationally efficient distance-based score approximations
US11385063B1 (en) Computationally efficient distance-based score approximations
US11602974B2 (en) System and method for generating map data associated with road objects
JP2016099442A (ja) 地図データ作成方法、地図表示方法、地図データ作成装置および地図表示装置
JP2010271205A (ja) 経路検証システムにおける経路検証方法
CN105556510B (zh) 地图信息处理装置、数据生成方法
CN104995485B (zh) 用于车辆使用记录的方法及设备
JP2010043964A (ja) 計算機システム及び経路案内方法
JP2006309581A (ja) ナビゲーションシステム、キャッシュメモリ及びキャッシュ管理方法
JP5432740B2 (ja) 地図情報表示装置、地図情報表示方法、及びプログラム
JP6223019B2 (ja) 経路探索装置および経路探索方法
JP6208597B2 (ja) 施設評価装置及び方法、並びに施設を評価するためのコンピュータプログラム及びコンピュータプログラムを記録した記録媒体
JP5583178B2 (ja) 重要領域決定装置及び方法及びプログラム
KR101927270B1 (ko) 목적지 추정 표출을 포함하는 내비게이션 안내 방법과 이를 적용한 내비게이션 단말기
US20140039789A1 (en) Dynamic progressive map granularity for navigation
JP6533742B2 (ja) 施設案内システム、施設案内方法、及び施設案内プログラム
JP6517486B2 (ja) 地図表示システム
JP6446811B2 (ja) 施設案内システム、施設案内方法、及び施設案内プログラム
JP5710796B2 (ja) 情報提供装置、情報提供方法及び情報提供プログラム
JP2013152500A (ja) ナビゲーションシステム、情報処理装置、情報処理サーバ、ナビゲーション方法、及びナビゲーションプログラム
JP7473444B2 (ja) ナビゲーション装置、ナビゲーション方法、及びプログラム