JP2010271205A - 経路検証システムにおける経路検証方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】
カーナビゲーションシステムが最短時間で目的地に到達すると提示したルートを検証する。
【解決手段】
経路検証方法において、サーバが、カーナビゲーション装置を搭載した車両の出発地と目的地を含む経路情報をネットワークを介して取得するステップと、複数の車両から取得済みの経路情報に基づいて出発地から目的地へ移動するときの最短所要時間の経路を算出するステップと、最短所要時間の経路の経路情報を端末装置に送信するステップと、端末装置が、最短所要時間の経路とカーナビゲーション装置を搭載した車両が出発地から目的地まで走行した際の経路とを表示部に表示するステップと、を有し、最短所要時間の経路は、複数の車両から取得済みの経路情報に含まれる、前記車両が走行すると予測される時刻におけるリンク旅行時間を用いて算出する。
【選択図】図1
カーナビゲーションシステムが最短時間で目的地に到達すると提示したルートを検証する。
【解決手段】
経路検証方法において、サーバが、カーナビゲーション装置を搭載した車両の出発地と目的地を含む経路情報をネットワークを介して取得するステップと、複数の車両から取得済みの経路情報に基づいて出発地から目的地へ移動するときの最短所要時間の経路を算出するステップと、最短所要時間の経路の経路情報を端末装置に送信するステップと、端末装置が、最短所要時間の経路とカーナビゲーション装置を搭載した車両が出発地から目的地まで走行した際の経路とを表示部に表示するステップと、を有し、最短所要時間の経路は、複数の車両から取得済みの経路情報に含まれる、前記車両が走行すると予測される時刻におけるリンク旅行時間を用いて算出する。
【選択図】図1
Description
本発明は、経路検証システムにおける経路検証方法に関する。
特許文献1には、出発地から目的地までの経路探索を行い、探索された複数の経路の一つを操作者の指示に従がって案内経路として設定して経路案内をするカーナビゲーション装置において、案内経路として設定されなかった他の経路を経路情報記憶部に記憶しておき、設定された案内経路に基づいた経路案内が開始されたとき、新しく交通情報受信部が受信した交通情報を用いて、出発地から目的地まで実時間の走行シミュレーションの演算処理を行い、設定された案内経路の所要時間と比較可能とする方法が記されている。
上記方法では、最初に案内経路を設定するときに案内経路として設定されなかった他の経路を選択し、その経路に対してシミュレーションの演算を行うため、最も到着時刻の早い経路がそれ以外の経路であった場合、その最も到着時刻の早い経路と案内経路を比較することができないという課題がある。
また、取得する交通情報は一般に実走行時間に対して遅れがある。複数の経路を比較する場合に最も良い方法は同時に複数台の車両を同じ目的地に向かって異なる経路で走行させることであり、比較精度はその状況をいかに精度よくシミュレーションできるかに依存する。交通情報の場合、実走行時間に対して遅れがあるため、事故などの突発的なイベントがある場合シミュレーション結果が実態に合わない場合が出ると考えられる。
上記課題を解決するため、本発明は以下の構成を備える。即ち、カーナビゲーション装置と、カーナビゲーション装置とネットワークを介して接続されたサーバと、サーバとネットワークを介して接続された端末装置と、を備える経路検証システムにおける経路検証方法において、サーバが、カーナビゲーション装置を搭載した車両の出発地と目的地を含む経路情報を、カーナビゲーション装置からネットワークを介して取得するステップと、 複数の車両から取得済みの経路情報に基づいて出発地から目的地へ移動するときの最短所要時間の経路を算出するステップと、最短所要時間の経路の経路情報を端末装置に送信するステップと、端末装置が、最短所要時間の経路とカーナビゲーション装置を搭載した車両が出発地から目的地まで走行した際の経路とを表示部に表示するステップと、を有し、 最短所要時間の経路は、複数の車両から取得済みの経路情報に含まれる、前記車両が走行すると予測される時刻におけるリンク旅行時間を用いて算出する。
本発明によれば、センタで収集された他の車両の走行情報を元に、最短走行経路と、実際に走行した経路とを比較検証できる。また、最少消費燃料の経路と、実際に走行した経路とを比較検証できる。
以下、本発明の実施形態を説明する。
本実施形態では、車両にカーナビゲーション装置が搭載されており、そのカーナビゲーション装置は携帯電話等の無線通信デバイスを用いてセンタと通信する、いわゆるテレマティクスサービスに加入していることを想定する。また、センタはいわゆるテレマティクスセンタであり、他の複数のカーナビゲーション装置と通信して複数の車両の走行データを取得できることを想定する。
図1に本実施形態の全体構成図を示す。101はテレマティクスシステムに接続するカーナビである。通常、カーナビの所有者はテレマティクスの加入契約を結ぶことで、所有するカーナビを携帯電話等の無線通信手段を用いてテレマティクスサービスを受けることができる。ここでは101の所有者がテレマティクスに加入しているものとする。102はカーナビ101と短距離無線通信によって接続する携帯電話である。カーナビ101がテレマティクスサービスを受ける場合、この携帯電話102を介してサービスを受ける。103は携帯電話が通信を行うためのネットワークであり、典型的には携帯電話網である。携帯電話102はこのネットワーク103を介してテレマティクスセンタと通信を行う。
104はテレマティクスセンタである。このテレマティクスセンタ104の中にはGW105、ルート検証サーバ106、データベース120があり、データベース120にはテレマティクスサービス契約会員情報であり会員情報121、車種情報122、地図情報123、統計交通情報124、複数の車両の走行データであるプローブデータ125、ルート検証用情報126の各種情報が蓄積されている。
また、ルート検証サーバ106は制御部であるCPU、ルート検証のプログラムを格納するハードディスク等の記憶部、カーナビ101やPC108とネットワークを介して通信する通信部、データベース120にアクセスして各種情報を取得するためのインターフェース部を備えている(図示せず)。
107は外部からルート検証サーバ106に通信するためのネットワークである。PC108はネットワーク107に接続されており、該ネットワーク経由でルート検証サーバ106と通信することができる。
なお、ここではカーナビ101を携帯電話102と接続してルート検証サーバ106と通信する方式を示したが、例えばカーナビ101が内部に携帯電話網と接続するための通信部を備える方式でも構わない。また、携帯電話網だけでなく、その他の通信網と接続する方式でも構わない。
図2に本実施形態のカーナビのハードウェア構成図を示す。201はカーナビ101のCPUである。202はカーナビのメモリである。CPU201とメモリ202はバス等の信号線203で接続されている。CPU201は別のバス等の信号線204で以下の各装置に接続している。205は画像処理部である。画像処理部205はケーブル206でディスプレイ207に接続される。ここで画像処理部205はナビゲーションに必要な地図等の描画を計算し、ケーブル206を介して、ディスプレイ207に描画信号を送る。208はフラッシュメモリである。これは地図データ等を保持するために用いる。209は近距離通信デバイスである。近距離通信デバイス209は無線通信を行い、信号線204から送受信したデータを無線通信を用いて、外部機器と送受信する機能を持つ。210はGPSデバイスである。GPS信号を受信し、解析することによって自身の位置情報と正確な時刻を取得し、信号線204とデータのやり取りを行う。また信号線204にはジャイロセンサ211やパルスカウンタ212等の各種センサが接続されている。213はCANバスである。この先に車両の各種ECUが接続されており、速度と燃料消費量を取得することができる。
図3は本実施形態の会員情報121が備える会員情報テーブルである。本実施形態では、会員ID301としてAAA-BBBが登録されている。契約者名302として「山田太郎」が登録されている。機器ID303としてCCC-DDDが登録されている。車両種別304としてEEEが登録されている。
図4は本実施形態の車種情報122が備える車種情報テーブルである。このテーブルは車種401と燃費係数402からなる。この例では車種としてEEEとFFFが登録されている。また燃費係数としてEEEとFFFに対してそれぞれ1.0と1.2と登録されている。この燃費係数は単位距離当たりに消費する燃料消費量の目安を表しており、EEEよりもFFFは20%燃料消費量が大きいことを表す。
図5は本実施形態の地図情報123が備える地図情報テーブルである。このテーブルのデータ項目は、地図を構成する道路の位置要素であるリンクのうち、ある一つを指定するための識別子であるリンクID501、当該リンクの種別を示す道路種別502、当該リンクの長さを示す距離503である。本実施形態では、リンクID501としてLINK1、道路種別502として県道、距離503として100mという情報が保管されている。
図6は本実施形態の統計交通情報124が備える統計交通情報テーブルである。このテーブルはリンクID601とリンク旅行時間からなる。この例では2008年1月1日0時00分〜0時10分までのリンク旅行時間602と、2008年1月1日0時10分〜0時20分までのリンク旅行時間603としてそれぞれ1分間かかることが登録されている。このテーブルは図5で示した地図情報の全てのリンクに対してリンク旅行時間が登録されている。また、本実施形態ではリンク旅行時間は1か月間保管されており、2008年1月の一か月間に渡るリンク旅行時間が10分間刻みで保管されている。
図7は本実施形態のプローブデータ125が備えるプローブデータテーブルである。 このテーブルはリンクID701、リンク走行開始時刻702、リンク旅行時間703、リンク燃料消費量704からなる。これらのデータは各車両にて生成されたのち、テレマティクスセンタ104に送信されてプローブデータテーブル125に蓄積されるものである。本実施形態では、リンクID701としてLINK1が、リンク走行開始時刻702として00:00:03(0時0分03秒)が、リンク旅行時間703として00:01:05が、リンク燃料消費量704として10ccが、車種としてEEEが登録されている。
図8は本実施形態のルート検証用データ126が備えるルート検証用データテーブルである。このテーブルに含まれるデータは車両に搭載されたカーナビ101からセンタ104に送信されるものであり、カーナビ101において目的地を設定した後に目的地に到着した場合に送信される情報である。この情報はテレマティクスセンタ104のデータベース120でルート検証用データ126として蓄積される。本実施形態では、カーナビ101から以下の情報が送信される。
801はカーナビゲーション装置を識別するための機器IDである。802はカーナビゲーション装置上でドライバが目的地を設定した時刻における車両の位置を示す、出発位置情報である。これはGPS等から算出した緯度および経度からなる。803はカーナビゲーション装置上でドライバが目的地を設定した時刻を表す経路設定時刻である。804はドライバが設定した目的地の緯度と経度を含む目的地位置情報である。805は目的地に到着した時刻である。806はドライバがカーナビゲーション装置上でルートを探索したときに、カーナビゲーション装置が提示したルートである。このルートはリンクデータの連続として定義され、探索結果であるルートを構成するリンクとその順序が記載されている。807は実際走行したルートである、走行ルート情報である。このデータも提示ルート情報806と同様にリンクデータの連続として定義され、実際に走行したルートを構成するリンクとその順序が記載されている。
図9は本実施形態のルート検証フローである。このフローはルート検証サーバ106で動作するプログラムの処理内容を示す。このフローによって、ユーザがテレマティクスセンタ104にルートの検証を要求したときに、ルートを比較して図示することが可能となる。本プログラムはテレマティクスセンタ104におけるルート検証サーバ106の記憶部に記憶されている。本プログラムは、ルート検証サーバ106の制御部であるCPUが記憶部からプログラムを読み出して実行される。ルート検証時には、データベース120に格納された各種情報を取得してルート検証が実行される。これらを実行する際の動作を図9−12を用いて以下に詳述する。これらの図の説明では便宜上ルート検証サーバ106を動作主体として説明するが、実際にはCPUが上述のようにプログラムを実行することになる。
本フローはまずユーザからのアクセス受付によって開始する(ステップ901)。ユーザのアクセスはPC108からネットワーク107経由でルート検証サーバ106にアクセスすることによって行われる。また、ユーザは契約しているテレマティクスサービスのユーザIDを有しておりアクセス時にはHTTPのクッキーなどの手段を用いてルート検証サーバ106にその情報が送られる。そのため、ルート検証サーバ106は会員情報121を参照することでどのユーザがアクセスしてきたかを特定することができる。
次にルート検証サーバ106は会員IDから機器IDを取得する(ステップ902)。予め取得したユーザIDを用いて、図3に示した会員情報121を検索することで会員ID301から機器ID303を特定する。このようにして機器IDを取得することで、アクセスしてきたユーザがどのナビゲーション装置を所有しているかを特定できる。
次に機器IDから図8に示したルート検証用情報126を検索し、当該ユーザのルート検証用情報を取得する(ステップ903)。
このとき、ルート検証用情報は複数存在しうる。そのため、図10に示すルート選択画面を表示する(ステップ904)。この画面ではデータベース120のルート検証用情報126に蓄積されている当該ユーザのルート検証用情報をすべて表示する。ルートそれぞれの情報には走行時刻が記されており、ユーザがいつ走行したルートの検証をしたいかが選択できる。なお、ユーザごとの走行ルートは会員情報121の会員ID、機器IDと、ルート検証用情報126の機器ID、走行ルート情報とを参照することで特定することが可能である。
ユーザが検証するルートを選択すると、その情報がルート検証サーバ106に送信され、ルート検証サーバ106はルート選択結果を受付ける(ステップ905)。
次にルート検証情報からルートの検証を行う(ステップ906)。このルートの検証では選択されたルートの出発地の位置802、出発時刻(経路設定時刻)803、目的地位置情報804を用いて、当該出発時刻における出発地から目的地までの経路のうち、最短時間で到達するルートと最も燃料消費量の少ないルートを図5に示した地図情報123、図6に示した統計交通情報124、図7に示したプローブデータ125から計算する。
これはダイクストラ法を用いて計算するが、リンクコストの計算方法が通常と異なる。以下、その具体的な計算方法を説明する。
図11は本実施形態の最短時間ルートを算出するためのリンクコスト算出方法である。ダイクストラ法を用いて最短時間ルートを算出するためには、ある地点からリンクで結ばれる隣接地点までのリンク旅行時間を加算していき、それが最少になるルートを見つければよい。そこで、リンクコストを算出するときに、ある地点からまず前後5分間のプローブデータ125から検索する(ステップ1101)。
もしデータがあれば、図7に示すようにそのデータにはリンク旅行時間が記されているため、その値をリンクコストとして設定する(ステップ1102)。仮に2つ以上該当するデータがあればそのリンク旅行時間の平均値をリンクコストとして設定する。
もし、プローブデータ125に前後5分以内のデータがなければ図6に示すように統計交通情報として当該時刻におけるリンク旅行時間が登録されているため、そのリンク旅行時間をリンクコストとして設定する(ステップ1103)。
そのリンクコストをもってダイクストラ法によって目的地までの検索を繰り返すことで、それぞれの地点における到達時間が計算でき、最短時間で目的地に到達する経路を決定することができる。なお、ここではプローブデータを検索する条件として、前後5分間としているが、これはプローブデータの多寡と結果に要求される正確性によって調整するパラメータであり、任意の値で良い。この値が大きい場合、プローブデータが検索によってヒットする可能性が上がるため、実データを用いたルート検証結果が得やすい一方、時刻の違いによるデータの精度が下がることが起こりうる。この値を小さくすると、プローブデータが検索によってヒットする可能性が下がる。仮に非常に短い時間にすると、プローブデータが全く見つからないため、統計交通情報のみから最短時間ルート探索をするため、カーナビ101で探索するルートと同じルートが得られることとなる。検索条件の時間間隔はプローブデータの量に応じて調整しなければならない。
図12は本実施形態の最短時間ルートを算出するためのリンクコスト算出方法である。ダイクストラ法を用いて最も燃料消費量が少ないルートを算出するためにはある地点からリンクで結ばれる隣接地点までの燃料消費量を加算していき、それが最少になるルートを見つければよい。そこで、最短時間ルートを算出するときと同様にある地点からまず前後5分間のプローブデータ125から検索する(ステップ1201)。
もしデータがあれば、図7に示すようにそのデータには燃料消費量が記されている。燃料消費量は車種によって大きく異なるため、図4に示す車種情報122に記されている燃料消費量係数を用いて当該車種の燃料消費量に換算する。例えば、プローブデータに記されたリンク燃料消費量が10cc、プローブデータに記された車種の燃料消費量係数が1.2、ユーザの車種の燃料消費量係数が0.8である場合、10cc÷1.2×0.8=9.6ccがリンクコストとして計算され(ステップ1202)、その値がリンクコストとして設定される(ステップ1204)。
また、プローブデータに前後5分間のデータが存在しない場合、道路種別および統計交通情報のリンク旅行時間から燃料消費量を算出する(ステップ1203)。この算出方法はカーナビゲーション装置と同様の算出方法を用いればよい。
算出された燃料消費量はリンクコストとして設定される(ステップ1204)。
このようにすることで実際の車両の走行データがあればそれを優先的に用いることとなり、実データを用いたより精度の高い、最短時間ルートおよび最も燃料消費量の少ないルートを算出することができる。
以上の計算により算出された最短時間ルートに関する情報、最少燃料消費ルートに関する情報は、ルート検証サーバ106からネットワークを介してカーナビ101へ送信される。カーナビ101では送信された算出結果を用いて検証結果表示(ステップ907)を行う。即ち、カーナビ101の表示部に最短時間ルートまたは最少燃料消費ルートを表示し、或いは、表示部に最短時間ルートおよび最少燃料消費ルートの両方を表示する。
なお、ここではルート検証サーバ106からカーナビ101に算出結果を送信する例を示したが、ルート検証サーバ106からネットワークを介してPC108へ算出された最短時間ルートに関する情報、最少燃料消費ルートに関する情報を送信しても良い。この場合には、PC108の標示部に最短時間ルートまたは最少燃料消費ルートを表示し、或いは、表示部に最短時間ルートおよび最少燃料消費ルートの両方を表示する。
検証結果の表示イメージを図13に示す。
図13では出発地から目的地まで、4本のルートが表示されている。1番目は実際に走行したルートである。2番目はカーナビ101が当初探索結果としてユーザに提示したルートである。3番目は最短時間ルートである。4番目は最も燃料消費量が少ない、いわゆるエコルートである。このように図示することでユーザは次回走行する場合にどのルートを選ぶべきかを判断することができるようになる。
101…カーナビゲーション装置、102…携帯電話、103…ネットワーク、104…テレマティクスセンタ、105…GW、106…ルート検証サーバ、107…ネットワーク、108…PC。
Claims (11)
- カーナビゲーション装置と、前記カーナビゲーション装置とネットワークを介して接続されたサーバと、前記サーバとネットワークを介して接続された端末装置と、を備える経路検証システムにおける経路検証方法において、
前記サーバが、
前記カーナビゲーション装置を搭載した車両の出発地と目的地を含む経路情報を、前記カーナビゲーション装置から前記ネットワークを介して取得するステップと、
複数の車両から取得済みの経路情報に基づいて前記出発地から前記目的地へ移動するときの最短所要時間の経路を算出するステップと、
前記最短所要時間の経路の経路情報を前記端末装置に送信するステップと、
前記端末装置が、
前記最短所要時間の経路と前記カーナビゲーション装置を搭載した車両が前記出発地から前記目的地まで走行した際の経路とを表示部に表示するステップと、を有し、
前記最短所要時間の経路は、前記複数の車両から取得済みの経路情報に含まれる、前記車両が走行すると予測される時刻におけるリンク旅行時間を用いて算出することを特徴とする経路検証方法。 - 請求項1記載の経路検証方法において、
前記リンク旅行時間は、前記出発地から前記目的地への経路のうちの一部区間を走行した車両が当該一部区間を走行した際の走行時間であることを特徴とする経路検証方法。 - 請求項1または2記載の経路検証方法において、
前記リンク旅行時間は、前記車両が走行すると予測される時刻の前後5分以内に前記一部区間を走行した車両の走行時間であることを特徴とする経路検証方法。 - 請求項1または2記載の経路検証方法において、
前記リンク旅行時間は、前記車両が走行すると予測される時刻の前後5分以内に前記一部区間を走行した車両がないときは、統計交通情報から算出される走行時間であることを特徴とする経路検証方法。 - 請求項1から4のいずれか記載の経路検証方法において、
前記最短所要時間の経路は、前記出発地から前記目的地までのリンク旅行時間の合計加算値が最少となる経路であることを特徴とする経路検証方法。 - カーナビゲーション装置と、前記カーナビゲーション装置とネットワークを介して接続されたサーバと、前記サーバとネットワークを介して接続された端末装置と、を備える経路検証システムにおける経路検証方法において、
前記サーバが、
前記カーナビゲーション装置を搭載した車両の出発地と目的地を含む経路情報を、前記カーナビゲーション装置からネットワークを介して取得するステップと、
複数の車両から取得済みの経路情報に基づいて前記出発地から前記目的地へ移動するときの最少消費燃料の経路を算出するステップと、
前記最少消費燃料の経路の経路情報を前記端末装置に送信するステップと、
前記端末装置が、
前記最少消費燃料の経路と前記カーナビゲーション装置を搭載した車両が前記出発地から前記目的地まで走行した際の経路とを表示部に表示するステップと、を有し、
前記最少消費燃料の経路は、前記複数の車両から取得済みの経路情報に含まれる、前記車両が走行すると予測される時刻におけるリンク燃料消費量を用いて算出することを特徴とする経路検証方法。 - 請求項6記載の経路検証方法において、
前記リンク燃料消費量は、前記出発地から前記目的地への経路のうちの一部区間を走行した車両が当該一部区間を走行した際の燃料消費量であることを特徴とする経路検証方法。 - 請求項6または7記載の経路検証方法において、
前記リンク燃料消費量は、前記車両が走行すると予測される時刻の前後5分以内に前記一部区間を走行した車両の燃料消費量であることを特徴とする経路検証方法。 - 請求項6または7記載の経路検証方法において、
前記リンク燃料消費量は、前記車両が走行すると予測される時刻の前後5分以内に前記一部区間を走行した車両がないときは、統計交通情報から算出される燃料消費量であることを特徴とする経路検証方法。 - 請求項6から9のいずれか記載の経路検証方法において、
前記リンク燃料消費量は、車種ごとに補正されることを特徴とする経路検証方法。 - 請求項6から9のいずれか記載の経路検証方法において、
前記最少消費燃料の経路は、前記出発地から前記目的地までのリンク燃料消費量の合計加算値が最少となる経路であることを特徴とする経路検証方法。
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