JP2018132906A - 情報処理サーバ、クライアントおよび情報処理システム - Google Patents

情報処理サーバ、クライアントおよび情報処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】クライアントにおいて撮像された複数の画像に基づき、ユーザにとってより有意義な形態で情報を生成しうる情報処理サーバ等を提供する。【解決手段】移動体XのON期間の開始に応じて、クライアント2に登録済みの撮像画像と「指定地点」とが対応付けられて情報処理サーバ1に送信されてデータベース10に登録される。データベース10に登録された画像に基づいて編集方針が決定され、または、クライアント2において編集方針が指定される。そして、クライアント2の旅行期間に撮像され、データベース10に登録された複数の画像が、編集方針にしたがって編集されることにより、当該旅行期間における「画像ライブラリ」が生成される。【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の移動局のそれぞれとしてのクライアントから収集された情報を処理する技術に関する。
乗り物の位置履歴から時間軸における滞在区間と移動区間とを区分し、各区間について表示する写真枚数を決定した上で選択し、選択した複数の写真を時系列順に並べてスライドショーを作成かつ表示する情報処理技術が提案されている(特許文献1〜3参照)。写真は、例えば人物写真(顔が検出された写真)および非人物写真に区分され、各区分の写真の枚数が調節される。
特開2011−118647号公報 特開2011−118648号公報 特開2011−118649号公報
しかし、スライドショーに含まれる写真の中には、ユーザの嗜好性に沿わない写真が想定外に多く含まれている場合が少なくない。
そこで、本発明は、クライアントにおいて撮像された複数の画像に基づき、ユーザにとってより有意義な形態で情報を生成しうる情報処理サーバ等を提供することを解決課題とする。
本発明の情報処理サーバは、データベースと、移動体との通信機能を有するクライアントにおいて撮像され、かつ、前記移動体のOFF期間の開始に応じて当該クライアントにおいて登録された画像を、当該OFF期間の直後における前記移動体のON期間の開始に応じて取得した上で前記データベースに記憶保持させる画像登録部と、前記クライアントの旅行期間に前記クライアントにおいて撮像され、前記データベースに記憶保持されている画像に基づいて編集方針を決定する、または、前記クライアントにおいて指定された編集方針を認識する編集方針認識部と、前記クライアントの旅行期間に前記クライアントにおいて撮像され、前記データベースに記憶保持されている画像を、前記編集方針認識部により取得された編集方針にしたがって編集することにより、当該旅行期間における画像ライブラリを生成する画像ライブラリ生成部と、を備えていることを特徴とする。
本発明のクライアントは、撮像装置と、記憶装置と、入力装置と、出力装置と、情報処理部と、備え、移動体および情報処理サーバのそれぞれとの通信機能を有しているクライアントであって、前記情報処理部が、前記移動体のOFF期間の開始に応じて、前記撮像装置により撮像された画像を前記記憶装置に登録し、当該OFF期間に続く前記移動体のON期間の開始に応じて、前記記憶装置に登録されている画像を前記情報処理サーバに登録させ、前記出力装置が、前記情報処理サーバにおいて登録された前記画像が編集されることにより生成された、前記クライアントの旅行期間における画像ライブラリを表示することを特徴とする。
本発明の情報処理サーバおよびクライアント、ならびに、これらにより構成される情報処理システムによれば、クライアントにおいて撮像された画像が、当該クライアントとの通信が確立されている移動体のOFF期間の開始(移動体のON→OFF切り替え)に応じてクライアントに登録される。その後、移動体のON期間の開始(移動体のOFF→ON切り替え)に応じて、当該登録された撮像画像が情報処理サーバに送信された上で情報処理サーバのデータベースに登録される。
そして、クライアントの旅行期間において撮像されかつ情報処理サーバのデータベースに登録された画像が、編集方針にしたがって編集されることにより当該旅行期間における「画像ライブラリ」が生成される。画像ライブラリはクライアントまたはその他の端末を通じて出力される。「編集方針」は、データベースに記憶保持されている画像に基づいて決定され、または、クライアントにおいて指定される。したがって、ユーザがクライアントの撮像装置を用いて旅行期間において撮像した画像群に間接的に反映されている当該ユーザの嗜好性、または、ユーザがクライアントを通じた指定内容に直接的に反映されている当該ユーザの嗜好性にしたがった形で画像ライブラリが生成される。これにより、旅行期間における出来事などを振り返るなどの場面において、画像ライブラリのユーザにとっての有用性の向上が図られる。
本発明の一実施形態としての情報処理システムの構成説明図。 本発明の一実施形態としての情報処理システムの機能に関する説明図。 編集方針の認識方法(第1実施例)に関する説明図。 編集方針の認識方法(第2実施例)に関する説明図。 拠点エリアに関する説明図。 画像ライブラリの一の出力形態に関する説明図。 画像ライブラリの当該一の出力形態の展開形態に関する説明図。 第2画像を含む画像ライブラリの出力形態に関する説明図。 画像ライブラリの他の出力形態に関する説明図。 画像ライブラリの別の出力形態に関する説明図。
(構成)
図1に示されている本発明の一実施形態としての情報処理システムは、情報処理サーバ1と、複数のクライアント2とにより構成されている。情報処理サーバ1および複数のクライアント2のそれぞれは、ネットワークを介して相互通信可能である。クライアント2は、四輪自動車、二輪自動車および自転車などの車両など、ユーザの運転操作にしたがって移動する機能を有する移動体Xとの通信機能を有している。
(情報処理サーバの構成)
情報処理サーバ1は、データベース10と、画像登録部11と、編集方針認識部12と、画像ライブラリ生成部13と、を備えている。情報処理サーバ1は、スマートフォンまたはタブレットなどの携帯型の端末装置により構成されていてもよい。
データベース10は、クライアント2から情報処理サーバ1にアップロードされる画像のほか、編集方針認識部12により認識された編集方針および画像ライブラリ生成部13により生成された画像ライブラリなどを記憶保持する。データベース10は、そのほか、道路交通情報およびマップ情報を記憶保持する。「道路交通情報」には、各リンクにおける移動コストなどが含まれている。「マップ情報」には、道路を構成する各リンクの位置、形状および姿勢等が座標値((緯度、経度)または(緯度、経度、高度))の列のほか、各リンクを識別するためのリンク識別情報および属性を表すデータなどが含まれている。各リンクはノードにより接続されている。データベース10は、情報処理サーバ1とは別個のデータベースサーバにより構成されていてもよい。
画像登録部11、編集方針認識部12および画像ライブラリ生成部13は、必要なソフトウェアおよびデータをメモリから読み取り、当該データを対象として当該ソフトウェアにしたがった指定の演算処理を実行する情報処理部(CPU)および必要に応じて通信機器、記憶装置(当該メモリ)等により構成されている。当該指定の演算処理の詳細については後述する。
(クライアントの構成)
クライアント2は、スマートフォンまたはタブレットなどの携帯型の端末装置により構成されている。「携帯型」とは、例えばそのサイズが人間の標準的な手の平程度であり、その重量が片手でまたは衣服のポケットなどに入れて簡単に持ち運びができる程度であることを意味する。クライアント2が、携帯型の機器よりも大型のかつ重量がある機器(たとえば移動体に組み付けられている機器)によって構成されていてもよい。
クライアント2は、記憶装置20と、撮像装置21と、測位装置22と、入力装置23と、出力装置24と、情報処理部25と、を備えている。
記憶装置20は、情報処理部25による演算処理結果などを記憶保持するように構成されている。記憶装置20は、マップ情報を格納するように構成されている。「マップ情報」には、道路を構成する各リンクの位置、形状および姿勢等を表わす座標列と、各リンクを識別するためのリンク識別情報とが含まれている。
撮像装置21は、入力装置23を通じて操作されることによりクライアント2の周囲の被写体を撮像する。測位装置22は、GPS機能を用いてクライアント2の所在位置(緯度および経度)を一定時間間隔で測定する。入力装置23は、操作ボタンやマイクロフォンにより構成され、ユーザの操作または発話による種々の操作または入力設定を可能とする。出力装置24は、ディスプレイ装置および音響出力装置(スピーカ)により構成され、クライアントマップ情報等の画像コンテンツを表示または音響コンテンツを出力する。「出力する」とは、当該情報の表示、音声出力、振動出力等、人間がその視覚、聴覚、触覚等、五感を通じて認識しうるあらゆる形態で情報を出力することを意味する。入力装置23および出力装置24は、タッチパネル式ディスプレイにより構成されていてもよい。
情報処理部25は、記憶装置20を構成するメモリの指定領域からソフトウェアおよびデータを必要に応じて読み取った上で、当該データを対象として当該ソフトウェアにしたがった指定の演算処理を実行する情報処理部(CPU)および必要に応じて通信機器、記憶装置(当該メモリ)等により構成されている。当該指定の演算処理の詳細については後述する。
(機能)
前記構成の情報処理システムの機能について説明する。
クライアント2において情報処理部25が、移動体XがOFFからONに切り替えられたか否か(今回のON期間が開始されたか否か)を判定する(図2/STEP202)。移動体Xに搭載されている機器との通信に基づき、移動体XのON/OFF(例えばIGNスイッチのON/OFF)の別が検知される。
移動体XがOFFからONに切り替えられたと判定された場合(図2/STEP202‥YES)、情報処理部25が、記憶装置20に登録されている画像の有無を判定する(図2/STEP204)。画像(静止画、動画またはこれらの組み合わせ)は、撮像装置21により撮像され、後述するように次回のON期間の開始に応じて情報処理サーバ1に宛てて送信される(またはアップロードされる)対象として登録された画像である。
記憶装置20に登録されている画像があると判定された場合(図2/STEP204‥YES)、情報処理部25が、当該画像を指定地点とともに情報処理サーバ1に送信する(図2/STEP206および矢印X1)。「指定地点」は、移動体Xの前回のON期間の終了時点または今回のON期間の開始時点におけるクライアント2の存在地点、または、各画像の撮像地点(撮像装置21による各画像の撮像時点におけるクライアント2の存在地点)であり、測位装置22により測位される。記憶装置20に登録されている画像(情報処理サーバ1にアップロードされていない画像)がないと判定された場合(図2/STEP204‥NO)、そのまま次の手順に移行する。
情報処理部25が、記憶装置20に登録されている(かつ、情報処理サーバ1にアップロードされていない)第2画像および第2指定地点のそれぞれの有無を判定する(図2/STEP208)。例えば、記憶装置20またはデータベース10に登録または記憶保持されている指定地点およびこれに対応する画像の中から、入力装置23を通じて任意の画像が第2画像として直接的に指定される。この場合、クライアント2または情報処理サーバ1において当該第2画像に対応する指定地点が第2指定地点として特定されうる。任意の指定地点が第2指定地点として直接的に指定されてもよい。この場合、クライアント2または情報処理サーバ1において当該指定地点に対応する画像が第2画像として特定されうる。第2画像および第2指定地点のそれぞれが入力装置23を通じて直接的に指定されてもよい。第2画像は、第2指定地点の風景を表わす画像のほか、当該風景とは無関係の画像であってもよい。
第2画像および第2指定地点のうち少なくとも一方があると判定された場合(図2/STEP208‥YES)、情報処理部25が、当該第2画像および第2指定地点のうち少なくとも一方を表わす情報を情報処理サーバ1に宛てて送信する(図2/STEP210および矢印X2)。第2画像および第2指定地点の両方ともないと判定された場合(図2/STEP208‥NO)、そのまま次の手順に移行する。
情報処理部25が、プローブ情報の送信タイミングであるか否かを判定する(図2/STEP212)。たとえば、プローブ情報の前回送信時から指定時間が経過したこと、プローブ情報の前回送信時からの移動体の移動距離が指定距離に達したこと、または、プローブ情報の情報量が所定量に達したことなどの条件が満たされているか否かが判定される。
プローブ情報の送信タイミングであると判定された場合(図2/STEP212‥YES)、情報処理部25が、測位装置22により測定された移動体Xの位置の時系列を表わすプローブ情報を生成し、かつ、情報処理サーバ1に対して送信する(図2/STEP214および矢印X3)。プローブ情報には、クライアント2もしくは移動体Xまたはこれらのユーザを識別するための識別情報が含まれている。プローブ情報の送信タイミングではないと判定された場合(図2/STEP212‥NO)、後述する指定入力の有無判定が実行される(図2/STEP222)。
クライアント2において情報処理部25が、移動体XがONからOFFに切り替えられたか否か(今回のON期間が終了されたか否か)を判定する(図2/STEP216)。
移動体XがONからOFFに切り替えられていないと判定された場合(図2/STEP216‥NO)、後述する指定入力の有無判定が実行される(図2/STEP222)。移動体XがONからOFFに切り替えられたと判定された場合(図2/STEP216‥YES)、情報処理部25が、撮像装置21により撮像され、かつ、記憶装置20に記憶保持されている画像のうち、次回のON期間の開始に応じて情報処理サーバ1に送信される対象画像として未登録の画像の有無を判定する(図2/STEP218)。
未登録画像があると判定された場合(図2/STEP218‥YES)、情報処理部25が、当該未登録画像を記憶装置20に登録する(図2/STEP220)。未登録画像がないと判定された場合(図2/STEP218‥NO)、後述する指定入力の有無判定が実行される(図2/STEP222)。
情報処理サーバ1において画像登録部11が、クライアント2から画像および指定地点を受信した上でデータベース10に記憶保持し、当該指定地点が「拠点エリア」に含まれているか否かを判定する(図2/STEP102)。
拠点エリアについて図4を用いて説明する。図4に示されている例では、識別情報により識別されるクライアント2または移動体Xのユーザが、日常的に地点Q0、Q1およびQ2のそれぞれを滞在拠点とし、経路R1を通じて滞在拠点Q0およびQ1の間を往来し、かつ、経路R2を通じて滞在拠点Q1およびQ2の間を往来している。画像登録部11(またはこれを構成する演算処理装置)が、当該ユーザのクライアント2から送信されてくるプローブ情報に基づき、各地点における移動体Xの存在頻度を累計する。移動体XのON状態およびOFF状態の切り替え時点における各地点における存在頻度が「滞在頻度」として評価され、移動体XのON状態が継続している時点における各地点における存在頻度が「通行頻度」として評価される。これにより、地点Q0、Q1およびQ2のそれぞれにおける滞在頻度、ならびに、経路R1およびR2のそれぞれの上にある複数の地点のそれぞれの通行頻度が高く評価される。
画像登録部11が、移動体Xの滞在頻度が第1閾値以上である地点を含むエリアを第1拠点エリアとして指定し、かつ、移動体Xの通行頻度が第2閾値以上である地点を含むエリアを第2拠点エリアとして指定する。第1閾値は第2閾値より低い値に設定されていてもよい。
図4に示されている例では、経路R1およびR2のそれぞれの上にある複数の地点のそれぞれを基準として広がる円形状のエリアが集合した帯状のエリアが第1拠点エリアS(R1)およびS(R2)のそれぞれとして指定される。また、滞在拠点Q0、Q1およびQ2のそれぞれを基準として広がる円形状のエリアが第2拠点エリアS(Q0)、S(Q1)およびS(Q2)のそれぞれとして指定される。第1拠点エリアS(R1)は第2拠点エリアS(Q0)およびS(Q1)のそれぞれに両端部が重複している。第1拠点エリアS(R2)は第2拠点エリアS(Q1)およびS(Q2)のそれぞれに両端部が重複している。
第1拠点エリアS(R1)およびS(R2)のそれぞれの幅W1およびW2の間には、W1>W2の大小関係がある。さらに、当該幅の大小は、クライアント2が搭載されている移動体Xの通行頻度の高低に応じて定められている。なお、第1拠点エリアを構成する各通過地点を含むエリアの形状は、当該通過地点を中心とする円形状のほか、楕円形状、三角形状、四角形(矩形および台形など)などの多角形状であってもよい。第1拠点エリアを構成するエリアのサイズ(各通過地点を含むエリアが円形状の場合は直径)はすべて同じであってもよい。
第2拠点エリアS(Q0)、S(Q1)およびS(Q2)のそれぞれの直径D0、D1およびD2の間には、D1>D0>D2の大小関係がある。当該直径の大小は、クライアント2が搭載されている移動体Xの滞在頻度の高低に応じて定められている。なお、第2拠点エリアの形状は、拠点を中心とする円形状のほか、楕円形状、三角形状、四角形(矩形および台形など)などの多角形状であってもよい。第2拠点エリアのサイズ(円形状の場合は直径)はすべて同じであってもよい。すべての第1拠点エリアの幅が、すべての第2拠点エリアの直径よりも小さく設定されていてもよい(この例でいうとD2>W1であってもよい)。
拠点エリアは、クライアント2において情報処理部25により同様の観点から指定されたうえで情報処理サーバ1に送信されることで、画像登録部11により受信または認識されてもよい。拠点エリアはクライアント2の入力装置23を通じてユーザの意思にしたがって設定されていてもよい。
図4に示されている地点CP1、CP2、CP3およびCP4のそれぞれが第1指定地点として抽出された場合、地点CP2およびCP3はいずれの拠点エリアにも含まれていないと判定される。その一方、地点CP1およびCP4はいずれかの拠点エリアに含まれていると判定される。
指定地点が拠点エリアに含まれていると判定された場合(図2/STEP102‥YES)、画像登録部11が、当該指定地点に対応する画像を「第1指定地点」に対応する「第1画像」としてデータベース10に記憶保持させる(図2/STEP104)。指定地点が拠点エリアに含まれていないと判定された場合(図2/STEP102‥NO)、その後、新たに受信された指定地点が拠点エリアに含まれているか否かが判定される(図2/STEP102)。なお、指定地点が拠点エリアに含まれているか否かとは無関係に、画像がデータベース10に第1画像として登録されてもよい。
画像ライブラリ生成部13が、クライアント2の旅行期間が終了したか否かを判定する(図2/STEP106)。
例えば、クライアント2において入力装置23を通じて目的地点が設定されている場合、画像ライブラリ生成部13がこの目的地点をクライアント2から受信し、最後に受信した指定地点(図2/STEP206および矢印X1参照)が当該目的地点から所定の距離以内にある近傍範囲に含まれているか否かに応じて、旅行期間が終了したか否かを判定する。この場合、目的地点の設定時点または受信時点が旅行期間の開始時点として推定される。なお、目的地点の受信に応じて、後述するようにサーバルートR(1)が計算されてもよい。
また、クライアント2において目的地点が設定されていない場合、画像ライブラリ生成部13がクライアント2から今回の指定地点を受信したか否かに応じて(図2/STEP206および矢印X1参照)、旅行期間が終了したか否かを判定する。この場合、前回の指定地点の受信時点が旅行期間の開始時点として推定される。
クライアント2の旅行期間が終了していないと判定された場合(図2/STEP106‥NO)、図2/STEP102以降の処理が繰り返される。その一方、クライアント2の旅行期間が終了したと判定された場合(図2/STEP106‥YES)、画像ライブラリ生成部13(またはこれを構成する演算処理装置)が当該旅行期間におけるクライアント2の移動経路Rを探索または計算する(図2/STEP108)。例えば、旅行期間において一または複数回にわたってクライアント2から送信された画像に伴う指定地点(図2/STEP206参照)または第1指定地点と、プローブ情報(図2/STEP214および矢印X3参照)と、のうち一方または両方に基づいて移動経路Rが計算される(図5Aおよび図5B参照)。
画像ライブラリ生成部13が、移動経路Rに含まれる第1指定地点Piから基準距離Di以内の範囲に含まれる第2指定地点Qkの登録の有無を判定する(図2/STEP110)。第2指定地点Qkおよびこれに対応する第2画像Hkは、画像登録部11によりクライアント2から受信され、データベース10に登録されたものである。例えば、図6に示されている第1指定地点Piから第2指定地点Qkが基準距離Di以内にある場合、当該判定結果が肯定的になる。
第1指定地点から基準距離以内の範囲に含まれる第2指定地点が登録されていると判定された場合(図2/STEP110‥YES)、編集方針認識部12が第1指定地点に対応する第1画像および第2指定地点に対応する第2画像の両方を対象とする編集方針を認識する(図2/STEP112)。編集方針の認識方法の詳細については後述する。画像ライブラリ生成部13が、第1画像および第2画像を当該編集方針にしたがって編集することにより移動経路Rに関連付けられた画像ライブラリを生成する(図2/STEP114)。
その一方、第1指定地点から基準距離以内の範囲に含まれる第2指定地点が登録されていないと判定された場合(図2/STEP110‥NO)、編集方針認識部12が第1指定地点に対応する第1画像のみを対象とする編集方針を認識する(図2/STEP116)。画像ライブラリ生成部13が、第1画像を当該編集方針にしたがって編集することにより移動経路Rに関連付けられた画像ライブラリを生成する(図2/STEP118)。
クライアント2において情報処理部25が、入力装置23を通じて指定入力があったか否かを判定する(図2/STEP222)。例えば、クライアント2にインストールされている画像ライブラリ閲覧用のアプリ(アプリケーションソフトウェア)が起動されている状態で、当該アプリにしたがった画面に現われる一または複数のボタンのタップ等の操作が指定入力として定められている。指定入力があった場合(図2/STEP222‥YES)、画像ライブラリの閲覧要求がクライアント2から情報処理サーバ1に対して送信される(図2/STEP224および矢印X4)。この要求には、クライアント2またはそのユーザを識別する識別情報と、当該識別情報に対応付けられてデータベース10に登録されている一または複数の地点、時点または旅行の指定が含まれている。
これに応じて、情報処理サーバ1において画像ライブラリ生成部13が、当該要求に応じた画像ライブラリをクライアント2に送信する(図2/STEP120および矢印X5)。そして、クライアント2において情報処理部25が、この画像ライブラリを出力装置24に出力させる(図2/STEP226)。
これにより、指定地点が移動体XのON期間の開始時点におけるクライアント2の存在地点である場合、例えば図5Aに示されているように、出力装置24には、ナビマップに移動経路Rおよびその上にある第1指定地点Pi(i=1,2,‥N)のほか、それぞれの第1指定地点Piに対応する第1画像群Giが表示される。第1画像群Giは、第1指定地点Piに対応する位置に対するタップまたはフリック等の指定操作がされることにより表示されてもよい。さらに、第1画像群Giに対応する位置に対するタップまたはフリック等の指定操作により、例えば図5Bに示されているように、当該第1画像群Giを構成する複数の第1画像gi(1),gi(2),‥が拡大表示される。複数の第1画像gi(1),gi(2),‥の並び順、サイズの大小順およびデータの多少順などが、後述するように情報処理サーバ1において編集方針認識部12によって認識される編集方針にしたがって定められている。データ量の多少は、画像解像度、画像を構成する各画素の色彩の多少などの情報量に反映される。
例えば図6に示されているように、第1指定地点Piから基準距離以内にある第2指定地点Hkが存在する場合、第1画像群Giは、第1画像gi(1),gi(2),‥に加えてこの第2指定地点Hkに対応する第2画像Hk(1),‥により構成されている。複数の第1画像gi(1),gi(2),‥および第2画像Hk(1),‥の並び順、サイズの大小順およびデータの多少順なども編集方針にしたがって定められている。
なお、指定地点が各画像の撮像地点である場合、例えば図7に示されているように、ON期間の開始時点におけるクライアント2の存在地点Piの周辺地点Pi(1),Pi(2),‥に加えて、そこで撮像された第1画像を含む第1画像群Gi(1),Gi(2),‥が出力装置24に表示される。
そのほか、例えば図8に示されているように、複数のウィンドウW0およびWi-1,Wi,Wi+1,‥が含まれている形態で旅行期間または移動経路のそれぞれに関連付けられている画像ライブラリが出力装置24に表示されてもよい。ウィンドウW0には、旅行の概要(旅行期間、目的地点(旅行区間)、同行者など)に加えて、当該旅行の代表的な画像H0(ユーザにより指定されてもよい。)が表示される。ウィンドウWiには、第1画像群Giのほか、これに対応する第1指定地点Piまたはそこおける滞在態様(第1指定地点Piまたはそこに存在する施設の名称、緯度および経度、滞在期間など)に加えて、当該第1指定地点Piの代表的な画像H(i)(例えば第2指定画像のほか、ユーザにより指定された画像)が表示される。
(編集方針の認識方法)
以下、編集方針の認識方法(図2/STEP112およびSTEP116参照)の詳細について説明する。
(第1実施例)
クライアント2の各旅行期間において撮像装置21により撮像された各画像を表わす指数iが「1」に設定され(図3A/STEP311)、指数iに相当する画像に含まれる被写体のカテゴリzが判定される(図3A/STEP312)。画像処理により被写体の特徴的な輪郭部分が抽出され、当該輪郭部分と複数のパターンとのマッチングにより当該被写体のカテゴリzが判定される。カテゴリzは、クライアント2において入力装置23を通じて画像ごとにユーザにより指定されていてもよい。
被写体のカテゴリzに応じて重み係数Ciが決定される(図3A/STEP314)。例えば、カテゴリzおよび重み係数Ciの相関関係を記述するテーブルが用いられて重み係数Ciが決定される。被写体のカテゴリzが「人」である場合、被写体のカテゴリzが「人以外の物」である場合よりも重み係数Ciが大きい値に設定されてもよい。また、被写体のカテゴリzが「人」である場合、画像に含まれている被写体としての人の数が多いほど重み係数Ciが大きい値に設定されてもよい。
続いて、指数iが当該旅行期間における画像総数N以上になったか否かが判定される(図3A/STEP316)。当該判定結果が否定的である場合(図3A/STEP316‥NO)、指数iが「1」だけ増やされた上で(図3A/STEP317)、指数iに相当する画像に含まれる被写体のカテゴリzの判定処理以降の処理が実行される(図3A/STEP312参照)。その一方、当該判定結果が肯定的である場合(図3A/STEP316‥YES)、重み係数Ciに基づいて編集方針が決定される(図3A/STEP318)。
例えば、旅行期間における各画像の重み係数Ciの値の大小順に応じて画像の(a)並び順もしくは配列態様、(b)サイズの大小順または(c)データ量の多少順が定まる等の編集方針が決定される。各旅行期間における画像の重み係数Ciの合計ΣCiの大小順に応じて、異なる旅行期間のそれぞれにおける画像群の(a)並び順もしくは配列態様、(b)サイズの大小順または(c)データ量の多少順が定まる等の編集方針が決定されてもよい。
(第2実施例)
クライアント2の各旅行期間において撮像装置21により撮像された各画像を表わす指数iが「1」に設定され(図3B/STEP321)、指数iに相当する画像に含まれる被写体のカテゴリzが判定される(図3B/STEP322)。被写体のカテゴリzに分類される画像の数n(z)が「1」だけ増加される(図3B/STEP324)。続いて、指数iが当該旅行期間における画像総数N以上になったか否かが判定される(図3B/STEP326)。当該判定結果が否定的である場合(図3B/STEP326‥NO)、指数iが「1」だけ増やされた上で(図3B/STEP327)、指数iに相当する画像に含まれる被写体のカテゴリzの判定処理以降の処理が実行される(図3B/STEP322参照)。その一方、当該判定結果が肯定的である場合(図3B/STEP326‥YES)、各カテゴリzに分類される画像の数n(z)に基づいて編集方針が決定される(図3B/STEP328)。
例えば、n(z)の値の大小順に応じて、カテゴリzごとに分類された画像群の(a)並び順もしくは配列態様、(b)サイズの大小順または(c)データ量の多少順が定まる等の編集方針が決定される。
(第3実施例)
クライアント2において指定された編集方針が情報処理サーバ1に対して送信された上でデータベース10に登録される。編集方針認識部12が当該クライアント2からアップロードされてきた画像の編集方針として当該登録された編集方針を認識するまたは読み取る。
(作用効果)
情報処理サーバ1およびクライアント2ならびにこれらにより構成される情報処理システムによれば、クライアント2において撮像された画像が、当該クライアント2との通信が確立されている移動体XのOFF期間の開始(移動体XのON→OFF切り替え)に応じてクライアント2の記憶装置20に登録される(図2/STEP216→STEP218→STEP220参照)。その後、移動体XのON期間の開始(移動体XのOFF→ON切り替え)に応じて、当該登録された撮像画像がクライアント2から情報処理サーバ1に送信された上でデータベース10に登録される(図2/STEP202→STEP204→STEP206→‥→STEP104参照)。
そして、クライアント2の旅行期間において撮像されかつ情報処理サーバのデータベースに登録された画像が、編集方針にしたがって編集されることにより当該旅行期間における「画像ライブラリ」が生成される(図2/STEP106→‥→STEP112→STEP114またはSTEP106→‥→STEP116→STEP118参照)。画像ライブラリはクライアント2またはその他の端末を通じて出力される(図2/STEP222→STEP224→STEP120→STEP226参照)。「編集方針」は、データベース10に記憶保持されている画像に基づいて決定され、または、クライアント2において指定される(図3Aおよび図3B参照)。したがって、ユーザがクライアント2の撮像装置21を用いて旅行期間において撮像した画像群に間接的に反映されている当該ユーザの嗜好性、または、ユーザがクライアント2を通じた指定内容に直接的に反映されている当該ユーザの嗜好性にしたがった形で画像ライブラリが生成される。これにより、旅行期間における出来事などを振り返るなどの場面において、画像ライブラリのユーザにとっての有用性の向上が図られる(図5、図7および図8参照)。
移動体XのON期間の開始に応じて、登録済みの撮像画像と「指定地点」とが対応付けられて情報処理サーバ1に送信される(図2/STEP202→STEP204→STEP206および矢印X1参照)。「指定地点」は、各画像の撮像地点または移動体Xの前回のON期間の終了時点または今回のON期間の開始時点におけるクライアント2の存在地点である。すなわち、クライアント2または移動体Xのユーザが立ち寄ったまたは滞在した蓋然性が高い位置である。クライアント2に固有の「拠点エリア」から逸脱している指定地点である「第1指定地点」に対応する画像が「第1画像」として情報処理サーバ1に登録される(図2/STEP102→STEP104参照)。
そして、クライアント2の旅行期間に撮像された上で情報処理サーバ1のデータベース10に登録された複数の第1画像に基づき、当該旅行期間における「画像ライブラリ」が生成される(図2/STEP112→STEP114およびSTEP116→STEP118参照)。画像ライブラリは、目的地点が設定されてからクライアント2が目的地点に到達するまでの旅行期間における、当該クライアント2の位置の時系列に基づいて定まる移動経路Rに関連付けられて生成される(図5Aおよび図5B参照)。クライアント2において「第2指定地点」および「第2画像」のうち少なくとも一方が指定され、当該クライアント2について第1指定地点Piと基準距離以内の範囲に含まれる第2指定地点Qkに対応する第2画像Hkに基づき、画像ライブラリが生成される(図6参照)。
ユーザが日常的にまたは頻繁に立ち寄る地点が含まれるエリアが拠点エリアとして指定される。具体的には、移動体Xのプローブ情報に基づき、移動体Xの通行頻度が第1閾値以上の地点を含む第1拠点エリアおよび移動体Xの滞在頻度が第2閾値以上の地点を含む第2拠点エリアが拠点エリアとして設定される(図4/S(Q0)、S(Q1)、S(Q2)、S(R1)およびS(R2)参照)。これにより、当該ユーザにとって非日常的なまたは偶発的な立ち寄り地点の位置が指定地点として登録される(図4/CP2およびCP3参照)。
第1拠点エリアが第2拠点エリアよりも狭く設定されている。たとえば、図4において第1拠点エリアS(Ri)(i=1,2)の幅Wiが、第2拠点エリアS(Qj)(j=0,1,2)の直径Djよりも狭く設定されている。これにより、ある地点におけるユーザの滞在頻度が高い場合よりも通行頻度が高い場合のほうが、狭い拠点エリアが顕在化される。このため、ユーザが日常的に通過しているだけの地点であるものの、そこからわずかに外れた地点(図4/CP2参照)に偶発的に立ち寄ったような場合に当該立ち寄り地点の位置が指定地点から除外される可能性を低減させることができる。
これらの結果、ユーザにとって非日常的なまたは偶発的な滞在地点(第1指定地点)または滞在エリアでクライアント2において撮像された画像(第1画像)に基づき、画像ライブラリが生成される(図5A、図5Bおよび図6〜図8参照)。これにより、非日常的なまたは偶発的な滞在履歴をユーザに思い出させるなどの場面において、画像ライブラリのユーザにとっての有用性の向上が図られる。
(本発明の他の実施形態)
クライアント2において目的地点が設定された場合、情報処理サーバ1により当該目的地点までのルート案内が実行されてもよい。具体的には、画像ライブラリ生成部13が、クライアント2から目的地点を受信した場合、その現在地点または出発地点と当該目的地点とを結ぶ複数のリンク群により構成されている一または複数のサーバルートR(1)を探索する。サーバルートR(1)の探索に際して、サーバマップ情報および各リンクにおける移動コストが用いられる。移動コストの合計が最低となるようなルートがサーバルートR(1)として探索される。
画像ライブラリ生成部13が、サーバルートR(1)を表わすサーバルート情報を生成したうえで、クライアント2に対して送信する。「サーバルート情報」には、サーバルートR(1)を構成する一連のリンク群のうち少なくとも一部のリンクのリンク識別情報、または、サーバルートR(1)の上にある離散的な複数の地点のそれぞれの座標値が含まれている。
クライアント2において情報処理部25がサーバルート情報を受信する。 情報処理部25が、サーバルート情報に基づき、クライアントマップ情報を用いて、出発地点または現在地点と目的地点とを結ぶクライアントルートR(1)を計算したうえで、出力装置24に出力する。
例えば、サーバルート情報に含まれているリンク識別情報により識別されるリンクまたは座標値により表わされる複数の地点が含まれるように(サーバルートR(1)の少なくとも一部が再現されるように)、クライアントルートR(1)が探索される。これにより、クライアントルートR(1)が、クライアントマップに重ねられて、出力装置24を構成するディスプレイに表示される。
1‥情報処理サーバ、10‥データベース、11‥画像登録部、12‥編集方針認識部、13‥画像ライブラリ生成部、2‥クライアント、20‥記憶装置、21‥撮像装置、22‥測位装置、23‥入力装置、24‥出力装置、25‥情報処理部、X‥移動体。

Claims (11)

  1. データベースと、
    移動体との通信機能を有するクライアントにおいて撮像され、かつ、前記移動体のOFF期間の開始に応じて当該クライアントにおいて登録された画像を、当該OFF期間の直後における前記移動体のON期間の開始に応じて取得した上で前記データベースに記憶保持させる画像登録部と、
    前記クライアントの旅行期間に前記クライアントにおいて撮像され、前記データベースに記憶保持されている画像に基づいて編集方針を決定する、または、前記クライアントにおいて指定された編集方針を認識する編集方針認識部と、
    前記クライアントの旅行期間に前記クライアントにおいて撮像され、前記データベースに記憶保持されている画像を、前記編集方針認識部により取得された編集方針にしたがって編集することにより、当該旅行期間における画像ライブラリを生成する画像ライブラリ生成部と、を備えていることを特徴とする情報処理サーバ。
  2. 請求項1記載の情報処理サーバにおいて、
    前記編集方針認識部が、前記データベースに記憶保持されている画像の被写体に基づいて当該画像のカテゴリを認識し、当該カテゴリに応じて前記画像の重み係数を決定し、前記重み係数の値または前記旅行期間における前記重み係数の合計値に応じて前記編集方針を認識することを特徴とする情報処理サーバ。
  3. 請求項1記載の情報処理サーバにおいて、
    前記編集方針認識部が、前記データベースに記憶保持されている画像の被写体に基づいて当該画像のカテゴリを認識し、前記クライアントの旅行期間における当該カテゴリごとの前記画像の数に応じて前記編集方針を認識することを特徴とする情報処理サーバ。
  4. 請求項1〜3のうちいずれか1つに記載の情報処理サーバにおいて、
    前記画像ライブラリ生成部が、前記クライアントの位置の時系列に基づいて前記旅行期間における移動経路を認識し、前記移動経路に関連付けられた前記画像ライブラリを生成することを特徴とする情報処理サーバ。
  5. 請求項1〜4のうちいずれか1つに記載の情報処理サーバにおいて、
    前記画像登録部が、前記クライアントにおける画像の撮像地点、または、前記移動体の前回のON期間の終了時点もしくは今回のON期間の開始時点における前記クライアントの存在地点に関連付けられている前記画像を取得した上で、当該地点が前記クライアントに固有の拠点エリアから逸脱していることを要件として、当該地点に関連付けられている画像を選択的に前記データベースに記憶保持させることを特徴とする情報処理サーバ。
  6. 請求項1〜5のうちいずれか1つに記載の情報処理サーバにおいて、
    前記画像登録部が、前記クライアントにおいて指定された画像を前記データベースに記憶保持させ、
    前記画像ライブラリ生成部が、前記旅行期間に前記クライアントにおいて撮像された画像に加えて、前記クライアントにおいて指定された画像に基づき、前記画像ライブラリを生成することを特徴とする情報処理サーバ。
  7. 撮像装置と、記憶装置と、入力装置と、出力装置と、情報処理部と、備え、移動体および情報処理サーバのそれぞれとの通信機能を有しているクライアントであって、
    前記情報処理部が、前記移動体のOFF期間の開始に応じて、前記撮像装置により撮像された画像を前記記憶装置に登録し、当該OFF期間に続く前記移動体のON期間の開始に応じて、前記記憶装置に登録されている画像を前記情報処理サーバに登録させ、
    前記出力装置が、前記情報処理サーバにおいて登録された前記画像が編集されることにより生成された、前記クライアントの旅行期間における画像ライブラリを表示することを特徴とするクライアント。
  8. 請求項7記載のクライアントにおいて、
    前記情報処理部が、前記クライアントの位置の時系列を前記情報処理サーバに認識させ、
    前記出力装置が、前記クライアントの位置の時系列から定まる前記旅行期間における移動経路に関連付けられて前記情報処理サーバにより生成された前記画像ライブラリを出力することを特徴とするクライアント。
  9. 請求項7または8記載のクライアントにおいて、
    前記情報処理部が、画像の撮像地点、または、前記移動体の前回のON期間の終了時点もしくは今回のON期間の開始時点における前記クライアントの存在地点に関連付けて前記画像を前記記憶装置に登録し、前記記憶装置に登録されている画像を、当該画像に関連付けられている地点が前記クライアントに固有の拠点エリアから逸脱していることを要件として、当該地点に関連付けられている画像を選択的に前記情報処理サーバに登録させることを特徴とするクライアント。
  10. 請求項7〜9のうちいずれか1つに記載のクライアントにおいて、
    前記情報処理部が、前記入力装置を通じて指定された画像を前記情報処理サーバに登録させ、
    前記出力装置が、前記情報処理サーバにおいて、前記クライアントの旅行期間に前記撮像装置により撮像された画像に加えて、前記入力装置を通じて指定された画像に基づいて生成された前記画像ライブラリを出力することを特徴とするクライアント。
  11. 請求項1〜3のうちいずれか1つに記載の情報処理サーバおよび請求項7記載のクライアント、請求項4記載の情報処理サーバおよび請求項8記載のクライアント、請求項5記載の情報処理サーバおよび請求項9記載のクライアント、または、請求項6記載の情報処理サーバおよび請求項10記載のクライアントにより構成されていることを特徴とする情報処理システム。
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