JP2014089419A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トレイ部および支持部のそれぞれを適した材料から形成し、開閉部材の剛性を確保することができながら、製造コストの低減を図ることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】プリンタ1では、本体ケーシング2のカートリッジ開口部5を開放する開放位置と、カートリッジ開口部5を閉鎖する閉鎖位置とに移動するトップカバー7を備え、トップカバー7が、本体ケーシング2から排出された用紙をスタックするトレイ部材66と、トレイ部材66を支持するトレイ支持部材65とを別部材として備えている。そして、トレイ部材66およびトレイ支持部材65のそれぞれを適した材料から形成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子写真方式が採用される画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置として、開口部が形成される装置本体と、開口部を介して、装置本体に着脱されるプロセスカートリッジとを備える画像形成装置が知られている。
このような画像形成装置としては、例えば、装置本体が、開口部を開閉するように、装置本体に対して回動可能に設けられるカートリッジドアを備え、カートリッジドアが、画像形成装置から排出される記録紙を積載するための排紙トレイを兼ねている画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
つまり、そのような画像形成装置では、カートリッジドアに排紙トレイが一体として設けられている。
特開2006−220728号公報
しかるに、特許文献1に記載の画像形成装置では、カートリッジドアがユーザにより回動されるので、ユーザの操作性の観点から、カートリッジドアには、ある程度の剛性を確保する必要がある。そのため、カートリッジドアは、通常、必要な剛性を確保できる材料から形成される。一方、排紙トレイには、記録紙を積載できればよく、回動に必要な剛性を確保する必要がない。
しかし、上記のカートリッジドアでは、排紙トレイが一体として設けられているので、排紙トレイも剛性を確保できる材料から形成される。そのため、カートリッジドアの製造コストの低減を図るには限度がある。
そこで、本発明の目的は、トレイ部および支持部のそれぞれを適した材料から形成し、開閉部材の剛性を確保することができながら、製造コストの低減を図ることができる画像形成装置を提供することにある。
(1)上記した目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、開口部が形成され、内部において記録媒体に画像を形成するように構成される筐体と、筐体に対して、開口部を開放する開放位置と、開口部を閉鎖する閉鎖位置とに移動するように構成される開閉部材と、を備えている。
開閉部材は、閉鎖位置に配置された状態において、筐体内から排出された記録媒体がスタックされるように構成されるトレイ部と、トレイ部とは別部材として、トレイ部を支持するように構成され、開放位置と閉鎖位置とに移動可能に筐体に支持される支持部とを備えている。
このような構成によれば、開閉部材がトレイ部と支持部とを別部材として備えているので、トレイ部および支持部のそれぞれを適した材料から形成することができる。
つまり、支持部を、開閉部材の移動に必要な剛性を確保できる材料から形成できながら、トレイ部を、支持部の材料よりも剛性の小さな材料から形成できる。
そのため、トレイ部および支持部のそれぞれを適した材料から形成でき、開閉部材に必要な剛性を確保することができながら、製造コストの低減を図ることができる。
(2)また、支持部には、筐体の内部空間と連通される第2開口部が形成されていてもよい。この場合、トレイ部の一部は、第2開口部を介して、第2開口部よりも内部空間に向かって突出している。
しかるに、近年、画像形成装置の小型化がますます望まれている。一方、画像形成装置を小型化すると、筐体内から排出された記録媒体をスタックするスペースを確保することが困難となる場合がある。
これに対して、上記の構成によれば、トレイ部の一部が、第2開口部を介して、第2開口部よりも、筐体の内部空間に向かって突出しているので、画像形成装置の小型化を図ることができながら、トレイ部に記録媒体をスタックするスペースを十分に確保することができる。
また、トレイ部および支持部が一体として構成される場合、トレイ部の一部が第2開口部よりも筐体の内部空間に向かって突出するように、トレイ部および支持部を一体として成形することは困難である。
一方、上記の構成によれば、トレイ部および支持部をそれぞれ別々に成形することができるので、トレイ部および支持部のそれぞれを容易に成形でき、さらには、トレイ部の一部が第2開口部よりも筐体の内部空間に向かって突出するように、トレイ部を確実に配置することができる。そのため、開閉部材の製造コストの低減を図ることができる。
従って、画像形成装置の小型化を図ることができながら、トレイ部に記録媒体をスタックするスペースを十分に確保することができ、かつ、開閉部材の製造コストの低減を図ることができる。
(3)また、開口部は、筐体が鉛直方向の上側に向かって開放されるように形成されていてもよい。この場合、第2開口部は、鉛直方向と交差する交差方向に、支持部を貫通するように形成されている。
また、トレイ部の交差方向の一端部が、第2開口部を介して、支持部の第2開口部を形成している縁よりも交差方向の一方側に向かって突出していてもよい。
このような構成によれば、トレイ部の交差方向の一端部が、第2開口部を介して、支持部の第2開口部を形成している縁よりも交差方向の一方側に向かって突出しているので、画像形成装置の交差方向における小型化を図ることができながら、トレイ部に記録媒体をスタックするスペースを十分に確保することができる。
(4)また、支持部は、支持部の上面の少なくとも一部を構成する第1部分と、支持部の上面の少なくとも一部を構成し、第1部分よりも記録媒体の排出方向の下流側、かつ、第1部分よりも低い位置に配置される第2部分と、第1部分と第2部分との間に形成される段差部とを有していてもよい。この場合、第2開口部は、少なくとも段差部に形成されている。
このような構成によれば、第2開口部が少なくとも段差部に形成されているので、支持部の段差部を交差方向に貫通するように、第2開口部を確実に形成できる。
そのため、トレイ部の交差方向の一端部が第2開口部を形成している縁よりも交差方向の一方側に向かって突出するように、トレイ部をより一層確実に配置することができる。
(5)また、第2部分には、開閉部材が閉鎖位置に配置された状態において、鉛直方向の下側に向かって凹むように形成されるトレイ収容部が設けられていてもよい。
また、トレイ収容部は、トレイ収容部の底部を構成し、排出方向の上流側から下流側に向かうに従って、高くなるように傾斜するトレイ収容部底部を備えていてもよい。
この場合、トレイ収容部底部の排出方向の上流側端部が、第2開口部の鉛直方向の下側の縁を構成し、段差部の一部が、第2開口部の鉛直方向の上側の縁を構成する。
このような構成によれば、第1部分よりも排出方向の下流側に配置される第2部分にトレイ収容部が設けられているので、トレイ収容部にトレイ部を収容させることにより、トレイ部の効率的な配置を確保することができる。
また、トレイ収容部底部の排出方向の上流側端部が、第2開口部の鉛直方向の下側の縁を構成し、段差部の一部が、第2開口部の鉛直方向の上側の縁を構成するので、第2開口部が段差部のみに形成されている場合と比較して、第2開口部の開口面積の向上を図ることができる。
そのため、第2開口部に挿通されるトレイ部の大型化を図ることができ、ひいては、トレイ部に確保される記録媒体をスタックするスペースの向上を図ることができる。
従って、トレイ部の効率的な配置を確保することができながら、トレイ部に確保される記録媒体をスタックするスペースの向上を図ることができる。
(6)開閉部材は、第2部分および段差部を被覆するカバー部材を、さらに備えていてもよい。
このような構成によれば、カバー部材が第2部分および段差部を被覆するので、簡易な構成でありながら、第2部分および段差部を保護することができる。また、カバー部材により、開閉部材の外観の向上を図ることができる。
(7)また、開口部を介して、筐体内に着脱されるように構成されるカートリッジを、さらに備えていてもよい。
また、支持部は、第2開口部の周端部に設けられ、第2開口部の周端部を補強する補強部と、補強部に設けられ、開閉部材が開放位置から閉鎖位置に向けて移動されるときに、筐体に装着途中のカートリッジを押圧するように構成される押圧部とを有していてもよい。
このような構成によれば、支持部が押圧部を備えているので、カートリッジが筐体に対して装着途中である場合、つまり、カートリッジの筐体に対する装着が不十分である場合、開閉部材を移動させると、押圧部がカートリッジを押圧する。そうすると、カートリッジは、装着途中の位置から所定の装着位置に移動される。
すなわち、開閉部材を移動させることにより、カートリッジを筐体に確実に装着させることができる。
一方、押圧部が補強部に設けられているので、押圧部がカートリッジを押圧すると、その押圧に対応する反力が、押圧部を介して補強部に作用する。
この点、補強部は、第2開口部の周端部を補強するように設けられているので、反力が作用しても、第2開口部の周端部が変形することを抑制できる。
従って、開閉部材を移動させることにより、カートリッジを筐体に確実に装着させることができながら、第2開口部の周端部が変形することを抑制できる。
(8)また、トレイ部と支持部との間には、画像が形成された記録媒体を、筐体内から筐体外に向けて通過させるように構成される排出口が形成されていてもよい。
また、支持部は、記録媒体を筐体内から排出口を介してトレイ部に排出するように構成される第1排出ローラを備えていてもよい。この場合、トレイ部は、第1排出ローラと対向配置される第2排出ローラを備えている。
このような構成によれば、支持部が第1排出ローラを備え、トレイ部が第2排出ローラを備えているので、第1排出ローラおよび第2排出ローラのそれぞれが、開閉部材および筐体のそれぞれに備えられている場合と比較して、第1排出ローラと第2排出ローラとの相対的な位置精度の向上を図ることができる。
そのため、排出口を介してトレイ部に排出される記録媒体が、第1排出ローラおよび第2排出ローラに詰まることを抑制できる。
(9)また、トレイ部には、支持部に対して位置決めされるように構成される位置決め部が設けられていてもよい。
このような構成によれば、トレイ部に位置決め部が設けられているので、支持部に対するトレイ部の位置決め精度の向上を図ることができる。
そのため、筐体内から排出された記録媒体を、トレイ部に確実にスタックすることができる。
本発明の画像形成装置では、トレイ部および支持部のそれぞれを適した材料から形成し、開閉部材の剛性を確保することができながら、製造コストの低減を図ることができる。
図1は、本発明の画像形成装置の一実施形態であるプリンタの側断面図を示す。 図2は、図1に示すプリンタを右上側から見た斜視図であって、(a)は、トップカバーが閉鎖位置にある状態、(b)は、トップカバーが開放位置にある状態を示す。 図3は、図2に示すトップカバーを右上側から見た斜視図を示す。 図4は、図3に示すトップカバーを右下側から見た斜視図を示す。 図5は、図3に示すトップカバーを右上側から見た分解斜視図を示す。 図6は、図5に示すトレイ支持フレームを右上側から見た斜視図を示す。 図7は、図6に示すトレイ支持フレームを右下側から見た斜視図を示す。 図8は、図5に示すトレイ部材を右上側から見た斜視図を示す。 図9は、図8に示すトレイ部材を右下側から見た斜視図を示す。 図10は、図5に示すカバーフレームを右下側から見た斜視図を示す。 図11は、図2(b)に示すプリンタ(トップカバーが開放位置に配置された状態)の側断面図であって、プロセスカートリッジの着脱を説明するための説明図である。 図12は、図11に示すトップカバーの押圧部によるプロセスカートリッジの押圧を説明するための説明図である。
1.プリンタの全体構成
図1に示すように、画像形成装置の一例としてのプリンタ1は、筐体の一例としての本体ケーシング2を備えている。
本体ケーシング2は、略ボックス形状に形成され、その内部空間に、記録媒体の一例としての用紙Sを給紙するように構成される給紙部3と、給紙された用紙Sに画像を形成するように構成される画像形成部4とを収容している。
なお、以下の説明において、方向について言及する場合には、プリンタ1を水平に載置した状態を基準として、図1における紙面右側を後側とし、図1における紙面左側を前側とする。また、プリンタ1を前側から見たときを左右の基準とし、図1の紙面手前側が右側であり、紙面奥側が左側である。また、図1の紙面上側が上側であり、紙面下側が下側である。すなわち、前後方向および左右方向のそれぞれが水平方向であり、上下方向が鉛直方向である。また、前後方向が交差方向の一例であり、後側が交差方向の一方側、前側が交差方向の他方側である。
(1)本体ケーシング
本体ケーシング2には、開口部の一例としてのカートリッジ開口部5と、用紙開口部6とが形成されている。
カートリッジ開口部5は、後述するプロセスカートリッジ15を着脱するために形成され、本体ケーシング2の上端部において、上下方向に貫通形成されている。つまり、カートリッジ開口部5は、本体ケーシング2が上方に向かって開放されるように形成されている。用紙開口部6は、用紙Sを導入するために形成され、本体ケーシング2の前端部における下端部において、前後方向に貫通形成されている。
また、本体ケーシング2には、その上端部に、開閉部材の一例としてのトップカバー7が設けられ、その前端部に、給紙カバー8が設けられている。
トップカバー7は、図2(a)および図2(b)に示すように、その後端部を支点として、カートリッジ開口部5を閉鎖する閉鎖位置と、カートリッジ開口部5を開放する開放位置とに揺動可能に設けられている。
給紙カバー8は、図1に示すように、その下端部を支点として、用紙開口部6を閉鎖する閉鎖位置と、用紙開口部6を開放する開放位置とに揺動可能に設けられている。なお、図1において、閉鎖位置に配置される給紙カバー8を実線にて示し、閉鎖位置と開放位置との間に配置される給紙カバー8を仮想線にて示す。
(2)給紙部
給紙部3は、本体ケーシング2の底部に設けられる用紙載置部9を備えている。用紙載置部9は、用紙開口部6を介して、本体ケーシング2の外部と連通されている。
そして、用紙Sは、給紙カバー8が開放位置に配置された状態において、その前側部分が給紙カバー8の上面にスタックされるとともに、その後側部分が用紙開口部6を介して用紙載置部9内にスタックされる。
(3)画像形成部
画像形成部4は、カートリッジの一例としてのプロセスカートリッジ15と、スキャナユニット16と、定着ユニット17とを備えている。
プロセスカートリッジ15は、図1および図11に示すように、本体ケーシング2に対して着脱可能に構成され、図1に示すように、給紙部3の後側部分の上側において本体ケーシング2に装着されている。プロセスカートリッジ15は、本体ケーシング2に対して着脱可能に構成されるドラムカートリッジ18と、そのドラムカートリッジ18に着脱可能に構成される現像カートリッジ19とを備えている。
ドラムカートリッジ18は、感光ドラム20と、転写ローラ21と、スコロトロン型帯電器22とを備えている。
感光ドラム20は、左右方向に延びる略円筒形状に形成されており、ドラムカートリッジ18の後側部分に回転可能に設けられている。
転写ローラ21は、感光ドラム20に対して後側から圧接するように、感光ドラム20の後側に配置され、ドラムカートリッジ18に回転可能に設けられている。
スコロトロン型帯電器22は、感光ドラム20の前上側に間隔を隔てて対向配置されている。
現像カートリッジ19は、感光ドラム20の前下側に配置されており、現像フレーム25を備えている。
現像フレーム25内には、トナー収容室26と現像室27とが前後方向に並列して区画されている。トナー収容室26と現像室27とは、連通口28により連通されている。
トナー収容室26には、トナーが収容され、その前後上下方向略中央部分には、アジテータ29が設けられている。
また、現像室27には、現像ローラ34と、供給ローラ33と、層厚規制ブレード35とが設けられている。
現像ローラ34は、その上側部分および後側部分が露出されるように、現像フレーム25の後端部に回転可能に設けられ、感光ドラム20に対して前下側から接触している。
供給ローラ33は、現像ローラ34に対して前下側から接触するように、現像ローラ34の前下側に配置され、現像フレーム25に回転可能に設けられている。
層厚規制ブレード35は、現像ローラ34に前側から接触するように、現像フレーム25に支持されている。
スキャナユニット16は、本体ケーシング2内において、プロセスカートリッジ15の前側に配置されている。スキャナユニット16は、感光ドラム20に向けて、画像データに基づくレーザービームLを出射し、感光ドラム20の周面を露光する。
定着ユニット17は、本体ケーシング2内において、ドラムカートリッジ18の後側部分の上側に配置されている。定着ユニット17は、加熱ローラ38と、加熱ローラ38に対して後上側から圧接する加圧ローラ39とを備えている。
(4)画像形成動作
現像カートリッジ19のトナー収容室26内のトナーは、アジテータ29の回転により、連通口28を介して、供給ローラ33に供給され、さらに、現像ローラ34に供給され、供給ローラ33と現像ローラ34との間で正極性に摩擦帯電される。
現像ローラ34に供給されたトナーは、現像ローラ34の回転に伴って、層厚規制ブレード35によって厚さが規制され、一定厚さの薄層として現像ローラ34の表面に担持される。
一方、感光ドラム20の表面は、スコロトロン型帯電器22によって一様に帯電された後、スキャナユニット16によって露光される。これにより、感光ドラム20の周面には、画像データに基づく静電潜像が形成される。そして、現像ローラ34に担持されるトナーが感光ドラム20の周面上の静電潜像に供給されることにより、感光ドラム20の周面上にトナー像が担持される。
用紙載置部9にスタックされた用紙Sは、ピックアップローラ11の回転により、給紙ローラ12と給紙パッド13との間に送られ、給紙ローラ12の回転により1枚ずつ捌かれる。その後、捌かれた用紙Sは、給紙ローラ12の回転により、上下方向に延びる給紙パス14に搬送されて、所定のタイミングで1枚ずつ、感光ドラム20と転写ローラ21との間に給紙される。そして、用紙Sには、感光ドラム20と転写ローラ21との間を通過するときに、トナー像が転写され、画像が形成される。
続いて、用紙Sは、加熱ローラ38と加圧ローラ39との間を通過するときに加熱および加圧される。このとき、用紙Sには、画像が熱定着される。その後、用紙Sは、第1排紙ローラ40と第2排紙ローラ45との間に向けて搬送され、第1排紙ローラ40および第2排紙ローラ45によって、排出口の一例としての排紙口50を、本体ケーシング2内から本体ケーシング2外、具体的には、後側から前側に向かって通過する。つまり、用紙Sの排紙方向Xは、後側から前側に向かう方向である。
これにより、用紙Sが、本体ケーシング2内から排紙され、トップカバー7のトレイ部材66にスタックされる。
このように用紙Sは、用紙載置部9から給紙され、感光ドラム20と転写ローラ21との間を通過し、次いで、加熱ローラ38と加圧ローラ39との間を通過した後、トレイ部材66に排紙されるように、側面視略C字状の搬送パスを搬送される。
2.トップカバーの詳細
トップカバー7は、図5に示すように、支持部の一例としてのトレイ支持部材65と、トレイ部の一例としてのトレイ部材66と、カバー部材の一例としてのカバーフレーム67とを別部材として備えている。
なお、以下のトップカバー7の説明において、トップカバー7の上下前後左右方向は、トップカバー7が、図1および図2(a)に示す閉鎖位置に配置される状態を基準とする。
(2−1)トレイ支持部材
トレイ支持部材65は、図6および図7に示すように、例えば、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂などから形成され、一定の厚みを有する略平板形状に形成されている。
また、トレイ支持部材65は、側面視において略クランク状に形成されている。詳しくは、トレイ支持部材65は、前後方向に延びる第1部分の一例としての後側フレーム70と、後側フレーム70の前端部から屈曲して、前方に向かうに従って下方に傾斜する段差部71と、段差部71の下端部から屈曲して、前方に向かって延びる第2部分の一例としての前側フレーム72とを一体的に有している。
つまり、後側プレート70は、トレイ支持部材65の後側の上面を構成し、前側プレート72は、トレイ支持部材65の前側の上面を構成し、後側プレート70よりも排紙方向Xの下流側、かつ、後側プレート70よりも低い位置に配置されている。また、段差部71は、後側プレート70と前側プレート72との間に形成されている。
後側フレーム70には、図7に示すように、ケーシング接続部73と、1対のローラ支持部74とが一体的に設けられている。
ケーシング接続部73は、後側フレーム70の下面における後端部に設けられている。また、ケーシング接続部73は、後側フレーム70の下面から下方に向かって突出する側面視略矩形状に形成され、左右方向に延びるように形成されている。また、ケーシング接続部73には、揺動軸75が設けられている。揺動軸75は、ケーシング接続部73の左右両端部のそれぞれから、左右方向外方に向かって突出する略円柱形状に形成されている。
1対のローラ支持部74は、後側フレーム70の下面における前端部に設けられている。1対のローラ支持部74は、後側フレーム70の下面から下方に向かって突出する側面視略矩形状の略平板形状に形成され、左右方向に互いに間隔を隔てて対向配置されている。
段差部71は、図6に示すように、左右1対のサイド部102と、アッパー部103とを一体的に有している。
1対のサイド部102は、後側フレーム70の前端部における左右両端部のそれぞれから連続して、前方に向かうに従って下方に傾斜するように形成されている。
アッパー部103は、1対のサイド部102の左右方向内側端部における上端部間に架設され、その上端部が後側フレーム70の前端部と連続している。
また、アッパー部103には、係合部挿通溝77が形成されている。係合部挿通溝77は、左右方向に互いに間隔を隔てて複数、具体的には、3つ形成されている。係合部挿通溝77は、アッパー部103の下端縁から、上方に向かって凹む正面視略コ字状に形成されている。
前側フレーム72は、カバー係合部79と、トレイ収容部78とを一体的に有している。
カバー係合部79は、前側フレーム72の左右両端部および前端部を形成する平面視略コ字状の部分であって、1対のサイドプレート80と、フロントプレート81とを有している。
1対のサイドプレート80のそれぞれは、サイド部102の下端部から連続して、前方に向かって延びる略平板形状に形成されている。
また、サイドプレート80の上面には、フック部82が一体的に設けられている。フック部82は、前後方向に間隔を隔てて複数、具体的には、2つ設けられている。フック部82は、サイドプレート80の上面から上方に向かって延びた後、屈曲して前方に向かって延びる側面視略L字状に形成され、左右方向に延びるように形成されている。
また、フック部82の上端部の下面には、図7に示すように、突条83が一体的に設けられている。突条83は、フック部82の上端部の下面における左右方向略中央部分から下方に向かって突出する正面視略矩形状に形成され、前後方向に延びるように形成されている。
フロントプレート81は、図6に示すように、1対のサイドプレート80のそれぞれの前端部を連結する略平板形状に形成されている。
また、フロントプレート81には、第1貫通口84と、第2貫通口85とが形成されている。
第1貫通口84は、左右方向に間隔を隔てて複数、具体的には、3つ形成されている。第1貫通口84は、前後方向に延びる平面視略矩形状に貫通形成されている。
第2貫通口85は、複数の第1貫通口84のうち、互いに隣り合う第1貫通口84の間に1つずつ形成され、第1貫通口84と左右方向に間隔を隔てて形成されている。第2貫通口85は、平面視略矩形状に貫通形成されている。
また、フロントプレート81には、スナップフック部86と、凸部87とが一体的に設けられている。
スナップフック部86は、第1貫通口84に対応して複数、具体的には、3つ設けられている。スナップフック部86は、平板部88と、爪部89とを一体的に有している。
平板部88は、第1貫通口84の前端縁から後方に向かって延びる略平板形状に形成されている。これにより、平板部88は、上下方向に撓むように弾性変形可能である。また、平板部88の後端部と第1貫通口84の後端縁とは、前後方向に間隔を隔てて配置されている。
爪部89は、断面鉤状に形成され、平板部88の上面における後端部から上方に向かって突出するように形成されている。
凸部87は、第2貫通口85の後端縁の左右方向略中央部分から、前方に向かって突出する平面視略矩形状に形成されている。
トレイ収容部78は、カバー係合部79に囲まれる前側フレーム72の中央部分であって、下方に向かって凹むように形成されている。
具体的には、トレイ収容部78は、トレイ収容部底部の一例としての底壁90と、左右1対の側壁91とを一体的に有している。
底壁90は、トレイ収容部78の底部であって、平面視において1対のサイドプレート80間に挟まれるように配置されている。また、底壁90は、フロントプレート81の後端縁から連続して、後方に向かうに従って下方に傾斜する略平板形状に形成されている。つまり、底壁90は、排紙方向Xの上流側から下流側に向かうに従って高くなるように傾斜している。
また、底壁90には、挿通口94が形成されている。挿通口94は、底壁90の前端部において、左右方向に間隔を隔てて複数、具体的には、2つ形成されている。挿通口94は、平面視略矩形状に貫通形成されている。
また、底壁90には、図7に示すように、トレイ係合部95と、補強部92とが一体的に設けられている。
トレイ係合部95は、底壁90の下面において、複数の挿通口94のそれぞれに対応して複数設けられ、挿通口94の前側周端部から下方に向かって突出する略平板形状に形成されている。トレイ係合部95の後面には、その略中央部分から後方に向かって突出する側面視略三角形状の突起96が設けられている。
補強部92は、図12に示すように、底壁90の後端部が屈曲されることにより、上方に向かって開放される側面視略コ字状に形成されている。詳しくは、補強部92は、底壁90の後端部から連続して下方に向かって延び、次いで、前方に向かって屈曲した後、さらに屈曲して上方に向かって延びるように形成されている。
また、補強部92には、図7に示すように、押圧部93が一体的に設けられている。押圧部93は、プロセスカートリッジ15の前端部における左右両端部のそれぞれに対応して2つ設けられ、左右方向に互いに間隔を隔てて対向配置されている。押圧部93は、下端部が閉鎖される略角筒形状に形成され、補強部92の左右両端部のそれぞれから連続して下方に向かって突出するように形成されている。
1対の側壁91のそれぞれは、図6に示すように、底壁90の左右両端部のそれぞれと、1対のサイドプレート80の左右方向内側端部とを連結するように形成されている。
そして、底壁90の補強部92の上端部、1対の側壁91の後端部、段差部71のサイド部102の左右方向内側端部、および、段差部71のアッパー部103の下端部により、第2開口部の一例としてのトレイ開口部76が区画されている。つまり、底壁90の排出方向Xの上流側端部である補強部92の上端部が、トレイ開口部76の下端縁を構成し、段差部71のアッパー部103の下端部が、トレイ開口部76の下端縁を構成し、側壁91の後端部およびサイド部102の左右方向内側端部が、トレイ開口部76の左右方向端縁を構成する。
これにより、トレイ開口部76は、トレイ支持部材65の段差部71およびトレイ収容部78の後端部を、前後方向に貫通するように形成されている。また、補強部92は、トレイ開口部76の下側周端部に設けられており、トレイ開口部76の下側周端部を補強している。
また、1対の側壁91のそれぞれには、凹部97が形成されている。
凹部97は、前後方向に間隔を隔てて複数、具体的には、2つ並列配置されている。凹部97は、側壁91の左右方向内側面から左右方向外方に向かって凹む平面視コ字状に形成されている。また、凹部97は、側面視において、その上端縁が開放される略コ字状に形成されている。
また、後側の凹部97は、その前後方向長さが前側の凹部97の前後方向長さよりも長く形成されており、その後端面が、位置決め面99として区画されている。
また、各凹部97の左右方向内側端部には、その前後方向略中央部分において、スナップ部98が設けられている。
スナップ部98は、凹部97の左右方向内側面と左右方向に間隔を隔てて対向配置されており、凹部97の底面から上方に向かって突出する略平板形状に形成されている。これにより、スナップ部98は、左右方向に撓むように弾性変形可能である。
また、スナップ部98には、ボス穴100が形成されている。ボス穴100は、側面視略円形状に形成され、スナップ部98の略中央部分において、左右方向に貫通形成されている。
また、トレイ支持部材65には、図7に示すように、第1排出ローラの一例としての第1排紙ローラ40が設けられている。
第1排紙ローラ40は、ローラ軸41と、ローラ本体42と、ギア部43とを備えている。
ローラ軸41は、左右方向に延びる略円柱形状に形成されている。ローラ本体42は、ローラ軸41に設けられ、後述する第2排紙ローラ45に対応して、左右方向に間隔を隔てて複数、具体的には、2つ設けられている。ローラ本体42は、左右方向に延びる略円筒形状に形成され、その内部空間にローラ軸41が相対回転不能に挿通されることにより、ローラ軸41に支持されている。
ギア部43は、ローラ軸41の左端部に相対回転不能に取り付けられている。ギア部43の周面には、その全周にわたって、ギヤ歯が形成されており、ギア部43は、図示しない駆動ギアに噛合されている。
そして、第1排紙ローラ40は、ローラ軸41の両端部が、後側フレーム70の1対のローラ支持部74に回転可能に支持されることによって、トレイ支持部材65に支持されている。
また、第1排紙ローラ40のギア部43には、上記した画像形成動作時において、図示しない駆動ギアを介して、本体ケーシング2内に備えられる図示しない駆動源からの駆動力が入力される。これにより、第1排紙ローラ40は、右側面視時計方向に回転駆動される。
(2−2)トレイ部材
トレイ部材66は、図8に示すように、トレイ本体52と、揺動フレーム53とを備えている。
トレイ本体52は、例えば、ポリスチレン樹脂などから形成されている。つまり、トレイ本体52は、トレイ支持部材65を形成する樹脂よりも剛性の小さな樹脂から形成されている。
また、トレイ本体52は、上方に向かって開放される略ボックス形状に形成され、その厚みが一定となるように形成されている。
トレイ本体52は、1対のトレイ側壁54と、トレイ後壁55と、トレイ底壁56と、トレイ傾斜壁57とを一体的に有している。
1対のトレイ側壁54は、左右方向に互いに間隔を隔てて対向配置され、前後方向に延びる略平板形状に形成されている。また、トレイ側壁54の下端縁における前側部分は、前方に向かうに従って上方に傾斜するように形成されている。
また、トレイ側壁54の左右方向外側面には、ボス59と、位置決め部の一例としての位置決め突部58とが一体的に設けられている。
ボス59は、トレイ側壁54の左右方向外側面における上端部に設けられており、トレイ支持部材65のスナップ部98に対応して、前後方向に間隔を隔てて複数、具体的には、2つ設けられている。詳しくは、前側のボス59が、トレイ側壁54の左右方向外側面の上端部における前端部に設けられ、後側のボス59が、トレイ側壁54の左右方向外側面の上端部における前後方向略中央部分に設けられている。
また、ボス59は、トレイ側壁54の左右方向外側面から、左右方向外方に向かって突出する略円柱形状に形成されている。
位置決め突部58は、トレイ側壁54の左右方向外側面において、後側のボス59の後側に設けられている。位置決め突部58は、側面視略I字状に形成され、トレイ側壁54の左右方向外側面から左右方向外方に向かって突出するように形成されている。
また、位置決め突部58の前後方向長さは、図6および図8に示すように、後側のスナップ部98の後端部と位置決め面99との前後方向における間隔と略同じ長さに形成されている。
トレイ後壁55は、図8に示すように、1対のトレイ側壁54の後端部を連結するように設けられている。
また、トレイ後壁55には、図9に示すように、ローラユニット収容部60が一体的に設けられている。ローラユニット収容部60は、図4に示すように、トレイ部材66がトレイ支持部材65に組み付けられたときに、第1排紙ローラ40のローラ本体42と上下方向に対向する位置に設けられており、トレイ後壁55の後面における上側部分において、左右方向に間隔を隔てて複数、具体的には、2つ設けられている。ローラユニット収容部60は、図9に示すように、トレイ後壁55の後面から後方に向かって突出する側面視略矩形状に形成され、左右方向に延びるように形成されている。
また、ローラユニット収容部60には、収容溝51が形成されている。収容溝51は、ローラユニット収容部60の上端面から下方に向かって凹む背面視略矩形状に形成されている。また、収容溝51は、前後方向に貫通するように形成されており、図8に示すように、トレイ本体52の内部空間と連通されている。
トレイ底壁56は、1対のトレイ側壁54の下端部における後側部分を連結するように形成され、その後端部がトレイ後壁55の下端部と連結されている。また、トレイ底壁56の下面における後側部分には、リブ61が一体的に設けられている。リブ61は、格子形状に形成され、トレイ底壁56の下面における後側部分の左右方向全域にわたって設けられている。また、リブ61は、トレイ底壁56の下面から下方に向かって突出するように設けられている。
トレイ傾斜壁57は、1対のトレイ側壁54の下端部における前側部分を連結するように形成され、トレイ底壁56の前端部から連続して、前方に向かうに従って上方に向かって傾斜するように形成されている。
また、トレイ傾斜壁57には、被係合部62が一体的に設けられている。被係合部62は、トレイ支持部材65の挿通口94に対応して設けられ、トレイ傾斜壁57の下面における前端部において、左右方向に間隔を隔てて複数、具体的に、2つ設けられている。
被係合部62は、トレイ傾斜壁57の下面から下方に向かって突出する略平板形状に形成され、その前面には、図示しない窪部が形成されている。
また、トレイ本体52には、排紙ローラユニット68が設けられている。
排紙ローラユニット68は、各ローラユニット収容部60の収容溝51に収容されており、ローラ支持部材48と、第2排出ローラの一例としての第2排紙ローラ45と、ばね部材49とを備えている。
ローラ支持部材48は、上方に向かって開放される背面視略コ字状に形成され、前後方向に延びるように形成されている。
第2排紙ローラ45は、図8に示すように、大径ローラ46と、小径ローラ47とを備えている。
大径ローラ46は、左右方向に延びる大径ローラ軸105と、その両端部が露出するように大径ローラ軸105を被覆する大径ローラ部107とを備えている。大径ローラ46は、大径ローラ軸105の両端部が、ローラ支持部材48の両側壁の前側部分に回転可能に支持されることによって、ローラ支持部材48に支持されている。
小径ローラ47は、左右方向に延びる小径ローラ軸106と、その両端部が露出するように小径ローラ軸106を被覆する小径ローラ部108とを備えている。なお、小径ローラ部108の外径は、大径ローラ部107の外径よりも小径に形成されている。
また、小径ローラ47は、小径ローラ軸106の両端部が、ローラ支持部材48の両側壁の後側部分に回転可能に支持されることによって、ローラ支持部材48に支持されている。これにより、小径ローラ47は、大径ローラ46の後側に配置されている。
ばね部材49は、図9に示すように、上下方向に延びる空心コイルばね状に形成されており、ローラ支持部材48の下面と収容溝51の底面との間に配置されている。
これにより、ローラ支持部材48は、上下方向に沿って進退可能に設けられており、ばね部材49の付勢力により、常には、上方に向かって付勢されている。
揺動フレーム53は、図8に示すように、メインプレート63と、サブプレート64とを備えている。
メインプレート63は、略平板形状に形成され、その後端部を回動支点として揺動するように、トレイ本体52の前端部に設けられている。詳しくは、メインプレート63は、その後端部を回動支点として、トレイ傾斜壁57の傾斜に沿うように、回動支点から前上方に向かって延びる排紙位置と、図1に示すように、前後方向に沿うように、回動支点から後方に向かって延びる収容位置とに揺動可能に設けられている。サブプレート64は、左右方向長さがメインプレート63よりも短い略平板形状に形成され、その後端部を回動支点として揺動するように、メインプレート63の前端部における左右方向略中央部分に設けられている。
(2−3)カバーフレーム
カバーフレーム67は、図5に示すように、平面視略O字状の略平板形状に形成されている。
カバーフレーム67は、左右1対のサイドカバー110と、サイドカバー110の前端部を連結するフロントカバー111と、サイドカバー110の前端部を連結する段差カバー112とを一体的に備えている。
左右1対のサイドカバー110は、トレイ支持部材65のサイドプレート80に対応して、左右方向に間隔を隔てて2つ設けられている。
サイドカバー110は、前後方向に延びる平面視略矩形状の略平板形状に形成されており、その前後左右方向長さがサイドプレート80の前後左右方向長さと略同じ長さに形成されている。
また、サイドカバー110の下面には、図10に示すように、フック受入部113と、スナップ規制部114とが設けられている。
フック受入部113は、フック部82に対応して、前後方向に間隔を隔てて複数、具体的に、2つ設けられている。フック受入部113は、上方に向かって開放される背面視略コ字状に形成され、その開放側端部、すなわち、上端部のそれぞれがサイドカバー110の下面に接続されている。
また、フック受入部113の底壁には、その後端縁における左右方向中央部分から前方に向かって窪むU溝115が形成されている。
スナップ規制部114は、各フック受入部113の左右方向内側に間隔を隔てて設けられている。スナップ規制部114は、左右方向外側が開放される底面視略E字状に形成され、サイドカバー110の下面から下方に向かって延びるように形成されている。また、スナップ規制部114の上下方向長さは、フック受入部113の上下方向長さよりも長く形成されている。
フロントカバー111は、図5に示すように、トレイ支持部材65のフロントプレート81に対応して設けられ、左右方向に延びる平面視略矩形状の略平板形状に形成されている。また、フロントカバー111の前後左右方向長さは、フロントプレート81の前後左右方向長さと略同じ長さに形成されている。
また、フロントカバー111の下面には、図10に示すように、突起116と、凸部受入部117とが設けられている。
突起116は、フロントカバー111の下面の後端部において、スナップフック部86に対応して、左右方向に間隔を隔てて複数、具体的に、3つ設けられている。突起116は、フロントカバー111の下面から下方に向かって突出する側面視略三角形状に形成されている。
凸部受入部117は、凸部87に対応して、左右方向に間隔を隔てて複数、具体的に、2つ設けられ、複数の突起116のうち、互いに隣り合う突起116の間に1つずつ設けられている。凸部受入部117は、上方に向かって開放される背面視略コ字状に形成され、その開放側端部、すなわち、上端部のそれぞれが、フロントカバー111の下面に接続されている。
段差カバー112は、前下方に向かって開放される背面視略U字状の略平板形状に形成され、傾斜部118と、架設部119とを一体的に有している。
傾斜部118は、段差部71のサイド部102の傾斜に沿うように形成され、サイドカバー110の後端部から連続して後方に向かうに従って上方に向かって傾斜するように形成されている。
架設部119は、傾斜部118の左右方向内側端部における上端部間を架設するように設けられている。また、架設部119の後面には、係合部120が設けられている。
係合部120は、左右方向に間隔を隔てて複数、具体的には、3つ設けられている。係合部120は、架設部119の後面から、後方に向かって突出する平面視略矩形状の略平板形状に形成され、その略中央部分には、平面視略円形状のボス穴が形成されている。
(2−4)トップカバーの組み立て
次に、トップカバー7の組み立てについて説明する。
トップカバー7を組み立てるには、まず、図5に示すように、トレイ支持部材65のトレイ収容部78にトレイ部材66を組みつける。
トレイ収容部78にトレイ部材66を組みつけるには、トレイ部材66の後端部がトレイ開口部76に挿通されるように、トレイ部材66をトレイ収容部78に対して前上側から挿入する。
そうすると、図6および図8に示すように、位置決め突部58が後側のスナップ部98に前上側から当接し、後側のスナップ部98が位置決め突部58の突出分だけ左右方向外方に弾性変形する。
続いて、トレイ部材66を後下方に向かって移動させると、後側のスナップ部98と位置決め突部58との当接が解除される一方、後側のボス59が後側のスナップ部98に前上側から当接するとともに、前側のボス59が前側のスナップ部98に前上側から当接する。これにより、各スナップ部98がボス59の突出分だけ左右方向外方に弾性変形する。
さらに、トレイ部材66を後下方に向かって移動させると、位置決め突部58が位置決め面99に前側から当接して、トレイ部材66のそれ以上の移動が規制される。これにより、トレイ部材66は、トレイ支持部材65のトレイ収容部78に対して前後方向において位置決めされる。
このとき、スナップ部98のボス穴100と、対応するボス59とが左右方向において対向し、スナップ部98が復元して、ボス59がボス穴100に挿通される。
また、図4および図7に示すように、トレイ部材66の被係合部62が、対応する挿通口94に上側から挿通され、被係合部62の図示しない窪部に、トレイ係合部95の突起96が前側から嵌合する。
これにより、図4に示すように、トレイ部材66がトレイ支持部材65に支持され、トレイ部材66のトレイ収容部78に対する組み付けが完了する。
このとき、トレイ部材66の後端部、具体的には、1対のトレイ側壁54の後端部、トレイ底壁56の後側部分およびトレイ後壁55のそれぞれが、トレイ開口部76を介して、トレイ開口部76を形成している縁よりも後方に向かって突出している。
そして、トレイ後壁55の上端部と後側フレーム70の下面とは、図1に示すように、上下方向に間隔を隔てて対向配置されており、トレイ後壁55の上端部と後側フレーム70の下面との間の空間が、排紙口50として区画されている。
また、各排紙ローラユニット68が、図4に示すように第1排紙ローラ40の対応するローラ本体42の下側に対向配置されており、大径ローラ46および小径ローラ47が、ばね部材49の付勢力により、対応するローラ本体42に下側から圧接されている。これにより、大径ローラ46および小径ローラ47のそれぞれは、第1排紙ローラ40が回転駆動されると、ローラ本体42との摩擦力により、従動回転される。
このとき、トレイ後壁55は、ばね部材49の付勢力により、ローラユニット収容部60を介して、下方に向かって押圧されている。しかるに、排紙ローラユニット68に対して、ローラ本体42の反対側に配置されるトレイ底壁56の後側部分にリブ61が設けられているので、トレイ底壁56の後側部分の剛性の向上が図られており、ひいては、トレイ底壁56と連続するトレイ後壁55の剛性の向上が図られている。そのため、トレイ後壁55およびトレイ底壁56のそれぞれが、ばね部材49の付勢力により、変形することを抑制できる。
次いで、図5に示すように、トレイ支持部材65にカバーフレーム67を組み付ける。
カバーフレーム67をトレイ支持部材65に組み付けるには、図6および図10に示すように、各フック受入部113が、対応するフック部82の前側に対向配置されるように、カバーフレーム67をトレイ支持部材65のカバー係合部79および段差部71の上側に配置する。これにより、カバーフレーム67の前端縁が、トレイ支持部材65の前端縁よりも前側に配置される。
このとき、カバーフレーム67のスナップ規制部114の下端部が、対応する凹部97に上側から挿入されるとともに、カバーフレーム67の突起116が、対応するスナップフック部86の平板部88と上下方向において対向配置される。
また、カバーフレーム67の凸部受入部117が、対応する第2貫通口85に挿通され、凸部87と前後方向において対向配置されるとともに、カバーフレーム67の係合部120が、対応する係合部挿通溝77と、前後方向において対向配置される。
次いで、カバーフレーム67の前端縁が、トレイ支持部材65の前端縁と上下方向において一致するように、カバーフレーム67をトレイ支持部材65に対して後方に向かって移動させる。
そうすると、フック受入部113のU溝115がフック部82の突条83を受け入れ、フック受入部113がフック部82の上端部を受け入れられる。
このとき、スナップ規制部114の下端部が、対応するスナップ部98の左右方向外側に到達し、スナップ部98の左右方向外方への弾性変形を規制する。
また、突起116は、スナップフック部86の爪部89を下方に向かって押圧し、平板部88を下方に向かって弾性変形させることにより、爪部89を乗り越えて、平板部88の後端部と第1貫通口84の後端縁との間の空間に到達する。また、凸部受入部117は、その内部空間に凸部87が挿入され、凸部87と係合する。また、係合部120は、対応する係合部挿通溝77に前側から挿通され、係合部120のボス穴に、後側フレーム70に設けられる図示しないボスが嵌合される。
これにより、カバーフレーム67がトレイ支持部材65に固定され、カバーフレーム67のカバー係合部79に対する組み付けが完了する。
このとき、前側フレーム72のサイドプレート80およびフロントプレート81のそれぞれが、サイドカバー110およびフロントカバー111に上側から被覆される。また、段差部71のサイド部102およびアッパー部103のそれぞれが、傾斜部118および架設部119のそれぞれに前上側から被覆される。
以上により、トップカバー7の組み立てが完了する。
そして、このようなトップカバー7は、トレイ支持部材65の揺動軸75が、本体ケーシング2の後壁の上端部に相対回転可能に支持されることにより、本体ケーシング2に支持されている。
また、トップカバー7が、図1に示すように、閉鎖位置に配置された状態において、トレイ開口部76は、本体ケーシング2の内部空間と連通されており、トレイ部材66の後端部は、トレイ開口部76を介して、トレイ開口部76よりも本体ケーシング2の内部空間に向かって突出している。
3.プロセスカートリッジの本体ケーシングに対する着脱動作
次に、プロセスカートリッジ15の本体ケーシング2に対する着脱動作について説明する。
(3−1)プロセスカートリッジの本体ケーシングからの離脱動作
プロセスカートリッジ15を本体ケーシング2から離脱させるには、まず、図11に示すように、トップカバー7を開放位置に配置させる。そして、プロセスカートリッジ15を前上方に向かって引き上げる。
そうすると、プロセスカートリッジ15は、図1に示す本体ケーシング2に装着される装着位置から、カートリッジ開口部5を介して、図11に示す本体ケーシング2から離脱される離脱位置に移動される。
以上によって、プロセスカートリッジ15の本体ケーシング2からの離脱が完了する。
(3−2)プロセスカートリッジの本体ケーシングに対する装着動作
プロセスカートリッジ15を本体ケーシング2に装着するには、上記した離脱動作と逆の手順に操作する。
具体的には、図11に示すように、トップカバー7を開放位置に配置した状態において、プロセスカートリッジ15を、カートリッジ開口部5を介して、本体ケーシング2の内部空間に向かって前上側から挿入する。そうすると、プロセスカートリッジ15は、図11に示す離脱位置から、図1に示す装着位置に移動される。
次いで、トップカバー7を開放位置から閉鎖位置に向けて移動させる。
このとき、図12に示すように、プロセスカートリッジ15の本体ケーシング2への装着が不十分であった場合、押圧部93がプロセスカートリッジ15の前端部に対し上側から当接する。
そして、トップカバー7の移動に伴って、プロセスカートリッジ15が、押圧部93により下方に向かって押圧される。これにより、プロセスカートリッジ15が、図1に示すように、本体ケーシング2内における適切な装着位置に配置される。
以上によって、プロセスカートリッジ15の本体ケーシング2に対する装着が完了する。
4.作用効果
(1)プリンタ1では、図5に示すように、トップカバー7がトレイ部材66とトレイ支持部材65とを別部材として備えているので、トレイ部材66およびトレイ支持部材65のそれぞれを適した材料から形成することができる。
具体的には、トレイ支持部材65は、トップカバー7の移動に必要な剛性を確保できるアクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂などから形成されている。一方、トレイ部材66は、トレイ支持部材65を形成するアクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂よりも剛性の小さなポリスチレン樹脂から形成されている。
そのため、トレイ部材66およびトレイ支持部材65のそれぞれを適した樹脂から形成でき、トップカバー7に必要な剛性を確保することができながら、製造コストの低減を図ることができる。
(2)また、トレイ支持部材65には、図4に示すように、トレイ開口部76が形成されている。
そして、トレイ部材66の交差方向の一端部すなわち後端部が、図1に示すように、トレイ開口部76を介して、トレイ開口部76よりも、本体ケーシング2の内部空間に向かって突出している。
そのため、プリンタ1の小型化を図ることができながら、トレイ部材66に用紙Sをスタックするスペースを十分に確保することができる。
また、トレイ部材66およびトレイ支持部材65が一体として構成される場合、トレイ部材66の一部がトレイ開口部76よりも本体ケーシング2の内部空間に向かって突出するように、トレイ部材66およびトレイ支持部材65を一体として成形することは困難である。
一方、プリンタ1では、図5に示すように、トレイ部材66およびトレイ支持部材65をそれぞれ別々に成形することができるので、トレイ部材66およびトレイ支持部材65のそれぞれを容易に成形でき、さらには、図1に示すように、トレイ部材66の後端部がトレイ開口部76よりも本体ケーシング2の内部空間に向かって突出するように、トレイ部材66を確実に配置することができる。そのため、トップカバー7の製造コストの低減を図ることができる。
従って、プリンタ1の小型化を図ることができながら、トレイ部材66に用紙Sをスタックするスペースを十分に確保することができ、かつ、トップカバー7の製造コストの低減を図ることができる。
(3)また、トレイ部材66の後端部が、図4に示すように、トレイ開口部76を介して、トレイ支持部材65のトレイ開口部76を形成している縁よりも後方に向かって突出しているので、プリンタ1の前後方向における小型化を図ることができながら、トレイ部材66に用紙Sをスタックするスペースを十分に確保することができる。
(4)また、トレイ支持部材65は、図6に示すように、後側フレーム70と、後側フレーム70よりも低い位置に配置される前側フレーム72と、後側フレーム70と前側フレーム72との間に配置される段差部71とを一体的に有している。そして、トレイ開口部76の上側部分が、段差部71に形成されている。
そのため、トレイ開口部76が、段差部71を前後方向に貫通するように、確実に形成される。その結果、トレイ部材66の後端部がトレイ開口部76を形成している縁よりも後方に向かって突出するように、トレイ部材66をより一層確実に配置することができる。
(5)また、図6に示すように、後側フレーム70よりも排出方向Xの下流側に配置される前側フレーム72に、トレイ収容部78が設けられている。
そのため、図3に示すように、トレイ収容部78にトレイ部材66を収容させることにより、トレイ部材66の効率的な配置を確保することができる。
また、図6に示すように、トレイ収容部78の底壁90の排出方向Xの上流側端部、具体的には、補強部92の上端部が、トレイ開口部76の下端縁を構成し、段差部71のアッパー部103の下端部が、トレイ開口部76の上端縁を構成するので、トレイ開口部76が段差部71のみに形成される場合と比較して、トレイ開口部76の開口面積の向上を図ることができる。
そのため、トレイ開口部76に挿通されるトレイ部材66の大型化を図ることができ、ひいては、トレイ部材66に確保される用紙Sをスタックするスペースの向上を図ることができる。
従って、トレイ部材66の効率的な配置を確保することができながら、トレイ部材66に確保される用紙Sをスタックするスペースの向上を図ることができる。
(6)また、トップカバー7は、図5に示すように、カバーフレーム67を備えている。そして、カバーフレーム67が、図3に示すように、前側フレーム72および段差部71を被覆するので、簡易な構成でありながら、前側フレーム72および段差部71を保護することができる。また、カバーフレーム67により、トップカバー7の外観の向上を図ることができる。
(7)また、トレイ支持部材65は、図7に示すように、押圧部93を備えている。
そして、押圧部93は、図12に示すように、プロセスカートリッジ15の本体ケーシング2に対する装着が不十分である場合、トップカバー7を開放位置から閉鎖位置に向かって移動させると、プロセスカートリッジ15の前端部を下方に向かって押圧する。そうすると、プロセスカートリッジ15は、図1に示すように、装着途中の位置から所定の装着位置に移動される。
すなわち、トップカバー7を開放位置から閉鎖位置に移動させることにより、プロセスカートリッジ15を本体ケーシング2に確実に装着させることができる。
また、押圧部93がプロセスカートリッジ15を押圧すると、その押圧に対応する反力が、押圧部93を介して補強部92に作用する。
この点、補強部92は、トレイ開口部76の下側周端部を補強するように設けられているので、反力が作用しても、トレイ開口部76の下側周端部が変形することを抑制できる。
従って、トップカバー7を移動させることにより、カートリッジを本体ケーシング2に確実に装着させることができながら、トレイ開口部76の下側周端部が変形することを抑制できる。
しかるに、トレイ支持部材65およびトレイ部材66のそれぞれは、例えば、射出法により成形することができる。
そのため、トレイ支持部材65の厚みが不均一である場合、すなわち、厚みの厚い部分と薄い部分とがある場合、射出成形における冷却工程において、厚みの厚い部分と薄い部分との間に冷却速度の差が生じ、その冷却速度の差に起因して、トレイ支持部材65が変形、つまり、ヒケを生じる場合がある。
一方、トレイ支持部材65は、その厚みが一定となるように成形されるので、射出成形における冷却工程において、トレイ支持部材65の変形を抑制できる。
とりわけ、補強部92は、底壁90の後端部が屈曲されることにより形成されるので、補強部92の厚みを確実に、底壁90と略同じ厚みに形成することができる。そのため、トレイ開口部76の下側周端部を補強することができながら、射出成形における冷却工程において、補強部92が変形することを確実に抑制できる。
(8)また、トレイ支持部材65が、図4に示すように、第1排紙ローラ40を備え、トレイ部材66が、第2排紙ローラ45を備えているので、第1排紙ローラ40および第2排紙ローラ45のそれぞれが、トップカバー7および本体ケーシング2のそれぞれに備えられている場合と比較して、第1排紙ローラ40と第2排紙ローラ45との相対的な位置精度の向上を図ることができる。
そのため、図1に示すように、排紙口50を介してトレイ部材66に排出される用紙Sが、第1排紙ローラ40および第2排紙ローラ45に詰まることを抑制できる。
(9)また、トレイ部材66には、図8に示すように、位置決め突部58が設けられている。
そして、位置決め突部58は、図6および図8に示すように、トレイ部材66がトレイ支持部材65のトレイ収容部78に組み付けられたときに、位置決め面99に前側から当接する。これにより、トレイ部材66は、トレイ支持部材65に対して前後方向に位置決めされる。
そのため、トレイ支持部材65に対するトレイ部材66の位置決め精度の向上を図ることができる。その結果、図1に示すように、本体ケーシング2内から排出された用紙Sを、トレイ部材66に確実にスタックすることができる。
5.変形例
上記したプリンタ1は、本発明の画像形成装置の一実施形態であり、本発明は、上記した実施形態に限定されない。
本発明の画像形成装置は、上記したモノクロプリンタの他、カラープリンタとして構成することもできる。
画像形成装置をカラープリンタとして構成する場合には、複数の感光ドラムと記録媒体搬送部材とを備えるダイレクト方式のタンデム型カラープリンタや、複数の感光ドラムと、中間転写体と、転写部材とを備える中間転写方式のタンデム型カラープリンタとして構成することができる。
また、プロセスカートリッジ15は、上記したようなドラムカートリッジ18と現像カートリッジ19とが分離する分離型の他、ドラムカートリッジ18と現像カートリッジ19とを一体的に備える一体型として構成することもできる。
さらに、現像カートリッジ19は、現像ローラ34を有するフレームに対し、トナーが収容されるトナーカートリッジが着脱自在に装着されるように構成することもできる。
さらに、プリンタ1は、図1の仮想線で示すように、フラットベッドスキャナ30を一体的に備える複合機として構成することもできる。
フラットベッドスキャナ30では、原稿の画像情報を読み取ることができる。そして、読み取られた原稿の画像情報に基づいて、画像形成部5において、上記したように、用紙Sに画像を形成することができる。
これらによっても、上記した実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
なお、上記した実施形態および変形例は、適宜組み合わせることができる。
1 プリンタ
2 本体ケーシング
5 カートリッジ開口部
7 トップカバー
15 プロセスカートリッジ
40 第1排紙ローラ
45 第2排紙ローラ
50 排紙口
58 位置決め突部
65 トレイ支持部材
66 トレイ部材
67 カバーフレーム
70 後側フレーム
71 段差部
72 前側フレーム
76 トレイ開口部
78 トレイ収容部
90 底壁
92 補強部
93 押圧部
S 用紙
X 排紙方向

Claims (9)

  1. 開口部が形成され、内部において記録媒体に画像を形成するように構成される筐体と、
    前記筐体に対して、前記開口部を開放する開放位置と、前記開口部を閉鎖する閉鎖位置とに移動するように構成される開閉部材と、を備え、
    前記開閉部材は、
    前記閉鎖位置に配置された状態において、前記筐体内から排出された記録媒体がスタックされるように構成されるトレイ部と、
    前記トレイ部とは別部材として、前記トレイ部を支持するように構成され、前記開放位置と前記閉鎖位置とに移動可能に前記筐体に支持される支持部とを備えていることを特徴とする、画像形成装置。
  2. 前記支持部には、前記筐体の内部空間と連通される第2開口部が形成され、
    前記トレイ部の一部は、前記第2開口部を介して、前記第2開口部よりも前記内部空間に向かって突出していることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記開口部は、前記筐体が鉛直方向の上側に向かって開放されるように形成され、
    前記第2開口部は、前記鉛直方向と交差する交差方向に、前記支持部を貫通するように形成され、
    前記トレイ部の前記交差方向の一端部が、前記第2開口部を介して、前記支持部の前記第2開口部を形成している縁よりも前記交差方向の一方側に向かって突出していることを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記支持部は、
    前記支持部の上面の少なくとも一部を構成する第1部分と、
    前記支持部の上面の少なくとも一部を構成し、前記第1部分よりも記録媒体の排出方向の下流側、かつ、前記第1部分よりも低い位置に配置される第2部分と、
    前記第1部分と前記第2部分との間に形成される段差部とを有し、
    前記第2開口部は、
    少なくとも前記段差部に形成されていることを特徴とする、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記第2部分には、
    前記開閉部材が前記閉鎖位置に配置された状態において、鉛直方向の下側に向かって凹むように形成されるトレイ収容部が設けられ、
    前記トレイ収容部は、
    前記トレイ収容部の底部を構成し、前記排出方向の上流側から下流側に向かうに従って、高くなるように傾斜するトレイ収容部底部を備え、
    前記トレイ収容部底部の前記排出方向の上流側端部が、前記第2開口部の鉛直方向の下側の縁を構成し、
    前記段差部の一部が、前記第2開口部の鉛直方向の上側の縁を構成することを特徴とする、請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記開閉部材は、前記第2部分および前記段差部を被覆するカバー部材を、さらに備えていることを特徴とする、請求項4または5に記載の画像形成装置。
  7. 前記開口部を介して、前記筐体内に着脱されるように構成されるカートリッジを、さらに備え、
    前記支持部は、
    前記第2開口部の周端部に設けられ、前記第2開口部の周端部を補強する補強部と、
    前記補強部に設けられ、前記開閉部材が前記開放位置から前記閉鎖位置に向けて移動されるときに、前記筐体に装着途中の前記カートリッジを押圧するように構成される押圧部とを有していることを特徴とする、請求項2〜6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記トレイ部と前記支持部との間には、画像が形成された記録媒体を、前記筐体内から前記筐体外に向けて通過させるように構成される排出口が形成され、
    前記支持部は、記録媒体を前記筐体内から前記排出口を介して前記トレイ部に排出するように構成される第1排出ローラを備え、
    前記トレイ部は、前記第1排出ローラと対向配置される第2排出ローラを備えていることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記トレイ部には、前記支持部に対して位置決めされるように構成される位置決め部が設けられていることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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