JP2014088969A - 制御装置及び方法並びにプログラム、それを備えた空気調和装置 - Google Patents

制御装置及び方法並びにプログラム、それを備えた空気調和装置 Download PDF

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Abstract

【課題】室外DCファンモータを安定して駆動すること。
【解決手段】交流電源電圧を直流電圧に変換する第1の整流回路3と、第1の整流回路3の出力端子間に直列に接続される2つのコンデンサC1,C2と、第1の整流回路3の交流側の一方の入力端子と第1のコンデンサC1及び第2のコンデンサC2の接続点との間を開閉可能に設けられ、第1の整流回路3を全波整流回路と倍電圧整流回路とに切り替える切替部4とを備える空気調和装置の電源装置100に適用される、空気調和装置の室外熱交換器に送風する室外ファンを回転させる室外DCファンモータ8の制御装置10であって、切替部4が閉状態とされ、第1の整流回路3が倍電圧整流回路とされる場合に、切替部4が閉状態に切り替えられる前に、室外DCファンモータ8に入力する指令電圧を低減するように調整する。
【選択図】図1

Description

本発明は、制御装置及び方法並びにプログラム、それを備えた空気調和装置に関するものである。
例えば、空気調和装置の高効率を実現する電源回路としては、入力電圧を100〔V〕から200〔V〕のように、倍に昇圧する倍電圧整流回路が用いられている。
特許文献1の図1において、空気調和装置におけるブリッジ整流回路16の一方の入力端とコンデンサ17,18の接続点との間に接続されたSW25と、ブリッジ整流回路16のもう一方の入力端とコンデンサ17,18の接続点との間に接続されたSW26と、空気調和装置の圧縮機の回転数を検知する手段とを設け、圧縮機回転数の情報に基づき、低回転時にはSW25とSW26の制御により全波整流モードにし、高回転時には倍電圧整流モードにて運転することにより、出力電圧の可変範囲を拡大する技術が開示されている。
特開2004−125282号公報
ところで、上記特許文献1の図1で示されるような倍電圧整流回路の直流側に、空気調和装置の室外熱交換器に送風する室外ファンを駆動する室外DCファンモータが接続された場合を検討すると、全波整流モードから倍電圧整流モードに切り替えられ直流側の電圧が倍になると、室外DCファンモータを駆動させる指令電圧が変化していないにも関わらず、印加される電圧が倍になるので、室外DCファンモータの回転数が急激に上昇することとなり、室外DCファンモータが安定して駆動できない。
しかしながら、上記特許文献1では、倍電圧整流回路を圧縮機モータの駆動に使用する場合について示されているものの、倍電圧整流回路と室外DCファンモータとを組み合わせて使用する方法は示されておらず、倍電圧整流回路と室外DCファンモータとを組み合わせた場合に、室外DCファンモータを安定して駆動することができないという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、室外DCファンモータを安定して駆動することのできる制御装置及び方法並びにプログラム、それを備えた空気調和装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を採用する。
本発明は、交流電源電圧を直流電圧に変換する整流回路と、前記整流回路の出力端子間に直列に接続される複数のコンデンサと、前記整流回路の交流側の一方の入力端子と第1の前記コンデンサおよび第2の前記コンデンサの接続点との間を開閉可能に設けられ、前記整流回路を全波整流回路と倍電圧整流回路とに切り替える切替手段とを備える空気調和装置の電源装置に適用される、前記空気調和装置の室外熱交換器に送風する室外ファンを回転させる室外DCファンモータの制御装置であって、前記切替手段が閉状態とされることで、前記整流回路が倍電圧整流回路とされる場合に、前記切替手段が閉状態に切り替えられる前に、前記室外DCファンモータに入力する指令電圧を低減するように調整する制御装置を提供する。
このような構成によれば、交流電源電圧を直流電圧に変換する整流回路と、整流回路の出力端間に直列に接続される複数のコンデンサと、整流回路の一方の入力端子と第1のコンデンサおよび第2のコンデンサの接続点との間を開閉可能に設けられ、整流回路を全波整流回路と倍電圧整流回路とに切り替える切替手段とを備える空気調和装置の電源装置に適用される、空気調和装置の室外熱交換器に送風する室外ファンを回転させる室外DCファンモータの制御装置であって、切替手段が閉状態とされることで整流回路が倍電圧整流回路とされる場合に、切替手段が閉状態に切り替えられる前に、室外DCファンモータに入力される指令電圧が、低減されるように調整される。
このように、整流回路が、全波整流回路(1倍圧)から倍電圧整流回路(2倍圧)に切り替えられる前後で、室外DCファンモータの指令電圧が同じである場合には、室外DCファンモータの回転数が急激に上昇してしまうが、本発明では、全波整流回路(1倍圧)から倍電圧整流回路(2倍圧)に切り替えられる前に、室外DCファンモータの指令電圧を低減させることにより、室外DCファンモータの回転数が急激に変動(上昇)することを防ぐ。これにより、風切音が低減され、室外DCファンモータを安定して駆動することができる。
上記制御装置において、前記室外DCファンモータに入力する指令電圧は、前記室外DCファンモータの回転数が、前記室外DCファンモータが停止する回転数となる停止領域以上であり、現在の前記室外DCファンモータの回転数より小さい回転数となる値に設定されることが好ましい。
これにより、室外DCファンモータを停止させることなく、室外DCファンモータの回転数が急変しないように調整できる。
上記制御装置において、PWM(pulse width modulation:パルス幅変調)パルスを調整することにより、前記室外DCファンモータに入力する指令電圧を調整することとしてもよい。
PWMパルスの制御により、室外DCファンモータの指令電圧が簡便に調整できる。
本発明は、上記いずれかに記載の制御装置を備える空気調和装置を提供する。
本発明は、交流電源電圧を直流電圧に変換する整流回路と、前記整流回路の出力端間に直列に接続される複数のコンデンサと、前記整流回路の一方の入力端子と第1の前記コンデンサおよび第2の前記コンデンサの接続点との間を開閉可能に設けられ、前記整流回路を全波整流回路と倍電圧整流回路とに切り替える切替手段とを備える空気調和装置の電源装置に適用される、前記空気調和装置の室外熱交換器に送風する室外ファンを回転させる室外DCファンモータの制御方法であって、前記切替手段が閉状態とされることで、前記整流回路が倍電圧整流回路とされる場合に、前記切替手段が閉状態に切り替えられる前に、前記室外DCファンモータに入力する指令電圧を低減するように調整する制御方法を提供する。
本発明は、交流電源電圧を直流電圧に変換する整流回路と、前記整流回路の出力端間に直列に接続される複数のコンデンサと、前記整流回路の一方の入力端子と第1の前記コンデンサおよび第2の前記コンデンサの接続点との間を開閉可能に設けられ、前記整流回路を全波整流回路と倍電圧整流回路とに切り替える切替手段とを備える空気調和装置の電源装置に適用される、前記空気調和装置の室外熱交換器に送風する室外ファンを回転させる室外DCファンモータの制御プログラムであって、前記切替手段が閉状態とされることで、前記整流回路が倍電圧整流回路とされる場合に、前記切替手段が閉状態に切り替えられる前に、前記室外DCファンモータに入力する指令電圧を低減するように調整する処理をコンピュータに実行させるための制御プログラムを提供する。
本発明は、室外DCファンモータを安定して駆動することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る空気調和装置の電源装置の概略構成の一例を示した図である。 室外DCファンモータに入力される指令電圧と室外DCファンモータとの関係の一例を示した図である。
以下に、本発明に係る制御装置及び方法並びにプログラム、それを備えた空気調和装置について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る空気調和装置の電源装置100の概略構成を示した図である。
図1に示されるように、空気調和装置に適用される電源装置100は、交流電源1、部分スイッチング方式の昇圧回路(以下「部分スイッチング回路」という)2、複数のダイオードD1,D2,D3,D4を有する第1の整流回路(整流回路)3、倍電圧用コンデンサ(第1のコンデンサ)C1、倍電圧用コンデンサ(第2のコンデンサ)C2、及び切替部(切替手段)4を備えている。
交流電源1は、部分スイッチング回路2を介して、第1の整流回路3の交流入力側に接続されている。
部分スイッチング回路2は交流電源1の一のラインに直列に介挿されたリアクトルL1、及びリアクトルL1の負荷側と交流電源1の他のラインとの間に複数のダイオードD5,D6,D7,D8を有する第2の整流回路5を備えている。また、第2の整流回路5の直流側は、IGBT(Isolated Gate Bipolar Transistor:絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)Q1が設けられている。部分スイッチング回路2は、IGBTQ1のゲート制御によって接続状態にまたは非接続状態にされる。
IGBTQ1は、交流電源1のゼロクロス点に同期して、所定期間オン状態にさせるパルス信号が入力され、制御される。そうすると、リアクトルL1を介して第2の整流回路5及びIGBTQ1を通り、交流電源1を短絡させる電流が流れるので、入力電流は交流電源1のゼロクロス点から流れ始める。そして、IGBTQ1がオフ状態になると、電流は、リアクトルL1、第1の整流回路3、及び倍電圧用コンデンサC1,C2を流れる。この結果、電流導通角を大きく拡大させることができ、力率を改善することができる。
また、部分スイッチング回路2は、交流電源1の電圧の半サイクルの所定タイミングでIGBTQ1をオン状態にされると交流リアクトルL1にエネルギを蓄積し、所定時間経過後にIGBTQ1をオフ状態にされると、交流リアクトルL1に蓄積されたエネルギによる逆起電力による電圧と交流電源1の電圧とが加算されて第2の整流回路5に加わり、昇圧が行われる。なお、この部分スイッチング回路2は、交流電源電圧の昇圧が必要となる運転領域でのみ動作する。
第1の整流回路3は、複数のダイオードにより整流回路を構成し、交流電源1から供給される交流電源電圧を直流電圧に変換する。また、第1の整流回路3の出力端子間には、直列に2つの倍電圧用コンデンサC1,C2が接続されている。
切替部4は、倍電圧用コンデンサC1,C2の接続点(中点)と、第1の整流回路の交流側の一端との間に設けられ、開閉可能にされている。切替部4は、制御装置10から取得する閉切替指令に基づいて接続状態にし、制御装置10から取得する開切替指令に基づいて非接続状態にする。
切替部4が開状態にされることで第1の整流回路3は全波整流回路とされ、切替部4が閉状態にされることで第1の整流回路3は倍電圧整流回路とされ、このように全波整流回路と倍電圧整流回路とが切り替え可能にされている。
また、図1に示されるように、本実施形態の電源装置100は、コンプレッサモータ7を駆動するインバータ6、及び室外DCファンモータ8と接続されている。また、電源装置100及び室外DCファンモータ8は、それぞれ制御装置10と各種情報の授受可能に接続されている。
インバータ6は、所定の制御によって可変周波数を出力するインバータであり、この出力によって、空気調和機の圧縮機(図示略)を駆動するコンプレッサモータ7を駆動する。
室外DCファンモータ8は、制御装置10から取得する指令電圧に基づいて、空気調和装置の室外熱交換器に送風する室外ファンを駆動させる。また、室外DCファンモータ8の回転数の情報は、制御装置10にフィードバックされるようになっている。これにより、制御装置10は、フィードバックされた回転数の情報に基づいて、指令電圧を調整することもできるようになっている。
ここで、室外DCファンモータ8と接続される端子間電圧をVoとし、交流電源1の電圧をViとすると、切替部4が開状態とされ、第1の整流回路3が全波整流回路とされる場合には、VoとViには、以下の(1)式が成立する。
Vo=√2Vi (1)
また、切替部4が閉状態とされ、第1の整流回路3が倍電圧整流回路とされる場合には、VoとViには、以下の(2)式が成立する。
Vo=2√2Vi (2)
図1に示されるように、室外DCファンモータ8のDC電圧プラス端子は、倍電圧用コンデンサC1と接続されるラインと接続され、室外DCファンモータ8のDC電圧マイナス端子は、倍電圧用コンデンサC2と接続されるラインと接続されている。
制御装置10は、例えば、図示しないCPU(中央演算装置)、RAM(Random Access Memory)、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体等から構成されている。後述の各種機能を実現するための一連の処理の過程は、プログラム(例えば、制御プログラム)の形式で記録媒体等に記録されており、このプログラムをCPUがRAM等に読み出して、情報の加工・演算処理を実行することにより、後述の各種機能が実現される。
具体的には、制御装置10は、切替部4が閉状態に切り替えられる前(例えば、数ミリ秒前)に、室外DCファンモータ8に入力する指令電圧を低減するように調整する。具体的には、制御装置10は、室外DCファンモータ8に入力する指令電圧は、室外DCファンモータ8の回転数が、室外DCファンモータ8が停止する回転数となる停止領域以上であり、現在の室外DCファンモータ8の回転数より小さい回転数となる値に設定される。また、制御装置10から室外DCファンモータ8に入力する指令電圧は、PWMパルスにより、調整される。
例えば、調整されるPWMパルスは、以下の(3)式により算出する。
切替後パルスカウンタ値={(切替前パルスカウンタ値)−(停止領域となる最大パルスカウンタ値)}/2+(停止領域となる最大パルスカウンタ値) (3)
なお、上記(3)式の例においては、室外DCファンモータ8が停止する回転数となる停止領域以上から、現在の室外DCファンモータ8の回転数より小さい回転数の間の中間点を採用する(つまり、2で除算する)ことにより、切替後パルスカウンタ値を算出しているが、どの回転数まで低減するかは、限定されない。しかしながら、2で除算して、室外DCファンモータ8が駆動できるパルスカウンタの中間点の回転数を採用することにより、1倍圧から2倍圧への切り替え前後で、室外DCファンモータ8の回転数が維持できる。
また、制御装置10から出力されるPWMパルスは、コンデンサC3において平滑化され、安定した電圧となり、指令電圧として室外DCファンモータ8に入力されるようになっている。
図2は、横軸に室外DCファンモータ8に指令電圧を与えるためのPWMパルスのカウンタ値(カウンタ値:0〜255)、縦軸に室外DCファンモータ8の回転数〔rpm〕を示している。本実施形態に係る室外DCファンモータ8を使用した場合には、カウンタ値が0〜130の区間では、室外DCファンモータが駆動せず停止領域であることを示している。カウンタ値が130以降では、整流回路を1倍圧(全波整流回路)で使用すると、室外DCファンモータ8は実線で示される回転数で駆動され、整流回路を2倍圧(倍電圧整流回路)で使用すると、室外DCファンモータ8は点線で示される回転数で駆動されることを示している。
なお、本実施形態においては、停止領域となる最大カウンタ値を130としているが、図2は本実施形態で用いる室外DCファンモータの場合の一例を示しており、最大カウンタ値はこれに限定されず、使用するファンモータにより決定されるものである。
次に、本実施形態に係る制御装置10の作用について、図1及び図2を用いて説明する。
切替部4が開状態(非接続状態)にされ、整流回路3が全波整流回路とされていると、直列に接続された倍電圧用コンデンサC1及びC2の両端は全波整流された電圧によって充電され、1倍圧整流が行われる。このとき、制御装置10から出力される指令電圧を制御するPWMパルスのカウンタ値が190である場合には、室外DCファンモータ8の回転数は、1倍圧ラインに示される切替前A点の回転数である。
本発明に係る制御装置10による制御がなされない場合には、切替部4を閉状態にする条件となった時、制御装置10から切替部4に閉切替指令が出力され、切替部4が閉状態(接続状態)となり第1の整流回路3が倍電圧整流回路にされる。倍電圧用コンデンサC1及びC2の両端は2倍圧整流されるが、PWMパルスカウンタ値は、1倍圧から2倍圧への切替前と同じ190のままであるため、室外DCファンモータ8の回転数は、2倍圧ラインに示される切替後B点の回転数に急激に上昇する。
これに対し、本発明の制御装置10による制御がなされる場合について説明する。切替部4を閉状態にする条件となった時、制御装置10から切替部4に閉切替指令が出力される前(例えば、数ミリ秒前)に、上記(3)式に基づいて、1倍圧から2倍圧に切替後のPWMパルスカウンタ値が算出され(例えば、(190−130)/2+130=160)、算出されたPWMパルスカウンタ値(例えば、160)が、室外DCファンモータ8側に与えられる。
その後、制御装置10から切替部4に閉切替指令が出力される。このとき、室外DCファンモータ8は、既にPWMパルスカウンタ値が160に制御され、指令電圧が1倍圧から2倍圧に変更する前よりも低減するように制御されているので、室外DCファンモータ8の回転数は、2倍圧ラインに示される切替後C点の回転数となる。このように、1倍圧から2倍圧に切り替えられる前に、室外DCファンモータ8の指令電圧(PWMパルスカウンタ値)を使用可能領域の半分の回転数に低減するように調整しているので、室外DCファンモータ8の回転数は、切り替え前の回転数に維持できる。
以上説明してきたように、本実施形態に係る制御装置10及び方法並びにプログラム、それを備えた空気調和装置によれば、第1の整流回路3が、全波整流回路(1倍圧)から倍電圧整流回路(2倍圧)に切り替えられる前に、室外DCファンモータ8の指令電圧を低減させることにより、室外DCファンモータ8の回転数が急激に上昇することを防ぐ。これにより、風切音が低減され、室外DCファンモータを安定して駆動することができる。
また、室外DCファンモータ8に入力する指令電圧は、室外DCファンモータ8の回転数が、室外DCファンモータ8が停止する回転数となる停止領域以上であり、現在の室外DCファンモータ8の回転数より小さい回転数となる値に設定されるので、室外DCファンモータ8を停止させることなく、室外DCファンモータ8の回転数が急変しないように調整できる。
3 第1の整流回路
4 切替部
8 室外DCファンモータ
10 制御装置
100 電源装置
C1,C2 倍電圧用コンデンサ

Claims (6)

  1. 交流電源電圧を直流電圧に変換する整流回路と、前記整流回路の出力端子間に直列に接続される複数のコンデンサと、前記整流回路の交流側の一方の入力端子と第1の前記コンデンサおよび第2の前記コンデンサの接続点との間を開閉可能に設けられ、前記整流回路を全波整流回路と倍電圧整流回路とに切り替える切替手段とを備える空気調和装置の電源装置に適用される、前記空気調和装置の室外熱交換器に送風する室外ファンを回転させる室外DCファンモータの制御装置であって、
    前記切替手段が閉状態とされることで、前記整流回路が倍電圧整流回路とされる場合に、前記切替手段が閉状態に切り替えられる前に、前記室外DCファンモータに入力する指令電圧を低減するように調整する制御装置。
  2. 前記室外DCファンモータに入力する指令電圧は、前記室外DCファンモータの回転数が、前記室外DCファンモータが停止する回転数となる停止領域以上であり、現在の前記室外DCファンモータの回転数より小さい回転数となる値に設定される請求項1に記載の制御装置。
  3. PWMパルスを調整することにより、前記室外DCファンモータに入力する指令電圧を調整する請求項1または請求項2に記載の制御装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の制御装置を備える空気調和装置。
  5. 交流電源電圧を直流電圧に変換する整流回路と、前記整流回路の出力端間に直列に接続される複数のコンデンサと、前記整流回路の一方の入力端子と第1の前記コンデンサおよび第2の前記コンデンサの接続点との間を開閉可能に設けられ、前記整流回路を全波整流回路と倍電圧整流回路とに切り替える切替手段とを備える空気調和装置の電源装置に適用される、前記空気調和装置の室外熱交換器に送風する室外ファンを回転させる室外DCファンモータの制御方法であって、
    前記切替手段が閉状態とされることで、前記整流回路が倍電圧整流回路とされる場合に、前記切替手段が閉状態に切り替えられる前に、前記室外DCファンモータに入力する指令電圧を低減するように調整する制御方法。
  6. 交流電源電圧を直流電圧に変換する整流回路と、前記整流回路の出力端間に直列に接続される複数のコンデンサと、前記整流回路の一方の入力端子と第1の前記コンデンサおよび第2の前記コンデンサの接続点との間を開閉可能に設けられ、前記整流回路を全波整流回路と倍電圧整流回路とに切り替える切替手段とを備える空気調和装置の電源装置に適用される、前記空気調和装置の室外熱交換器に送風する室外ファンを回転させる室外DCファンモータの制御プログラムであって、
    前記切替手段が閉状態とされることで、前記整流回路が倍電圧整流回路とされる場合に、前記切替手段が閉状態に切り替えられる前に、前記室外DCファンモータに入力する指令電圧を低減するように調整する処理をコンピュータに実行させるための制御プログラム。
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