JP2008017627A - 電源装置およびこれを用いた空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】全波整流回路にて得られる直流電圧よりも低い平均出力電圧を含む広い出力電圧範囲を有する電源装置を提供する。
【解決手段】交流電圧を直流電圧に整流する整流回路2と、交流電源1と整流回路2との間に設けたリアクタ3と、整流回路2の直流出力端間に接続した第1のコンデンサ4と、直流出力端の+極側に一端が接続した第2のコンデンサ5と、この第2のコンデンサ5の他端にアノードが接続した第1のダイオード6と、第1のダイオード6のカソードと直流出力端の−極側との間に接続した第3のコンデンサ7と、アノードが第1のダイオード6のカソードに接続し、カソードが直流出力端の+極側に接続した第2のダイオード8と、アノードが直流出力端の−極側に接続し、カソードが第1のダイオード6のアノードに接続した第3のダイオード9と、第3のダイオード9と並列接続した開閉手段10と、開閉手段10を駆動する開閉制御手段11とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】交流電圧を直流電圧に整流する整流回路2と、交流電源1と整流回路2との間に設けたリアクタ3と、整流回路2の直流出力端間に接続した第1のコンデンサ4と、直流出力端の+極側に一端が接続した第2のコンデンサ5と、この第2のコンデンサ5の他端にアノードが接続した第1のダイオード6と、第1のダイオード6のカソードと直流出力端の−極側との間に接続した第3のコンデンサ7と、アノードが第1のダイオード6のカソードに接続し、カソードが直流出力端の+極側に接続した第2のダイオード8と、アノードが直流出力端の−極側に接続し、カソードが第1のダイオード6のアノードに接続した第3のダイオード9と、第3のダイオード9と並列接続した開閉手段10と、開閉手段10を駆動する開閉制御手段11とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、交流電源からの交流電圧を整流して負荷へ電力を供給する電源装置およびこれを用いた空気調和機に関する。
従来、空気調和機では希土類磁石を用いた高効率電動機を圧縮機に採用するなど、エネルギー消費効率(COP)を向上させるための取組みが進んでいる。
最近では、空気調和機の総運転時間中に占める割合が高い軽負荷時、すなわち圧縮機の低速運転時におけるシステム効率が特に重要視されるようになりつつある。
一般に、インバータを用いた電動機駆動におけるシステム効率は、電動機を駆動するために必要な直流電圧以上の電圧範囲であれば、電圧が低いほど電動機駆動におけるシステム効率が高く、同時に静音化を図ることができることが良く知られている。
したがって、空気調和機の電源装置においては、出力電圧を可変する手段を備え、圧縮機の低速運転時に、高速運転時に比べて低い出力電圧を出力することが望ましい。
従来、このような電源装置の1つとして、リアクタを介して交流電源を短絡する短絡手段と、この短絡手段を制御する短絡制御手段とを備え、この短絡制御手段によって短絡手段をスイッチング動作させることで昇圧動作を行う昇圧手段を備えるとともに、切替制御手段によって負荷に応じて整流回路を全波整流回路または倍電圧整流回路に切り替える方式が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図14は、特許文献1に記載された電源装置の構成を示すものである。
図14に示すように、従来の電源装置は、交流電源1からの交流電圧を整流して直流電圧を生成する整流回路2と、交流電源1に直列に接続されたリアクタ3と、該リアクタ3を介して交流電源1を短絡する短絡素子18を制御する力率改善制御手段104と、整流回路2を全波整流回路または倍電圧整流回路に切り替えるように制御する倍電圧/全波整流制御手段105とを有している。
そして、倍電圧/全波整流制御手段105は、力率改善制御手段104の出力信号および電源装置への入力電流または電源装置からの出力電流に基づいて、整流回路2を全波整流回路または倍電圧整流回路へと切り替える制御を行う。
その結果、従来の電源装置は、広範囲の出力電圧可変範囲を得ることが可能となり、負荷に適した出力電圧を、負荷へ供給することができる。
特開平11−206130号公報
そして、倍電圧/全波整流制御手段105は、力率改善制御手段104の出力信号および電源装置への入力電流または電源装置からの出力電流に基づいて、整流回路2を全波整流回路または倍電圧整流回路へと切り替える制御を行う。
その結果、従来の電源装置は、広範囲の出力電圧可変範囲を得ることが可能となり、負荷に適した出力電圧を、負荷へ供給することができる。
しかしながら、上記従来の電源装置は、全波整流回路と倍電圧整流回路とを切り替える切替制御手段と、リアクタを介した交流電源の短絡による昇圧手段とによって構成されているため、電源装置として交流電源から通常全波整流回路によって得られる直流電圧(およそ交流電源の電源電圧×√2)よりも低い出力電圧を得ることができない。
つまり、このことが、インバータ負荷における軽負荷時の効率向上における1つの制約条件となっているという課題がある。
つまり、このことが、インバータ負荷における軽負荷時の効率向上における1つの制約条件となっているという課題がある。
すなわち、一般に電動機の駆動に必要な直流電圧以上であれば、出力電圧が低いほどシステムとして高効率となることから、空気調和機の軽負荷時に、より低い出力電圧を圧縮機等の負荷へ供給することができれば、さほど電圧を必要としない軽負荷時におけるシステム効率を高めることが可能となる。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、簡単な構成で、全波整流回路によって得られる直流出力電圧よりも低い出力電圧を負荷へ供給することで、軽負荷時のシステム効率を向上することが可能な電源装置を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の電源装置は、交流電源からの交流電圧を直流電圧に整流する整流回路と、交流電源と整流回路との間に接続されたリアクタと、整流回路の直流出力端間に接続された第1のコンデンサと、整流回路の+極側の直流出力端に一端が接続された第2のコンデンサと、第2のコンデンサの他端にアノードが接続された第1のダイオードと、第1のダイオードのカソードと整流回路の−極側の直流出力端との間に接続された第3のコンデンサと、アノードが第1のダイオードのカソードに、カソードが整流回路の+極側の直流出力端にそれぞれ接続された第2のダイオードと、アノードが整流回路の−極側の直流出力端に、カソードが第1のダイオードのアノードにそれぞれ接続された第3のダイオードと、第3のダイオードに並列に接続された開閉手段と、開閉手段を駆動する開閉制御手段とを備えて第1のコンデンサに並列に接続された負荷へ電力を供給する電源装置において、第1のコンデンサの静電容量を、第2のコンデンサおよび第3のコンデンサよりも小さく設定するものであり、本構成において開閉手段を開とすることによって、負荷へ供給される出力電圧波形を交流電源周期にて脈動させた波形とするものである。
また、リアクタを介して交流電源を短絡する短絡手段を備えることによって、電源装置の昇圧能力を向上させて、出力電圧範囲を拡大するものである。
本発明の電源装置は、全波整流回路で構成される電源装置よりも低い平均出力電圧を得ることができるため、圧縮機などに用いる電動機等のインバータ負荷に対して、軽負荷時に効率よく駆動することができる。
第1の発明は、交流電源からの交流電圧を直流電圧に整流する整流回路と、交流電源と整流回路との間に接続されたリアクタと、整流回路の直流出力端間に接続された第1のコンデンサと、整流回路の+極側の直流出力端に一端が接続された第2のコンデンサと、第2のコンデンサの他端にアノードが接続された第1のダイオードと、第1のダイオードのカソードと整流回路の−極側の直流出力端との間に接続された第3のコンデンサと、アノードが第1のダイオードのカソードに、カソードが整流回路の+極側の直流出力端にそれぞれ接続された第2のダイオードと、アノードが整流回路の−極側の直流出力端に、カソードが第1のダイオードのアノードにそれぞれ接続された第3のダイオードと、第3のダイオードに並列に接続された開閉手段と、開閉手段を駆動する開閉制御手段とを備えて第1のコンデンサに並列に接続された負荷へ電力を供給する電源装置において、第1のコンデンサの静電容量を、第2のコンデンサおよび第3のコンデンサよりも小さく設定するものである。
本構成によって、開閉手段の開時に負荷へ供給される出力電圧波形を交流電源周期にて脈動した波形とすることで平均出力電圧を低くするものである。
第2の発明は、接続された負荷が、予め定められた負荷よりも軽い場合に、開閉制御手段によって開閉手段を開とするものである。
これにより、通常負荷時には高い出力電圧を得ることができ、高い出力電圧を必要としない軽負荷時においてのみ、全波整流回路で通常得られる電圧よりも低い出力電圧を得ることができる。
第3の発明は、開閉手段が開時に負荷へ供給される直流電圧を、略台形状の波形であって、直流電圧の瞬時値の下限値が整流回路にて全波整流した時の直流出力電圧の略1/2とするものであり、直流電圧の下限値を引き下げることによって平均出力電圧をさらに下げるものである。
第4の発明は、第3のコンデンサの耐圧を第2のコンデンサよりも低く設定するものである。
これによって電源装置のコスト、サイズを小さくすることができる。
第5の発明は、開閉手段および第3のダイオードをMOSFETにて構成するものであり、これによって部品点数を削減することで回路を簡素化でき、電源装置を小型化するものである。
第6の発明は、リアクタを介して交流電源を短絡する短絡手段を備えるものであり、昇圧作用によって開閉手段が閉時のモードにおける最大出力電圧を高くすることができることから、電源装置の出力電圧範囲を拡大することができる。
第7の発明は、短絡手段を交流電源の電源半周期毎に1回だけ短絡するものであり、これにより、スイッチング損失の低減により常に高いコンバータ効率を得ることで、高いシステム効率を実現できる。
第8の発明は、負荷に応じて予め定められた短絡回数だけリアクタを介して交流電源を電源半周期毎に短絡するものであり、高い出力電圧が必要な場合にのみ短絡回数を増加させて昇圧能力を高め、高い出力電圧が不要な場合には短絡回数を減少させることで、広負荷範囲において高いシステム効率を有する電源装置とすることができる。
第9の発明は、軽負荷時、すなわち負荷の値が所定の値よりも小さいときには、短絡手段を開とすることにより、さほど出力電圧が不要となる低速運転時における出力電圧を可能な限り低くするとともに不要なスイッチングをなくすことで、システム効率をさらに向上することができる。
第10の発明は、整流回路を構成するダイオードブリッジ内のダイオードのうち、互いに接続された2個のダイオードにそれぞれ並列接続された2個のスイッチング素子にて短絡手段が構成されるものであり、これにより、昇圧動作時の効率がさらに改善されることで、より高効率な電源装置を得ることができる。
第11の発明は、電動機と、この電動機を駆動するインバータ手段とを備え、電動機の回転数が低い場合に開閉手段を開とする本発明の電源装置を備えるものであり、電動機の回転数が高い場合には、開閉手段を閉とすることで高い出力電圧を供給し、より誘起電圧の高い電動機を駆動することができるとともに、高い出力電圧を必要としない低速運転時において、従来よりも低い出力電圧を負荷に供給することができるため、トータルとして高いシステム効率を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における電源装置の構成を示すものである。
図1は、本発明の実施の形態1における電源装置の構成を示すものである。
図1に示すように、本発明における電源装置は、交流電源1からの交流電圧を直流電圧に整流する整流回路2と、交流電源1と整流回路2との間に接続されたリアクタ3と、整流回路2の直流出力端間に接続された第1のコンデンサ4と、整流回路2の+極側の直流出力端に一端が接続された第2のコンデンサ5と、第2のコンデンサ5の他端にアノードが接続された第1のダイオード6と、第1のダイオード6のカソードと整流回路2の−極側の直流出力端との間に接続された第3のコンデンサ7と、アノードが第1のダイオード6のカソードに、カソードが整流回路2の+極側の直流出力端にそれぞれ接続された第2のダイオード8と、アノードが整流回路2の−極側の直流出力端に、カソードが第1のダイオード6のアノードにそれぞれ接続された第3のダイオード9と、第3のダイオード9に並列に接続された開閉手段10と、開閉手段10を駆動する開閉制御手段11とから構成され、第1のコンデンサ4に並列に接続された負荷12へと電力を供給している。
開閉制御手段11は、マイコンなどの制御装置27によって構成されており、負荷検出手段(図示せず)によって負荷12の状態を検出し、負荷12が所定の負荷よりも軽い場合には開閉手段10を開に、負荷12が重い場合には開閉手段10を閉に制御する。
本発明における電源装置は、第1のコンデンサ4の静電容量が、第2のコンデンサ5および第3のコンデンサ7に比べて極めて小さく設定されている。
その一例としては、第2のコンデンサ5および第3のコンデンサ7を300μFとした場合、第1のコンデンサの静電容量を47μFとする組合せがある。
その一例としては、第2のコンデンサ5および第3のコンデンサ7を300μFとした場合、第1のコンデンサの静電容量を47μFとする組合せがある。
図2は、本発明の実施の形態1における電源装置の電圧・電流波形を示したものである。
図2に示すように、本発明の電源装置は、開閉手段10を開とした場合の動作として、図中A〜Dの4つの動作モードを有する。
以下に各動作モードについて詳細を説明する。
なお、図3および図4は、いずれも開閉手段10を開とした時の、実施の形態1における電源装置の等価回路構成を示すものである。
図3は、交流電源1における交流電圧の瞬時値(瞬時電圧)が高く、第1のコンデンサ4の電圧が上昇する期間における、本実施の形態1における電源装置の等価回路構成を表したものである。
第1のコンデンサ4の電圧13が上昇する状態には、次の2つの動作モードがある。
第1の動作モード(図中A)は、交流電源1の瞬時電圧15が第1のコンデンサ4の電圧13よりは高いが、第2のコンデンサ5の電圧と第3のコンデンサ7の電圧の和よりは低く、第1のダイオード6がオフとなる状態である。
この第1の動作モードにおいては、第1のコンデンサ4のみが充電されるため、交流電源1の瞬時電圧15の上昇につれて第1のコンデンサ4の電圧13は上昇するが、この間、第2のコンデンサ5および第3のコンデンサ7の電圧はほぼ一定となる。
第2の動作モード(図中B)は、交流電源1の瞬時電圧15が第2のコンデンサ5の電圧と第3のコンデンサ7の電圧の和よりも高く、第1のダイオード6がオンとなる状態である。
この第2の動作モードにおいては、第1のコンデンサ4および、第2のコンデンサ5、第3のコンデンサ7がともに充電される。
図3に示すように、第2の動作モードでは、第2のコンデンサ5と第3のコンデンサ7は、第1のダイオード6を介して直列に接続された状態で充電されるため、第2のコンデンサ5および第3のコンデンサ7に充電される電圧(VC2pk)は、それぞれ第1のコンデンサ4に充電される電圧(VC1pk)の概略1/2となる。
さらに交流電源1の電圧位相が進んで、第1のコンデンサ4の電圧がピークを迎えた後は、交流電源1の瞬時電圧15の低下とともに負荷12による放電のため、第1のコンデンサ4の電圧は低下し始める。
図4は、交流電源1の交流電圧の瞬時値(瞬時電圧)が低くなって、第1のコンデンサ4の電圧が低下する期間における、本発明の実施の形態における電源装置の等価回路構成を表したものである。
第3の動作モード(図中C)は、交流電源1の瞬時電圧15が第2のコンデンサ5、第3のコンデンサ7の電圧よりも高く、第2のダイオード8、第3のダイオード9がともにオフとなる状態である。
本発明の電源装置における第1のコンデンサ4は、第2のコンデンサ5および第3のコンデンサ7の静電容量に比べて極めて小さい値に設定されている。
よって、第3の動作モードにおいて、第1のコンデンサ4の電圧13は、交流電源1の瞬時電圧15が低下するにつれて負荷12への放電により、急速に下降しようとする。
よって、第3の動作モードにおいて、第1のコンデンサ4の電圧13は、交流電源1の瞬時電圧15が低下するにつれて負荷12への放電により、急速に下降しようとする。
しかしながら、本発明の電源装置では、リアクタ3を備えているため、交流電源1からの入力電流の急激な変化は抑制される。
従って、リアクタ3は、入力電流16の通電幅を広げる作用を有するだけでなく、第1のコンデンサ4の電圧が急速に低下することを抑制し、その結果、第1のコンデンサ4の電圧13は、リアクタ3がない場合に比べて緩やかに低下する。
第4の動作モード(図中D)は、交流電源1の瞬時電圧が低くなり、第1のコンデンサ4の電圧13が低下して第2のコンデンサ5および第3のコンデンサ7の電圧14に等しくなることによって、第2のダイオード8、第3のダイオード9がともにオンとなる状態である。
図4に示すように、第2のダイオード8、第3のダイオード9がともにオンとなる状態になると、第2のコンデンサ5および第3のコンデンサ7は、それぞれ第2のダイオード8および第3のダイオード9を介し、負荷を通って放電されるため、第1のコンデンサ4は、第2のコンデンサ5および第3のコンデンサ7と並列接続状態となる。
その結果、平滑回路の合成容量は大きくなり、第1のコンデンサ4の電圧13と第2のコンデンサ5および第3のコンデンサ7の電圧14は、いずれも負荷12の電圧と等しくなる(図3に示した第4のモード)。
なお、第2のコンデンサ5および第3のコンデンサ7の電圧14は、負荷12に対して十分な静電容量が確保されていることから、電圧リプルを無視すると、ほぼ一定の値(=第1のコンデンサ4のピーク電圧の概略1/2)となる。
上記第4の動作モードは、交流電源1の瞬時電圧15が再び第1のコンデンサ4の電圧13よりも高くなるまで継続される。
以上のように、本発明の実施の形態1における電源装置は、4つの動作モードを順番に移行することによって、全波整流回路における出力電圧の概略1/2の電圧を下限値とするリプルの大きな出力電圧波形を実現する。
本発明の電源装置の出力電圧は、全波整流回路における出力電圧の概略1/2の電圧となる期間が長いことから、その平均出力電圧は、通常全波整流回路によって得られる直流電圧よりも低くなる。
したがって、本発明の電源装置は、通常全波整流回路によって得られる直流電圧よりも低い平均電圧を負荷12へ供給することができる。
次に、図5は、本実施の形態1の電源装置において、各部の定数を変更した場合の電圧・電流波形を表すものである。
すなわち、電源装置は、第1のコンデンサ4の静電容量を33μF、第2のコンデンサ5および第3のコンデンサ7の静電容量を1000μFとするとともに、リアクタ3のL値を大きくしており、図2に比べて負荷電力が大きな場合の波形を図5に示している。
図5に示すように、本実施の形態では、電源装置の負荷電力が大きいことから、交流電源1の瞬時電圧15が大きい領域においても第1のコンデンサ4の電圧13の上昇率が低く抑えられている(VC1pk1)。
したがって、第1のコンデンサ4の電圧13、すなわち負荷12へ供給される電圧は、通常全波整流回路から得られる電圧の概略1/2の電圧(VC2pk1)を下限値とする概略台形状の電圧波形となる。
以上のように、図5に示すような出力電圧波形を実現することによって、電圧のピーク値を効果的に抑制することができ、電源装置の平均出力電圧を極限まで低減することが可能となる。
図6は、本実施の形態1における電源装置の、開閉手段10を閉とした時の等価回路構成を表すものである。
図6に示すように、開閉手段10が閉の場合、第2のコンデンサ5は、第1のコンデンサ4と並列接続されるため、第1のコンデンサ4と同じ電圧まで充電されることになる。
したがって、第2のコンデンサ5の耐圧は、第1のコンデンサ4と同等の耐圧が必要である。
一方、開閉手段10が閉の場合、第3のコンデンサ7は、第2のダイオード8によって耐圧を持たせることが可能である。
また、開閉手段10が開の場合には、第3のコンデンサ7と第2のコンデンサ5の電圧の和が第1のコンデンサ4の電圧に等しくなることから、第3のコンデンサ7の耐圧を第1のコンデンサ4および第2のコンデンサ5よりも小さくすることができる。
本実施の形態1の電源装置は、第2のコンデンサ5と第3のコンデンサ7の静電容量が同じであることから、第3のコンデンサ7の耐圧は、設計マージンを考慮して第2のコンデンサ5の耐圧の1/2よりも若干高い電圧としている。
本実施の形態1の電源装置は、第3のコンデンサ7の耐圧を第2のコンデンサ5よりも低くすることによって、第3のコンデンサ7を小型化することができるため、電源装置のサイズをより小さくすることが可能となる。
以上のように、本実施の形態の電源装置は、交流電圧に対して通常全波整流回路から得られる直流電圧よりも低い平均出力電圧を得ることができるため、従来の電源装置に比べて低い直流電圧にて負荷を駆動することができることから、インバータなどの負荷を高効率にて駆動することができる。
(実施の形態2)
図7に本発明の実施の形態2における電源装置の回路構成を示す。
図7に本発明の実施の形態2における電源装置の回路構成を示す。
図7に示すように、本実施の形態2における電源装置は、実施の形態1で示した開閉手段10をMOSFET31とすることによって、MOSFET31の寄生ダイオード31aにて実施の形態1で示した第3のダイオード9を省略することができるため、電源装置の小型化を図ることができるというものである。
また、実施の形態1のように、開閉手段10(図1中)にリレーを用いた場合では、開閉手段10(図1中)の開・閉切替時に接点バウンスの影響を受けるが、開閉手段10(図1中)の代わりにMOSFET31を使用することによって、接点バウンスの影響を受けることなく、電源半周期以内に確実に開閉手段としてのMOSFET31の開・閉状態を切り替えることができるため、運転モードの切替を円滑にすることが可能となる。
(実施の形態3)
図8は、本発明の実施の形態3における電源装置の回路構成を示すものである。
(実施の形態3)
図8は、本発明の実施の形態3における電源装置の回路構成を示すものである。
図8に示すように、本実施の形態3における電源装置は、交流電源1からの交流電圧を直流電圧に整流する整流回路2と、交流電源1と整流回路2の間に接続されたリアクタ3と、整流回路2の直流出力端間に接続された第1のコンデンサ4と、整流回路2の+極側の直流出力端に一端が接続された第2のコンデンサ5と、第2のコンデンサ5の他端にアノードが接続された第1のダイオード6と、第1のダイオード6のカソードと整流回路2の−極側の直流出力端との間に接続された第3のコンデンサ7と、アノードが第1のダイオード6のカソードに、カソードが整流回路2の+極側の直流出力端にそれぞれ接続された第2のダイオード8と、アノードが整流回路2の−極側の直流出力端に、カソードが第1のダイオード6のアノードにそれぞれ接続された第3のダイオード9と、第3のダイオード9に並列に接続された開閉手段10と、開閉手段10を駆動する開閉制御手段11とから構成され、第1のコンデンサ4に並列に接続された負荷12へと電力を供給する。
また第1のコンデンサ4の静電容量は、実施の形態1または2と同様に、第2のコンデンサ5および第3のコンデンサ7の静電容量よりも小さく設定されている。
さらに、本電源装置は、交流電源1のゼロクロスを検出するゼロクロス検出手段19を備え、ダイオードブリッジ17とIGBT18とから構成され、リアクタ3を介して交流電源1を短絡する短絡手段20、およびゼロクロス検出手段19から得られるゼロクロスのタイミングに同期して短絡手段20を制御する短絡制御手段21を備えている。
次に本実施の形態3における電源装置の動作モードについて説明する。
まず、開閉手段10が開の場合には、短絡手段20は常にオフ状態となり、本実施の形態1または2と同じ動作モードとなるため、記載を省略する。
図9に、開閉手段10が閉の場合における実施の形態3の電源装置の短絡制御手段21の動作および電源装置の電圧・電流波形を示す。
図9に示すように、短絡手段20は、交流電源1の電源半周期に1回、ゼロクロス検出手段19によって検出されたゼロクロス点から所定の時間td経過後に所定の時間twだけ短絡動作を行う。
時間tdおよび時間twは、負荷12の状態に応じて予め制御装置27に記憶された値を用いてもよいし、また電源装置の出力電圧(すなわち第1のコンデンサ4の電圧13)が所望の電圧となるようにフィードバック制御してもよい。
本発明の電源装置の出力電圧は、短絡手段20のオン・オフ動作に伴う昇圧作用によって、全波整流回路によって得られる直流電圧以上の電圧を得ることができるため、出力電圧範囲を大幅に拡大することが可能である。
また、図9に示すように、本制御によって、電源装置の入力電流16の通電幅が大きく広がるため、あわせて高力率動作を実現することが可能となる。
また図10に本実施の形態3における電源装置の別の形態を示す回路構成図を表す。
図10に示すように、本実施の形態3の電源装置は、互いに直列に接続されて、整流回路2の各ダイオードに並列に接続された2個のIGBT22a、22bから成る短絡手段を備える。
図10の構成を備える電源装置においては、2個のIGBT22a、22bが電源半周期毎に交互に短絡動作することによって、リアクタ3を介して交流電源1を短絡・開放することになる。
図10に示す電源装置が有する昇圧作用自体は、図8の構成の電源装置と基本的に同じであるが、短絡時の損失がダイオードのVF分だけ少なくなるため、図8の構成の電源装置に比べて高効率になるという利点を有する。
(実施の形態4)
図11は、本発明の実施の形態4における電源装置の回路構成を示すものである。
図11は、本発明の実施の形態4における電源装置の回路構成を示すものである。
図11に示すように、本実施の形態4における電源装置は、交流電源1からの交流電圧を直流電圧に整流する整流回路2と、交流電源1と整流回路2の間に接続されたリアクタ3と、整流回路2の直流出力端間に接続された第1のコンデンサ4と、整流回路2の+極側の直流出力端に一端が接続された第2のコンデンサ5と、第2のコンデンサ5の他端にアノードが接続された第1のダイオード6と、第1のダイオード6のカソードと整流回路2の−極側の直流出力端との間に接続された第3のコンデンサ7と、アノードが第1のダイオード6のカソードに、カソードが整流回路2の+極側の直流出力端にそれぞれ接続された第2のダイオード8と、アノードが整流回路2の−極側の直流出力端に、カソードが第1のダイオード6のアノードにそれぞれ接続された第3のダイオード9と、第3のダイオード9に並列に接続された開閉手段10と、開閉手段10を駆動する開閉制御手段11とから構成され、第1のコンデンサ4に並列に接続された負荷12へと電力を供給する。
また第1のコンデンサ4の静電容量は、実施の形態1〜3と同様に、第2のコンデンサ5および第3のコンデンサ7の静電容量よりも小さく設定されている。
さらに、本電源装置は、交流電源1のゼロクロスを検出するゼロクロス検出手段19と、ダイオード24、ダイオード25とIGBT26とから成る短絡手段20とを備えており、ゼロクロス検出手段19から得られるゼロクロスのタイミングに同期して短絡制御手段21から制御信号を出力し、短絡手段20を制御することで、リアクタ3を介した交流電源1の短絡を調整している。
なお、開閉手段10が開状態における、本実施の形態の電源装置の詳細動作については実施の形態1と同様であり、説明を省略する。
図12は、本実施の形態4における短絡制御手段21の動作と、電源回路の電圧・電流波形を示したものである。
まず、開閉手段10が閉状態の場合、短絡制御手段21は、ゼロクロス検出手段19から得られるゼロクロス点より時間td1経過後に時間tw1だけIGBT26をオンする。
その後、IGBT26をオフし、さらにゼロクロス点より時間td2経過後に時間tw2だけ、再びIGBT26をオンする。そして、その後、IGBT26を再びオフする。
すなわち、電源半周期毎に短絡手段であるIGBT26を2回オン・オフする。
その後、IGBT26をオフし、さらにゼロクロス点より時間td2経過後に時間tw2だけ、再びIGBT26をオンする。そして、その後、IGBT26を再びオフする。
すなわち、電源半周期毎に短絡手段であるIGBT26を2回オン・オフする。
図12に示すように、IGBT26をゼロクロス点の前後でオン・オフすることによって、入力電流の通電幅はさらに広がるため、実施の形態3に比べてさらに力率が向上する。
また、短絡手段であるIGBT26のトータルのオン時間(オンデューティ比)を増加させることができるため、IGBT26のオン1回あたりのピーク電流を抑えながら、より高い昇圧作用を得ることが可能となる。
さらに、短絡制御手段21は、負荷12が軽負荷時でさほど昇圧が必要でない場合には、電源半周期における短絡回数を1回とし、さらに予め定められた負荷よりも軽負荷の場合には、さらに短絡手段であるIGBT26を常にオフ状態とする。
以上の制御により、必要に応じて短絡手段20であるIGBT26のスイッチング回数を負荷12に応じて増減することで、常に高効率な動作を実現することが可能となる。
さらに上記よりも軽負荷の場合には、開閉手段10を開し、実施の形態1と同様の動作とすることで、負荷12に供給する出力電圧を通常全波整流によって得られる出力電圧よりも低い電圧とすることができる。
以上のことから、本実施の形態4の電源装置は、従来の電源装置に比べてより広い出力電圧範囲を負荷へ供給することが可能となる。
また、本実施の形態4の電源装置は、図11に示すように、電源半周期毎に交互にオンするダイオード24、ダイオード25を追加することによって、短絡手段20を構成するIGBT26のエミッタ電位が常に出力電圧のGND電位に等しくなることから、IGBT26のゲート駆動用の電源として、新たに絶縁電源を必要とせず、構成を簡略化することができるという利点を奏する。
(実施の形態5)
本発明の実施の形態5として、空気調和機の概略構成を図13に示す。
本発明の実施の形態5として、空気調和機の概略構成を図13に示す。
図13に示すように、本発明の空気調和機は、交流電源1からの交流電圧を直流電圧に整流する整流回路2と、交流電源1と整流回路2の間に接続されたリアクタ3と、整流回路2の直流出力端間に接続された第1のコンデンサ4と、整流回路2の+極側の直流出力端に一端が接続された第2のコンデンサ5と、第2のコンデンサ5の他端にアノードが接続された第1のダイオード6と、第1のダイオード6のカソードと整流回路2の−極側の直流出力端との間に接続された第3のコンデンサ7と、アノードが第1のダイオード6のカソードに、カソードが整流回路2の+極側の直流出力端にそれぞれ接続された第2のダイオード8と、アノードが整流回路2の−極側の直流出力端に、カソードが第1のダイオード6のアノードにそれぞれ接続された第3のダイオード9と、第3のダイオード9に並列に接続された開閉手段10と、開閉手段10を駆動する開閉制御手段11とから構成され、第1のコンデンサ4に並列に接続された負荷(インバータ手段33を介した電動機32)へ電力を供給している。
また第1のコンデンサ4の静電容量は、実施の形態1〜4と同様に、第2のコンデンサ5および第3のコンデンサ7の静電容量よりも小さく設定されている。
さらに、本発明の電源装置は、交流電源1のゼロクロスを検出するゼロクロス検出手段19と、ダイオードブリッジ17とIGBT18とから構成され、リアクタ3を介して交流電源1を短絡する短絡手段20と、ゼロクロス検出手段19から得られるゼロクロスのタイミングに同期して短絡手段20を制御する短絡制御手段21とを備えている。
本発明の空気調和機は、DCブラシレスモータからなる電動機32と、この電動機32を駆動するインバータ手段33を負荷に持ち、インバータ手段33は、電源装置からの出力電圧によって駆動される。
なお、短絡手段20の制御方法については、実施の形態3または4と同様であるため、記載を省略する。
また、電動機32は、主として圧縮機に用いられる電動機を意図しているが、熱交換器に風を送る送風機に用いる電動機でもよい。
また、電動機32は、主として圧縮機に用いられる電動機を意図しているが、熱交換器に風を送る送風機に用いる電動機でもよい。
本実施の形態5の空気調和機は、通常、開閉手段10を開としており、電動機32の回転数が所定の回転数よりも高い場合には、開閉制御手段11によって開閉手段10を閉とする。
本発明の空気調和機は、軽負荷時すなわち、電動機32の低速運転時において、開閉手段10を開とすることで、実施の形態1〜4に示したように、通常全波整流回路によって得られる出力電圧よりも低い平均出力電圧でインバータを駆動することができるため、従来の電源装置を備えた空気調和機に比べて、高いインバータ効率およびモータ効率を得ることが可能となる。
また、開閉手段10を閉とし、電動機32を高速運転する場合には、電動機32の回転数に応じて短絡手段20のIGBT18をオン・オフする時間td、twを調整することによって、必要十分な昇圧作用を得ることができる。
したがって、本発明の空気調和機は、電動機32のターン数や磁石量の増加による電動機32の高効率化の際に課題となる誘起電圧の増加にも対応することができる。
以上のことから、本実施の形態における空気調和機は、出力電圧範囲の広い電源装置を備えることによって、空気調和機としての最大暖房能力を犠牲にすることなく、電動機32を高効率化することによって、省エネ性能を向上させることができるだけでなく、通常全波整流回路によって得られる直流電圧よりも低い出力電圧を負荷へ供給することができるので、特に低速域である軽負荷時において高いシステム効率を実現することが可能となる。
以上のように、本発明にかかる電源装置は、通常全波整流回路によって得られる直流電圧よりも低い平均出力電圧を得て電動機等のインバータ負荷に対する軽負荷時の効率を向上させることができるため、空気調和機だけでなく、冷蔵庫や洗濯機など電動機負荷を有する電化製品への用途に適用できる。
1 交流電源
2 整流回路
3 リアクタ
4 第1のコンデンサ
5 第2のコンデンサ
6 第1のダイオード
7 第3のコンデンサ
8 第2のダイオード
9 第3のダイオード
10 開閉手段
11 開閉制御手段
12 負荷
17 ダイオードブリッジ
20 短絡手段
21 短絡制御手段
31 MOSFET
32 電動機
33 インバータ手段
2 整流回路
3 リアクタ
4 第1のコンデンサ
5 第2のコンデンサ
6 第1のダイオード
7 第3のコンデンサ
8 第2のダイオード
9 第3のダイオード
10 開閉手段
11 開閉制御手段
12 負荷
17 ダイオードブリッジ
20 短絡手段
21 短絡制御手段
31 MOSFET
32 電動機
33 インバータ手段
Claims (11)
- 交流電源からの交流電圧を直流電圧に整流する整流回路と、前記交流電源と前記整流回路との間に接続されたリアクタと、前記整流回路の直流出力端間に接続された第1のコンデンサと、前記直流出力端の+極側に一端が接続された第2のコンデンサと、この第2のコンデンサの他端にアノードが接続された第1のダイオードと、この第1のダイオードのカソードと前記直流出力端の−極側との間に接続された第3のコンデンサと、アノードが前記第1のダイオードのカソードに接続されるとともにカソードが前記直流出力端の+極側にそれぞれ接続された第2のダイオードと、アノードが前記直流出力端の−極側に接続されるとともにカソードが前記第1のダイオードのアノードにそれぞれ接続された第3のダイオードと、この第3のダイオードに並列に接続された開閉手段と、この開閉手段を駆動する開閉制御手段とを備えて前記第1のコンデンサに並列に接続された負荷へ電力を供給する電源装置において、前記第1のコンデンサの静電容量は、前記第2のコンデンサおよび前記第3のコンデンサよりも小さく設定することを特徴とする電源装置。
- 前記開閉制御手段は、予め定められた前記負荷よりも軽負荷の場合に前記開閉手段を開とすることを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
- 前記開閉手段が開時に前記負荷へ供給される前記直流電圧は、略台形状の波形であって、前記直流電圧の下限値が前記整流回路にて全波整流した場合の直流出力電圧の略1/2であることを特徴とする請求項1または2に記載の電源装置。
- 前記第3のコンデンサの耐圧は前記第2のコンデンサよりも低く設定したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電源装置。
- 前記開閉手段および前記第3のダイオードは、MOSFETにて構成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電源装置。
- 前記リアクタを介して前記交流電源を短絡する短絡手段を備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の電源装置。
- 前記短絡手段は、前記交流電源の電源半周期毎に1回だけ短絡することを特徴とする請求項6に記載の電源装置。
- 前記短絡手段は、前記負荷に応じて予め定められた短絡回数だけ前記交流電源の電源半周期毎に短絡することを特徴とする請求項6に記載の電源装置。
- 前記負荷の値が所定値よりも小さいときには、前記短絡手段を開とすることを特徴とする請求項8に記載の電源装置。
- 前記整流回路はダイオードブリッジで構成されており、前記短絡手段はダイオードブリッジを構成するダイオードのうち互いに接続された2個のダイオードにそれぞれ並列接続された2個のスイッチング素子で構成されることを特徴とする請求項6〜9のいずれか1項に記載の電源装置。
- 電動機と、この電動機を駆動するインバータ手段とを備え、前記電動機の回転数が所定の回転数よりも低い場合に前記開閉手段を開とすることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の電源装置を用いた空気調和機。
Priority Applications (1)
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JP2006186426A JP2008017627A (ja) | 2006-07-06 | 2006-07-06 | 電源装置およびこれを用いた空気調和機 |
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ID=39074119
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010029048A (ja) * | 2008-07-24 | 2010-02-04 | Mitsubishi Electric Corp | 直流電源装置、それを備えたインバータ装置、及びそのインバータ装置を備えた空気調和機、洗濯機並びに洗濯乾燥機 |
JP2013178056A (ja) * | 2012-02-29 | 2013-09-09 | Sharp Corp | 冷蔵庫 |
JP2016220378A (ja) * | 2015-05-19 | 2016-12-22 | ジョンソンコントロールズ ヒタチ エア コンディショニング テクノロジー(ホンコン)リミテッド | 直流電源装置、並びにそれを用いる空気調和機 |
-
2006
- 2006-07-06 JP JP2006186426A patent/JP2008017627A/ja active Pending
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