JP2014087289A - 米飯成形装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】米飯塊の適量値を維持しながら、その米飯塊の中に空気を含ませる。
【解決手段】米飯成形装置1は、米飯解し部2と、その下方に設置された米飯計量分割部3と、成形装置6と、エア注入装置7とを備えている。エア注入装置7は、米飯計量分割部3により計量分割されターンテーブル4の成形孔MHに収容された米飯塊RMを成形装置6により成形する工程において、成形上型6Uの押圧面が米飯塊RMに接する直前に、エアチューブ7tを通じて成形上型6Uの押圧面のエア注入口6Uiに送られた空気(圧縮空気)Aを米飯塊RMに注入することが可能な構成になっている。これにより、成形される米飯塊RMの適量値を維持しながら、その米飯塊RM内に空気を含ませることができる。
【選択図】図10

Description

本発明は、米飯成形装置に関するものである。
米飯成形装置は、お結びや寿司シャリ玉等のような米飯塊を自動成形するのに用いる装置であり、米飯ホッパーの開口部を通じて供給された米飯を解す米飯解し機構部と、米飯解し機構部から供給された米飯を予め定められた量になるように計量分割する計量分割機構部とを備えている(例えば特許文献1参照)。
特開2004−8145号公報
ところで、美味しい米飯塊の条件は、外部はしっかりし、内部はふんわりとして全体的に程よい硬さで口に入れると直ぐに解れるような米飯塊とされており、その美味しい米飯塊の大きな要因は、米飯塊に程よく含まれた空気であるとされている。
このため、米飯成形においては、成形される米飯塊の適量値を維持しながら、その米飯塊の中に如何にして上手く空気を含ませるかが、美味しい米飯塊を提供する上で重要な課題となっている。
本発明は、米飯塊の適量値を維持しながら、その米飯塊の中に空気を含ませることのできる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の本発明の米飯成形装置は、米飯塊を解す米飯解し部と、前記米飯解し部の下方に設けられ、前記米飯解し部から送られた米飯塊を計量分割する米飯計量分割部と、前記米飯計量分割部により計量分割された米飯塊内に空気を注入する空気注入手段と、を有することを特徴とする。
また、請求項2に記載の本発明の米飯成形装置は、請求項1記載の発明において、前記米飯計量分割部により計量分割された米飯塊を成形する成形部を備え、前記空気注入手段は、前記成形部において前記米飯塊に空気を注入する構成を備えることを特徴とする。
また、請求項3に記載の本発明の米飯成形装置は、請求項2記載の発明において、前記成形部の上型において前記米飯塊を押圧する押圧面に、前記空気注入手段により供給された空気を前記米飯塊に注入する空気注入口を設けたことを特徴とする。
また、請求項4に記載の本発明の米飯成形装置は、請求項2記載の発明において、前記成形部の上型において前記米飯塊を押圧する押圧面に、前記押圧面に対して交差する方向に突出する突出部を設け、前記突出部の先端面に前記空気注入手段により供給された空気を前記米飯塊に注入する空気注入口を設けた、ことを特徴とする。
また、請求項5に記載の本発明の米飯成形装置は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明において、前記米飯計量分割部において搬送される米飯塊を中空状に形成する部材を有することを特徴とする。
また、請求項6に記載の本発明の米飯成形装置は、請求項5記載の発明において、前記米飯計量分割部は、前記米飯塊の搬送空間を挟んで対向する一対のローラが、前記米飯塊の搬送方向に沿って前記搬送空間を狭くするように複数対配置された計量部と、前記計量部の下部に設けられ、前記計量部から搬送された前記米飯塊を予め決められた長さに分割する分割手段とを備え、前記米飯塊を中空状に形成する部材は、前記一対のローラの対向間に介在された状態で、前記米飯塊の搬送方向に沿って延びる板状または棒状の部材により形成されている、ことを特徴とする。
また、請求項7に記載の本発明の米飯成形装置は、請求項5または6記載の発明において、前記米飯塊を中空状に形成する部材の上部が、前記米飯計量分割部よりも上方の前記米飯解し部に位置していることを特徴とする。
また、請求項8に記載の本発明の米飯成形装置は、請求項5または6に記載の発明において、前記米飯塊を中空状に形成する部材の上部が、前記米飯計量分割部の壁面に接続されており、前記米飯塊を中空状に形成する部材は、前記壁面の接続位置から前記米飯塊の搬送方向に沿って前記壁面から次第に遠ざかるように傾斜した状態で延びる第1の部分と、前記第1の部分の下部から連続して折れ曲がり前記壁面に沿うように延びる第2の部分と、を有することを特徴とする。
また、請求項9に記載の本発明の米飯成形装置は、請求項8に記載の発明において、前記米飯塊を中空状に形成する部材の上部が、前記米飯計量分割部の前記一対のローラの対向間の壁面に接続されていることを特徴とする。
また、請求項10に記載の本発明の米飯成形装置は、請求項8または9に記載の発明において、前記複数対の一対のローラのうち、少なくとも1つの一対のローラの各々の厚さ方向には高さの異なる突起部が設けられており、前記高さの異なる突起部の各々は、前記一対のローラの各々の外周に沿って凹凸を形成するように複数設けられていることを特徴とする。
また、請求項11に記載の本発明の米飯成形装置は、請求項5〜10のいずれか1項に記載の発明において、前記米飯塊を中空状に形成する部材の表面に、溝または複数の突起を設けたことを特徴とする。
また、請求項12に記載の本発明の米飯成形装置は、請求項5〜11のいずれか1項に記載の発明において、前記米飯塊を中空状に形成する部材を着脱自在の状態で設けたことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、米飯塊の適量値を維持しながら、その米飯塊の中に空気を含ませることが可能になる。
請求項2記載の発明によれば、米飯塊を成形する成形部において米飯塊の中に空気を注入することが可能になる。
請求項3記載の発明によれば、米飯塊を成形する成形部において米飯塊の中に空気を注入することが可能になる。
請求項4記載の発明によれば、成形部において上型で米飯塊を押圧する直前に米飯塊の中に空気を注入することが可能になる。
請求項5記載の発明によれば、米飯塊の適量値を維持しながら、その米飯塊の中に空気を含ませることが可能になる。
請求項6記載の発明によれば、米飯塊の適量値を維持しながら、その米飯塊の中に空気を含ませることが可能になる。
請求項7記載の発明によれば、米飯塊を中空状に形成する部材の上部に米飯が積もることに起因して米飯塊を米飯計量分割部に送れなくなる不具合を回避することが可能になる。
請求項8記載の発明によれば、米飯塊を中空状に形成する部材の上部に米飯塊を積もらせることなく米飯分割計量部へ良好に送ることが可能になる。
請求項9記載の発明によれば、米飯塊を中空状に形成する部材の上部に米飯塊を積もらせることなく米飯分割計量部へ良好に送ることが可能になる。
請求項10記載の発明によれば、米飯分割計量部の上部あたりで米飯塊が詰まりそうなときに、米飯塊を米飯分割計量部へ良好に送ることが可能になる。
請求項11記載の発明によれば、米飯塊を中空状に形成する部材と米飯塊との接触面積を低減することができるので、米飯塊をスムーズに移動させることが可能になる。
請求項12記載の発明によれば、米飯塊を中空状に形成する部材の種類を変えることが可能になる。
本発明の一実施の形態に係る米飯成形装置の要部斜視図である。 図1の米飯成形装置のI−I線の断面図である。 図1の米飯成形装置のII−II線の断面図である。 図1〜図3の米飯成形装置の分解斜視図である。 図1〜図3の米飯成形装置の分解斜視図である。 図4および図5のターンテーブルを抜き出して示した全体斜視図である。 図1〜図5の米飯成形装置の成形下型と成形上型との斜視図である。 図7の成形下型の斜視図である。 図4、図5および図7の成形上型の押圧面(下面)を見せた斜視図である。 図9の成形上型を長手方向に沿って切断して示した断面図である。 他の例の成形上型の押圧面(下面)を見せた斜視図である。 図11の成形上型を長手方向に沿って切断して示した断面図である。 他の例の成形上型の押圧面(下面)を見せた斜視図である。 図13の成形上型を長手方向に沿って切断して示した断面図である。 他の例の成形上型の押圧面(下面)を見せた斜視図である。 本発明の他の実施の形態に係る米飯成形装置の要部斜視図である。 図16の米飯成形装置のI−I線の断面図(横断面図)である。 図16の米飯成形装置のII−II線の断面図(縦断面図)である。 図16の米飯成形装置の米飯計量分割部の要部斜視図である。 図16の米飯成形装置内において米飯塊を中空状に形成する部材である中仕切り板の一例の全体斜視図である。 実験対象の中仕切り板を装着した計量部の分解斜視図である。 図21の実験対象の中仕切り板の全体斜視図である。 (a)は図22の中仕切り板を装着した米飯成形装置の縦断面図、(b)は(a)の米飯成形装置の横断面図である。 他の実験対象の中仕切り板を装着した計量部の分解斜視図である。 図24の実験対象の中仕切り板の全体斜視図である。 さらに他の実験対象の中仕切り板を装着した計量部の斜視図である。 図26の計量部の正面図である。 (a)は、図16の米飯成形装置のII−II線の断面図、(b)は(a)のI−I線の断面図である。 米飯塊を中空状に形成する部材の他の一例である中仕切り板の全体斜視図である。 本発明の他の実施の形態に係る米飯成形装置の計量部の分解斜視図である。 図30の計量部を側面側から見た分解斜視図である。 図30の計量部の最上段のローラの分解斜視図である。 図30の米飯成形装置を用いて成形された米飯塊の全体斜視図である。 本発明の他の実施の形態に係る米飯成形装置の計量部の分解斜視図である。 図34の計量部からローラを取り外して中仕切り板を示した計量部の分解斜視図である。 中仕切り板の他の一例を示した計量部の分解斜視図である。
以下、本発明の一例としての実施の形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための図面において、同一の構成要素には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(第1の実施の形態)
図1は本実施の形態の米飯成形装置の要部斜視図、図2は図1の米飯成形装置のI−I線の断面図(横断面図)、図3は図1の米飯成形装置のII−II線の断面図(縦断面図)である。
図1〜図3に示すように、本実施の形態の米飯成形装置1は、例えば寿司シャリ玉等のような米飯塊を成形する装置であり、米飯解し部2と、その下方に設置された米飯計量分割部3と、その下方に設置されたターンテーブル4(図2および図3参照)とを備えている。
米飯解し部2は、米飯を柔らかく解すための機構部であり、ホッパー2aと、その下部に設置された米飯供給筒2bと、その米飯供給筒2bの内部に回転自在の状態で設置された2つの解し部材2c,2dと、米飯供給筒2b内の奥側の内壁面に固定された複数の固定羽根2e(図2および図3参照)とを備えている。なお、図1では米飯解し部2の構成を分かり易くするためにホッパー2aおよび米飯供給筒2bの内部を透かして見せている。
ホッパー2aは、米飯成形装置1の最上部に設置されている。このホッパー2aには、上部から下部に向かって面積が小さくなるような略逆四角錐状の開口部2aaが形成されており、その開口部2aaの上部から米飯成形装置1内に米飯を入れることが可能になっている。
米飯供給筒2bは、ホッパー2aと米飯計量分割部3との間に設置されている。この米飯供給筒2bには、上部から下部に向かって面積が小さくなるような漏斗状の開口部2baが形成されている。この米飯供給筒2bの開口部2baの上部は、ホッパー2aの開口部2aaの下部と一致し、互いに連通した状態で接続されている。
このような米飯供給筒2bの開口部2ba内は、ホッパー2aから送られた米飯塊を柔らかく解すための空間になっているとともに、その解された米飯塊を米飯計量分割部3に導くための空間になっている。
この米飯供給筒2b内の下部において両側面には、米飯塊を検出するセンサ(図示せず)の発光側の窓部と受光側の窓部とが互いに対向するように設けられている。このセンサで米飯塊が検出されない場合(例えば米飯塊がセンサの発光部からの検出光を遮らない場合)は米飯塊の送りを停止し、センサで米飯塊が検出された場合(例えば米飯塊がセンサの発光部からの検出光を遮った場合)は米飯塊の送りを再開するようになっている。
解し部材2c,2dは、その回転動作により米飯を撹拌し解すとともに、解した米飯を米飯計量分割部3に送り出す部材であり、回転軸2ca,2daと、その外周に突設された複数の解し羽根2cb,2dbとを備えている。
解し部材2c,2dの各々の回転軸2ca,2daは、米飯供給筒2bの開口部2ba内において手前側と奥側との離れた位置において、米飯供給筒2bの両側面の間に掛け渡された状態で、時計回りの方向に回転自在の状態で軸支されている。
奥側の解し部材2cの複数の解し羽根2cbは、大きさや形状が同じであるが、手前側の解し部材2dの複数の解し羽根2dbは、大きさや形状が異なるものが設けられている。なお、ここでは、米飯供給筒2b内に2つの解し部材2c,2dを設置した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば1つだけでも良い。
固定羽根2eは、米飯供給筒2b内において解し部材2dの回転軸2daよりも下方において、解し部材2dの各解し羽根2dbの隣接間に位置するように離れた状態で、回転軸2daの軸方向に沿って複数配置されている。各固定羽根2eは、下端から上端に向かって次第に薄くなるように形成されており、米飯供給筒2b内の奥側の内壁面に下端を固定した状態で垂直になるように立設されている。
上記した米飯計量分割部3は、米飯解し部2から搬送された米飯塊を予め決められた大きさ、形状および重さになるように計量分割する機構部であり、図1〜図3に示すように、計量部3aと、その最下部の米飯塊の搬送出口部に設置された分割機構部(分割手段)3b(図2および図3参照)とを備えている。
計量部3aは、上記した米飯供給筒2bの下部に設置されている。この計量部3aの上部の米飯塊の搬送入口部は、米飯供給筒2bの開口部2baの下部と一致し、連通した状態で接続されている。
この計量部3aには、米飯塊の搬送空間を挟んで互いに対向するように配置された一対のローラ3aa,3ab,3acが米飯塊の搬送方向(下方)に沿って順に設置されている。ここでは、上方から下方に向かって、大径、中径および小径の3段の一対のローラ3aa,3ab,3acが配置されている場合が例示されているが、一対のローラの段数は、これに限定されるものではなく、例えば2段でも4段でも良い。
各一対のローラ3aa,3ab,3acは、図2の矢印で示すように互いの対向方向(内向き)に回転自在の状態で計量部3aの奥側の内壁面に軸支されているとともに、米飯塊の搬送方向に沿って各対の対向間隔(米飯塊の搬送空間)が狭くなるように配置されている。これにより、計量部3aに送られた米飯塊は、米粒の密度が一定に保たれたまま一対のローラ3aa,3ab,3acにより順に圧縮されながら下方に送られる構成になっている。
最上部の一対のローラ3aa,3aaの外周には、米飯塊を下方に掻き下ろすための複数の突起部Pfが周方向に沿って凹凸を形成するように予め決められた間隔毎に形成されている。また、中段および下段の一対のローラ3ab,3acの各々の外周にも米飯塊を下方に掻き下ろすための複数の突起部Ps,Ptが周方向に沿って凹凸を形成するように予め決められた間隔毎に形成されている。さらに、中段および下段の一対のローラ3ab,3acの外周は、上から見て略細長円弧状になるように形成されており、一対のローラ3ab,3acの対同士の外周を合わせると略扁平楕円形状の搬送空間が形成されるようになっている。
上記した分割機構部3bは、固定刃3baおよび可動刃3bb(図2参照)を備えている。固定刃3baと可動刃3bbとは、互いの刃先を米飯塊の搬送出口部に向けて対向した状態で設置されている。
固定刃3baは、例えば平面略矩形状の薄板により形成されており、計量部3aの下部に固定されている。可動刃3bbは、例えば、固定刃3baよりも幅の狭い平面略矩形状の薄板により形成されており、固定刃3baに向かって移動自在に設置されている。
計量部3aから送られた米飯塊は、予め設定された大きさ、形状および重さになるタイミングで可動刃3bbのスライド動作により分割されてターンテーブル4の成形孔(図2および図3には図示せず)内に挿入されるようになっている。
次に、図4および図5は米飯成形装置の分解斜視図、図6は図4および図5のターンテーブルを抜き出して示した全体斜視図、図7は図1〜図5の米飯成形装置の成形下型と成形上型との斜視図、図8は図7の成形下型の斜視図、図9は図4、図5および図7の成形上型の押圧面(下面)を見せた斜視図、図10は図9の成形上型を長手方向に沿って切断して示した断面図である。なお、図4および図5では図1等で示した米飯計量分割部3を取り外している。
図4〜図6に示すターンテーブル4は、例えば平面円形状のプレートにより形成されており、架台5に内蔵された駆動源(図示せず)によって反時計回りの方向に間欠回転可能な状態で架台5上に軸支されている。
このターンテーブル4の外周近傍には、その外周方向に沿って予め決められた間隔毎にターンテーブル4の上下面を貫通する複数個の成形孔MHが形成されている。成形孔MHは、計量分割後の米飯塊を収容する孔であり、その平面形状は、例えば角丸の長方形状に形成されている。ただし、成形孔MHの形状は、これに限定されるものではなく、例えば角丸の三角形状、円形状または楕円形状でも良い。
また、ターンテーブル4の外周には、計量分割後の米飯塊を製品形状(最終形状)に成形する成形装置(成形部)6が設置されている。成形装置6は、図7に示すように、成形下型6Lと成形上型6Uとを備えている。
成形下型6Lは、図4および図5等に示すターンテーブル4の各成形孔MH内に収容されている。成形下型6Lの上面は、図7および図8に示すように、例えば平坦状に形成されている。また、成形下型6Lの下面側には、図8に示すように、成形下型6Lがターンテーブル4の間欠回転動作に追従して滑らかに移動するように、回転ローラ6Laが回転自在の状態で設置されている。
一方、成形上型6Uは、図4および図5に示すように、ターンテーブル4の外周おいて計量部3aの搬送出口よりも下流の上方に、支持部材6Sを介して支柱6Pに接合されて上下動可能な状態で支持されている。
成形上型6Uの押圧面(下面)は、図9に示すように、例えば、長手方向中央に向かって窪むような湾曲状に形成されている。この成形上型6Uの押圧面の長手方向および幅方向のほぼ中央には、エア注入口6Uiが穿孔されている。ここでは、エア注入口6Uiが、例えば平面円形状に形成されており、その個数も、例えば1個とされている。このエア注入口6Uiは、図4、図5および図7に示すエア注入装置(空気注入手段)7のエアチューブ7tと繋がっている。
成形時には、ターンテーブル4において計量分割後の米飯塊が収容された成形孔MHを成形上型6Uの押圧面(下面)の直下に位置させて成形下型6Lの上面と成形上型6Uの押圧面(下面)とを対向させた後、成形上型6Uを下降することにより、成形孔MH内の米飯塊を成形上型6Uで押圧することで米飯塊を成形する。
図4、図5に示すエア注入装置7は、計量分割後の米飯塊内に空気を注入する装置であり、エア供給源7gと、エアチューブ7tとを備えている。
エア供給源7gは、空気を生成する装置であり、例えば空気圧縮機が使用されている。また、エアチューブ7tは、エア供給源7gで生成された空気(圧縮空気)を成形上型6Uの押圧面(下面)のエア注入口6Ui(図9参照)へ誘導する部材である。このエアチューブ7tは、成形上型6Uの上下動に追従でき、また、その動作に耐えることできるように、例えば可撓性を持つゴムにより形成されている。米飯塊への空気(圧縮空気)の注入は、例えば成形上型6Uの下降開始をトリガとして行われるようになっている。
本実施の形態では、図10に示すように、計量分割後にターンテーブル4の成形孔MHに収容された米飯塊RMを成形装置6により成形する工程において、成形上型6Uが下降して米飯塊RMに接する直前に、エアチューブ7tを通じて成形上型6Uの押圧面のエア注入口6Uiに送られた空気(圧縮空気)Aを米飯塊RMに注入するようになっている。なお、空気Aの注入は、1回の空気注入処理において連続で1回でも良いし、不連続で複数回でも良い。
このように米飯塊RMに空気を注入することにより、成形される米飯塊RMの適量値を維持しながら、その米飯塊RM内に空気を含ませることができる。このため、最終製品として、外部はしっかりし、内部はふんわりとして全体的に程よい硬さで口に入れるとすぐに解れるような寿司シャリ玉等のような米飯塊RMを成形することができる。そして、米飯塊が冷めたてしまった後や保存のため冷蔵しておいた後でも、上記食感が失われないようにすることができる。
また、米飯塊RMに空気を注入することにより米飯塊RMを成形孔MHの容量分だけふくらませることができるので、その分、成形上型6Uで米飯塊RMを押し付ける力も少なくて済む。このため、米飯塊RMに加える圧力を低減できるので、米飯塊RMの内部のふんわり感を維持することができる。
また、米飯塊RMへの空気Aの注入時間は、例えば0.2秒程度である。このため、空気Aの注入に起因して米飯塊RMが乾いてしまうこともない。したがって、空気を注入したからといって米飯塊RMの食感が落ちることもない。
さらに、成形装置6とエア注入装置7とで部材を共有したことにより、成形装置6とエア注入装置7とを独立して設ける場合に比べて、米飯成形装置1を小型にすることができる。また、部材を削減できるので、米飯成形装置1のコストを低減することができる。
ただし、上記したエア注入口6Uiの個数や形状は上記したものに限定されるものではなく種々変更可能である。図11は他の例の成形上型の押圧面(下面)を見せた斜視図、図12は図11の成形上型を長手方向に沿って切断して示した断面図である。
ここでは、エア注入口6Uiが、例えば2個穿孔されている。各エア注入口6Uiは、成形上型6Uの押圧面の長手方向および幅方向の中央に該長手方向に沿って並んで配置されている。各エア注入口6Uiの平面形状は、例えば円形状に形成されており、その直径は同一である。このようにエア注入口6Uiを配置したことにより、米飯塊RMの長手方向に空気の注入範囲を広げることができるので、米飯塊の形状に合わせて米飯塊内の全体に均一になるように空気を注入することができる。
ただし、エア注入口6Uiを3個以上配置しても良い。エア注入口6Uiを複数配置する場合は、その配置した位置毎にエア注入口6Uiの平面形状や大きさ(直径)を変えても良い。その場合、エア注入口6Uiの平面形状や大きさを変えることで空気の注入位置に応じて空気の圧力や流量を変えても良い。
また、図13は他の例の成形上型の押圧面(下面)を見せた斜視図、図14は図13の成形上型を長手方向に沿って切断して示した断面図である。
ここでは、成形上型6Uの押圧面の長手方向および幅方向の中央に、その押圧面に対して交差(例えば直交)する方向に突出する突出部6Upが形成されており、その突出部6Upの先端面にエア注入口6Uiが穿孔されている。
米飯塊への空気の注入が、成形押圧前のあまり早い段階だと米飯塊の内部に空気を注入することができない。また、成形後だと米飯塊内の全体に空気を均一に注入することが難しい。これに対して、図13の成形上型6Uを用いた場合、図14に示すように、成形上型6Uの押圧面が米飯塊RMに接する直前に突出部6Upの先端を米飯塊RMの内部に挿入した状態で米飯塊RM内に空気を注入することができる。このため、米飯塊RM内の全体に均一になるように空気を注入することができる。
ただし、この場合も突出部6Upを複数設けて、各々の突出部6Upにエア注入口6Uiを形成しても良い。
さらに、図15は他の例の成形上型の押圧面(下面)を見せた斜視図である。
ここでは、エア注入口6Uiの平面形状が、例えば、成形上型6Uの押圧面の長手方向に沿って延びる角丸の長方形状に形成されている。このエア注入口6Uiは、成形上型6Uの押圧面の長手方向および幅方向の中央に配置されている。この場合も、米飯塊RMの長手方向に空気の注入範囲を広げることができるので、米飯塊の形状に合わせて米飯塊内の全体に均一になるように空気を注入することができる。
次に、本実施の形態の米飯成形装置1による米飯塊の成形工程について図1〜図5を参照して説明する。
まず、米飯成形装置1のホッパー2aの開口部2aaを通じて米飯を米飯成形装置1内に入れると、米飯は米飯供給筒2b内の2段の解し部材2c,2dの回転動作により解されながら米飯供給筒2b内の内壁面に沿って落下し、米飯計量分割部3の計量部3a内に送られる。
続いて、計量部3a内に送られた米飯塊は、3段の一対のローラ3aa,3ab,3acの内向きの回転動作により圧縮されながら下方に送られ、予め設定された大きさ、形状および重さとなるタイミングで可動刃3bbのスライド動作により分割されてターンテーブル4の成形孔MH内に収容される。
続いて、成形孔MH内の米飯塊は、ターンテーブル4の反時計回り方向への間欠回転により成形装置6の成形上型6Uの直下に送られる。すると、成形上型6Uが下降することにより、成形孔MH内の米飯塊は成形上型6Uで押圧され最終形状に成形される。
この成形工程において、成形上型6Uの下降の開始によりエア注入装置7のスイッチがオンされ、成形上型6Uの押圧面が成形孔MH内の米飯塊に接触する直前に成形上型6Uの押圧面のエア注入口6Uiから米飯塊内に空気(圧縮空気)が注入される。
これにより、成形された米飯塊内に程よく空気を含ませることができるので、最終成形品として、外部はしっかりし、内部はふんわりとして全体的に程よい硬さで口に入れるとすぐに解れるような寿司シャリ玉等のような米飯塊を成形することができる。そして、米飯塊が冷めたてしまった後や保存のため冷蔵しておいた後でも、上記食感が失われないようにすることができる。
(第2の実施の形態)
図16は本実施の形態の米飯成形装置の要部斜視図、図17は図16の米飯成形装置のI−I線の断面図(横断面図)、図18は図16の米飯成形装置のII−II線の断面図(縦断面図)、図19は図16の米飯成形装置の米飯計量分割部の要部斜視図、図20は図16の米飯成形装置内において米飯塊を中空状に形成する部材である中仕切り板の一例の全体斜視図である。
本実施の形態の米飯成形装置1においては、米飯塊の搬送空間に中仕切り板15Aが設置されている。中仕切り板15Aは、計量部3a内において搬送される米飯塊を中空状に形成する部材である。これ以外の構成は、前記第1の実施の形態と同じなので説明を省略する。
このような中仕切り板15Aを設けたことにより、計量部3a内で搬送される米飯塊を中空状に形成することができるので、成形される米飯塊の適量値を維持しながら、その米飯塊内に空気を含ませることができる。特に、本実施の形態においては、計量分割後の米飯塊の内部の米粒の状態が外部の米粒の状態よりも粗の状態になるので、エア注入装置7による米飯塊内への空気の注入をより容易にすることができる。このため、米飯塊内全体に均一になるように空気を注入することができる。したがって、最終成形品として、外部はしっかりし、内部はふんわりとして全体的に程よい硬さで口に入れるとすぐに解れるような寿司シャリ玉等のような米飯塊を成形することができる。そして、米飯塊が冷めたてしまった後や保存のため冷蔵しておいた後でも、上記食感が失われないようにすることができる。
中仕切り板15Aは、例えばフッ素系の樹脂によって形成されており、図3〜図5に示すように、上下方向にほぼ線状に延びる第1の部分15Afと、第1の部分15Afの上部から互いに離間する2方向に延びる第2の部分15Asおよび第3の部分15Atとを有している。
また、図16、図18〜図20に示すように、中仕切り板15Aにおいて第1の部分15Afと第3の部分15Atとの間には、仲仕切り板15Aの幅方向中心に向かって斜め方向に延びる窪み部DTが形成されている。この窪み部DTは、米飯塊を検出する上記センサの検出光を遮らないように窪ませたものである。
さらに、図16、図19および図20に示すように、中仕切り板15Aの厚さ方向に交差する両表面には、米飯塊の搬送方向(中仕切り板15Aの長手方向)に沿って延びる複数の溝GVが中仕切り板15Aの幅方向に沿って予め決められた間隔および幅で形成されている。
このような溝GVを形成したことにより、中仕切り板15Aと米飯塊との接触面積を低減することができる上、米飯塊を溝GVに沿って下方に誘導させることができるので、計量部3a内において米飯塊をスムーズに移動させることができる。
溝GVおよび溝GV隣接間の断面形状は矩形波状でも良いが、鋸波状にしても良い。これにより、中仕切り板15Aと米飯塊との接触面積をさらに小さくすることができるので、計量部3a内において米飯塊をさらにスムーズに移動させることができる。
また、溝GVの幅をお米の幅よりも小さくしても良い。これにより、お米が溝GVに入り込まないようにすることもできる。さらに、中仕切り板15Aの厚さ方向に交差する両表面の溝GVの位置が一致しないように幅方向にずらしても良い。これにより、中仕切り板15Aの機械的強度を向上させることができる。
さらに、溝GVに代えて、中仕切り板15Aの表面に複数の突起を設けて凹凸を形成しても良い。この突起の平面形状は、例えば、円形状、楕円形状、矩形状または三角形状あるいはこれらの組み合わせとされている。また、突起は、例えばエンボス加工により形成されている。
このように中仕切り板15Aの表面に複数の突起(凹凸)を設けたことにより、中仕切り板15Aと米飯塊との接触面積を低減することができるので、米飯塊をスムーズに下方に移動させることができる。また、中仕切り板15Aの表面の複数の突起(凹凸)の配置は、米飯塊を下方に誘導するような配置にすることが好ましい。これにより、米飯塊をさらにスムーズに下方に移動させることができる。
このような中仕切り板15Aは、図16〜図18に示すように、その厚さ方向に交差する両表面が米飯供給筒2bおよび計量部3aの側面に沿うように立てた状態で米飯成形装置1の米飯塊の搬送空間に設置されている。
ここでは、中仕切り板15Aが、米飯供給筒2bおよび計量部3aの米飯塊の搬送空間の幅方向を2分割するように、米飯供給筒2b内から計量部3aの一対のローラ3aa,3ab,3acの対向間(搬送空間)を通過して計量部3aの最下の一対のローラ3acの対向間(搬送路)まで延び終端した状態で米飯塊の搬送空間に設置されている。
中仕切り板15Aの第1の部分15Afは、図17に示すように、一対のローラ3aa,3ab,3acの対向間(搬送空間)を左右に2分割し、中仕切り板15Aの厚さ方向の両側に米飯塊の搬送空間が形成されるように、各一対のローラ3aa,3ab,3acの対向間の中央に配置されている。
また、中仕切り板15Aの第1の部分15Afは、図18に示すように、中仕切り板15Aの第1の部分15Afの幅方向の両側に米飯塊の搬送空間が形成されるように一対のローラ3aa,3ab,3acの厚さ方向の中央に配置されている。
中仕切り板15Aの第2の部分15Asの先端部は米飯供給筒2bの手前側の内壁面の孔内に嵌め合わされている。一方、中仕切り板15Aの第3の部分15Atは、米飯供給筒2bの奥側の内壁面に引っ掛かるようにして固定されている。このように、中仕切り板15Aをその上部の第2の部分15Asと第3の部分15Atとの2箇所で固定することにより、中仕切り板15Aの第1の部分15Afを中空に浮かせた状態で安定して固定することができる。
また、中仕切り板15Aの上部(第2の部分15Asおよび第3の部分15At)は、解し部材2dの外周の各解し羽根2dbに接触しないように各解し羽根2dbの隣接間に配置された状態で、計量部3aよりも上方の米飯供給筒2b内に配置されている。
中仕切り板15Aの上部を計量部3aよりも上方の米飯供給筒2b内に配置した理由は、本発明者らが中仕切り板15Aの形状や設置位置を種々変えて実験を行ったことで初めて見出された課題を解決するための構造である。以下、その理由について説明する。
図21は実験対象の中仕切り板50Aを装着した計量部3aの分解斜視図、図22は図21の実験対象の中仕切り板50Aの全体斜視図、図23(a)は図22の中仕切り板50Aを装着した米飯成形装置51の縦断面図、図23(b)は同図(a)の米飯成形装置51の横断面図である。
中仕切り板50Aは、例えば平面T字状に形成されており、その上部が計量部3aの手前側および奥側の内壁面の上部(米飯供給筒2bと計量部3aとの境界よりも下方)で接続され固定されている。図23(a),(b)に示すように、中仕切り板50Aの上部が、米飯供給筒2bよりも下方に位置している場合、図23(b)に示すように、中仕切り板50Aの上部に米飯塊RMが積もり、米飯塊RMを計量部3a内に送り込むことができず、計量することができなかった。
また、図24は他の実験対象の中仕切り板50Bを装着した計量部3aの分解斜視図、図25は図24の実験対象の中仕切り板50Bの全体斜視図である。
中仕切り板50Bは、例えば平面形状がY字状に形成されており、その上部から2方向に延びる部分が、計量部3aの手前側および奥側の内壁面の上部(米飯供給筒2bと計量部3aとの境界よりも下方)で接続され固定されている。この場合、中仕切り板50BのY字状の又部分に、ある程度の圧縮のかかった米飯塊が引っ掛かり、その下方へ米飯塊を送ることができなかった。
また、図26は、さらに他の実験対象の中仕切り板50Cを装着した計量部3aの斜視図、図27は図26の計量部3aの正面図である。
ここでは、中仕切り板50Cの固定位置を図23や図24で示した中仕切り板50A,50Bに対して90度向きを変えた場合について評価した。最上段の一対のローラ3aa,3aaの厚さ方向中央にスリットSLが形成されており、その一対のローラ3aa,3aaのスリットSLにブリッジ部50Caを架けることで、一対のローラ3aa,3aaの対向間の中央に中仕切り板50Cを配置した。
この場合、中仕切り板50Cのブリッジ部50Ca上(図27の破線で囲んだ部分)に米飯塊が積もり、その下方へ米飯塊を送ることができなかった。しかも、中仕切り板50C自体を外しても、その状態に変わりは無かった。
これらに対して、図28(a)は、本実施の形態の米飯成形装置1の縦断面図、同図(b)は同図(a)の横断面図を示している。
本実施の形態の場合、図28(a),(b)に示すように、中仕切り板15Aの上部を米飯供給筒2bの内に位置させることにより、図28(b)に示すように、米飯塊RMが中仕切り板15Aの上部に積もらないので、米飯塊RMを詰まらせることなく計量部3a内にスムーズに移動させることができた。
また、発明者等の検討によれば、計量部3a内で米飯塊に圧縮力がかかっている時に米飯塊を分割しながら送るのは困難であることが判明した。これに対して、本実施の形態によれば、中仕切り板15Aの上部を米飯供給筒2b内に配置したことにより、米飯塊の解しの段階で落下中の米飯塊を分割することができるので、計量部3a内において米飯塊を良好に中空状に形成することができる。
次に、本実施の形態の米飯成形装置1による米飯塊の成形工程について図16〜図18を参照して説明する。
まず、米飯成形装置1のホッパー2aの開口部2aaを通じて米飯を米飯成形装置1内に入れると、米飯は米飯供給筒2b内の2段の解し部材2c,2dの回転動作により解されながら米飯供給筒2b内の内壁面に沿って下部に送られる。
続いて、米飯供給筒2b内の下部に送られた米飯塊は、米飯供給筒2b内での解しの段階で中仕切り板15Aにより分割された状態で落下し、米飯計量分割部3の計量部3a内に送られる。
続いて、計量部3a内に送られた米飯塊は、3段の一対のローラ3aa,3ab,3acの内向きの回転動作により圧縮されながら下方に送られる。この時、米飯塊は中仕切り板15Aにより中空状に形成される。これにより、成形される米飯塊の適量値を維持しながら、その米飯塊内に空気を含ませることができる。
その後、計量部3aで中空状に形成された米飯塊は、予め設定された大きさ、形状および重さとなるタイミングで可動刃3bbのスライド動作により分割されてターンテーブル4の成形孔(図示せず)内に落とされる。そして、ターンテーブル4の成形孔に挿入された米飯塊は成形上型6Uおよび成形下型6L(図4、図5および図7参照)により上下方向から押圧されて寿司シャリ玉等のような米飯塊に成形される。
本実施の形態においては、上記成形工程において、前記第1の実施の形態と同様に、成形上型6Uの押圧面が成形孔MH内の米飯塊に接触する直前に成形上型6Uの押圧面のエア注入口6Uiから米飯塊内に空気が注入される。
この際、計量部3aで中空状に形成された米飯塊は、その内部の米粒の状態が外部の米粒の状態よりも粗になっているので、エア注入装置7による米飯塊内への空気の注入を容易にすることができる。このため、米飯塊内全体に均一になるように空気を注入することができる。したがって、成形された米飯塊内全体により均一に程よく空気を含ませることができるので、最終成形品として、外部はしっかりし、内部はふんわりとして全体的に程よい硬さで口に入れるとすぐに解れるような寿司シャリ玉等のような米飯塊を成形することができる。そして、米飯塊が冷めたてしまった後や保存のため冷蔵しておいた後でも、上記食感が失われないようにすることができる。
(第3の実施の形態)
図29は、本実施の形態の米飯成形装置内で搬送される米飯塊を中空状に形成する部材の他の一例である中仕切り板15Bの全体斜視図である。
本実施の形態において用いる中仕切り板15Bは、前記第1の実施の形態の中仕切り板15Aと同様に、上下方向に線状に延びる第1の部分15Bfと、その上部から互いに離間する2方向に延びる第2の部分15Bsおよびに第3の部分15Btとを有している。
この中仕切り板15Bにおいては、図20の中仕切り板15Aの窪み部DTが広くなるように第3の部分15Btの下部が部分的に除去されているとともに、米飯塊の移動に対する抵抗が小さくなるように第1の部分15Bfの傾斜部分SPの傾斜角度が小さくなるように形成されている。米飯成形装置1における中仕切り板15Bの配置の仕方は、図16〜図19等に示した中仕切り板15Aの配置と同じである。なお、溝GVに代えて、中仕切り板15Bの表面に上記した複数の突起(凹凸)を設けても良い。
このような中仕切り板15Bを用いた場合、前記第1の実施の形態と同様の効果が得られる上、米飯塊との接触面積をさらに低減することができるので、米飯塊の移動をさらにスムーズにすることができた。
(第4の実施の形態)
図30は、本実施の形態の米飯成形装置の計量部の分解斜視図、図31は図30の計量部を側面側から見た分解斜視図、図32は図30の計量部の最上段のローラの分解斜視図である。
本実施の形態においては、図30および図31に示すように、中仕切り板15Cの上部が、計量部3aの奥側の内壁面の上部に接続されている。ただし、中仕切り板15Cの上部を計量部3aの手前側の内壁面の上部に接続しても良い。
中仕切り板15Cは、図30および図31に示すように、その上部の接続位置から米飯塊の搬送方向(図31の下方)に沿って奥側の内壁面から次第に遠ざかるように傾斜して中段のローラ3abの上部あたりまで延びる第1の部分15Cfと、その第1の部分15Cfから連続して第1の部分15Cfに対して交差するように下方に折れ曲がり奥側の内壁面に沿うように最下段のローラ3acの下部あたりまで延びる第2の部分15Csとを有している。中仕切り板15Cの第2の部分15Csは、中段および最下段のローラ3ab,3acの厚さ方向の中央あたりに位置している。
このような中仕切り板15Cを取り付けたことにより、図21〜図27で説明した場合よりも、計量部3a内への米飯塊の移動を飛躍的に向上させることができた。なお、この中仕切り板15Cの表面に前記第1、第2の実施の形態で説明したのと同様に溝GVや複数の突起(凹凸)を設けても良い。
また、本実施の形態においては、図30〜図32に示すように、最上段のローラ3aaの厚さ方向の中央に星型のフランジ部SFが設置されている。このため、ローラ3aaの外周には、複数の突起部Pfの他に、ローラ3aaの厚さ方向の中央に、突起部Pfと形状が異なり、突起部Pfよりも高い、星型のフランジ部SFの複数の突起部SFPが突出されている。そして、突起部Pf,SFPは、一対のローラ3aaの各々の外周に沿って凹凸を形成するように複数設けられている。ただし、星型のフランジ部SFは、中段のローラ3ab,3abや最下段のローラ3ac,3acに設けても良い。
このような星型のフランジ部SFを設けたことにより、最上段の一対のローラ3aa,3aaの部分で米飯塊が詰まりそうなときに、星型のフランジ部SFにより米飯塊を送り出す力が増すので、米飯塊を計量部3a内へ上手く送ることができる。
また、最上段のローラ3aaは分解式になっており、星型のフランジ部SFの着脱が可能になっている。これにより、米飯塊の成形処理に応じてフランジ部SFを着けたり外したりすることができる。また、ローラ3aaおよび星型のフランジ部SFの清掃を容易にすることができるので、ローラ3aaを常に清潔に保つことができる。
図33は図30の米飯成形装置1を用いて成形された米飯塊の全体斜視図である。上記のように中仕切り板15Cを取り付けた場合、最終成形品の米飯塊RMGにおいて中仕切り板15Cの下方にあたる奥側の部分RAは手前側の部分RBよりも米の密度が低くなった。なお、この図33では、エア注入装置7による米飯塊への空気の注入は行っていない。
(第5の実施の形態)
図34は、本実施の形態の米飯成形装置の計量部の分解斜視図、図35は図34の計量部からローラを取り外して中仕切り板を示した計量部の斜視図である。
本実施の形態においては、図34および図35に示すように、中仕切り板15Dの上部が、計量部3aの最上段の一対のローラ3aa,3aaの下部(米飯解し部2と米飯計量分割部3との境界よりも下方)の位置で奥側の内壁面に着脱自在の状態で接続されている。
中仕切り板15Dは、図35に示すように、その上部の接続位置から米飯塊の搬送方向(図35の下方)に沿って奥側の内壁面から次第に遠ざかるように傾斜して最下段のローラ3acの上部あたりまで延びる第1の部分15Dfと、その第1の部分15Dfから連続して第1の部分15Dfに対して交差するように下方に折れ曲がり上記奥側の内壁面に沿うように最下段のローラ3acの中央あたりまで延びる第2の部分15Dsとを有している。
このような中仕切り板15Dを取り付けた場合においても計量部3a内の米飯塊を中空状に形成することができた。また、米飯塊を計量部3a内に良好に送ることができた。なお、この中仕切り板15Dの表面に前記第1、第2の実施の形態で説明したのと同様に溝GVや複数の突起(凹凸)を設けても良い。
また、図36は中仕切り板15Dの他の一例を示した計量部の斜視図である。図36では、中仕切り板15Dの第2の部分15Dsの下部が最下段のローラ3acの下部まで延びており、第2の部分15Dsの長さが、図35の場合よりも長くなっている。
本発明者らの検討によれば、中仕切り板15Dの長さを変えると、計量部3a内の米飯塊の中空状態の度合いを変えられることが判明した。例えば中仕切り板15Dを長くすると米飯塊の中空部が明瞭な状態で形成され、中仕切り板15Dを短くすると米飯塊の中空部が不明瞭な状態で形成された。
そこで、本実施の形態においては、中仕切り板15Dの種類(長さ)を変えられるように中仕切り板15Dを着脱自在の状態で設けた。そして、最終成形品に応じて中仕切り板15Dの種類(長さ)を変えるようにした。これにより、最終成形品の米飯塊の硬さ等を変えることができる。
以上本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本明細書で開示された実施の形態はすべての点で例示であって、開示された技術に限定されるものではないと考えるべきである。すなわち、本発明の技術的な範囲は、前記の実施の形態における説明に基づいて制限的に解釈されるものでなく、あくまでも特許請求の範囲の記載に従って解釈されるべきであり、特許請求の範囲の記載技術と均等な技術および特許請求の範囲の要旨を逸脱しない限りにおけるすべての変更が含まれる。
例えば前記実施の形態においては、搬送手段としてターンテーブルを用いた場合について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、搬送手段として直線状のベルトコンベアや枠状の無端ベルトコンベアを用いても良い。
また、前記実施の形態においては、米飯塊を中空状に形成する部材が板状の場合について説明したが、これに限定されるものではなく種々変更可能であり、例えば棒状でも良い。
また、前記実施の形態においては、成形上型の押圧面から米飯塊に空気を注入したが、これに限定されるものではなく、成形下型の上面側から米飯塊に空気を注入する構成にしても良い。成形下型の上面側から米飯塊に空気を注入する場合、エア注入口を図9〜図15で説明したのと同様に設ける。
また、前記実施の形態においては、成形部において米飯塊内に空気を注入する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、米飯塊の成形処理と、米飯塊内への空気の注入処理とを別々の場所で行う構成にしても良い。この場合、米飯塊内への空気の注入は、米飯塊の計量分割後であって成形処理前に行うことが好ましい。
以上の説明では、本発明を寿司シャリ玉等のような米飯塊の成形に用いる米飯成形装置に適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、お結びの成形に用いる米飯成形装置や稲荷寿司の内部に詰め込む寿司飯の成形に用いる米飯成形装置等、他の米飯成形装置に適用しても良い。
1 米飯成形装置
2 米飯解し部
2a ホッパー
2aa 開口部
2b 米飯供給筒
2ba 開口部
2c,2d 解し部材
2ca,2da 回転軸
2cb,2db 解し羽根
2e 固定羽根
3 米飯計量分割部
3a 計量部
3aa,3ab,3ac 一対のローラ
3b 分割機構部
3ba 固定刃
3bb 可動刃
4 ターンテーブル
6 成形装置
6L 成形下型
6U 成形上型
6Ui エア注入口
6Up 突出部
7 エア注入装置
7g エア供給源
7t エアチューブ
15A,15B,15C,15D 中仕切り板
15Af,15Bf,15Cf,15Df 第1の部分
15As,15Bs,15Cs,15Ds 第2の部分
15At,15Bt 第3の部分
DT 窪み部
GV 溝
SP 傾斜部分
Pf,Ps,Pt 突起部
SF 星型のフランジ部
SFP 突起部

Claims (12)

  1. 米飯塊を解す米飯解し部と、
    前記米飯解し部の下方に設けられ、前記米飯解し部から送られた米飯塊を計量分割する米飯計量分割部と、
    前記米飯計量分割部により計量分割された米飯塊内に空気を注入する空気注入手段と、
    を有することを特徴とする米飯成形装置。
  2. 前記米飯計量分割部により計量分割された米飯塊を成形する成形部を備え、
    前記空気注入手段は、
    前記成形部において前記米飯塊に空気を注入する構成を備える、
    ことを特徴とする請求項1記載の米飯成形装置。
  3. 前記成形部の上型において前記米飯塊を押圧する押圧面に、前記空気注入手段により供給された空気を前記米飯塊に注入する空気注入口を設けた、
    ことを特徴とする請求項2記載の米飯成形装置。
  4. 前記成形部の上型において前記米飯塊を押圧する押圧面に、前記押圧面に対して交差する方向に突出する突出部を設け、前記突出部の先端面に前記空気注入手段により供給された空気を前記米飯塊に注入する空気注入口を設けた、
    ことを特徴とする請求項2記載の米飯成形装置。
  5. 前記米飯計量分割部において搬送される米飯塊を中空状に形成する部材を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の米飯成形装置。
  6. 前記米飯計量分割部は、
    前記米飯塊の搬送空間を挟んで対向する一対のローラが、前記米飯塊の搬送方向に沿って前記搬送空間を狭くするように複数対配置された計量部と、
    前記計量部の下部に設けられ、前記計量部から搬送された前記米飯塊を予め決められた長さに分割する分割手段とを備え、
    前記米飯塊を中空状に形成する部材は、
    前記一対のローラの対向間に介在された状態で、前記米飯塊の搬送方向に沿って延びる板状または棒状の部材により形成されている、
    ことを特徴とする請求項5記載の米飯成形装置。
  7. 前記米飯塊を中空状に形成する部材の上部が、前記米飯計量分割部よりも上方の前記米飯解し部に位置していることを特徴とする請求項5または6記載の米飯成形装置。
  8. 前記米飯塊を中空状に形成する部材の上部が、前記米飯計量分割部の壁面に接続されており、
    前記米飯塊を中空状に形成する部材は、
    前記壁面の接続位置から前記米飯塊の搬送方向に沿って前記壁面から次第に遠ざかるように傾斜した状態で延びる第1の部分と、
    前記第1の部分の下部から連続して折れ曲がり前記壁面に沿うように延びる第2の部分と、
    を有することを特徴とする請求項5または6記載の米飯成形装置。
  9. 前記米飯塊を中空状に形成する部材の上部が、前記米飯計量分割部の前記一対のローラの対向間の壁面に接続されていることを特徴とする請求項8記載の米飯成形装置。
  10. 前記複数対の一対のローラのうち、少なくとも1つの一対のローラの各々の厚さ方向には高さの異なる突起部が設けられており、
    前記高さの異なる突起部の各々は、
    前記一対のローラの各々の外周に沿って凹凸を形成するように複数設けられている、
    ことを特徴とする請求項8または9記載の米飯成形装置。
  11. 前記米飯塊を中空状に形成する部材の表面に、溝または複数の突起を設けたことを特徴とする請求項5〜10のいずれか1項に記載の米飯成形装置。
  12. 前記米飯塊を中空状に形成する部材を着脱自在の状態で設けたことを特徴とする請求項5〜11のいずれか1項に記載の米飯成形装置。
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