JP2014086400A - 高速原子ビーム源およびそれを用いた常温接合装置 - Google Patents

高速原子ビーム源およびそれを用いた常温接合装置 Download PDF

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Keiichiro Tsutsumi
圭一郎 堤
Takeshi Tsuno
武志 津野
Takayuki Goto
崇之 後藤
Masahito Kinouchi
雅人 木ノ内
Kensuke Ide
健介 井手
Takenori Suzuki
毅典 鈴木
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Abstract

【課題】不要な粒子の出射を抑制する。
【解決手段】高速原子ビーム源は、筺体11と、電極体12とを具備している。筺体11は、箱形状を有し、一つの面にグリッド14を備え、陰極となる。電極体12は、筺体11内に設けられ、サドルフィールド型の電界を発生させる陽極となる。筺体11および電極体12のうちの少なくとも一つは、電界で生成するイオンによりスパッタされ難い第1材料で少なくとも一部を形成されている、または、第1材料を用いた被覆層でイオンの照射し得る面の少なくとも一部を覆われている。
【選択図】図4A

Description

本発明は、高速原子ビーム源およびそれを用いた常温接合装置に関し、特に、サドルフィールド型の高速原子ビーム源およびそれを用いた常温接合装置に関する。
微細な電気部品や機械部品を集積化したMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)デバイスが知られている。そのMEMSデバイスとしては、マイクロマシン、圧力センサ、超小型モーターなどが例示される。半導体ウェハ上に形成されたLSI(Large Scale Integration)が積層されることにより作製される半導体デバイスが知られている。このような半導体デバイスは、リーク電流の増大や配線における信号遅延などを低減することができる。
真空雰囲気で活性化されたウェハ表面同士を接触させ、そのウェハを接合する常温接合が知られている。常温接合は、そのMEMSデバイスを作製することに好適であり、その半導体デバイスを作製することに好適である。そのため、近年、常温接合装置を使ったMEMSデバイスや半導体デバイスが生産されてきており、常温接合を利用したデバイスが普及しつつある。それに伴い、常温接合に対して、ウェハ同士を接合した接合面の清浄度をより高めることが望まれている。
常温接合装置では、接合を行うウェハの表面活性化用に用いるビーム源として、サドルフィールド型の高速原子ビーム源が用いられている。図1は、高速原子ビーム源を模式的に示す断面図である。高速原子ビーム源104は、筺体111と電極体112とを備えている。筺体111は、直方体の放電箱であり、一つの面にグリッド114を有している。電極体112は、2本の互いに平行な直線状の電極棒であり、筺体111の中を貫通している。電極体112の電極材にはグラファイト(黒鉛)が用いられている。電極体112は、直流電源113の正極に、筺体111は直流電源113の負極にそれぞれ接続される。
このとき、高速原子ビーム源104の動作は以下のようになる。筺体111へは導入口115から不活性ガス(例示:アルゴン(Ar)ガス)が導入され、電極体112へは直流電源113から高電圧が印加される。それにより、電極体112(正極)と筺体111(負極)との間に生じるサドルフィールド型の電界により電子eが運動して、不活性ガスによるビームB(例示:アルゴン(Ar)中性原子のビームやアルゴン(Ar)イオンのビーム)が生成される。そのビームBのうち、グリッド114に達したビームBは、(イオンの場合にはグリッド114で中和されて)中性原子のビームBとして、高速原子ビーム源104から出射される。
このとき、高速原子ビーム源104の内部では、電極である筺体111の内壁や電極体112の外面にもイオンや電子が衝突している。そのため、それら内壁や外面から電極材料が粒子pとして脱落する可能性がある。その場合、脱落した粒子pは、グリッド114を介して高速原子ビーム源104から放出され、ウェハwへ付着することが考えられる。すなわち、脱落した粒子pがウェハの汚染の原因となることが考えられる。そうなると、常温接合において、接合用のウェハwが粒子pで汚染されて、接合面にボイドが発生してしまうおそれがある。高速原子ビーム源から不要な粒子が出射されることを抑制する技術が望まれている。高速原子ビーム源からの発塵を抑制する技術が望まれている。
関連する技術として、特公平7−50637号公報(特許第2021624号公報)(特許文献1)に高速原子線源が開示されている。この高速原子線源は、環状の陽極の両側に第1の冷陰極とビーム放出孔を有するグラファイト製の第2の冷陰極を各々配置すると共にこれらの電極間にガスを介在させて低圧ガス放電を発生させる一方、これら陽極および冷陰極の外周に磁石を配置して前記陽極、前記第1の冷陰極および前記第2の冷陰極との間に形成される電界に沿った方向に磁界を印加し、また前記陽極を中心として前記第1および第2の冷陰極間で振動する電子とイオンとが結合した高速原子線を前記ビーム放出孔から取り出す。
また、特開2002−30446号公報(特許文献2)に成膜方法、成膜装置、磁気テープの製造方法およびその装置が開示されている。この成膜方法は、真空ボックス内に設置された複数のアノード電極によりサドルフィールド型の静電界を発生させて、前記真空ボックス内に導入した反応ガスをプラズマ化し、このプラズマ中のイオンを前記静電界により加速して、前記真空ボックスの少なくとも1面を構成するグリットに前記加速イオンを衝突させて電子を発生させ、この発生した電子により前記加速イオンを中和することにより形成された中性アトムビームを基体上に放出して薄膜を成膜する。
また、特開平7−37859号公報(特許文献3)に中性粒子線加工装置が開示されている。この中性粒子線加工装置は、プラズマ形成手段と該プラズマ形成手段からイオン線を引き出す手段と該イオン線を中性化し高速中性粒子線を形成する手段を有する。この中性粒子線加工装置は、さらに該高速中性粒子線を照射する被加工試料前面に該被加工試料表面に平行な磁場を形成し被加工試料への電子の入射を阻止する手段と、該被加工試料に該被加工試料への残留イオンの入射を阻止する直流電位を印加する手段を有する。
また、特許第3970304号公報(特許文献4)に常温接合装置が開示されている。この常温接合装置は、上側基板と下側基板とを常温接合するための真空雰囲気を生成する接合チャンバーと、前記接合チャンバーの内部に設置され、前記上側基板を前記真空雰囲気に支持する上側ステージと、前記接合チャンバーの内部に設置され、前記下側基板を前記真空雰囲気に支持するキャリッジと、前記キャリッジに同体に接合される弾性案内と、前記接合チャンバーの内部に設置され、水平方向に移動可能に前記弾性案内を支持する位置決めステージと、前記弾性案内を駆動して前記水平方向に前記キャリッジを移動する第1機構と、前記水平方向に垂直である上下方向に前記上側ステージを移動する第2機構と、前記接合チャンバーの内部に設置され、前記下側基板と前記上側基板とが圧接されるときに、前記上側ステージが移動する方向に前記キャリッジを支持するキャリッジ支持台とを具備する。前記弾性案内は、前記下側基板と前記上側基板とが接触しないときに前記キャリッジが前記キャリッジ支持台に接触しないように前記キャリッジを支持し、前記下側基板と前記上側基板とが圧接されるときに前記キャリッジが前記キャリッジ支持台に接触するように弾性変形する。
特公平7−50637号公報(特許第2021624号公報) 特開2002−30446号公報 特開平7−37859号公報 特許第3970304号公報
本発明の目的は、不要な粒子が出射されることを抑制することが可能な高速原子ビーム源を提供することにある。
本発明の他の目的は、発塵を抑制することが可能な高速原子ビーム源を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、接合用のウェハにおける粒子等による汚染を抑制することが可能な常温接合装置を提供することにある。
以下に、発明を実施するための形態・実施例で使用される符号を括弧付きで用いて、課題を解決するための手段を記載する。この符号は、特許請求の範囲の記載と発明を実施するための形態・実施例の記載との対応を明らかにするために付加されたものであり、特許請求の範囲に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明による高速原子ビーム源は、筺体(11)と、電極体(12)とを具備している。筺体(11)は、箱形状を有し、一つの面にグリッド(14)を備え、陰極となる。電極体(12)は、筺体(11)内に設けられ、サドルフィールド型の電界を発生させる陽極となる。筺体(11)および電極体(12)のうちの少なくとも一つは、電界で生成するイオンによりスパッタされ難い第1材料で少なくとも一部を形成されている、または、第1材料を用いた被覆層でイオンの照射し得る面の少なくとも一部を覆われている。このような高速原子ビーム源では、筺体(11)および電極体(12)のうちの少なくとも一つがイオンでスパッタされて脱落し、その脱落した粒子が高速原子ビーム源から出射する、という現象を抑制することができる。すなわち、高速原子ビーム源からの発塵を抑制することができる。それにより、この高速原子ビーム源を常温接合に用いた場合、その脱落した粒子が接合ウェハに到達し、残存することを抑制することができる。ここで、スパッタされ難い材料とは、例えばアルゴンガス(Ar)でスパッタする場合、アルゴンスパッタ収率が相対的に低い材料(アルゴンスパッタ収率が予め設定された所定の基準値よりも低い材料)である。所定の基準値としては、従来電極材料として用いられているグラファイトのアルゴンスパッタ収率が例示される。被覆層は、照射し得る面に形成された膜や層である。薄板状の部材や分離可能な部材であっても良い。
本発明による高速原子ビーム源において、第1材料は、グラファイトよりもイオンによりスパッタされ難い材料を含んでいることが好ましい。このような高速原子ビーム源は、従来使用されていたグラファイト(黒鉛)よりもイオンでスパッタされ難いので、従来の高速原子ビーム源と比較して脱落する粒子を少なく抑えることができる。
本発明による高速原子ビーム源において、第1材料は、グラファイトよりも発塵性が低い材料を含んでいることが好ましい。このような高速原子ビーム源は、従来使用されていたグラファイト(黒鉛)よりも発塵し難いので、従来の高速原子ビーム源と比較して発塵を抑えることができる。
本発明による高速原子ビーム源において、第1材料は、ガラス状カーボンを含んでいることが好ましい。このような高速原子ビーム源では、従来使用されていたグラファイト(黒鉛)よりもガラス状カーボンの方がイオンでスパッタされ難く、発塵性も低いので、従来の高速原子ビーム源と比較して、脱落する粒子を少なく抑えることができ、発塵を抑えることができる。
本発明による高速原子ビーム源において、第1材料は、タングステン、モリブデン、チタン、ニッケル、それらの化合物、およびそれらの合金のグループから選択される材料を含んでいることが好ましい。このような高速原子ビーム源では、従来使用されていたグラファイト(黒鉛)よりもタングステン、モリブデン、チタン、ニッケル等の方がイオンでスパッタされ難く、発塵性も低いので、従来の高速原子ビーム源と比較して、脱落する粒子を少なく抑えることができ、発塵を抑えることができる。
本発明による高速原子ビーム源において、電極体(12)は、筺体(11)内の第1面に一端を、第1面に対向する第2面に他端を接続され、互いに平行な、直線状の複数の電極棒(12)を含んでいることが好ましい。このような高速原子ビーム源は、高速原子ビームを効率的に出射できる。
本発明による高速原子ビーム源において、筺体(11)における第1材料で形成する少なくとも一部は、または、筺体(11)における被覆層で覆われる少なくとも一部は、筺体(11)における電極体(12)から最も近い領域を含む部分であることが好ましい。このような高速原子ビーム源では、最も粒子の脱落が発生し易い場所を第1材料で形成し、または、第1材料で覆っているので、粒子の脱落を少なく抑えることができ、発塵を抑制することができる。
本発明の常温接合装置は、真空容器(2)と、第1保持機構(43−1)と、第2保持機構(42)と、高速原子ビーム源(4)と、圧接機構(43−2)とを具備している。第1保持機構(43−1)は、真空容器(2)内に設けられ、第1基板を保持する。第2保持機構(42)は、真空容器(2)内に設けられ、第2基板を保持する。高速原子ビーム源(4)は、真空容器(2)に設けられ、第1基板および第2基板の被接合面に照射される活性化ビームを出射する、上記各段落のいずれか一段落に記載されている。圧接機構(43−2)は、真空容器(2)に設けられ、活性化ビームを照射された第1基板および第2基板の被接合面を重ね合わせて接合する。このような常温接合装置では、高速原子ビーム源から脱落した粒子が出射したり、高速原子ビーム源から発塵したりすることを抑制することができる。それにより、その脱落した粒子が接合ウェハに到達し、残存することを抑制することができる。
本発明による高速原子ビーム源は、不要な粒子が出射されることを抑制することが可能となる。本発明による高速原子ビーム源は、発塵を抑制することが可能となる。本発明による常温接合装置は、接合用のウェハにおける粒子等による汚染を抑制することができる。
図1は、高速原子ビーム源を模式的に示す断面図である。 図2は、本実施の形態に係る常温接合装置の構成を示す断面図である。 図3は、本実施の形態に係る常温接合装置の構成を示す他の断面図である。 図4Aは、第1の実施の形態に係る高速原子ビームの構成を模式的に示す断面図である。 図4Bは、実施の形態に係る高速原子ビームの構成の一例を模式的に示す斜視図である。 図5は、第2の実施の形態に係る高速原子ビームの構成を模式的に示す断面図である。 図6は、第3の実施の形態に係る高速原子ビームの構成を模式的に示す断面図である。 図7は、第4の実施の形態に係る高速原子ビームの構成を模式的に示す断面図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る高速原子ビームおよびそれを用いた常温接合装置の実施の形態について説明する。
(第1の実施の形態)
まず、本発明の第1の実施の形態に係る常温接合装置の構成について説明する。
図2は、本実施の形態に係る常温接合装置の構成を示す断面図(水平断面)である。常温接合装置1は、接合チャンバー2と、ロードロックチャンバー3とを備えている。接合チャンバー2とロードロックチャンバー3は、内部を環境から密閉する真空容器である。常温接合装置1は、さらに、ゲートバルブ5を備えている。ゲートバルブ5は、接合チャンバー2とロードロックチャンバー3との間に介設され、接合チャンバー2の内部とロードロックチャンバー3の内部とを接続するゲートを閉鎖し、または、開放する。
ロードロックチャンバー3は、第1カートリッジ台6と第2カートリッジ台7と搬送装置8とを内部に備えている。第1カートリッジ台6は、第1カートリッジ20が配置される。第1カートリッジ20は、ウェハ(基板)wを載せるために利用される。第2カートリッジ台7は、第2カートリッジ21が配置される。第2カートリッジ21は、ウェハ(基板)wを載せるために利用される。このとき、カートリッジ台6、7、カートリッジ20、21は、複数個あっても構わない。ロードロックチャンバー3は、さらに、図示されていない真空ポンプと蓋とを備えている。その真空ポンプは、ロードロックチャンバー3の内部から気体を排気する。その蓋は、ロードロックチャンバー3の外部と内部とを接続するゲートを閉鎖し、大気雰囲気にすることで開放することができる。第1カートリッジ20と第2カートリッジ21とは、その蓋を介してロードロックチャンバー3に出し入れされる。
搬送装置8は、第1アーム25と第2アーム26と第3アーム27とを備えている。第1アーム25と第2アーム26と第3アーム27とは、それぞれ、棒状に形成されている。第1アーム25は、ロードロックチャンバー3の床板に支持された第1アーム25の端部の第1節に、その回転軸22を中心に回転可能に支持されている。第2アーム26は、第1アーム25と第2アーム26との間の第2節に、その回転軸23を中心に回転可能に支持されている。第3アーム27は、第2アーム26と第3アーム27との間の第3節に、その回転軸24を中心に回転可能に支持されている。各回転軸は、鉛直方向に平行である。第3アーム27は、第3節に接合される端と反対側の端に、爪が形成されている。爪は、ウェハw、または、カートリッジ20またはカートリッジ21を把持するために利用される。
搬送装置8は、さらに、図示されていない昇降機構と伸縮機構とを備えている。その昇降機構は、ユーザの操作により、第1アーム25を昇降させて、爪により把持されるウェハw、または、カートリッジ20またはカートリッジ21を昇降させる。その伸縮機構は、第1節と第2節と第3節とを制御して第3アーム27の長手方向に平行に第3アーム27を平行移動させる。搬送装置8は、ゲートバルブ5を介して第1カートリッジ20または第2カートリッジ21に配置されたウェハwを接合チャンバー2に搬送すること、または、ゲートバルブ5を介して接合チャンバー2に配置されたウェハwを第1カートリッジ20または第2カートリッジ21に搬送することに利用される。
接合チャンバー2は、真空ポンプ31と高速原子ビーム源4とを備えている。接合チャンバー2は、容器を形成する壁34の一部分に排気口35が形成されている。真空ポンプ31は、接合チャンバー2の外部に配置され、排気口35を介して接合チャンバー2の内部から気体を排気する。高速原子ビーム源4は、複数の高速原子ビーム源4−1a〜4−na、4−1b〜4−nb(nは任意の数)を備えている。この図の例では、n=4である。ただし、高速原子ビーム源4−ia(iは1からnのいずれかの整数)と高速原子ビーム4−ibとは平面視で同じ位置にあり、高速原子ビーム源4−iaは上側に、高速原子ビーム4−ibは下側にそれぞれ設けられている。複数の高速原子ビーム源4−1a〜4−naおよび複数の高速原子ビーム源4−1b〜4−nbは、各々、キャリッジ46の上面および試料台43−1(後述)の下面に設置されたウェハwに向けられて配置され、それらウェハwに向けて加速された高速原子ビームを放出する。その高速原子ビームとしては、中性なアルゴン原子ビームが例示される。
壁34は、一部分に扉37が形成されている。扉37は、ヒンジ38を備えている。ヒンジ38は、壁34に対して回転可能に扉37を支持している。壁34は、さらに、一部分に窓39が形成されている。窓39は、気体を透過しないで可視光を透過する材料から形成されている。窓39は、ユーザが高速原子ビーム源4により荷電粒子が照射される対象または接合状態を接合チャンバー2の外部から見えるように配置されている。
図3は、本実施の形態に係る常温接合装置の構成を示す他の断面図(鉛直断面)である。接合チャンバー2は、さらに、上側ステージ41と下側ステージ42とを内部に備えている。上側ステージ41は、試料台43−1と圧接機構43−2とを備えている。試料台43−1は、接合チャンバー2に対して鉛直方向に平行移動可能に支持されている。試料台43−1は、その下端に誘電層を備え、その誘電層とウェハwとの間に電圧を印加し、静電力によってウェハwをその誘電層に吸着する。圧接機構43−2は、ユーザの操作により、試料台43−1を接合チャンバー2に対して鉛直方向に平行移動させる。
下側ステージ42は、ウェハwまたは、ウェハwを搭載したカートリッジ20またはカートリッジ21を上端に支持する。下側ステージ42は、位置決めステージ44とキャリッジ支持台45とキャリッジ46と弾性案内47とを備えている。下側ステージ42は、さらに、図示されていない位置決め機構を備えている。複数の高速原子ビーム源4−1a〜4−naは、上側ステージ41に支持されるウェハwと下側ステージ42に支持されるウェハwとが離れているときに、上側ステージ41に支持されるウェハwに向けられている。一方、複数の高速原子ビーム源4−1b〜4−nbは、上側ステージ41に支持されるウェハwと下側ステージ42に支持されるウェハwとが離れているときに、下側ステージ42に支持されるウェハwに向けられている。
なお、図2および図3に図示されないが、接合チャンバー2は、さらに、下側ターゲット保持基板、上側ターゲット保持基板、下側ターゲット移動機構および上側ターゲット移動機構を備えていてもよい。その場合、下側ターゲット保持基板は、下側ステージ42の高速原子ビーム源4側の水平方向横に設けられる。下側ターゲット移動機構は、下側ターゲット保持基板を、鉛直方向および水平方向に移動可能に保持し、さらに、高速原子ビーム源4の開口部に対する向き、ウェハwに対する向きを変更可能に保持している。上側ターゲット保持基板は、試料台43−1の高速原子ビーム源4側の水平方向横に設けられている。上側ターゲット移動機構は、上側ターゲット保持基板を、鉛直方向および水平方向に移動可能に保持し、さらに、高速原子ビーム源4の開口部に対する向き、ウェハwに対する向きを変更可能に保持している。各ターゲット保持基板は、各ターゲット移動機構により、少なくとも高速原子ビーム源4からの高速原子ビームが、ターゲットの被照射面と交わらない位置まで移動できる。
ターゲットは、下側ターゲット保持基板の上面、および/または、上側ターゲット保持基板の下面に載置されている。ターゲットは、板状のバルク形状を有している。ターゲットの材料としては、上側のウェハwと下側のウェハwとを接合するとき、両ウェハwの接合を補助する中間層として適切な材料を用いる。当該材料は、両ウェハwの接合面の状況により適宜選択される。当該材料とてしは、金属材料(合金材料を含む)、半導体材料、絶縁体材料に例示される。
次に、本実施の形態に係る複数の高速原子ビーム源4−1a〜4−na、4−1b〜4−nbについてさらに説明する。ただし、複数の高速原子ビーム源4−1a〜4−na、4−1b〜4−nbは構成が同じであるので、以下では一つの高速原子ビーム源4について説明する。図4Aおよび図4Bは、本実施の形態に係る高速原子ビーム源4の構成の一例を模式的に示す断面図および斜視図である。高速原子ビーム源4は、筺体11と電極体12とを備えている。筺体11は、箱形状を有し、一つの面にグリッド14を備え、陰極として機能する。電極体12は、筺体11内に設けられ、サドルフィールド型の電界を発生させる陽極として機能する。図4Aおよび図4Bの例では、電極体112は、2本の互いに平行な直線状の電極棒であり、筺体11の中を貫通している。電極体12は、直流電源13の正極に、筺体11は直流電源13の負極にそれぞれ接続される。それにより、電極体12と筺体11との間に高電圧が印加され、筺体11内にサドルフィールド型の電界が生成される。
筺体11および電極体12は、その電界で生成するイオンによりスパッタされ難い第1材料で形成されている。ここで、その電界でスパッタされ難い材料とは、例えば高速原子ビーム源4にアルゴンガス(Ar)を用いる場合、筺体11および電極体12は主にアルゴンイオンでスパッタされることから、アルゴンスパッタ収率が相対的に低い材料(アルゴンスパッタ収率が予め設定された所定の基準値よりも低い材料)ということができる。ただし、所定の基準値としては、実験的またはシミュレーションなどにより設定した数値であっても良いし、従来電極材料として用いられているグラファイトのアルゴンスパッタ収率であっても良い。
このようにすることで、筺体11および電極体12がイオンでスパッタされて脱落し、その脱落した粒子が高速原子ビーム源4から出射する、という現象を抑制することができる。すなわち、高速原子ビーム源4からの発塵を抑制することができる。なお、筺体11および電極体12の両方ではなく、筺体11を第1材料で形成するだけでも、前述の効果を十分に奏することができる。筺体11から脱落する粒子が多いからである。
第1材料は、グラファイトよりもイオンによりスパッタされ難い材料を含むことが好ましい。それにより、グラファイトを用いる従来の高速原子ビーム源4よりも粒子の発生を少なく抑制することができる。あるいは、第1材料は、グラファイトよりも発塵性が低い材料を含むことが好ましい。それにより、グラファイトを用いる従来の高速原子ビーム源4よりも発塵を抑制することができる。これらのような第1材料としては、例えばガラス状カーボンが挙げられる。ガラス状カーボンは、スパッタされ難い材料、発塵性の低い材料として好ましいだけでなく、筺体11および電極体12の本来的な機能を発揮するうえでも好ましい材料である。
材料としてのガラス状カーボンとしては、日立化成工業株式会社(Hitachi Chemical Co.,Ltd.)のガラス状炭素(Glass−like Carbon)や、日清紡ケミカル株式会社(Nisshinbo Chemical Inc.)のガラス状カーボン(Glass−like Carbon)が例示される。
次に、高速原子ビーム源4の動作について説明する。
高速原子ビーム源4において、筺体11へは導入口15から不活性ガス(例示:アルゴン(Ar)ガス)が導入され、電極体12へは直流電源13から高電圧が印加される。それにより、電極体12(正極)と筺体11(負極)との間にサドルフィールド型の電界が形成される。その電界により筺体11中の電子eが運動して、不活性ガスによるビームB(例示:アルゴン(Ar)中性原子のビームやアルゴン(Ar)イオンのビーム)が生成される。そのビームBのうち、グリッド14に達したビームBは、(イオンの場合にはグリッド14で近傍の電子との衝突により電気的に中和されて)中性原子のビームBとして、高速原子ビーム源4から出射される。
このとき、高速原子ビーム源4の内部では、電極である筺体11の内壁や電極体12の外面にもイオンや電子が衝突している。そのため、それら内壁や外面から電極材料が粒子として脱落する可能性がある。しかし、本実施の形態では、筺体11や電極体12がイオンによりスパッタされ難い第1材料(例示:ガラス状カーボン)で形成されている。そのため、筺体11の内壁や電極体12の外面にイオンが衝突しても、それら内壁や外面からの電極材料の脱落を抑制することができる。脱落する粒子の量を大幅に削減できるので、脱落した粒子の出射を大幅に抑制することができる。
次に、常温接合装置1の動作(常温接合方法)について説明する。
接合チャンバー2内部が真空雰囲気の状態において、搬送装置8を用いて、ロードロックチャンバー3から、第1カートリッジ20に装填されたウェハwが上側ステージ41にセットされ、第2カートリッジ21に装填されたウェハwが下側ステージ42にセットされる。次に、上側ステージ41のウェハwと下側ステージ42のウェハwとが離れた状態で、上側ステージ41のウェハwに、複数の高速原子ビーム源4−1a〜4−naにより高速原子ビームが放出される。それと共に、下側ステージ42のウェハwに、複数の高速原子ビーム源4−1b〜4−nbにより高速原子ビームが放出される。それらの高速原子ビームは、それらのウェハwに照射され、それらのウェハwの表面に形成される酸化物等を除去し、それらのウェハwの表面に付着している不純物を除去する。その後、上側ステージ41の圧接機構43−2により、試料台43−1が鉛直下方向に下降して、上側ステージ41のウェハwと下側ステージ42のウェハwとが接合される。接合されたウェハwは搬送装置8により、ロードロックチャンバー3へ搬出される。
このとき、上述のような構成を有する高速原子ビーム源4(4−1a〜4−na、4−1b〜4−nb)を用いているので、高速原子ビーム源4により高速原子ビームがウェハwへ放出されるとき、高速原子ビームと共に放出される脱落した粒子の量を大幅に抑制することができる。その結果、ウェハwに到達する脱落した粒子の量を大幅に抑制することが可能になる。一例として、第1材料としてガラス状カーボンを用いた場合、従来のグラファイトを用いた場合と比較して、ウェハ上の粒子の数を少なくすることができる。このように、ウェハ上の粒子の数を抑制できるので、接合用のウェハが粒子で汚染されて、接合面にボイドが発生してしまう可能性を大幅に抑制することができる。
以上のように、本実施の形態による高速原子ビーム源は、不要な粒子が出射されることを抑制することが可能となる。また、本実施の形態による高速原子ビーム源は、発塵を抑制することが可能となる。また、本実施の形態による常温接合装置は、接合用のウェハにおける粒子等による汚染を抑制することができる。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態に係る高速原子ビーム源および常温接合装置について説明する。本実施の形態では、高速原子ビーム源の材料が、第1の実施の形態と相違している。以下では、その相違点について主に説明する。本実施の形態では、第1の実施の形態の筺体11および電極体12が、それぞれ筺体11Aおよび電極体12Aに置き換えられている。
図5は、本実施の形態に係る高速原子ビーム源4の構成の一例を模式的に示す断面図である。本実施の形態では、筺体11Aおよび電極体12Aは、その電界で生成するイオンによりスパッタされ難い第1材料を用いた被覆層で、イオンの照射し得る面を覆われている。具体的には、筺体11Aは、その本体部分11aの内壁の表面が、第1材料の被覆層11bで覆われている。また、電極体12Aは、その本体部分12aの外側の表面が、第1材料の被覆層12bで覆われている。ここで、被覆層は、本体部分11a、12aの表面に形成された膜や層である。薄板状の部材や分離可能な部材であっても良い。この場合にも、それにより、筺体11Aおよび電極体12Bがイオンでスパッタされて脱落し、その脱落した粒子が高速原子ビーム源4から出射する、という現象を抑制することができる。すなわち、高速原子ビーム源4からの発塵を抑制することができる。
ここで、被覆層11bの外側の筺体11Aの本体部分11aおよび被覆層12bの内側の電極体12Aの本体部分12aの材料は、特に問わないが、従来用いられてきたグラファイトを用いることができる。また、第1材料については、第1の実施の形態に記載のとおりである。したがって、筺体11Aの一例としては、グラファイト製の筺体本体部分11aと、ガラス状カーボン製の被覆層11bとから構成される。同様に、電極体12Aの一例としては、グラファイト製の電極体本体部分12aと、ガラス状カーボン製の被覆層12bとから構成される。
被覆層11b、12bは、第1材料またはそれを含む材料をコーティングしたり、成膜したり、含浸させたり、反応させたりする方法で形成することができる。形成する方法としては、第1材料の種類に応じて適宜従来知られた適切な方法を選択することができる。
本実施の形態についても、第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
加えて、被覆層を本体部分の表面にコーティング等で形成するだけで良いので、複雑な形状の部品でも容易に製造することができる。さらに、既存の装置に対してもコーティング等するだけでそのまま適用することができる。
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態に係る高速原子ビーム源および常温接合装置について説明する。本実施の形態では、高速原子ビーム源の材料が、第1の実施の形態と相違している。以下では、その相違点について主に説明する。本実施の形態では、第1の実施の形態の筺体11および電極体12が、それぞれ筺体11Bおよび電極体12Bに置き換えられている。
図6は、本実施の形態に係る高速原子ビーム源4の構成の一例を模式的に示す断面図である。本実施の形態では、筺体11Bは、その電界で生成するイオンによりスパッタされ難い第1材料で一部を形成されている。具体的には、筺体11Bは、イオンの衝突による影響が特に大きい部分が第1材料で形成されている。そのイオンの衝突による影響が特に大きい部分としては、図6の例では、筺体11Bにおける電極体12Bから最も近い領域を含む部分11dである。あるいは、従来の筺体111における最もスパッタされて削られている(部材の厚みが薄くなっている)部分でもよい。この場合にも、それにより、筺体11Bがイオンでスパッタされて脱落し、その脱落した粒子が高速原子ビーム源4から出射する、という現象を抑制することができる。すなわち、高速原子ビーム源4からの発塵を抑制することができる。
ただし、部分11dそのものを第1材料で形成するのではなく、第2の実施の形態のように、部分11dの表面を、第1材料を用いた被覆層で覆っていても良い。すなわち、筺体11Bは、電極体12Bから最も近い領域を含む部分11d(あるいは最も削られ易い領域を含む部分11d)の内壁の表面が、第1材料の被覆層で覆われていてもよい。
本実施の形態では、イオンの衝突による影響が大きい箇所(例示:部分11d)には第1材料を使用している。第1材料については、第1の実施の形態に記載のとおりである。一方、イオンの衝突による影響が小さい箇所(例示:筺体11Bの残りの部分11c、電極体12B)に使用する材料は、特に問わないが、従来用いられてきたグラファイトを用いることができる。したがって、筺体11Bの一例としては、ガラス状カーボン製の部分11dと、グラファイト製の残りの部分11cとから構成される。筺体11Bの部分11dは、板状の部材を用いることができる。また、電極体12Bの一例としては、グラファイトで構成される。
本実施の形態についても、第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
加えて、スパッタの悪影響の大きい部分の交換のみで済むため、低コストで効果を奏することができる。
(第4の実施の形態)
本発明の第4の実施の形態に係る高速原子ビーム源および常温接合装置について説明する。本実施の形態では、高速原子ビーム源の材料が、第1の実施の形態と相違している。以下では、その相違点について主に説明する。本実施の形態では、第1の実施の形態の筺体11および電極体12が、それぞれ筺体11Cおよび電極体12Cに置き換えられている。
図7は、本実施の形態に係る高速原子ビーム源4の構成の一例を模式的に示す断面図である。本実施の形態では、筺体11Cおよび電極体12Cは、その電界で生成するイオンによりスパッタされ難い第1材料であって、カーボン系以外の材料で形成されている。その場合にも、筺体11Cおよび電極体12Cがイオンでスパッタされて脱落し、その脱落した粒子が高速原子ビーム源4から出射する、という現象を抑制することができる。すなわち、高速原子ビーム源4からの発塵を抑制することができる。
ここで、第1材料としては、その電界で生成するイオンによりスパッタされ難い材料であってカーボン以外の材料である。その第1材料としては、タングステン(W)、モリブデン(Mo)、チタン(Ti)、ニッケル(Ni)、それらの化合物、それらの合金のいずれかに例示される。より具体的には、タングステン(W)、タングステン合金(W合金)、炭化タングステン(WC)、モリブデン(Mo)、モリブデン合金(Mo合金)、ほう化チタン(TiB)が好ましい。
本実施の形態についても、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
加えて、脱落した粒子としてカーボンを含まなくすることができるので、カーボンの含有を嫌うデバイスに対して、常温接合の選択性が拡がる。
本発明は上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変形または変更され得ることは明らかである。各実施の形態の技術は、技術的矛盾の発生しない限り、他の実施の形態で用いることが可能である。
1 :常温接合装置
2 :接合チャンバー
3 :ロードロックチャンバー
4、4−1a〜4−na、4−1b〜4−nb :高速原子ビーム源
5 :ゲートバルブ
6 :第1カートリッジ台
7 :第2カートリッジ台
8 :搬送装置
11:筺体
11a:本体部分
11b:被覆層
11c:部分
11d:部分
12:電極体
12a:本体部分
12b:被覆層
13:直流電源
14:グリッド
20:第1カートリッジ
21:第2カートリッジ
22:回転軸
23:回転軸
24:回転軸
25:第1アーム
26:第2アーム
27:第3アーム
31:真空ポンプ
33:電子銃
34:壁
35:排気口
36:照射方向
37:扉
38:ヒンジ
39:窓
41:上側ステージ
42:下側ステージ
43−1:試料台
43−2:圧接機構
44:位置決めステージ
45:キャリッジ支持台
46:キャリッジ
47:弾性案内

Claims (8)

  1. 箱形状を有し、一つの面にグリッドを備え、陰極となる筺体と、
    前記筺体内に設けられ、サドルフィールド型の電界を発生させる陽極となる電極体と
    を具備し、
    前記筺体および前記電極体のうちの少なくとも一つは、前記電界で生成するイオンによりスパッタされ難い第1材料で少なくとも一部を形成されている、または、前記第1材料を用いた被覆層で前記イオンの照射し得る面の少なくとも一部を覆われている
    高速原子ビーム源。
  2. 請求項1に記載の高速原子ビーム源において、
    前記第1材料は、グラファイトよりもイオンによりスパッタされ難い材料を含む
    高速原子ビーム源。
  3. 請求項1に記載の高速原子ビーム源において、
    前記第1材料は、グラファイトよりも発塵性が低い材料を含む
    高速原子ビーム源。
  4. 請求項2または3に記載の高速原子ビーム源において、
    前記第1材料は、ガラス状カーボンを含む
    高速原子ビーム源。
  5. 請求項2または3に記載の高速原子ビーム源において、
    前記第1材料は、タングステン、モリブデン、チタン、ニッケル、それらの化合物、およびそれらの合金のグループから選択される材料を含む
    高速原子ビーム源。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の高速原子ビーム源において、
    前記電極体は、前記筺体内の第1面に一端を、前記第1面に対向する第2面に他端を接続され、互いに平行な、直線状の複数の電極棒を含む
    高速原子ビーム源。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の高速原子ビーム源において、
    前記筺体における前記第1材料で形成する前記少なくとも一部は、または、前記筺体における前記被覆層で覆われる前記少なくとも一部は、前記筺体における前記電極体から最も近い領域を含む部分である
    高速原子ビーム源。
  8. 真空容器と、
    前記真空容器内に設けられ、第1基板を保持する第1保持機構と、
    前記真空容器内に設けられ、第2基板を保持する第2保持機構と、
    前記真空容器に設けられ、前記第1基板および前記第2基板の被接合面に照射される活性化ビームを出射する、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の高速原子ビーム源と、
    前記真空容器に設けられ、前記活性化ビームを照射された前記第1基板および前記第2基板の前記被接合面を重ね合わせて接合する圧接機構と
    を具備する
    常温接合装置。
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