JP2014083866A - 樹脂製ダクト、ダクト構成体および製造方法 - Google Patents
樹脂製ダクト、ダクト構成体および製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014083866A JP2014083866A JP2012231769A JP2012231769A JP2014083866A JP 2014083866 A JP2014083866 A JP 2014083866A JP 2012231769 A JP2012231769 A JP 2012231769A JP 2012231769 A JP2012231769 A JP 2012231769A JP 2014083866 A JP2014083866 A JP 2014083866A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow path
- duct
- resin
- flat
- end opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 229920005989 resin Polymers 0.000 title claims abstract description 42
- 239000011347 resin Substances 0.000 title claims abstract description 42
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 22
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 title 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims abstract description 10
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims abstract description 8
- 238000005304 joining Methods 0.000 claims description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 5
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 19
- 239000000463 material Substances 0.000 description 11
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 10
- 238000000071 blow moulding Methods 0.000 description 8
- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 description 8
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 2
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 2
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 2
- 229920005672 polyolefin resin Polymers 0.000 description 2
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 2
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 2
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012805 post-processing Methods 0.000 description 1
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Duct Arrangements (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
【解決手段】流体を流通させる流路が内部に形成された平板状流路部に、平板状流路部の平面方向とは異なる方向の流路が内部に形成された第2の流路部が連接されて構成される樹脂製ダクトについて、樹脂製ダクトを分割金型で成形することによるパーティングラインを、平板状流路部にはその平板状流路部の平面方向に対する側面に形成する。また、第2の流路部には、その第2の流路部における上端開口部または下端開口部における開口面につながるよう形成する。
【選択図】図5
Description
このようにバッテリを冷却することで、バッテリの性能と寿命の低下防止に貢献できることが知られている。
流体を流通させる流路が内部に形成された平板状流路部に、
平板状流路部の平面方向とは異なる方向の流路が内部に形成された第2の流路部が連接されて構成される樹脂製ダクトであって、
第2の流路部は、上端に上端開口部が設けられると共に、下端に下端開口部が設けられ、
平板状流路部は、少なくとも上向きまたは下向きに第3の開口部が設けられ、
平板状流路部内の流路は、第2の流路部における上端開口部および下端開口部の何れからも所定距離以上離れた位置で、第2の流路部内の流路と連通され、
樹脂製ダクトを分割金型で成形することによるパーティングラインは、
平板状流路部には当該平板状流路部の平面方向に対する側面に形成され、
第2の流路部には上端開口部または下端開口部における開口面につながるよう形成されたことを特徴とする。
上述した本発明に係る樹脂製ダクトと、樹脂製ダクトを他のダクトに接続させる中継部材とを有し、中継部材が樹脂製ダクトに接合部材で接合されて構成されたダクト構成体であって、
中継部材は、
樹脂製ダクトの第2の流路部におけるパーティングラインがつなげられていない開口部が嵌め込まれる第1の嵌合部と、
他のダクトに嵌め込まれる第2の嵌合部と、を有し、
第2の嵌合部における他のダクトへの嵌め込み方向の長さは、第1の嵌合部における樹脂製ダクトの嵌め込み方向の長さよりも長いことを特徴とする。
樹脂を分割金型で挟み込んで成形する成形工程を有する樹脂製ダクトの製造方法であって、
樹脂製ダクトは、流体を流通させる流路が内部に形成された平板状流路部に、平板状流路部の平面方向とは異なる方向の流路が内部に形成された第2の流路部が連接されて構成され、
第2の流路部は、上端に上端開口部が設けられると共に、下端に下端開口部が設けられ、
平板状流路部は、少なくとも上向きまたは下向きに第3の開口部が設けられ、
平板状流路部内の流路は、第2の流路部における上端開口部および下端開口部の何れからも所定距離以上離れた位置で、第2の流路部内の流路と連通され、
樹脂製ダクトを分割金型で成形することによるパーティングラインは、
平板状流路部には当該平板状流路部の平面方向に対する側面に形成され、
第2の流路部には上端開口部または下端開口部における開口面につながるよう形成されることを特徴とする。
まず、図1〜図6を参照しながら、本実施形態により成形するダクト構成体300の構成例について説明する。図1は全体斜視図を、図2〜図4は外観を、図5は分解した状態を、図6は他のダクトと嵌め合わせての使用例を、それぞれ示す。
接合部材115の位置や接合箇所数は、図4、図6に示す位置および数に限定されず、中継部材200と分岐ダクト100とを固定することができれば任意の位置および接合箇所数であってよい。
このことにより、図6に示すように、縦型流路部110における上端開口部112からの流路が、下端開口部113への流路と、平板状流路部120内への流路とに分岐されるように構成される。
中継部材200aと200bは、それぞれおおよそ同様の形状となっているため、以下、その一方について説明する。
このように、中継部材200は、分岐ダクト100における縦型流路部110の下端開口部113へ向かう側の流路を延長すると共に、下側ダクト500への嵌め込み深さYを、安定した嵌め合わせとして十分な長さまで確保できるようにするものとして機能する。
図1、図2、図4、図5中のパーティングライン140は、このブロー成形の段階で設けられている閉鎖部150を含めたものとして示す。図1、図2、図4中では閉鎖部を省略してパーティングライン140のみを示す。
図6の使用例では、分岐ダクト100の上端開口部112が不図示の他のダクト等に接続され、不図示のエアコンユニットや空気循環用のファンなどからの冷却用の空気が分岐ダクト100内に供給されている。
平板状流路部120に載置されたバッテリに対しては、分岐ダクト100の上端開口部112から供給された空気が、縦型流路部110内の流路111を経て平板状流路部120内の流路121に流通され、バッテリ用開口部122からバッテリへと送風される。
次に、図8、図9を参照しながら、本実施形態の分岐ダクト100の製造方法例について説明する。図8は分割金型の開状態、図9は閉状態を金型側面から示す。
なお、中継部材200の製造方法については、従来既知のブロー成形によるものであり、説明を省略する。
次に、本実施形態のダクト構成体300による効果について説明する。
薄肉になりすぎると、ブロー成形によるエアーで溶融状態の熱可塑性樹脂がちぎれてしまったり、必要な強度を持たせることができなくなるなどの問題が発生してしまう。
110 縦型流路部
111 流路
112 上端開口部
113 下端開口部
114 リブ
115 接合部材
120 平板状流路部
121 流路
122 バッテリ用開口部
130 橋渡し部
140 パーティングライン
150 閉鎖部
200 中継部材
201 嵌合凹部
202 嵌め込み部
210 パーティングライン
300 ダクト構成体
500 下側ダクト
10 キャビティ面
11 環状ダイス
12 分割金型
13 吹き出し口
14 下ピンチ
15 吹き込み針
P パリソン
Claims (5)
- 流体を流通させる流路が内部に形成された平板状流路部に、
前記平板状流路部の平面方向とは異なる方向の流路が内部に形成された第2の流路部が連接されて構成される樹脂製ダクトであって、
前記第2の流路部は、上端に上端開口部が設けられると共に、下端に下端開口部が設けられ、
前記平板状流路部は、少なくとも上向きまたは下向きに第3の開口部が設けられ、
前記平板状流路部内の流路は、前記第2の流路部における前記上端開口部および前記下端開口部の何れからも所定距離以上離れた位置で、前記第2の流路部内の流路と連通され、
前記樹脂製ダクトを分割金型で成形することによるパーティングラインは、
前記平板状流路部には当該平板状流路部の平面方向に対する側面に形成され、
前記第2の流路部には前記上端開口部または前記下端開口部における開口面につながるよう形成されたことを特徴とする樹脂製ダクト。 - 前記平板状流路部は、バッテリを載置する載置台として用いられ、
前記第3の開口部は、前記平板状流路部の上面に、前記バッテリを載置可能に開設されたことを特徴とする請求項1記載の樹脂製ダクト。 - 前記平板状流路部におけるパーティングラインは、前記第3の開口部に触れないよう形成されたことを特徴とする請求項1または2記載の樹脂製ダクト。
- 請求項1から3の何れか1項に記載の樹脂製ダクトと、前記樹脂製ダクトを他のダクトに接続させる中継部材とを有し、前記中継部材が前記樹脂製ダクトに接合部材で接合されて構成されたダクト構成体であって、
前記中継部材は、
前記樹脂製ダクトの前記第2の流路部における前記パーティングラインがつなげられていない開口部が嵌め込まれる第1の嵌合部と、
前記他のダクトに嵌め込まれる第2の嵌合部と、を有し、
前記第2の嵌合部における前記他のダクトへの嵌め込み方向の長さは、前記第1の嵌合部における前記樹脂製ダクトの嵌め込み方向の長さよりも長いことを特徴とするダクト構成体。 - 樹脂を分割金型で挟み込んで成形する成形工程を有する樹脂製ダクトの製造方法であって、
前記樹脂製ダクトは、流体を流通させる流路が内部に形成された平板状流路部に、前記平板状流路部の平面方向とは異なる方向の流路が内部に形成された第2の流路部が連接されて構成され、
前記第2の流路部は、上端に上端開口部が設けられると共に、下端に下端開口部が設けられ、
前記平板状流路部は、少なくとも上向きまたは下向きに第3の開口部が設けられ、
前記平板状流路部内の流路は、前記第2の流路部における前記上端開口部および前記下端開口部の何れからも所定距離以上離れた位置で、前記第2の流路部内の流路と連通され、
前記樹脂製ダクトを分割金型で成形することによるパーティングラインは、
前記平板状流路部には当該平板状流路部の平面方向に対する側面に形成され、
前記第2の流路部には前記上端開口部または前記下端開口部における開口面につながるよう形成されることを特徴とする樹脂製ダクトの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012231769A JP5827611B2 (ja) | 2012-10-19 | 2012-10-19 | 樹脂製ダクト、ダクト構成体および製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012231769A JP5827611B2 (ja) | 2012-10-19 | 2012-10-19 | 樹脂製ダクト、ダクト構成体および製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014083866A true JP2014083866A (ja) | 2014-05-12 |
JP5827611B2 JP5827611B2 (ja) | 2015-12-02 |
Family
ID=50787381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012231769A Active JP5827611B2 (ja) | 2012-10-19 | 2012-10-19 | 樹脂製ダクト、ダクト構成体および製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5827611B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018179357A (ja) * | 2017-04-07 | 2018-11-15 | キョーラク株式会社 | 成形品及びその製造方法 |
-
2012
- 2012-10-19 JP JP2012231769A patent/JP5827611B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018179357A (ja) * | 2017-04-07 | 2018-11-15 | キョーラク株式会社 | 成形品及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5827611B2 (ja) | 2015-12-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9776358B2 (en) | Molding apparatus and molding method | |
WO2013077198A1 (ja) | 樹脂製パネル及び成形方法 | |
US9180619B2 (en) | Method for producing duct-integrated floor-raising material | |
JP6177101B2 (ja) | ブロー成形方法 | |
KR101489053B1 (ko) | 발포 덕트 | |
KR101171935B1 (ko) | 분사부가 일체로 형성된 금형을 가진 발포성형물 금형장치 | |
JP5827611B2 (ja) | 樹脂製ダクト、ダクト構成体および製造方法 | |
JP6875637B2 (ja) | 構造体及び製造方法 | |
KR101866091B1 (ko) | 발포폼 성형 금형 | |
JP6016073B2 (ja) | 積層パネル | |
JP6795761B2 (ja) | 構造体 | |
JP2012240217A (ja) | 折り畳み式熱可塑性樹脂成形体 | |
JP5855635B2 (ja) | 成形品の製造方法 | |
JP6908846B2 (ja) | 構造体及び製造方法 | |
KR100986777B1 (ko) | 블로우 성형된 냉장고용 에어 덕트 | |
JP2001201160A (ja) | リブ付きダクト及びその製造方法 | |
JP2019098560A (ja) | 樹脂製パネルの製造方法 | |
JP2014104694A (ja) | ブロー成形装置及びブロー成形方法 | |
JP6202603B2 (ja) | 空調用ダクト | |
JP2011025452A (ja) | 発泡成形用金型及び発泡成形品の製造方法 | |
KR101440586B1 (ko) | 러기지 보드 및 강성재가 인입된 블로우 성형 방법 | |
JPH09207207A (ja) | ハウジングパネルの製造方法 | |
JP2017144574A (ja) | 発泡構造体、樹脂製パネル | |
JP2024002789A (ja) | 一体成形体の製造方法 | |
JP5821910B2 (ja) | ダクト構成部材の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141212 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150909 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151006 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151016 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5827611 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |