JP2014083190A - ナースコール親機 - Google Patents
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Abstract
【課題】医療機器のアラーム音およびナースコールの報知音の何れか一方の音声の出力を停止することなく、アラーム音および報知音を確実に区別できるようにする。
【解決手段】マイク7により集音した音声データのうち、所定の音声レベル以上の音声データを抽出し、抽出した音声データの波形と報知音の音声データの波形とを比較して、両者の一致点が所定数以上であるか否かを判定し、所定数以上であると判定した場合に、報知音の変更を促す表示を表示部5にて行わせるので、これに従ってスピーカー4から出力される報知音を設定操作部8で変更することにより、ナースコールの報知音がナースコール親機の周辺にて聴こえるナースコール以外の機器のアラーム音と類似していない音声となり、医療従事者は、ナースコール以外の機器のアラーム音とナースコールの報知音とを確実に区別することができるようになる。
【選択図】図1
【解決手段】マイク7により集音した音声データのうち、所定の音声レベル以上の音声データを抽出し、抽出した音声データの波形と報知音の音声データの波形とを比較して、両者の一致点が所定数以上であるか否かを判定し、所定数以上であると判定した場合に、報知音の変更を促す表示を表示部5にて行わせるので、これに従ってスピーカー4から出力される報知音を設定操作部8で変更することにより、ナースコールの報知音がナースコール親機の周辺にて聴こえるナースコール以外の機器のアラーム音と類似していない音声となり、医療従事者は、ナースコール以外の機器のアラーム音とナースコールの報知音とを確実に区別することができるようになる。
【選択図】図1
Description
本発明は、病院や介護施設などで患者や被介護者からの要求に応じて看護師や介護師を呼び出す報知を行うナースコール親機に関する。
一般に、病院や介護施設などでは、ナースコールシステムが用いられている。ナースコールシステムは、病院などの医療施設の患者が医師や看護師などのサポートを必要とする際、または介護施設の被介護者が介護師のサポートを必要とする際に、患者や被介護者(以下、これらをまとめて患者と記載する)がボタン状の呼出操作部を操作することによって医者や看護師、介護師(以下、これらをまとめて医療従事者と記載する)を呼び出すことができるように成されたシステムである。
多くのナースコールシステムは、病室内のベッドの近傍やトイレ、浴室などに設置され、呼出操作部を備えるナースコール子機と、医療従事者が常駐するナースステーションに設置され、患者からの呼び出しを報知するナースコール親機と、病室や介護室などの各部屋(以下、これらをまとめて病室と記載する)の出入口付近の廊下側に設置され、病室内の患者の氏名を表示したり、病室内の患者が呼び出しを行ったりしていることを表示する廊下灯と、通話やデータの送受信に関する制御を行う制御機とを備えて構成されている。また、上述した構成に加えて、医療従事者が携行するPHS(Personal Handy phone System)端末などの携帯端末とPBX(Private
Branch Exchange:電話交換機)とを備えたナースコールシステムも提供されている。
Branch Exchange:電話交換機)とを備えたナースコールシステムも提供されている。
このようなナースコールシステムでは、ナースコール子機の呼出操作部が操作されると、ナースコール子機にて生成された呼出信号が廊下灯を介してナースコール親機へ出力される。ナースコール親機や携帯端末では、患者から呼び出しが行われたことを音声などにより報知する。この報知を把握した医療従事者は、ナースコール親機に設置されているハンドセットをオフフックしたり、自身が携行している携帯端末をオフフックしたりすることで、呼び出しに応答することができる。また、ナースコール子機に通話機能が搭載されている場合には、ナースコール親機にて応答した後でナースコール子機との間で通話路が形成される。また、携帯端末で応答した後でナースコール子機との間で通話路が形成される。通話路が形成されると、医療従事者は患者と会話することができるので、患者がどのような用件で呼び出しを行ったのかを確認することができる。
ところで、ナースコール親機や携帯端末による報知を音声により行う場合、その音声のメロディなどを変えることによって、音声を聞いただけでどのような呼び出しかを医療従事者に把握させることが知られている(例えば、特許文献1の背景技術に記載)。
一方、施設内では、医療機器などがアラーム音を発生することがあるが、ナースコール親機や携帯端末の近傍で医療機器がアラーム音を鳴らした場合に、そのアラーム音がナースコール親機や携帯端末の報知音と類似していると、医療従事者は、医療機器がアラーム音を鳴らしているのか、ナースコール親機や携帯端末が報知音を鳴らしているのかを区別することができなくなってしまうという問題があった。
このような問題を解決するための技術として、建物内で住人がテレビやラジオを視聴している場合に、緊急通報が発生したとき、テレビやラジオの音声を緊急通報に置き換えるものをナースコールシステムに応用することが考えられる(例えば、特許文献2など)。すなわち、医療機器がアラーム音を発生している場合に、ナースコール親機や携帯端末が報知音を出力したとき、医療機器のアラーム音をナースコールの報知音に置き換えたり、ナースコール親機や携帯端末が報知音を出力している場合に、医療機器がアラーム音を発生したとき、ナースコールの報知音を医療機器のアラーム音に置き換えたりすることで、何れか一方の音声を医療従事者に確実に把握させることができる。
しかしながら、上述した従来技術では、医療機器のアラーム音およびナースコールの報知音の何れか一方のみが出力されるため、他方の音声が出力されなくなってしまうという問題があった。ここで、医療機器のアラーム音およびナースコールの報知音は、特許文献2に記載されているテレビやラジオの音声と比較すると重要な音声であることから、何れかの音声が出力されなくなってしまうことは大きな問題となってしまう。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、医療機器などのナースコール以外の機器のアラーム音およびナースコールの報知音の何れか一方の音声の出力を停止することなく、医療従事者がナースコール以外のアラーム音およびナースコールの報知音を確実に区別することができるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明では、ナースコール親機にマイクを設け、マイクにより集音した音声データのうち、所定の音声レベル以上の音声データを抽出し、抽出した音声データの波形とナースコール親機から出力される報知音の音声データの波形とを比較して、両者の一致点が所定数以上であるか否かを判定し、所定数以上であると判定した場合に、報知音の変更を促す表示および報知音の変更を促す音声の出力の少なくとも一方をナースコール親機にて行うようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、ナースコール親機に設けたマイクにより集音した音声の音声データのうち、所定の音声レベル以上の音声データを抽出し、その音声データの波形と報知音に用いられる音声データの波形とを比較して、両者の一致点が所定値以上である場合に両者が類似していると判断して、報知音の変更を促す表示や音声の出力がナースコール親機にて行われるので、これに従ってナースコール親機から出力される報知音を変更することで、ナースコールの報知音がナースコール親機の周辺にて聴こえるナースコール以外の機器のアラーム音と類似していない音声となり、医療従事者は、ナースコール以外の機器のアラーム音とナースコールの報知音とを確実に区別することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態によるナースコール親機の構成例を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態によるナースコール親機は、制御部1、インターフェース2、記憶部3、スピーカー4、表示部5、応答操作部6、マイク7、設定操作部8を備えて構成されている。ここで、本実施形態によるナースコール親機は、ナースステーションに設置されている固定式のものであっても良いし、医療従事者によって携帯される携帯端末であっても良い。
制御部1は、ナースコール親機の各構成要素を後述するように制御するためのものであり、CPU(Central Processing Unit)などにより構成されている。また、制御部1は、音声データ抽出部1aおよび判定部1bを備えて構成されている。インターフェース2は、廊下灯(図示せず)を介してナースコール子機(図示せず)にナースコール親機を接続し、ナースコール親機とナースコール子機との間で通信を行うためのものである。ここで、インターフェース2は、ナースコール子機を操作した場合に生成される呼出信号を入力する。
記憶部3は、メモリーやハードディスクドライブなどの記憶装置により構成されており、後述するスピーカー4から出力される複数種類の報知音の音声データを記憶している。スピーカー4は、報知音を出力するとともに、後述する音声を出力する。ここで、インターフェース2が呼出信号を入力すると、制御部1はスピーカー4から報知音を出力させる。表示部5は、後述する表示を行う。なお、スピーカー4から出力される報知音に併せて表示部に報知が行われていることを表示するようにしても良い。
応答操作部6は、スピーカー4から出力されている報知音の出力を停止するために操作されるものである。ここで、スピーカー4から報知音が出力されている状態で応答操作部6の操作は有効となる。また、応答操作部6が操作されると、制御部1は、スピーカー4からの報知音の出力を停止する。
マイク7は、ナースコール親機の周囲の音声を集音して音声データに変換する。設定操作部8は、スピーカー4から出力される報知音を選択するために操作される。ここで、報知音は、患者毎(実際にはナースコール子機毎)に設定されていても良いし、患者のグループ毎に設定されていても良いし、ナースコールの呼出種別(例えば、一般、緊急、スタッフ、トイレ解除、点滴、脱落呼出などの種別)に応じて設定されていても良い。
具体的には、設定操作部8を操作すると、制御部1は、報知音を設定すべき患者や呼出種別を選択する画面を表示部5に表示させる。そして、報知音を設定すべき患者や呼出種別の選択が終了すると、制御部1は記憶部3から複数種類の報知音の名称などの一覧を表示部5に表示させる。医療従事者などは、一覧表示された報知音の中から所望の報知音を設定操作部8の操作により選択する。
すると、制御部1は、患者や呼出種別に対して選択された報知音を関連付けて記憶部3に記憶させる。このような一連の操作により、インターフェース2が呼出信号を入力した場合に、呼出信号を出力したナースコール子機を使用する患者や呼出信号の呼出種別に応じた報知音の音声データを記憶部3から読み出して、スピーカー4から出力させる。
このように構成されたナースコール親機において、制御部1の音声データ抽出部1aは、マイク7にて集音して変換した音声データのうち、所定の音声レベル以上の音声データを抽出する。ここで、所定の音声レベルとは、ナースコール親機の近傍で医療従事者が聴き取ることができる程度のレベルである。
制御部1の判定部1bは、音声データ抽出部1aで抽出した音声データの波形と、設定操作部8にて設定され、患者や呼出種別に関連付けて記憶部3に記憶されている報知音の音声データの波形とを比較して、両者の一致点が所定数以上であるか否かを判定する。ここで、比較対象となる報知音の音声データの波形は、設定操作部8にて設定が行われたもののみであり、単に報知音の候補として記憶部3に記憶されているものを除く。また、一致点の数および所定数は、その数値を大きくすると類似度が高くなり、その数値を小さくすると類似度がと類似度が低くなるため、適切な値に設定することが好ましい。
マイク7にて集音して変換した音声データの波形と、報知音の音声データの波形との一致点が所定数以上であると判定部1bにて判定した場合に、制御部1は、その報知音の名称とともに報知音の変更を促す表示を表示部5に行わせる。具体的には、図2に示すように、制御部1は、「報知音「○○○」は、医療機器などのアラーム音と類似しています。変更してください。」という表示画面を表示部5に表示させる。また、制御部1は、その表示の近傍に設定操作部8の操作へと移行するための「設定」ボタンを表示させる。そのため、この表示画面が表示されている状態で「設定」ボタンが操作されると、上述した設定操作部8の操作へと移行する。
以上詳しく説明したように、本実施形態によれば、ナースコール親機にマイク7を設け、マイク7により集音し変換した音声データのうち、所定の音声レベル以上の音声データを制御部1の音声データ抽出部1aで抽出し、音声データ抽出部1aで抽出した音声データの波形とナースコール親機のスピーカー4から出力される報知音の音声データの波形とを比較して、両者の一致点が所定数以上であるか否かを制御部1の判定部1bにて判定し、所定数以上であると判定部1bにて判定した場合に、報知音の変更を促す表示を表示部5にて行わせるようにしている。
これにより、ナースコール親機に設けたマイク7により集音し変換した音声の音声データのうち、所定の音声レベル以上の音声データを抽出し、その音声データの波形と報知音に用いられる音声データの波形とを比較して、両者の一致点が所定値以上である場合に両者が類似していると判断して、報知音の変更を促す表示がナースコール親機にて行われるので、これに従ってナースコール親機から出力される報知音を設定操作部8で変更することにより、ナースコールの報知音がナースコール親機の周辺にて聴こえるナースコール以外の機器のアラーム音と類似していない音声となり、医療従事者は、ナースコール以外の機器のアラーム音とナースコールの報知音とを確実に区別することができるようになる。
なお、前述した実施形態では、報知音の変更を促すことを表示部5の表示にて医療従事者に提示しているが、これに限定されない。例えば、報知音の変更を促す音声をスピーカー4から出力するようにしても良い。すなわち、報知音の変更を促す表示および報知音の変更を促す音声の少なくとも一方が実行されるようにすれば良い。
また、前述した実施形態では、マイク7にて常時音声を集音しているが、これに限定されない。例えば、医療従事者が報知音と類似しているアラーム音が聴こえたタイミングでマイク7の動作を有効とする操作を行うようにしても良い。
その他、上記実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 制御部
1a 音声データ抽出部
1b 判定部
2 インターフェース
3 記憶部
4 スピーカー
5 表示部
6 応答操作部
7 マイク
8 設定操作部
1a 音声データ抽出部
1b 判定部
2 インターフェース
3 記憶部
4 スピーカー
5 表示部
6 応答操作部
7 マイク
8 設定操作部
Claims (1)
- 周囲の音声を集音して音声データに変換するマイクと、
複数種類の報知音の音声データを記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶されている音声データのうち、どの音声データを報知音として使用するかを設定するために操作される設定操作部と、
音声を出力するスピーカーと、
表示を行う表示部と、
前記マイクにて変換した音声データのうち、所定の音声レベル以上の音声データを抽出する音声データ抽出部と、前記音声データ抽出部により抽出した音声データの波形および前記設定操作部にて設定された報知音の音声データの波形を比較して、両者の一致点が所定数以上であるか否かを判定する判定部とを有し、ナースコール子機から呼出信号を入力した場合に前記設定操作部にて設定された報知音を前記スピーカーから出力させるとともに、前記一致点が所定数以上であると前記判定部にて判定した場合に、前記報知音の変更を促す点を前記表示部および前記スピーカーの少なくとも一方に行わせる制御部と、
を備えたことを特徴とするナースコール親機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012233824A JP2014083190A (ja) | 2012-10-23 | 2012-10-23 | ナースコール親機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012233824A JP2014083190A (ja) | 2012-10-23 | 2012-10-23 | ナースコール親機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014083190A true JP2014083190A (ja) | 2014-05-12 |
Family
ID=50786856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012233824A Pending JP2014083190A (ja) | 2012-10-23 | 2012-10-23 | ナースコール親機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014083190A (ja) |
-
2012
- 2012-10-23 JP JP2012233824A patent/JP2014083190A/ja active Pending
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