JP6595749B2 - ナースコールシステムおよびナースコール親機 - Google Patents

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Description

本発明は、ナースコールシステムおよびナースコール親機に関し、特に複数の館内スピーカまたは複数のナースコール子機に対して一斉に音声放送を行うことができるように構成されたナースコールシステムおよびナースコール親機に用いて好適なものである。
従来、病院内に設置されたナースコールシステムは、看護師がナースコール親機から入力した音声を、複数の館内スピーカまたは複数のナースコール子機の各々から一斉に出力させることができるようになっている。これにより、火災などの緊急事態の発生時には、看護師がナースコール親機から館内または複数の患者の各々に対して一斉に避難を呼びかけることができるようになっている。
例えば、下記特許文献1には、看護師が、ナースコール親機において複数のナースコール子機または病室を選択して、ナースコール親機と複数のナースコール子機との間に送話路を形成することにより、ナースコール親機から複数の患者に対して一斉に放送を行うことができるようにした技術が開示されている。
なお、下記特許文献2には、ナースコール子機から呼び出しがあった場合、患者の近くにいる看護師を選択し、その看護師の近くのベッドサイドモニタに対して呼出信号を送信することにより、呼び出しを行った患者の近くにいる看護師にナースコールの応答をさせることができるようにした技術が開示されている。特に、下記特許文献2に開示されている技術では、看護師が携行するID情報発信装置から看護師のID情報をID認識装置によって読み取ることにより、そのID認識装置の位置を看護師の位置として特定するようにしている。
特開2009−81553号公報 特開2009−207548号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術では、ナースセンタ(ナースコール親機の設置場所の一例)から離れた場所において、看護師が緊急事態の発生を発見した場合、その看護師がナースセンタに移動してナースコール親機から自ら緊急の放送を行う必要がある。その代わりに、ナースセンタにいる他の看護師に通知して、その看護師に緊急の放送を代わりに行ってもらうことも可能であるが、この場合、ナースセンタに他の看護師が不在の場合には、緊急の放送を代わりに行ってもらうことができない。このように、上記特許文献1の技術では、ナースコール親機の設置場所から離れた場所からでは、緊急の放送を直ちに行うことができないといった問題が生じていた。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、ナースコール親機の設置場所から離れた場所から、医療従事者が直ちに緊急の放送を行うことができるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、一のナースコール子機のマイクから入力された患者または医療従事者の音声を出力させるように構成されたナースコール親機において、一のナースコール子機からのナースコールの呼び出しを受け付けた場合、一のナースコール子機のマイクから入力された患者の音声の出力先をナースコール親機のスピーカとする一方、一のナースコール子機から放送を行わせるための所定の条件が満たされている場合、一のナースコール子機のマイクから入力された医療従事者の音声の出力先を、館内に設置された複数の館内スピーカ(または他の複数のナースコール子機)に切り替えるようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、緊急事態を発見した医療従事者の近くに設置されているナースコール子機から放送を行わせるための所定の条件が満たされている状態で、医療従事者がそのナースコール子機のマイクから音声を入力すると、その音声信号がナースコール親機を介して複数の館内スピーカ(または他の複数のナースコール子機)に送信される。そして、医療従事者の音声が、複数の館内スピーカ(または他の複数のナースコール子機のスピーカ)から出力される。これにより、緊急事態を発見した医療従事者は、ナースコール親機の設置場所から離れた場所から、自身の近くにあるナースコール子機を用いて直ちに緊急の放送を行うことができる。
本発明の第1実施形態に係るナースコールシステムの全体構成例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係るナースコールシステムの機能構成例を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係るナースコールシステムによる放送処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係るナースコールシステムの機能構成例を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係るナースコールシステムによる放送処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
〔第1実施形態〕
(ナースコールシステムの全体構成)
図1は、本発明の第1実施形態に係るナースコールシステムの全体構成例を示す図である。なお、ここでは病院に設置される看護支援用のナースコールシステムを例にとって説明するが、本実施形態のナースコールシステムは、病院に設置されるものに限定されない。例えば、介護施設等に設置される場合にも適用可能である。
図1に示すように、第1実施形態に係るナースコールシステムは、ナースコール親機1、制御機2、廊下灯3、壁埋込形子機4、ハンド形子機5、無線タグリーダ装置6、無線タグ7および館内スピーカ8を備えて構成されている。第1実施形態のナースコールシステムは、患者毎の複数の壁埋込形子機4を備えており、複数の壁埋込形子機4の各々に対し、無線タグリーダ装置6が設けられている。また、第1実施形態のナースコールシステムは、複数の館内スピーカ8を備えている。
ナースコール親機1は、壁埋込形子機4またはハンド形子機5(以下、これらをまとめて「ナースコール子機」という)による患者からの呼び出しに対する応答の操作または患者の呼び出しの操作を行うためのものであり、例えばナースセンタに設置される。ナースコール親機1は、ナースコール子機からのナースコールの呼び出しを受けると、所定の呼出処理(例えば、呼出音を当該ナースコール親機1のスピーカ1a(図2参照)から出力する、呼出画面を当該ナースコール親機1のディスプレイに表示させる等)を実行する。ナースコール親機1は、ナースコール子機からのナースコールの呼び出しを受け付けて、この呼び出しに看護師が応じた場合には、患者がナースコール子機から入力した音声をスピーカ1aから出力させることができる。また、ナースコール親機1は、医療従事者(例えば、医師、看護師等)が無線タグ7を無線タグリーダ装置6にかざすことにより壁埋込形子機4による放送が認証された場合には、医療従事者がその壁埋込形子機4から入力した音声を、複数の館内スピーカ8の各々から出力させることができる。
制御機2は、ナースコール親機1と廊下灯3との間に配置され、通話やデータの送受信に関する制御を行う。また、制御機2は、当該制御機2に接続された複数の館内スピーカ8からの音声出力に関する制御を行う。廊下灯3は、病室内の患者名が表示されるとともに、病室内の患者が看護師の呼び出しを行うと、呼び出しが行われたことが表示されるようになっている。
壁埋込形子機4は、特許請求の範囲に記載のナースコール子機の一例である。各壁埋込形子機4は、病室の各ベッドサイドの壁に埋め込み設置される。各壁埋込形子機4は、廊下灯3に接続されている。各壁埋込形子機4は、患者が看護師を呼び出すための呼出ボタン(図示省略)、患者が看護師と会話を行う際に使用するマイク4a(図2参照)およびスピーカ4b(図4参照)、ハンド形子機5を接続するための接続端子(図示省略)、無線タグリーダ装置6を接続するための接続端子(図示省略)を備えている。マイク4aは、医療従事者が壁埋込形子機4から入力した音声を、複数の館内スピーカ8の各々から出力させる際にも使用される。
ハンド形子機5は、壁埋込形子機4に接続される。ハンド形子機5は、患者が看護師を呼び出すための呼出ボタン、患者が看護師と会話を行う際に使用するマイクおよびスピーカを備えている。
無線タグ7は、複数の医療従事者の各々が所持する。無線タグ7には、医療従事者による壁埋込形子機4からの放送を認証するための情報(以下、「認証情報」と称する)が記憶されている。本実施形態では、認証情報の一例として、複数の無線タグ7の各々に対して、複数の医療従事者で共通の認証IDが記憶されている。
無線タグリーダ装置6は、壁埋込形子機4の近傍に設置され、壁埋込形子機4に接続される。無線タグリーダ装置6は、当該無線タグリーダ装置6に対して医療従事者が無線タグ7をかざすと、当該無線タグ7から上述した認証IDを読み取る。
館内スピーカ8は、館内の例えば病室や廊下の天井等に設置されている。館内スピーカ8は、制御機2に接続されている。館内スピーカ8からの音声出力は、ナースコール親機1によって制御機2を介して制御される。
このように構成された第1実施形態のナースコールシステムは、医療従事者が、任意の壁埋込形子機4からの放送をナースコール親機1に認証させた状態(壁埋込形子機4から放送を行わせるための所定の条件が満たされている状態)で、その壁埋込形子機4のマイク4aから音声を入力すると、当該音声を複数の館内スピーカ8へ放送することができるようになっている。具体的には、医療従事者が近くの無線タグリーダ装置6に無線タグ7をかざすと、当該無線タグ7は電磁誘導により電力を発電し、当該電力を利用して認証IDを無線タグリーダ装置6へ無線送信する。無線タグリーダ装置6は、無線タグ7から送信された認証IDを受信すると、当該認証IDを壁埋込形子機4に出力する。壁埋込形子機4は、当該認証IDをナースコール親機1へ送信して、当該認証IDの認証をナースコール親機1に行わせる。そして、ナースコール親機1が認証IDを認証すると、ナースコール親機1は、この認証IDを読み取った無線タグリーダ装置6に接続されている壁埋込形子機4から入力された音声の出力先を複数の館内スピーカ8へ切り替える。これにより、ナースコール親機1は、壁埋込形子機4から入力された音声を複数の館内スピーカ8から出力させることが可能な状態となる。この状態で医療従事者が壁埋込形子機4から音声を入力すると、その音声は複数の館内スピーカ8の各々から出力される。
(ナースコールシステムの機能構成)
図2は、本発明の第1実施形態に係るナースコールシステムの機能構成例を示すブロック図である。
図2に示すように、ナースコール親機1は、その機能構成として、認証要求受信部10、認証部11、通話路形成部12、音声信号受信部13、音声出力制御部14および切替部15を備えている。また、壁埋込形子機4は、その機能構成として、認証情報受信部41、認証要求送信部42、音声入力受付部43および音声信号送信部44を備えている。また、無線タグリーダ装置6は、その機能構成として、読取部61および認証情報送信部62を備えている。
ナースコールシステムが備える複数の壁埋込形子機4は、いずれも図2に示す壁埋込形子機4と同様の機能構成を有する。また、ナースコールシステムが備える複数の無線タグリーダ装置6は、いずれも図2に示す無線タグリーダ装置6と同様の機能構成を有する。
なお、上記各機能ブロック10〜15,41〜44,61〜62は、ハードウェア構成、DSP、ソフトウェアの何れによっても実現することが可能である。例えばソフトウェアによって実現する場合、上記各機能ブロック10〜15,41〜44,61〜62は、実際にはコンピュータのCPUあるいはMPU、RAM、ROM等を備えて構成され、RAM、ROM、ハードディスク、半導体メモリ等に記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。
無線タグリーダ装置6の読取部61は、医療従事者によって無線タグ7が当該無線タグリーダ装置6に対してかざされたときに、当該無線タグ7から認証IDを読み取る。無線タグリーダ装置6の認証情報送信部62は、読取部61が読み取った認証IDを、壁埋込形子機4へ送信する。
壁埋込形子機4の認証情報受信部41は、無線タグリーダ装置6から送信された認証IDを受信する。壁埋込形子機4の認証要求送信部42は、認証情報受信部41が受信した認証IDを、廊下灯3および制御機2を介してナースコール親機1へ送信する。これにより、認証要求送信部42は、ナースコール親機1に対して、医療従事者による当該壁埋込形子機4からの放送の認証を要求する。
ナースコール親機1の認証要求受信部10は、壁埋込形子機4から廊下灯3および制御機2を介して送信された認証IDを受信する。ナースコール親機1の認証部11は、認証要求受信部10が受信した認証IDに基づいて、医療従事者による壁埋込形子機4からの放送を認証する。具体的には、認証部11は、認証要求受信部10が受信した認証IDが、予め定められた認証IDと一致した場合に、医療従事者による壁埋込形子機4からの放送を認証する。
認証部11によって医療従事者による壁埋込形子機4からの放送が認証された場合、ナースコール親機1の切替部15は、音声出力制御部14による音声の出力先を、複数の館内スピーカ8に切り替える。また、ナースコール親機1の通話路形成部12は、壁埋込形子機4との間に、制御機2および廊下灯3を介した通話路を形成する。これにより、ナースコール親機1は、壁埋込形子機4から入力された音声を複数の館内スピーカ8から出力させることが可能な状態となる。
一方、ナースコール親機1が壁埋込形子機4からのナースコールの呼び出しを受け付けて、看護師がこの呼び出しに応じた場合、ナースコール親機1の切替部15は、音声出力制御部14による音声の出力先を、ナースコール親機1が備えるスピーカ1aに切り替える。また、ナースコール親機1の通話路形成部12は、壁埋込形子機4との間に、制御機2および廊下灯3を介した通話路を形成する。これにより、ナースコール親機1は、壁埋込形子機4から入力された音声をスピーカ1aから出力させることが可能な状態となる。
壁埋込形子機4の音声入力受付部43は、医療従事者によるマイク4aからの音声の入力を受け付ける。音声信号送信部44は、音声入力受付部43が医療従事者の音声の入力を受け付けた場合、ナースコール親機1との間に形成された通話路を介して、当該音声の音声信号をナースコール親機1へ送信する。
ナースコール親機1の音声信号受信部13は、壁埋込形子機4から上記通話路を介して送信された音声信号を受信する。ナースコール親機1の音声出力制御部14は、音声信号受信部13が受信した音声信号に基づいて、医療従事者が壁埋込形子機4のマイク4aから入力した音声を出力する。ここで、切替部15によって音声の出力先が複数の館内スピーカ8に切り替えられている場合(すなわち、放送が認証された壁埋込形子機4から送信された音声信号を音声信号受信部13が受信した場合)、音声出力制御部14は、医療従事者が壁埋込形子機4のマイク4aから入力した音声を、制御機2を介して複数の館内スピーカ8の各々から出力させる。一方、切替部15によって音声の出力先がナースコール親機1のスピーカ1aに切り替えられている場合(すなわち、ナースコールの呼び出し元の壁埋込形子機4から送信された音声信号を音声信号受信部13が受信した場合)、音声出力制御部14は、医療従事者が壁埋込形子機4のマイク4aから入力した音声を、スピーカ1aから出力させる。
(ナースコールシステムによる放送処理の手順)
図3は、本発明の第1実施形態に係るナースコールシステムによる放送処理の手順を示すフローチャートである。図3に例示する処理は、医療従事者が、無線タグリーダ装置6に対して無線タグ7をかざしたときに開始される。
まず、無線タグリーダ装置6の読取部61が、医療従事者が所持する無線タグ7から認証IDを読み取る(ステップS302)。次に、無線タグリーダ装置6の認証情報送信部62が、ステップS302で読み取った認証IDを、壁埋込形子機4へ送信する(ステップS304)。
そして、壁埋込形子機4の認証情報受信部41が、ステップS304で無線タグリーダ装置6から送信された認証IDを受信すると(ステップS306)、壁埋込形子機4の認証要求送信部42が、ステップS306で受信した認証IDを含む認証要求を、廊下灯3および制御機2を介してナースコール親機1へ送信する(ステップS308)。
そして、ナースコール親機1の認証要求受信部10が、ステップS308で壁埋込形子機4から送信された認証要求を受信すると(ステップS310)、ナースコール親機1の認証部11が、ステップS310で受信した認証要求に含まれている認証IDに基づいて、医療従事者による壁埋込形子機4からの放送を認証する(ステップS312)。そして、ステップS312にて医療従事者による壁埋込形子機4からの放送が認証されると、ナースコール親機1の切替部15が、壁埋込形子機4から入力された音声の出力先を複数の館内スピーカ8に切り替える(ステップS313)。また、ナースコール親機1の通話路形成部12が、壁埋込形子機4との通話路を形成する(ステップS314)。
その後、壁埋込形子機4の音声入力受付部43が、医療従事者によるマイク4aからの音声の入力を受け付けると(ステップS316)、壁埋込形子機4の音声信号送信部44が、ステップS316で入力された医療従事者の音声の音声信号を、ステップS314で形成された通話路を介して、ナースコール親機1へ送信する(ステップS318)。
そして、ナースコール親機1の音声信号受信部13が、ステップS318で壁埋込形子機4から送信された音声信号を受信すると(ステップS320)、ナースコール親機1の音声出力制御部14が、ステップS320で受信した音声信号に基づく音声(すなわち、ステップS316で医療従事者が壁埋込形子機4のマイク4aから入力した音声)を、制御機2を介して複数の館内スピーカ8の各々から出力させる(ステップS322)。
その後、所定の終了操作(例えば、壁埋込形子機4が備える所定のボタンの入力操作、無線タグ7に記憶されている認証IDを再度無線タグリーダ装置6に読み取らせる操作等)を医療従事者が行うことにより、ステップS314で形成された通話路が切断されるまでの間は、医療従事者が壁埋込形子機4のマイク4aから音声を入力する毎に、その音声が複数の館内スピーカ8の各々から出力されることとなる。そして、壁埋込形子機4に対する所定の終了操作を医療従事者が行い、その操作信号に基づいてナースコール親機1がステップS314で形成された通話路を切断すると、ナースコールシステムは、図3に例示する処理を終了する。
なお、医療従事者が放送に用いる壁埋込形子機4として、複数の壁埋込形子機4のいずれを選択した場合であっても、本実施形態のナースコールシステムは、選択された壁埋込形子機4を用いて、図3に例示する処理と同様の処理を行う。すなわち、本実施形態のナースコールシステムは、いずれの壁埋込形子機4からも、複数の館内スピーカ8への放送を行うことができるようになっている。
以上のように、上記第1実施形態では、無線タグ7に記憶されている認証IDに基づく認証がなされると、ナースコール親機1が複数の館内スピーカ8への放送が可能な状態となる。その状態で、医療従事者が壁埋込形子機4のマイク4aから音声を入力すると、その音声信号がナースコール親機1を介して複数の館内スピーカ8に送信される。そして、医療従事者の音声が、複数の館内スピーカ8の各々から出力される。これにより、緊急事態を発見した医療従事者は、ナースコール親機1の設置場所から離れた場所から、近くの壁埋込形子機4を用いて直ちに緊急の放送を行うことができる。
また、上記第1実施形態では、医療従事者が無線タグ7を無線タグリーダ装置6にかざさなければ、ナースコール親機1は複数の館内スピーカ8への放送が可能な状態とならない。これにより、上記第1実施形態では、患者のいたずらや誤操作による放送を防止することができる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態について説明する。この第2実施形態では、医療従事者が一の壁埋込形子機4’から入力した音声を、他の複数の壁埋込形子機4’へ放送することができるようにしている。以下、第2実施形態に係るナースコールシステムに関し、第1実施形態からの変更点について説明する。
(ナースコールシステムの機能構成)
図4は、本発明の第2実施形態に係るナースコールシステムの機能構成例を示すブロック図である。図4に示すナースコール親機1’は、通話路形成部12に代えて通話路形成部12’を備える点、音声出力制御部14に代えて音声出力制御部14’を備える点、切替部15に代えて切替部15’を備える点で、図2に示したナースコール親機1と異なる。また、図4に示す壁埋込形子機4’は、音声信号受信部45および音声出力部46をさらに備える点で、図2に示した壁埋込形子機4と異なる。
この第2実施形態では、認証部11によって医療従事者による壁埋込形子機4’からの放送が認証された場合、ナースコール親機1’の切替部15’は、音声出力制御部14’による音声の出力先を、他の複数の壁埋込形子機4’に切り替える。また、ナースコール親機1’の通話路形成部12’は、一の壁埋込形子機4’(認証IDによる認証がなされた壁埋込形子機4’)との間に制御機2および廊下灯3を介した通話路を形成するとともに、他の複数の壁埋込形子機4’の各々との間にも、制御機2および廊下灯3を介した通話路を形成する。これにより、ナースコール親機1’は、一の壁埋込形子機4’から入力された音声を他の複数の壁埋込形子機4’の各々のスピーカ4bから出力させることが可能な状態となる。
そして、切替部15によって音声の出力先が他の複数の壁埋込形子機4’に切り替えられている場合(すなわち、放送が認証された壁埋込形子機4’から送信された音声信号を音声信号受信部13が受信した場合)、音声出力制御部14は、医療従事者が壁埋込形子機4’のマイク4aから入力した音声を、制御機2および廊下灯3を介して他の複数の壁埋込形子機4’の各々のスピーカ4bから出力させる。
具体的には、音声出力制御部14’は、音声信号受信部13が受信した音声信号を、制御機2および廊下灯3を介して他の複数の壁埋込形子機4’の各々へ送信する。他の複数の壁埋込形子機4’の各々においては、音声信号受信部45が、ナースコール親機1’から送信された音声信号を受信する。そして、音声出力部46が、音声信号受信部45が受信した音声信号に基づく音声(すなわち、医療従事者が一の壁埋込形子機4’のマイク4aから入力した音声)をスピーカ4bから出力させる。
一方、切替部15によって音声の出力先がナースコール親機1のスピーカ1aに切り替えられている場合(すなわち、ナースコールの呼び出し元の壁埋込形子機4から送信された音声信号を音声信号受信部13が受信した場合)、音声出力制御部14は、医療従事者が壁埋込形子機4のマイク4aから入力した音声を、スピーカ1aから出力させる。
(ナースコールシステムによる放送処理の手順)
図5は、本発明の第2実施形態に係るナースコールシステムによる放送処理の手順を示すフローチャートである。図5に示す第2実施形態の放送処理の手順は、ステップS313に代えてステップS313’を有する点、ステップS314に代えてステップS314’を有する点、ステップS322に代えてステップS322’を有する点、および、ステップS324’,S326’をさらに有する点で、図3に示した第1実施形態の放送処理の手順と異なる。なお、図5に示す第2実施形態の放送処理の手順において、ステップS302〜S312,S316〜S320は、図3に示した第1実施形態の放送処理の手順と同様であるため、説明を省略する。
この第2実施形態では、ステップS312にて医療従事者による壁埋込形子機4’からの放送が認証されると、ナースコール親機1’の切替部15’が、壁埋込形子機4’から入力された音声の出力先を他の複数の壁埋込形子機4’に切り替える(ステップS313’)。また、ナースコール親機1’の通話路形成部12’が、一の壁埋込形子機4’(認証IDによる認証がなされた壁埋込形子機4’)との通話路を形成するとともに、他の複数の壁埋込形子機4’の各々との通話路を形成する(ステップS314’)。
また、この第2実施形態では、ナースコール親機1の音声信号受信部13が、ステップS318で壁埋込形子機4’から送信された音声信号を受信すると(ステップS320)、ナースコール親機1’の音声出力制御部14’が、ステップS320で受信した音声信号を、制御機2および廊下灯3を介して他の複数の複数の壁埋込形子機4’の各々へ送信する(ステップS322’)。なお、便宜上、図5では、一の壁埋込形子機4’を音声信号の送信先に含めているが、実際には、他の複数の壁埋込形子機4’の各々が音声信号の送信先となる。
そして、他の複数の壁埋込形子機4’の各々においては、音声信号受信部45が、ナースコール親機1’から送信された音声信号を受信する(ステップS324’)。そして、音声出力部46が、ステップS324’で受信した音声信号に基づく音声(すなわち、ステップS316で医療従事者が壁埋込形子機4’のマイク4aから入力した音声)をスピーカ4bから出力させる(ステップS326’)。
以上のように、上記第2実施形態では、無線タグ7に記憶されている認証IDに基づく認証がなされると、ナースコール親機1’が他の複数の壁埋込形子機4’の各々への放送が可能な状態となる。その状態で、医療従事者が一の壁埋込形子機4’のマイク4aから音声を入力すると、その音声信号がナースコール親機1’を介して他の複数の壁埋込形子機4’の各々に送信される。そして、医療従事者の音声が、他の複数の壁埋込形子機4’の各々のスピーカ4bから出力される。これにより、緊急事態を発見した医療従事者は、ナースコール親機1’の設置場所から離れた場所から、近くの壁埋込形子機4’を用いて直ちに緊急の放送を行うことができる。
また、上記第2実施形態では、医療従事者が無線タグ7を無線タグリーダ装置6にかざさなければ、ナースコール親機1’は他の複数の壁埋込形子機4’の各々への放送が可能な状態とならない。これにより、上記第2実施形態では、患者のいたずらや誤操作による放送を防止することができる。
なお、上記第1実施形態および上記第2実施形態では、ナースコール親機1が認証IDによる認証を行うようにしているが、これに限らない。例えば、無線タグリーダ装置6(または、無線タグリーダ装置6と接続された認証サーバ)が、認証IDによる認証を行い、その認証結果をナースコール親機1に通知するようにしてもよい。
また、上記第1実施形態および上記第2実施形態では、複数の医療従事者で共通の認証IDを用いているが、複数の医療従事者毎にそれぞれ異なる認証ID(例えば、無線タグID、医師ID、看護師ID等)を用いるようにしてもよい。この場合、無線タグ7から認証IDを読み取ることにより、その認証IDから医療従事者を特定できるように構成してもよい。これにより、例えば、特定の医療従事者のみが壁埋込形子機4からの放送を行うことができるようにしたりすることができる。
また、上記第1実施形態および上記第2実施形態では、無線タグ7から読み取った認証IDを認証することにより、ナースコール親機1を複数の館内スピーカ8(または、他の複数の壁埋込形子機4’)への放送が可能な状態に切り替えるようにしているが、これ以外の方法により、ナースコール親機1を複数の館内スピーカ8(または、他の複数の壁埋込形子機4’)への放送が可能な状態に切り替えるようにしてもよい。
例えば、公知の各種認証技術(例えば、指紋認証、静脈認証、顔認証、虹彩認証、パスワード認証等)によって医療従事者を認証することにより、ナースコール親機1を複数の館内スピーカ8(または、他の複数の壁埋込形子機4’)への放送が可能な状態に切り替えるようにしてもよい。また、壁埋込形子機4,4’に対して医療従事者によって特定の操作が行われたりした場合に、ナースコール親機1に対して複数の館内スピーカ8(または、他の複数の壁埋込形子機4’)への放送が可能な状態に切り替えることを要求するようにしてもよい。この場合、特定の操作は、医療従事者以外の者が容易に行うことができない操作であることが好ましい。
また、上記第1実施形態および上記第2実施形態において、壁埋込形子機4,4’が備える機能の一部または全部をハンド形子機5に設けてもよい。また、トイレ、風呂などの共用施設に設置されたナースコール子機からでも、上述の壁埋込形子機4,4’と同様に放送を行うことができるようにしてもよい。
その他、上記第1実施形態および上記第2実施形態では、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1,1’ ナースコール親機
1a スピーカ
10 認証要求受信部
11 認証部
12,12’ 通話路形成部
13 音声信号受信部
14,14’ 音声出力制御部
15,15’ 切替部
4,4’ 壁埋込形子機(ナースコール子機)
4a マイク
4b スピーカ
41 認証情報受信部
42 認証要求送信部
43 音声入力受付部
44 音声信号送信部
45 音声信号受信部
46 音声出力制御部
5 ハンド形子機
6 無線タグリーダ装置
61 読取部
62 認証情報送信部
7 無線タグ
8 館内スピーカ

Claims (6)

  1. スピーカを備えたナースコール親機と、マイクおよびスピーカを備えた複数のナースコール子機と、館内に設置された複数の館内スピーカとを備えて構成されたナースコールシステムであって、
    前記ナースコール親機は、
    一の前記ナースコール子機の前記マイクから入力された患者または医療従事者の音声の音声信号を、当該一のナースコール子機から受信する音声信号受信部と、
    前記音声信号受信部によって受信された前記音声信号に基づいて、前記患者または前記医療従事者の前記音声を出力させる音声出力制御部と、
    前記一のナースコール子機からのナースコールの呼び出しを受け付けた場合、前記音声出力制御部による前記患者の前記音声の出力先を前記ナースコール親機のスピーカとする一方、前記一のナースコール子機から放送を行わせるための所定の条件が満たされている場合、前記音声出力制御部による前記医療従事者の前記音声の出力先を、前記複数の館内スピーカの各々に切り替える切替部と
    を備えることを特徴とするナースコールシステム。
  2. スピーカを備えたナースコール親機と、マイクおよびスピーカを備えた複数のナースコール子機とを備えて構成されたナースコールシステムであって、
    前記ナースコール親機は、
    一の前記ナースコール子機の前記マイクから入力された患者または医療従事者の音声の音声信号を、当該一のナースコール子機から受信する音声信号受信部と、
    前記音声信号受信部によって受信された前記音声信号に基づいて、前記患者または前記医療従事者の前記音声を出力させる音声出力制御部と、
    前記一のナースコール子機からのナースコールの呼び出しを受け付けた場合、前記音声出力制御部による前記患者の前記音声の出力先を前記ナースコール親機のスピーカとする一方、前記一のナースコール子機から放送を行わせるための所定の条件が満たされている場合、前記音声出力制御部による前記医療従事者の前記音声の出力先を、他の複数の前記ナースコール子機の各々に切り替える切替部と
    を備えることを特徴とするナースコールシステム。
  3. 前記ナースコール親機は、前記医療従事者による前記一のナースコール子機からの放送を認証する認証部をさらに備え、
    前記切替部は、前記認証部によって前記医療従事者による前記一のナースコール子機からの放送が認証された場合に、前記一のナースコール子機から放送を行わせるための所定の条件が満たされている場合として、前記音声出力制御部による前記医療従事者の前記音声の出力先を切り替える
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のナースコールシステム。
  4. 前記複数のナースコール子機の各々の近傍に設置された複数の無線タグリーダ装置をさらに備え、
    前記認証部は、前記医療従事者が所持する無線タグから前記無線タグリーダ装置が読み取った情報に基づいて、前記医療従事者による前記一のナースコール子機からの放送を認証する
    ことを特徴とする請求項3に記載のナースコールシステム。
  5. スピーカを備えたナースコール親機と、マイクおよびスピーカを備えた複数のナースコール子機と、館内に設置された複数の館内スピーカとを備えて構成されたナースコールシステムに用いられる前記ナースコール親機であって、
    一の前記ナースコール子機の前記マイクから入力された患者または医療従事者の音声の音声信号を、当該一のナースコール子機から受信する音声信号受信部と、
    前記音声信号受信部によって受信された前記音声信号に基づいて、前記患者または前記医療従事者の前記音声を出力させる音声出力制御部と、
    前記一のナースコール子機からのナースコールの呼び出しを受け付けた場合、前記音声出力制御部による前記患者の前記音声の出力先を前記ナースコール親機のスピーカとする一方、前記一のナースコール子機から放送を行わせるための所定の条件が満たされている場合、前記音声出力制御部による前記医療従事者の前記音声の出力先を、前記複数の館内スピーカの各々に切り替える切替部と
    を備えることを特徴とするナースコール親機。
  6. スピーカを備えたナースコール親機と、マイクおよびスピーカを備えた複数のナースコール子機とを備えて構成されたナースコールシステムに用いられる前記ナースコール親機であって、
    一の前記ナースコール子機の前記マイクから入力された患者または医療従事者の音声の音声信号を、当該一のナースコール子機から受信する音声信号受信部と、
    前記音声信号受信部によって受信された前記音声信号に基づいて、前記患者または前記医療従事者の前記音声を出力させる音声出力制御部と、
    前記一のナースコール子機からのナースコールの呼び出しを受け付けた場合、前記音声出力制御部による前記患者の前記音声の出力先を前記ナースコール親機のスピーカとする一方、前記一のナースコール子機から放送を行わせるための所定の条件が満たされている場合、前記音声出力制御部による前記医療従事者の前記音声の出力先を、他の複数の前記ナースコール子機の各々に切り替える切替部と
    を備えることを特徴とするナースコール親機。
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