JP2014081501A - ペダル打楽器 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化を図りつつ、ペダル装置を踏み込んでアコースティックバスドラムを演奏する際に得られる操作感に近似した感触を得ることができるペダル打楽器を提供すること。
【解決手段】打撃部50は、水平方向において第1軸O1を挟んだ第4軸O4及びペダル部20の反対側に位置しているので、ペダル部20の踏み込み操作を行って打撃部50により被打撃部60を打撃する際に、演奏者は、打撃部50を鉛直方向上側へ持ち上げることによる重量感を感じることができる。よって、ペダル装置を踏み込んでアコースティックバスドラムを演奏する際に得られる操作感に近似した感触を得ることができる。さらに、第1軸O1は、初期状態では鉛直方向におけるペダル部20の上端と下端との間に位置しているので、ペダル打楽器100を小型化させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ペダル打楽器に関し、特に、小型化を図りつつ、ペダル装置を踏み込んでアコースティックバスドラムを演奏する際に得られる操作感に近似した感触を得ることができるペダル打楽器に関するものである。
演奏者によるペダル部の踏み込みに連動して回動する打撃部を有するペダル装置を使用して演奏するアコースティックバスドラムを模擬したペダル打楽器が知られている。
例えば、米国特許第4200025号には、演奏者によるペダル部114の踏み込みに連動して回動する打撃部150及びその打撃部150に打撃される被打撃部120をペダル部114の下方に配置したペダル打楽器が開示されている。
また、実開平6−8998号公報には、演奏者によるペダル19(ペダル部)の踏み込みに連動して下方に引き下げられるビータ17(回動体、打撃部)によって打面部3a(被打撃部)を打撃するペダル打楽器が開示されている。
米国特許第4200025号(図4など) 実開平6−8998号公報([0013]、図3など)
しかしながら、上述した特許文献1に記載のペダル打楽器は、ペダル部114の下方に、打撃部150を回動させるためのスペースを確保する必要があるため、ペダル打楽器全体が大型化するという問題点があった。
また、上述した特許文献2に記載のペダル打楽器は、ペダル部114の踏み込みに連動してビータ17を下方へ振り下ろすことで打面部3aを打撃するため、ペダル装置のペダル部への踏み込みに連動して打撃部を上方へ振り上げることでアコースティックバスドラムを打撃する場合とは、ペダル部を踏み込む際に得られる操作感が異なるという問題点があった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、小型化を図りつつ、ペダル装置を踏み込んでアコースティックバスドラムを演奏する際に得られる操作感に近似した感触を得ることができるペダル打楽器を提供することを目的としている。
課題を解決するための手段および発明の効果
請求項1記載のペダル打楽器によれば、打撃部は、第1軸を挟んだ水平方向におけるペダル部の反対側に配設されると共にペダル部が操作されていない状態では被打撃部よりも鉛直方向下側に配設されており、演奏者により踏み込み操作されたペダル部が基部に対して一方向へ回動することで、連結部材を介して回動体が基部に対して他方向へ回動し、回動体の一端側に配設された打撃部が鉛直方向上側へ持ち上げられる。また、回動体が他方向へ所定量回動すると、打撃部よりも鉛直方向上側に位置する被打撃部が打撃部により打撃される。
このように、ペダル部を操作して打撃部により被打撃部を打撃する際に、演奏者は打撃部を鉛直方向上側へ持ち上げることによる重量感を感じることができる。
ここで、アコースティックバスドラムを演奏する際に使用するペダル装置では、ペダル部の踏み込み操作に連動して打撃部が鉛直方向上側へ持ち上げられる。そのため、演奏者はペダル装置のペダル部を踏み込む際に重量感を感じる。
請求項1記載のペダル打楽器では、ペダル部へ踏み込み操作を行う際に重量感を感じることができるので、ペダル装置のペダル部を踏み込んでアコースティックバスドラムを演奏する際に得られる操作感に近似した感触を得ることができるという効果がある。
また、第1軸は、ペダル部が操作されていない状態では鉛直方向におけるペダル部の上端と下端との間に位置しているので、ペダル部が操作されていない状態で第1軸がペダル部の上端よりも鉛直方向上側に位置している場合と比べて、ペダル打楽器を小型化させることができるという効果がある。
請求項2記載のペダル打楽器によれば、請求項1記載のペダル打楽器の奏する効果に加え、打撃部は、弾性材料から構成される弾性部材が被打撃部と対向する位置に配設されているので、打撃部により被打撃部を打撃する際に、弾性部材を被打撃部に当接させることができる。よって、打撃部で被打撃部を打撃した際に発生する打撃音を低減させることができるという効果がある。
また、打撃部には、弾性部材に対して被打撃部と対向する側の反対側に錘としてのウェイト部が取着されているので、打撃部と第1軸との距離を短くした場合であっても、ペダル部を操作した際に十分な重量感を感じることができる。よって、ペダル打楽器の小型化を図りつつ、ペダル装置のペダル部を踏み込んでアコースティックバスドラムを演奏する際に得られる操作感に近似した感触を得ることができるという効果がある。
請求項3記載のペダル打楽器によれば、請求項1又は2に記載のペダル打楽器の奏する効果に加え、演奏者によるペダル部の踏み込み操作によってペダル部を一方向へ回動させると共に回動体を他方向へ回動させた際には、付勢部材により、回動体を一方向へ回動させると共にペダル部を他方向へ回動させる付勢力が付与されるので、ペダル部への踏み込み操作が解除された際には、ペダル部および回動体をペダル部への踏み込み操作が行われる前の位置に戻すことができる。
また、ペダル部が操作されていない状態では、付勢部材により打撃部が床面および基部から離間した位置に保持されるので、ペダル部への操作が解除されて一方向へ回動する打撃部が、床面または基部に衝突することを回避しやすくすることができるという効果がある。
請求項4記載のペダル打楽器によれば、請求項1から3のいずれかに記載のペダル打楽器の奏する効果に加え、被打撃部は、打面が第1軸の軸心よりも鉛直方向上側に位置しているので、打撃部と被打撃部との距離を確保できる。即ち、打撃部により被打撃部を打撃する際における打撃部の振り幅を確保することができるので、その分、打撃部により被打撃部を打撃する際のペダル部の回動量(踏み込み操作量)を確保できる。よって、ペダル部の回動量を、ペダル装置でアコースティックバスドラムを打撃する場合におけるペダルの回動量に近似させることができるので、ペダル装置のペダル部を踏み込んでアコースティックバスドラムを演奏する際に得られる操作感に近似した感触を得ることができるという効果がある。
請求項5記載のペダル打楽器によれば、請求項1から4のいずれかに記載のペダル打楽器の奏する効果に加え、被打撃部は、打面が水平方向において第1軸の軸心よりもペダル部に近接する側に位置しているので、打面が水平方向において第1軸の軸心よりもペダル部から離間する側に位置する場合と比べて、ペダル部が操作されていない状態における打撃部と床面または基部との距離を大きく確保することができる。よって、ペダル部への操作が解除されて回動体が一方向へ回動した際に、打撃部が床面または基部に衝突することを回避しやすくすることができるという効果がある。
請求項6記載のペダル打楽器によれば、請求項1から5のいずれかに記載のペダル打楽器の奏する効果に加え、打撃部または被打撃部のいずれか一方には、弾性材料から構成される弾性部材が、打撃部または被打撃部のいずれか他方と対向する位置に配設されているので、打撃部で被打撃部を打撃する際に、弾性部材を打撃部または被打撃部のいずれか他方に当接させることができる。よって、打撃部で被打撃部を打撃した際に発生する打撃音を低減させることができるという効果がある。
また、弾性部材は、弾性材料から構成されると共に、回動体の回動方向に垂直な断面積が打撃部または被打撃部のいずれか他方から離間するにつれて大きくなっているので、打撃部を被打撃部に強く押し付けるほど、弾性部材の弾性復元力により打撃部を一方向へ跳ね返そうする力を増大させることができると共に、ペダル部を他方向へ押し返そうとする力を増大させることができる。
ここで、アコースティックバスドラムの打面を構成するヘッドをペダル装置の打撃部により打撃する際、打撃部をヘッドに強く押し付けるほど、ヘッドの張力により打撃部を跳ね返そうとする力が増大すると共にペダル部を他方向へ押し返そうとする力が増大する。
よって、請求項6記載のペダル打楽器では、演奏者がペダル部を操作して打撃部で被打撃部を打撃した際に、ペダル装置でアコースティックバスドラムを打撃する際に得られる感触に近似した操作感を得ることができるという効果がある。
請求項7記載のペダル打楽器によれば、請求項1から6のいずれかに記載のペダル打楽器に加え、連結部材の他端側に対して回動体の一端側を軸支する第4軸が、第3軸を挟んだ水平方向における第2軸の反対側、かつ、第1軸を挟んだ水平方向における打撃部の反対側であって鉛直方向における第2軸と第3軸との間に位置しているので、演奏者により踏み込み操作されたペダル部が一方向へ回動することにより、連結部材を介して回動体の一端側が押し下げられつつ他方向へ回動し、回動体の他端側に配設された打撃部を鉛直方向上側へ持ち上げることができる。
よって、ペダル部を操作して打撃部により被打撃部を打撃する際に、演奏者は打撃部を鉛直方向上側へ持ち上げることによる重量感を感じることができるので、ペダル装置のペダル部を踏み込んでアコースティックバスドラムを演奏する際に得られる操作感に近似した感触を得ることができるという効果がある。
また、第1軸が、ペダル部が操作されていない状態では鉛直方向における第2軸と第3軸との間に位置しているので、第1軸がペダル部が操作されていない状態において第3軸よりも鉛直方向上側に位置する場合と比べて、ペダル打楽器を小型化させることができるという効果がある。
請求項8記載のペダル打楽器によれば、請求項7記載のペダル打楽器の奏する効果に加え、第1軸の軸心と打撃部の重心位置との距離が、第1軸の軸心と第4軸の軸心との距離よりも短く設定されているので、第1軸から打撃部までの長さ寸法を短くすることができると共に、打撃部の回動軌道上に位置する被打撃部をより回動軸に近接した位置に配設することができる。その結果、ペダル打楽器の小型化を図ることができるという効果がある。
請求項9記載のペダル打楽器によれば、請求項7記載のペダル打楽器の奏する効果に加え、第1軸の軸心と打点との距離が、第1軸の軸心と第4軸の軸心との距離よりも短く設定されているので、第1軸から打撃部までの長さ寸法を短くすることができると共に、打撃部の回動軌道上に位置する被打撃部をより第1軸に近接した位置に配設することができる。その結果、ペダル打楽器の小型化を図ることができるという効果がある。
請求項10記載のペダル打楽器によれば、請求項1から9のいずれかに記載のペダル打楽器の奏する効果に加え、打撃部が打撃されたことを検出するセンサを備えているので、ペダル打楽器を電子打楽器として使用することができるという効果がある。
(a)は、本発明の第1実施の形態におけるペダル打楽器の上面図であり、(b)は、図1(a)のIb−Ib線におけるペダル打楽器の断面図である。 ペダル打楽器の上面図である。 ペダル打楽器の断面図である。 第2実施の形態におけるペダル打楽器の断面図である。 (a)は、第3実施の形態におけるペダル打楽器の上面図であり、(b)は、図5(a)のVb−Vb線におけるペダル打楽器の断面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について添付図面を参照して説明する。まず、図1から図3を参照して、第1実施の形態におけるペダル打楽器100について説明する。図1(a)は、本発明の第1実施の形態におけるペダル打楽器100の上面図であり、図1(b)は、図1(a)のIb−Ib線におけるペダル打楽器100の断面図である。図2は、ペダル打楽器100の上面図であり、ペダル部20、連結部材30及び被打撃部60が取り外された状態を図示している。図3は、ペダル打楽器100の断面図であり、ペダル部20への踏み込み操作が行われて打撃部50により被打撃部60が打撃された状態を図示している。なお、図3には、図1(b)に対応する断面が図示されている。
図1及び図2に示すように、ペダル打楽器100は、ペダル部への踏み込み操作に連動して回動する打撃部を有するペダル装置、及び、そのペダル装置を使用して演奏するアコースティックバスドラムを模擬した電子打楽器である。ペダル打楽器100は、床面に載置される基部10と、その基部10に回動可能に軸支されるペダル部20と、そのペダル部20に一端側が回動可能に軸支される連結部材30と、その連結部材30の他端側に回動可能に軸支される回動体40と、その回動体40の一端側に配設される打撃部50と、その打撃部50の回動軌道上に位置する被打撃部60と、その被打撃部60に取着される振動センサ70と、を主に備えて構成されている。
基部10は、ペダル打楽器100の土台となる部位であり、床面に接地する長板状の接地板11と、その接地板11の長手方向一側に配設されるペダル軸支部12と、接地板11の長手方向他側に立設された対向する一対の立設部13と、接地板11の長手方向におけるペダル軸支部12及び一対の立設部13の間で接地板11に形成されるバネ連結部14と、を備えている。
ペダル部20は、演奏者の踏み込み操作により回動する部位であり、長板状に形成されている。ペダル部20は、その長手方向を基部10の接地板11の長手方向と一致させた状態で、ペダル部20の長手方向一端側が基部10のペダル軸支部12に回動可能に保持されている。
連結部材30は、所定の剛性を有するリンクとして構成される部位であり、連結部材30の一端側がペダル部20の長手方向他端側に回動可能に保持されている。
回動体40は、演奏者によるペダル部20の踏み込み操作に連動して回動する部位であり、水平方向において連結部材30を挟んだペダル部20の反対側に配設されている。回動体40は、対向する一対の回動板41と、それら一対の回動板41を連結する回動軸部42とを備えている。
各々の回動板41は、長板状に形成されており、連結部材30の他端側に回動可能に保持されている。また、一対の回動板41のうちの一方の回動板41(図2上側の回動板41)には、他方の回動板41と対向する側の反対側へ向けて突出する突出部41a(図2参照)が形成されている。
一対の回動板41及び回動軸部42には、第1軸O1が軸通されており、その第1軸O1が基部10の一対の立設部13に架設されることで、回動体40が一対の立設部13に回動可能に保持されている。
なお、本実施の形態では、回動軸O1が一対の立設部13に架設されることで回動体40が第1軸O1に回動可能に軸支されているが、第1軸O1を回動体40に固着または一体形成することで一対の立設部13に対して第1軸O1を回動可能に保持させてもよい。
ここで、ペダル部20の下方には、基部10と回動体40とを連結する付勢部材80が配設されている。付勢部材80は、ペダル部20及び回動体40に付勢力を付与する部材である。付勢部材80は、引っ張りバネから構成されると共に一端が基部10のバネ連結部14に連結されるバネ部材81と、そのバネ部材81の他端が一端側に連結されると共に他端側が回動体40の突出部41aに連結される付勢力伝達部82とを備えている。
また、付勢部材80は、バネ部材81に付勢力が付与された状態でバネ固定部14と突出部41aとを連結している。これにより、ペダル部20が操作されていない状態(以下「初期状態」と称す)では、バネ固定部14と突出部41aとの距離が最短となる位置で回動体40を所定の位置に静止させることができる。また、回動体40を所定の位置に静止させることで、回動体40を軸支する連結部材30及びその連結部材30を軸支するペダル部20を所定の位置で静止させることができる。
なお、ペダル打楽器100は、初期状態において、基部10のペダル軸支部12に対してペダル部20の一端側を軸支する第2軸O2よりも、ペダル部20の他端側に対して連結部材30の一端側を軸支する第3軸O3が鉛直方向上側に位置するように構成されている。これにより、ペダル部20の長手方向他端側を長手方向一端側よりも鉛直方向上側に配置させた状態でペダル部20を静止させることができるので、ペダル部20の踏み込み操作を行う際の踏み代を確保することができる。
さらに、第1軸O1は、初期状態では、鉛直方向における第3軸O3と第2軸O2との間、即ち、鉛直方向におけるペダル部20の上端と下端との間に位置しているので、第1軸O1が初期状態において第3軸O3又はペダル部20の上端よりも上側に位置する場合と比べて、ペダル打楽器100を小型化させることができる。
また、連結部材30の他端側に対して回動体40の回動板41を軸支する第4軸O4は、第3軸O3を挟んだ水平方向における第2軸O2の反対側、かつ、水平方向において第1軸O1よりもペダル部20に近接する側であって、鉛直方向における第2軸O2と第3軸O3との間に位置するように構成されている。また、回動体40の一端側に配設される打撃部50は、第1軸O1を挟んだ第4軸O4の反対側、即ち、第1軸O1を挟んだ水平方向におけるペダル部20の反対側に配設されると共に、初期状態において床面および基部10の接地板11から離間した所定の高さ位置で静止するように構成されている。
打撃部50は、被打撃部60を打撃する部位であり、回動体40の回動軸部42を挟んだ第4軸O4の反対側で一対の回動板41に固着されている。打撃部50は、被打撃部60に対向する位置に配設される弾性部材51と、その弾性部材51に対して被打撃部60に対向する側の反対側に取着されるウェイト部52とを備えている。
弾性部材51は、打撃部50により被打撃部60を打撃する際に被打撃部60に当接する部材であり、ゴム材料から構成されている。なお、弾性部材51は、ゴム材料以外の弾性材料、例えば、ウレタン等から構成されていてもよい。
弾性部材51は、第1軸O1に垂直な断面が略三角形状に形成されており、回動体40の回動方向に垂直な断面積が被打撃部60から離間するにつれて大きくなっている。また、弾性部材51は、被打撃部60に最も近接する部分であって、打撃部50により被打撃部60を打撃する際に被打撃部60に対して最初に当接する部分である打点51aと第1軸O1の軸心との距離が、第4軸O4の軸心と第1軸O1の軸心との距離も短く設定されている。これにより、打撃部50を第1軸O1から近接した位置で回動させることができるので、ペダル打楽器100の小型化を図ることができる。
ウェイト部52は、回動体40が回動する際に錘として機能する部位であり、金属材料から構成されている。なお、ウェイト部52を樹脂材料等から構成してもよい。
ここで、打撃部50は、その重心Gと第1軸O1の軸心との距離が、第4軸O4の軸心と第1軸O1の軸心との距離も短く位置に配設されている。これにより、打撃部50を第1軸O1から近接した位置で回動させることができるので、ペダル打楽器100の小型化を図ることができる。
なお、この場合、重心Gから第1軸O1までの距離と打撃部50の質量Wとの積が、アコースティックバスドラムの演奏に使用されるペダル装置(図示せず)の打撃部(ビーターヘッド)の重心G´から打撃部の回動軸O1´までの距離と打撃部の質量W´との積と略等しくなる位置に打撃部50を配設することが望ましい。これにより、ペダル打楽器100のペダル部20を踏み込んだ際に、ペダル装置を踏み込んでアコースティックバスドラムを演奏する際に得られる操作感に近似した感触を得ることができる。
被打撃部60は、打撃部50に打撃される部位であり、打撃部50の回動軌道上であって第1軸O1の軸心よりも鉛直方向上側に配設されている。
上記したように、打撃部50は、その重心Gと第1軸O1の軸心との距離が第4軸O4の軸心と第1軸O1の軸心との距離よりも短く設定されると共に、打点51aと第1軸O1の軸心との距離が第4軸O4の軸心と第1軸O1の軸心との距離よりも短く設定されているので、打撃部50の回動軌道上に位置する被打撃部60をより第1軸O1に近接した位置に配設することができる。これにより、ペダル打楽器100を小型化させることができる。
被打撃部60は、打撃部50に対向して位置する被打撃板61と、その被打撃板61に対して打撃部50の反対側で被打撃板61に対向して位置する固定板62と、それら被打撃板61及び固定板62の間に介設される一対の介設部材63とを備えている。
被打撃板61は、打撃部50に打撃される部位であり、打撃部50に対する対向面である打面61aが、水平方向において第1軸O1の軸心よりもペダル部20に近接する側(図1(b)左側)に位置している。なお、本実施の形態では、打面61aが水平方向へ向けられているが、打面61aが水平方向に対して斜め上方または斜め下方へ向けられていてもよい。
また、初期状態における回動体40の静止位置を適宜設定して打撃部50の打点51aと被打撃部60の打面61aとの距離を調整することで、打撃部50により被打撃部60を打撃する際に必要なペダル部20の回動量(踏み込み操作量)を、ペダル装置でアコースティックバスドラムを打撃する場合におけるペダル部の回動量に近似させることができる。これにより、ペダル装置を踏み込んでアコースティックバスドラムを演奏する際に得られる操作感に近似した感触を得ることができる。
固定板62は、被打撃部60を基部10に固定させるための部位であり、第1軸O1よりも鉛直方向上側で一対の立設部13に固定されている。
一対の介設部材63は、厚さ寸法(図1(a)左右方向における寸法)が振動センサ70よりも大きく設定された弾性材料から構成されており、隙間を隔てつつ第1軸O1の軸方向に沿って並設された状態で被打撃板61及び固定板62に固着されている。これにより、被打撃板61と固定部62との間には、被打撃板61、固定板62及び一対の介設部材63に包囲された空間Sが形成されている。
空間Sの内部には、打面61aの反対側の面で被打撃板61に接着された振動センサ70が配設され、振動センサ70と固定板62との間には隙間が形成されている。
振動センサ70は、被打撃板61の振動を検出するピエゾセンサであり、楽音装置(図示せず)に電気的に接続されている。打撃部50により被打撃部60が打撃されて被打撃板61に振動が発生すると、その被打撃板61の振動が振動センサ70に検出されると共にその検出された検出信号が音源装置に出力されることで、検出された検出信号に基づいて演奏者の好みに応じた楽音を音源装置から放音させることができる。このように、ペダル打楽器100は、振動センサ70を備えているので、ペダル打楽器100を電子打楽器として使用することができる。
また、振動センサ70は、固定板62との間に隙間が形成された状態で空間Sの内部に配設されているので、振動センサ70の振動が固定板62により妨げられることを回避できる。
さらに、介設部材63が弾性材料から構成されているので、打撃部50に打撃された際に発生する被打撃板61の振動を早期に収束させることができると共に、床面やペダル部20等の振動が伝達されたことにより発生する被打撃板61の小さな振動を抑制できる。その結果、振動センサ70の誤検出を抑制できる。
図3に示すように、演奏者による踏み込み操作によりペダル部20が一方向(図3時計回り方向)へ回動されると、ペダル部20の長手方向他端側を軸支する第3軸O3が鉛直方向下側へ押し下げられ、第3軸O3に一端側が軸支された連結部材30が鉛直方向下側へ押し下げられる。これにより、連結部材30の他端側を軸支する第4軸O4が鉛直方向下側へ押し下げられ、回動体40が他方向(図4反時計回り方向)へ回動する。
打撃部50は、水平方向において第1軸O1を挟んだ第4軸O4及びペダル部20の反対側に位置しているので、第4軸O4が鉛直方向下側へ押し下げられつつ回動体40が他方向へ回動することで、打撃部50は鉛直方向上側へ持ち上げられつつ第1軸O1の軸回りを他方向へ回動する。
このように、ペダル部20の踏み込み操作を行って打撃部50により被打撃部60を打撃する際に、演奏者は、ペダル部20への踏み込み操作を行う際に打撃部50を鉛直方向上側へ持ち上げることによる重量感を感じることができる。
ここで、アコースティックバスドラムを演奏する際に使用するペダル装置では、ペダル部の踏み込み操作に連動して打撃部が鉛直方向上側へ持ち上げられる。そのため、演奏者はペダル装置のペダル部を踏み込む際に重量感を感じる。
ペダル打楽器100では、ペダル部20への踏み込み操作を行う際に重量感を感じることができるので、ペダル装置を踏み込んでアコースティックバスドラムを演奏する際に得られる操作感に近似した感触を得ることができる。
さらに、打撃部50は、第1軸O1を挟んだ水平方向におけるペダル部20の反対側を回動するので、打撃部50をペダル部20の下方に設ける場合と比べて、ペダル部20と基部10の接地板11との間に打撃部50を回動させるためのスペースを設けることが不要な分、ペダル打楽器100の高さ寸法を小さくすることができる。
また、打撃部50を水平方向におけるペダル部20と基部10の一対の立設部13との間のスペースに設け、ペダル部20の踏み込みに連動して打撃部50を一方向へ回動させる場合と比べて、一対の立設部13をペダル部20に対して近接した位置に配置できるので、基部10の長手方向における長さ寸法を小型化することができる。この場合、回動体40を基部10の立設部13に対して着脱可能に構成した場合には、回動体40を取り外すことでペダル打楽器100をよりコンパクトにした状態で持ち運ぶことができる。
ペダル部20が一方向へ所定量踏み込まれて打撃部50が他方向へ所定量回動すると、被打撃部60が打撃部50により打撃される。このとき、ゴム材料から構成される弾性部材51を被打撃板61に当接させることができるので、打撃部50により被打撃部60を打撃した際に発生する打撃音を低減させることができる。
また、弾性部材51は、回動体40の回動方向に垂直な断面積が被打撃部60から離間するにつれて大きくなっているので、打撃部50を被打撃部60に強く押し付けるほど、弾性部材51の弾性復元力により打撃部50を一方向(図3時計回り方向)へ跳ね返そうする力を増大させることができると共に、ペダル部20を他方向(図3反時計回り方向)へ押し返そうとする力を増大させることができる。
ここで、アコースティックバスドラムの打面を構成するヘッドをペダル装置の打撃部により打撃する際、打撃部をヘッドに強く押し付けるほど、ヘッドの張力により打撃部を跳ね返そうとする力が増大すると共にペダル部を他方向へ押し返そうとする力が増大する。
よって、ペダル打楽器100では、演奏者がペダル部20を踏み込み操作して打撃部50により被打撃部60を打撃した際に、ペダル装置でアコースティックバスドラムを打撃する際に得られる感触に近似した操作感を得ることができる。
また、打撃部50は、錘として機能するウェイト部52を備えているので、打撃部50と第1軸O1との距離を短くした場合であっても、ペダル装置でアコースティックバスドラムを打撃する際に得られる重量感を十分に感じることができる。よって、ペダル打楽器100の小型化を図りつつ、ペダル装置を踏み込んでアコースティックバスドラムを演奏する際に得られる操作感に近似した感触を得ることができる。
なお、本実施の形態では、弾性部材51の第1軸O1に垂直な断面が略三角形状に形成されると共に、ウェイト部52が弾性部材51に対して被打撃部60に対向する側の反対側に取着されることで、打撃部50の重心Gが第4軸O4と第1軸O1とを通る仮想直線lよりも被打撃部60から離間した位置に置かれている。
これにより、打撃部50の重心Gが仮想直線l上に置かれている場合と比べて、打撃部50の重心Gと第1軸O1との距離を長く確保できるので、その分、ペダル部20の踏み込み操作を行う際に得られる重量感を増加させることができる。
踏み込みによりペダル部20を一方向へ回動させることで回動体40が他方向へ回動すると、回動体40の突出部41aと基部10のバネ連結部14とを連結する付勢部材80のバネ部材81が伸長する。そのため、ペダル部20への踏み込み操作が解除されると、バネ部材81の付勢力により、回動体40が一方向(図3時計回り方向)へ回動させられると共に、ペダル部20が他方向(図3反時計回り方向)へ回動させられる。よって、ペダル部20への踏み込み操作が解除された際には、ペダル部20及び回動体40をペダル部20への踏み込み操作が行われる前の位置に戻すことができる。
ここで、打撃部50はウェイト部52を備えているので、ペダル部20への踏み込み操作が解除されて回動体40が一方向へ回動する際、ウェイト部52に作用する重力により、打撃部50が初期状態よりも下方まで回動する。
これに対し、打撃部50は、初期状態において床面および基部10の接地板11から離間した位置で保持されているので、ペダル部20への操作が解除されて一方向へ回動する打撃部50が、床面または接地板11に衝突することを回避しやすくすることができる。その結果、打撃部50と床面または接地板11との衝突に起因して打撃部50及び床面または接地板11が損傷することを抑制できると共に、打撃部50と床面または接地板11との衝突により発生する衝突音の発生を低減させることができる。
さらに、被打撃部60は、打面61aが第1軸O1よりも鉛直方向上側に位置すると共に、打面61aが水平方向において第1軸O1の軸心よりもペダル部20に近接する側に位置しているので、初期状態において打撃部50を床面および接地板11から離間した位置に保持した場合であっても、打撃部50と被打撃部60との距離を十分に確保できる。即ち、打撃部50により被打撃部60を打撃する際における打撃部50の振り幅を確保することができるので、その分、打撃部50により被打撃部60を打撃する際のペダル部20の回動量(踏み込み操作量)を確保できる。よって、ペダル部20の回動量を、ペダル装置でアコースティックバスドラムを打撃する場合におけるペダルの回動量に近似させることができるので、ペダル装置を踏み込んでアコースティックバスドラムを演奏する際に得られる操作感に近似した感触を得ることができる。
なお、ウェイト部52の弾性部材51が取着される面と反対側の面または接地板11の打撃部50と対向する位置に、ゴムやウレタン等の弾性材料から構成されるクッション材を設けてもよい。このクッション材が、初期状態よりも下方まで回動した打撃部50に対して当接可能な位置に配設されることで、打撃部50と接地板11との衝突により打撃部50又は接地板11が損傷することを防止できると共に、打撃部50と床面または接地板11との衝突により発生する衝突音の発生を低減させることができる。また、被打撃部60の固定板62のうち回動体40の一端側と対向する位置にクッション材を設け、そのクッション材が初期状態よりも一方向へ回動した回動体40の一端側に対して当接可能な位置に配設されることで、回動体40の一方向への回動を規制して、打撃部50と床面または接地板11とが衝突することを回避してもよい。
次に、図4を参照して、第2実施の形態について説明する。第1実施の形態では、ペダル打楽器100が振動センサ70を備える電子打楽器である場合について説明したが、第2実施の形態では、ペダル打楽器200が練習用の打楽器である場合について説明する。なお、第1実施の形態と同一の部分については同一の符号を付して、その説明を省略する。
図4(a)及び図4(b)は、第2実施の形態におけるペダル打楽器200の断面図であり、図4(a)では、ペダル部20への踏み込み操作が行われていない状態、図4(b)では、ペダル部20への踏み込み操作が行われて打撃部50により被打撃部260が打撃された状態をそれぞれ図示している。なお、図4(a)では図1(b)に対応する断面が図示されると共に、図4(b)では図3に対応する断面が図示されている。
図4に示すように、ペダル打楽器200は、ペダル部への踏み込み操作に連動して回動する打撃部を有するペダル装置、及び、そのペダル装置を使用して演奏するアコースティックバスドラムを模擬した練習用の打楽器である。
第2実施の形態における連結部材230は、第1実施の形態における連結部材230よりも長手方向における長さ寸法が大きく設定されている。これにより、初期状態において、第2実施の形態における第3軸O3の高さ位置を第1実施の形態における第3軸O3の高さ位置と同等にしつつ、第2実施の形態における第4軸O4の高さ位置を第1実施の形態における第4軸O4の高さ位置よりも低くすることで、第2実施の形態における打撃部50を、第1実施の形態における打撃部50よりも床面および接地板11から離間した位置で保持することができる。
被打撃部260は、打撃部50に打撃される部位であり、板状に構成されると共に基部10の一対の立設板13に固定され、打撃部50に対する対向面である打面260aが、水平方向において第1軸O1よりもペダル部20に近接する側(図4(b)左側)に位置している。
なお、上記した第1実施の形態では、被打撃板61と固定板62との間に空間Sを形成し、その空間Sに振動センサ70が配設されていたのに対し、第2実施の形態における被打撃部260には、振動センサ70が配設されていない分、打面260aを第1実施の形態における打面61aよりもペダル部20に近接する側(図3(b)左側)に配置することができる。
このように、ペダル打楽器200は、初期状態において打撃部50を床面および接地板11からより離間した位置で保持させつつ、被打撃部260の打面260aをよりペダル部20に近接した位置に配置することで打撃部50と被打撃部260との距離を十分に確保できる。
これにより、ペダル部20への操作が解除されて一方向へ回動する打撃部50が、床面または接地板11に衝突することを回避しやすくしつつ、打撃部50により被打撃部260を打撃する際における打撃部50の振り幅を確保することで、打撃部50により被打撃部260を打撃する際のペダル部20の回動量(踏み込み操作量)を確保できる。よって、ペダル部20の回動量を、ペダル装置でアコースティックバスドラムを打撃する場合におけるペダルの回動量に近似させることができるので、ペダル装置を踏み込んでアコースティックバスドラムを演奏する際に得られる操作感に近似した感触を得ることができる。
なお、本実施の形態では、連結部材330の長手方向における長さ寸法を第1実施の形態における連結部材30よりも大きく設定すると共に初期状態における第4軸O4の高さ位置を第1実施の形態における第4軸O4の高さ位置よりも低くすることで、打撃部50を第1実施の形態における打撃部50よりも床面および接地板11から離間した位置で保持する場合について説明したが、連結部材230の長手方向における長さを第1実施の形態における連結部材30と同等にしつつ、打撃部50を回動体40の一対の回動板41に対して全体的に被打撃部260に近接した位置に設けることで、打撃部50を第1実施の形態における打撃部50よりも床面および接地板11から離間した位置で保持するように構成してもよい。
次に、図5を参照して、第3実施の形態について説明する。第1実施の形態では、連結部材30が所定の剛性を有するリンクとして構成される場合について説明したが、第3実施の形態では、連結部材330がベルト状の部材から構成される場合について説明する。なお、上記した各実施の形態と同一の部分については同一の符号を付して、その説明を省略する。
図5(a)は、第3実施の形態におけるペダル打楽器300の上面図であり、図5(b)は、図5(a)のVb−Vb線におけるペダル打楽器300の断面図である。
図5に示すように、ペダル打楽器300は、ペダル部への踏み込み操作に連動して回動する打撃部を有するペダル装置、及び、そのペダル装置を使用して演奏するアコースティックバスドラムを模擬した電子打楽器である。ペダル打楽器300は、基部10と、その基部10に回動可能に軸支されるペダル部320と、そのペダル部320に一端側が回動可能に軸支される連結部材330と、その連結部材330の他端側に回動可能に軸支される回動体340と、打撃部50と、被打撃部60と、振動センサ70と、を主に備えて構成されている。
ペダル部320は、演奏者により踏み込み操作される断面略L字状の部位である。ペダル部320は、長板状に形成されると共に長手方向一端側がペダル軸支部12に回動可能に保持されるペダル本体321と、そのペダル本体321の長手方向他端からペダル本体321に対して略垂直方向へ延設されるペダル延設部322とを備え、そのペダル延設部322の延設先端が断面略円弧状に形成されている。
連結部材330は、ペダル部20と回動体40とを連結すると共にベルト状の部材から構成される部位であり、連結部材330の一端側がペダル部320のペダル延設部322の延設先端部分に固着されている。
回動体340は、演奏者によるペダル部320の踏み込み操作に連動して回動する部位であり、水平方向において連結部材330を挟んだペダル部320の反対側に配設されている。回動体340は、対向する一対の回動板341と、それら一対の回動板341を連結する回動軸部342とを備えている。
回動軸部342は、円筒状に形成される部位であり、回動軸部342の外周面に連結部材330の他端側が固着されている。また、回動軸部342の内部には第1軸O1が軸通されることで、回動体340が基部10の一対の立設部13に対して回動可能に保持されている。回動軸部342の一端側には一対の回動板341に固着された打撃部50が配設され、その打撃部50が第1軸O1を挟んだペダル部320の反対側に配設されている。
ここで、連結部材330は、その一端側が、ペダル延設部322のうち回動体340と対向する面の反対側の面に固着されると共に、連結部材330の他端側が、回動軸部342のうち初期状態において第1軸O1よりもペダル部20から離間した位置で固着されている。即ち、連結部材330は、初期状態において略S字状に湾曲した状態でペダル部320のペダル延設部322と回動体340の回動軸部342とを連結している。
なお、付勢力伝達部82の他端側(図5(b)右側)が回動軸部342の外周部分に連結されており、初期状態では、回動軸部342及び付勢力伝達部82の他端側の連結位置が、バネ部材81の他端側および付勢力伝達部82の一端側の連結部分と第1軸O1とを結ぶ直線よりも上側(図5(b)上側)に位置している。換言すれば、初期状態では、回動軸部342は、その回動軸部342及び付勢力伝達部82の他端側の連結位置が、バネ部材81の他端側および付勢力伝達部82の一端側の連結部分と第1軸O1とを結ぶ直線よりも一方向側に位置した状態で静止するように構成されている。
これにより、演奏者によるペダル本体部321への踏み込み操作によりペダル部320が一方向(図5(b)時計回り方向)へ回動してペダル延設部322が押し下げられると、連結部材330がペダル部320側へ引っ張られることで回動体340が他方向(図5(b)反時計回り方向)へ回動し、打撃部50が第1軸O1の軸回りを他方向へ回動する。さらに、ペダル部320が一方向へ所定量回動すると、被打撃部60が打撃部50により打撃される。
また、ペダル本体部321への踏み込み操作が解除されると、付勢部材80のバネ部材81の付勢力により回動体340が一方向へ回動する。これにより、連結部材330が回動部340側へ引っ張られることでペダル延設部322が持ち上げられつつペダル部320が他方向へ回動する。
このとき、回動軸部342は、初期状態において、回動軸部342及び付勢力伝達部82の他端側の連結位置が、バネ部材81の他端側および付勢力伝達部82の一端側の連結部分と第1軸O1とを結ぶ直線よりも一方向側に位置した状態で静止するように設定されているので、バネ部材81の付勢力により、打撃部50がその自重により一方向側へ回転し過ぎることを抑制できる。
ペダル部321への踏み込み操作を行って打撃部50により被打撃部60を打撃する際に、演奏者は、打撃部50を鉛直方向上側へ持ち上げることによる重量感を感じることができるので、ペダル装置のペダル部を踏み込んでアコースティックバスドラムを演奏する際に得られる操作感に近似した感触を得ることができる。
さらに、打撃部50は、第1軸O1を挟んだ水平方向におけるペダル部320の反対側を回動するので、打撃部50を鉛直方向におけるペダル部320と基部10の接地板11との間のスペースに設ける場合と比べて、ペダル打楽器300の高さ寸法を小さくすることができる。
また、打撃部50を水平方向におけるペダル部320と基部10の一対の立設部13との間のスペースに設け、ペダル部320の踏み込みに連動して打撃部50を一方向へ回動させる場合と比べて、一対の立設部13をペダル部320に対して近接した位置に配置できるので、基部10の長手方向における長さ寸法を小型化することができる。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記各実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、上記各実施の形態では、打撃部50が、被打撃部60,260と対向する位置に配設される弾性部材51と、その弾性部材51に対して被打撃部60,260に対向する側の反対側に取着されるウェイト部52とを備える場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、打撃部50を弾性部材51のみから構成し、その弾性部材51を錘として利用してもよい。これにより、打撃部50の構造を簡素化できるので、ペダル打楽器100,200,300の製造コストを低減させることができる。
上記各実施の形態では、被打撃部60,260の打面61a,260aが、水平方向において第1軸O1よりもペダル部20,320に近接する側に配置される場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、打面61a,260aを水平方向における第1軸O1よりも打撃部50に近接する側に配置してもよい。この場合、打面61a,260aを第1軸O1よりも鉛直方向上側に配置することで、初期状態において打撃部50を床面および基部10の接地板11から離間した位置で保持した場合であっても、被打撃部60と打撃部50との距離を確保することができる。
上記各実施の形態では、弾性部材51の第1軸O1に垂直な断面が略三角形状に形成される場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、弾性部材51が他の形状、例えば、厚さ寸法が一定に設定された板状に形成されていてもよい。
上記各実施の形態では、弾性部材51が打撃部50に設けられる場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、弾性部材51を被打撃部60,260の打面61a、260aに取着してもよい。
上記各実施の形態では、付勢部材80が、引っ張りバネから構成されると共に一端が基部10のバネ連結部14に連結されるバネ部材81と、そのバネ部材81の他端が一端側に連結されると共に他端側が回動体40,340に連結される付勢力伝達部82とを備える場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、付勢部材をバネ部材81のみから構成し、そのバネ部材81の一端を基部10に連結すると共にバネ部材81の他端をペダル部20,320の下面に連結してもよい。
上記第1実施及び第3実施の形態では、ペダル打楽器100,300が振動センサ60を備える場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、ペダル打楽器100,300が、振動センサ60の代わりに、打面61aに取着されるシートセンサ(例えば、メンブレンスイッチなど)を備えていてもよい。これにより、打撃以外の振動(例えば、床面から伝達される振動など)が誤検出されることを回避できるので、振動センサ60と比べて、打撃部50により被打撃部60が打撃されたことを確実に検出することができる。また、シートセンサにより打撃部50と被打撃部60とが接触している状態を検出することができるので、オープン・クローズ奏法を行うことができる。
なお、ペダル打楽器100,300が振動センサ60及びシートセンサの双方を備えていてもよい。この場合、打撃部50により被打撃部60が打撃されたことをシートセンサにより検出しつつ、打撃部50により被打撃部を打撃した際のベロシティを振動センサ60により検出することで、振動の誤検出を抑制しつつ、アコースティックドラムの打撃音に楽音を音源装置から放音させることができる。
100,200,300 ドラム打楽器
10 基部
20,320 ペダル部
30,230,330 連結部材
40,340 回動体
50 打撃部
51 弾性部材
51a 打点
52 ウェイト部
60,260 被打撃部
61a,260a 打面
70 振動センサ(センサ)
80 付勢部材

Claims (10)

  1. 床面に載置される基部と、その基部に一端側が回動可能に軸支されるペダル部と、そのペダル部の他端側に一端側が連結される連結部材と、その連結部材の他端側が連結される回動体と、その回動体を前記基部に対して回動可能に軸支する第1軸と、その第1軸の軸回りを回動すると共に前記回動体の一端側に配設される打撃部と、その打撃部の回動軌道上に位置する被打撃部と、を備えるペダル打楽器において、
    前記第1軸は、前記ペダル部が操作されていない状態では鉛直方向における前記ペダル部の上端と下端との間に位置し、
    前記打撃部は、前記第1軸を挟んだ水平方向における前記ペダル部の反対側に配設されると共に、前記ペダル部が操作されていない状態において前記被打撃部よりも鉛直方向下側に配設され、
    前記ペダル部が前記基部に対して一方向へ回動することで、前記連結部材を介して前記回動体が前記基部に対して他方向へ回動すると共に、前記回動体が他方向へ所定量回動することで前記被打撃部が前記打撃部に打撃されることを特徴とするペダル打楽器。
  2. 前記打撃部または前記被打撃部のいずれか一方は、前記打撃部または前記被打撃部のいずれか他方と対向する位置に配設されると共に弾性材料から構成される弾性部材を備え、
    前記打撃部は、錘としてのウェイト部を備えていることを特徴とする請求項1記載のペダル打楽器。
  3. 前記ペダル部または回動体に付勢力を付与する付勢部材を備え、
    前記付勢部材の付勢力により、ペダル部が操作されていない状態では前記ペダル部の他端側を所定の高さ位置に保持すると共に前記打撃部を前記床面および前記基部から離間した位置に保持し、前記ペダル部が一方向へ回動して前記回動体を他方向へ回動させた際には前記付勢部材の付勢力により前記回動体を一方向へ回動させると共に前記ペダル部を他方向へ回動させることを特徴とする請求項1又は2に記載のペダル打楽器。
  4. 前記被打撃部は、前記打撃部に打撃される打面が前記第1軸の軸心よりも鉛直方向上側に位置していることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のペダル打楽器。
  5. 前記被打撃部は、前記打面が水平方向において前記第1軸の軸心よりも前記ペダル部に近接する側に位置していることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のペダル打楽器。
  6. 前記打撃部または前記被打撃部のいずれか一方は、前記打撃部または前記被打撃部のいずれか他方と対向する位置に配設されると共に弾性材料から構成される弾性部材を備え、
    その弾性部材は、前記回動体の回動方向に垂直な断面積が、前記打撃部または前記被打撃部のいずれか他方から離間するにつれて大きくなっていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のペダル打楽器。
  7. 前記基部に対して前記ペダル部の一端側を回動可能に軸支する第2軸と、その第2軸よりも上方に位置すると共に前記ペダル部の他端側に対して前記連結部材の一端側を回動可能に軸支する第3軸と、その第3軸を挟んだ水平方向における前記第2軸の反対側、かつ、前記第1軸を挟んだ水平方向における前記打撃部の反対側であって鉛直方向における前記第2軸および前記第3軸の間に位置すると共に前記連結部材の他端側に対して前記回動体の他端側を回動可能に軸支する第4軸と、を備え、
    前記連結部材は、所定の剛性を有するリンクとして構成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のペダル打楽器。
  8. 前記第1軸は、その軸心と前記打撃部の重心位置との距離が、前記第1軸の軸心と前記第4軸の軸心との距離よりも短く設定されていることを特徴とする請求項7記載のペダル打楽器。
  9. 前記第1軸は、その軸心と前記打撃部が前記被打撃部に対して最初に当接する位置である打点との距離が、前記第1軸の軸心と前記第4軸の軸心との距離よりも短く設定されていることを特徴とする請求項7記載のペダル打楽器。
  10. 前記被打撃部は、前記打撃部に打撃されたことを検出するセンサを備えていることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載のペダル打楽器。
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