JP2014078230A - サーバ装置、方法、および、システム - Google Patents

サーバ装置、方法、および、システム Download PDF

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Yutaka Matsuno
豊 松野
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Abstract

【課題】、メールマガジンを作成するには、レイアウトを設定し、また、文面を作成するなどの手間が必要であり、継続して配信することが難しかった。
【解決手段】サーバ装置10は、仮想店舗の取扱商品の商品情報にもとづいて、仮想店舗ごとにカスタマイズされた店舗用コンテンツを自動生成し、モール運営者によって作成されたモール用コンテンツと合成して、モール運営者等が設定した配信日時に、当該仮想店舗が管理する顧客のメールアドレスに対して、配信用メールを送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子メールのコンテンツを生成する技術に関する。
従来、ネットワークを用いた商取引において、カスタマーに対して商品の購入を促す通知(いわゆるメールマガジン)を出すことが広く行われている。特に、いわゆるオンラインショッピングモールに出店している仮想店舗が、カスタマーにアピールするための手段として、メールマガジンを送ることは重要である。
たとえば、特許文献1では、キャンペーンメッセージが送信された受信者と送信されなかった受信者の挙動及び応答の差を分析することで得られるキャンペーンスコアを利用し、これに基づいてキャンペーンメッセージの送信先を決定する方法が記載されている。
特表2006−520051号公報
しかしながら、メールマガジンを作成するには、顧客からの反応が高まるようなレイアウトを考えつつ、文面を作成しなければならないなど、ある程度の手間が必要であり、店舗の負担になっていた。そのため、店舗によっては、十分にメールマガジンを作成する時間をとれず、また、作成できたとしても、ユーザからの反応が少ないなどの理由で継続して配信しづらい状況が多々あった。
本発明はかかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、主にネットワークを用いた商取引において、メールの作成及び送信の際の送信者の手間を軽減できるサーバ装置、方法、および、システムを提供することにある。
本発明のある態様は、サーバ装置に関する。このサーバ装置は、インターネット上において商品を売買するための1以上の仮想店舗が出展された仮想ショッピングモールを運営する。また、このサーバ装置は、それぞれの仮想店舗ごとに、取扱商品に関する商品情報と、当該店舗からのメール送信を許可したユーザのメールアドレスとを管理するデータベースと、自動メール配信の要求を仮想店舗ごとに受け付ける受付部と、受付部において要求を受け付けた仮想店舗ごとに、データベースに記憶された当該仮想店舗の商品に関する商品情報にもとづいて、店舗用コンテンツを生成する店舗用コンテンツ生成部と、モール運営者より、所定のイベントのための文面を受け付けて、モール用コンテンツを生成するモール用コンテンツ生成部と、店舗用コンテンツ生成部によって生成された店舗用コンテンツと、モール用コンテンツ生成部によって生成されたモール用コンテンツとを合成して、配信用メールを生成する配信用メール生成部と、あらかじめ設定された配信予定日時に、受付部において要求を受け付けた仮想店舗ごとに、データベースに記憶された当該仮想店舗にかかるユーザのメールアドレスを宛先として、配信用メール生成部によって生成された配信用メールを配信するメール配信部と、を備える。
このような態様によると、データベースに記憶された当該仮想店舗の商品に関する商品情報にもとづいて、店舗用コンテンツを生成することによって、仮想店舗の運営者は、メールを作成する手間を大幅に省けることとなる。さらに、店舗用コンテンツをモール用コンテンツと合成した上で、あらかじめ設定された配信予定日時に配信用メールを配信することによって、モールが主催するイベントにあわせてメールを配信できるため、ユーザの反応を促進でき、モール全体を活性化できる。
また、このサーバ装置において、データベースは、当該モール外においてその仮想店舗の運営者が独自に取得したメールアドレスであっても、当該店舗からのメール送信をそのメールアドレスに係るユーザが許可していれば、そのユーザのメールアドレスを店舗管理メールアドレスとして管理する。メール配信部は、仮想店舗からの要求があれば、前記データベースで管理されている店舗管理メールアドレスを配信用メールの宛先としてもよい。
このような態様によると、店舗管理メールアドレスも配信用メールの宛先とすることで、配信対象を簡易に増やすことができ、もって、ユーザの反応を高められモール全体を活性化できる。
また、このサーバ装置において、データベースは、商品情報として、その商品の取扱元の仮想店舗のID情報と、商品ID情報と、商品の発売開始日情報と、販売履歴情報と、ユーザからの評価が示された評価情報とを管理し、店舗用コンテンツ生成部は、データベースで管理されている商品情報に含まれた情報のうちの1以上の情報を用いて、その仮想店舗における新着商品と人気商品とを導出し、店舗用コンテンツに含めてもよい。
このような態様によると、データベースで管理されている商品情報に含まれた情報のうちの1以上の情報を用いて、その仮想店舗における新着商品と人気商品とを導出し、店舗用コンテンツに含めることによって、ユーザからの反応をより高めることができる。
また、このサーバ装置において、データベースは、評価情報として、商品ごとに、その商品が表示されたホームページへのアクセス回数、ユーザがお気に入りに入れた個数、レビュー評価点のいずれか1つ以上を管理し、また、購買履歴として、商品ごとに、所定期間内に売れた個数、所定期間内の売上総額のいずれか1つ以上を管理し、店舗用コンテンツ生成部は、データベースで管理されている評価情報と購買履歴とにもとづいて、店舗用コンテンツに含めるべき人気商品を決定してもよい。
このような態様によると、評価情報と購買履歴とにもとづいて、店舗用コンテンツに含めるべき人気商品を決定することによって、店舗運営者に手間をかけさせることなく、自動的に人気商品を導出でき、また、これにより、ユーザからの反応をより高めることができる。
また、このサーバ装置は、モール運営者から、1以上の配信予定日時を受け付けて、配信予定表を生成する予定表生成部と、店舗運営者からの要求があれば、前記予定表生成部よって生成された配信予定表をその店舗運営者に閲覧させる閲覧制御部と、を備えてもよい。ここで、メール配信部は、予定表生成部によって生成された配信予定表に含まれるそれぞれの配信予定日時ごとに設定されたキャンセル不可日時までに、店舗運営者から前記配信予定表に含まれるある配信予定日時に係る配信メールの配信キャンセルの要求を受け付けた場合、その要求にかかる店舗運営者について前記データベースに管理されているメールアドレスに対しては、前記配信キャンセルにかかる配信予定日時の配信メールの配信を行わなくてもよい。
このような態様によると、配信キャンセルの要求を受け付けた場合、その要求にかかる店舗運営者について前記データベースに管理されているメールアドレスに対しては、キャンセルを受け付けた日時における配信を行わないことによって、店舗運営者の意志で、柔軟に配信を制御することができる。
また、このサーバ装置において、店舗用コンテンツ生成部は、予定表生成部によって生成された配信予定表に含まれる配信予定日時ごとに設定されたテスト配信日時までに、店舗用コンテンツを生成し、メール配信部は、テスト配信日時になったら、店舗運営者に対して、配信予定日時に配信すべき配信メールをテスト配信してもよい。
このような態様によると、テスト配信日時になったら、店舗運営者に対して、配信予定日時に配信すべき配信メールをテスト配信することによって、店舗運営者はメール配信前に確認することができ、意図しないメールが配信させることを防止できる。
また、このサーバ装置において、店舗用コンテンツ生成部は、予定表生成部によって生成された配信予定表に含まれる配信予定日時ごとに設定された新規受付日時までに、受付部において自動メール配信の要求を受け付けた仮想店舗にかぎり、その配信予定日時に配信すべき配信メールに含めるための店舗用コンテンツを生成する一方、新規受付日時より後に受け付けた場合、その新規受付日時より後の配信予定日に配信される配信メールに含めるものとして、その仮想店舗にかかる店舗用コンテンツを生成してもよい。
このような態様によると、新規受付日時より後に受け付けた場合、その新規受付日時より後の配信予定日に配信される配信メールに含めることによって、サーバの負荷をある程度軽減することができ、もって、安定的にモールを運営することができる。
本発明の別の態様は、方法である。この方法は、インターネット上において商品を売買するための1以上の仮想店舗が出展された仮想ショッピングモールを運営する方法である。また、この方法は、それぞれの仮想店舗ごとに、取扱商品に関する商品情報と、当該店舗からのメール送信を許可したユーザのメールアドレスとを管理するステップと、自動メール配信の要求を仮想店舗ごとに受け付けるステップと、要求を受け付けた仮想店舗ごとに、当該仮想店舗の商品情報にもとづいて、店舗用コンテンツを生成するステップと、モール運営者より、所定のイベントのための文面を受け付けて、モール用コンテンツを生成するステップと、生成された店舗用コンテンツとモール用コンテンツとを合成して、配信用メールを生成するステップと、あらかじめ設定された配信予定日時に、要求を受け付けた仮想店舗ごとに、当該仮想店舗にかかるユーザのメールアドレスを宛先として、配信用メールを配信するステップと、を含む。
本発明の別の態様は、システムである。このシステムは、インターネット上において商品を売買するための1以上の仮想店舗が出展された仮想ショッピングモールを運営するサーバ装置と、サーバ装置と通信を行うことで仮想店舗を運営する店舗用端末とが含まれたシステムである。ここで、サーバ装置は、それぞれの仮想店舗ごとに、取扱商品に関する商品情報と、当該店舗からのメール送信を許可したユーザのメールアドレスとを管理するデータベースと、自動メール配信の要求を仮想店舗ごとに受け付ける受付部と、受付部において要求を受け付けた仮想店舗ごとに、データベースに記憶された当該仮想店舗の商品情報にもとづいて、店舗用コンテンツを生成する店舗用コンテンツ生成部と、モール運営者より、所定のイベントのための文面を受け付けて、モール用コンテンツを生成するモール用コンテンツ生成部と、店舗用コンテンツ生成部によって生成された店舗用コンテンツと、モール用コンテンツ生成部によって生成されたモール用コンテンツとを合成して、配信用メールを生成する配信用メール生成部と、あらかじめ設定された配信予定日時に、受付部において要求を受け付けた仮想店舗ごとに、データベースに記憶された当該仮想店舗にかかるユーザのメールアドレスを宛先として、配信用メール生成部によって生成された配信用メールを配信するメール配信部と、を備える。店舗用端末は、店舗運営者からの指示を受け付けるユーザインタフェースと、ユーザインタフェースを介して、自動メール配信を要求する旨の指示があった場合、サーバ装置に対して、自動メール配信を要求する端末通信部と、1以上の取り扱い商品の各々について、過去に商品を購入したユーザのメールアドレスと商品に関する商品情報を記憶する端末メモリと、端末メモリに記憶された商品情報を前記サーバ装置に送信させる端末制御部と、
を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせ、本発明の表現を方法、装置、システム、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によると、ユーザへのメール配信に際して、店舗運営者の手間を軽減できる。
本発明の実施例を説明する前に、まず、本発明の概要を述べる。本発明は、インターネット上において商品を売買するための仮想ショッピングモールサービス(以下、「モール」という。)に関する。モールには、出展希望者により出展された仮想店舗が設置され、インターネット上において公開される。
モール運営者は、モール内にて実施するイベントやキャンペーンなどを企画して、それらの実施日時を考慮して、メールマガジンを発行する。メールマガジンの配信先は、モールが管理するメールアドレスのほか、仮想店舗が管理するメールアドレスも対象となる。ただし、配信される内容は、仮想店舗ごとにカスタマイズされたコンテンツを含めるため、ユーザからの反応も期待できるものとなる。
従来、このようなモールに出店している仮想店舗においては、商品の販売に際して、購入者からメールアドレスを受領する場合がある。このようなメールアドレスは、店舗運営期間が長く、また、販売が好調なほど、多くたまることとなる。したがって、このようなメールアドレスにかかるユーザを見込み客として、販促活動の一環として、メールマガジンを発行することがある。
しかしながら、モールに出店している店舗運営者は、モール以外において、実店舗を構えて商売をしている場合が多々ある。このような場合、メールマガジンの発行がおろそかになってしまい、多数のメールアドレスといった資産を眠らせてしまいがちであった。
一方、モール運営者においては、独自でメールマガジンを発行している場合がある。このようなメールマガジンには、モール内にて実施するイベントやキャンペーンにかかる情報を記載して、ユーザをモール内に誘引していた。たとえば、期間中に、モール内にて商品を購入した場合、モール内にて仮想通貨として使用可能なポイントを通常よりも多く付与するなどの特典を設けるなどである。
このようなメールマガジンを発行すると、その期間中の売り上げは通常よりも2〜5倍程度に跳ね上がることがあるため、より多数の宛先に配信することが望まれていた。しかしながら、モール主催のメールマガジンは、ユーザの許可があった場合にしか配信できず、メールアドレスの取得が課題であった。
本発明においては、以上の課題を解消しており、メールアドレスを有効活用して売上を上げたい店舗運営者と、配信先のメールアドレスを多数必要としているモール運営者の両者の思惑を一致させるために、モール主体のメールマガジンに、自動配信を希望する店舗独自の自動生成されたコンテンツを含ませて、見込み客に配信させることとした。
たとえば、自動配信を希望する店舗が店舗Aと店舗Bの2店あるとする。ここで、店舗Aが管理するメールアドレスは、M1、M2、M3であり、店舗Bは、M4、M5とする。ここで、M1〜M5にかかるそれぞれのユーザは、店舗Aまたは店舗Bからのメールマガジンの送付を許可しているものとする。
このような場合、モールを運営するサーバは、店舗A用と店舗B用のそれぞれの店舗用コンテンツA、Bを自動生成する。店舗用コンテンツA、Bには、店舗A、Bにおけるそれぞれの人気商品など、それぞれにカスタマイズされた内容が含まれる。ここで、サーバは、モールが配信したいキャンペーンなどの情報と店舗用コンテンツA、Bを合成して、配信メールA、Bを生成する。配信メールAには、店舗用コンテンツAとキャンペーン情報が含まれ、配信メールBには、店舗用コンテンツBとキャンペーン情報が含まれる。ここで、サーバは、配信メールAを店舗Aが管理するメールアドレスM1、M2、M3に配信し、また、配信メールBをM4とM5に配信する。なお、配信日時は、モール側が設定した共通の日時となる。このような態様とすることで、店舗ごとに異なる内容を、その店舗の顧客に配信するような構成をとれる。
これにより、モール側にとっては、店舗側ですでにメール送付の許可をとっているユーザを自己のメールの送付対象とできるので、より多くのユーザにメールマガジンを配信することができるようになる。ユーザにとっては、ポイントなどの特典を受けることができる。さらに、仮想店舗にとっては、手間をかけずにメールマガジンが発行でき、それにより、売り上げを増大させることができる。このように、本発明によると、モールも、店舗運営者も、ユーザも互い恩恵を受けられ、三方良しの状態を醸成することができ、もって、モール全体を活性化することができるものである。
以下、電子モールシステムを例として説明するが、これには限られず、メールマガジンの発行スタンドや、複数の出品者によって成り立つネットオークションなど、ネット上においてメールアドレスを取得してメールマガジンを発行するようなシステムに対しても応用できるものであることは言うまでもない。なお、以下においては、メールマガジンを、単に「メール」ともいう。また、仮想店舗において商品を購入した顧客を指して「ユーザ」という。
まず、実施例1について説明する。図1は、本発明の実施例1にかかる電子モールシステム100を示す図である。電子モールシステム100は、サーバ10と、サーバ10と基地局40とを有線回線で接続するネットワーク30と、基地局40で代表される第1基地局40a〜第3基地局40cと、モバイル端末50で代表される第1モバイル端末50a〜第3モバイル端末50cと、PC端末70とを含む。また、モバイル端末50として、例えばフィーチャーフォンやスマートフォンが含まれ、サーバ10により、ネットサービスを店舗用端末の種類を問わず提供することができる。
なお、図示の都合上、サーバ10は1台のみ、基地局40、モバイル端末50は共に3台のみ図示したが、これにかぎらず、それ以上の基地局40、モバイル端末50が存在してもよい。PC端末70についても同様である。また、第1モバイル端末50a〜第3モバイル端末50cは、それぞれ異なる基地局50と接続されるとして図示しているが、これにかぎらず、1つの基地局50に複数のモバイル端末50が接続されていても、本発明が適用可能であることは言うまでもない。
サーバ10は、仮想店舗の出店を多数受け付けたモールを運営し、自動メール配信を制御するための装置である。サーバ10は、ネットワーク30と基地局40とを介して、モバイル端末50やPC端末70との間で、チャット処理のための通信処理を実行する。なお、以下においては、説明を簡易にするため、単に、「サーバ10とモバイル端末50ないしPC端末70との間で通信処理を実行する」などと表現し、ネットワーク30および基地局40を介する点については記載を省略する。また、以下においては、モバイル端末50やPC端末70を総称して、「店舗用端末」と表現することもある。
ここで、サーバ10は、配信メールに関する制御をするための配信制御機能と、店舗運営者からの要求を受け付けるための受付機能と、店舗用コンテンツを生成する店舗用コンテンツ生成機能生成機能と、配信機能を有する。
配信制御機能は、モール運営者の要求を受け付けて、配信予定日時や内容を制御し、メールを配信する機能である。モール運営者は、モール内のイベントやキャンページを企画して、それに応じて、メールの配信予定日時を設定する。さらに、メール内に盛り込むキャンペーン情報などを受け付ける。サーバ10は、受け付けたこれらの情報をもとに、配信予定表を作成して、モール運営者のほか、店舗運営者に閲覧させる。
そして、サーバ10は、自動配信を希望する1以上の店舗運営者について、それぞれの店舗運営者が管理しているメールアドレスを配信先として設定する。配信予定日時になったら、サーバ10は、店舗ごとにカスタマイズしたメールを、その店舗ごとに設定されているメールアドレスに対して送信する。
受付機能は、店舗運営者からの要求を受け付けて、要求に応じた処理を実施する機能である。受け付ける要求としては、自動配信要求、予定表表示要求、店舗用文面生成要求、キャンセル要求などである。
自動配信要求は、メールマガジンの自動配信要求をした店舗用のコンテンツを自動生成させて、モールが設定した日時において、メールを配信させるためのものである。サーバ10は、自動配信要求を受け付けて、その店舗用にカスタマイズしたコンテンツを生成し、また、その店舗が管理しているメールアドレスを配信予定のアドレスとして設定する。
予定表表示要求は、モール運営者が設定した配信予定日時やモール用コンテンツの一覧表を表示させるための要求である。サーバ10は、予定表表示要求を受け付けて、要求にかかる店舗の店舗用端末に配信予定表を表示させるための制御を行う。
店舗用文面生成要求は、自動配信要求をした店舗にカスタマイズされたコンテンツを作成し、また、店舗により作成された文面を受け付けて、配信メールに含めるためのものである。サーバ10は、サーバ10内に記憶された自動配信要求にかかる店舗の商品情報や購入者の情報などにもとづいて、その店舗の人気商品や新着商品をその店舗用に導出して、店舗用コンテンツとして生成する。
キャンセル要求は、自動配信要求のキャンセルを受け付けるためのものである。サーバ10は、キャンセルを要求した店舗にかかるメールアドレスを、次回のメール配信の対象から削除する。
図2は、図1の電子モールシステム100におけるサーバ10の構成例を示す図である。サーバ10は、サーバ通信部12と、データベース14と、入出力インタフェース16と、予定表生成部18と、モール用コンテンツ生成部20と、自動配信受付部22と、店舗用コンテンツ生成部24と、配信メール生成部26と、メール配信制御部28とを含む。
サーバ通信部12は、店舗運営者の店舗用端末からの信号を受信し、所定の復調処理を実施して、データベース14と、入出力インタフェース16と、予定表生成部18と、自動配信受付部22と、メール配信制御部28に復調された信号を送る。また、データベース14と、入出力インタフェース16と、予定表生成部18と、自動配信受付部22と、メール配信制御部28から送られた信号に対して所定の変調処理を実施して、店舗用端末に送信する。なお、サーバ通信部12における変復調処理は、従来用いられている変復調技術が用いられてよく、このような態様であったとしても、本発明を適用することができることは当業者に理解されるところである。
データベース14は、大きく分けて、商品データベースと店舗特集ページデータベースと店舗情報データベースと配信予定データベースを管理するメモリである。商品データベースには、商品ごとに情報が記憶されている。商品ごとの情報としては、商品ID、店舗ID、商品名、商品情報、商品画像、販売価格、電子モールシステム100に当該店舗の取扱い商品として登録された日(登録日)、売り上げ個数、売り上げ額などがある。なお、商品データベースは店舗ごとに分かれていても良い。
店舗特集ページデータベースは、店舗が作成したホームページを管理するデータベースである。このデータベースには、店舗ID、特集のタイトル、特集ページのURL、店舗ページのTOPページに載せるか否かの情報が記録されている。店舗特集ページを管理するデータベースは店舗ごとに分かれていても良い。
店舗情報データベースは、仮想店舗ごとの情報を管理するもので、それぞれの仮想店舗が取り扱う1以上の商品の各々について、過去に商品を購入したユーザのメールアドレスと商品に関する商品情報とを管理する。記憶するメールアドレスとしては、その仮想店舗が発行するメールマガジンの購読を希望したユーザのメールアドレスを記憶する。さらに、データベース14は、その仮想店舗が電子モールシステム100外で独自に取得したメールアドレスも管理してもよい。たとえば、その店舗からのメール送信を許可したユーザのメールアドレスを店舗管理メールアドレスとして管理してもよい。
また、データベース14は、商品情報として、その商品の取扱元の仮想店舗のID情報と、商品ID情報と、商品の発売開始日情報と、販売履歴情報と、ユーザからの評価が示された評価情報とを管理する。これらの情報は、商品情報データベース内に存在する商品であれば、その商品へのリンク付がなされることにより管理されてもよい。評価情報としては、商品ごとに、その商品が表示されたホームページへのアクセス回数、ユーザがお気に入りに入れた個数、レビュー評価点のいずれか1つ以上を管理する。また、購買履歴として、商品ごとに、所定期間内に売れた個数、所定期間内の売上総額のいずれか1つ以上を管理する。
配信予定データベースは、後述する予定表生成部18によって生成された配信予定表を管理する。配信予定表は、配信予定日時ごとに、モール用コンテンツと、自動配信を希望した店舗のIDとを対応付けられた表である。
入出力インタフェース16は、モール運営者へのメッセージやモール用のコンテンツを作成するための画面を表示する画面インタフェースと、キーボードやタッチパネルなどを介して入力を受け付ける入力インタフェースと、カメラなどの画像撮像手段を含む。
入出力インタフェース16は、モール運営者から、メールマガジンの配信予定日時を受け付けて、予定表生成部18に通知する。また、モール用のコンテンツについての情報を受け付けて、モール用コンテンツ生成部20に通知する。
予定表生成部18は、入出力インタフェース16より、配信予定日時を受け付けるたびに、データベース14にアクセスして、配信予定表を更新する。
図3は、図2の予定表生成部18によって生成された配信予定表200の例を示す図である。配信予定表200は、配信予定日時欄210と、デバイス欄220と、モール用コンテンツ表示欄230と、結果欄240を含む。配信予定日時欄210には、メールマガジンの配信予定の年月日および時刻が記載される。デバイス欄220は、メールマガジンの配信対象とするデバイスを示す欄である。モール用コンテンツ表示欄230は、入出力インタフェース16により受け付けたモール用のコンテンツについての情報、すなわち、メールマガジンに挿入するお知らせ文面を示す欄である。結果欄240は、状況を説明する欄であり、メールマガジンの配信が完了すると配信完了と示され、メールマガジンの配信予定日時とモール用コンテンツが入力されると予約済と表示され、メールマガジンの配信予定日時のみが入力されている場合は空白となる。
なお、後述する自動配信受付部22によって自動配信を希望した場合、その店舗側からも、この配信予定表200を閲覧できる。この場合において、特定の日時の配信をキャンセルした場合、キャンセルした旨が結果欄240に表示されてもよい。
図2に戻る。モール用コンテンツ生成部20は、入出力インタフェース16を介して受け付けた、所定のイベントのための文面を受け付けて、モール用コンテンツを生成する。コンテンツの例としては、図3のモール用コンテンツ表示欄230に図示したような内容となる。
自動配信受付部22は、サーバ通信部12を介して、自動メール配信の要求を仮想店舗ごとに受け付ける。仮想店舗より自動メール配信の要求を受け付けると、自動配信受付部22は、データベース14にアクセスして、配信予定表に含まれるすべての配信予定日について、その仮想店舗にかかる配信フラグをONに設定する。
具体的には、店舗側の担当者が、自己の店舗用端末を用いて、オンラインショッピングモール上の自店舗のアカウントにログインし、メールマガジンの設定に関するページを開く。そこに、「お店メルマガ自動配信設定をする」と書かれた項目があり、担当者が「自動配信設定する」を選択すると、以降は、この設定が解除されない限り、所定の時期にその店舗のメールマガジンが配信され続ける。メールマガジンの配信先は、その店舗のメールマガジンの受け取り設定をONにしている(受け取りを許可した)全てのユーザである。
「自動配信設定する」が選択された後は、データベース14にて管理されている配信予定表を閲覧することができる。また、メールマガジンの自動配信を設定した際に、店舗運営者がメールマガジンに挿入する店舗独自の文面を設定できるようにしてもよい。例えば、固定文面、モール作成文面、新着商品、人気商品、店舗の特集などを入れることができ、これらは、店舗運営者が、自己の店舗用端末にメールマガジンの文面編集画面を表示させて、入力することで設定できる。店舗独自の文面を設定した以降は、当該文面が挿入された店舗用コンテンツが自動生成されるようになる。
メールマガジンの配信日は、モール側が設定する日時の他、特定の日あるいは所定の間隔(例えば1週間ごと)に配信されることを店舗側に設定させても良い。例えば、店舗独自のイベントを実施する場合、そのイベントを開催する時期に合わせて、メルマガの配信日を設定してもよい。
また、自動配信受付部22は、キャンセル要求を受け付ける。キャンセル要求は、配信予定表に含まれる配信予定ごとに受け付けてもよい。キャンセル要求を受け付けると、自動配信受付部22は、データベース14にアクセスして、キャンセルにかかる配信予定日時において、当該仮想店舗への配信フラグをOFFに設定する。
店舗用コンテンツ生成部24は、自動配信受付部22において要求を受け付けた仮想店舗ごとに、データベース14に記憶された当該仮想店舗の商品に関する商品情報にもとづいて、その仮想店舗における新着商品と人気商品とを導出し、店舗用コンテンツに含める。 店舗用コンテンツとは、仮想店舗側が設定したメールマガジンに挿入する店舗のための文面等も含まれる。
ここで、店舗用コンテンツ生成部24は、データベース14で管理されている評価情報と購買履歴とにもとづいて、店舗用コンテンツに含めるべき人気商品を決定する。新着商品は、データベース14に登録された店舗の商品のうち、発売日を考慮して、最近(例えば1週間以内に)登録されたものを抽出する。
人気商品は、データベース14に登録された店舗の商品のうち、ユーザからの人気が高い商品である。「人気が高い」商品とは、例えば、一定の期間内(例えば、最近1週間以内)で売り上げ数量が多い、一定の期間内で売り上げ金額が大きい、その商品紹介ページのページビューが多い、ユーザがお気に入りに入れた数が一番多い、商品レビューの評価が高いあるいは上記の指標を組み合わせて算出したポイントが高い、などの基準で抽出された商品である。これらの指標は、商品情報としてデータベース14において管理されてもよい。店舗特集ページは、データベース14内の店舗特集ページデータベースにアクセスして、店舗が任意のテーマに沿ってピックアップした商品を紹介するページである。
なお、店舗用コンテンツ生成部24は、自動生成される部分については自動配信受付部22にて自動配信希望を受け付けるたびに生成し、それ以外の部分については、メール配信制御部28によって生成された配信予定表に含まれる配信予定日時ごとに設定されたテスト配信日時までに編集され登録されたものを、店舗用コンテンツとして生成してもよい。
また、店舗用コンテンツ生成部24は、予定表生成部18によって生成された配信予定表に含まれる配信予定日時ごとに設定された新規受付日時までに、自動配信受付部22において自動メール配信の要求を受け付けた仮想店舗にかぎり、その配信予定日時に配信すべき配信メールに含めるための店舗用コンテンツを生成してもよい。一方、自動メール配信の要求を新規受付日時より後に受け付けた場合、その新規受付日時より後の配信予定日に配信される配信メールに含めるものとして、その仮想店舗にかかる店舗用コンテンツを生成してもよい。
配信メール生成部26は、店舗用コンテンツ生成部24によって生成された店舗用コンテンツと、モール用コンテンツ生成部20によって生成されたモール用コンテンツとを合成して、配信用メールを生成する。合成は、図4に図示するメールテンプレートに、それぞれ該当する文章などが挿入されることでなされて、1つのメール文面が完成される。
図4は、図2の配信メール生成部26により使用されるメールテンプレート300の例を示す図である。メールテンプレート300は、モール用コンテンツ挿入欄310と、店舗用第1定型文表示欄320と、新着商品挿入欄330と、人気商品挿入欄340と、店舗用第2定型文表示欄350とを含む。前述した店舗運営者の店舗用端末に表示される編集画面には、このメールテンプレート300が表示されて、店舗用第1定型文表示欄320と、新着商品挿入欄330と、人気商品挿入欄340と、店舗用第2定型文表示欄350を直接操作して、文章を挿入、削除することができてもよい。また、メールは、テキスト形式、HTML形式のいずれかで作成され、店舗運営者もしくはメールマガジンを受け取るユーザの設定によってもよい。
モール用コンテンツ挿入欄310は、モール用コンテンツ生成部20によって生成されたモール用のコンテンツが表示される欄である。この欄には、図3のモール用コンテンツ表示欄230に例示したごとく、入出力インタフェース16にてモール運営者によって編集されたモール内のキャンペーンなどについて紹介する文面などが挿入される。
店舗用第1定型文表示欄320、店舗用第2定型文表示欄350は、図示するごとく、メール読者に対する最初/最後のあいさつ文が表示される欄である。店舗運営者により編集された文面が、こられのあいさつ文の前後に表示されるように設定されていれば、そこに挿入される。
新着商品挿入欄330、人気商品挿入欄340は、図2の店舗用コンテンツ生成部24によって生成された新着商品、人気商品の情報が表示される欄である。ここには、新着商品、人気商品の情報として、商品名の他、モール内の店舗HPへのリンク情報が付加されていてもよい。
図2に戻る。メール配信制御部28は、データベース14にて管理されている配信予定日時に、自動配信受付部22において要求を受け付けた仮想店舗ごとに、データベース14に記憶された当該仮想店舗にかかるユーザのメールアドレスを宛先として、配信メール生成部26によって生成された配信用メールを配信する。宛先としてのメールアドレスは、電子モールシステム100において得た顧客だけでなく、店舗運営者が独自に所有し、管理している店舗管理メールアドレスも含めることができる。この場合、メール配信制御部28は、その仮想店舗からの要求があった場合に、店舗管理メールアドレスを宛先としてもよい。逆に、デフォルトの設定として店舗管理メールアドレスを宛先に含め、含めない旨の要求があった場合に、宛先から外すようにしてもよい。また、モール運営者からの要求により、モール運営者が独自に所有し、管理しているメールアドレスを含めてもよい。ただし、この場合は、そのメールアドレスに送信することを店舗運営者に問い合わせた上で行ってもよい。
また、メール配信制御部28は、配信用メールの配信予定日時に先だって、その数日前に設定されているテスト配信日時になったら、まず店舗運営者に対して、配信予定日時に配信すべき配信メールをテスト配信する。そして、店舗側は、テスト配信により、配信メールの内容の最終確認ができる。この確認後、このメルマガの配信をキャンセルすることも可能である。これによって、送信前に店舗がメールの内容を確認し、場合によっては配信をキャンセルできるので、意図しないメールマガジンが読者に対して送られることを防止できる。
なお、メール配信制御部28は、配信予定表に含まれるそれぞれの配信予定日時ごとに設定されたキャンセル不可日時までに、閲覧可能となった配信予定表を確認した店舗運営者から配信キャンセルの要求を受け付けた場合、その要求にかかる店舗運営者について前記データベース14に管理されているメールアドレスに対しては配信を行わなくてもよい。
つぎに、店舗用端末側の構成について説明する。図5は、図1のモバイル端末50あるいはPC端末70における構成例を示す図である。ここでは、説明の都合上、モバイル端末50の構成として説明するが、PC端末70においても同様の構成となる。
モバイル端末50は、端末通信部52と、端末制御部54と、ユーザインタフェース56と、端末メモリ58とを備える。端末通信部52は、サーバ10からダウンロードしたモール内の店舗を管理するためのアプリや、サーバ10からの問い合わせメッセージ、あるいは、他のユーザからのメッセージなどを受信する。
端末制御部54は、ユーザインタフェース56を介して店舗運営者からの指示を受け付けて、端末メモリ58にアクセスしながら、アプリのインストール制御や、端末メモリ58に登録された商品情報等のアップロード制御、あるいは、ユーザから取得したメールアドレスやアドレスごとのメールマガジン送信許可フラグなどの管理を行う。
また、ユーザインタフェース56は、配信予定表や店舗用文面の編集画面などを表示するための画面インタフェースと、キーボードやタッチパネルなどのユーザからの入力を受け付ける入力インタフェースと、カメラなどの画像撮像手段を含む。
ユーザインタフェース56は、ユーザからの自動メール送信要求、店舗用文面の編集、キャンセル要求などの指示を受け付けて、端末制御部54に伝える。端末メモリ58は、画像撮像手段などにより撮像された商品の写真、あるいは、過去に商品を購入したユーザのメールアドレスと商品に関する商品情報を記憶する。
図6は、図1の電子モールシステム100における自動メール配信の処理手順例を示すシーケンス図である。この処理手順例は、仮想店舗1と仮想店舗2の2つの店舗が電子モールシステム100に仮想店舗を出店している状況において、ユーザ1と2が仮想店舗1のメールマガジンの送信許可フラグをONとしており、また、ユーザ3が仮想店舗2のメールマガジンの送信許可フラグをONとしている場合における処理の流れを示している。また、この処理手順例は、スタートの時点においては、仮想店舗1のみ自動メール配信を要求している状況とし、仮想店舗2についてはS20の時点で自動メール配信を要求するものとしている。
まず、サーバ10は、モール運営者から受け付けた配信日時を設定する(S10)。また、サーバ10は、モール運営者から図3のモール用コンテンツ表示欄230に例示するようなキャンペーン情報などを受け付けて、モール用コンテンツを生成する(S12)。また、サーバ10は、図3の配信予定表200に例示するような配信予定表を作成して(S14)、仮想店舗1が閲覧できるように設定する。
ここで、仮想店舗1は、店舗用端末によって、配信予定表を確認する(S16)。また、サーバ10は、店舗1用の店舗用コンテンツを生成する(S18)。なお、S14における配信予定表の生成と、S18における仮想店舗1用の店舗用コンテンツの生成は、図示するような順序ではなくて、S18のほうが先に実行されてもよいし、双方が並行して実行されてもよい。
つぎに、仮想店舗2の店舗運営者が自動メール配信を要求したとする(S20)。そうすると、サーバ10は、配信予定表を更新して(S22)、仮想店舗2にかかる配信フラグをONに設定する。さらに、サーバ10は、配信予定表を仮想店舗2が閲覧できるように設定し、仮想店舗2は店舗用端末により、配信予定表を確認する(S24)。また、サーバ10は、仮想店舗2用の店舗用コンテンツを生成する(S26)。
ここで、サーバ10は、仮想店舗ごとに配信メールを生成する(S28)。具体的には、仮想店舗1用としては、モール運営者により編集されたモール用コンテンツと仮想店舗1用のコンテンツが含まれたメールとなり、同様に、仮想店舗2用としては、モール運営者により編集されたモール用コンテンツと仮想店舗2用のコンテンツが含まれたメールとなる。
ついで、サーバ10は、配信予定表における配信日時ごとに設定されたテスト配信日時になった場合、生成した2つ配信メールをそれぞれ対応する仮想店舗の店舗用端末に対してテスト配信する(S30)。そして、仮想店舗1と2は、それぞれにテスト配信された配信メールを確認する(S32、S34)。
ここで、テスト配信を確認した仮想店舗1の店舗運営者が、次のタイミングで配信されるメールのキャンセルを要求したとする(S36)。そうすると、サーバ10は、キャンセル処理として仮想店舗1にかかる配信フラグをOFFに設定する(S38)。
最後に、サーバ10は、配信予定表における配信日時になると、配信フラグがONとなっている仮想店舗2のユーザであるユーザ3に対して、S28で生成した配信メールを送信する(S40)。
以上のような態様によると、店舗用コンテンツを自動的に生成させることによって、仮想店舗の運営者は、メールを作成する手間を大幅に省けることとなる。さらに、店舗用コンテンツをモール用コンテンツと合成した上で、モール運営者によりあらかじめ設定された配信予定日時に配信用メールを配信することによって、モールが主催するイベントにあわせてメールを配信できるため、ユーザの反応を促進でき、モール全体を活性化できる。
また、データベース14で管理されている商品情報に含まれた情報のうちの1以上の情報を用いて、その仮想店舗における新着商品と人気商品とを導出し、店舗用コンテンツに含めることによって、ユーザからの反応をより高めることができる。評価情報や購買履歴などにもとづいて、店舗用コンテンツに含めるべき人気商品を決定することによって、店舗運営者に手間をかけさせることなく、自動的に人気商品を導出でき、また、これにより、ユーザからの反応をより高めることができる。
また、配信キャンセルの要求を受け付けた場合、その要求にかかる店舗運営者についてデータベース14に管理されているメールアドレスに対しては配信を行わないことによって、店舗運営者の意志で、柔軟にメールの配信を制御することができる。
また、テスト配信日時になったら、店舗運営者に対して、配信予定日時に配信すべき配信メールをテスト配信することによって、店舗運営者は配信メールの内容をメール配信前に確認することができ、意図しないメールが配信させることを防止できる。また、自動メール配信の要求を新規受付日時より後に受け付けた場合、その新規受付日時より後の配信予定日に配信される配信メールに含めることによって、サーバの負荷をある程度軽減することができ、もって、安定的にモールを運営することができる。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。本発明は上述した実施例並びに各実施例の内容に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々に変形して実施をすることが可能である。上記実施例は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
実施例1にかかる電子モールシステムを示す図である。 図1の電子モールシステムにおけるサーバの構成例を示す図である。 図2のメール配信制御部にて生成される配信予定表の例を示す図である。 図2の配信メール生成部にて使用されるメールテンプレートの例を示す図である。 図1のモバイル端末あるいはPC端末における構成例を示す図である。 図1の電子モールシステムにおける自動メール配信の処理手順例を示すシーケンス図である。
10 サーバ、 12 サーバ通信部、 14 データベース、 16 入出力インタフェース、 18 予定表生成部、 20 モール用コンテンツ生成部、 22 自動配信受付部、 24 店舗用コンテンツ生成部、 26 配信メール生成部、 28 メール配信制御部、 30 ネットワーク、 40 基地局、 40a 第1基地局、 40b 第2基地局、 40c 第3基地局、 50 モバイル端末、 50a 第1モバイル端末、 50b 第2モバイル端末、 50c 第3モバイル端末、 52 端末通信部、 54 端末制御部、 56 ユーザインタフェース、 58 端末メモリ、 70 PC端末、 100 電子モールシステム、 200 配信予定表、 210 配信日時予定欄、 220 デバイス欄、 230 モール用コンテンツ表示欄、 240 結果欄、 300 メールテンプレート、 310 モール用コンテンツ挿入欄、 320 店舗用第1定型文表示欄、 330 新着商品挿入欄、 340 人気商品挿入欄、 350 店舗用第2定型文表示欄

Claims (9)

  1. インターネット上において商品を売買するための1以上の仮想店舗が出展された仮想ショッピングモールの運営に用いられるサーバ装置であって、
    それぞれの仮想店舗ごとに、取扱商品に関する商品情報と、当該店舗からのメール送信を許可したユーザのメールアドレスとを管理するデータベースと、
    自動メール配信の要求を仮想店舗ごとに受け付ける受付部と、
    前記受付部において要求を受け付けた仮想店舗ごとに、前記データベースに記憶された当該仮想店舗の商品情報にもとづいて、店舗用コンテンツを生成する店舗用コンテンツ生成部と、
    モール運営者より、所定のイベントのための文面を受け付けて、モール用コンテンツを生成するモール用コンテンツ生成部と、
    前記店舗用コンテンツ生成部によって生成された店舗用コンテンツと、前記モール用コンテンツ生成部によって生成されたモール用コンテンツとを合成して、配信用メールを生成する配信用メール生成部と、
    あらかじめ設定された配信予定日時に、前記受付部において要求を受け付けた仮想店舗ごとに、前記データベースに記憶された当該仮想店舗にかかるユーザのメールアドレスを宛先として、前記配信用メール生成部によって生成された配信用メールを配信するメール配信部と、
    を備えたサーバ装置。
  2. 前記データベースは、当該モール外においてその仮想店舗の運営者が独自に取得したメールアドレスであっても、当該店舗からのメール送信をそのメールアドレスに係るユーザが許可していれば、そのユーザのメールアドレスを店舗管理メールアドレスとして管理し、
    前記メール配信部は、仮想店舗からの要求があれば、前記データベースで管理されている店舗管理メールアドレスを配信用メールの宛先とする
    請求項1に記載のサーバ装置。
  3. 前記データベースは、商品情報として、その商品の取扱元の仮想店舗のID情報と、商品ID情報と、商品の発売開始日情報と、販売履歴情報と、ユーザからの評価が示された評価情報とを管理し、
    前記店舗用コンテンツ生成部は、前記データベースで管理されている商品情報に含まれた情報のうちの1以上の情報を用いて、その仮想店舗における新着商品と人気商品とを導出し、店舗用コンテンツに含める
    請求項1または2に記載のサーバ装置。
  4. 前記データベースは、評価情報として、商品ごとに、その商品が表示されたホームページへのアクセス回数、ユーザがお気に入りに入れた個数、レビュー評価点のいずれか1つ以上を管理し、また、購買履歴として、商品ごとに、所定期間内に売れた個数、所定期間内の売上総額のいずれか1つ以上を管理し、
    前記店舗用コンテンツ生成部は、前記データベースで管理されている評価情報と購買履歴とにもとづいて、店舗用コンテンツに含めるべき人気商品を決定する
    請求項3に記載のサーバ装置。
  5. モール運営者から、1以上の配信予定日時を受け付けて、配信予定表を生成する予定表生成部と、
    店舗運営者からの要求があれば、前記予定表生成部よって生成された配信予定表をその店舗運営者に閲覧させる閲覧制御部と、
    を備え、
    前記メール配信部は、前記予定表生成部によって生成された配信予定表に含まれるそれぞれの配信予定日時ごとに設定されたキャンセル不可日時までに、店舗運営者から前記配信予定表に含まれるある配信予定日時に係る配信メールの配信キャンセルの要求を受け付けた場合、その要求にかかる店舗運営者について前記データベースに管理されているメールアドレスに対しては、前記配信キャンセルにかかる配信予定日時の配信メールの配信を行わない請求項1から4のいずれかに記載のサーバ装置。
  6. 前記店舗用コンテンツ生成部は、前記予定表生成部によって生成された配信予定表に含まれる配信予定日時ごとに設定されたテスト配信日時までに、店舗用コンテンツを生成し、
    前記メール配信部は、テスト配信日時になったら、店舗運営者に対して、配信予定日時に配信すべき配信メールをテスト配信する
    請求項5に記載のサーバ装置。
  7. 前記店舗用コンテンツ生成部は、前記予定表生成部によって生成された配信予定表に含まれる配信予定日時ごとに設定された新規受付日時までに、前記受付部において自動メール配信の要求を受け付けた仮想店舗にかぎり、その配信予定日時に配信すべき配信メールに含めるための店舗用コンテンツを生成する一方、新規受付日時より後に受け付けた場合、その新規受付日時より後の配信予定日に配信される配信メールに含めるものとして、その仮想店舗にかかる店舗用コンテンツを生成する
    請求項5に記載のサーバ装置。
  8. インターネット上において商品を売買するための1以上の仮想店舗が出展された仮想ショッピングモールを運営する方法であって、
    それぞれの仮想店舗ごとに、取扱に関する商品情報と、当該店舗からのメール送信を許可したユーザのメールアドレスとを管理するステップと、
    自動メール配信の要求を仮想店舗ごとに受け付けるステップと、
    要求を受け付けた仮想店舗ごとに、当該仮想店舗の商品情報にもとづいて、店舗用コンテンツを生成するステップと、
    モール運営者より、所定のイベントのための文面を受け付けて、モール用コンテンツを生成するステップと、
    生成された店舗用コンテンツとモール用コンテンツとを合成して、配信用メールを生成するステップと、
    あらかじめ設定された配信予定日時に、要求を受け付けた仮想店舗ごとに、当該仮想店舗にかかるユーザのメールアドレスを宛先として、配信用メールを配信するステップと、
    を含む方法。
  9. インターネット上において商品を売買するための1以上の仮想店舗が出展された仮想ショッピングモールを運営するサーバ装置と、前記サーバ装置と通信を行うことで仮想店舗を運営する店舗用端末とが含まれたシステムであって、
    前記サーバ装置は、
    それぞれの仮想店舗ごとに、取扱商品に関する商品情報と、当該店舗からのメール送信を許可したユーザのメールアドレスとを管理するデータベースと、
    自動メール配信の要求を仮想店舗ごとに受け付ける受付部と、
    前記受付部において要求を受け付けた仮想店舗ごとに、前記データベースに記憶された当該仮想店舗の商品情報にもとづいて、店舗用コンテンツを生成する店舗用コンテンツ生成部と、
    モール運営者より、所定のイベントのための文面を受け付けて、モール用コンテンツを生成するモール用コンテンツ生成部と、
    前記店舗用コンテンツ生成部によって生成された店舗用コンテンツと、前記モール用コンテンツ生成部によって生成されたモール用コンテンツとを合成して、配信用メールを生成する配信用メール生成部と、
    あらかじめ設定された配信予定日時に、前記受付部において要求を受け付けた仮想店舗ごとに、前記データベースに記憶された当該仮想店舗にかかるユーザのメールアドレスを宛先として、前記配信用メール生成部によって生成された配信用メールを配信するメール配信部と、
    を備え、
    前記店舗用端末は、
    店舗運営者からの指示を受け付けるユーザインタフェースと、
    前記ユーザインタフェースを介して、自動メール配信を要求する旨の指示があった場合、前記サーバ装置に対して、自動メール配信を要求する端末通信部と、
    1以上の取扱商品の各々について、過去に商品を購入したユーザのメールアドレスと商品に関する商品情報を記憶する端末メモリと、
    前記端末メモリに記憶された商品情報を前記サーバ装置に送信させる端末制御部と、
    を備えるシステム。
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