JP6563088B2 - 配達注文受付システムおよび配達注文受付方法 - Google Patents

配達注文受付システムおよび配達注文受付方法 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、配達注文受付システムおよび配達注文受付方法に関する。
ネットスーパーサービスは、スーパーマーケット等の販売店において実際に陳列される商品を、インターネット等を介した注文に応じて配達するサービスである。
「販売店において現物を確認しながら選定した購入商品を、ネットスーパーサービスにより配達して貰いたい。」というニーズがある。
このようなニーズでのネットスーパーサービスの利用を促進するためには、買物客の手間を軽減できることが望ましい。
特開2013−054539号公報
本発明が解決しようとする課題は、買物客の手間を軽減し、ネットスーパーサービス等の配達サービスの利用を促進することができる配達注文受付システムおよび配達注文受付方法を提供することである。
実施形態の配達注文受付システムは、販売店に陳列された複数の商品に対応させて配置される複数の棚札装置、前記販売店が提供する配達サービスの利用者により所持される携帯端末および受注装置を含むものであり、第1の送信部、受信部、第1の生成部、第2の送信部、第2の生成部、第3の送信部、表示部、第4の送信部、更新部および処理部をさらに備える。第1の送信部は棚札装置に備えられており、複数の棚札装置の個々を識別するための棚札コードのうちのを、予め定めた近接エリア内において受信可能なように無線送信する。受信部は携帯端末に備えられており、第1の送信部により送信された棚札コードを近接エリア内において受信する。第1の生成部は携帯端末に備えられており、受信部により受信された棚札コードのリストを表すリストデータを生成する。第2の送信部は、携帯端末に備えられており、第1の生成部により生成されたリストデータを受注装置に送信する。第2の生成部は受注装置に備えられており、第2の送信部により送信されたリストデータが表すリストに含まれた棚札コードに関連づけられた商品を対象商品として設定した上で、当該対象商品を編集するためのウェブページを表すページデータを生成する。第3の送信部は、受注装置に備えられており、第2の生成部により生成されたページデータを携帯端末に送信する。表示部は携帯端末に備えられており、第3の送信部により送信されたページデータが表すウェブページを表示デバイスに表示させる。第3の生成部は携帯端末に備えられており、表示デバイスに表示されたウェブページでの操作に応じて当該ウェブページでの定義に従って対象商品の変更内容を表した変更情報を生成する。第4の送信部は携帯端末に備えられており、第3の生成部により生成された変更情報を受注装置に送信する。更新部は受注装置に備えられており、第4の送信部により送信された変更情報に応じて対象商品を更新する。処理部は受注装置に備えられており、更新部により更新後の対象商品の配達注文を受け付けるための受注処理を行う。
実施形態に係る配達注文受付システムのブロック図。 図1中の棚札装置の外観の斜視図。 図1中の商品情報テーブルの内容の一例を示す図。 図1中の携帯端末が備えるCPUの制御処理のフローチャート。 図1中の携帯端末が備えるCPUの制御処理のフローチャート。 リストデータの作成に際してのシーン変化の一例を示す図。 図1中の受注装置が備えるCPUの制御処理のフローチャート。 ウェブページの一例を示す図。
以下、実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は本実施形態に係る配達注文受付システム100のブロック図である。
配達注文受付システム100は、例えばスーパーマーケットなどの物販店での取扱商品を買物客の指定場所まで配達する、いわゆるネットスーパーサービスを提供する。配達注文受付システム100は、複数の棚札装置10、棚札管理装置20、携帯端末30および受注装置40を含む。なお、図1においては1つの棚札装置10のみを示している。
棚札装置10は、物販店において陳列される複数の商品のそれぞれに対応して、その陳列場所の近辺に配置される。棚札装置10は、多くの場合は商品を陳列するための陳列棚に取り付けられる。しかしながら棚札装置10は、棚を持たない陳列ケースや、商品を運搬するための運搬ケースなど、その取り付け先は任意であって良い。
図2は一例としての棚札画像61を表示している棚札装置10の外観の斜視図である。
図2に示す棚札装置10は、物販店に設置され、商品71を陳列する陳列棚72の前縁72aに取り付けられている。棚札画像61は、商品71の商品名および売価を表している。
棚札管理装置20は、物販店の事務室などに設置される。棚札管理装置20は、無線中継器21を介して、複数の棚札装置10のそれぞれと無線通信でき、棚札装置10を管理する。具体的には棚札管理装置20は、棚札装置10の個々を識別可能に定められた棚札コードと、商品の個々を識別可能に定められた商品コードとの関連付けを管理する。棚札管理装置20は、この関連付けが変更された場合に、該当する棚札コードで識別される棚札装置10で表示する棚札画像を、新たに関連付けられる商品コードで識別される商品に関する情報を表すものに変更する。
携帯端末30は、モバイルネットワーク200およびインターネット300を介してのデータ通信機能と、NFC(near field communication)によるデータ通信機能とを備える。携帯端末30は、ネットスーパーサービスの利用に関する手続きを買物客が行うために使用される。
受注装置40は、ネットスーパーサービスを提供するための受注処理や配達指示管理処理などの種々の処理を行う。
棚札装置10は、棚札コントローラ11、通信デバイス12、NFCユニット13、メモリ14、表示デバイス15および伝送システム16を含む。
棚札コントローラ11は、CPU(central processing unit)、ROM(read-only memory)およびRAM(random-access memory)を含んだコンピュータを用いてなり、棚札装置10としての所期の機能を実現するべく各部を制御する。
通信デバイス12は、無線中継器21と無線通信を行い、棚札コントローラと棚札管理装置20とのデータ通信を可能とする。通信デバイス12としては、例えばIEEE802.15.4に準拠した周知のデバイスが利用できる。
NFCユニット13は、棚札装置10に近接された携帯端末30とNFCによるデータ通信を行う。
メモリ14は、不揮発性のデータ記憶デバイスであり、複数の棚札装置10の個々を識別可能に定められたうちの1つの棚札コード14aを記憶する。棚札装置10は、商品のそれぞれに対応して配置されるので、棚札コード14aにより商品を識別することが可能である。従って、棚札コード14aは識別コードの一例であり、メモリ14は、第1の記憶手段の一例である。
NFCユニット13およびメモリ14に代えて、ユニークな識別コードをNFC送信するNFCチップを、棚札コントローラ11、通信デバイス12および表示デバイス15からは独立した形で備えても良い。
表示デバイス15は、棚札コントローラ11の制御の下に表示内容を変更可能である。
表示デバイス15としては、例えば電子ペーパーが利用できる。
伝送システム16は、棚札コントローラ11、通信デバイス12、NFCユニット13、メモリ14および表示デバイス15の間でデータを伝送する。伝送システム16は、システムバスなどの各種のバスと、これらのバスと各部とを接続する各種のインタフェース回路とを含む周知のものであって良い。
携帯端末30は、CPU31、ROM32、RAM33、補助記憶デバイス34、NFCユニット35、タッチパネル36、通信デバイス37および伝送システム38を含む。
伝送システム38は、CPU31、ROM32、RAM33、補助記憶デバイス34、NFCユニット35、タッチパネル36および通信デバイス37の間でデータを伝送する。
伝送システム38は、システムバスなどの各種のバスと、これらのバスと各部とを接続する各種のインタフェース回路とを含む周知のものであって良い。
CPU31、ROM32、RAM33および補助記憶デバイス34は、伝送システム38により接続されてコンピュータを構成する。
CPU31は、上記のコンピュータの中枢部分である。CPU31は、ROM32に記憶されたオペレーティングシステムや、ROM32または補助記憶デバイス34に記憶されたアプリケーションプログラムに基づいて、携帯端末30としての所期の機能を実現するための制御処理を実行する。上記の所期の機能は、例えば既存のスマートフォンが備える周知の機能であって良い。また上記の所期の機能は、後述する制御処理により実現される機能である。
ROM32は、上記のコンピュータの主記憶部分である。ROM32は、上記のオペレーティングシステムおよびアプリケーションプログラムを記憶する。またROM32は、CPU31が各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する場合もある。
RAM33は、上記のコンピュータの主記憶部分である。RAM33は、CPU31が各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する。さらにRAM33は、CPU31が各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアとして利用される。
補助記憶デバイス34は、上記のコンピュータの補助記憶部分である。補助記憶デバイス34は、上記のアプリケーションプログラム、CPU31が各種の処理を行う上で使用するデータ、あるいはCPU31での処理によって生成されたデータを保存する。補助記憶デバイス34が記憶するデータには、後述するリストデータを含む。
NFCユニット35は、携帯端末30が棚札装置10に近接された際に、NFCユニット13との間でNFCによるデータ通信を行う。
タッチパネル36は、表示デバイスおよびタッチセンサを含む。表示デバイスは、GUI画面などの任意の画面を表示する。表示デバイスとしては、例えばカラーLCD(liquid crystal display)等の周知のデバイスが利用できる。タッチセンサは、表示デバイスの表示面に重ねて配置されている。タッチセンサは、表示デバイスの表示面へのユーザのタッチ位置を検出し、その位置情報をCPU31へと送る。タッチセンサとしては、周知のデバイスが利用できる。
通信デバイス37は、モバイルネットワーク200を介した通信を行う。通信デバイス37は、モバイルネットワーク200およびインターネット300を介して受注装置40と通信することもできる。かくして通信デバイス37は、第1の通信デバイスの一例である。
携帯端末30のハードウェアとしては、既存のスマートフォンやタブレット端末などのような、アプリケーションプログラムを任意にインストール可能なデバイスをそのまま利用できる。そしてこの種のデバイスが備える補助記憶デバイス34に、そのデバイスの販売者あるいは使用者によって、後述する制御処理について記述したアプリケーションプログラムである制御プログラムがインストールされることにより携帯端末30が実現される。このとき制御プログラムは、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリなどのようなリムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介して販売者あるいは使用者へと配布される。なお制御プログラムは、ROM32に記憶されていても良い。
受注装置40は、CPU41、ROM42、RAM43、補助記憶デバイス44、通信デバイス45および伝送システム46を含む。伝送システム46は、CPU41、ROM42、RAM43、補助記憶デバイス44および通信デバイス45の間でデータを伝送する。伝送システム46は、システムバスなどの各種のバスと、これらのバスと各部とを接続する各種のインタフェース回路とを含む周知のものであって良い。
CPU41、ROM42、RAM43および補助記憶デバイス44は、伝送システム46により接続されてコンピュータを構成する。
CPU41は、上記のコンピュータの中枢部分である。CPU41は、ROM42に記憶されたオペレーティングシステムや、ROM42または補助記憶デバイス44に記憶されたアプリケーションプログラムに基づいて、受注装置40としての所期の機能を実現するための制御処理を実行する。上記の所期の機能のうちの1つは、後述する制御処理により実現される機能である。
ROM42は、上記のコンピュータの主記憶部分である。ROM42は、上記のオペレーティングシステムおよびアプリケーションプログラムを記憶する。またROM42は、CPU41が各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する場合もある。
RAM43は、上記のコンピュータの主記憶部分である。RAM43は、CPU41が各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する。さらにRAM43は、CPU41が各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアとして利用される。
補助記憶デバイス44は、上記のコンピュータの補助記憶部分である。補助記憶デバイス44は、上記のアプリケーションプログラム、CPU41が各種の処理を行う上で使用するデータ、あるいはCPU41での処理によって生成されたデータを保存する。補助記憶デバイス44は、商品情報テーブル44aを記憶する。商品情報テーブル44aは、棚札コードに商品情報を関連付けたデータレコードの集合である。商品情報は、それに関連付けられた棚札コードで識別される棚札装置10に対応する商品に関する情報である。商品情報としてどのような情報を記述するかは任意であるが、商品を買物客が識別するのに必要な情報を少なくとも含める。かくして補助記憶デバイス44は、第3の記憶デバイスの一例である。
図3は商品情報テーブル44aの内容の一例を示す図である。
図3の例では、商品情報として、商品名、単価およびファイルパスを記述している。ファイルパスは、商品の識別のために買物客に提示するための情報を表した任意のコンピュータファイルの保管場所を表す。当該コンピュータファイルは、例えば画像やウェブページなどを表したものとすることが想定される。また、保管場所は、補助記憶デバイス44の中であっても良いし、インターネット300を介してアクセス可能な図示しない記憶デバイスの中であっても良い。
図3の例では、商品情報テーブル44aは、棚札コードに対応した商品に関する情報を携帯端末30にて買物客に閲覧させるために受注装置40にてローカルに保持しておくものである。例えばCPU41が、図示しないPOSサーバなどから必要な情報を取得して商品情報テーブル44aを作成すればよい。この処理は、定期的に行われることが望ましい。
通信デバイス45は、インターネット300を介した通信を行う。通信デバイス45は、インターネット300およびモバイルネットワーク200を介して携帯端末30と通信することもできる。
この受注装置40のハードウェアとしては、例えば汎用のサーバ装置やコンピュータ装置を用いることができる。そしてこの種の装置が備える補助記憶デバイス44に、その装置の販売者あるいは使用者によって、後述する制御処理について記述したアプリケーションプログラムである制御プログラムがインストールされるとともに、商品情報テーブル44aが書き込まれることにより受注装置40が実現される。このとき制御プログラムは、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリなどのようなリムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介して販売者あるいは使用者へと配布される。なお制御プログラムは、ROM42に記憶されていても良い。
次に配達注文受付システム100の動作について説明する。なお、以下に説明する処理の内容は一例であって、同様な結果を得ることが可能な様々な処理を適宜に利用できる。
携帯端末30において、前述したように補助記憶デバイス34に記憶された制御プログラムに基づくアプリケーションの起動を要求する操作が例えばタッチパネル36にて行われると、CPU31は制御プログラムに基づく制御処理を開始する。
図4および図5はCPU31の制御処理のフローチャートである。
まず、図4から説明を始める。
Act1においてCPU31は、予め定められたトップ画面を表示するようにタッチパネル36を制御する。この制御の下にタッチパネル36は、トップ画面を表示する。トップ画面は例えば、リストデータの作成と配達の注文とのいずれを行うかを、買物客に選択させるものである。一例としてトップ画面は、リストデータを作成するためには、配達を希望する商品(以下、対象商品と称する)の候補となる商品(以下、候補商品と称する)に対応する棚札装置10に携帯端末30を近接させることを買物客に対して通知する。また一例としてトップ画面には、注文のための手続きの開始を指示するための開始ボタンを含む。
Act2においてCPU31は、注文の開始が指示されたか否かを確認する。そして、注文の開始が指示されていないならば、Act3へと進む。
Act3においてCPU31は、NFCユニット35によるNFC通信が開始したか否かを確認する。そしてCPU31は、NFC通信が開始していないためにNOと判定したならば、Act2に戻る。かくしてCPU31はAct2,3において、注文の開始が指示されるか、あるいはNFC通信が開始されるのを待ち受ける。
買物客は、店舗に陳列された商品を確認しながら、購入したい商品を探す。そして買物客は、配達を注文する可能性のある商品、つまり候補商品に対応付けられた棚札装置10に携帯端末30を近接させる。NFCユニット35がNFCユニット13に近接すると、棚札装置10は、棚札コントローラ11の制御の下に、メモリ14により記憶された棚札コード14aをNFCユニット13から無線送信する。そしてNFCユニット35は、このように無線送信された棚札コードを受信する。かくして、NFCユニット13は、送信デバイスの一例であり、棚札コントローラ11が送信制御部の一例である。そして、棚札コントローラ11、NFCユニット13およびメモリ14の協働によって送信部としての機能が実現される。また、NFCユニット35は受信部の一例である。
CPU31は、このようなNFC通信が開始されたことに応じてAct3にてYESと判定し、Act4へと進む。
Act4においてCPU31は、NFCユニット35により受信されたデータが棚札コードであるか否かを確認する。NFCユニット35によるNFCを利用した通信では、棚札コード以外のデータの受信も行われ得る。そこでCPU31は、そのような別用途の通信が行われて、棚札コードが受信されたのでなければNOと判定し、Act2,3の待ち受け状態に戻る。しかしながらCPU31は、棚札装置10との上記のようなNFC通信が行われ、棚札コードが受信されたのならば、Act4でYESと判定し、Act5へと進む。
Act5においてCPU31は、補助記憶デバイス34に既にリストデータが記憶されているか否かを確認する。ただしリストデータは、RAM33に記憶されても良い。CPU31は、リストデータが未作成であるために補助記憶デバイス34に記憶されていないならば、NOと判定し、Act6へと進む。
Act6においてCPU31は、棚札コードのリストを表すリストデータを、上記の受信された棚札コードのみを含むものとして生成し、補助記憶デバイス34に保存する。こののちにCPU31は、Act2,3の待ち受け状態に戻る。かくして、補助記憶デバイス34は第2の記憶デバイスの一例である。また、制御プログラムに基づいて上記の制御処理をCPU31が実行することによって、CPU31を中枢部分とするコンピュータは記憶制御部として機能する。そして、補助記憶デバイス34とCPU31を中枢部分とするコンピュータとの協働により、記憶部としての機能が実現される。
一方CPU31は、補助記憶デバイス34に既にリストデータが記憶されている場合、Act5にてYESと判定し、Act7へと進む。
Act7においてCPU31は、補助記憶デバイス34に記憶されているリストデータに上記の受信された棚札コードを追加する。そしてこののちにCPU31は、Act2,3の待ち受け状態に戻る。
かくして、買物客が携帯端末30を複数の棚札装置10に次々に近接させたのちには、それら複数の棚札装置10のそれぞれの棚札コードを含んだリストデータが補助記憶デバイス34に記憶されることとなる。
図6はリストデータの作成に際してのシーン変化の一例を示す図である。ただし図6は、各シーンのイメージを示しており、例えば棚札装置10と携帯端末30との大きさの関係は正しく表していない。また図6では、複数の棚札装置10の個々を区別するために、符号10-1〜10-6をそれぞれに付している。
シーンSc1では、「シチューミックス」なる商品に対応付けられた棚札装置10-1に携帯端末30が近接されている。これに応じて、棚札装置10-1の棚札コードのみを含んだリストデータが生成される。
シーンSc2では、「牛肉(シチュー用)」なる商品に対応付けられた棚札装置10-2に携帯端末30が近接されている。これに応じて、棚札装置10-2の棚札コードがリストデータに追加される。つまりこの時点のリストデータは、棚札装置10-1および棚札装置10-2のそれぞれの棚札コードを含む。
以後、シーンSc3〜Sc5のそれぞれでは、「じゃがいも」「玉ねぎ」および「にんじん」なる商品にそれぞれ対応付けられた棚札装置10-3,10-4,10-5に、携帯端末30が順次に近接されている。これに応じてリストデータには、棚札装置10-3,10-4,10-5のそれぞれの棚札コードがそれぞれ追加されて行く。かくして、シーンSc5の後には、棚札装置10-1,10-2,10-3,10-4,10-5のそれぞれの棚札コードからなるリストデータが補助記憶デバイス34に記憶される。
買物客は、ネットスーパーサービスによる配達を注文する場合、CPU31がAct2,3の待ち受け状態にあるときに、トップ画面に含まれた開始ボタンをタッチする。そうするとCPU31は、Act2にてYESと判定し、図5中のAct8へと進む。なお、買物客は、開始ボタンのタッチを、販売店において行う必要は無く、上記のようなリストデータの作成に係る作業とは無関係な任意のタイミングで開始ボタンをタッチして良い。
例えば買物客は、自宅に帰る途中の電車内や、自宅に帰った後に、開始ボタンをタッチしても良い。
Act8においてCPU31は、補助記憶デバイス34にリストデータが記憶されているか否かを確認する。そしてCPU31は、前述のようにして生成されたリストデータが補助記憶デバイス34に記憶されているならば、ここでYESと判定し、Act9へと進む。
Act9においてCPU31は、通信デバイス37を制御し、受注装置40が提供する専用ページに、予め定められたURL(uniform resource locator)を用いてアクセスする。
さて受注装置40が起動されると、CPU41は補助記憶デバイス44に記憶された制御プログラムに従って制御処理を開始する。
図7はCPU41の制御処理のフローチャートである。
Act21においてCPU41は、インターネット300を介したアクセスがあったか否かを確認する。CPU41は、そのようなアクセスが通信デバイス45により検出されていないならばNOと判定し、Act21を繰り返す。かくしてCPU41はAct21において、アクセスが発生するのを待ち受ける。そしてCPU41は、前述のようにして携帯端末30からアクセスされた場合などにおいて、これが通信デバイス45により検出されたことに応じてAct21にてYESと判定し、Act22へと進む。
Act22においてCPU41は、アクセス先が専用ページであるか否かを確認する。
そしてCPU41は、前述したように携帯端末30からの専用ページへのアクセスがなされたのであるならばYESと判定し、Act23へと進む。
Act23においてCPU41は、リストデータの送信を要求するための要求情報をアクセス元の携帯端末30へと通信デバイス45から送信する。この要求情報は、インターネット300およびモバイルネットワーク200を介して携帯端末30へと伝送されると、通信デバイス37により受信される。
図5中のAct10においてCPU31は、上記の要求情報への応答として、補助記憶デバイス34に記憶されているリストデータを、通信デバイス37により受注装置40へと送信する。このリストデータは、モバイルネットワーク200およびインターネット300を介して受注装置40へと伝送されると、通信デバイス45により受信される。
図7中のAct24においてCPU41は、通信デバイス45により受信されたリストデータを補助記憶デバイス44に保存する。なお、リストデータの保存先は、RAM43としても良い。
Act25においてCPU41は、リストデータに含まれた棚札コードで特定される商品の全てを注文商品として設定した上で、注文商品を編集するためのウェブページを表すページデータを生成する。
図8はAct25で生成されるウェブページ80の一例を示す図である。
ウェブページ80は、図6に示すシーン変化に際して生成されたリストデータに応じて生成されるものである。CPU41は、リストデータに含まれた棚札コードのそれぞれに関して、その棚札コードに関連付けて商品情報テーブル44aに記述された商品名および単価を表す文字列81,82と、数量の指定欄83と、削除ボタン84とを表すものとしてウェブページ80を生成する。なお、図8の例では、数量の初期値を「1」としている。つまり本実施形態ではこの時点において、候補商品の全てを対象商品に設定する。またCPU41は、ウェブページ80に、ボタン85,86を配置する。
削除ボタン84は、対応付けられた商品を注文商品から削除することを買物客が指示するためのボタンである。ボタン85は、配達注文のトップページへと移動することを買物客が指示するためのボタンである。ボタン86は、配達注文のための次の段階への移行を買物客が指示するためのボタンである。
このように、ウェブページ80は、リストデータに含まれた棚札コードで識別される商品に関する商品情報を表すのであるから、ウェブページ80を表すページデータを取得することは、商品情報を取得することとなる。かくして制御プログラムに基づいて上記の制御処理をCPU31が実行することによって、CPU31を中枢部分とするコンピュータは取得制御部および表示制御部として機能する。そして、ウェブページ80を表すページデータを携帯端末30に取得させることは、商品情報を携帯端末30に取得させることになる。かくして通信デバイス45は、第2の通信デバイスの一例である。また制御プログラムに基づいて上記の制御処理をCPU41が実行することによって、CPU41を中枢部分とするコンピュータは供給制御部として機能する。そして、CPU41を中枢部分とするコンピュータ、補助記憶デバイス44および通信デバイス45の協働により、処理部としての機能が実現される。
ところで、携帯端末30においてCPU31は、補助記憶デバイス34にリストデータが記憶されていない状態においてトップ画面に含まれた開始ボタンがタッチされたならば、Act8にてNOと判定し、Act11へと進む。
Act11においてCPU31は、受注装置40が提供する配達注文のトップページに、予め定められたURLを用いてアクセスする。こののちにCPU31は、Act12へと進む。
受注装置40においてCPU41は、前述したように携帯端末30からのトップページへのアクセスがなされたのであるならば、図7中のAct22にてNOと判定し、Act26へと進む。
Act26においてCPU41は、アクセス先がトップページであるか否かを確認する。そしてCPU41は、前述したように携帯端末30からのトップページへのアクセスがなされたのであるならばYESと判定し、Act27へと進む。なお、アクセス先がトップページでもないのならば、CPU41はAct26にてNOと判定し、アクセス先に応じた他の処理に進む。なお、このときの処理については、本実施形態の特徴的な処理ではないので、その説明は省略する。また、専用ページおよびトップページのいずれかへのアクセスしか許容しないのであれば、Act26を省略して、Act22からAct27へと進むようにしても良い。
Act27においてCPU41は、トップページのページデータを生成する。トップページは、配達注文の受け付けを開始するためのウェブページである。トップページのフォームは、受注装置40の管理者などによって任意に定められて良い。
CPU41は、Act25またはAct27にてページデータを生成した後には、いずれもAct28へと進む。
Act28においてCPU41は、Act25またはAct27にて生成したページデータを、携帯端末30へと通信デバイス45から送信する。このページデータは、インターネット300およびモバイルネットワーク200を介して携帯端末30へと伝送されると、通信デバイス37により受信される。
さて、携帯端末30においてCPU31は、図5中のAct10またはAct11を終えたならば、Act12へと進む。
Act12においてCPU31は、通信デバイス37により受信されたページデータを補助記憶デバイス34に保存する。なお、ページデータの保存先は、RAM33としても良い。
Act13においてCPU31は、上記のように補助記憶デバイス34に保存したページデータが表すウェブページをタッチパネル36に表示させる。
Act14においてCPU31は、タッチパネル36での買物客による操作に応じて、タッチパネル36で表示しているウェブページでの定義に従った処理を行う。この処理は例えば、既存のウェブブラウザで行われているのと同様な処理であって良い。この処理は、図5に示す制御処理について記述しているのとは別のアプリケーションプログラムをCPU31が実行することにより実現されるウェブブラウザにより実施しても良い。
一方、図7に示すAct29において、受注装置40のCPU41は、Act28で送信したページデータに基づいての携帯端末30からの要求に応じた処理を行う。この処理は、既存のウェブサーバで行われているのと同様な処理であって良い。
かくして、CPU31がAct14の処理を行うとともに、CPU41がAct29の処理を行うことによって、携帯端末30での買物客の指示に応じた情報処理をCPU41が行うことができる。当該情報処理には、配達注文を受け付けるための受注処理が含まれる。Act14およびAct29の処理の内容は、ウェブページの内容に応じて異なる。
この処理の中では、タッチパネル36で表示するウェブページの更新が行われる場合もある。
タッチパネル36にて図8に示すウェブページ80を表示している場合における、Act14およびAct29でのCPU31およびCPU41の処理の具体例を以下に示す。
(1) 商品名がタッチされた場合
CPU31は、例えば「シチューミックス」なる文字列の表示領域がタッチされた場合、その旨の通知情報を通信デバイス37から受注装置40へ送信する。受注装置40においてCPU41は、「シチューミックス」と関連付けて商品情報テーブル44aに記述されたファイルパスで特定されるコンピュータファイルを取得する。CPU41は、そのコンピュータファイルの内容を買物客に閲覧させるためのウェブページのページデータを生成する。CPU41が、そのページデータを通信デバイス45により携帯端末30へ送信する。携帯端末30においてCPU31は、上記のページデータに基づくウェブページをタッチパネル36に表示させる。これにより、ウェブページ80に示されている商品についての詳細な情報などを買物客に確認させることができる。
(2) 指定欄83がタッチされた場合
CPU31は、指定欄83がタッチされた場合、数量を選択するためのプルダウンメニューを表示し、このプルダウンメニュー内でのタッチに応じて数量を変更する。CPU31は、数量を変更したならばプルダウンメニューの表示を終了するとともに、指定欄83内の表示を更新する。
CPU31は、以上のような数量変更の内容を表す変更情報を生成し、RAM33または補助記憶デバイス34に保存する。
(3) 削除ボタン84がタッチされた場合
CPU31は、削除ボタン84がタッチされた場合、削除を実行するか否かの確認画面を表示し、この確認画面にて削除の実行を指示する操作がなされたことに応じて、タッチされた削除ボタン84に対応付けられた商品を候補商品から除外するとともに、その商品に関する表示を含まないように表示中のウェブページを更新する。
CPU31は、以上のような削除の内容を表す変更情報を生成し、RAM33または補助記憶デバイス34に保存する。
(4) ボタン85がタッチされた場合
CPU31は、ボタン85がタッチされた場合、トップページへの移行を受注装置40に対して要求する。CPU31は、このときに変更情報がRAM33または補助記憶デバイス34に保存されているならば、この変更情報を受注装置40に送る。CPU41は、変更情報が送られた場合には、この変更情報に従って候補商品の設定や数量の設定などを更新する。そしてCPU41は、トップページのページデータを生成し、携帯端末30へと送る。携帯端末30においてCPU31は、タッチパネル36における表示をトップページに変更する。
(5) ボタン86がタッチされた場合、
CPU31は、ボタン86がタッチされた場合、注文受付の次の段階への移行を受注装置40に対して要求する。CPU31は、このときに変更情報がRAM33または補助記憶デバイス34に保存されているならば、この変更情報を受注装置40に送る。変更情報は、リストデータに含まれた棚札コードで識別される商品について対象商品とするか否かの指定の内容を表すデータである。かくしてタッチパネル36とCPU31を中枢部分とするコンピュータとの協働によって、入力部としての機能が実現される。また、CPU31を中枢部分とするコンピュータが、通知制御部として機能する。そして、CPU31を中枢部分とするコンピュータ、タッチパネル36および通信デバイス37の協働により、受付部としての機能が実現される。
CPU41は、変更情報が送られた場合には、この変更情報に従って候補商品の設定や数量の設定などを更新する。そしてCPU41は、この時点で設定されている候補商品や数量での会計処理や、配達先の指定を受け付ける処理などを行う。かくして制御プログラムに基づいて上記の制御処理をCPU41が実行することによって、CPU41を中枢部分とするコンピュータは情報処理部として機能する。なお、上記の処理のなかでCPU41は、必要に応じて新たなページデータを作成し、携帯端末30へと送信することもある。携帯端末30においてCPU31は、そのようなページデータが送られたならば、タッチパネル36における表示を変更する。
CPU41は、受注が完了した場合や、注文の中止が買物客により指定された場合などの所定の終了状況となると、図7中のAct29の処理を終了し、Act21の待ち受け状態に戻る。
またCPU31は、上記の終了状況となると、図5中のAct14の処理を終了し、Act15へと進む。
Act15においてCPU31は、補助記憶デバイス34にリストデータが記憶されているならば、それをクリアする。そしてこののちにCPU31は、Act1以降の処理を改めて実行する。
なお、タッチパネル36にてトップページを表示している場合における、Act14およびAct29でのCPU31およびCPU41の処理は、例えば既存のネットスーパーサービスの受注のための処理と同様であって良い。
かくして買物客は、ウェブページ80のボタン85をタッチして表示されるトップページでの操作を行うことによって、リストデータに含まれた棚札コードに対応した商品とは異なる商品を対象商品として指定することができる。
以上のように配達注文受付システム100によれば、リストデータの作成に際しては、携帯端末30と受注装置40との間の通信は発生させず、携帯端末30でのアプリケーション処理のみによりリストデータを作成する。このため、リストデータの作成のためには、買物客は携帯端末30を棚札装置10に近接させるだけで、他の特別な操作は必要がなく、また買物客が処理完了を待つための待ち時間も生じない。従って、販売店における買物客の作業はスピーディに終わらせることが可能である。
そして、携帯端末30から受注装置40へとアクセスしての実際の配達注文の手続きは、販売店外でも行うことが可能である。従ってその手続きは、例えば帰宅後など、買物客にとって自由な場所、タイミングにて行うことができる。
また、携帯端末30から受注装置40へとリストデータを送ったことに応じて、リストデータに含まれた棚札コードに対応する商品が対象商品として自動的に設定される。従って、買物客からすれば、携帯端末30を棚札装置10に近接させただけで、その棚札装置10に対応付けられた商品を、ネットスーパーサービスにおける仮想の買い物かごに入れたこととなり、かご入れのための買物客の手間を軽減できる。
なお、リストデータに含まれた棚札コードに対応した商品であっても、携帯端末30から受注装置40へとアクセスしての実際の配達注文の手続きの中で対象商品から除外することが可能であるから、買物客は、リストデータへの棚札コードの追加を気楽に行える。
このようにして配達注文受付システム100によれば、買物客の手間を軽減し、ネットスーパーサービス等の配達サービスの利用を促進することができる。
この実施形態は、次のような種々の変形実施が可能である。
リストデータに含まれた棚札コードに対応した商品は、初期においては対象商品には設定せず、買物客の指定に応じて対象商品として設定することとしても良い。
棚札管理装置20と受注装置40とは、単一の受注装置に統合しても良い。
商品の識別情報としては、JAN(Japanese article number)コードなどの種々のコードを棚札コードに代えて利用できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1] 販売店に陳列された複数の商品に対応させて配置される複数の棚札装置、前記販売店が提供する配達サービスの利用者により所持される携帯端末および受注装置を備え、
前記棚札装置は、
前記複数の商品の個々を識別するための識別コードのうちの対応する商品の識別コードを、予め定めた近接エリア内において受信可能なように無線送信する送信部を備え、
前記携帯端末は、
前記送信部により送信された前記識別コードを前記近接エリア内において受信する受信部と、
前記受信部により受信された前記識別コードを蓄積記憶する記憶部と、
前記受注装置にアクセスしたことに応じて、前記記憶部により記憶されている識別コードで識別される商品のうちから対象商品の指定を受け付け、当該対象商品を前記受注装置に通知する受付部とを具備し、
前記受注装置は、
前記受付部により通知された、前記対象商品として指定された商品の配達注文を受け付けるための受注処理を行う処理部を備えることを特徴とする配達注文受付システム。
[付記2] 前記送信部は、
前記近接エリア内において情報受信が可能なように情報を無線送信する送信デバイスと、
前記複数の商品の個々を識別するための識別コードの1つを記憶する第1の記憶デバイスと、
前記携帯端末が前記近接エリア内に位置する場合に、前記第1の記憶デバイスにより記憶された前記識別コードを無線送信するよう前記送信デバイスを制御する送信制御部とを具備し、
前記記憶部は、
前記識別コードを複数記憶可能な第2の記憶デバイスと、
前記受信部により受信された前記識別コードを前記第2の記憶デバイスに蓄積記憶させる記憶制御部とを具備し、
前記受付部は、
前記受注装置と通信する第1の通信デバイスと、
表示デバイスと、
前記第2の記憶デバイスにより記憶された前記識別コードで識別される商品に関する商品情報を前記受注装置から取得するように前記第1の通信デバイスを制御する取得制御部と、
前記取得制御部の制御の下に前記第1の通信デバイスにより取得された前記商品情報に応じて、前記第2の記憶デバイスにより記憶された前記識別コードで識別される商品に関する画像を表示するように前記表示デバイスを制御する表示制御部と、
前記表示デバイスにより表示された画像に関する商品についての前記対象商品としての指定を入力する入力部と
前記入力部により入力された指定の内容を前記受注装置に通知するように前記第1の通信デバイスを制御する通知制御部とを備え、
前記処理部は、
前記複数の識別情報のそれぞれに関連付けて前記商品情報を記憶する第3の記憶デバイスと、
前記携帯端末と通信する第2の通信デバイスと、
前記商品情報を前記携帯端末に取得させるべく前記第2の通信デバイスを制御する供給制御部と、
前記第1の通信デバイスにより通知された指定内容に応じて対象商品を判定し、当該対象商品を指定配達先に配達させるための予め定められた情報処理を行う情報処理部とを具備することを特徴とする付記1に記載の配達注文受付システム。
[付記3] 前記処理部は、前記第2の記憶デバイスにより記憶された前記識別コードに関連付けて前記第3の記憶デバイスに記憶された商品情報の一覧を表す画像情報を生成する生成部をさらに備え、
前記供給制御部は、前記生成部が生成した画像情報を前記第2の通信デバイスにより送信させることによって前記商品情報を供給し、
前記表示制御部は、前記取得制御部の制御の下に前記第1の通信デバイスにより取得された前記画像情報に応じて前記一覧を表示するように前記表示デバイスを制御することを特徴とする付記2に記載の配達注文受付システム。
[付記4] 前記受付部は、前記記憶部により記憶されている識別コードで識別される商品の全てを対象商品として初期設定した後、当該設定の変更の指定を受け付けることを特徴とする付記1−3のいずれか一項に記載の配達注文受付システム。
[付記5] 販売店に陳列された複数の商品に対応させて配置される複数の棚札装置から送信された、前記対応する商品を識別するための識別コードを、前記複数の棚札装置のそれぞれに対して予め定めた近接エリア内において受信する受信部と、
前記受信部により受信された前記識別コードを蓄積記憶する記憶部と、
前記販売店が提供する配達サービスに関する商品配達を受注する受注装置にアクセスしたことに応じて、前記記憶部により記憶されている識別コードで識別される商品のうちから、前記商品配達の対象商品の指定を受け付け、当該対象商品を前記受注装置に通知する受付部とを具備したことを特徴とする携帯端末。
[付記6] 販売店に陳列された複数の商品に対応させて配置される複数の棚札装置から送信された、前記対応する商品を識別するための識別コードを、前記複数の棚札装置のそれぞれに対して予め定めた近接エリア内において受信する第1の受信デバイスと、
前記識別コードを複数記憶可能な第2の記憶デバイスと、
前記販売店が提供する配達サービスに関する商品配達を受注する受注装置と通信する第1の通信デバイスと、
表示デバイスとを備えた携帯端末を制御するコンピュータを、
前記第1の受信デバイスにより受信された前記識別コードを前記第2の記憶デバイスに蓄積記憶させる記憶制御部と、
前記第2の記憶デバイスにより記憶された前記識別コードで識別される商品に関する商品情報を前記受注装置から取得するように前記第1の通信デバイスを制御する取得制御部と、
前記取得制御部の制御の下に前記第1の通信デバイスにより取得された前記商品情報に応じて、前記第2の記憶デバイスにより記憶された前記識別コードで識別される商品に関する画像を表示するように前記表示デバイスを制御する表示制御部と、
前記表示デバイスにより表示された画像に関する商品についての対象商品としての指定を入力する入力部と
前記入力部により入力された指定の内容を前記受注装置に通知するように前記第1の通信デバイスを制御する通知制御部として機能させるための制御プログラム。
10…棚札装置、11…棚札コントローラ、12…通信デバイス、13…NFCユニット、14…メモリ、14a…棚札コード、15…表示デバイス、20…棚札管理装置、21…無線中継器、30…携帯端末、31…CPU、32…ROM、33…RAM、34…補助記憶デバイス、35…NFCユニット、36…タッチパネル、37…通信デバイス、40…受注装置、41…CPU、42…ROM、43…RAM、44…補助記憶デバイス、44a…商品情報テーブル、45…通信デバイス、46…伝送システム、72…陳列棚、100…配達注文受付システム、200…モバイルネットワーク、300…インターネット。

Claims (6)

  1. 販売店に陳列された複数の商品に対応させて配置される複数の棚札装置、前記販売店が提供する配達サービスの利用者により所持される携帯端末および受注装置を含み、
    前記棚札装置に備えられ、前記複数の棚札装置の個々を識別するための棚札コードのうちの1つを、予め定めた近接エリア内において受信可能なように無線送信する第1の送信部と、
    前記携帯端末に備えられ、前記第1の送信部により送信された前記棚札コードを前記近接エリア内において受信する受信部と、
    前記携帯端末に備えられ、前記受信部により受信された前記棚札コードのリストを表すリストデータを生成する第1の生成部と、
    前記携帯端末に備えられ、前記第1の生成部により生成された前記リストデータを前記受注装置に送信する第2の送信部と、
    前記受注装置に備えられ、前記第2の送信部により送信された前記リストデータが表す前記リストに含まれた棚札コードに関連付けられた商品を対象商品として設定した上で、当該対象商品を編集するためのウェブページを表すページデータを生成する第2の生成部と、
    前記受注装置に備えられ、前記第2の生成部により生成された前記ページデータを前記携帯端末に送信する第3の送信部と、
    前記携帯端末に備えられ、前記第3の送信部により送信された前記ページデータが表す前記ウェブページを表示デバイスに表示させる表示部と、
    前記携帯端末に備えられ、前記表示デバイスに表示された前記ウェブページでの操作に応じて前記ウェブページでの定義に従って前記対象商品の変更内容を表した変更情報を生成する第3の生成部と、
    前記携帯端末に備えられ、前記第3の生成部により生成された前記変更情報を前記受注装置に送信する第4の送信部と、
    前記受注装置に備えられ、前記第4の送信部により送信された前記変更情報に応じて前記対象商品を更新する更新部と、
    前記受注装置に備えられ、前記更新部により更新後の対象商品の配達注文を受け付けるための受注処理を行う処理部と、
    を備える配達注文受付システム。
  2. 前記第2の生成部は、前記リストに含まれた前記棚札コードに関連づけられた商品の商品名及びその商品の数量を表すとともに、当該商品名の商品を対象商品から削除することを指示するための第1のユーザインタフェースと、上記表した数量を変更することを指示するための第2のユーザインタフェースと、配達注文の処理への移行を指示するための第3のユーザインタフェースとを含んだ前記ウェブページを表す前記ページデータを生成する、
    請求項1に記載の配達注文受付システム。
  3. 前記第3の生成部は、前記ウェブページを表示した上で、前記第1および第2のユーザインタフェースでの前記利用者による指示の内容を表した前記変更情報を生成し、
    前記第4の送信部は、前記ウェブページを表示した上で、前記第3のユーザインタフェースでの指示に応じて、前記変更情報を前記受注装置に送信する、
    請求項2に記載の配達注文受付システム。
  4. 前記更新部は、前記変更情報に基づいて、前記第1のユーザインタフェースでの指示に応じて商品を対象商品から削除し、前記第2のユーザインタフェースでの指示に応じて対象商品の数量を変更する
    請求項3に記載の配達注文受付システム。
  5. 前記受注装置はさらに、
    商品名および単価を前記棚札コードに関連づけて表した商品情報テーブルを記憶する記憶部を備え、
    前記第2の生成部は、前記記憶部に記憶された前記商品情報テーブルに基づいて前記対象商品の商品名および単価を表した前記ウェブページを表す前記ページデータを生成する、請求項1−4のいずれか一項に記載の配達注文受付システム。
  6. 販売店に陳列された複数の商品に対応させて配置される複数の棚札装置、前記販売店が提供する配達サービスの利用者により所持される携帯端末および受注装置を用いた配達注文受付方法であって、
    前記棚札装置にて、前記複数の棚札装置の個々を識別するための棚札コードのうちの1つを、予め定めた近接エリア内において受信可能なように無線送信し、
    前記携帯端末にて、送信された前記棚札コードを前記近接エリア内において受信し、
    前記携帯端末にて、受信された前記棚札コードのリストを表すリストデータを生成し、
    前記携帯端末にて、生成された前記リストデータを前記受注装置に送信し、
    前記受注装置にて、送信された前記リストデータが表す前記リストに含まれた棚札コードに関連付けられた商品を対象商品として設定した上で、当該対象商品を編集するためのウェブページを表すページデータを生成し、
    前記受注装置にて、生成された前記ページデータを前記携帯端末に送信し、
    前記携帯端末にて、送信された前記ページデータが表す前記ウェブページを表示デバイスに表示させ、
    前記携帯端末にて、前記表示デバイスに表示された前記ウェブページでの操作に応じて前記ウェブページでの定義に従って前記対象商品の変更内容を表した変更情報を生成し、
    前記携帯端末にて、生成された前記変更情報を前記受注装置に送信し、
    前記受注装置にて、送信された前記変更情報に応じて前記対象商品を更新し、
    前記受注装置にて、更新後の対象商品の配達注文を受け付けるための受注処理を行う、配達注文受付方法。
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