JP2014076826A - シート貼付装置およびシート貼付方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】繰出手段10から繰り出される接着シートASを、非接着面ASA側から第1支持手段21で支持するとともに接着面ASB側から第2支持手段22で支持して搬送し、接着シートASの接着面ASB側を支持する状態で第2支持手段22を移動手段23により保持手段30の保持面31Aに対向する位置に移動させることで、搬送手段20から保持手段30に接着シートASを受け渡す補助をするので、繰り出される接着シートASが波打つような状態となっていても、第1支持手段21と第2支持手段22との速度差で接着シート伸ばしながら当該接着シートASを保持手段30の保持面31Aへ移動させることができ、皺を生じさせることなく接着シートを被着体に貼付することができる。
【選択図】図1
Description
しかしながら、このような貼付装置では、剥離軸で剥離されるラベルが貼付ヘッドの下面で吸着されつつ移動する際、当該ラベルが貼付ヘッドの下面に擦れて波打つような状態となり、当該ラベルに皺が入った状態で被着体に貼付されてしまうという不都合を発生する。このような不都合は、ラベルの厚みが薄く剛性が小さい場合に顕著化する。
そこで、剥離板で剥離されるラベルを両面から挟み込んで被貼付物側に搬送する構成(例えば、特許文献2参照)を適用することが考えられる。
本発明の目的は、皺を生じさせることなく接着シートを被着体に貼付することができるシート貼付装置およびシート貼付方法を提供することである。
なお、本明細書におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸及びY軸は、水平面内の軸とし、Z軸は、水平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図1の手前方向から観た場合を基準とし、方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸の紙面に直交する手前方向、「後」がその逆方向とする。
図1において、シート貼付装置1は、接着シートASを保持して当該接着シートASを被着体WKに貼付する装置である。接着シートAS(AS1,AS2,AS3)は、基材シートBSの一方の面に接着剤層ADが積層されることで、基材シートBSの他方の面が非接着面ASAとされ、接着剤層ADにおける基材シートBSが仮着された反対側の面が接着面ASBとされ、接着剤層ADを介して帯状の剥離シートRLに仮着されて原反RSを構成している。シート貼付装置1は、接着シートASを繰り出す繰出手段10と、繰出手段10で繰り出された接着シートASの非接着面ASA側から当該接着シートASを支持して搬送する第1支持手段21および、接着シートASの接着面ASA側から当該接着シートASを支持して搬送する第2支持手段22により当該接着シートASを双方支持搬送する搬送手段20と、搬送手段20で搬送された接着シートASを非接着面ASA側から保持面31Aで保持する保持手段30と、保持手段30で保持された接着シートASを被着体WKに押圧して貼付する押圧手段40とを備えて構成されている。
第1支持手段21は、駆動機器としての回動モータ21Aによって駆動する駆動ローラ21Bと、従動ローラ21Cと、駆動ローラ21Bおよび従動ローラ21Cに掛け渡された通気性を有するサクションベルト21Dと、下面に図示しない吸引口が設けられた吸引チャンバ21Eと、吸引口に吸引力を付与する減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段とを備えている。
第2支持手段22は、第1支持手段21の下面側でフレーム22Aの固定シャフト22Bに支持され、図1中反時計周りでのみ回転可能に設けられたワンウェイローラなどの複数の回転部材22Cとを備えている。回転部材22Cは、例えばフッ素樹脂で構成されたりフッ素コーティングなどが施され、接着剤層ADが接着しないようになっている(全く接着しないわけではない)。
移動手段23は、駆動機器としての直動モータ23Aと、直動モータ23Aの出力軸23Bに支持された駆動機器としての直動モータ23Cとを備え、直動モータ23Cの出力軸23Dに第2支持手段22が支持されている。
次に、本実施形態におけるシート貼付装置1の動作について図面を参照して説明する。
先ず、原反RSを繰出手段10に通紙し、自動運転の指示が入力されると、繰出手段10が回動モータ15を駆動し、原反RSを繰り出すとともに、第1支持手段21が図示しない減圧手段および回動モータ21Aを駆動し、繰り出される原反RSと等速でサクションベルト21Dを回動させ、剥離板14で剥離される先頭の第1接着シートAS1を吸着保持しつつ左方に繰り出す。そして、図1の実線で示すように、第1接着シートAS1の左端が第1支持手段21の左方所定位置で図示しない撮像手段や光電管等の検知手段で検知されると、繰出手段10および第1支持手段21が回動モータ15,21Aの駆動を停止し、スタンバイ状態となる。このとき、2番目の第2接着シートAS2は、第1支持手段21の右方でサクションベルト21Dと剥離板14とで挟まれた位置で停止している。
すなわち、保持手段30の保持面31Aに対向する位置に第2支持手段22を移動させる移動手段23を搬送手段20に設けたことで、接着シートASが保持面31Aに擦れて波打つような状態となることを防止し、皺を生じさせることなく接着シートASを被着体WKに貼付することができる。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。また、上記に開示した形状、材質等を限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質等の限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
さらに、移動手段23により第2支持手段22を移動する動作は、上記方法に限られるものではなく、接着面ASB側を第2支持手段22で支持しつつ、第1支持手段21から保持手段30へ接着シートASを移動させる構成であればよい。
また、第1支持手段21を剥離板14の左端から左側に延びるように配置して重なり合わない配置としてもよい。
また、回転部材22Cを反時計周りでのみ回転可能に設ける場合に限らず、例えば時計回りでのみ回転可能としたり、両方向に回転自在に設けたりしてもよい。
さらに、第2支持手段22として、複数の回転部材22Cの代りに、接着シートASの左端部を把持したり接着したりして搬送する構成としてもよい。
10 繰出手段
20 搬送手段
21 第1支持手段
22 第2支持手段
23 移動手段
30 保持手段
31A 保持面
40 押圧手段
AS 接着シート
ASA 非接着面
ASB 接着面
WK 被着体
Claims (3)
- 接着シートを保持して当該接着シートを被着体に貼付するシート貼付装置であって、
前記接着シートを繰り出す繰出手段と、
前記繰出手段で繰り出された接着シートの非接着面側から当該接着シートを支持して搬送する第1支持手段および、前記接着シートの接着面側から当該接着シートを支持して搬送する第2支持手段により当該接着シートを双方支持搬送する搬送手段と、
前記搬送手段で搬送された接着シートを非接着面側から保持面で保持する保持手段と、
前記保持手段で保持された接着シートを前記被着体に押圧して貼付する押圧手段とを備え、
前記搬送手段は、前記保持手段の保持面に対向する位置に前記第2支持手段を移動させることで、前記接着シートの接着面側のみを支持して一方支持搬送する移動手段を有することを特徴とするシート貼付装置。 - 前記移動手段は、前記第1支持手段により接着シートを搬送する搬送速度よりも速い速度で前記第2支持手段を移動させることを特徴とする請求項1に記載のシート貼付装置。
- 接着シートを保持して被着体に貼付するシート貼付方法であって、
前記接着シートを繰り出す工程と、
繰り出された前記接着シートの接着面側および非接着面側の双方から当該接着シートを支持して双方支持搬送する工程と、
前記双方支持搬送の後、前記接着シートの接着面側のみを支持して一方支持搬送する工程と、
前記一方支持搬送で搬送された接着シートを非接着面側から保持する工程と、
保持された前記接着シートを前記被着体に押圧して貼付する工程とを実施することを特徴とするシート貼付方法。
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JPH0840429A (ja) * | 1994-07-29 | 1996-02-13 | Sony Corp | ラベル貼り付け方法及び装置 |
JP2002362523A (ja) * | 2001-06-04 | 2002-12-18 | Canon Inc | ワーク貼り付け方法およびその装置 |
JP2010280420A (ja) * | 2009-06-05 | 2010-12-16 | Lintec Corp | シート貼付装置及び貼付方法 |
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2012
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