JP2014076704A - 車両前部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】本体部に当たった走行風の流れを制御する。
【解決手段】車両前部構造S1が適用された車両では、本体部24における各偏向リブ部26B〜32Bの車両下側部分に当たった走行風は、各傾斜リブ部26A〜32Aによって主に車両上側へ案内されると共に、各偏向リブ部26B〜32Bによって車両幅方向外側へ案内される。すなわち、各ガイド突起26〜32によって、車両幅方向外側へ流れる気流A1〜A4が車両上下方向に並ぶように生じる。そして、気流A1〜A4は本体部24の車両幅方向外側の端部から車両幅方向外側へ向けて流れる。したがって、本体部24に当たった走行風は、各ガイド突起26〜32によって、車両幅方向外側へ案内されるため、本体部24に当たった走行風の流れを各ガイド突起26〜32によって制御できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両前部構造に関する。
下記の特許文献1に記載された自動車の前部構造では、前輪の車両前側にタイヤデフレクタが配置されており、タイヤデフレクタは、自身の取付部において、バンパーフェースに取付けられている。また、タイヤデフレクタは本体部を有しており、本体部は、板状に形成されて、取付部から車両下側へ延びている。これにより、自動車が走行する際に走行風が本体部に当たることによって、走行風が前輪に直接当たることが抑制される。
特開2007−168620号公報 特開2012−056499号公報 特開2010−047156号公報
しかしながら、上記のタイヤデフレクタでは、本体部に当たった走行風の方向を制御していないため、本体部に当たった走行風を適切な方向に流すという点において改善の余地がある。
本発明は、上記事実を考慮し、本体部に当たった走行風の流れを制御できる車両前部構造を提供することを目的とする。
請求項1に記載の車両前部構造は、前輪の車両前側の床下に取付けられる取付部と、板状に形成されると共に、板厚方向を車両前後方向として前記取付部から車両下側へ延びる本体部と、前記本体部の前面に形成され、前記本体部から車両前方へ突出されると共に、前記本体部に当たった走行風を所定の方向へ案内するガイド部と、を備えている。
請求項1に記載の車両前部構造では、前輪の車両前側の床下に取付部が取付けられており、板状に形成された本体部が板厚方向を車両前後方向として取付部から車両下側に延びている。ここで、本体部の前面には、本体部から車両前方へ突出されるガイド部が形成されている。そして、本体部に走行風が当たると、ガイド部によって当該走行風が所定の方向へ案内される。つまり、ガイド部によって所定の方向へ流れる気流が生じる。これにより、本体部に当たった走行風の流れをガイド部によって制御できる。
請求項2に記載の車両前部構造は、請求項1に記載の車両前部構造において、前記本体部には、複数の前記ガイド部が形成されている。
請求項2に記載の車両前部構造では、本体部に複数のガイド部が形成されているため、本体部の大きさや形状等に対応して各ガイド部を適切な位置に配置できる。これにより、本体部に対して、ガイド部による生じる空気流の流れを細かく調整することができる。
請求項3に記載の車両前部構造は、請求項2に記載の車両前部構造において、前記ガイド部が車両上下方向にずれて配置されている。
請求項3に記載の車両前部構造では、例えば、本体部に対する各ガイド部の車両上下方向における設定位置を適宜変更することで、各ガイド部によって生じる気流の車両上下方向の位置においても調整できる。
請求項4に記載の車両前部構造は、請求項2又は請求項3に記載の車両前部構造において、前記ガイド部は、正面視で車両上側へ向かうに従い車両幅方向外側へ傾斜する傾斜リブ部と、前記傾斜リブ部の上端部から車両幅方向外側へ延びる偏向リブ部と、を含んで構成され、前記ガイド部が、車両幅方向に並んで配置されると共に、車両幅方向外側へ向かうに従い車両下側へずれて配置されている。
請求項4に記載の車両前部構造では、ガイド部が、傾斜リブ部と偏向リブ部とを含んで構成されている。そして、傾斜リブ部は、正面視で車両上側へ向かうに従い車両幅方向外側へ傾斜されており、傾斜リブ部の上端部から偏向リブ部が車両幅方向外側へ延びている。これにより、本体部に走行風が当たると、各傾斜リブ部に沿って車両上側へ流れる気流が生じて、該気流は各偏向リブ部に沿って車両幅方向外側へ流れる。
ここで、ガイド部が、車両幅方向に並んで配置されると共に、車両幅方向外側へ向かうに従い車両下側へずれて配置されている。これにより、各ガイド部によって生じる車両幅方向外側へ流れる気流が隣接するガイド部に干渉することを抑制しつつ、該気流を車両幅方向外側へ流すことができる。したがって、本体部に当たった走行風を本体部の車両上下方向に亘る領域で車両幅方向外側へ良好に案内できる。
請求項5に記載の車両前部構造では、請求項4に記載の車両前部構造において、前記偏向リブ部の車両幅方向外側の端部が、車両幅方向外側に隣接する前記ガイド部と車両上下方向においてオーバーラップされている。
請求項5に記載の車両前部構造によれば、偏向リブ部の車両幅方向外側の端部が、車両幅方向外側に隣接するガイド部と車両上下方向においてオーバーラップしているため、本体部に当たった走行風を車両幅方向外側へ効率よく案内させることができる。すなわち、仮に、偏向リブ部の車両幅方向外側の端部が、車両幅方向外側に隣接するガイド部と車両上下方向においてオーバーラップしていない場合には、ガイド部間に当たった走行風が偏向リブ部の車両幅方向外側の端部から車両上側へ流れる可能性がある。これに対して、偏向リブ部の車両幅方向外側の端部が、車両幅方向外側に隣接するガイド部と車両上下方向においてオーバーラップしているため、偏向リブ部の当該端部から走行風が車両上方へ流れることが抑制される。これにより、本体部に当たった走行風を車両幅方向外側へ効率よく案内させることができる。
請求項1に記載の車両前部構造によれば、本体部に当たった走行風の流れをガイド部によって制御できる。
請求項2に記載の車両前部構造によれば、本体部に対して、ガイド部によって生じる気流の流れを細かく調整することができる。
請求項3に記載の車両前部構造によれば、例えば、本体部に対する各ガイド部の車両上下方向の設定位置を適宜変更することで、各ガイド部によって生じる気流の車両上下方向の位置においても調整できる。
請求項4に記載の車両前部構造によれば、本体部に当たった走行風を本体部の車両上下方向に亘る領域で車両幅方向外側へ良好に案内できる。
請求項5に記載の車両前部構造によれば、本体部に当たった走行風を車両幅方向外側へ効率よく案内させることができる。
(A)は、第1の実施の形態に係る車両前部構造が適用された車両に用いられるエアスパッツを示す正面図であり、(B)は、図1(A)に示される本体部を車両下方から見た断面図(図1(A)の1B−1B線断面図)である。 第1の実施の形態に係る車両前部構造が適用された車両の要部を示す一部破断された車両左斜め前方から見た斜視図である。 図2に示されるフェンダライナの前端部を示す車両左方から見た側断面図(図2の3−3線断面図)である。 (A)は、第2の実施の形態に係る車両前部構造が適用された車両に用いられるエアスパッツを示す正面図であり、(B)は、図4(A)に示される本体部を車両上方から見た断面図(図4(A)の4B−4B線断面図)である。 (A)は、第3の実施の形態に係る車両前部構造が適用された車両に用いられるエアスパッツを示す正面図であり、(B)は、図5(A)に示される本体部を車両上方から見た断面図(図5(A)の5B−5B線断面図)である。 (A)は、第4の実施の形態に係る車両前部構造が適用された車両に用いられるエアスパッツを示す正面図であり、(B)は、図6(A)に示される本体部を車両上方から見た断面図(図6(A)の6B−6B線断面図)である。 (A)は、第5の実施の形態に係る車両前部構造が適用された車両に用いられるエアスパッツを示す正面図であり、(B)は、図7(A)に示される本体部を車両上方から見た断面図(図7(A)の7B−7B線断面図)である。
(第1の実施の形態)
図2には、第1の実施の形態に係る車両前部構造S1が適用された車両10の前部が車両左斜め前方から見た一部破断された斜視図にて示されている。なお、図面では、車両前方を矢印FRで示し、車両左方(車両幅方向一方側)を矢印LHで示し、車両上方を矢印UPで示す。また、車両前部構造S1では、車両幅方向において左右対称に構成されているため、車両10の前部における車両左側の部分について説明して、車両10の前部における車両右側の部分についての説明は省略する。
この図に示されるように、車両10は、「前輪」としてのフロントタイヤ12を備えており、フロントタイヤ12の径方向外側にフェンダライナ14が配置されている。このフェンダライナ14は、側面視で車両下方へ開放された略アーチ形板状に形成されて、フロントタイヤ12の上部を車両上側から覆っている。また、図3にも示されるように、フェンダライナ14の前端部は、板厚方向を車両上下方向にして車両前側へ屈曲されて、フロントタイヤ12の車両前側に配置されている。これにより、フロントタイヤ12の車両前側において、フェンダライナ14の前端部が車両10の床下16とされている。さらに、床下16には、車両幅方向外側部分から車両前側部分に亘って、バンパカバー18の下端部が結合されている。
また、図1(A)及び図3に示されるように、床下16の車両下側には、側面視で略逆L字形板状に形成されたエアスパッツ20が設けられている。このエアスパッツ20の上部には、略長尺板状の取付部22が形成されており、取付部22は長手方向を車両幅方向にすると共に板厚方向を車両上下方向にして床下16の下面に配置されている。そして、取付部22は、ボルト40(図3参照)等の締結部材等によって、床下16に固定されている。さらに、エアスパッツ20は本体部24を有しており、本体部24は、略矩形板状を成して、板厚方向を車両前後方向にして取付部22の後端部から車両下方へ延びている。
図1(A)及び(B)に示されるように、本体部24の前面24Aには、複数(本実施の形態では4箇所)の「ガイド部」としてのガイド突起26〜32が一体に形成されており、各ガイド突起26〜32は、正面視で車両幅方向外側及び車両下側へ開放された略V字形状を成して、本体部24から車両前方へ突出されている。この各ガイド突起26〜32は、車両幅方向に並んで配置されると共に、車両幅方向外側へ向かうに従い車両下側へずれて配置されている。すなわち、ガイド突起26〜32は、正面視で本体部24の一方の対角線(車両幅方向外側へ向かうに従い車両下側へ傾斜する対角線)に沿うように配置されている。また、各ガイド突起26〜32は、正面視で略相似形状を成して、車両幅方向外側へ向かうに従い全体の大きさが小さくなるように設定されている。
各ガイド突起26〜32の車両幅方向内側部分は、それぞれ傾斜リブ部26A〜32Aによって構成されている。この傾斜リブ部26A〜32Aは、正面視で車両上側へ向かうに従い車両幅方向外側へ傾斜して配置されると共に、略車両幅方向内側へ凸となるように僅かに湾曲されている。また、各ガイド突起26〜32の上部は、それぞれ偏向リブ部26B〜32Bによって構成されており、偏向リブ部26B〜32Bは車両幅方向に沿って延びている。そして、偏向リブ部26B〜32Bの車両幅方向内側の端部が、それぞれ傾斜リブ部26A〜32Aの上端部に結合されており、この結合部分は略円弧状に湾曲されている。すなわち、傾斜リブ部26A〜32Aと偏向リブ部26B〜32Bとは滑らかに結合されている。
さらに、偏向リブ部26B〜30Bの車両幅方向外側の端部は、それぞれ車両幅方向外側に隣接する傾斜リブ部28A〜32Aの下端部よりも車両幅方向外側へ配置されている。すなわち、偏向リブ部26B〜30Bの車両幅方向外側の端部は、それぞれ車両幅方向外側に隣接するガイド突起28〜32と車両上下方向にオーバーラップしている。また、偏向リブ部28B〜32Bは、それぞれ車両幅方向内側に隣接する傾斜リブ部26A〜30Aと車両幅方向においてオーバーラップしている。
次に、第1の実施の形態の作用及び効果について説明する。
上記のように構成された車両10が走行すると、床下16の車両下側を流れる走行風aの一部がエアスパッツ20の本体部24の前面24Aに当たる(図3参照)。そして、本体部24における各偏向リブ部26B〜32Bの車両下側部分に当たった走行風aは、各傾斜リブ部26A〜32Aによって主に車両上側へ案内されると共に、各偏向リブ部26B〜32Bによって車両幅方向外側へ案内される。すなわち、図1(A)に示されるように、各ガイド突起26〜32によって、車両幅方向外側へ流れる気流A1〜A4が車両上下方向に並ぶように生じる。そして、気流A1〜A4は本体部24の車両幅方向外側の端部から車両幅方向外側へ向けて流れる。したがって、本体部24に当たった走行風aは、各ガイド突起26〜32によって、車両幅方向外側へ案内されるため、本体部24に当たった走行風aの流れを各ガイド突起26〜32によって制御できる。
また、エアスパッツ20の本体部24には、複数(4箇所)のガイド突起26〜32が形成されている。これにより、本体部24の大きさや形状等に対応して各ガイド突起26〜32を適切な位置に配置できる、これにより、本体部24に対して、ガイド突起26〜32によって生じる空気流A1〜A4の流れを細かく調整することができる。
さらに、各ガイド突起26〜32が正面視で車両上下方向にずれて配置されている。そして、本体部24に走行風aが当たった際に本体部24の前面24Aに流れる気流A1〜A4は各ガイド突起26〜32によって生じる。このため、例えば、本体部24に対する各ガイド突起26〜32の車両上下方向の設定位置を適宜変更することで、各気流A1〜A4の車両上下方向の位置を各ガイド突起26〜32によって調整できる。これにより、本体部24に対する気流A1〜A4の車両上下方向の位置においても調整することができる。
また、各ガイド突起26〜32は、車両幅方向に並んで配置されると共に、車両幅方向外側へ向かうに従い車両下側へずれて配置されている。これにより、各ガイド突起26〜30によって生じる気流A1〜A3が隣接するガイド突起28〜32に干渉することを抑制しつつ、気流A1〜A4を車両幅方向外側へ流すことができる。したがって、本体部24の車両上下方向に亘る領域において本体部24に当たった走行風aを車両幅方向外側へ良好に案内できる。
さらに、偏向リブ部26B〜30Bの車両幅方向外側の端部は、それぞれ車両幅方向外側に隣接する傾斜リブ部28A〜32Aの下端部よりも車両幅方向外側へ配置されている。すなわち、偏向リブ部26B〜30Bは、それぞれ車両幅方向外側に隣接するガイド突起28〜32と車両上下方向にオーバーラップしている。これにより、本体部24に当たった走行風aを車両幅方向外側へ効率よく案内させることができる。
すなわち、仮に、偏向リブ部26B〜30Bの車両幅方向外側の端部が、車両幅方向外側に隣接するガイド突起28〜32と車両上下方向においてオーバーラップしていない場合には、気流A1〜A3が偏向リブ部26B〜32Bの車両幅方向外側の端部から車両上側へ流れる可能性がある。この場合には、例えば、気流A2が気流A1と当たることで、空気の乱れが生じて、本体部24に当たった走行風aを車両幅方向外側へ効率よく流すことができない可能性がある。これに対して、偏向リブ部26B〜30Bの車両幅方向外側の端部が、車両幅方向外側に隣接するガイド突起28〜32と車両上下方向においてオーバーラップしているため、偏向リブ部26B〜30Bの車両幅方向外側の端部から気流A1〜A3が車両上側へ流れることが抑制される。これにより、本体部24に当たった走行風を車両幅方向外側へ効率よく案内させることができる。
なお、第1の実施の形態では、各傾斜リブ部26A〜32Aは車両上側へ向かうに従い車両幅方向外側へ傾斜して配置されており、各偏向リブ部26B〜32Bは、各傾斜リブ部26A〜32Aの上端部から車両幅方向外側へ延びている。そして、ガイド突起26〜32が、車両幅方向外側へ向かうに従って車両下側へずれて配置されている。これに替えて、各傾斜リブ部26A〜32Aを車両下側へ向かうに従い車両幅方向外側へ傾斜して配置させて、各偏向リブ部26B〜32Bを、各傾斜リブ部26A〜32Aの下端部から車両幅方向外側へ延びるように形成してもよい。そして、この場合には、ガイド突起26〜32を、車両幅方向外側へ向かうに従って車両上側へずれて配置させてもよい。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態の車両前部構造S2では、エアスパッツ20の本体部24に形成されるガイド突起50以外の構成については、第1の実施の形態の車両前部構造S1と同様に構成されている。以下、図4(A)及び(B)を用いて、第2の実施の形態のガイド突起50について説明する。
この図に示されるように、第2の実施の形態では、エアスパッツ20の本体部24に8箇所のガイド突起50が形成されている。そして、車両上下方向に並ぶガイド突起50が対を成しており、この対を成すガイド突起50が、車両幅方向に等間隔に4箇所に配置されている。また、対を成すガイド突起50は、車両幅方向外側へ向かうに従い互いに離間する方向へ傾斜するリブ状に形成されると共に、本体部24から車両前方へ突出されている。また、対を成すガイド突起50は、正面視で互いに接近する方向へ凸となるように僅かに湾曲されている。
そして、床下16の車両下側を流れる走行風aの一部が本体部24の前面24Aに当たると、本体部24の車両上側の部分では、本体部24の上部に形成されたガイド突起50によって車両幅方向外側へ向かうに従い車両上側へ傾斜する方向へ流れる空気流B1〜B4が生じる。また、本体部24の車両下側の部分では、本体部24の下部に形成されたガイド突起50によって車両幅方向外側へ向かうに従い車両下側へ傾斜する方向へ流れる空気流C1〜C4が生じる。これにより、本体部24に当たった走行風aは、各ガイド突起50によって、全体的に車両幅方向外側へ案内される。このため、本体部24に当たった走行風aの流れを各ガイド突起50によって制御できる。
また、本体部24には、8箇所のガイド突起50が形成されているため、第2の実施の形態においても第1の実施の形態と同様に、本体部24に対して、各ガイド突起50によって生じる空気流B1〜B4,C1〜C4の流れを細かく調整することができる。
さらに、一対のガイド突起50では、ガイド突起50が正面視で車両上下方向にずれて配置されている。これにより、第2の実施の形態においても第1の実施の形態と同様に、本体部24に対する気流B1〜B4,C1〜C4の車両上下方向の位置も調整することができる。
なお、第2の実施の形態では、対を成すガイド突起50は、正面視で互いに接近する方向へ凸となるように僅かに湾曲されているが、ガイド突起50を直線状に形成してもよい。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態の車両前部構造S3では、エアスパッツ20の本体部24に形成されるガイド突起60以外の構成については、第2の実施の形態の車両前部構造S2と同様に構成されている。以下、図5(A)及び(B)を用いて、第3の実施の形態のガイド突起60について説明する。
この図に示されるように、第3の実施の形態では、エアスパッツ20の本体部24に6箇所のガイド突起60が形成されている。このガイド突起60は、車両幅方向に等間隔に3箇所形成されると共に、車両上下方向に並んで配置されている。
各ガイド突起60は、正面視で長手方向を車両幅方向とした略楕円形状に形成されており、各ガイド突起60の車両幅方向内側部分では、車両幅方向内側へ向かうに従い車両上下方向の寸法が小さくなるように設定されている。すなわち、各ガイド突起60の車両幅方向内側端部が車両幅方向内側へ向かって先細りに形成されて、各ガイド突起60の車両幅方向内側の先端が尖っている。また、各ガイド突起60の前面60Aは、平面視で車両幅方向外側へ向かうに従い車両後方へ傾斜して配置されている。
そして、各ガイド突起60の車両幅方向内側端部が車両幅方向内側へ向かって先細りに形成されているため、走行風aの一部が本体部24の前面24Aに当たると、この走行風aは、ガイド突起60の側面によって車両幅方向外側へ向けて案内される。すなわち、車両幅方向外側へ向かう気流Dが生じる。これにより、本体部24に当たった走行風aは、各ガイド突起60によって、全体的に車両幅方向外側へ案内されるため、本体部24に当たった走行風aの流れを各ガイド突起60によって制御できる。したがって、第3の実施の形態においても、第2の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
また、第3の実施の形態では、各ガイド突起60の前面60Aが、平面視で車両幅方向外側へ向かうに従い車両後方へ傾斜して配置されている。このため、ガイド突起60の前面60Aに当たった走行風aも、前面60Aによって車両幅方向外側へ案内させることができる。
また、第2の実施の形態及び第3の実施の形態では、ガイド突起50,60が、車両上下方向に並んで配置されている。これに替えて、車両上下方向に並ぶガイド突起50,60を車両幅方向にずらして配置してもよい。すなわち、本体部24の上部に配置されるガイド突起50,60と本体部24の下部に配置されるガイド突起50,60とを、車両幅方向に交互に並ぶように配置してもよい。
(第4の実施の形態)
第4の実施の形態の車両前部構造S4では、では、エアスパッツ20の本体部24に形成されるガイド突起70以外の構成については、第1の実施の形態の車両前部構造S1と同様に構成されている。以下、図6(A)及び(B)を用いて、第4の実施の形態のガイド突起70について説明する。
この図に示されるように、第4の実施の形態では、エアスパッツ20の本体部24に4箇所のガイド突起70が形成されている。このガイド突起70は、車両幅方向に等間隔に並んで配置されている。各ガイド突起70は、正面視で車両下側へ向かうに従い車両幅方向外側へ傾斜されたリブ状に形成されて、本体部24の前面24Aから車両前方へ突出されている。また、各ガイド突起70は、正面視で車両幅方向内側かつ車両下側へ凸となるように若干湾曲されている。
そして、床下16の車両下側を流れる走行風aの一部が本体部24の前面24Aに当たると、本体部24に形成されたガイド突起70によって車両幅方向外側へ向かうに従い車両下側へ傾斜する方向へ流れる空気流E1〜E4が生じる。これにより、本体部24に当たった走行風aは、各ガイド突起70によって、車両幅方向外側へ向かうに従い車両下側へ傾斜する方向へ案内される。このため、本体部24に当たった走行風aの流れを各ガイド突起70によって制御できる。
また、本体部24には、4箇所のガイド突起70が形成されているため、第4の実施の形態においても第1の実施の形態と同様に、本体部24に対して、ガイド突起70によって生じる空気流E1〜E4の流れを細かく調整することができる。
なお、第4の実施の形態では、各ガイド突起70は、正面視で車両幅方向内側かつ車両下側へ凸となるように若干湾曲されている。これに替えて、各ガイド突起70を正面視で直線状に形成してもよい。
(第5の実施の形態)
第5の実施の形態の車両前部構造S5では、エアスパッツ20の本体部24に形成されるガイド突起80以外の構成については、第1の実施の形態の車両前部構造S1と同様に構成されている。以下、図7(A)及び(B)を用いて、第5の実施の形態のガイド突起80について説明する。
この図に示されるように、第5の実施の形態のガイド突起80は縦リブ部82と横リブ部84とを含んで構成されている。縦リブ部82は、本体部24の車両幅方向内側の端部に形成されると共に、車両上下方向に沿って延びている。また、縦リブ部82は、平断面視で略三角形状に形成されて、本体部24から車両前方へ突出されている。横リブ部84は、本体部24の下端部に形成されて、車両幅方向に沿って延びると共に、縦リブ部82の下端部に結合されている。また、縦リブ部82は、側断面視で略三角形状に形成されて、本体部24から車両前方へ突出されている。さらに、縦リブ部82では、正面視で車両幅方向外側へ向かうに従い車両上下方向の寸法が小さく設定されている。すなわち、縦リブ部82の車両幅方向外側端部が車両幅方向外側へ向かって先細りに形成されて、縦リブ部82の車両幅方向外側の先端が尖っている。
そして、床下16の車両下側を流れる走行風aの一部が本体部24の前面24Aに当たると、本体部24に形成されたガイド突起80の縦リブ部82によって、本体部24に当たった走行風aの車両幅方向内側への流れが塞き止められる。また、本体部24に形成されたガイド突起80の横リブ部84によって、本体部24に当たった走行風aの車両下側への流れが塞き止められる。これにより、本体部24の前面24Aには、車両幅方向外側へ流れるような気流Fが生じる。これにより、本体部24に当たった走行風aは、ガイド突起80によって、全体的に車両幅方向外側へ案内される。このため、本体部24に当たった走行風aの流れをガイド突起80によって制御できる。
なお、第1の実施の形態では、本体部24にガイド突起26〜32が4箇所形成されており、第2の実施の形態では、本体部24にガイド突起50が8箇所形成されている。また、第3の実施の形態では、本体部24にガイド突起60が6箇所形成されており、第4の実施の形態では、本体部24にガイド突起70が4箇所形成されている。そして、これらガイド突起の個数は、上記の個数に限られるものではなく、本体部24に流れる気流に応じて任意に設定することができる。
12 フロントタイヤ(前輪)
16 床下
22 取付部
24A 前面
24 本体部
26 ガイド突起(ガイド部)
26A 傾斜リブ部
26B 偏向リブ部
28 ガイド突起(ガイド部)
28A 傾斜リブ部
28B 偏向リブ部
30 ガイド突起(ガイド部)
30A 傾斜リブ部
30B 偏向リブ部
32 ガイド突起(ガイド部)
32A 傾斜リブ部
32B 偏向リブ部
50 ガイド突起(ガイド部)
60 ガイド突起(ガイド部)
70 ガイド突起(ガイド部)
80 ガイド突起(ガイド部)
S1 車両前部構造
S2 車両前部構造
S3 車両前部構造
S4 車両前部構造
S5 車両前部構造

Claims (5)

  1. 前輪の車両前側の床下に取付けられる取付部と、
    板状に形成されると共に、板厚方向を車両前後方向として前記取付部から車両下側へ延びる本体部と、
    前記本体部の前面に形成され、前記本体部から車両前方へ突出されると共に、前記本体部に当たった走行風を所定の方向へ案内するガイド部と、
    を備えた車両前部構造。
  2. 前記本体部には、複数の前記ガイド部が形成された請求項1に記載の車両前部構造。
  3. 前記ガイド部が車両上下方向にずれて配置された請求項2に記載の車両前部構造。
  4. 前記ガイド部は、
    正面視で車両上側へ向かうに従い車両幅方向外側へ傾斜する傾斜リブ部と、
    前記傾斜リブ部の上端部から車両幅方向外側へ延びる偏向リブ部と、
    を含んで構成され、
    前記ガイド部が、車両幅方向に並んで配置されると共に、車両幅方向外側へ向かうに従い車両下側へずれて配置された請求項2又は請求項3に記載の車両前部構造。
  5. 前記偏向リブ部の車両幅方向外側の端部が、車両幅方向外側に隣接する前記ガイド部と車両上下方向においてオーバーラップされた請求項4に記載の車両前部構造。
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