JP2015074250A - 車両床下構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】車体フロアの車両下方側を流れる空気流に対する整流作用の確保と当該車体フロアの車両下方側のスペースの確保とを両立させることができる車両床下構造を得る。【解決手段】アンダーカバー30のカバー本体部32の端部32Aから、当該カバー本体部32と一体に車両前方下側に凸となる形状に形成された傾斜部38が設けられている。また、傾斜部38が車両前方上側から車両後方下側に向かって傾斜する複数の傾斜面部によって構成されている。このため、アンダーカバー30と車体フロア20との間にスペース62を十分に確保することができると共に、車両前方側から流れる空気流W1が傾斜部38に沿う方向へ整流され、当該空気流W1をカバー本体部32に沿って流すことができる。その結果、車体フロア20の車両下方側を流れる空気流W1に対する整流作用の確保と当該車体フロア20の車両下方側のスペース62の確保とを両立させることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、車両床下構造に関する。
従来、車体フロアの車両下方側に整流部材を設けることにより、当該車体フロアの車両下方側に流れる空気流を整流することができる自動車の床下整流構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第4227003号公報(図7)
しかしながら、上記特許文献1に開示された自動車の床下整流構造では、整流部材の車両前方側の面の車両後方側端部と車体フロアとが車両上下方向に離間している。このため、整流部材の車両後方側に流れていく空気流を十分に整流することが困難であると考えられる。また、整流部材の車両前方側の面の傾斜角度を小さい角度に設定すれば、当該整流部材の車両後方側に流れていく空気流を整流するのに有利となるが、当該面の傾斜角度を小さい角度に設定すると、当該整流部材を設置するのにより大きなスペースが必要となる。従って、車体フロアの車両下方側を流れる空気流に対する整流作用の確保と当該車体フロアの車両下方側のスペースの確保とを両立させることが困難となる場合がある。
本発明は上記事実を考慮し、車体フロアの車両下方側を流れる空気流に対する整流作用の確保と当該車体フロアの車両下方側のスペースの確保とを両立させることができる車両床下構造を得ることが目的である。
請求項1に記載の発明に係る車両床下構造は、車体フロアと、前記車体フロアの車両上下方向下方側に当該車体フロアと所定の間隔をあけて車両幅方向及び車両前後方向に延在されたカバー本体部を備えたアンダーカバーと、前記カバー本体部の車両前後方向前側端部から一体に設けられ、車両前方下側に凸となる形状に形成されかつ車両前方上側から車両後方下側に向かって傾斜する複数の傾斜面部を含んで構成された傾斜部と、を有している。
請求項2に記載の発明に係る車両床下構造は、請求項1に記載の発明において、前記カバー本体部と当該カバー本体部に隣接する傾斜面部との成す角の補角と、前記傾斜面部と当該傾斜面部の車両前方側に隣接する傾斜面部との成す角の補角とが45°よりも小さい角度に設定されている。
請求項3に記載の発明に係る車両床下構造は、請求項1又は請求項2記載の発明において、前記傾斜部は3面の前記傾斜面部によって構成されている。
請求項4に記載の発明に係る車両床下構造は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の発明において、前記アンダーカバーは、前記傾斜部と当該傾斜部の車両前後方向前側に配置されたタイヤとの間に車両部品を配置できるように所定の間隔をあけて配置可能とされている。
請求項1に記載の本発明によれば、カバー本体部が、車体フロアの車両上下方向下方側に当該車体フロアと所定の間隔をあけて車両幅方向及び車両前後方向に延在されている。このため、アンダーカバーと車体フロアとの間にスペースが形成され、当該スペースに種々の部材を配置することができる。
ここで、本発明では、カバー本体部の車両前後方向前側端部から当該カバー本体部と一体に車両前方下側に凸となる形状に形成された傾斜部が設けられており、当該傾斜部が車両前方上側から車両後方下側に向かって傾斜する複数の傾斜面部を含んで構成されている。このため、アンダーカバーと車体フロアとの間にスペースを十分に確保することができると共に、車両前方側から流れる空気流が傾斜部に沿う方向へ整流され、当該空気流をカバー本体部に沿って流すことができる。
請求項2に記載の本発明によれば、カバー本体部と当該カバー本体部に隣接する傾斜面部との成す角の補角と、傾斜面部と当該傾斜面部の車両前方側に隣接する傾斜面部との成す角の補角とが45°よりも小さい角度に設定されている。これにより、傾斜面部に沿って流れる空気流の速度成分のうち、当該傾斜面部の車両後方側に隣接する傾斜面部又はカバー本体部に沿う方向の速度成分の割合を多くすることができる。
請求項3に記載の本発明によれば、傾斜部は3面の傾斜面部によって構成されている。これにより、傾斜部に沿って流れる空気流の流れの方向を緩やかに変更することができる。
請求項4に記載の本発明によれば、アンダーカバーは、傾斜部と当該傾斜部の車両前後方向前側に配置されたタイヤとの間に車両部品を配置できるように所定の間隔をあけて配置可能とされている。これにより、傾斜部と当該傾斜部の車両前後方向前側に配置されたタイヤとの間に車両部品を配置することができる。
以上説明したように、請求項1に記載の本発明に係る車両床下構造では、車体フロアの車両下方側を流れる空気流に対する整流作用の確保と当該車体フロアの車両下方側のスペースの確保とを両立させることができるという優れた効果を有する。
請求項2に記載の本発明に係る車両床下構造では、傾斜面部及びカバー本体部に沿って流れる空気流の剥離を抑制又は防止することができるという優れた効果を有する。
請求項3に記載の本発明に係る車両床下構造では、傾斜部に沿って流れる空気流をアンダーカバーの車両下方側に流れる空気流に緩やかに合流させ、当該空気流の乱れによる走行抵抗(空気抵抗)の増加を抑制又は防止することができるという優れた効果を有する。
請求項4に記載の本発明に係る車両床下構造では、傾斜部と当該傾斜部の車両前後方向前側に配置されたタイヤとの間に形成されたスペースを有効に活用することができるという優れた効果を有する。
第1実施形態に係る車両床下構造の要部を示す拡大断面図(図2の要部を示す拡大断面図)である。 第1実施形態に係る車両床下構造を示す拡大断面図(図4の2−2線に沿って切断した状態を示す拡大断面図)である。 第1実施形態に係る車両床下構造を示す斜視図である。 第1実施形態に係る車両床下構造を示す車両下方側から見た下面図である。 第2実施形態に係る車両床下構造の要部を示す拡大断面図である。 第2実施形態に係る車両床下構造の変形例を示す断面図である。
以下、図1〜図4を用いて、本発明に係る車両床下構造の第1実施形態について説明する。なお、これらの図において適宜示される矢印FRは車両前方側を示しており、矢印UPは車両上方側を示しており、矢印OUTは車両幅方向外側を示している。
まず、図3及び図4を用いて本実施形態に係る車両10の下部構造の一例について説明する。これらの図に示されるように、車体12の車両幅方向両端部には、車両前後方向に沿って車体骨格の一部を構成するロッカ14が延在されている。ロッカ14は、当該ロッカ14の車両幅方向外側を構成するアウタパネル16と、当該ロッカ14の車両幅方向内側を構成するインナパネル18と、によって断面矩形状の閉断面構造とされている。なお、図3ではロッカ14を簡略化して図示している。また、左右のロッカ14の間には、フロアパネル22が車両前後方向に延在されており、当該フロアパネル22によって車体12の車体フロア20が構成されている。フロアパネル22は、平面視で矩形の板材によって構成されると共に、当該フロアパネル22の車両幅方向両端部が折り曲げられてフランジ部22Aとされている。そして、フランジ部22Aが、インナパネル18の車両下方側にスポット溶接等により接合されることにより、フロアパネル22がロッカ14に固定されている。なお、ロッカ14の車両前方側にはフロントタイヤ24が配置されると共に、ロッカ14の車両後方側には、リヤタイヤ26が配置されている。
ロッカ14の車両下方側には、エネルギー吸収部材28が設けられている。このエネルギー吸収部材28は、アルミ材を押し出し成形することにより、車両前後方向に延在された直方体状に形成されており、側面衝突時の衝突エネルギーを吸収可能とされている。なお、エネルギー吸収部材28は、ロッカ14の車両下方側の面に図示しないボルト等によって取り付けられている。
ここで、本実施形態では、アンダーカバー30を含んで車両床下構造が構成されており、フロアパネル22及びエネルギー吸収部材28の車両下方側がアンダーカバー30によって覆われている。以下、本発明の要部であるアンダーカバー30を中心とした車両床下構造の構成について詳細に説明する。
図2〜図4に示されるように、アンダーカバー30は、カバー本体部32と、フロントカバー部36と、傾斜部38と、を含んで一体的に形成されている。カバー本体部32は、平面視で車両幅方向及び車両前後方向に延在する矩形の板状に形成されており、エネルギー吸収部材28の車両下方側に、車体フロア20に対して水平な状態で配置されている。つまり、カバー本体部32は、車体フロア20の車両下方側に当該車体フロア20と所定の間隔をあけて配置されており、当該カバー本体部32と車体フロア20とによってスペース62が形成されている。また、カバー本体部32の車両後方側端部は、エネルギー吸収部材28の車両後方側端部よりも車両後方側に所定距離だけオフセットして配置されている。さらに、カバー本体部32の車両幅方向両端部は、エネルギー吸収部材28の車両幅方向外側端部よりも車両幅方向内側に所定距離だけオフセットして配置されており、エネルギー吸収部材28の車両幅方向外側が、車両下方側から見て露出された状態とされている。なお、カバー本体部32は、車両走行時において、路面54に近接した状態となるように設定されている。
フロントカバー部36は、カバー本体部32の車両前後方向前側の端部32Aの車両幅方向中央部から当該カバー本体部32と一体に設けられている。このフロントカバー部36は、車両下方側に面する下壁部36A及び車両幅方向外側に面する一対の側壁部36Bによって、縦断面視で車両上方側が開放されたU字状となるように構成されている。下壁部36Aは、平面視で台形板状、より具体的には、上辺側が車両前方側とされ、カバー本体部32の車両幅方向の中心に対して対称となるように設定された台形板状に形成されている。この下壁部36Aは、車両前方上側から車両後方下側に向って傾斜した状態でカバー本体部32の車両前後方向前側の端部32Aに設けられている。下壁部36Aの車両幅方向外側両端部には、当該端部に沿って平面視でハの字となるように側壁部36Bが設けられている。この側壁部36Bは、車両前方側端部が車両上下方向に沿うように設定され、車両上方側端部が車体フロア20に沿うように設定されると共に、側面視で車両後方下側に延びる四角形の板状に形成されている。そして、側壁部36Bの車両幅方向外側には、傾斜部38が設けられている。なお、図2に示されるようにフロントカバー部36及びカバー本体部32の複数箇所には、車両下方側が開放された有蓋円筒状の取付部34が設けられおり、当該取付部34における蓋部34Aの中央には図示しない挿通孔が設けられている。一方、車体フロア20の車両下方側には、図示しない強度部材が設けられており、当該強度部材及びエネルギー吸収部材28には、蓋部34Aの挿通孔に対応する図示しないねじ孔が設けられている。そして、図示しないビス等の締結部材が、車両下方側から当該挿通孔に挿通されると共に、当該ねじ孔に螺合されることにより、アンダーカバー30が車体フロア20の車両下方側に固定されている。
図1に示されるように、傾斜部38はカバー本体部32の車両前後方向前側の端部32Aの車両幅方向外側部から当該カバー本体部32と一体に設けられている。この傾斜部38は、それぞれ車両前方上側から車両前方下側に向かって傾斜すると共に矩形平板状に形成された傾斜面部40、傾斜面部42及び傾斜面部44によって、車両前方下側に凸となる形状に形成されている。傾斜面部40は、カバー本体部32の端部32Aに当該カバー本体部32と隣接して配置されており、カバー本体部32との成す角の補角がθに設定されると共に、側面視における幅がLに設定されている。この傾斜面部40とカバー本体部32との変曲部(端部32A)は、エネルギー吸収部材28の車両前方側端部よりも車両後方側となるように設定されている。換言すれば、傾斜面部40は、当該傾斜面部40とエネルギー吸収部材28の前方側とが車両下方側から見て重なるように配置されている。傾斜面部42は、傾斜面部40の車両前方側端部に当該傾斜面部40と隣接して配置されており、傾斜面部40との成す角の補角がθに設定されると共に、側面視における幅がLに設定されている。傾斜面部44は、傾斜面部42の車両前方側端部に当該傾斜面部42と隣接して配置されており、傾斜面部42との成す角の補角がθに設定されると共に、側面視における幅がLに設定されている。また、傾斜面部44は、車両上下方向に対する傾斜角度がθに設定されている。本実施形態では、一例として、θ=θ=θ=θ=22.5°に設定されており、換言すれば、θ=…=θ=90°/(N+1)(Nは傾斜面部の面数)の関係が成り立っている。また、L、L及びLの比が、L:L:L=1:2:2に設定されており、換言すれば、L及びLに比べLが短い長さに設定されている。なお、図4に示されるように、傾斜部38とフロントタイヤ24との間には、所定の間隔Dが確保されており、車両下方側から見てロッカ14が所定長さ露出されている(以下、この部分を「露出部14A」と称する。)。このため、露出部14Aに種々の部材を配置することが可能とされている。なお、本実施形態では、露出部14Aにジャッキアップポイント46が設定されており、当該ジャッキアップポイント46は、車両下方側から露出された状態となっている。
次に、本実施形態の作用・効果について説明する。
本実施形態では、図1及び図2に示されるように、カバー本体部32が、車体フロア20の車両下方側に当該車体フロア20と所定の間隔をあけて車両幅方向及び車両前後方向に延在されている。このため、アンダーカバー30と車体フロア20との間にスペース62が形成され、当該スペース62にエネルギー吸収部材28を配置することができる。
ところで、本実施形態では、傾斜部38が、複数の傾斜面部によって車両前方下側に凸となる形状に形成されているが、仮に傾斜部38が単一の傾斜面部で構成されている場合には、車体フロア20の車両下方側のスペースを有効に活用できないことがある。より具体的に説明すると、傾斜部38が図1に示される仮想線Kのように単一の傾斜面部で構成された場合、エネルギー吸収部材28の車両前方側端部と傾斜部38との干渉を防止するため、当該エネルギー吸収部材28の車両前後方向の長さを短くする必要がある。その結果、カバー本体部32と車体フロア20との間のスペース62のうち、側面視で傾斜部38と仮想線Kで仕切られるスペース62Aがデッドスペースとなることがある。また、エネルギー吸収部材28の外形寸法を維持するために、傾斜部38を車両前後方向に長くすると、傾斜部38の車両前方側におけるロッカ14の露出部14Aが縮小され、当該露出部14Aにジャッキアップポイント46を設定するのが困難となる場合がある。
しかしながら、本実施形態では、傾斜部38が、傾斜面部40、傾斜面部42及び傾斜面部44によって、車両前方下側に凸となる形状に形成されている。これにより、アンダーカバー30と車体フロア20との間にスペース62を十分に確保することができ、ひいては車体フロア20の車両下方側のスペースを有効に活用することができる。
また、本実施形態では、車体フロア20の車両下方側において車両前方側から流れる空気流Wを、アンダーカバー30によって整流することができる。
図1〜図4を用いて具体的に説明すると、車両10の走行時において、車両前方側から流れる空気流Wは、図4に示されるように、まずフロントカバー部36の側壁部36Bに沿って流され、傾斜部38に向かって流れるように整流される。
傾斜部38に向かって整流された空気流Wは、図1及び図2に示されるように、傾斜部38の傾斜面部40、傾斜面部42及び傾斜面部44に沿って流れると共に、カバー本体部32に沿うように整流される。そして、空気流Wは、路面54の近傍を流れる空気流Wと単一の空気流Wとなるように合流されて、当該空気流Wがカバー本体部32に沿って流れていく。
また、本実施形態では、傾斜部38、カバー本体部32及び路面54によって、流路56が形成されている。この流路56の流入口58は、傾斜面部44の車両上方側端部と路面54とを含んで構成されており、当該流入口58の断面積がAに設定されている。一方、流路56の流出口60は、カバー本体部32の車両後方側端部と路面54とを含んで構成されており、当該流出口60の断面積がAに設定されると共に、断面積Aと断面積Aとの関係は、A>Aに設定されている。このため、空気流W及び空気流Wが流路56の流入口58から流入し、空気流Wとなって当該流路56におけるカバー本体部32の車両下方側を通るときには、非圧縮性流体の連続の式より空気流Wの流速が速くなる。つまり、空気流Wが流路56におけるカバー本体部32の車両下方側を通るときの流速Vが、流入口58に流入される前の空気流W及び空気流Wの流速Vよりも速くなる。さらに、カバー本体部32は、車両走行時において、路面54に近接した状態となるように設定されているので、カバー本体部32の車両下方側を流れる空気流Wの流速Vが十分に高められる。従って、ベルヌーイの定理によりカバー本体部32の車両下方側に低圧(負圧)領域が形成され、その結果、車両10にダウンフォースが発生する。
このように、本実施形態では、アンダーカバー30のカバー本体部32の車両前後方向前側の端部32Aから、当該カバー本体部32と一体に車両前方下側に凸となる形状に形成された傾斜部38が設けられている。また、傾斜部38が車両前方上側から車両後方下側に向かって傾斜する複数の傾斜面部(傾斜面部40、傾斜面部42及び傾斜面部44)によって構成されている。このため、アンダーカバー30と車体フロア20との間にスペース62を十分に確保することができると共に、車両前方側から流れる空気流Wが傾斜部38に沿う方向へ整流され、当該空気流Wをカバー本体部32に沿って流すことができる。その結果、車体フロア20の車両下方側を流れる空気流Wに対する整流作用の確保と当該車体フロア20の車両下方側のスペース62の確保とを両立させることができる。
また、本実施形態では、カバー本体部32と当該カバー本体部32に隣接する傾斜面部40との成す角の補角θが45°よりも小さい角度に設定されている。また、傾斜面部40と当該傾斜面部40の車両前方側に隣接する傾斜面部42との成す角の補角θ及び傾斜面部42と当該傾斜面部42の車両前方側に隣接する傾斜面部44との成す角の補角θが45°よりも小さい角度に設定されている。このため、傾斜面部40に沿って流れる空気流の速度成分のうち、カバー本体部32に沿う方向の速度成分の割合を多くすることができる。また、傾斜面部に沿って流れる空気流の速度成分のうち、当該傾斜面部の車両後方側に隣接する傾斜面部に沿う方向の速度成分の割合を多くすることができる。その結果、傾斜面部40、傾斜面部42、傾斜面部44及びカバー本体部32に沿って流れる空気流の剥離を抑制又は防止することができる。
さらに、本実施形態では、傾斜部38は3面の傾斜面部(傾斜面部40、傾斜面部42及び傾斜面部44)によって構成されている。これにより、傾斜部38に沿って流れる空気流Wの流れの方向を緩やかに変更することができ、その結果、傾斜部38に沿って流れる空気流Wをアンダーカバー30の車両下方側に流れる空気流Wに緩やかに合流させ、当該空気流Wの乱れによる走行抵抗(空気抵抗)の増加を抑制又は防止することができる。
加えて、本実施形態では、アンダーカバー30は、傾斜部38と当該傾斜部38の車両前後方向前側に配置されたフロントタイヤ24との間に車両部品を配置できるように所定の間隔Dをあけて配置可能とされている。これにより、傾斜部38と当該傾斜部38の車両前後方向前側に配置されたフロントタイヤ24との間にジャッキアップポイント46を配置することができ、その結果、傾斜部38と当該傾斜部38の車両前後方向前側に配置されたフロントタイヤ24との間に形成されたスペースを有効に活用することができる。
さらに加えて、本実施形態では、傾斜部38、カバー本体部32及び路面54によって、流路56が形成されると共に、カバー本体部32は、車両走行時において、路面54に近接した状態となるように設定されている。このため、車両10にダウンフォースを発生させることができ、その結果、フロントタイヤ24及びリヤタイヤ26の車両走行時における接地性を高めることができる。
<第2実施形態>
次に、本発明に係る車両床下構造の第2実施形態について説明する。なお、前述した第1実施形態と同一構成部分については、同一の番号を付してその説明を省略する。
図5に示されるように、この第2実施形態では、傾斜部80が2面の傾斜面部で構成されている点及び傾斜部80の車両後方側に曲面部86が設けられている点に特徴がある。
具体的に説明すると、本実施形態における傾斜部80は、基本的には第1実施形態の傾斜面部と同様の構成とされた傾斜面部82及び傾斜面部84によって構成されている。傾斜面部82は、カバー本体部32の車両前後方向前側の端部32Aに当該カバー本体部32と隣接して配置されており、当該傾斜面部82とカバー本体部32との成す角の補角がφに設定されると共に、側面視における幅がSに設定されている。傾斜面部84は、傾斜面部82の車両前方側端部に当該傾斜面部82と隣接して配置されており、傾斜面部82との成す角の補角がφに設定されると共に、側面視における幅がSに設定されている。また、傾斜面部84は、車両上下方向に対する傾斜角度がφに設定されている。本実施形態では、一例として、φ=φ=φ=30°に設定されており、本実施形態においても、φ=…=φ=90°/(N+1)(Nは傾斜面部の面数)の関係が成り立っている。また、S及びSの比が、S:S=1:1に設定されている。そして、傾斜面部82の車両後方側端部には、車両前方上側に凸とされた円周状に形成された曲面部86が設けられると共に、当該曲面部86が設けられた分カバー本体部32が傾斜面部82の車両後方側端部よりも所定高さ高い位置に配置されている。
次に、本実施形態の作用・効果について説明する。
本実施形態では、傾斜面部82とカバー本体部32との成す角の補角φ及び傾斜面部84と傾斜面部82との成す角の補角φが30°とされており、第1実施形態におけるθ〜θに比べて大きい角度に設定されている。しかしながら、傾斜面部84の車両上下方向に対する傾斜角度φが、第1実施形態における傾斜面部44の車両上下方向に対する傾斜角度θよりも大きい角度に設定されている。このため、傾斜部80は、全体では第1実施形態における傾斜部38と同様の整流効果を発揮することができ、その結果、本実施形態でも、前述した第1実施形態と同様の作用・効果が得られる。
また、本実施形態では、傾斜面部82の車両後方側端部に曲面部86が設けられており、当該曲面部86は、車両前方上側に凸とされた円周状に形成されている。このため、アンダーカバー30の車両下方側を流れる空気流Wが、曲面部86に沿って流れる分当該空気流Wの流路が延長され、当該空気流Wの流速が速くなる。その結果、曲面部86の車両下方側に低圧(負圧)領域が形成され、車両10にダウンフォースを発生させることができる。
次に、本発明の第二実施形態の変形例について説明する。
本実施形態において、カバー本体部32は、車体フロア20に対して水平となるように配置されていたが、図6に示されるように、車体フロア20に対する傾斜角度がαに設定された状態で配置されていてもよい。
このように構成されたカバー本体部32では、流路56における当該カバー本体部32の車両下方側の部分が緩やかに拡大していく。このため、ベルヌーイの定理によりカバー本体部32の車両下方側を流れる空気流Wの圧力が高まり、当該カバー本体部32の車両下方側の空気を車両後方側に押し出すことができる。その結果、カバー本体部32の車両前方側に低圧(負圧)領域が形成され、車両10にダウンフォースを発生させることができる。
また、傾斜面部84の車両上下方向に対する傾斜角度φが、カバー本体部32が車体フロア20に対して傾斜される分大きくなる(30°から30°+αになる)。これにより、傾斜面部84による走行抵抗(空気抵抗)を低減することができる。
<上記実施形態の補足説明>
(1) 上述した第1実施形態では、θ=θ=θ=θ=22.5°に設定されると共に、L、L及びLの比が、L:L:L=1:2:2に設定されているが、上記の作用・効果が得られる範囲内であれば、θ〜θ及びL〜Lの値を適宜変更してもよい。
(2) また、上述した第1実施形態では、カバー本体部32が、矩形の板状に形成されると共に車体フロア20に対して水平となるように配置されているが、第2実施形態と同様の構成を適用してもよい。
(3) 上述した第2実施形態では、φ=φ=φ=30°に設定されると共に、S及びSの比が、S:S=1:1に設定されているが、上記の作用・効果が得られる範囲内であれば、φ〜φ、S及びSの値を適宜変更してもよい。
(4) 上述した実施形態では、ジャッキアップポイント46が車両下方側から見て露出された状態とされているが、ジャッキアップポイント46が使用されるときにのみ当該ジャッキアップポイント46が露出されるようにしてもよい。一例として、アンダーカバー30を移動可能な構成とすることにより、ジャッキアップポイント46を露出可能としてもよい。
(5) また、上述した実施形態では、アンダーカバー30が車体フロア20の車両下方側に固定される構成としたが、当該アンダーカバー30の位置及び角度をアクチュエータ等によって変更可能な構成としてもよい。一例として、速度、加速度及び操舵角等を検知手段等によって検知し、当該検知手段による検知結果を基にアクチュエータ等によってアンダーカバー30の位置及び角度を変更する構成としてもよい。
(6) さらに、上述した実施形態では、スペース62の中にエネルギー吸収部材28を設ける構成としたが、適宜その他の部材を設ける構成としてもよい。
(7) 加えて、上述した実施形態では、ロッカ14の露出部14Aにジャッキアップポイント46を設定したが、当該露出部14Aに適宜その他の部材を設ける構成としてもよい。
(8) さらに加えて、傾斜部38及び傾斜部80の形状は、上述した実施形態に限られるものではなく、カバー本体部32の車両前後方向前側の端部32A全てに亘って設けられていてもよい。また、傾斜面部の面数も上記の作用・効果が得られる範囲内であれば適宜変更してもよい。なお、傾斜部38及び傾斜部80は、当該傾斜部38及び傾斜部80の車両幅方向の長さが短い長さであっても整流作用を有する。
20 車体フロア
24 フロントタイヤ(タイヤ)
30 アンダーカバー
32 カバー本体部
32A カバー本体部の車両前後方向前側端部
38 傾斜部
40 傾斜面部
42 傾斜面部
44 傾斜面部
46 ジャッキアップポイント(車両部品)
80 傾斜部
82 傾斜面部
84 傾斜面部
D 所定の間隔
θ 補角
θ 補角
θ 補角
φ 補角
φ 補角

Claims (4)

  1. 車体フロアと、
    前記車体フロアの車両上下方向下方側に当該車体フロアと所定の間隔をあけて車両幅方向及び車両前後方向に延在されたカバー本体部を備えたアンダーカバーと、
    前記カバー本体部の車両前後方向前側端部から一体に設けられ、車両前方下側に凸となる形状に形成されかつ車両前方上側から車両後方下側に向かって傾斜する複数の傾斜面部を含んで構成された傾斜部と、
    を有する車両床下構造。
  2. 前記カバー本体部と当該カバー本体部に隣接する傾斜面部との成す角の補角と、前記傾斜面部と当該傾斜面部の車両前方側に隣接する傾斜面部との成す角の補角とが45°よりも小さい角度に設定されている、
    請求項1記載の車両床下構造。
  3. 前記傾斜部は3面の前記傾斜面部によって構成されている、
    請求項1又は請求項2記載の車両床下構造。
  4. 前記アンダーカバーは、前記傾斜部と当該傾斜部の車両前後方向前側に配置されたタイヤとの間に車両部品を配置できるように所定の間隔をあけて配置可能とされている、
    請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の車両床下構造。
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