JP2014075877A - アキシャルギャップ型回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】
アキシャルギャップ型回転電機の銅損低減、低価格化を図るとともに、耐久性、絶縁性、冷却性能を向上する。
【解決手段】
アキシャルギャップ型回転電機は、絶縁被覆導線を連続巻きした複数のコイルからなる連続巻コイル(10a、10d、10g、10j)を、3相分重ね合わせて周方向に配置した固定子コアを備えている。各連続巻コイルは、コイルのそれぞれを放射状に配置した状態で、その内径側で渡り線(15U2、15U3、15U4、15U5)を介して隣接するコイルに絶縁被覆導線を連続巻きしたものであり、各コイルを垂直方向に折り曲げて、各相の連続巻きコイルを重ね合わることにより、渡り線の長さ(2×L+L)を、固定子コアのコア積厚(L1)にかかわらず調整できるようにした。
【選択図】 図4

Description

本発明は、モータや発電機などとして利用されるアキシャルギャップ型回転電機に関するものである。
近年、地球温暖化が深刻化する中で、電気機器に対する省エネルギー化の要求が高まっている。現在、国内の年間消費電力量の約55%がモータによって消費されているため、モータの高効率化に対する注目は高い。これまでモータの高効率化には、高いエネルギー積を有する希土類磁石を用いた設計が採用されている。
しかし、希土類磁石の原料であるNd(ネオジウム)やDy(ディスプロシウム)は、最大産出国である中国の輸出枠規制により、近年価格が高騰している。中国の輸出枠規制の方針は、NdやDyの採掘による環境破壊を防止するためのものであり、今後も希土類の価格高騰や供給難が続く可能性が高い。
このため、希土類磁石を使わず、フェライト磁石のみでモータの高効率化を実現できる手段の一つとして、アキシャルギャップ型モータが注目されている。アキシャルギャップ型モータは、従来のラジアルギャップ型よりも磁石面積を広くとることができるため、フェライト磁石に換えた場合の保持力の低下を補うことができ、効率を従来と同等以上にすることができる。
アキシャルギャップ型モータの構成としては、1ロータ−2ステータ型、2ロータ−1ステータ型、1ロータ−1ステータ型などの組み合わせがある。
下記特許文献1には、同相コイルを4連続巻線し、Y結線でアキシャルギャップ型モータ(1ロータ−1ステータ型)を構成することが示されており、連続巻線で接続点数を減らすことにより、モータの低価格化を図っている。また、コイル間をつなぐ渡り線をコイルの内径側に集めることで、コイル外径側をフリースペースとし、コイル外径側とモータハウジングとを接触させることで、冷却性能を向上させている。
従来から行われている、1相分の4連続巻コイルを製造するため巻線装置を図9に示す。
この巻線装置では、4個の巻線用ボビンを横に一列に並べた状態にして、これらを前後に駆動する分割コア前後機構21a、21b、21c、21dに搭載する。図9では、3コアまでの巻線が終了し、4コア目の巻線を行う直前の状態を例にして説明する。
絶縁被覆導線を供給するノズル24aは、3軸方向の移動機構を有し、各コア間の渡り線を形成することができ、この例では、ノズル24aは固定とし、ワークを含めた巻線部全体を回転させることで巻線を行うものとする。もちろん、ノズルを回転させる方式でも同様の4連続コイルを形成することができる。
さて、3コア目の巻線終了後、図示されるように、分割コア前後機構21cを後退させた後、空のボビンを搭載した分割コア前後機構21dを、巻線軌道が確保できる距離まで前進させる。このとき渡り線25U4は、固定ピン22e、22fにより固定されるが、巻線軌道を確保するため、分割コア前後機構21dが、各コアのコア積厚L以上のストロークで移動する必要があるため、渡り線25U4の長さは、少なくとも、コア積厚L以上となる。
そして、渡り線25U4が固定ピン22e、22fにより固定されると、巻線部全体を分割コア前後機構21dを中心に回転させることで、このボビンへの絶縁被覆導線を巻回することが可能となる。
巻線終了後は、巻き終わり端で切断し、分割コア前後機構21dを元の位置に後退させて、巻線が完了する。このとき、渡り線25U4は、渡り線25U2、25U3と同様に固定ピン22e、22fから離れ、浮いた状態となる。
特開2008−172859号公報
ところで、4コア分の巻線が完了した後、図4を用いて後述するように、回転電機として組み立てた場合を想定すると、固定子コアのコア積厚L、渡り線の径方向長さL、周方向長さをLとした場合、理想的な渡り線の長さLは、2×L+Lとなる。
しかし、上述のように、渡り線の長さは、巻線装置における分割コア前後機構の最小限ストロークによって、不可避的にコア積厚L以上となるため、これが2×L+Lより長い場合、余剰分が発生して相互に干渉することになり、3相分の4連続巻コイルを組み立てることが困難であった。このことは、回転電機の高出力化を図る観点から、各コイルに高密度に巻線を行うことで占積率を高めるため、渡り線の径方向長さL、周方向長さをLをできるだけ短くしたり、コア積厚Lを大きくした場合、渡り線の余剰分が顕著に増大し、連続巻コイルを作成して軸周りに組み立てる際、渡り線が干渉して、組立を著しく困難にしたり、耐久性、絶縁性が悪化するといった問題が発生した。
そこで、本発明の目的は、絶縁被覆導線を高密度に巻いた連続巻コイルを軸方向に簡単に組み立てることができ、しかも、渡り線の長さ、配置を最適化することで、回転電機の銅損低減、低価格化を図るとともに、耐久性、絶縁性の向上、さらには、冷却性能の向上を実現したアキシャルギャップ型回転電機を提供することにある。
この目的を達成するため、本発明のアキシャルギャップ型回転電機は、絶縁被覆導線を連続巻きした複数のコイルからなる連続巻コイルを、3相分重ね合わせて周方向に配置した固定子コアを備え、各連続巻コイルは、コイルのそれぞれを放射状に配置した状態で、その内径側で渡り線を介して隣接するコイルに絶縁被覆導線を連続巻きしたものであり、各コイルを垂直方向に折り曲げて、各相の連続巻きコイルを重ね合わせることにより、渡り線の長さを、固定子コアのコア積厚にかかわらず調整できるようにした。
各コイルを垂直方向に折り曲げて、各相の連続巻きコイルを重ね合わせたとき、各相における絶縁被覆導線の巻始め端である中性点が、固定子コアの内周において、互いに隣り合うように配置すれば、接続点数を1箇所に集約することができ、モータをさらに低価格化することができる。
また、渡り線の長さを、各コイルを放射状に保持する巻線治具に設けた固定ピンにより調節することで、最適な形状、長さを備えた渡り線を構成することができる。
各コイルを垂直方向に折り曲げて、各相の連続巻きコイルを重ね合わせる際、連続巻コイルの渡り線の周方向形状を円弧形状とすることで、ロータの回転シャフトと渡り線との間の径方向距離を一定に保ち、絶縁を一層向上することができる。
さらに、各コイルを垂直方向に折り曲げて、各相の連続巻きコイルを重ね合わせたとき、各相の渡り線が干渉しないように配置することで、空間絶縁距離を確保することができる。
以上のように、本発明によれば、回転電機の高出力化を図るため、巻線を高密度に巻いて占積率を高めるため、渡り線の径方向長さ、周方向長さをできるだけ短くしたり、コア積厚を大きくした場合でも、渡り線の長さを、固定子コアのコア積厚にかかわらず調整できるから、アキシャルギャップ型回転電機の低価格化、銅損低減、冷却性能を向上するとともに、耐久性、信頼性を格段に高めることができる。
本発明の一実施形態である12スロットのモータの各相コイルの渡り線の配置を示す模式図。 本発明の一実施形態である12スロットのモータの各相コイルの結線図。 本発明の一実施形態であるU相の4連続巻コイルの配置を示す模式図。 本発明の一実施形態であるU相の4連続巻コイルの配置を示す斜視図。 本発明の一実施形態であるコア積厚が渡り線の長さよりも長くなった場合のU相の4連続巻コイルの配置を示す斜視図。 本発明の一実施形態であるコア積厚が渡り線の長さよりも長くなった場合にも対応した1相分の4連続巻コイルを製造する巻線装置の構成を示す斜視図。 本発明の一実施形態である1相分の4連続巻コイルの各コイルを、渡り線を基準にして径方向の垂直面内で90°垂直に折り返した状態を示す図。 本発明の一実施形態である2相分の連続巻コイルの渡り線を事前に軸方向に異なる角度で傾けて、3相分の4連続巻コイルを軸方向に組み立てた状態を示す、巻き始め第一番目のコイルの一断面図。 1相分の4連続巻コイルを製造する従来の巻線装置を示す斜視図。
以下、実施例を図面を用いて説明する。
図1に本発明の一実施形態である12スロットのモータの各相コイルの渡り線の配置を模式的に表したものを示す。ここで渡り線とは、連続巻されたコイル(図1は4連続巻コイル)の、隣り合うコイルとコイルとを繋ぐ絶縁被覆導線部分の名称として定義する。
アキシャルギャップ型モータ100は、鉄心3の周りに、絶縁被覆導線を連続巻した4個のコイルを環状に配置して、ステータとなる固定子コア1を構成し、この固定子コア1の上下もしくは一方にロータ2を配置する。ロータ2は中心に配置された回転シャフト(図示せず)と連結されており、固定子コア1とは一定のギャップを設けて配置されている。また、ロータ2の固定子コア側には、図示していないが、マグネットが周方向にN極とS極を交互に配置している。なお、以下で説明するアキシャルギャップ型モータ100は一例であって、各相のコイル数、すなわち、スロット数を適宜変更できることはもちろんである。
図1の実施例では、U相の4個のコイル10a、10d、10g、10jは、図6を用いて後述する巻線装置により、渡り線を介して連続巻線される。なお、コイルの巻回方向はすべて同一方向であり、渡り線はすべてコイルの内径側に集約されている。
V相の4個のコイル10b、10e、10h、10kと、W相の4個のコイル10c、10f、10i、10lについても、連続巻線の巻回方向や渡り線の配置は同様である。
そして、U相の4連続巻コイル、V相の4連続巻コイル、W相の4連続巻コイルの巻始め端である端末線を互いに隣り合う位置に配置して、これら3相の端末線を接続端子もしくは溶接で接続することにより、中性点5として機能させることができる。
この結果、接続点数を1箇所に集約することができ、モータの低価格化を実現できる。
また、渡り線をすべてコイル内径側に集約することで、コイル外径側はフリースペースとなり、例えば、コイル外径側とモータハウジングとを接触させることにより、モータの冷却性能向上を図ることが可能となる。さらに、U相の4連続巻コイル、V相の4連続巻コイル、W相の4連続巻コイルの各入力線4を、必然的に隣り合う位置に配置することができるため、これらをロータ2に接触させないように這い回し、モータケースより引き出すことで、固定子コア1をステータとして機能させることができる。
図2は、本実施例のアキシャルギャップ型モータ100における固定子コア1の結線図を示す。
U相のコイル10Uは、入力線15U1、コイル10a、渡り線15U2、コイル10d、渡り線15U3、コイル10g、渡り線15U4、コイル10j、端末線15U5を連結して構成する。コイルの巻回方向はすべて同一方向である。また、V相のコイル10V、W相のコイル10Wの構成もコイルの巻回方向を含め、同一である。
すなわち、本実施例のアキシャルギャップ型モータ100は、4連続巻コイルを3組使用した4直列のY結線で構成されている。そして、前述のように、U相のコイル10U、V相のコイル10V、W相のコイル10Wの中心部(N)を中性点接続することにより、ステータとして機能する。
各4連続巻の構造、配置を示すため、コイルU相を例にして、図3に模式図、図4に斜視図で示す。もちろん、V相のコイル10V、W相のコイル10Wとも同じ構造、配置である。
ここで固定子コア1のコア積厚L、渡り線の径方向長さL、周方向長さをLとし、中心に位置する回転電機の回転シャフトの外周に沿って渡り線の周方向を配置することを想定すると、理想的な渡り線の長さLは、図4から明らかなように、2×L+Lとなる。
そして、渡り線の周方向を事前に円弧状に成形することで、3相分の4連続巻コイルを垂直方向に折り曲げて、回転シャフト軸を中心に、軸方向に組み立てることが可能となる。
さらに、図1に示されるように、隣接するU相とV相間、V相とW相間、そしてW相とU相間で渡り線が交錯する部分では、図8に一例で示すように、各渡り線15U2、15V2、15W2を、回転シャフト軸の軸方向に互い異なる角度(図8では、15U2が水平、15V2がφ1、15W2がφ2)とすることで、渡り線交錯部における巻線の干渉が防止され、互いに接触することなく、巻線の短絡をより確実に防止することができる。
図6に、1相分の4連続巻コイルを作成する際、理想的な渡り線の長さを実現するための巻線装置の一例を示す。
4個の巻線用ボビンは、巻線治具31に対し、周方向に略90°間隔に配置する。また、巻線の回転中心軸と巻線治具31の回転軸は、略直角とする。
なお、巻線用ボビンの数は4個に限られることなく、各相のコイル数に応じて変更でき、これに適合するよう周方向の角度間隔を設定すればよい。
ここでも、図9と同様、3コア目までの巻線が終了し、4コア目の巻線を行う際を例にして説明する。なお、この例では、絶縁被覆導線を供給するノズル24bは、3軸方向の移動機構を有しており、次のボビンへの巻線を開始する際、任意の方向に渡り線を形成することができるようにしている。
3コア目の巻線終了後、巻線治具31を垂直軸周りに90度回転させ、空のボビンを巻線支持部36の回転軸線上に突出させる。このとき渡り線35U4は、ノズル24bの移動により、固定ピン32e、32fで固定され、巻線部全体を分割コア30jを中心に回転させることで、4コア目の巻線が可能となる。巻線終了後は、巻き終わり線を切断し、巻線が完了する。このとき、渡り線35U2、35U3、35U4は固定ピンから離れることなく、所望の形状を維持することが可能となる。
このように、巻線用ボビンが放射状に配置されているため、巻線時は、他の巻線用ボビンと干渉することなく、高密度の巻線が可能となり、しかも渡り線を隣り合う巻線用ボビンの根元間に形成することができるため、渡り線の長さLが不可避的にコア積厚L以上とならざるを得ない従来技術とは異なり、固定子コアのコア積厚Lに関係なく、渡り線の長さLを短縮化することができる。
すなわち、固定ピン32e、32fのピン形状とその配置位置を調整することにより、図4に示すように、渡り線の長さLを、理想的な渡り線の長さ、2×L+Lに設定することができ、さらに、固定ピンを円周上に複数配置することで、渡り線の形状を円弧形状にすることも可能である。もちろん、U相、V相、W相毎に、ピンの形状や配置を変更した巻線装置を使用して、それぞれの渡り線の長さや形状をそれぞれに適したものに調整することも可能である。
渡り線を円弧形状にすれば、ロータ2の回転シャフトと渡り線との間の径方向距離を一定に保つことにより、絶縁を一層向上することができる。
こうして4連続コイルの巻線が終了したら、巻線治具から4連続コイルを取り外した後、図7に示すように、渡り線35U2、35U3、35U4を基準にして、各コイルの径方向垂直面内で、各コイルが垂直方向を向くように90度折り返すと、渡り線形状を所望の形状を維持したまま、図5に示すように、コア積厚L’が大きくても、これになんら影響されることなく、渡り線の長さLを、例えば、2×L+Lとして、軸方向に組立可能な4連続コイルを構成することが可能となる。
そして、最後に図8に示すように、U相コイル10Uに対し、V相コイル10V、W相コイル10Wの渡り線15V2、15W2を軸方向に異なる角度φ1、φ2に傾くよう、事前に成形することで、3相分の4連続巻コイルを軸方向に組み立てることが可能となる。ここで、φ1の最小値はU相の基準コイル10UとV相のコイル10Vとの空間絶縁距離で定義され、同じくφ2の最小値は、V相のコイル10VとW相のコイル10Wとの空間絶縁距離で定義される。
これに換え、U相コイル10U、V相コイル10V、W相コイル10Wの巻き終わり端位置を互いに相違させ、すべてのコイルが垂直方向を向くように90度折り返した際、各渡り線の高さを相互に異なるようにしてもよい。
1 ステータ
2 ロータ
3 鉄心
4 入力線
5 中性点
10a〜10l コイル
10U U相のコイル
10V V相のコイル
10W W相のコイル
15U1 入力線
15U2,15U3,15U4 渡り線
15U5 端末線
15V1 入力線
15V2,15V3,15V4 渡り線
15V5 端末線
15W1 入力線
15W2,15W3,15W4 渡り線
15W5 端末線
20a,20d,20g,20j 分割コア
21a〜21d 分割コア前後機構
22a〜22f 固定ピン
23a〜23d 巻線用ボビン固定部
24a ノズル
25U2,25U3,25U4 渡り線
30a,30d,30g,30j 分割コア
31 巻線治具
32a〜32f 固定ピン
33c〜33d 巻線用ボビン固定部
34 巻線支持部
36 巻線支持部
24b ノズル
35U2,35U3,35U4 渡り線
100 アキシャルギャップ型モータ

Claims (5)

  1. 絶縁被覆導線を連続巻きした複数のコイルからなる連続巻コイルを、3相分重ね合わせて周方向に配置した固定子コアを備え、
    各連続巻コイルは、コイルのそれぞれを放射状に配置した状態で、その内径側で渡り線を介して隣接するコイルに前記絶縁被覆導線を連続巻きしたものであり、
    各コイルを垂直方向に折り曲げて、各相の連続巻きコイルを重ね合わせることにより、前記渡り線の長さを、前記固定子コアのコア積厚にかかわらず調整できるようにしたことを特徴とするアキシャルギャップ型回転電機。
  2. 各コイルを垂直方向に折り曲げて、各相の連続巻きコイルを重ね合わせたとき、各相における絶縁被覆導線の巻始め端である中性点が、前記固定子コアの内周において、互いに隣り合うように配置したことを特徴とする請求項1に記載のアキシャルギャップ型回転電機。
  3. 前記渡り線の長さを、各コイルを放射状に保持する巻線治具に設けた固定ピンにより調節したことを特徴とする請求項1に記載のアキシャルギャップ型回転電機。
  4. 各コイルを垂直方向に折り曲げて、各相の連続巻きコイルを重ね合わせる際、前記連続巻コイルの渡り線の周方向形状を円弧形状としたことを特徴とする請求項1に記載のアキシャルギャップ型回転電機。
  5. 各コイルを垂直方向に折り曲げて、各相の連続巻きコイルを重ね合わせたとき、各相の渡り線が干渉しないように配置したことを特徴とする請求項1に記載のアキシャルギャップ型回転電機。
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