JP2019080453A - アキシャルフラックス型の回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡素化された結線作業の下で形成可能なステータを有するアキシャルフラックス型の回転電機を提供することを目的とする。【解決手段】本出願は、ロータの回転軸周りの周方向に環状に配列された複数のステータコアそれぞれに巻き付けられるコイル線材により構成される複数の励磁コイルを備えるステータを有するアキシャルフラックス型の回転電機を開示する。複数の励磁コイルは、第1相、第2相及び第3の励磁電流がそれぞれ流される第1、第2及び第3相励磁体をそれぞれ形成する複数の第1、第2、第3相コイルを含む。複数の第1相コイルは、互いに周方向に隣接する第1ペアコイル及び第2ペアコイルにより構成されたコイルペアを含む。第1ペアコイル及び第2ペアコイルは、単一の共通コイル線材により構成される。【選択図】図1

Description

本発明は、アキシャルフラックス型の回転電機に関する。
アキシャルフラックス型の回転電機は、ステータ及びロータが、回転電機の回転軸に平行な軸方向において間隔を空け互いに対向するように配置された構造を有する。ロータは、ステータが生成する回転磁界によって回転される。
ステータは、複数のステータコアと、複数のステータコアにそれぞれ巻回された複数の励磁コイルと、を含む。複数のステータコア及び複数の励磁コイルは、ロータの回転軸周りの周方向に配列されている。三相の交流電流がこれらの励磁コイルに供給されると、回転軸周りの回転磁場が発生する。ロータは、磁極が形成された円板状の部材である。ロータは、三相の交流電流の供給下で発生した回転磁場によって、回転軸周りに回転される。
複数の励磁コイルは、U相の交流電流がそれぞれ流れる複数のU相コイルと、V相の交流電流が流れる複数のV相コイルと、W相の交流電流が流れる複数のW相コイルと、を含む(特許文献1を参照)。U相の交流電流が、複数のU相コイルに供給されるために、複数のU相コイルは、複数のV相コイル及び複数のW相コイルと短絡することなく結線される必要がある。V相の交流電流が、複数のV相コイルに供給されるために、複数のV相コイルは、複数のW相コイル及び複数のU相コイルと短絡することなく結線される必要がある。W相の交流電流が、複数のW相コイルに供給されるために、複数のW相コイルは、複数のU相コイル及び複数のV相コイルと短絡することなく結線される必要がある。
特開2007−60794号公報
特許文献1の開示技術によれば、複数の励磁コイルそれぞれは、互いに独立した個別のコイル線材から形成される。したがって、これらの励磁コイルを電気的に接続するための多数の結線部材が必要とされる。U相コイル用の結線部材は、V相コイル及びW相コイル用の結線部材と接触しないように、U相コイルに結線される必要がある。しかしながら、V相コイル及びW相コイル用の多数の結線部材は、U相コイル用の結線部材の配線領域に存在しているので、U相用の結線部材がV相コイル及びW相コイル用の結線部材から適切な距離だけ離れるようにU相用の結線部材を結線することは熟練した技能を必要とする。したがって、従来のステータは、結線作業の簡素化の面において改善の余地を有している。
本発明は、簡素化された結線作業の下で形成可能なステータを有するアキシャルフラックス型の回転電機を提供することを目的とする。
本発明の一局面に係るアキシャルフラックス型の回転電機は、所定の回転軸周りに回転するロータと、前記ロータに対して前記回転軸と平行な軸方向に対向するように配置されて前記ロータを回転させる磁界を形成するステータと、を備える。前記ステータは、前記回転軸周りの周方向に環状に配列された複数のステータコアと、前記複数のステータコアの周囲にそれぞれ形成され、前記複数のステータコアそれぞれに巻き付けられたコイル線材により構成される複数の励磁コイルと、を含む。前記複数の励磁コイルは、第1相の励磁電流が流されるように互いに電気的に接続されて第1相励磁体を形成する複数の第1相コイルと、第2相の励磁電流が流されるように互いに電気的に接続されて第2相励磁体を形成する複数の第2相コイルと、第3相の励磁電流が流されるように互いに電気的に接続されて第3相励磁体を形成する複数の第3相コイルと、を含む。前記複数の第1相コイルは、前記複数の第1相コイルから選ばれて互いに周方向に隣接するように配置される第1ペアコイル及び第2ペアコイルにより構成されたコイルペアを含む。前記第1ペアコイル及び前記第2ペアコイルは、前記第1ペアコイル及び前記第2ペアコイルにまたがって連続する単一の共通コイル線材により構成される。前記共通コイル線材は、前記複数のステータコアのうち前記第1ペアコイルに対応するステータコアに対して第1巻き方向に巻き付けられることにより前記第1ペアコイルを形成する部分と、前記第2ペアコイルに対応するステータコアに対して前記第1巻き方向と逆の第2巻き方向に巻き付けられることにより前記第2ペアコイルを形成する部分と、を一体に有する。
上記の構成によれば、共通コイル線材は、隣接するように配置される第1ペアコイル及び第2ペアコイルにより構成されたコイルペアを形成するので、第1ペアコイル及び第2ペアコイルを繋ぐ結線部材は必要とされない。したがって、隣り合う2つの励磁コイルを繋ぐ多数の結線部材を有する従来のステータとは異なり、上述のステータは、少数の結線部材を有することができる。したがって、結線作業に係る作業負荷は軽減され、ステータは、簡素化された結線作業の下で形成されることができる。
共通コイル線材は、複数のステータコアのうち第1ペアコイルに対応するステータコアに対して第1巻き方向に巻き付けられることにより第1ペアコイルを形成する部分と、第2ペアコイルに対応するステータコアに対して第1巻き方向と逆の第2巻き方向に巻き付けられることにより第2ペアコイルを形成する部分と、を一体に有するので、ロータを回転させるための磁極を対応するステータコアに形成することができる。
第1相の励磁電流が供給される複数の第1相コイル、第2相の励磁電流が供給される複数の第2相コイル並びに第3相の励磁電流が供給される複数の第3相コイルは、複数のステータコアにそれぞれ巻回されるので、励磁体は、第1相、第2相及び第3相の励磁電流の供給下で、回転軸周りの周方向において環状に配列された複数のステータコアに回転磁極を形成することができる。この結果、アキシャルフラックス型の回転電機のロータは、回転軸周りに回転することができる。
上記の構成に関して、前記複数の第1相コイルは、前記コイルペアから周方向に離れた位置に配置される他の第1相コイルを含み、前記第1相励磁体は、前記コイルペアと前記他の第1相コイルとを相互に電気的に接続するように前記コイルペアと前記他の第1相コイルとに結線された第1結線部材を含み、前記第1結線部材は、前記複数の励磁コイルによって形成された環状体の内周面又は外周面に沿って延びるように配置されていることが好ましい。
上記の構成によれば、第1結線部材は、複数の励磁コイルによって形成された環状体の内周面又は外周面に沿って延設されているので、回転軸に平行な軸方向において突出しない。したがって、第1結線部材は、軸方向において環状体の隣に位置するロータと干渉しない。加えて、環状体は、軸方向において過度に大きくならない。コイルペアから周方向に離れた位置に配置された他の第1相コイルは、第1結線部材によってコイルペアに結線されているので、第1相の励磁電流は、コイルペアだけでなく、コイルペアから周方向に離れた位置に配置された他の第1相コイルにも供給されることができる。
第1結線部材が、環状体の内周面に沿って延設されるとき、環状体の半径方向において外方に突出しないので、アキシャルフラックス型の回転電機の半径方向における寸法は、過度に大きくならない。第1結線部材が、環状体の外周面に沿って延設されるとき、環状体の半径方向において外方に過度に大きく突出しないので、アキシャルフラックス型の回転電機の半径方向における寸法は、過度に大きくならない。
上記の構成に関して、前記コイルペアにおける前記共通コイル線材の両端部のうちの少なくとも一方は、前記軸方向について前記環状体の外側に位置する接続端部を構成し、前記第1結線部材は、前記接続端部に結線されるとともに前記環状体の前記外周面に沿って延びるように配置されていることが好ましい。
上記の構成によれば、コイルペアの共通コイル線材の接続端部は、環状体の外方に位置するので、作業者は、環状体の外方から接続端部に容易にアクセスすることができる。したがって、作業者は、第1結線部材を接続端部に容易に連結することができる。
上記の構成に関して、前記コイルペアにおける前記共通コイル線材の前記接続端部は、前記軸方向に屈曲され、前記他の第1相コイルを形成するコイル線材は、前記環状体の外方で前記軸方向に屈曲された接続端部を含み、前記第1相励磁体は、前記第1結線部材と前記共通コイル線材の前記接続端部とを前記回転軸に向けて貫通する第1連結具と、前記第1結線部材と前記他の第1相コイルを形成する前記コイル線材の前記接続端部とを前記回転軸に向けて貫通する第2連結具と、を含むことが好ましい。
上記の構成によれば、コイルペアの共通コイル線材の接続端部及びコイルペアから周方向に離れた位置に配置された他の第1相コイルを形成するコイル線材の接続端部はともに、回転軸に平行な軸方向に屈曲されているので、作業者は、回転軸に向かう方向に第1連結具及び第2連結具の貫通方向を定めることができる。作業者は第1結線部材とコイルペアの接続端部とに第1連結具を貫通させた後、環状体を回転軸周りに回転させ、コイルペアから周方向に離れた位置に配置された他の第1相コイルを形成するコイル線材の接続端部を結線作業が行われる所定の結線作業位置に配置することができる。その後、作業者は、第1結線部材とコイルペアから周方向に離れた位置に配置された他の第1相コイルを形成するコイル線材の接続端部とに第2連結具を貫通させることができる。これらの連結具を用いた連結作業はともに、共通の結線作業位置において回転軸に向けて接続端部と結線部材とに連結具を貫通させる作業である。したがって、作業者は、共通の作業を繰り返し行うことにより、結線部材とコイル線材とを結線することができ、励磁体を効率的に作成することができる。
上記の構成に関して、前記複数の第2相コイルは、互いに周方向に離れた位置に配置される2つの第2相コイルを含み、前記第2相励磁体は前記2つの第2相コイルを互いに電気的に接続するように前記2つの第2相コイルにそれぞれ結線された第2結線部材を含み、前記第1結線部材は、前記軸方向に直交する第1仮想平面上で延設され、前記第2結線部材は、前記第1仮想平面に平行な第2仮想平面上で延設されていることが好ましい。
上記の構成によれば、第1相の励磁電流が供給される第1相コイルの結線に用いられる第1結線部材は、軸方向に直交する第1仮想平面上で延設され、且つ、第2相の励磁電流が供給される第2相コイルの結線に用いられる第2結線部材は、第1仮想平面に平行な第2仮想平面上で延設されているので、これらの結線部材は、略平行な関係を有することができる。したがって、これらの結線部材間での短絡のリスクは非常に小さい。
上述のアキシャルフラックス型の回転電機は、簡素化された結線作業の下で形成されるステータを有することができる。
アキシャルフラックス型の回転電機として例示されるモータの概略的な断面図である。 図1に示されるモータの概略的な展開斜視図である。 図1に示されるモータの励磁体の概略的な展開斜視図である。 図3に示される励磁体の概略的な斜視図である。 従来の励磁体の概略的な正面図である。 図3に示される励磁体の接続端部の概略的な平面図である。 図3に示される励磁体の他のもう1つの斜視図である。
図1は、アキシャルフラックス型の回転電機として例示されるモータ900の概略的な断面図である。図2は、モータ900の概略的な展開斜視図である。図1及び図2を参照して、モータ900が説明される。「左」や「右」といった方向を表す用語が、以下の説明に用いられる。これらの用語は、説明の明瞭化のみを目的として用いられている。したがって、後述される実施形態の原理は、これらの用語によっては何ら限定されない。
モータ900は、回転シャフト910と、ロータ920と、2つのステータ100,101と、ケース950と、を備える。ステータ100,101は、回転磁界を発生させる。ロータ920は、ステータ100,101からの回転磁界に応じて、所定の回転軸RAX周りに回転される。回転シャフト910は、ロータ920から回転力を受け、回転軸RAX周りに回転される。ロータ920及びステータ100,101は、ケース950内で回転軸RAXと平行な軸方向に対向している。
回転シャフト910は、ケース950を貫通し、回転シャフト910の両端は、ケース950の外に突出する。回転シャフト910の両端のうち少なくとも一方は、ベルト機構やギア機構を介して外部装置(図示せず)に連結される。回転シャフト910の回転は、外部装置に伝達され、外部装置は駆動される。
ケース950は、右ケース部951と、左ケース部952と、を含む。右ケース部951は、ロータ920の右に位置する。左ケース部952は、ロータ920の左に位置する。右ケース部951及び左ケース部952は、回転軸RAXに平行な軸方向に重ね合わせられ、ロータ920及びステータ100,101が収容される収容空間を形成する。
右ケース部951は、右端壁953と、右周壁954と、複数の連結ピン955と、を含む。右端壁953は、回転軸RAXに略直交する略円形の面を形成する板部材である。右周壁954は、回転軸RAXに略同軸の円筒状の部材である。複数の連結ピン955は、右端壁953の左面から左方に突出する。複数の連結ピン955にそれぞれ対応する複数の小孔(図示せず)が、右周壁954の右端縁面に穿設される。複数の連結ピン955は、右周壁954の複数の小孔にそれぞれ挿通される。この結果、右周壁954は、右端壁953に連結される。
左ケース部952は、左端壁956と、左周壁957と、複数の連結ピン(図示せず)と、を含む。左端壁956は、回転軸RAXに略直交する略円形の面を形成する板部材である。左周壁957は、回転軸RAXに略同軸の円筒状の部材である。複数の連結ピンは、左端壁956の右面から右方に突出する。複数の連結ピンにそれぞれ対応する複数の小孔958が、左周壁957の左端縁面に穿設される。複数の連結ピンは、左周壁957の複数の小孔958にそれぞれ挿通される。この結果、左周壁957は、左端壁956に連結される。
右ケース部951及び左ケース部952が、回転軸RAXに平行な軸方向に重ね合わせられると、右周壁954の左端縁面は、左周壁957の右端縁面に当接される。ロータ920は、右周壁954と左周壁957との間の境界を包摂する仮想平面上で回転する。
ケース950は、回転シャフト910を両持ち支持する2つのベアリング959を更に含む。2つのベアリング959は、回転軸RAXに同軸に配置される。2つのベアリング959のうち一方は、右端壁953の略中心に形成された貫通孔に嵌め込まれる。2つのベアリング959のうち他方は、左端壁956の略中心に形成された貫通孔に嵌め込まれる。回転シャフト910は、2つのベアリング959を貫通する。回転シャフト910は、これらのベアリング959によって支持され、且つ、回転軸RAX周りに回転することができる。
図2に示されるように、ロータ920は、略円形の基板921と、複数の永久磁石922と、を含む。複数の永久磁石922それぞれは、回転軸RAXに向けて狭まる略台形又は略扇形の磁石板である。複数の永久磁石922は、基板921の外周縁面に固定され、基板921を取り囲む。異なる磁極(すなわち、S極及びN極)が、回転軸RAX周りの周方向に交互に形成されるように、複数の永久磁石922の配列は設計される。回転シャフト910は、基板921に略中心を貫通する。基板921は、回転シャフト910の外周面に固定される。したがって、ロータ920に磁気的に与えられた回転力は、基板921を通じて回転シャフト910に伝達されることができる。
ステータ100,101は、ロータ920の右隣及び左隣にそれぞれ配置される。すなわち、ステータ100,101は、回転軸RAXに平行な軸方向において、ロータ920の隣に配置される。ステータ100,101は、ロータ920を回転軸RAX周りに回転させる回転磁界を生じさせる。
ステータ100,101は、バックヨーク931,941と、電磁石ユニット932,942と、複数の締結具933,943と、をそれぞれ含む。バックヨーク931,941は、複数の締結具933,943によって右端壁953及び左端壁956にそれぞれ固定される環状の板材である。バックヨーク931,941は、回転軸RAXに対して略同軸である。電磁石ユニット932,942は、複数のステータコア180,181と、励磁体190,191と、をそれぞれ含む。複数のステータコア180,181は、バックヨーク931,941とロータ920との間にそれぞれ位置する。複数のステータコア180,181は、複数の締結具933,943によってバックヨーク931,941にそれぞれ固定されている。複数のステータコア180,181は、回転軸RAX周りの周方向において環状に配列される。励磁体190,191は、複数のステータコア180にそれぞれ巻回されたコイル線材によって形成された複数の励磁コイル171,173をそれぞれ含む。複数のステータコア180,181と同様に、複数のステータコア180の周囲にそれぞれ形成された複数の励磁コイル171,173は、回転軸RAX周りの周方向において環状に配列されている。したがって、複数の励磁コイル171,173は、回転軸RAXと略同軸の環状体170,172をそれぞれ形成する。環状体170,172に三相の交流電流が励磁電流として供給されると、ロータ920を回転軸RAX周りに回転させる回転磁界が発生する。
図3は、励磁体190の概略的な展開斜視図である。図1及び図3を参照して、励磁体190が説明される。励磁体191は、励磁体190と同様の構造を有する。したがって、励磁体190に関する説明は、励磁体191に援用される。
励磁体190は、相において異なる励磁電流がそれぞれ供給される複数の導電構造体を備える。図3は、複数の導電構造体として、第1相励磁体110と、第2相励磁体120と、第3相励磁体130と、を示す。第1相(すなわち、U相、V相及びW相のうちの1つ)の励磁電流は、第1相励磁体110に供給される。第1相とは異なる第2相(すなわち、U相、V相及びW相のうちの他のもう1つ)の励磁電流は、第2相励磁体120に供給される。第1相及び第2相とは異なる第3相(すなわち、U相、V相及びW相のうちの残りの1つ)の励磁電流は、第3相励磁体130に供給される。
第1相励磁体110は、全体的に弧状の導電経路を形成する。4つのコイルペア111,112,113,114と、3つの第1結線部材115,116,117と、を含む。コイルペア111,112,113,114それぞれは、環状体170の中で隣り合う2つの励磁コイル171を含む。第1結線部材115,116,117は、コイルペア111,112,113,114に結線され、コイルペア111,112,113,114間での導電経路を形成する。
コイルペア111は、第1相励磁体110の導電経路の一端部を形成する。コイルペア114は、第1相励磁体110の導電経路の他端部を形成する。コイルペア111,112,113,114は、回転軸RAXの周方向において互いに離間し、且つ、略等間隔に配置されている。コイルペア112は、コイルペア111,113の間に配置される。コイルペア113は、コイルペア112,114の間に配置される。第1結線部材115,116,117は、弧状に湾曲した導電線材である。第1結線部材115,116,117それぞれの曲率中心は、回転軸RAXに略一致する。第1結線部材115は、コイルペア111,112に結線され、コイルペア111,112間で導電経路を形成する。第1結線部材116は、コイルペア112,113に結線され、コイルペア112,113間で導電経路を形成する。第1結線部材117は、コイルペア113,114に結線され、コイルペア113,114間で導電経路を形成する。
コイルペア111は、回転軸RAX周りの周方向において隣り合う2つの第1相コイル141,142を含む。コイルペア112は、回転軸RAX周りの周方向において隣り合う2つの第1相コイル143,144を含む。コイルペア113は、回転軸RAX周りの周方向において隣り合う2つの第1相コイル145,146を含む。コイルペア114は、回転軸RAX周りの周方向において隣り合う2つの第1相コイル147,148を含む。第1相コイル141〜148それぞれは、環状体170の複数の励磁コイル171のうち1つに対応する。本実施形態に関して、第1ペアコイルは、第1相コイル141,143,145,147のうち1つによって例示される。第2ペアコイルは、第1相コイル142,144,146,148のうち1つによって例示される。
作業者は、単一の共通コイル線材211を巻回し、コイルペア111をエッジワイズコイルとして形成することができる。作業者は、単一の共通コイル線材212を巻回し、コイルペア112をエッジワイズコイルとして形成することができる。作業者は、単一の共通コイル線材213を巻回し、コイルペア113をエッジワイズコイルとして形成することができる。作業者は、単一の共通コイル線材214を巻回し、コイルペア114をエッジワイズコイルとして形成することができる。
励磁コイル間の従来の結線構造に関して、隣接する2つの励磁コイルからなるコイルペアは、2つのコイル線材から形成される。したがって、1つの結線部材が、1つのコイルペアの隣接する2つの励磁コイルを連結するために必要とされる。一方、コイルペア111,112,113,114は、共通コイル線材211,212,213,214からそれぞれ形成されるので、隣り合う2つの励磁コイルを連結する従来の結線部材に対応する部材は必要とされない。したがって、第1相励磁体110は、3つの第1結線部材115,116,117のみを結線に用いて形成されることができる。
第1相コイル141内での共通コイル線材211の巻回方向は、第1相コイル142内での共通コイル線材211の巻回方向とは逆向きである。第1相コイル143,145,147内での共通コイル線材212,213,214の巻回方向は、第1相コイル141内での共通コイル線材211の巻回方向に一致する。第1相コイル144,146,148内での共通コイル線材212,213,214の巻回方向は、第1相コイル142内での共通コイル線材211の巻回方向に一致する。本実施形態に関して、第1巻き方向は、第1相コイル141,143,145,147内での共通コイル211,212,213,214の巻回方向によって例示される。第2巻き方向は、第1相コイル142,144,146,148内での共通コイル211,212,213,214の巻回方向によって例示される。
第1相励磁体110と同様に、第2相励磁体120は、4つのコイルペア121,122,123,124と、3つの第2結線部材125,126,127と、を含む。第2相励磁体120のコイルペア121,122,123,124は、第1相励磁体110のコイルペア111,112,113,114にそれぞれ対応する。同様に、第2相励磁体120の第2結線部材125,126,127は、第1相励磁体110の第1結線部材115,116,117に対応する。第1相励磁体110に関する説明は、これらの対応部位に援用される。
コイルペア121は、単一の共通コイル線材221から形成された2つの第2相コイル151,152を含む。コイルペア122は、単一の共通コイル線材222から形成された2つの第2相コイル153,154を含む。コイルペア123は、単一の共通コイル線材223から形成された2つの第2相コイル155,156を含む。コイルペア124は、単一の共通コイル線材224から形成された2つの第2相コイル157,158を含む。第2相励磁体120の第2相コイル151〜158は、第1相励磁体110の第1相コイル141〜148にそれぞれ対応する。
第1相励磁体110と同様に、第3相励磁体130は、4つのコイルペア131,132,133,134と、3つの第3結線部材135,136,137と、を含む。第3相励磁体130のコイルペア131,132,133,134は、第1相励磁体110のコイルペア111,112,113,114にそれぞれ対応する。同様に、第3相励磁体130の第3結線部材135,136,137は、第1相励磁体110の第1結線部材115,116,117に対応する。第1相励磁体110に関する説明は、これらの対応部位に援用される。
コイルペア131は、単一の共通コイル線材231から形成された2つの第3相コイル161,162を含む。コイルペア132は、単一の共通コイル線材232から形成された2つの第3相コイル163,164を含む。コイルペア133は、単一の共通コイル線材233から形成された2つの第3相コイル165,166を含む。コイルペア134は、単一の共通コイル線材234から形成された2つの第3相コイル167,168を含む。第3相励磁体130の第3相コイル161〜168は、第1相励磁体110の第1相コイル141〜148にそれぞれ対応する。
図4は、励磁体190の概略的な斜視図である。図3及び図4を参照して励磁体190が更に説明される。
作業者は、第1相励磁体110、第2相励磁体120及び第3相励磁体130の中心それぞれを回転軸RAXに合わせ、これらを回転軸RAXに平行な軸方向において重ね合わせることができる。この結果、励磁体190が簡便に組み立てられる。
図3を参照して説明された励磁体190に関して、結線作業は、第1相励磁体110、第2相励磁体120及び第3相励磁体130の作成時に完了する。作業者は、その後、第1相励磁体110、第2相励磁体120及び第3相励磁体130を、回転軸RAXに平行な軸方向に重ねるだけで、励磁体190を作成することができる。コイルペア111〜114,121〜124,131〜134が円環状に配列された後の結線作業は必要とされないので、励磁体190は、従来の励磁体よりもはるかに簡便に形成されることができる。
上述の如く、第1相励磁体110、第2相励磁体120及び第3相励磁体130が、回転軸RAXに平行な軸方向に重ね合わせられると、コイルペア111〜114,121〜124,131〜134は、環状体170を形成する。このとき、第1結線部材115〜117、第2結線部材125〜127及び第3結線部材135〜137は、環状体170の外周面に沿って延びている。第1結線部材115〜117、第2結線部材125〜127及び第3結線部材135〜137それぞれは、第1結線部材115〜117、第2結線部材125〜127及び第3結線部材135〜137それぞれの両端部を除いて、コイルペア111〜114,121〜124,131〜134から僅かに離間している。したがって、第1結線部材115〜117、第2結線部材125〜127及び第3結線部材135〜137とコイルペア111〜114,121〜124,131〜134との間の短絡は生じない。本実施形態に関して、第1結線部材115〜117、第2結線部材125〜127及び第3結線部材135〜137は、環状体170の外周面に沿って延設されている。しかしながら、第1結線部材115〜117、第2結線部材125〜127及び第3結線部材135〜137が、環状体170の内周面に沿って延設されるように、第1相励磁体110、第2相励磁体120及び第3相励磁体130は形成されてもよい。
第1結線部材115〜117、第2結線部材125〜127及び第3結線部材135〜137は、共通コイル線材211〜214,221〜224,231〜234よりも高い剛性を有する弧状の線材であってもよい。この場合、第1相励磁体110、第2相励磁体120及び第3相励磁体130それぞれの全体的に弧状の形状は、維持されやすくなる。この結果、作業者は、第1相励磁体110、第2相励磁体120及び第3相励磁体130を回転軸RAXに平行な軸方向に容易に重ね合わせ、励磁体190を形成することができる。
図4に示されるように、第1結線部材115〜117の組、第2結線部材125〜127の組及び第3結線部材135〜137の組は、回転軸RAXにそれぞれ直交し、且つ、互いに平行な3つの仮想平面上で延設される。すなわち、第1結線部材115〜117の組は、環状体170の外周面の右縁に沿って延設される。第2結線部材125〜127の組は、環状体170の外周面の左縁に沿って延設される。第3結線部材135〜137の組は、第1結線部材115〜117の組と第2結線部材125〜127の組との間で延設される。第3結線部材135〜137の組は、第1結線部材115〜117の組及び第2結線部材125〜127の組それぞれから僅かに離間しているので、これらの間での短絡は生じない。
第2相励磁体120のコイルペア121は、第1相励磁体110のコイルペア111と第3相励磁体130のコイルペア131との間に配置される。第2相励磁体120のコイルペア122は、第1相励磁体110のコイルペア112と第3相励磁体130のコイルペア132との間に配置される。第3相励磁体130のコイルペア131は、第1相励磁体110のコイルペア113と第3相励磁体130のコイルペア133との間に配置される。第2相励磁体120のコイルペア124は、第1相励磁体110のコイルペア114と第3相励磁体130のコイルペア134との間に配置される。励磁コイル141,151,161,143,153,163,145,155,165,147,157,167の巻回方向は、励磁コイル142,152,162,144,154,164,146,156,166,148,158,168の巻回方向とは逆であり、且つ、巻回方向において異なる励磁コイル141,142,151,152,161,162,143,144,153,154,163,164,145,146,155,156,165,166,147,148,157,158,167,168が交互に配置されている。したがって、第1相の励磁電流、第2相の励磁電流及び第3相の励磁電流が、第1相励磁体110、第2相励磁体120及び第3相励磁体130にそれぞれ供給されると、回転磁界が、ステータ100,101から発生する。
<従来の励磁体との比較>
図5は、従来の励磁体800の概略的な正面図である。図5を参照して、従来の励磁体800が説明される。
励磁体800は、4つのコイルペア810と、4つのコイルペア820と、4つのコイルペア830と、を含む。第1相(すなわち、U相、V相及びW相のうちの1つ)の励磁電流が、4つのコイルペア810に供給される。第1相とは異なる第2相(すなわち、U相、V相及びW相のうちの他のもう1つ)の励磁電流が、4つのコイルペア820に供給される。第1相及び第2相とは異なる第3相(すなわち、U相、V相及びW相のうちの残りの1つ)の励磁電流が、4つのコイルペア830に供給される。
4つのコイルペア810それぞれは、隣接する2つの励磁コイル811を含む。4つのコイルペア820それぞれは、隣接する2つの励磁コイル821を含む。4つのコイルペア830それぞれは、隣接する2つの励磁コイル831を含む。
図5は、4つのコイルペア810にそれぞれ対応して配置された4つの結線部材812を示す。4つの結線部材812それぞれは、4つのコイルペア810それぞれの2つの励磁コイル811に連結される。2つの励磁コイル811のうち一方に供給された第1相の励磁電流は、結線部材812を通じて、2つの励磁コイル811のうち他方に流れることができる。
図5は、4つのコイルペア820にそれぞれ対応して配置された4つの結線部材822を示す。4つの結線部材822それぞれは、4つのコイルペア820それぞれの2つの励磁コイル821に連結される。2つの励磁コイル821のうち一方に供給された第2相の励磁電流は、結線部材822を通じて、2つの励磁コイル821のうち他方に流れることができる。
図5は、4つのコイルペア830にそれぞれ対応して配置された4つの結線部材832を示す。4つの結線部材832それぞれは、4つのコイルペア830それぞれの2つの励磁コイル831に連結される。2つの励磁コイル831のうち一方に供給された第3相の励磁電流は、結線部材832を通じて、2つの励磁コイル831のうち他方に流れることができる。
4つのコイルペア810は、回転軸RAX周りの周方向に互いに離間している。図5は、3つの結線部材813を示す。3つの結線部材813は、これらのコイルペア810の結線に用いられている。4つのコイルペア810のうち1つに供給された第1相の励磁電流は、これらの結線部材813を通じて、他のコイルペア810に流れることができる。
4つのコイルペア810と同様に、4つのコイルペア820は、回転軸RAX周りの周方向に互いに離間している。同様に、4つのコイルペア830は、回転軸RAX周りの周方向に互いに離間している。図5は、4つのコイルペア820の結線用に用いられる3つの結線部材823と、4つのコイルペア830の結線用に用いられる3つの結線部材833と、を示す。4つのコイルペア820のうち1つに供給された第2相の励磁電流は、これらの結線部材823を通じて、他のコイルペア820に流れることができる。4つのコイルペア830のうち1つに供給された第3相の励磁電流は、これらの結線部材833を通じて、他のコイルペア830に流れることができる。
合計9本の第1結線部材115〜117、第2結線部材125〜127及び第3結線部材135〜137を用いて結線される上述の環状体170とは異なり、合計21本の結線部材812,813,822,823,832,833が、励磁体800の形成に必要とされる。したがって、作業者は、多数回の結線作業をする必要がある。加えて、これらの結線部材812,813,822,823,832,833は、必然的に密集する。これらの結線部材812,813,822,823,832,833間の間隙を維持することは、高度に熟練した結線技術を必要とする。一方、上述の励磁体100に関して、9本の第1結線部材115〜117、第2結線部材125〜127及び第3結線部材135〜137は、環状体170の外周面において整然と配置されるので、作業者は、従来の結線作業よりも遙かに簡素化された結線作業を行い、励磁体190を形成することができる。
図5を参照して説明された励磁体800を作成する作業者は、まず、結線部材812,822,832を用いて、2つの励磁コイル811の組、2つの励磁コイル821の組及び2つの励磁コイル831の組を結線し、4つのコイルペア810、4つのコイルペア820及び4つのコイルペア830を形成する必要がある。次に、作業者は、これらのコイルペア810,820,830を、図5に示されるように円環状に並べる必要がある。作業者は、3つの結線部材813を用いて、4つのコイルペア810を結線し、3つの結線部材823を用いて、4つのコイルペア820を結線し、3つの結線部材833を用いて、4つのコイルペア830を結線する必要がある。作業者は、コイルペア810,820,830が円環状に並べられた後の結線作業の間、コイルペア810,820,830の円環状の配置を維持し、且つ、コイルペア810,820,830の形成のために既に結線された結線部材812,822,832との接触を回避しながら、これらの結線部材813,823,833を結線しなければならない。したがって、結線部材813,823,833の結線作業は、作業者に非常に熟練した結線技能を要求する。一方、上述の励磁体100に関して、作業者は、第1相励磁体110、第2相励磁体120及び第3相励磁体130を形成した後、これらを回転軸RAXに平行な軸方向に重ね合わせるだけで、励磁体100を作成することができる。したがって、励磁体100は、従来の作成作業よりも遙かに簡素化された作成作業の下で作成されることができる。
<他の特徴>
設計者は、上述の励磁体190に様々な特徴を与えることができる。以下に説明される特徴は、上述の励磁体190の設計原理を何ら限定しない。
(接続端部)
図3に示されるように、第1相励磁体110のコイルペア111を形成する共通コイル線材211は、環状体170の外周面から突出し、回転軸RAXに平行な軸方向に屈曲された2つの接続端部311,312を含む。接続端部311,312は、共通コイル線材211の両端部を形成する。第1相励磁体110のコイルペア112を形成する共通コイル線材212は、環状体170の外周面から突出し、回転軸RAXに平行な軸方向に屈曲された2つの接続端部313,314を含む。接続端部313,314は、共通コイル線材212の両端部を形成する。第1相励磁体110のコイルペア113を形成する共通コイル線材213は、環状体170の外周面から突出し、回転軸RAXに平行な軸方向に屈曲された2つの接続端部315,316を含む。接続端部315,316は、共通コイル線材213の両端部を形成する。第1相励磁体110のコイルペア114を形成する共通コイル線材214は、環状体170の外周面から突出し、回転軸RAXに平行な軸方向に屈曲された2つの接続端部317,318を含む。接続端部317,318は、共通コイル線材214の両端部を形成する。
第1結線部材115の両端は、接続端部312,313にそれぞれ結線される。第1結線部材116の両端は、接続端部314,315にそれぞれ結線される。第1結線部材117の両端は、接続端部316,317にそれぞれ結線される。したがって、第1相の励磁電流は、第1結線部材115〜117を通じて、コイルペア111〜114に供給されることができる。
第2相励磁体120に関して、コイルペア121を形成する共通コイル線材221は、2つの接続端部321,322を含む。コイルペア122を形成する共通コイル線材222は、2つの接続端部323,324を含む。コイルペア123を形成する共通コイル線材223は、2つの接続端部325,326を含む。コイルペア124を形成する共通コイル線材224は、2つの接続端部327,328を含む。
第2相励磁体120の共通コイル線材221の接続端部321,322は、第1相励磁体110の共通コイル線材211の接続端部311,312にそれぞれ対応する。第2相励磁体120の共通コイル線材222の接続端部323,324は、第1相励磁体110の共通コイル線材212の接続端部313,314にそれぞれ対応する。第2相励磁体120の共通コイル線材223の接続端部325,326は、第1相励磁体110の共通コイル線材213の接続端部315,316にそれぞれ対応する。第2相励磁体120の共通コイル線材224の接続端部327,328は、第1相励磁体110の共通コイル線材214の接続端部317,318にそれぞれ対応する。第1相励磁体110に関する説明は、これらの対応部位に援用される。
第2結線部材125の両端は、接続端部322,323にそれぞれ連結される。第2結線部材126の両端は、接続端部324,325にそれぞれ連結される。第2結線部材127の両端は、接続端部326,327にそれぞれ連結される。したがって、第2相の励磁電流は、第2結線部材125〜127を通じて、コイルペア121〜124に供給されることができる。
第3相励磁体130に関して、コイルペア131を形成する共通コイル線材231は、2つの接続端部331,332を含む。コイルペア132を形成する共通コイル線材232は、2つの接続端部333,334を含む。コイルペア133を形成する共通コイル線材233は、2つの接続端部335,336を含む。コイルペア134を形成する共通コイル線材234は、2つの接続端部337,338を含む。
第3相励磁体130の共通コイル線材231の接続端部331,332は、第1相励磁体110の共通コイル線材211の接続端部311,312にそれぞれ対応する。第3相励磁体130の共通コイル線材232の接続端部333,334は、第1相励磁体110の共通コイル線材212の接続端部313,314にそれぞれ対応する。第3相励磁体130の共通コイル線材233の接続端部335,336は、第1相励磁体110の共通コイル線材213の接続端部315,316にそれぞれ対応する。第3相励磁体130の共通コイル線材234の接続端部337,338は、第1相励磁体110の共通コイル線材214の接続端部317,318にそれぞれ対応する。第1相励磁体110に関する説明は、これらの対応部位に援用される。
第3結線部材135の両端は、接続端部332,333にそれぞれ連結される。第3結線部材136の両端は、接続端部334,335にそれぞれ連結される。第3結線部材137の両端は、接続端部336,337にそれぞれ連結される。したがって、第3相の励磁電流は、第3結線部材135〜137を通じて、コイルペア131〜134に供給されることができる。
図6は、接続端部311〜318,321〜328,331〜338それぞれを代表する接続端部340の概略的な平面図である。図3及び図6を参照して、接続端部340が説明される。接続端部340に関する説明は、接続端部311〜318,321〜328,331〜338それぞれに援用される。
3つの貫通孔341,342,343が、接続端部340に形成される。これらの貫通孔341,342,343は、回転軸RAXに平行な軸方向に並び、且つ、回転軸RAXに向けて接続端部340を貫通する。貫通孔341は、これらの貫通孔341,342,343の中で最も右に位置する。貫通孔342は、これらの貫通孔341,342,343の中で最も左に位置する。貫通孔343は、貫通孔341,342の間に位置する。
図6は、回転軸RAXに直交する3つの仮想平面PL1,PL2,PL3を概念的に示す。これらの仮想平面PL1,PL2,PL3は互いに平行であり、回転軸RAXに平行な軸方向において互いに異なる位置で設定されている。第1相励磁体110の第1結線部材115〜117は、仮想平面PL1上で延設される。第2相励磁体120の第2結線部材125〜127は、仮想平面PL2上で延設される。第3相励磁体130の第3結線部材135〜137は、仮想平面PL3上で延設される。第1相励磁体110の第1結線部材115〜117と同様に、貫通孔341は、仮想平面PL1上に位置する。第2相励磁体120の第2結線部材125〜127と同様に、貫通孔342は、仮想平面PL2上に位置する。第3相励磁体130の第3結線部材135〜137と同様に、貫通孔343は、仮想平面PL3上に位置する。本実施形態に関して、第1仮想平面は、仮想平面PL1によって例示される。第2仮想平面は、仮想平面PL2によって例示される。
図3に示されるように、第1相励磁体110は、複数の連結具118を含む(図3は、4つの連結具118を示す)。これらの連結具118は、第1結線部材115〜117それぞれの両端及び第1結線部材115〜117それぞれの両端に対応する接続端部340(すなわち、接続端部311〜318のいずれか)の貫通孔341を貫通する。この結果、第2結線部材125〜127それぞれの両端は、対応する接続端部340に固定される。本実施形態に関して、第1連結具は、複数の連結具118のうち1つによって例示される。第2連結具は、複数の連結具118のうち他のもう1つによって例示される。
第1相励磁体110と同様に、第2相励磁体120及び第3相励磁体130は、連結具128,138をそれぞれ含む。第2相励磁体120及び第3相励磁体130に関しても、連結具128,138を用いた結線(第2結線部材125〜127及び第3結線部材135〜137と接続端部340との間の連結)が行われる。第1相励磁体110の結線構造は、第2相励磁体120及び第3相励磁体130の結線構造に援用される。しかしながら、第2相励磁体120の連結具128は、第1相励磁体110の連結具118とは異なり、接続端部340の貫通孔342を貫通する位置に配置される。第3相励磁体130の連結具138は、第1相励磁体110の連結具118とは異なり、接続端部340の貫通孔343を貫通する位置に配置される。リベットは、連結具118,128,138として好適に利用されることができる。
作業者は、第1相励磁体110乃至第3相励磁体130を回転軸RAX周りに回転し、連結具118,128,138の貫通作業部位を所定の位置に設定することができる。連結具118,128,138全ては、回転軸RAXに向いて、接続端部340及び第1結線部材115〜117、第2結線部材125〜127及び第3結線部材135〜137を貫通するので、連結具118,128,138は、一定の作業手順で取り付けられる。したがって、作業者は、第1結線部材115〜117、第2結線部材125〜127及び第3結線部材135〜137を接続端部340に効率的に固定することができる。
接続端部340は、励磁体190への電力の供給に用いられる電力線との接続にも利用可能である。第1相励磁体110は、第1相の励磁電流が流れる電力線に連結される略L字状の連結端材119を含む。第2相励磁体120は、第2相の励磁電流が流れる電力線に連結される略L字状の連結端材129を含む。第3相励磁体130は、第3相の励磁電流が流れる電力線に連結される略L字状の連結端材139を含む。
複数の連結具118のうち1つは、接続端部311の貫通孔343に挿通され、連結端材119を接続端部311に固定する。複数の連結具128のうち1つは、接続端部321の貫通孔343に挿通され、連結端材129を接続端部321に固定する。複数の連結具138のうち1つは、接続端部331の貫通孔343に挿通され、連結端材139を接続端部331に固定する。接続端部311,321,331への連結端材119,129,139の取付は、接続端部340への第1結線部材115〜117、第2結線部材125〜127及び第3結線部材135〜137の取付と同じ手順で実行されることができる。したがって、連結端材119,129,139は、接続端部311,321,331へ効率的に固定されることができる。
(Y結線)
図7は、励磁体190の他のもう1つの斜視図である。図3、図6及び図7を参照して、励磁体190のY結線が更に説明される。
図3に示されるように、第2相励磁体120は、中性点を接続する追加的な結線部材421,422(すなわち、Y結線)を含む。結線部材421は、第2相励磁体120の接続端部328から第3相励磁体130の接続端部338に向けて環状体170の外周面に沿って延設される。図7は、結線部材421の両端をそれぞれ貫通する2つの連結具423,424を示す。連結具423,424は、接続端部328の貫通孔342及び接続端部338の貫通孔342にそれぞれ挿通され、結線部材421は、接続端部328,338に結線される。結線部材422は、結線部材421とは反対方向において環状体170の外周面に沿って延びる。図7は、結線部材422の両端をそれぞれ貫通する2つの連結具425,426を示す。連結具425は、結線部材422の一端部を貫通し、接続端部328の貫通孔341に挿通される。連結具426は、結線部材422の他端部を貫通し、第1相励磁体110の接続端部318の貫通孔341に挿通される。この結果、結線部材422の両端は、第1相励磁体110及び第2相励磁体120の接続端部318,328に固定される。
上述の実施形態に関して、モータ900は、2つのステータ100,101を有する。しかしながら、回転電機は、1つのステータを用いてロータを回転させてもよい。本実施形態の原理は、いくつのステータが回転電機に組み込まれるかによっては何ら限定されない。
上述の実施形態の原理は、アキシャルフラックス型の回転電機が用いられる様々な技術分野に適用されることができる。
100,101・・・・・・・・・ステータ
110・・・・・・・・・・・・・第1相励磁体
111〜114・・・・・・・・・コイルペア
115〜117・・・・・・・・・第1結線部材
118・・・・・・・・・・・・・連結具(第1連結具又は第2連結具)
120・・・・・・・・・・・・・第2相励磁体
125〜127・・・・・・・・・第2結線部材
130・・・・・・・・・・・・・第3相励磁体
141〜148・・・・・・・・・第1相コイル(第1ペアコイル又は第2ペアコイル)
151〜158・・・・・・・・・第2相コイル
161〜168・・・・・・・・・第3相コイル
170,172・・・・・・・・・環状体
171,173・・・・・・・・・励磁コイル
180,181・・・・・・・・・ステータコア
211〜214・・・・・・・・・共通コイル線材(コイル線材)
311〜318・・・・・・・・・接続端部
340・・・・・・・・・・・・・接続端部
900・・・・・・・・・・・・・モータ(回転電機)
920・・・・・・・・・・・・・ロータ
PL1・・・・・・・・・・・・・第1仮想平面
PL2・・・・・・・・・・・・・第2仮想平面
RAX・・・・・・・・・・・・・回転軸

Claims (5)

  1. アキシャルフラックス型の回転電機であって、
    所定の回転軸周りに回転するロータと、
    前記ロータに対して前記回転軸と平行な軸方向に対向するように配置されて前記ロータを回転させる磁界を形成するステータと、を備え、
    前記ステータは、前記回転軸周りの周方向に環状に配列された複数のステータコアと、前記複数のステータコアの周囲にそれぞれ形成され、前記複数のステータコアそれぞれに巻き付けられたコイル線材により構成される複数の励磁コイルと、を含み、
    前記複数の励磁コイルは、第1相の励磁電流が流されるように互いに電気的に接続されて第1相励磁体を形成する複数の第1相コイルと、第2相の励磁電流が流されるように互いに電気的に接続されて第2相励磁体を形成する複数の第2相コイルと、第3相の励磁電流が流されるように互いに電気的に接続されて第3相励磁体を形成する複数の第3相コイルと、を含み、
    前記複数の第1相コイルは、前記複数の第1相コイルから選ばれて互いに周方向に隣接するように配置される第1ペアコイル及び第2ペアコイルにより構成されたコイルペアを含み、
    前記第1ペアコイル及び前記第2ペアコイルは、前記第1ペアコイル及び前記第2ペアコイルにまたがって連続する単一の共通コイル線材により構成され、
    前記共通コイル線材は、前記複数のステータコアのうち前記第1ペアコイルに対応するステータコアに対して第1巻き方向に巻き付けられることにより前記第1ペアコイルを形成する部分と、前記第2ペアコイルに対応するステータコアに対して前記第1巻き方向と逆の第2巻き方向に巻き付けられることにより前記第2ペアコイルを形成する部分と、を一体に有する
    アキシャルフラックス型の回転電機。
  2. 前記複数の第1相コイルは、前記コイルペアから周方向に離れた位置に配置される他の第1相コイルを含み、
    前記第1相励磁体は、前記コイルペアと前記他の第1相コイルとを相互に電気的に接続するように前記コイルペアと前記他の第1相コイルとに結線された第1結線部材を含み、
    前記第1結線部材は、前記複数の励磁コイルによって形成された環状体の内周面又は外周面に沿って延びるように配置されている
    請求項1に記載のアキシャルフラックス型の回転電機。
  3. 前記コイルペアにおける前記共通コイル線材の両端部のうちの少なくとも一方は、前記軸方向について前記環状体の外側に位置する接続端部を構成し、
    前記第1結線部材は、前記接続端部に結線されるとともに前記環状体の前記外周面に沿って延びるように配置されている
    請求項2に記載のアキシャルフラックス型の回転電機。
  4. 前記コイルペアにおける前記共通コイル線材の前記接続端部は、前記軸方向に屈曲され、
    前記他の第1相コイルを形成するコイル線材は、前記環状体の外方で前記軸方向に屈曲された接続端部を含み、
    前記第1相励磁体は、前記第1結線部材と前記共通コイル線材の前記接続端部とを前記回転軸に向けて貫通する第1連結具と、前記第1結線部材と前記他の第1相コイルを形成する前記コイル線材の前記接続端部とを前記回転軸に向けて貫通する第2連結具と、を含む
    請求項3に記載のアキシャルフラックス型の回転電機。
  5. 前記複数の第2相コイルは、互いに周方向に離れた位置に配置される2つの第2相コイルを含み、
    前記第2相励磁体は前記2つの第2相コイルを互いに電気的に接続するように前記2つの第2相コイルにそれぞれ結線された第2結線部材を含み、
    前記第1結線部材は、前記軸方向に直交する第1仮想平面上で延設され、
    前記第2結線部材は、前記第1仮想平面に平行な第2仮想平面上で延設されている
    請求項3又は4に記載のアキシャルフラックス型の回転電機。
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