JP2014075867A - 電気自動車の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 4輪以上の各車輪をそれぞれ個別のモータで走行駆動する電気自動において、正確なモータ異常の判定が行え、かつセンサ類の増加による重量増等が回避できるようにする。
【解決手段】 任意の1台のモータ6の実測されたステータ温度と、残り全てのモータ6の実測されたステータ温度の平均値とを比較し、前記任意の1台のモータ6の温度と前記平均値との差の絶対値が閾値よりも高い場合に、前記任意の1台のモータ6が異常であると判定するモータ異常検出手段19を設ける。この手段19で異常であると判定された場合に、少なくともその異常であると判定されたモータ6の駆動を制限する異常時駆動制限手段20を設ける。
【選択図】 図1

Description

この発明は、4輪以上の車輪を有し、これら4輪以上の各車輪をそれぞれ個別の電動のモータで走行駆動する電気自動車において、モータ異常の場合の制御を行う電気自動車の制御装置に関する。
従来、エンジンおよびモータを走行駆動源として備えるハイブリッド車等において、モータがロータ破損等の異常を生じていることを判定し、対応する制御を行うことが提案されている。例えば、モータ回転速度を閾値として比較して回転異常を判定し、かつモータのステータ等の温度を閾値と比較して温度異常を判定し、回転および温度が共に異常である場合にモータが異常であると判定して、モータ駆動の制限を行う(特許文献1)。モータロータの破損を早期に検出し、モータ駆動の制限を行うことで、モータロータの破損の進行を食い止め、自走可能な状態を維持することができる。
特開2004−96888号公報
上記従来例では、モータ回転速度と温度とで判定するため、温度だけで判断する場合よりも正確な異常判定が行える。しかし、モータに作用する負荷は、回転速度だけでなく、トルクが大きく影響し、トルクが異なるとモータ温度も変わる。実際の車両においては、天候,路面状況によってもモータ温度が変わる。そのため、モータ回転速度と温度とで判定しても、いま一つ、正確な異常判定が行えない。
この他に、温度センサおよび振動センサを有する異常検知センサをモータやインホイールモータ駆動装置に取付けることも考えられるが、異常検知センサを取付けると、重量増となり、またセンサの取付けによってモータ周辺の空間が狭くなる。
上記のようにモータの正確な異常判定は難しいが、4輪以上の各車輪をそれぞれ個別の電動のモータで走行駆動する電気自動では、この種の電気自動車における特有の構成を考慮すれば、正確なモータ異常の判定が正確でかつ簡易に行える可能性があることを、本発明者は考えた。
この発明の目的は、4輪以上の各車輪をそれぞれ個別の電動のモータで走行駆動する電気自動において、正確なモータ異常の判定が行え、かつセンサ類の増加による重量増等が回避できる電気自動車の制御装置を提供することである。
この発明の電気自動車の制御装置は、4輪以上の車輪1,2を有し、これら4輪以上の各車輪1,2をそれぞれ個別の電動のモータ6で走行駆動する電気自動車における制御装置であって、
前記モータ6のうちの、任意の1台のモータ6の実測されたステータ温度と、残り全てのモータ6の実測されたステータ温度の平均値とを比較し、前記任意の1台のモータ6の温度と前記平均値との差の絶対値が閾値よりも高い場合に、前記任意の1台のモータ6が異常であると判定するモータ異常検出手段19と、このモータ異常検出手段19で異常であると判定された場合に、少なくともその異常であると判定されたモータ6の駆動を制限する異常時駆動制限手段20とを備える。
この構成によると、前記モータ異常検出手段19は、車輪1,2を駆動するモータ6のうちの、任意の1台のモータ6のステータ温度と、残り全てのモータ6のステータ温度の平均値とを比較し、前記任意の1台のモータ6の温度と前記平均値との差の絶対値が閾値よりも高い場合に、前記任意の1台のモータ6が異常であると判定する。
4輪以上の各車輪1,2をそれぞれ個別の電動のモータ6で走行駆動する電気自動車では、全輪とも、駆動や回生制動の指令値が基本的には互いに同じである。したがって、異常判定を行うモータ6の温度と、残り全てのモータ6の温度の平均値を比較することで、異常判定が行える。走行速度や坂道の走行等でモータ6に作用する負荷が変動するが、全てのモータ6に互いに同様な負荷の変動が生じ、上記のモータ温度の平均値には、負荷の変動が反映される。そのため、この平均値と比較することで正確な異常判定が行え、例えば平均値を用いずに、一律に定めたモータ回転数およびモータ温度をそれぞれ閾値と比較して判定するよりも正確な異常判定が行える。
なお、4輪以上の全ての車輪1,2が同じ環境下であれば、モータ6に入出力する電流でモータ温度を推定することは可能であるが、実際の車両においては、電流値が互いに同じであっても、天候や路面状況によって各輪でモータ温度が異なる。ステータ温度の実測値によると、電流値による温度推定で生じる誤差が回避できる。
また、旋回走行する場合は、旋回経路の内側と外側とでモータに入力する電流値を異ならせることがあるが、4輪以上の車輪1,2を備える車両では、異常判定を行うモータ6と左右の同じ側に位置するモータ6が、温度平均値を取る複数のモータ6の内に含まれる。そのため、電流値ではなくモータ温度で比較し、また上記の平均値を用いることで、旋回走行するときがあっても、モータ6の正確な異常判定が行える。
このように、モータ6の正確な異常判定を行い、異常であると判定されたモータ6の駆動を前記異常時駆動制限手段20で制限することで、モータ6の異常の進行を食い止め、モータ6が異常で駆動不能に至るまでに、修理可能な場所や退避場所等へ、電気自動車を自走させることができる。
また、モータ温度のみで異常を判定するため、温度センサと振動センサとを併用する異常検知センサを用いる場合と異なり、重量増や容量増が回避できる。
この発明において、前記異常時駆動制限手段20は、互いに車両の前後方向の同じ位置にある左右の対となる車輪1,2のモータ6のうち、いずれか片方のモータ6が前記モータ異常検出手段19で異常であると判定された場合に、この異常であると判定されたモータ6と、このモータ6に対して前記左右の対となるもう片方のモータ6との両方の駆動を制限するようにしても良い。
左右の両方のモータ6の駆動を共に制限することで、車両の左右の駆動力差がなくなり、モータ異常による車両走行のバランスの低下が回避ないし低減できる。
この発明の電気自動車の制御装置において、前記電気自動車が、車輪1,2が左右の前輪と左右の後輪との4輪であって、全車輪1,2に独立して転舵可能な転舵機構4を備え、この電気自動車を制御する手段として、それぞれ前記各車輪1,2の回転駆動方向および前記転舵機構4の転舵方向を定めたモードを含む複数のモードを有し選択されたモードで前記モータ6および前記転舵機構4を制御するモード別制御手段17を有していても良い。この場合に、前記異常時駆動制限手段20には、前記モード別制御手段17で選択されたモードに応じて、前記モータ異常検出手段19で異常であると判定された場合に駆動を制限するモータ6を定めておくことが好ましい。
4輪駆動、4輪転舵の電気自動車では、通常の2輪駆動や2輪転舵の自動車では行えない種々の特殊な走行が行える。この特殊な走行と通常の走行とは、前記モード別制御手段17によりモード選択することで切替え可能としておくことで、運転が容易となる。また、そのモードが異なると、各モータ6の回転方向等の駆動の形態が異なるため、モード別に、モータ異常時に駆動を制限するモータ6を定めておくことで、走行形態に応じて適切な駆動制限が行える。
前記4輪駆動、4輪転舵であって、前記モード別制御手段17を有する場合に、前記異常時駆動制限手段20は、前記モード別制御手段17で選択されたモードが、車両を前進または後退させるモードである通常走行モードである場合は、互いに車両の前後方向の同じ位置ある左右の対となる車輪1,2のモータ6のうち、いずれか片方のモータ6が前記モータ異常検出手段19で異常であると判定されると、この異常であると判定されたモータ6と、このモータ6に対して前記左右の対となるもう片方のモータ6との両方の駆動を制限するようにするのが良い。
通常走行時は、前記と同様に、左右の両方のモータ6の駆動を共に制限することで、車両の左右の駆動力差がなくなり、モータ異常による車両走行のバランスの低下が回避できる。
前記4輪駆動、4輪転舵であって、前記モード別制御手段17を有する場合に、前記異常時駆動制限手段20は、前記モード別制御手段17で選択されたモードが、前記各転舵機構4による前記全ての車輪1,2の転舵角度を、横向きとし、かつ全車輪1,2を互いに同じ横方向へ転がるように回転させる横移動モードである場合に、前後の対となる車輪1,2のモータ6のいずれか片方のモータ6が前記モータ異常検出手段19で異常であると判定されると、この異常であると判定されたモータ6と、このモータ6に対して前記前後の対となるもう片方のモータ6との両方の駆動を制限するのが良い。
横移動モードでは、左右方向の同じ側にある前後の車輪1,2が対となって駆動されるため、異常であると判定されたモータ6と、このモータ6に対して前記前後の対となるもう片方のモータ6との両方の駆動を制限することが、車両走行のバランスの低下の回避の上で好ましい。
前記4輪駆動、4輪転舵であって、前記モード別制御手段17を有する場合に、前記異常時駆動制限手段20は、前記モード別制御手段17で選択されたモードが、前記各転舵機構4による前記各車輪1,2の転舵角度を、各車輪1,2が互いに共通の仮想の円周に沿う角度とし、かつ各車輪1,2のモータ6の回転方向を各車輪1,2が前記仮想の円周の同じ方向に回転させる方向とするその場回転モードである場合に、前記モータ異常検出手段19でいずれか1台のモータ6が異常である判定されると、この異常であると判定されたモータ6のみの駆動を制限するようにするのが良い。
その場回転モードでは、全てのモータ6を各車輪1,2が前記仮想の円周の同じ方向に回転させる方向に回転させるため、異常であると判定されたモータ6のみの駆動を制限しても、動作の安定の上で問題は生じない。異常のあるモータ6のみの駆動制限とすることで、動作の安定の上で問題を生じることなく、車両全体としての駆動力の低下が抑えられる。
この発明において、前記モータ異常検出手段19でいずれか1台のモータ6が異常であると判定された場合に、運転席にある表示手段32に異常の表示を行わせる異常表示指令手段33を設けても良い。
モータ6が異常であることが表示手段に表示されることで、運転者がその表示を見て、適切な対処を行うことができる。
この発明において、前記モータ6が、インホイールモータ6駆動装置を構成するものであっても良い。
この発明において、前記モータ6は、減速機6を備えるものであっても良い。
この発明の電気自動車の制御装置は、4輪以上の車輪を有し、これら4輪以上の各車輪をそれぞれ個別の電動のモータで走行駆動する電気自動車における制御装置であって、
前記モータのうちの、任意の1台のモータの実測されたステータ温度と、残り全てのモータの実測されたステータ温度の平均値とを比較し、前記任意の1台のモータの温度と前記平均値との差の絶対値が閾値よりも高い場合に、前記任意の1台のモータが異常であると判定するモータ異常検出手段と、このモータ異常検出手段で異常であると判定された場合に、少なくともその異常であると判定されたモータの駆動を制限する異常時駆動制限手段とを備えるため、正確なモータ異常の判定が行え、かつセンサ類の増加による重量増等が回避できる。
この発明の一実施形態に係る電気自動車の制御装置の概念構成を示すブロック図である。 同電気自動車の採り得る各走行モードを示す説明図である。 駆動制限の一例を示すグラフである。
この発明の一実施形態を図1ないし図3と共に説明する。図1は、この電気自動車の制御装置を適用した電気自動車の概念構成を示す。この電気自動車は、前輪となる左右2つの車輪1,1と、後輪となる左右2つの車輪2,2とが設けられた4輪の自動車である。全ての車輪1,2には、いずれも独立して転舵可能な転舵機構4が設けられている。各車輪1,2は、いずれも駆動輪であって、各々個別に、電動のモータ6を含む走行駆動機構5により走行駆動される。モータ6は、誘導モータ、同期モータ、および直流モータのいずれでもあっても良いが、この例では3相の同期モータが用いられている。
走行駆動機構5は、この例ではインホイールモータ駆動装置であり、車輪1,2をそれぞれ支持する車輪用軸受7と、前記モータ6と、このモータ6の出力する回転を減速して車輪用軸受7の回転側軌道輪(図示せず)に伝達する減速機8とで構成される。なお、減速機8は、モータ6内に設けられたものであっても良い。走行駆動機構5は、これら車輪用軸受7、モータ6、および減速機8が、共通のハウジングに設置されて、または互いに結合されて一体化されており、その一体化された走行駆動機構5が、サスペンション(図示せず)を介して、上下方向の支軸9回りに回転自在なように、車体3に設置されている。転舵機構4は、電動モータ等からなる転舵用駆動源4aと、この転舵用駆動源4aの回転を前記一体化された走行駆動機構5に伝達する伝達機構(図示せず)とでなる。この伝達機構は、例えばギヤ列からなる。伝達機構は、この他にギヤとボールねじやラック・ピニオン機構等の回転・直線運動変換手段との組み合わせであっても良い。
この自動車は、上記の全車輪1,2が独立して転舵可能な転舵機構4を備える構成、および全車輪1,2が各々独立して駆動可能とされた構成によって、図2(A),(B)に示す通常走行モードと、図2(C),(D)にそれぞれ示すその場回転モードまたは横方向移動モードである非通常走行モードで移動することが可能である。
前記通常走行モードは、車両を前進または後退させる形態であり、同図(A)にその直進時の転舵機構4の状態を示す。直進時は、転舵角度は零である。なお、トー角を持たせていても良い。同図(B)は、通常走行モードにおける曲線経路の走行状態を示す。この場合、各転舵機構4の転舵角は、前輪となる車輪1と後輪となる車輪2とで同角度で逆位相とされる。左右の車輪1,1と,2,2は、同位相とされるが、この例では左右の各輪が通る曲線経路の曲率半径に応じて、曲線経路の内側となる車輪と外側となる車輪とで転舵角を異ならせている。なお、左右の車輪の転舵角度を互いに同じとしても良い。
図2(C)のその場回転モードは、車体3の略中心を回転としてその場で(回転半径を略零として)回転させる移動形態である。その場回転モードは、具体的には、各車輪1,2を互いに共通の仮想の円周Cに沿う方向(すなわち接線方向)に向け、かつ各車輪1,2を、前記円周の中心O側から見て、図中に矢印で示すように互いに同じ方向に回転駆動する移動形態である。従って、左右の車輪1,1,2,2は、直進方向から互いに逆方向に転舵された状態となる。その場回転形態は、車輪1,2の回転方向を正逆に切り換えることで、左右いずれの方向にも回転可能とされる。
図2(D)の横移動モードは、車体3を真横、または真横に近い方向(例えば真横に対して5°未満の方向)に移動させる移動形態である。横移動モードは、具体的には、各車輪1,2を車体3に対して横向きとして、各駆動輪となる車輪1,2を互いに同じ横方向へ転がるように回転させる形態である。直進状態から横移動モードへの変更は、転舵機構4の構成にもよるが、この例では、単に転舵角を大きくするのではなく、同図中に前側の車輪1につき想像線で転舵途中の状態を示すように、左右の車輪1,1を互いに線対象となるように逆方向に転舵させることで車輪1,1を真横に向ける。後ろ側の車輪2,2も同様である。このように転舵させて、各駆動輪となる車輪1,2を互いに同じ横方向へ転がるように回転させる場合、左右の車輪1,1,2,2は、互いに逆方向に回転駆動させることになる。
制御系を説明する。この車両の制御系は、ECU11とインバータ装置12とで構成される。ECU11は、自動車の全体を統括制御,協調制御する電気制御ユニットであり、マイクロコンピータと電子回路等からなる。ECU11は、機能別の複数のECUからなるものであっても良く、ここではそれら複数のECUを纏めたものをECU11として説明する。ECU11は、電気自動車の場合、VCUとも称される。
インバータ装置12は、バッテリ29の直流電流を交流電流に変換するインバータ13と、このインバータ13を制御する制御部14とで構成される。インバータ13は、半導体スイッチング素子を組み合わせた回路等からなり、走行用の各モータ6に対して個々に設けられる。制御部14は、上位制御手段となるECU11から与えられるトルク指令等の駆動指令に従い、インバータ13の出力する電流を制御し、またモータ駆動の位相制御等の効率化の制御を行う手段である。制御部14は、マイクロコンピュータや電子回路等で構成される。インバータ装置12は、各モータ6に対して個々に独立して設けられていても良いが、図示の例では、2台設置され、各インバータ装置12に、個々のモータ6を駆動するインバータ13および制御部14の組からなるモータ別インバータ装置部12aが2つずつ設けられている。各モータ別インバータ装置部12aは、モータ6を回生駆動する場合にバッテリ29に充電を行う充電機能を備える。
ECU11の構成を具体的に説明する。ECU11は、走行駆動制御手段15と、転舵制御手段16と、モード別制御手段17とを備え、この基本的な構成に加えて、この実施形態ではモータ異常検出手段19と異常時駆動制限手段20が設けられている。
走行駆動制御手段15は、アクセルペダル等のアクセル操作手段22による加速指令に従って、各輪の走行用モータ6のインバータ装置12へトルク指令等の駆動指令を出力する手段である。走行駆動制御手段15は、ブレーキペダル等のブレーキ操作手段23による減速指令があった場合は、その減速指令を前記加速指令から差し引いてインバータ装置12へ駆動指令を出力する。走行駆動制御手段15は、基本的には、つまり以下に特に説明する場合を除いて、4輪の各モータ6のインバータ装置12に対して同じ大きさの駆動指令を出力する。走行駆動制御手段15は、通常モードにおいて、曲線走行する場合は、その回転半径や走行速度等に応じて、その曲線の外側となる前後の車輪1,2のトルクを内側となる車輪1,2のトルクよりも大きくなるように駆動指令を出力する。この場合も前後の車輪1,2のモータ6,6間では、そのインバータ装置12に対して同じ大きさの駆動指令を出力する。横移動モードやその場回転モードのときも、4輪の各モータ6のインバータ装置12に対して同じ大きさの駆動指令を出力する。
転舵制御手段16は、ステアリングハンドル等の転舵入力手段21の操舵方向の信号を受けて、各転舵装置4の転舵駆動源10へ駆動指令を与える手段である。
モード別制御手段17は、走行モードを、通常モード、パーキングモード、横移動モード、およびその場回転モードの間で、モード切換信号によって切り換えて選択する手段である。モード切換信号は、モード切換スイッチ24等のモード切替操作手段からECU31に入力される。
4輪駆動、4輪転舵の電気自動車では、通常の2輪駆動や2輪転舵の自動車では行えない種々の特殊な走行が行える。この特殊な走行と通常の走行とは、上記のように前記モード別制御手段17を設け、モード選択することで切替え可能としておくことで、運転が容易となる。
モード別制御手段17は、前記各モード毎に、転舵および走行駆動を行わせる指令を設定したモード設定部17aを有し、このモード設定部17aに設定された、選択されたモードにおける指令を、走行駆動制御手段15および転舵制御手段16へ出力する。なお、走行駆動制御手段15および転舵制御手段16は、モード別制御手段17から指令があったときは、その指令に従った制御を行う。
モード設定部17aの各モードにおける設定内容を説明する。
その場回転モードでは、図2(B)と共に前述したように各輪の転舵装置4を転舵させる指令、および各走行用モータ6の回転方向およびトルク指令値が設定されている。トルク指令値は、例えば一定値もしくはアクセル入力手段22から入力された入力値である。
横移動モードでは、図2(C)と共に前述したように各輪の転舵装置4を転舵させる指令、並びに各走行用モータ6の回転方向およびトルク指令値が設定されている。トルク指令値は、例えば一定値もしくはアクセル入力手段22から入力された入力値である。
通常モードでは、転舵および走行の指令は特には設定されておらず、操舵入力手段21およびアクセル入力手段22から入力された入力信号を、そのまま転舵制御手段32および走行駆動制御手段33へ与える。
パーキングモードでは、各輪の転舵装置4を所定の角度に転舵させる指令が設定されている。
モータ異常検出手段19は、前記4輪の各モータ6のうち、任意の1台のモータ6の実測されたステータ温度と、残り全てのモータの実測されたステータ温度の平均値とを比較し、前記任意の1台のモータの温度と前記平均値との差の絶対値が閾値よりも高い場合に、前記任意の1台のモータが異常であると判定する手段である。前記閾値は適宜の値に設計する。この判定を、全ての車輪1,2のモータ6につき順次行う。モータ異常検出手段19に入力するモータ6のステータ温度は、各モータ6のステータに設けられた温度センサ31の測定値とする。温度センサ31は、モータケースに内蔵された熱電対等である。
モータ異常検出手段19による各モータ6の判定式の例を示す。
・モータ1の判定式
Tmean2,3,4 =(T2 ,T3 ,T4 )/3
|T1 debi.|=|T1 −Tmean2,3,4
・モータ2の判定式
Tmean1,3,4 =(T1 ,T3 ,T4 )/3
|T2 debi.|=|T2 −Tmean1,3,4
・モータ3の判定式
Tmean1,2,4 =(T1 ,T2 ,T4 )/3
|T3 debi.|=|T3 −Tmean1,2,4
・モータの判定式
Tmean1,2,3 =(T1 ,T2 ,T3 )/3
|T4 debi.|=|T4 −Tmean1,2,3
ここで、T1〜T4は、それぞれ、各モータ6につき図2(A)にモータ相互を識別する符号1〜4を付した4台の各モータ1〜4の温度であり、Tmeani,j,k は、モータi,j,k(i,j,kは、1〜4のいずれか)の温度Ti,Tj,Tkの平均値、Tfdebi.(f は1〜4のいずれか)は、そのモータfにつき閾値と比較する値である。
上記各|Tf debi.|を閾値と比較し、閾値以上であれば、そのモータを異常と判定する。
異常時駆動制限手段20は、モータ異常検出手段19でいずれかのモータ6が異常であると判定された場合に、少なくともその異常であると判定されたモータ6の駆動を制限する手段である。
異常時駆動制限手段20は、前記モード別にどのモータ6の駆動を制限するかを定めたモード別制御部20aを有していて、モード別制御手段17で選択されているモードに応じて、モード別制御部20aに定められたモータ6の駆動の制限を行う。異常時駆動制限手段20によるモータ6の駆動の制限は、例えば図3に示すようにトルクの制限とする。同図の例では、モータ6の異常が検出されると、この検出時以後のトルクを、同図のように時間の経過に従って次第に低減させる。モータ6の駆動の制限は、この他に、制限下における最大トルクを定めておいて、その制限下最大トルク以下に制限するようにしても良い。また、上記駆動の制限は、トルクの制限によらずに、出力(=トルク×回転数)を制限するようにしても良い。
ECU11には、この他に、前記モータ異常検出手段19でいずれか1台のモータ6が異常である判定された場合に、運転席にある表示手段32に表示を示す動作を行わせる異常表示指令手段33が設けられている。表示手段32は、例えば液晶表示パネル等の画像を表示する表示装置、または表示ランプ等である。
上記構成の作用,効果を説明する。モータ異常検出手段19は、車輪1,2を駆動するモータ6のうちの、任意の1台のモータ6のステータ温度と、残り全てのモータ6のステータ温度の平均値とを比較し、前記任意の1台のモータ6の温度と前記平均値との差の絶対値が閾値よりも高い場合に、前記任意の1台のモータ6が異常であると判定する。この判定を全てのモータ6につき行う。具体的には、上記判定式と共に説明した判定を行う。
この電気自動車では、全輪1,2とも、駆動や回生制動の指令値が基本的には互いに同じである。したがって、異常判定を行うモータ6の温度と、残り全てのモータ6の温度の平均値を比較することで、異常判定が行える。走行速度や坂道の走行等でモータ6に作用する負荷が変動しても、全てのモータ6に互いに同様な負荷の変動が生じ、上記のモータ温度の平均値には、負荷の変動が反映される。そのため、この平均値と比較することで正確な異常判定が行え、例えば平均値を用いずに、一律に定めたモータ回転数とモータ温度の閾値と比較して判定するよりも正確な異常判定が行える。
なお、4輪以上の全ての車輪1,2が同じ環境下であれば、モータ6に入出力する電流でモータ温度を推定することは可能であるが、実際の車両においては、電流値が互いに同じであっても、天候や路面状況によって各輪でモータ温度が異なる。ステータ温度の実測値によると、電流値による温度推定で生じる誤差が回避できる。
また、旋回走行する場合は、旋回経路の内側と外側とでモータに入力する電流値を異ならせることがあるが、4輪以上の車輪1,2を備える車両では、異常判定を行うモータ6と左右の同じ側に位置するモータ6が、温度平均値を取る複数のモータ6の内に含まれる。そのため、電流値ではなくモータ温度で比較し、また上記の平均値を用いることで、旋回走行するときがあっても、モータ6の正確な異常判定が行える。
このように、モータ6の正確な異常判定を行い、異常であると判定されたモータ6の駆動を前記異常時駆動制限手段20で制限することで、モータ6の異常の進行を食い止め、モータ6が異常で駆動不能に至るまでに、修理可能な場所や退避場所等へ、電気自動車を自走させることができる。
また、モータ温度のみで異常を判定するため、温度センサと振動センサとを併用する異常検知センサを用いる場合と異なり、重量増や容量増が回避できる。
モータ異常検出手段19でいずれかのモータ6の異常が判定された場合は、異常表示指令手段33により、運転席にある表示手段32に異常の表示が行われるため、運転者がその表示を見て、適切な対処を行うことができる。
この実施形態では、前記4輪駆動、4輪転舵であって、通常の車両では行えない特殊な形態の走行が行えるため、前記モード別制御手段17を設け、モード切替えを行うようにすることで、その特殊な形態の走行を含めた運転の容易を図っている。各モードによって、各モータ6を駆動する方向等が異なるため、前記異常時駆動制限手段20は、前記モード別制御手段17で選択されたモードに応じて、前記モータ異常検出手段19で異常であると判定された場合に駆動を制限するモータ6が、モータ別制限部20aにて定めてある。このようにモード別に、モータ異常時に駆動を制限するモータ6を定めておくことで、走行形態に応じて適切な駆動制限が行える。
このモード別の駆動制限の具体例を説明する。図2(A)に示す通常走行モードである場合は、互いに車両の前後方向の同じ位置にある左右の対となる車輪1,2のモータ6のうち、いずれか片方のモータ6が前記モータ異常検出手段19で異常であると判定されると、この異常であると判定されたモータ6と、このモータ6に対して前記左右の対となるもう片方のモータ6との両方の駆動を制限するようにするのが良い。
通常走行時は、左右の両方のモータ6の駆動を共に制限することで、車両の左右の駆動力差がなくなり、モータ異常による車両走行のバランスの低下が回避できる。
横移動モード(図2(D))である場合は、前後の対となる車輪1,2のモータ6のいずれか片方のモータ6が前記モータ異常検出手段19で異常であると判定されると、この異常であると判定されたモータ6と、このモータ6に対して前記前後の対となるもう片方のモータ6との両方の駆動を制限する。
横移動モードでは、左右方向の同じ側にある前後の車輪1,2が対となって駆動されるため、異常であると判定されたモータ6と、このモータ6に対して前記前後の対となるもう片方のモータ6との両方の駆動を制限することが、車両走行のバランスの低下の回避の上で好ましい。
その場回転モード(図2(C))である場合は、前記モータ異常検出手段19でいずれか1台のモータ6が異常である判定されると、この異常であると判定されたモータ6のみの駆動を制限する。
その場回転モードでは、全てのモータ6を各車輪1,2が前記仮想の円周の同じ方向に回転させる方向に回転させるため、異常であると判定されたモータ6のみの駆動を制限しても、動作の安定の上で問題は生じない。異常のあるモータ6のみの駆動制限とすることで、動作の安定の上で問題を生じることなく、車両全体としての駆動力の低下が抑えられる。
なお、上記各実施形態では、4輪の電気自動車に適用した例につき説明したが、この発明は、5輪以上の電気自動車にも適用することができる。
1,2…車輪
4…転舵機構
5…走行駆動機構(インホイールモータ駆動装置)
6…モータ
8…減速機
11…、ECU
12…インバータ装置
15…走行駆動制御手段
16…転舵制御手段
17…モード別制御手段
19…モータ異常検出手段
20…異常時駆動制限手段
24…モード選択スイッチ
31…温度センサ
32…表示手段
33…異常表示指令手段

Claims (7)

  1. 4輪以上の車輪を有し、これら4輪以上の各車輪をそれぞれ個別の電動のモータで走行駆動する電気自動車における制御装置であって、
    前記モータのうちの、任意の1台のモータの実測されたステータ温度と、残り全てのモータの実測されたステータ温度の平均値とを比較し、前記任意の1台のモータの温度と前記平均値との差の絶対値が閾値よりも高い場合に、前記任意の1台のモータが異常であると判定するモータ異常検出手段と、このモータ異常検出手段で異常であると判定された場合に、少なくともその異常であると判定されたモータの駆動を制限する異常時駆動制限手段とを備えることを特徴とする電気自動車の制御装置。
  2. 請求項1に記載の電気自動車の制御装置において、前記異常時駆動制限手段は、互いに車両の前後方向の同じ位置にある左右の対となる車輪のモータのうち、いずれか片方のモータが前記モータ異常検出手段で異常であると判定された場合に、この異常であると判定されたモータと、このモータに対して前記左右の対となるもう片方のモータとの両方の駆動を制限する電気自動車の制御装置。
  3. 請求項1に記載の電気自動車の制御装置において、前記電気自動車は、車輪が左右の前輪と左右の後輪との4輪であって、全車輪に独立して転舵可能な転舵機構を備え、この電気自動車を制御する手段として、それぞれ前記各車輪の回転駆動方向および前記転舵機構の転舵方向を定めたモードを含む複数のモードを有し、選択されたモードで前記モータおよび前記転舵機構を制御するモード別制御手段を有し、前記異常時駆動制限手段は、前記モード別制御手段で選択されたモードに応じて、前記モータ異常検出手段で異常であると判定された場合に駆動を制限するモータが定めてある電気自動車の制御装置。
  4. 請求項3に記載の電気自動車の制御装置において、前記異常時駆動制限手段は、前記モード別制御手段で選択されたモードが、車両を前進または後退させるモードである通常走行モードである場合に、互いに車両の前後方向の同じ位置ある左右の対となる車輪のモータのうち、いずれか片方のモータが前記モータ異常検出手段で異常であると判定されると、この異常であると判定されたモータと、このモータに対して前記左右の対となるもう片方のモータとの両方の駆動を制限する電気自動車の制御装置。
  5. 請求項3または請求項4に記載の電気自動車の制御装置において、前記異常時駆動制限手段は、前記モード別制御手段で選択されたモードが、前記各転舵機構による前記全ての車輪の転舵角度を、横向きとし、かつ全車輪を互いに同じ横方向へ転がるように回転させる横移動モードである場合に、前後の対となる車輪のモータのいずれか片方のモータが前記モータ異常検出手段で異常であると判定されると、この異常であると判定されたモータと、このモータに対して前記前後の対となるもう片方のモータとの両方の駆動を制限する電気自動車の制御装置。
  6. 請求項3ないし請求項5のいずれか1項に記載の電気自動車の制御装置において、前記異常時駆動制限手段は、前記モード別制御手段で選択されたモードが、前記各転舵機構による前記各車輪の転舵角度を、各車輪が互いに共通の仮想の円周に沿う角度とし、かつ各車輪のモータの回転方向を各車輪が前記仮想の円周の同じ方向に回転させる方向とするその場回転モードである場合に、前記モータ異常検出手段でいずれか1台のモータが異常である判定されると、この異常であると判定されたモータのみの駆動を制限する電気自動車の制御装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の電気自動車の制御装置において、前記モータ異常検出手段でいずれか1台のモータが異常である判定された場合に、運転席にある表示手段に異常の表示を行わせる異常表示指令手段を設けた電気自動車の制御装置。







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