JP2014075465A - 半導体素子製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】銅を主成分とする電極層と亜鉛を含有する酸化物半導体層との間の密着性を高め、かつ酸化物半導体層に還元を発生させない半導体素子製造方法を提供する。
【解決手段】
亜鉛を含有する酸化物半導体層14の表面に密着して密着層16を形成し、密着層16の表面に密着して銅を主成分とする電極層17を形成する半導体素子製造方法であって、密着層16を形成するときには、処理対象物10の表面に酸化物半導体層14を露出させ、大気圧より低い圧力の希ガスの雰囲気中で、酸素を3原子%以上含有する酸化銅ターゲットをスパッタして、酸化物半導体層14の表面に密着して酸化銅からなる密着層16を形成する。酸素を3原子%以上含有する酸化銅ターゲットをスパッタして密着層16を形成することにより、密着層16が酸化物半導体層14を還元することはなく、かつ電極層17と酸化物半導体層14との間の密着性が向上する。
【選択図】図3

Description

本発明は、半導体素子製造方法に係り、特に亜鉛を含有する酸化物半導体層と銅を主成分とする電極層とを有する半導体素子の製造方法に関する。
現在、IGZO等の亜鉛を含有する酸化物半導体は、電気特性、光透過性に優れ、薄膜トランジスタ(TFT)の用途に注目されている。
TFTのソース/ドレイン電極には、Alよりも抵抗率の小さいCuを用いることが想定されるが、Cu層は酸化物半導体層に対して密着性が悪いという問題があった。
そこで、従来では、Cu層と酸化物半導体層との間にTi、Mo等の金属膜を配置して、密着性を上げることが行われていた(例えば、特許文献1(段落0005)、特許文献2(段落0005)参照)。
しかし、Ti、Mo等の金属は活性な金属であるため、酸化物半導体層の酸素と反応が起こり、Ti、Mo等の酸化物を生成すると同時に酸化物半導体層の還元を引き起こす。
Ti、Mo等の酸化物が生成されると、抵抗率が高くなるという問題があった。また、酸化物半導体層が還元されると、In、Ga、Zn等の金属が生成され、生成されたIn、Ga、Zn等の金属がCu層に拡散してしまうという問題があった。
特開2009−280834号公報 特開2010−502841号公報
本発明は上記従来技術の不都合を解決するために創作されたものであり、その目的は、銅を主成分とする電極層と亜鉛を含有する酸化物半導体層との間の密着性を高め、かつ酸化物半導体層に還元を発生させない半導体素子製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明は、亜鉛を含有する酸化物半導体層の表面に密着して密着層を形成し、前記密着層の表面に密着して銅を主成分とする電極層を形成する半導体素子製造方法であって、前記密着層を形成するときには、処理対象物の表面に前記酸化物半導体層を露出させ、大気圧より低い圧力の希ガスの雰囲気中で、酸素を3原子%以上含有する酸化銅ターゲットをスパッタして、前記酸化物半導体層の表面に密着して酸化銅からなる前記密着層を形成する半導体素子製造方法である。
本発明は半導体素子製造方法であって、前記酸化物半導体層はIGZOからなる半導体素子製造方法である。
本発明は半導体素子製造方法であって、前記酸化銅ターゲットの酸素含有量は40原子%以下である半導体素子製造方法である。
本発明は半導体素子製造方法であって、前記酸化銅ターゲットは、Caと、Mgと、Alと、Tiと、Zrとからなる添加金属群のうちいずれか一種類の添加金属を0.5原子%以上含有する半導体素子製造方法である。
本発明は半導体素子製造方法であって、前記電極層を形成した後、前記処理対象物を加熱しながら、前記電極層上に保護層を形成する半導体素子製造方法である。
なお、本発明で「主成分」とは含有量が50原子%以上の成分を指す。
酸素を3原子%以上含有する酸化銅ターゲットをスパッタして、酸化物半導体層に密着して密着層を形成し、密着層に密着して電極層を形成するため、密着層が酸化物半導体層を還元することはなく、かつ電極層と酸化物半導体層との間の密着性が向上する。
希ガスの雰囲気中で酸化銅ターゲットをスパッタして密着層を形成するため、密着層の酸素含有量を正確に制御でき、必要な量の酸素を密着層に確実に含有させることができる。そのため、酸化物半導体層の還元を確実に防ぐことができ、かつ電極層と酸化物半導体層との間の密着性を確実に向上させることができる。
希ガスの雰囲気中でスパッタして密着層を形成するため、大面積の処理対象物に対して酸素含有量が面内で均一な密着層を形成することができる。
本発明で用いる処理対象物の一例の内部構成図 密着膜形成工程を説明するための図 電極膜形成工程を説明するための図 電極膜と密着膜のエッチングを説明するための図 保護膜形成工程を説明するための図 本発明で用いるスパッタ装置の一例の内部構成図
本発明の半導体素子製造方法を説明する。
(処理対象物の構造)
図1は本発明で用いる処理対象物10の一例の内部構成図である。
本実施形態では、処理対象物10は、ガラス基板11と、ガラス基板11上に配置されたゲート電極12と、ゲート電極12上にゲート電極12の表面を覆って配置されたゲート絶縁層13と、ゲート絶縁層13上に配置された亜鉛を含有する酸化物半導体層14とを有している。
酸化物半導体層14はここではIGZO(InGaZnOx)から成っている。
酸化物半導体層14の表面のうち、一部分はエッチング液に溶解しないストッパー層15で覆われており、他の部分は処理対象物10の表面に露出している。
なお、本発明で用いる処理対象物10は、酸化物半導体層14が表面に露出している限りでは、上記構成に限定されるものではない。
(スパッタ装置の構造)
本発明で用いるスパッタ装置の構造を説明する。図6はスパッタ装置30の一例の内部構成図である。
スパッタ装置30は、真空槽31と、真空槽31内に配置された酸化銅ターゲット35aと銅ターゲット35bとを有している。
酸化銅ターゲット35aは、ここでは酸素を3原子%以上含有する酸化銅から成る。
酸化銅ターゲット35aは、3原子%以上の酸素に加えて、Caと、Mgと、Alと、Tiと、Zrとからなる添加金属群のうちいずれか一種類の添加金属を0.5原子%以上含有してもよい。
また、酸化銅ターゲット35aは、2原子%以上のMgと、8原子%以上のAlと、1原子%以上の酸素とを含有する酸化銅合金から成っていてもよい。
酸化銅ターゲット35aの酸素含有量は40原子%以下が好ましい。40原子%より大きい酸素含有量では、酸化銅ターゲット35aの作成が困難であり、かつ酸化銅ターゲット35a(及び形成される膜)が絶縁物に近づくという不都合がある。
銅ターゲット35bは、銅を主成分とする純銅又は銅化合物から成り、その酸素含有量は酸化銅ターゲット35aの酸素含有量より小さくされている。
酸化銅ターゲット35aと銅ターゲット35bにはそれぞれ電源装置36a、36bが電気的に接続され、酸化銅ターゲット35aと銅ターゲット35bにそれぞれ個別に電圧が印加されるようになっている。
真空槽31は接地電位に置かれている。
真空槽31には、真空槽31内を真空排気する真空排気部32と、真空槽31内にスパッタガスである希ガスを供給するスパッタガス供給部33とがそれぞれ接続されている。
(密着層形成工程)
真空排気部32により真空槽31内を真空排気し、真空雰囲気を形成する。以後、真空排気部32による真空排気を継続して、真空槽31内の真空雰囲気を維持する。
真空槽31内の真空雰囲気を維持しながら、処理対象物10を真空槽31内に搬入し、酸化銅ターゲット35aの表面と対面する位置に配置して、処理対象物10の表面に露出する酸化物半導体層14を酸化銅ターゲット35aの表面と対面させる。
真空排気された真空槽31内に、スパッタガス供給部33から希ガス(例えばArガス)を供給し、真空槽31内に酸素ガスは導入せず、大気圧より低い圧力の希ガスの雰囲気を形成する。希ガスの雰囲気には酸素ガスは含まれない。以後、希ガスの供給を継続し、大気圧より低い圧力の希ガスの雰囲気を維持する。
酸化銅ターゲット35aに電圧を印加して、酸化銅ターゲット35aの表面上にプラズマを生成する。酸化銅ターゲット35aが真空槽31に対して負の電位に置かれているときに、プラズマ中のイオンは酸化銅ターゲット35aの表面に入射してスパッタし、酸化銅ターゲット35aの表面から酸化銅ターゲット35aを構成する粒子であるスパッタ粒子が放出される。
放出されたスパッタ粒子は、希ガスの雰囲気中を飛行して、処理対象物10の表面に到達し、図2を参照し、処理対象物10の表面に露出する酸化物半導体層14の表面に密着して酸化銅から成る密着層16が形成される。
本発明では、酸素ガスを含有しない希ガスの雰囲気中でスパッタを行っており、スパッタ粒子が飛行中に酸化されることなく処理対象物10の表面に到達し、密着層16の酸素含有量は酸化銅ターゲット35aの酸素含有量と同一になる。そのため、酸素ガスの雰囲気中でスパッタを行う場合よりも、密着層16の酸素含有量を正確に制御することができる。
また、仮に酸素ガスの雰囲気中でスパッタを行うと、酸素ガスの導入孔に近い位置ほど酸素ガスの分圧が高くなり、特に処理対象物10の表面積が大きい場合には、密着層16の酸素含有量には面内でムラが生じてしまうが、本発明ではスパッタ粒子が飛行中に酸化されることはなく処理対象物10の表面に到達するため、処理対象物10の表面積が大きくても、密着層16の酸素含有量を面内で一様にすることができる。
また、密着層16に添加金属を含有させる場合には、仮に蒸発源から添加金属の蒸気を放出させながら、添加金属を含まない酸化銅ターゲットをスパッタして酸化銅合金の薄膜を形成すると、薄膜中の添加金属含有量を正確に制御することが困難であり、また蒸発源に近い位置ほど添加金属蒸気の分圧が高くなり、薄膜の添加金属含有量には面内でムラが生じてしまうが、本発明では添加金属を含有する酸化銅ターゲットをスパッタして酸化銅合金の薄膜である密着層16を形成しており、密着層16の添加金属含有量を正確に制御でき、かつ処理対象物10の表面積が大きくても、密着層16の添加金属含有量を面内で一様にすることができる。
密着層16は後述する電極層17より酸素含有量が大きく、酸化物半導体層14に対して電極層17よりも高い密着性を有している。
所望の厚みの密着層16を形成した後、酸化銅ターゲット35aへの電圧の印加を停止し、酸化銅ターゲット35aの表面上のプラズマを消失させる。
(電極層形成工程)
次いで、処理対象物10を銅ターゲット35bの表面と対面する位置に配置して、処理対象物10の表面に露出する密着層16を銅ターゲット35bの表面と対面させる。
真空槽31内の希ガスの雰囲気を維持しながら、銅ターゲット35bに電圧を印加して、銅ターゲット35bの表面上でプラズマを生成する。銅ターゲット35bが真空槽31に対して負の電位に置かれているときに、プラズマ中のイオンは銅ターゲット35bの表面に入射して、銅ターゲット35bの表面をスパッタし、図3を参照し、処理対象物10の表面に露出する密着層16の表面に密着して銅を主成分とする電極層17が形成される。
銅ターゲット35bは、酸化銅ターゲット35aより酸素含有量が小さく、電極層17は密着層16より酸素含有量が小さくなる。そのため、電極層17は密着層16より抵抗率が小さくなる。
また、酸化物半導体層14の表面に密着して密着層16が形成され、電極層17は密着層16の表面に密着して形成されており、電極層17が酸化物半導体層14の表面に直接密着して形成される場合よりも、電極層17と酸化物半導体層14との間の密着性が向上している。
所望の厚みの電極層17を形成した後、銅ターゲット35bへの電圧の印加を停止し、銅ターゲット35bの表面上のプラズマを消失させる。
真空槽31内の真空雰囲気を維持しながら、処理対象物10を真空槽31の外側に搬出する。
なお、上記説明では同一の真空槽31内で密着層16と電極層17とを順に形成したが、密着層16を形成した後、別のスパッタ装置の真空槽内に処理対象物10を移動させて電極層17を形成してもよい。
本実施形態では、電極層17の表面に所定の形状の開口を有するレジスト層(不図示)を形成し、レジスト層の開口から電極層17の表面を部分的に露出させ、その表面に銅用のエッチング液(例えば硝酸を含む混酸)を接触させる。
電極層17と密着層16とは銅を含有するので、エッチング液に溶解し、図4に示すように、レジスト層の開口から露出する部分が膜厚方向にエッチングされて、ストッパー層15の表面が部分的に露出される。電極層17と密着層16とから成る積層膜は二分され、ソース電極18aとドレイン電極18bとが形成される。
酸化物半導体層14のIGZOは酸に溶解する性質があるが、酸化物半導体層14の表面はストッパー層15で遮蔽されて露出されておらず、酸化物半導体層14がエッチング液でエッチングされることはない。
ソース電極18aとドレイン電極18bとを形成した後、電極層17の表面からレジスト層を除去する。
(保護層形成工程)
処理対象物10を不図示のCVD装置の真空排気された真空槽内に搬入し、処理対象物10を加熱しながら、真空槽内に原料ガスと反応ガスとを導入し、プラズマを生成し、処理対象物10の電極層17が露出する表面上で化学反応させて、図5を参照し、電極層17上に電極層17の表面を覆って保護層19を形成し、半導体素子1を製造する。例えば、処理対象物10を200℃以上に加熱しながら、SiH4ガスとO2ガスとを真空槽内に導入して、電極層17の表面を覆ってSiOx膜からなる保護層19を形成する。
密着層16に含まれるCuはTiやMoに比べて還元性が低く、かつ本発明による密着層16は酸素を3原子%以上含有する酸化銅ターゲットをスパッタして形成され、酸素を確実に含有しており、そのため、加熱されても密着層16が酸化物半導体層14を還元することはなく、酸化物半導体層14と密着層16との界面に金属(ここでIn、Ga、Zn金属)が生成されることはない。
従って、酸化物半導体層14が還元されて変質し、その電気特性や光透過性が劣化したり、界面に生成した金属が電極層17に拡散して、電極層17の抵抗率が増大するという問題は生じない。
密着層16は希ガスの雰囲気中でスパッタして形成され、密着層16の酸素含有量は面内で一様であり、処理対象物10の表面積が大きくても、面内で一様に、上記問題は起こらない。
なお、ここでは酸化物半導体層14としてIGZOが用いられたが、本発明の酸化物半導体層14はIGZOに限定されず、亜鉛を含有する他の酸化物半導体も含まれる。
半導体素子1のソース電極18aとドレイン電極18bとの間に電圧を印加し、ゲート電極12に電圧を印加すると、ゲート電極12に印加する電圧の大きさに応じてソース電極18aとドレイン電極18bとの間に流れる電流量が増減される。
ガラス基板上にIGZO層が配置された試験基板を大気圧より低い圧力の希ガスの雰囲気中に配置し、酸化銅ターゲットをスパッタして、IGZO膜の表面に密着して酸化銅層を500Åの厚みで形成し、次いで純銅からなる銅ターゲットをスパッタして酸化銅層の表面に密着してCu層を3000Åの厚みで形成した。
酸化銅層とCu層とから成る積層膜が形成された試験基板を、そのまま(「as depo.」)、又は真空雰囲気中で350℃にアニール処理してから(「350℃ anneal」)、下記の条件で「IGZO膜との密着性」と「IGZO膜の還元性有無」とを調べた。
(IGZO膜との密着性)
試験基板の積層膜が形成された表面に、先端が鋭利なカッターで刻みを入れて、10行×10列=100個のマスを形成し、その表面に粘着テープを貼り付けた後、粘着テープを剥がして、試験基板の表面に残存する膜の個数を調べた。100個のマスのうち1個も剥離しない場合を「○」とし、1個以上剥離した場合を「×」とした。
(IGZO膜の還元性有無)
試験基板の酸化銅層とIGZO層との界面をオージェ電子分光分析法(AES)で分析し、その界面にIn金属が確認されなかった場合を「○」とし、確認された場合を「×」とした。酸化銅層とIGZO層との界面にIn金属が確認されることは、IGZO層が酸化銅層によって還元されたことの証拠であると考えられる。
これらの試験結果を、酸化銅ターゲットが添加金属を含有しない場合は、酸化銅ターゲットの酸素含有量の測定値と共に、下記表1に記載し、添加金属を含有する場合は、酸化銅ターゲットの添加金属含有量(「合金添加量」)と酸素含有量の測定値と共に、下記表2、3に記載する。
なお、下記表1〜3の「膜構成」の欄には、「/」の左側にCu層の構成材料、すなわち銅ターゲットの構成材料が記載され、「/」の右側に酸化銅層の構成材料、すなわち酸化銅ターゲットの構成材料が記載されている。
Figure 2014075465
Figure 2014075465
Figure 2014075465
上記試験結果から、希ガスの雰囲気中で酸素含有量が1原子%以上の酸化銅ターゲットをスパッタして、IGZO層の表面に密着して酸化銅層を形成すれば、加熱されても酸化銅層とIGZO層との界面にIn金属は生成されず、すなわち酸化銅層はIGZO層を還元しないことが分かる。
また、希ガスの雰囲気中で酸素含有量が3原子%以上の酸化銅ターゲット、又は2原子%以上のMgと、8原子%以上のAlと、1原子%以上の酸素とを含有する酸化銅ターゲットをスパッタしてIGZO層の表面に密着した酸化銅層を形成し、酸化銅層の表面に密着したCu層を形成すれば、Cu層とIGZO層との間に良好な密着性を得られることが分かる。
1……半導体素子
10……処理対象物
14……酸化物半導体層
16……密着層
17……電極層
19……保護層

Claims (5)

  1. 亜鉛を含有する酸化物半導体層の表面に密着して密着層を形成し、前記密着層の表面に密着して銅を主成分とする電極層を形成する半導体素子製造方法であって、
    前記密着層を形成するときには、処理対象物の表面に前記酸化物半導体層を露出させ、大気圧より低い圧力の希ガスの雰囲気中で、酸素を3原子%以上含有する酸化銅ターゲットをスパッタして、前記酸化物半導体層の表面に密着して酸化銅からなる前記密着層を形成する半導体素子製造方法。
  2. 前記酸化物半導体層はIGZOからなる請求項1記載の半導体素子製造方法。
  3. 前記酸化銅ターゲットの酸素含有量は40原子%以下である請求項1又は請求項2のいずれか1項記載の半導体素子製造方法。
  4. 前記酸化銅ターゲットは、Caと、Mgと、Alと、Tiと、Zrとからなる添加金属群のうちいずれか一種類の添加金属を0.5原子%以上含有する請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の半導体素子製造方法。
  5. 前記電極層を形成した後、前記処理対象物を加熱しながら、前記電極層上に保護層を形成する請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の半導体素子製造方法。
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