JP2014073604A - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 省電力状態へ移行させることが制限される状態においても、ユーザから指示で省電力状態に速やかに遷移させる。
【解決手段】
画像形成装置の制御方法であって、スリープ状態へ移行する際に、電力の供給状態を通常状態から省電力状態へ移行させる指示を行う指示がされることに応じて、当該省電力状態への移行を制限する要因を検出しているかどうかを判断する(S403)。ここで、省電力状態への移行を制限する要因を検出していると判断した場合、その要因とその解除方法とを通知する(S404)。さらに、当該通知がなされた後、ユーザからさらに省電力状態へ移行させる指示を受け付けたことに応じて、電力の供給状態を通常状態から省電力状態へ移行さる(S406)構成を特徴とする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラムに関するものである。
一般に画像形成装置は、各部の電力供給を制限し省電力化するスリープモードを有し、タイマ設定によってスリープモードに移行するオートスリープ機能を有する。ここで各部とは画像形成装置の操作部画面やプリンタエンジンなどである。
また、オートスリープ機能によってスリープモードに移行しようとする場合でも、スリープモードで電力供給の制限対象である操作部画面やプリンタエンジンを使用する動作中もしくは動作が予測される状態となる場合がある。
このような場合、画像形成装置はスリープモードと排他される要因(以下、ブロック要因と呼ぶ)があると判断しスリープモードへ移行しない。ここで、ブロック要因とは、例えばプリントジョブであり、外部装置からデータを受信して印刷する受信プリントが動作中もしくは動作待ち状態であれば、画像形成装置はスリープモードへ移行しない。
また、ブロック要因とは、また例えば外部メディア装着であり、ユーザが外部メディアを使用してダイレクトプリントやスキャン画像保存を行うことが予想される場合、画像形成装置はスリープモードへ移行しない。
このような画像形成装置では動作状態が変化して、上述したスリープのブロック要因が無くなるのを待ってスリープモードへ移行する。
下記、特許文献1では、省電力モード(スリープモード)移行禁止キーを有する画像形成装置において、自動原稿給送装置の紙面センサの状態で用紙がある状態から無い状態へなったことを検知した場合に、省電力モードへの移行禁止を解除する方法が提案されている
特開2003−15479号公報
前述のように画像形成装置では、その動作状態によってスリープのブロック要因がある場合、動作状態が変化しブロック要因が無くなるのを待ってスリープモードへ移行する。
しかしながら、この動作状態が自動的には変化せず、画面操作やトナー交換や外部装置の挿抜などユーザの手動操作を必要とする場合がある。
その場合ユーザが手動操作を行うまで長時間にわたりスリープモードへ移行できない状態になり、実質的にオートスリープ機能が無効になってしまう課題がある。
その結果、オートスリープ機能のタイマ設定をしているユーザの意図に反して消費電力が増大し不利益が生じる。また、スリープモードに移行するためには煩雑なユーザの手動操作が必要になるため利便性も悪い等の課題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、省電力状態へ移行させることが制限される状態においても、ユーザから指示で省電力状態に速やかに遷移させることができる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の画像形成装置は以下に示す構成を備える。
電力の供給状態を設定される時間の経過に応じて、通常状態から省電力状態へ移行させる処理を行う移行手段と、電力の供給状態を通常状態から省電力状態へ、または省電力状態から通常状態へ移行させる指示を行う指示手段と、前記移行手段が省電力状態へ移行させる場合、当該省電力状態への移行を制限する要因を検出しているかどうかを判断する判断手段と、前記判断手段が検出していると判断した前記要因とその解除方法とを通知する通知手段と、前記通知手段による通知がなされた後、前記指示手段による前記指示を受け付けたことに応じて、前記移行手段による処理を有効化するように制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、省電力状態へ移行させることが制限される状態においても、ユーザから指示で省電力状態に速やかに遷移させることができる。
本実施形態を示す画像形成装置の構成を説明するブロック図である。 図1に示した画像形成装置の電源回路を説明するブロック図である。 図1に示した画像形成装置におけるスリープモード移行のブロック要因を示す図である。 図1に示した操作部に表示されるUIの一例を示す図である。 画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。 画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。 画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。 図1に示した操作部に表示されるメッセージ例を説明する図である。 画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。 図1に示した操作部に表示されるメッセージ例を説明する図である。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態を示す画像形成装置の構成を説明するブロック図である。本実施形態では、電力の供給状態を設定される時間の経過に応じて、通常状態から省電力状態へ移行させる処理を行うスリープ制御を行うことが可能な例である。なお、スリープ制御については、後述する電源部110により実現される例を説明する。
図1において、画像形成装置101は、外部装置接続部102を持ち、LANやUSBや電話回線接続によって外部装置とデータのやり取りし、画像データや各種情報の送受信を行う。
画像形成装置101は、画像変換部103を持ち、外部装置接続部102または読取部105で取得した画像データに色空間変換や色濃度など所定の画像処理を行って画像データを生成する。画像変換部103は、画像処理ハードウェア215を持ち、外部装置接続部102および読取部105で取得した画像データの画像処理に使用する。
画像形成装置101は、印刷部104を持ち、画像変換部103で生成した画像データを紙媒体に印字する。
画像形成装置101は読取部105を持ち、読取部105は紙媒体などに印字された画像を光学センサで読み取って画像形成装置101に入力する。読取部105で入力された画像データは画像変換部103で所定の画像変換がなされ外部装置接続部102から送信される、もしくは印刷部104で印刷される。
画像形成装置101は、操作部106を持ち、操作部106はキーや表示パネルなどのユーザインタフェースを有し、ユーザからの動作要求を受け付ける。また操作部106はLEDランプを有し点灯状態によってユーザへ状態通知を行う。
画像形成装置101は、CPU107とROM108と記憶部109を持つ。CPU107は、画像形成装置の制御部であり、装置全体を制御する。ROM108は、CPU107の制御プログラムを格納するためのものである。記憶部109はCPU107の制御プログラムの変数や画像データを格納する揮発性メモリである。この揮発性メモリは、RAMなどから構成される。
画像形成装置101は、電源部110を持ち、外部電源と接続し電力を各部へ供給する。
画像形成装置101は、ROM108に電力制御プログラムを有し、動作状態に応じて各部への電力供給を制御する。
画像形成装置101は、スリープモードに移行すると画像変換部103、印刷部104、読取部105への電源供給を止め、操作部106の一部(バックライト、キーやLEDランプ)が有効になるよう電源供給を制限する。
図2は、図1に示した画像形成装置の電源回路を説明するブロック図である。以下、画像形成装置101におけるオートスリープ機能によるスリープモードおよびオートシャットダウン機能によるシャットダウンモードにおける電力状態について説明する。
画像形成装置101は、ROM108に有する電力制御プログラムをCPU107が実行することで各部への電力供給を制御する。701〜712は電源回路で、電源部110と各外部装置接続部102、画像変換部103、印刷部104、読取部105、操作部106、CPU107、ROM108、記憶部109を接続し電力供給を行う。
電源回路702は、通常電圧の回路であり、電源回路703は通常より低電圧の回路であり、画像変換部103への電力供給にはいずれかが接続される。
電源回路706は、操作部106全体へ電力供給する回路である。電源回路707は、操作部106の表示パネルには電力供給せず、キー制御やLEDランプにのみ電力供給する回路であり、操作部106への電力供給にはいずれかが接続される。
電源回路708は、通常電圧の回路である。電源回路709は、通常より低電圧の回路であり、CPU107への電力供給にはいずれかが接続される。電源回路711は通常電圧の回路である。電源回路712は、通常より低電圧の回路であり、記憶部109への電力供給にはいずれかが接続される。
通常モード時、画像形成装置101は電源回路701、電源回路702、電源回路704、電源回路705、電源回路706、電源回路708、電源回路710、電源回路711を接続する。
オートスリープ時、画像形成装置101は電源回路704および電源回路705を切断し、印刷部104および読取部105への電力供給を停止する。また画像形成装置101は画像変換部103の動作クロックを停止した後、電源回路702を切断および電源回路703を接続し画像変換部103への電力供給を低下させる。
また、画像形成装置101は電源回路706を切断および電源回路707を接続し操作部106への電力供給を低下させる。また、画像形成装置101は、CPU107の動作クロックを低下させた後、電源回路708を切断および電源回路709を接続しCPU107への電力供給を低下させる。また、画像形成装置101は、記憶部109をセルフリフレッシュモードで起動した後、電源回路711を切断および電源回路712を接続し記憶部109への電力供給を低下させる。
オートシャットダウン時、画像形成装置101は、電源回路701〜712を全て切断し、画像形成装置全体への電力供給を停止する。
図3は、図1に示した画像形成装置101におけるスリープモード移行のブロック要因を示す図である。
図3において、手動解除は、各ブロック要因の解除に手動操作が必要かどうかを示し、強制スリープは各ブロック要因が発生中にユーザ操作によって強制的にスリープモードへ移行可能かどうかを示す。
例えばNo1の外部メディア装着は外部装置接続部102にUSBメモリなどの外部メディアが装着された状態であり、画像形成装置101は操作部106を介してユーザからの動作要求が来ることを想定しスリープモード移行のブロック要因として判断する。
No1の外部メディア装着は手動解除が必要であるが、ユーザ操作でスリープモード移行を指示されれば移行可能であることを示す。
また、No5のジョブ実行中はジョブの動作中で記憶部109にデータを保持している状態であり、画像形成装置101はスリープモード移行のブロック要因として判断する。
No5のジョブ実行中はジョブが終了すれば解除されるので手動解除は不要だが、スリープモード時に電力供給されない記憶部109にデータを保持しているため強制スリープは不可である。
また、例えばNo5は実行中または待機中のジョブが存在する状態であり、画像形成装置101は画像変換部103、印刷部104、読取部105の少なくとも1つを使用してジョブを実行する。実行中または待機中のジョブはユーザの手動操作なしに動作の進行によって自動的に完了するため手動解除は不要である。
しかし、図2に示したようにスリープモードでは画像変換部103、印刷部104、読取部105への電力供給が停止または低下しジョブは実行不可能になるため、実行中または待機中のジョブが存在する状態で強制的にスリープモードへ移行することはすべきでなく、強制スリープは不可能とする。
図4は、図1に示した操作部106に表示されるユーザインタフェースの一例を示す図である。本例は、オートスリープ有効化の手順を示すUI画面例である。
図4において、操作部301には、例えば液晶ディスプレイで構成される表示画面302と、ハードキーで構成される節電キー303を備える。
表示画面302は、文字列や画像を表示しユーザに情報通知することができる。節電キー303は、キー押下でユーザからの動作要求を受け付けるとともにLEDランプの点灯状態でユーザへ情報通知することができる。なお、節電キー303は、電力の供給状態を通常状態から省電力状態へ、または省電力状態から通常状態へ移行させる指示を行うキーとして機能する。
306、307、308は、節電キー303の点灯状態を示す。307は通常モード時の点灯状態を示す。307はスリープモード時の点灯状態を示す。308は図2に示すブロック要因によってオートスリープ機能が無効であることを示すオートスリープ無効時の点灯状態を示す。
USBメモリ305は、外部装置接続部102に接続された外部メディアを示す。
図4において、状態311は、画像形成装置101が通常モードの状態であり、節電キー303の点灯状態は通常モード時の点灯状態306となる。
一方、状態312は、状態311からオートスリープ機能によりスリープモードへ移行する際に、図3に示したブロック要因(例えば外部メディア装着およびトナーなし)が発生し、オートスリープ機能が無効になっている状態を示す。
このとき、節電キー303の点灯状態は、オートスリープ無効時の点灯状態308となり、表示画面302には、電力が供給されず非表示の状態311に比べて低電力状態となる。
この状態312において、ユーザが節電キー303を押下すると、CPU107の制御により、表示画面302の画面表示状態は、状態313へ移り、表示画面302にブロック要因とその解除方法を表示する。
状態313で、ユーザが再度節電キー303を押下すると、画像形成装置101のCPU107は、ユーザから強制的にスリープモードへ移行する指示であると判断し、表示画面302の画面表示状態は、状態314に移る。このとき、状態311または状態312に比べて低電力状態となる。
状態314では、画像形成装置101がスリープモードの状態であり、節電キー303の点灯状態はスリープモード時の点灯状態307である。
また、状態313で節電キー以外のその他キーが押下されると、画像形成装置101のCPU107は、通常モードへ復帰する指示であると判断し、状態311に移る。
図5は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、オートスリープ有効化の処理に対応する。なお、各ステップは、CPU107がROM108から制御プログラムを記憶部109にロードして実行することで実現される。以下、電源部110が本体の各デバイスへの電力供給状態を省電力状態へ移行させる場合、当該省電力状態への移行を制限する要因を検出して、要因とその解除方法とを通知する制御について説明する。さらに、電源部110が本体の各デバイスへの電力供給状態を省電力状態へ移行させる場合、上記通知がなされた後、前記指示手段による前記指示を受け付けたことに応じて、スリープ状態へ移行する処理を有効化するように制御について説明する。
画像形成装置101が通常モードである状態で(S401)、CPU107は、タイマ設定からの経過時間を判定しているかどうかを判断する(S402)。そして、CPU107は、内部タイマによる計時等で設定時間を経過していると判断した場合(S402:Yes)、S403へ進み、経過していないと判断した場合(S402:No)、S402へ戻る。
CPU107は、図2で示したブロック要因で手動解除が必要なブロック要因が発生しているかを判断し(S403)、発生していると判断した場合(S403:Yes)、S404へ進み、発生していないと判断した場合(S403:No)、S406へ進む。
CPU107は、オートスリープ無効の状態を通知するため、図4に示した節電キー303の点灯状態をオートスリープ無効時の点灯状態308にする(S404)。そして、CPU107は、ユーザにより節電キー303が押下されたと判断したら(S404:節電キー)S405へ進み、その他キーが押下されたと判断したら(S404:その他キー)S401へ進む。
そして、CPU107は、図4に示した表示画面302に、S403で発生したブロック要因とその解除方法を図4の状態313に示すように表示する(S405)。ここで、CPU107は、節電キー303をユーザが押下していると判断した場合(S405:節電キー)、S406へ進み、その他キーを押下していると判断した場合(S405:その他キー)、S401へ進む。一方、表示画面302に表示した解除方法をユーザが実行したと判断した場合(S405:手動解除)、S406へ進む。
そして、CPU107は、図2で示したオートスリープ時の電源回路を構成するよう制御し、画像形成装置101はスリープモードに移行する(S406)。
〔第2実施形態〕
図6は、第2実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、オートスリープ無効の状態通知をスキップしてスリープモードを実行する処理に対応する。なお、各ステップは、CPU107がROM108から制御プログラムを記憶部109にロードして実行することで実現される。以下、図5において、オートスリープ有効化が実行された場合にブロック要因を記録し、次回同一のブロック要因が発生した場合にオートスリープ無効の状態通知をスキップして自動的にスリープモードへ移行する処理を説明する。
画像形成装置101が通常モードである状態で(S501)、CPU107はスリープへ移行するために、内部タイマによる計時等で設定された時間が経過しているかどうかを判断する(S502)。ここで、CPU107がスリープへ移行するために設定された時間が経過していると判断した場合(S502:Yes)、S503へ進み、経過していないと判断した場合(S502:No)、S502へ戻る。
次に、CPU107は、図3に示したブロック要因で手動解除が必要なブロック要因が発生しているかを判断し(S503)、CPU107が発生していると判断した場合(S503:Yes)S504へ進み、発生していないと判断した場合(S503:No)S508へ進む。
そして、CPU107は、S503で発生したブロック要因がROM108に記録されているブロック要因と一致するかを判断し(S504)、CPU107が記録されていると判断した場合(S504:Yes)、S508へ進み、記録されていないと判断した場合は(S504:No)、S505へ進む。
次に、CPU107は、オートスリープ無効の状態を通知するため、図4に示した節電キー303の点灯状態をオートスリープ無効時の点灯状態308にする(S505)。そしてCPU107は、ユーザにより節電キー303が押下されたと判断した場合(S505:節電キー)S506へ進み、その他キーが押下されたと判断した場合(S505:その他キー)S501へ進む。
CPU107は、図3で示した表示画面302にS503で発生したブロック要因とその解除方法を表示する(S506)。そして、CPU107は、ユーザにより節電キー303が押下されたと判断した場合(S506:節電キー)、S507へ進み、その他キーが押下されると(S506:その他キー)、S501へ進み、また表示画面302に表示した解除方法がユーザにより実行されると(S506:手動解除)、S508へ進む。
本実施形態では、S505で通知がなされた後、節電キー303による指示を受け付けた場合に、当該要因を不揮発性メモリに記憶する。これにより、次回以降のS504を実行する際に、当該不揮発性メモリに記憶されていると判別した場合、ユーザから更なる節電キー303の指示を受け付けることなく、電力の供給状態を通常状態から省電力状態へ移行させることができる。
次に、CPU107は、S503で発生したブロック要因を不揮発性のメモリ(図示しない)へ記憶する(S507)。そして、CPU107は、図2に示したオートスリープ時の電源回路を構成するよう制御し、画像形成装置101はスリープモードに移行する(S508)。
〔第3実施形態〕
図7は、第3実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、強制スリープ不可のブロック要因表示の処理に対応する。なお、各ステップは、CPU107がROM108から制御プログラムを記憶部109にロードして実行することで実現される。ここで、強制スリープ不可のブロック要因とは、図3に示したスリープモード移行のブロック要因において強制スリープが不可能となっているブロック要因である。以下、図4のオートスリープ有効化において強制スリープ不可のブロック要因が含まれる場合にその要因を再度表示して通常モードへの復帰もしくは手動解除や自動解除(動作の進行による自動的な解除)によるスリープモード移行を実行する処理を説明する。
画像形成装置101が通常モードである状態で(S601)、CPU107はスリープへ移行するために設定された時間が経過しているかどうかを判断する(S602)。ここで、CPU107がスリープへ移行するために、内部タイマによる計時等で設定された時間が経過していると判断した場合(S602:Yes)、S603へ進み、経過していないと判断した場合(S602:No)、S602へ戻る。
CPU107は、図3で示したブロック要因で手動解除が必要なブロック要因が発生しているかを判断する(S603)。ここで、CPU107が手動解除が必要なブロック要因が発生していると判断した場合(S603:Yes)、S604へ進み、手動解除が必要なブロック要因が発生していないと判断した場合(S603:No)、S608へ進む。
次に、CPU107は、オートスリープ無効の状態を通知するため図4に示した節電キー303の点灯状態を、オートスリープ無効時の点灯状態308にする(S604)。そして、CPU107は、ユーザが節電キー303を押下していると判断した場合(S604:節電キー)、S605へ進み、その他キーが押下されていると判断した場合(S604:その他キー)S601へ進む。
次に、CPU107は、図3で示した表示画面302にS603で発生したブロック要因とその解除方法を表示する(S605)。そして、CPU107は、ユーザにより節電キー303が押下されていると判断した場合(S605:節電キー)、S606へ進み、その他キーが押下されていると判断した場合(S605:その他キー)、S601へ進む。
一方、表示画面302に表示した解除方法がユーザにより実行されていると判断した場合(S605:手動解除)、S608へ進む。
S606では、CPU107は、S603で発生したブロック要因で強制スリープ不可の要因があるかどうかを判断する。ここで、CPU107が強制スリープ不可の要因があると判断した場合は(S606:Yes)、S609へ進み、強制スリープ不可の要因がないと判断した場合は(S606:No)、S607へ進む。本実施形態では、省電力状態へ移行させる場合、S606で当該省電力状態への移行を制限する要因に要求された処理が終了するまで省電力状態へ移行させることができない要因が含まれているか確認する。ここで、要因に要求された処理が終了するまで省電力状態へ移行させることができない要因が含まれていることを確認することに応じて、S609で当該要因に要求された処理が終了するまで省電力状態へ移行させることができない要因を表示する。これにより、受信したジョブがある等の場合には、ジョブ処理が終了するまでは、スリープ制御を実行してしまうことを回避できる。
そして、CPU107は、S603で発生したブロック要因を不揮発性のメモリ(図示しない)へ記録する(S607)。次に、CPU107は、図2に示したオートスリープ時の電源回路を構成するよう制御し、画像形成装置101は、スリープモードに移行する(S608)。
一方、S609では、CPU107がS606で判断した強制スリープ不可の要因とその解除方法を表示画面302に表示する。ここでの表示例については、図8を参照して後述する。
そして、CPU107は、ユーザにより節電キー303またはその他キーが押下されたと判断した場合(S609:節電キー/その他キー)、S601へ進み、または、ユーザにより表示画面302に表示した解除方法が実行されたと判断した場合(S609:手動解除/自動解除、)、S608へ進む。
図8では、S609における強制スリープ不可の要因とその解除方法の表示例を示している。ここでは、例として図2で示したNo5のブロック要因(実行中/待機中ジョブ)が発生しているものとする。
図8において、表示例801では、スリープモードへの移行ができないこと、その要因として実行中のジョブが存在すること、またその解除方法としてジョブ終了まで待つこと(動作の進行による自動解除)を表示している例を示す。
図9は、本実施形態を示す画像形成装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、画像形成装置101がスリープのブロック要因がある状態で節電キー303の押下によってスリープモードへ移行した場合の通常モードへの復帰するための処理に対応する。なお、各ステップは、CPU107がROM108から制御プログラムを記憶部109にロードして実行することで実現される。ここでは、図5のS406で節電キー303が押下されスリープモードへ移行した場合を例に示す。以下、節電キー303により省電力状態から通常状態へ移行させる指示を受け付けることに応じて、不揮発性メモリに記憶された要因が解消されているかどうかを判定することに応じて、当該解消されていない要因を表示する報知する処理を説明する。本実施形態での報知処理は、操作部106に対する表示処理で実現される。
画像形成装置101がスリープモードである状態で(S901)、CPU107は、ユーザにより節電キー303が押下されたかどうかを判断する(S902)。ここで、ユーザにより節電キー303が押下されたと判断した場合は(S902:Yes)、S904へ進み、押下されていないと判断した場合は(S902:No)、S903へ進む。
S903では、CPU107は、外部装置接続部102からLANやUSBや電話回線を介してプリントジョブやFAXジョブを受信したかどうかを判断する。ここで、CPU107がプリントジョブやFAXジョブを受信したと判断した場合(S903:Yes)、S904へ進み、受信していないと判断した場合(S903:No)、S901へ進む。
そして、S901では、CPU107は、図2に示した通常モード時の電源回路を構成するよう制御し、画像形成装置101はスリープモードに移行する。
次に、CPU107は、ROM108にブロック要因が記録されているかどうかを判断する(S905)。ここで、ブロック要因が記録されていると判断した場合(S905:Yes)S906へ進み、ブロック要因が記録されていないと判断した場合(S905:No)、本処理を終了する。
次に、CPU107は、S905で判断したブロック要因が現在発生しているかを判断する(S906)。ここで、ブロック要因が現在発生していると判断した場合(S906:Yes)、S907へ進み、ブロック要因が現在発生していないと判断した場合(S906:No)、本処理を終了する。
そして、CPU107は、図3で示した表示画面302にS905およびS906で判断したブロック要因を表示して(S907)、本処理を終了する。なお、ブロック要因の表示例については図10において後述する。
図10は、図1に示した操作部106に表示されるメッセージ例を説明する図である。
図10において、1001はブロック要因のメッセージの表示例で、S907におけるステップに対応してCPU107が表示した例である。ここでは、例としてスリープモード移行前は状態313のように、図3に示したブロック要因(外部メディア装着およびトナーなし)が発生していた場合とする。
表示例1001では、前回のオートスリープ時にスリープのブロック要因がある状態でスリープモード移行を実行し、そのブロック要因が未解決で現在発生中であることを示す。また、そのブロック要因とはUSBメモリの装着およびトナー交換の警告であったことを示す。
本実施形態では、オートスリープ機能を例に説明した。
一方、オートシャットダウン機能の場合も、画像形成装置101は、図5、図6、図7で示したものと同様のフローチャートを実行する。
ただし、図5に示すS402、図6に示すS502、図7に示すS602において、CPU107はオートシャットダウンのタイマ設定に対する経過時間を判断する。そして図5に示すS406、図6に示すS508、図7に示すS608においてCPU107は図7で示したオートシャットダウン時の電源回路を構成するよう制御し、画像形成装置101はシャットダウンモードに移行する。
本実施形態によれば、スリープのブロック要因によって実質的にオートスリープ機能が無効になったことがユーザへ通知され、長時間にわたりユーザの意図に反して消費電力を増大することを回避できる。さらに、オートスリープ機能が無効になった状態でも特定のキー操作でスリープモードへ移行する簡易な手段を提供することで利便性が向上させることができる。
本発明の各工程は、ネットワーク又は各種記憶媒体を介して取得したソフトウエア(プログラム)をパソコン(コンピュータ)等の処理装置(CPU、プロセッサ)にて実行することでも実現できる。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
101 画像形成装置
102 外部装置接続部
106 操作部
107 CPU
109 記憶部

Claims (6)

  1. 電力の供給状態を設定される時間の経過に応じて、通常状態から省電力状態へ移行させる処理を行う移行手段と、
    電力の供給状態を通常状態から省電力状態へ、または省電力状態から通常状態へ移行させる指示を行う指示手段と、
    当該省電力状態への移行を制限する要因を検出しているかどうかを判断する判断手段と、
    前記判断手段が検出していると判断した前記要因とその解除方法とを通知する通知手段と、
    前記通知手段による通知がなされた後、前記指示手段による前記指示を受け付けたことに応じて、前記移行手段による処理を有効化するように制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記通知手段による通知がなされた後、前記指示手段による前記指示を受け付けた場合、当該要因を記憶する記憶手段と、
    前記判断手段が検出していると判断した前記要因が前記記憶手段に記憶されているかどうかを判別する判別手段と、を備え、
    前記要因が前記記憶手段に記憶されているかどうかを判別した場合、前記制御手段は、前記指示手段による前記指示を受け付けることなく、前記電力の供給状態を通常状態から省電力状態へ移行させることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記移行手段が省電力状態へ移行させる場合、当該省電力状態への移行を制限する要因に要求された処理が終了するまで省電力状態へ移行させることができない要因が含まれているか確認する確認手段と、
    前記確認手段が要因に要求された処理が終了するまで省電力状態へ移行させることができない要因が含まれていることを確認することに応じて、当該要因に要求された処理が終了するまで省電力状態へ移行させることができない要因を表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記指示手段により省電力状態から通常状態へ移行させる指示を受け付けることに応じて、前記記憶手段に記憶された要因が解消されているかどうかを判定する判定手段と、を備え、
    前記記憶手段に記憶された要因が解消されていないと判定したことに応じて、当該解消されていない要因を表示する報知する報知手段と、
    を備えることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  5. 画像形成装置の制御方法であって、
    電力の供給状態を設定される時間の経過に応じて、通常状態から省電力状態へ移行させる処理を行う移行工程と、
    電力の供給状態を通常状態から省電力状態へ、または省電力状態から通常状態へ移行させる指示を行う指示工程と、
    当該省電力状態への移行を制限する要因を検出しているかどうかを判断する判断工程と、
    前記判断工程で検出していると判断した前記要因とその解除方法とを通知する通知工程と、
    前記通知工程による通知がなされた後、前記指示工程による前記指示を受け付けたことに応じて、前記移行工程による処理を有効化するように制御する制御工程と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  6. 請求項5に記載の画像形成装置の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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