JP2011197495A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011197495A
JP2011197495A JP2010065602A JP2010065602A JP2011197495A JP 2011197495 A JP2011197495 A JP 2011197495A JP 2010065602 A JP2010065602 A JP 2010065602A JP 2010065602 A JP2010065602 A JP 2010065602A JP 2011197495 A JP2011197495 A JP 2011197495A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
job
backup
control unit
image forming
warm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010065602A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuyoshi Haga
達由 羽賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Business Technologies Inc
Original Assignee
Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Business Technologies Inc filed Critical Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority to JP2010065602A priority Critical patent/JP2011197495A/ja
Publication of JP2011197495A publication Critical patent/JP2011197495A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

【課題】バックアップ時におけるトラブルの発生を防止するとともに、実行が抑制されるジョブの実行を速やかに行って生産性を高める。
【解決手段】HDD118は各種情報を記憶する。そして、制御部111は、ジョブを受け付け、該受け付けたジョブを実行する。そして、制御部111は、HDD118に記憶されている情報を外部記憶装置40又はPC30に記憶させるバックアップを行う。そして、制御部111は、バックアップの実行中にジョブを受け付けたとき、ジョブの実行を留保し、バックアップの終了後に留保したジョブを実行する制御を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来の画像形成装置においては、画像形成装置を新規に設置する場合、あるいは、異常動作後に画像形成装置を復帰させる場合等に、画像形成装置を元の設定(例えば、レジスト値や印刷枚数のカウンタ値等)に復元するため、画像形成装置内の不揮発メモリに記憶されている記録情報を外部の記憶装置に転送してバックアップすることが行われている。
また、従来の画像形成装置においては、ジョブの予約を受け付け、予約時刻になったときに、スリープ状態である各種装置を起動させてジョブを実行させるようにしたものがある(特許文献1)。
特開2007−281982号公報
ところで、バックアップが行われている間は、不揮発メモリからの読み出しに影響し、画像形成動作にトラブルが生じる可能性があることから、画像形成動作にかかるジョブの実行を制限する必要がある。しかしながら、特許文献1に記載の技術では、例えば、予約時刻にバックアップが行われることとなった場合には、ジョブを実行させることができないため、ジョブをキャンセルせざるを得なくなり、バックアップの終了を確認した後に再度ジョブの設定を行う必要が生じ、それだけジョブの実行が遅れ、生産性の低下を招くこととなる。
本発明の課題は、バックアップ時におけるトラブルの発生を防止するとともに、実行が抑制されるジョブの実行を速やかに行って生産性を高めることができる画像形成装置を提供することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、画像形成装置において、
各種情報を記憶する記憶部と、
ジョブを受け付け、該受け付けたジョブを実行し、前記記憶部に記憶されている情報を外部記憶装置に記憶させるバックアップを行う制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記バックアップの実行中に前記ジョブを受け付けたとき、該ジョブの実行を留保し、前記バックアップの終了後に留保したジョブを実行する制御を行うことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、
用紙に画像を形成する画像形成部を備え、
前記制御部は、前記バックアップの実行中に、前記画像形成部によって用紙に画像を形成するジョブを受け付けたときに、該ジョブの実行を留保することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
前記制御部は、前記ジョブの実行が留保されたときに、その旨の情報を出力することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の画像形成装置において、
原稿画像を読み取る画像読取部を備え、
前記制御部は、前記画像読取部によって読み取った原稿画像を所定のファイルデータに変換するスキャンジョブを実行し、前記バックアップの実行中に前記スキャンジョブを受け付けたとき、該スキャンジョブを留保することなく実行することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載の画像形成装置において、
前記制御部は、受け付けたジョブのジョブデータを、前記記憶部に記憶する情報として前記記憶部への保存を行い、所定のアクセス要求に応じて前記保存されたジョブデータへのアクセスを可能とし、前記バックアップの実行中は、該バックアップの対象であるジョブデータへのアクセスを禁止することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の画像形成装置において、
前記制御部は、前記記憶部に記憶された情報からバックアップの対象とする情報を選択可能とし、該選択した情報を前記外部記憶装置に記憶させ、前記バックアップの実行中において、前記保存されたジョブデータのうち、バックアップの対象として選択されなかったジョブデータへのアクセスを許可することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6の何れか一項に記載の画像形成装置において、
所定温度にするためのウォームアップを必要とし、用紙に対して所定の処理を施す処理装置を備え、
前記制御部は、前記処理装置を機能させる稼動状態から機能を停止させる機能停止状態に移行させる制御を行い、前記バックアップ中でかつ前記処理装置が前記機能停止状態であって、前記ジョブの実行が留保されているときに、ウォームアップの要否を判定し、ウォームアップが必要と判定したときには、前記処理装置のウォームアップを開始させることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の画像形成装置において、
前記制御部は、前記処理装置のウォームアップが完了するまでのウォームアップ完了時間と、前記バックアップが完了するまでのバックアップ完了時間を算出し、前記バックアップ完了時間と前記ウォームアップ完了時間との差に基づいてウォームアップの要否を判定することを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の画像形成装置において、
前記制御部は、前記バックアップ中でかつ前記処理装置が前記稼動状態であって、前記ジョブの実行が留保されているときに、前記バックアップ完了時間と前記ウォームアップ完了時間との差を判定し、前記ウォームアップ完了時間よりもバックアップ完了時間の方が長いと判定したときは、前記処理装置を前記稼動状態から前記機能停止状態に移行させ、前記ウォームアップ完了時間よりもバックアップ完了時間の方が短いと判定したときは、前記処理装置を前記バックアップが完了するまで前記稼動状態を維持することを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項1〜6の何れか一項に記載の画像形成装置において、
所定温度にするためのウォームアップを必要とし、用紙に対して所定の処理を施す処理装置を備え、
前記制御部は、前記処理装置を機能させる稼動状態から機能を停止させる機能停止状態に移行させる制御を行い、バックアップ中でかつ前記処理装置が前記稼動状態であって、前記ジョブの実行が留保されているときに、前記処理装置のウォームアップが完了するまでのウォームアップ完了時間と、前記バックアップが完了するまでのバックアップ完了時間とを算出し、該算出した前記バックアップ完了時間と前記ウォームアップ完了時間との差を判定し、前記ウォームアップ完了時間よりもバックアップ完了時間の方が長いと判定したときは、前記処理装置を前記稼動状態から前記機能停止状態に移行させ、前記ウォームアップ完了時間よりもバックアップ完了時間の方が短いと判定したときは、前記処理装置を前記バックアップが完了するまで前記稼動状態を維持することを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項1〜10の何れか一項に記載の画像形成装置において、
前記制御部は、所定のバックアップ開始要求に応じて前記バックアップを開始し、ジョブの実行中において、前記バックアップの開始の要求を受け付けたとき、前記実行中のジョブが予め定められたバックアップ開始不可能ジョブであるか否かを判定し、該判定したジョブがバックアップ開始不可能ジョブであるときは、バックアップを開始せず、判定したジョブがバックアップ開始不可能ジョブでないときは、前記実行中のジョブに並行して前記バックアップを開始することを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の画像形成装置において、
前記制御部は、実行中のジョブがバックアップ開始不可能ジョブであるか否かの判定結果、バックアップ開始不可能ジョブであると判定したときは、該実行中のジョブが完了した後に前記バックアップを開始することを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、請求項11又は12に記載の画像形成装置において、
前記制御部は、前記実行中のジョブが完了した後、制御状態を所定の待機状態に移行し、前記待機状態において前記バックアップを行うことを特徴とする。
本発明によれば、バックアップ時におけるトラブルの発生を防止するとともに、実行が抑制されるジョブの実行を速やかに行って生産性を高めることができる。
本実施の形態におけるメンテナンスシステムのシステム構成を示す図である。 画像形成装置の内部構成を示す図である。 画像形成装置の状態を示すモードと各装置の稼働状態との関係を説明する図である。 画像処理装置において実行されるメイン処理について説明するフローチャートである。 画像処理装置において実行されるメイン処理について説明するフローチャートである。 画像処理装置において実行されるメニュー画面表示・操作受付処理について説明するフローチャートである。 画像処理装置において実行される省電力モード移行制御処理について説明するフローチャートである。 画像処理装置において実行される省電力モード復帰制御処理について説明するフローチャートである。 画像処理装置において実行されるHDD管理モード処理について説明するフローチャートである。 画像処理装置において実行されるバックアップ/リストア終了時処理について説明するフローチャートである。 画像処理装置において実行されるプリントジョブ受信時処理について説明するフローチャートである。 画像処理装置において実行されるジョブ実行処理について説明するフローチャートである。 画像処理装置において実行される画像形成部電源管理処理について説明するフローチャートである。 メニュー画面表示・操作受付処理の実行に際して表示される操作画面例を示す図である。 メニュー画面表示・操作受付処理の実行に際して表示される操作画面例を示す図である。 省電力モード移行制御処理の実行に際して表示される操作画面例を示す図である。 省電力モード移行制御処理の実行に際して表示される操作画面例を示す図である。 メイン処理の実行に際して表示される操作画面例を示す図である。 メイン処理の実行に際して表示される操作画面例を示す図である。 メイン処理の実行に際して表示される操作画面例を示す図である。 メイン処理の実行に際して表示される操作画面例を示す図である。 HDD管理モード処理の実行に際して表示される操作画面例を示す図である。 HDD管理モード処理の実行に際して表示される操作画面例を示す図である。 HDD管理モード処理の実行に際して表示される操作画面例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、発明の範囲は図示例に限定されない。
本実施の形態におけるメンテナンスシステム100は、図1に示すように、例えば、画像形成装置10、PC(Personal Computer)30、外部記憶装置40等から構成されている。メンテナンスシステム100は、PC30又は外部記憶装置40を用いて画像形成装置10のメンテナンスを行うシステムである。PC30は、ネットワークを介して画像形成装置10に接続可能であり、外部記憶装置40は、USB(Universal Serial Bus)等により画像形成装置10に接続可能である。
画像形成装置10は、入力画像に画像処理を施して出力画像を生成し、当該出力画像の印刷出力を行うものである。画像形成装置10は、ADF(Auto Document Feeder)20a、フィニッシャ20b、給紙ユニット20cの各種オプション機器(以下、オプション機器20a〜20cと総称する)が接続可能であり、用途に応じてこれらオプション機器20a〜20cの追加又は削除が可能である。
なお、本発明において画像形成装置とは、画像形成装置10、または、画像形成装置10と他のオプション機器20a〜20cとを含めた形態の何れをも含むものである。
画像形成装置10は、図2に示すように、本体部11、画像読取部12、操作表示部13、画像形成部16、通信部17を備えて構成されている。
また、本体部11は、制御部111、不揮発メモリ112、画像処理部113、DRAM(Dynamic Random Access Memory)制御部114、DRAM115、I/F(Interface)116,117、HDD(Hard Disk Drive)118を備えて構成されている。
制御部111は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)等から構成されている。制御部111は、不揮発メモリ112に記憶されている制御プログラムを読み出してRAMに展開し、当該制御プログラムとの協働により各部の動作を集中制御し、あるいは、各種演算を行う。
不揮発メモリ112は、制御プログラムやプログラムの実行に必要なパラメータ等を記憶する内部記憶手段であり、ROM(Read Only Memory)等が適用可能である。また、不揮発メモリ112は、画像形成装置10の各種設定に係る設定情報を記憶しており、例えば、本体固有情報、基本情報、調整情報、オプション構成情報等を記憶している。
画像処理部113は、画像読取部12から入力される読取画像や、PC30等から送信されるジョブデータに基づき、出力用の出力画像を生成する。画像処理としては、色変換処理、平均化処理、γ補正処理、解像度変換処理、スクリーン処理等が含まれる。生成した出力画像はDRAM制御部114に出力される。
DRAM制御部114は、DRAM115に記憶された出力画像の入出力を制御する。
DRAM115は、出力画像を記憶する画像メモリである。
I/F116は、オプション機器20a〜20cと制御部111間で制御情報等をやり取りするためのインターフェイスである。
I/F117は、外部記憶装置40内に記憶されているデータのやり取り(読み出し又は書き込み)を行うインターフェイスである。
記憶部の一例としてのHDD118は、未だ実行されていない残ジョブのジョブデータや、後にユーザの要求に応じて実行させるために保存されるジョブデータ等を記憶する不揮発メモリである。このジョブデータには、画像読取部12で読み取られた読取画像に基づいて画像形成を行うためのコピージョブ、画像読取部12で読み取られた読取画像に基づき、PDF(Portable Document Format)等の文書ファイルフォーマットに変換するスキャンジョブ、PC30等のホスト装置から送信されるPDL(Page Description Language)等のページ記述言語に基づいて画像形成を行うためのプリントジョブ等が含まれる。
なお、HDD118に限定されず、電源の供給が遮断されても記憶情報を保持可能な不揮発メモリ等の記憶媒体を適用してもよい。
画像読取部12は、光源、CCD(Charge Coupled Device)、A/D変換器等を備え、光源から原稿へ照明走査した光の反射光を結像してCCDにより光電変換することにより原稿画像を読み取り、読み取った画像信号にA/D変換器によりデジタル画像データに変換する。ここで、画像は図形や写真等のイメージに限らず、文字や記号等のキャラクタイメージ等も含む。なお、画像形成装置10にADF20aが接続されている場合、ADF20aによって画像読取部12に原稿が自動搬送されるので、画像読取部12はこの搬送された原稿の読み取りを行う。
操作表示部13は、操作部131、表示部132及びタッチパネル133を備えて構成されている。
操作部131は、プリント開始を指示するためのスタートキーや数字キー等の各種機能キーを備え、これら機能キーやタッチパネル133が操作されると、対応する操作信号を制御部111に出力する。
表示部132は、タッチパネル133と一体に設けられたLCD(Liquid Crystal Display)を備え、このLCDの表示領域上にプリント操作や後述するバックアップ操作を行うための各種操作画面を表示させる。
画像形成部16は、本体部11の画像処理部113から入力される出力画像に基づいて電子写真方式により画像形成を行う。電子写真方式では、レーザ光源から感光体ドラム上にレーザ光を照射して露光を行い、静電潜像を形成する。これに現像部がトナーを吹き付けてできたトナー像を記録用紙に転写する。なお、画像形成装置10に給紙ユニット20cが接続されている場合には、当該給紙ユニット20cから記録用紙の給紙を行う。また、画像形成部16は、定着部161を備えており、この定着部161によってトナー像が転写された記録用紙を加熱及び加圧することによって定着処理を施した後、この記録用紙を外部の排出トレイに出力する。このとき、画像形成装置10にフィニッシャ20aが接続される場合には、トナー像が転写された記録用紙はフィニッシャ20aに出力される。
また、定着部161は、温度センサ161aを備えており、定着部161の温度を計測し、その温度情報を制御部111に出力するように構成されている。
通信部17は、ネットワークインターフェイスカード等の通信用のインターフェイスを備え、PC30等の外部装置とネットワークを介して通信を行う。
PC30は、例えば、HDD等の記憶装置を備えており、画像形成装置10のバックアップを行う際に、HDD118に記憶されている情報を記憶する外部記憶装置として機能するものである。
外部記憶装置40は、画像形成装置10のバックアップを行う際に、HDD118に記憶されている情報を記憶する外部記憶装置である。外部記憶装置40としては、例えば、HDD、CD−R(Compact Disk-Recordable)ドライブ、DVD(Digital Versatile Disk)ドライブ、USBメモリ等を用いることができる。
以上のように構成されたメンテナンスシステム100の動作について説明する。
本実施の形態において、画像形成装置10は、稼動状態である通常モードと、一部又は全部の装置の機能を停止させる省電力モードとの間で移行可能に構成されており、省電力モードはさらに複数のモードを含んでいる。そして、画像形成装置10は、操作部131及びタッチパネル133の操作状態や、バックアップ中又はリストア中であるか否かに応じて、通常モードと複数の省電力モードとの何れのモードに移行するかを決定するように制御を行っている。
稼動状態としての通常モードでは、図3に示すように、画像形成部16、操作表示部13、HDD118及び制御部111のCPUの何れの装置も、稼動状態であることを示す「ON」状態となる。通常モードは、後述するように、バックアップ中及びリストア中の何れの状態でもなく、ユーザにより操作部131あるいはタッチパネル133による所定の復帰操作が行われたときに移行するモードである。なお、本実施の形態における復帰操作は、操作部131及びタッチパネル133における何れかのキーが操作されることであるが、他の操作であってもよく、例えば、複数のキーの同時押しや、所定のキーの長押し、あるいは、パスワードの入力等によって実現してもよい。
待機状態としての通常省電力モード(以下、省電力モード1とも称す)では、画像形成部16、操作表示部13及びHDD118の何れの装置も、電源の供給が停止されて機能が停止された機能停止状態であることを示す「OFF」状態となる。また、制御部111のCPUは、画像形成部16、操作表示部13及びHDD118等の周辺デバイスの電源の供給を停止した後、最後にシステムリセット状態となり、上述した復帰操作が行われたときに入力される信号によって稼動状態に移行できるよう待機される。通常省電力モードは、後述するように、バックアップ中及びリストア中の何れの状態でもなく、所定時間、ユーザによる操作部131あるいはタッチパネル133による入力がなかったときに移行するモードである。
待機状態としてのバックアップ省電力モード(以下、省電力モード2とも称す)では、画像形成部16及び操作表示部13が「OFF」状態となる一方、HDD118及び制御部111のCPUは「ON」状態となる。バックアップ省電力モードは、後述するように、バックアップ中又はリストア中であって、所定時間、ユーザによる操作部131あるいはタッチパネル133による入力がなかったときに移行するモードである。
待機状態としてのバックアップウェイクモード(以下、省電力モード3とも称す)では、画像形成部16が「OFF」状態となる一方、操作表示部13、HDD118及び制御部111のCPUが「ON」状態となる。バックアップウェイクモードは、後述するように、バックアップ中又はリストア中であって、ユーザにより操作部131あるいはタッチパネル133による所定の復帰操作が行われたときに移行するモードである。
次に、画像形成装置10において行われるメイン処理について図4及び図5を参照しながら説明する。
制御部111は、電源がONされ、メイン処理が実行されると、メニュー画面表示・操作受付処理を実行し、所定のメニュー画面表示を行って、操作表示部13におけるユーザによる操作を受け付ける処理を行う(ステップS101)。メニュー画面表示・操作受付処理の詳しい処理内容については後述する。
そして、制御部111は、ユーザによるメニューにおける選択操作が行われたか否かを判定する(ステップS102)。制御部111は、ユーザによる選択操作が行われたと判定しないときは(ステップS102:N)、待機状態に移行するための時間が経過(タイムアップ)したか否かを判定する(ステップS103)。すなわち、制御部111は、最後の操作が行われて監視タイマがリセットされてから、所定時間が経過するまでの間に、ユーザによる選択操作が行われたか否かを判定する。
制御部111は、タイムアップしたと判定しないときは(ステップS103:N)、ステップS101の処理に移行する。一方、制御部111は、タイムアップしたと判定したときは(ステップS103:Y)、省電力モード移行制御処理を実行し、画像形成装置10の状態に応じてモードを変更する処理を行う(ステップS104)。省電力モード移行制御処理の詳しい処理内容については後述する。
次に、制御部111は、ユーザにより操作部131あるいはタッチパネル133による所定の復帰操作が行われたか否かを判定する(ステップS105)。制御部は、復帰操作が行われたと判定したときは(ステップS105:Y)、省電力モード復帰制御処理を実行し、画像形成装置10の状態に応じてモードを変更する処理を行う(ステップS106)。省電力モード復帰制御処理の詳しい処理内容については後述する。そして、制御部111は、ステップS106の処理を行った後、ステップS101の処理に移行する。
一方、制御部111は、ステップS105において、復帰操作が行われたと判定しないときは(ステップS105:N)、バックアップフラグが1から0に変更されたか否かを判定する(ステップS107)。ここで、バックアップフラグは、バックアップ中又はリストア中であることを示すフラグであって、後述するように、バックアップ又はリストアが実行されると「1」がセットされ、終了すると「0」がセットされる。制御部111は、バックアップフラグが1から0に変更されたと判定したときは(ステップS107:Y)、画像形成装置10の状態を省電力モード1に移行させた後(ステップS108)、ステップS105の処理に移行する。なお、後述するように、バックアップ又はリストアが終了した後、予約ジョブが実行される場合には、制御部111のCPU、HDD118及び画像形成部16については稼働となる場合がある。一方、制御部111は、バックアップフラグが1から0に変更されたと判定しないときは(ステップS107:N)、ステップS108の処理を実行することなく、ステップS105の処理に移行する。
制御部111は、ステップS102において、ユーザによる選択操作が行われたと判定したときは(ステップS102:Y)、当該操作が「COPY」及び「SCAN」の何れかの実行操作であるか否かを判定する(ステップS109)。「COPY」及び「SCAN」は、図14に示されるLCDの表示領域D上に表示された「COPY」ボタンb1及び「SCAN」ボタンb2にそれぞれ対応しており、何れかのボタンが表示された位置がユーザによって押圧操作され、「COPY」あるいは「SCAN」にそれぞれ対応する設定画面において所定の設定操作がなされた後、操作部131の「START」ボタンk1が操作されたことにより、実行操作の判定が行われる。制御部111は、当該操作が「COPY」及び「SCAN」の何れかの実行操作であると判定したときは(ステップS109:Y)、実行操作に対応するジョブ(コピージョブ、スキャンジョブ)の内容をジョブキューに登録し(ステップS110)、上述した待機状態に移行するための監視タイマをリセットした後(ステップS111)、ステップS101の処理に移行する。なお、受け付けたジョブのジョブデータについてはHDD118に記憶される。
一方、制御部111は、ステップS109において、当該操作が「COPY」及び「SCAN」の何れかの実行操作であると判定しないとき、すなわち、「COPY」及び「SCAN」の何れでもない場合は(ステップS109:N)、当該操作が「調整」ボタンであるか否かを判定する(ステップS112)。「調整」ボタンは、図14に示されるLCDの表示領域D上に表示された「調整」ボタンb4に対応しており、この「調整」ボタンb4が表示された位置がユーザによって押圧操作されたことにより操作の判定が行われる。
制御部111は、当該操作が「調整」ボタンであると判定したときは(ステップS109:Y)、所定の調整画面を表示領域D上に表示し、γ調整や色合い調整等、出力される画像に関するパラメータの調整を設定可能にする画像調整処理を実行し(ステップS113)、ステップS111の処理に移行する。
一方、制御部111は、ステップS112において、当該操作が「調整」ボタンであると判定しないときは(ステップS112:N)、当該操作が「設定」ボタンであるか否かを判定する(ステップS114)。「設定」ボタンは、図14に示されるLCDの表示領域D上に表示された「設定」ボタンb5に対応しており、この「設定」ボタンb5が表示された位置がユーザによって押圧操作されたことにより操作の判定が行われる。
制御部111は、当該操作が「設定」ボタンであると判定したときは(ステップS114:Y)、所定の設定メニューを表示するとともに、各種操作を受け付ける(ステップS115)。具体的には、制御部111は、図18に示すような設定メニュー画面をLCDの表示領域D上に表示する。この設定メニュー画面には、「HDD管理モード」ボタンb6、「機能設定」ボタンb7、「ネットワークの設定」ボタンb8及び「メールアドレス登録」ボタンb9が表示されるとともに、画面右下部に「Cancel」ボタンb10が表示される。これらのボタンb6〜b10は、ボタンが表示された位置をユーザが押圧操作することにより操作が受け付けられる。
なお、操作表示部13の右側上端部には、画像形成部10の状態を表示するためのステータスLED(Light-Emitting Diode)Sが設けられており、例えば、通常モードにおいては、ステータスLEDSは点灯状態となり、バックアップ中及びリストア中においては、ステータスLEDSは所定の態様による点滅状態となり、通常省電力モードにおいては、ステータスLEDSは消灯状態となる。
そして、制御部111は、キャンセル操作が行われたか、また、設定メニュー画面を表示してから所定の表示時間が経過したかを判定する(ステップS116)。具体的には、制御部111は、表示領域D上に表示された「Cancel」ボタンb10が操作されたか、または、設定メニュー画面を表示してから何れの操作も行われずに所定時間経過したか否かを判定する。
制御部111は、キャンセル操作が行われたか、また、設定メニュー画面を表示してから所定の表示時間が経過したと判定しないときは(ステップS116:N)、設定メニュー画面に表示された各設定ボタンb6〜b9の何れかが操作されたか否かを判定する(ステップS117)。一方、制御部111は、キャンセル操作が行われたか、また、設定メニュー画面を表示してから所定の表示時間が経過したと判定したときは(ステップS116:Y)、上述した待機状態に移行するための監視タイマをリセットした後(ステップS120)、ステップS101の処理に移行する。
制御部111は、ステップS117において、設定メニュー画面に表示された各設定ボタンb6〜b9の何れかが操作されたと判定したときは(ステップS117:Y)、操作された項目が「HDD管理モード」であるか否かを判定する(ステップS118)。すなわち、制御部111は、「HDD管理モード」ボタンb6の操作が行われたか否かを判定する。一方、制御部111は、ステップS117において、設定メニュー画面に表示された各設定ボタンb6〜b9の何れかが操作されたと判定しないときは(ステップS117:N)は、ステップS116の処理に移行する。
制御部111は、ステップS118において、操作された項目が「HDD管理モード」であると判定したときは(ステップS118:Y)、バックアップ又はリストアを実行するためのHDD管理モードメニューを表示し、各種操作を受け付けるHDD管理モード処理を実行し(ステップS119)、ステップS120の処理に移行する。このHDD管理モード処理の詳しい処理内容については後述する。
一方、制御部111は、ステップS118において、操作された項目が「HDD管理モード」であると判定しないときは(ステップS118:N)、選択された項目に応じた処理を実行し(ステップS121)、ステップS120の処理に移行する。
また、制御部111は、ステップS114において、当該操作が「設定」ボタンであると判定しないときは(ステップS114:N)、当該操作は「編集」ボタンであると判定し、所定のジョブ編集メニューを表示するとともに、各種操作を受け付ける(ステップS122)。なお、「編集」ボタンは、図14に示されるLCDの表示領域D上に表示された「編集」ボタンb3に対応しており、この「編集」ボタンb3が表示された位置がユーザによって押圧操作されたことにより操作の判定が行われる。制御部111は、「編集」ボタンの操作を判定すると、図19に示すようなジョブ編集メニュー画面をLCDの表示領域D上に表示する。このジョブ編集メニュー画面には、保存されたジョブデータのリストを示す保存ジョブリストxと、保存ジョブリストxからユーザが選択したジョブの詳細を表示するためのジョブデータ詳細表示領域yとが表示されている。保存ジョブリストx上に表示されたジョブのうちの何れかの表示位置をユーザが押圧操作すると、その位置に表示されたジョブが選択されて強調表示されるとともに、その内容がジョブデータ詳細表示領域yに表示される。また、表示領域Dの右側には、保存ジョブリストxからユーザが選択したジョブの削除を行うための「削除」ボタンb14、保存ジョブリストxからユーザが選択したジョブを複製して保存ジョブリストxに加えるための「複製」ボタンb15、保存ジョブリストxからユーザが選択したジョブのジョブデータを編集するための「編集」ボタンb16、保存ジョブリストxからユーザが選択したジョブをプリントジョブとして実行するための「出力」ボタンb17が縦列配置して表示されている。これらのボタンb14〜b17は、ボタンが表示された位置をユーザが押圧操作することにより操作が受け付けられる。
ここで、後述するバックアップ又はリストアが実行された場合には、図20及び図21に示すように、保存ジョブリストx上に表示されたジョブの一部又は全部について網掛け表示がなされ、網掛けされたジョブについて選択できないように制御される。このとき、選択できないジョブを選択操作したときに、編集できない旨の表示を行うようにしてもよい。
次に、制御部111は、ジョブ編集メニューを表示してから所定の表示時間が経過したかを判定する(ステップS123)。具体的には、制御部111は、ジョブ編集メニューを表示してから何れの操作も行われずに所定時間経過したか否かを判定する。
制御部111は、ジョブ編集メニューを表示してから所定の表示時間が経過したと判定しないときは(ステップS123:N)、ジョブ編集メニュー画面に表示された各ボタンb14〜b17の何れかが操作されたか否かを判定する(ステップS124)。具体的には、上述のようにして、保存ジョブリストxからジョブが選択された後に、ボタンb14〜17の操作が行われたか否かについて判定する。一方、制御部111は、ジョブ編集メニューを表示してから所定の表示時間が経過したと判定したときは(ステップS123:Y)、上述した待機状態に移行するための監視タイマをリセットした後(ステップS128)、ステップS101の処理に移行する。
制御部111は、ステップS124において、ジョブ編集メニュー画面に表示された各ボタンb14〜b17の何れかが操作されたと判定したときは(ステップS124:Y)、操作されたボタンが「出力」ボタンであるか否かを判定する(ステップS125)。一方、制御部111は、ステップS124において、ジョブ編集メニュー画面に表示された各ボタンb14〜b17の何れかが操作されたと判定しないときは(ステップS124:N)は、ステップS123の処理に移行する。
制御部111は、ステップS125において、操作されたボタンが「出力」ボタンであると判定したときは(ステップS125:Y)、保存ジョブリストxから選択されたジョブをプリントジョブとしてジョブキューに登録し(ステップS126)、ステップS128の処理に移行する。
一方、制御部111は、ステップS125において、操作されたボタンが「出力」ボタンであると判定しないときは(ステップS125:N)、保存ジョブリストxから選択されたジョブに対して選択されたボタンb14〜b16に対応する処理を実行し(ステップS127)、ステップS128の処理に移行する。
次に、ステップS101において実行されるメニュー画面表示・操作受付処理について、図6を参照しながら説明する。
先ず、制御部111は、バックアップフラグが1であるか否か、すなわち、バックアップフラグがセットされているか否かを判定する(ステップS201)。制御部111は、バックアップフラグがセットされていると判定しないときは(ステップS201:N)、図14に示されるような通常メニュー画面をLCDの表示領域D上に表示する(ステップS202)。具体的には、ステップS202が実行されると、通常メニュー画面として、「COPY」ボタンb1が操作されたときのコピー設定画面がデフォルト画面として表示され、このコピー設定画面には、コピー設定を行うための項目ボタンi1〜i3が表示される。なお、ステータスLEDSは、点灯状態となっている。
そして、制御部111は、メニュー画面において選択可能な全ての項目について制限を設けず、全操作の受付を許可する処理を行った後(ステップS203)、この処理を終了する。これにより、ユーザは、通常メニューにおける全ての項目について選択操作を行うことが可能となる。
一方、制御部111は、バックアップフラグがセットされていると判定したときは(ステップS201:Y)、図15に示されるようなバックアップ/リストア用メニュー画面をLCDの表示領域D上に表示する(ステップS204)。具体的には、ステップS204が実行されると、バックアップ/リストア用メニュー画面として、バックアップ中又はリストア中である旨、及び、その進行状況を示す画面が表示される。また、画面には、コピージョブ及びプリントジョブについては、実行の受け付けのみ行い、バックアップ(あるいは、リストア)が終了した後に実行される旨の表示が行われる。なお、ステータスLEDSは、所定の態様で点滅されている。
そして、制御部111は、ステップS204の処理を実行した後、ステップS203の処理に移行する。
次に、ステップS104において実行される省電力モード移行制御処理について、図7を参照しながら説明する。
先ず、制御部111は、バックアップフラグが1であるか否か、すなわち、バックアップフラグがセットされているか否かを判定する(ステップS301)。制御部111は、バックアップフラグがセットされていると判定したときは(ステップS301:Y)、画像形成装置10の状態を、上述した省電力モード2に移行する処理を行った後(ステップS302)、この処理を終了する。ここで、省電力モード2に移行する前の画像形成装置10の状態は、後述するように、省電力モード3である。すなわち、制御部111は、操作が行われなくなってからセットされた監視タイマがタイムアップして所定の待機状態移行条件が成立すると、省電力モード3から省電力モード2に移行されることから、機能していた操作表示部13の機能が停止されることとなる。その結果、図16に示すように、LCDがOFFにされ、表示領域D上には何も表示されなくなり、操作部132及びタッチパネル133も所定の機能停止状態となる。そして、ステータスLEDSは、バックアップ中又はリストア中であることを示す点滅状態となっている。
一方、制御部111は、バックアップフラグがセットされていると判定しないときは(ステップS301:N)、画像形成装置10の状態を、上述した省電力モード1に移行する処理を行った後(ステップS303)、この処理を終了する。すなわち、制御部111は、後述するが、ジョブの実行が終了してから監視タイマがタイムアップしたときに、稼動状態としての通常モードから、待機状態としての省電力モード1に移行する処理を行う。その結果、図17に示すように、LCDがOFFにされ、表示領域D上には何も表示されなくなり、操作部132及びタッチパネル133も所定の機能停止状態となり、操作表示部13の左側下部に設けられたSLEEP−LEDZが省電力モード1になったことを示すために所定の態様にて点滅する。そして、ステータスLEDSは、バックアップ中及びリストア中の何れでもないことを示す消灯となっている。
なお、本実施の形態では、バックアップフラグがセットされている限り、省電力モード1に移行されることがない。すなわち、バックアップ制御が実行されている間は、省電力モード1への移行が制限されるようになっている。
次に、ステップS106において実行される省電力モード復帰制御処理について、図8を参照しながら説明する。
先ず、制御部111は、バックアップフラグが1であるか否か、すなわち、バックアップフラグがセットされているか否かを判定する(ステップS401)。制御部111は、バックアップフラグがセットされていると判定したときは(ステップS401:Y)、画像形成装置10の状態を、上述した省電力モード3に移行する処理を行った後(ステップS402)、この処理を終了する。ここで、省電力モード3に移行する前の画像形成装置10の制御状態は、省電力モード2である。すなわち、制御部111は、操作表示部13の機能が停止しているときに、所定の復帰操作を検出すると、省電力モード2から省電力モード3に移行されることから、機能の停止していた操作部132及びタッチパネル133の機能が復帰し、操作に応じた制御が可能となる。
一方、制御部111は、バックアップフラグがセットされていると判定しないときは(ステップS401:N)、画像形成装置10の状態を上述した通常モードに移行する処理を行った後(ステップS403)、この処理を終了する。
次に、ステップS119において実行されるHDD管理モード処理について、図9を参照しながら説明する。
先ず、制御部111は、HDD管理モードメニュー画面を表示する制御を行う(ステップS501)。具体的には、制御部111は、画像形成装置10の状態が通常モードであるときには、図22に示すようなHDD管理モードメニュー画面をLCDの表示領域D上に表示する。このHDD管理モードメニュー画面には、「HDDバックアップ」ボタンb11及び「リストア」ボタンb12が表示されるとともに、画面右下部に「Cancel」ボタンb10が表示される。なお、ステータスLEDSは、通常モードであることを示す点灯状態となっている。
また、本実施の形態では、バックアップ中及びリストア中は、HDD管理に関する他の項目についての実行を制限するため、制御部111は、図23に示すように、例えば、バックアップ中においては、「リストア」ボタンb12を網掛け表示し、操作を受け付けないように制御する。また、「HDDバックアップ」ボタンb11については、実行中のバックアップ動作を中断するための「HDDバックアップ中断」ボタンに変更され、制御部111によりバックアップの中断を受け付けるように制御される。
次に、制御部111は、キャンセル操作が行われたか、又は、HDD管理モードメニューを表示してから所定の表示時間が経過したかを判定する(ステップS502)。具体的には、制御部111は、表示領域D上に表示された「Cancel」ボタンb10が操作されたか、又は、HDD管理モードメニューを表示してから何れの操作も行われずに所定時間経過したか否かを判定する。
制御部111は、キャンセル操作が行われたか、又は、HDD管理モードメニューを表示してから所定の表示時間が経過したと判定しないときは(ステップS502:N)、HDDバックアップ又はリストアの実行操作が行われたか否かを判定する(ステップS503)。具体的には、制御部111は、HDD管理モードメニュー画面に表示された各設定ボタンb11,b12の何れかが操作されて、HDDバックアップ及びリストアの何れを実行するかについて選択し、バックアップ又はリストアを行うジョブの選択を行った後、選択したジョブについてバックアップ又はリストアを実行する旨の操作が行われたか否かを判定する。例えば、制御部111は、図22に示されるHDD管理モードメニュー画面において、「HDDバックアップ」スイッチb11の操作が検出されると、図24に示すように、バックアップを行うジョブの選択及びバックアップの開始を指示するためのバックアップ指示画面をLCDの表示領域D上に表示する。そして、制御部111は、バックアップ指示画面に表示された保存ジョブリストxからバックアップを行うジョブが1又は複数選択操作されたことを検出した後、「START」ボタンb13の操作を検出することにより、バックアップの実行操作が行われたと判定する。なお、表示領域Dの右側上部に表示された「全選択」ボタンb18は、保存ジョブリストxに表示されている全てのジョブの選択を一度の操作によって実現するためのボタンである。
一方、制御部111は、キャンセル操作が行われたか、また、HDD管理モードメニューを表示してから所定の表示時間が経過したと判定したときは(ステップS502:Y)、この処理を終了する。
制御部111は、ステップS503において、バックアップ又はリストアの実行操作が行われたと判定したときは(ステップS503:Y)、バックアップフラグを1にして、バックアップフラグのセットを行う(ステップS504)。
次に、制御部111は、コピージョブ又はプリントジョブの実行中であるか否かを判定する(ステップS505)。すなわち、コピージョブ及びプリントジョブはいずれも画像形成部16を使用するジョブであって、HDD118からジョブデータを読み出しながら画像形成が行われる場合があることから、バックアップ又はリストアがこのようなジョブと並行して行われると、HDD118に対する処理負荷が大きくなってアクセス速度が低下するなどの問題が生じる。その結果、画像形成処理に対してHDD118からのデータの読み出しが追い付かず、いわゆるジャムなどのエラーが生じる可能性がある。このため、このようなジョブが実行されているときは、バックアップ及びリストアの実行を留保するようにしている。
制御部111は、コピージョブ又はプリントジョブの実行中であると判定しないときは(ステップS505:N)、バックアップ又はリストアを開始する(ステップS506)。具体的には、制御部111は、バックアップを開始すると、HDD118に記憶されている上述したジョブデータ等の各種情報の一部又は全部をPC30あるいは外部記憶装置40にバックアップデータとして記憶する。また、制御部111は、リストアを開始すると、PC30あるいは外部記憶装置40に記憶されたバックアップデータをHDD118に書き戻す。そして、制御部111は、ステップS506において、バックアップ又はリストアを開始した後、この処理を終了する。
一方、制御部111は、ステップS505において、コピージョブ又はプリントジョブの実行中であると判定したときは(ステップS505:Y)、ステップS506の処理を実行することなくこの処理を終了する。
また、制御部111は、ステップS503において、バックアップ又はリストアの実行操作が行われたと判定しないときは(ステップS503:N)、ステップS502の処理に移行する。
以上の処理が実行されることによれば、コピージョブ又はプリントジョブの実行中においては、バックアップあるいはリストアの実行が留保され、そうでない場合には、バックアップあるいはリストアを実行するようにしたので、画像形成処理におけるトラブルの発生を防止でき、また、トラブルの発生しないようなジョブに並行してバックアップあるいはリストアの実行を可能にしたので、ジョブとバックアップ及びリストアの作業の効率化が図れ、生産性が向上する。
次に、画像形成装置10において行われるバックアップ/リストア終了時処理について、図10を参照しながら説明する。この処理は、制御部111がバックアップ又はリストアの完了を検知すると起動する割込処理である。
制御部111は、バックアップ/リストア終了時処理を開始すると、バックアップフラグを0にして、バックアップフラグをクリアした後(ステップS601)、この処理を終了する。
次に、画像形成装置10において行われるプリントジョブ受信時処理について、図11を参照しながら説明する。この処理は、制御部111が、PC30などのホスト装置からプリントジョブデータやHDD118にジョブデータを保存するための保存ジョブデータを受信したことを検出すると起動する割込処理である。なお、画像形成装置10が上述した省電力モード1である場合には、制御部111のCPUがシステムリセット状態から復帰して、この処理が実行される。
先ず、制御部111は、受信したジョブデータが保存ジョブデータであるか否かを判定する(ステップS701)。制御部111は、受信したジョブデータが保存ジョブデータであると判定したときは(ステップS701:Y)、新規の保存ジョブとして、HDD118に受信したジョブデータの保存を行う(ステップS702)。保存されたジョブデータは、保存ジョブリストx上にエントリーされ、上述したジョブデータの編集や、後のタイミングでの出力ができるようになる。制御部111は、ステップS702を実行した後、この処理を終了する。
一方、制御部111は、受信したジョブデータが保存ジョブデータであると判定しないとき、すなわち、受信したジョブデータがプリントジョブデータであるときは(ステップS701:N)、バックアップフラグが1であるか否か、すなわち、バックアップフラグがセットされているか否かを判定する(ステップS703)。制御部111は、バックアップフラグがセットされていると判定しないときは(ステップS703:N)、画像形成装置10の状態が上述した省電力モード1であるか否かを判定する(ステップS704)。
制御部111は、省電力モード1であると判定したときは(ステップS704:Y)、画像形成装置10の状態を、上述した通常モードに移行した後(ステップS705)、受信したプリントジョブをジョブキューに登録する(ステップS706)。なお、受信したプリントジョブのジョブデータは、HDD118に記憶される。そして、制御部111は、ステップS706の処理を実行した後は、この処理を終了する。
一方、制御部111は、ステップS704において、省電力モード1であると判定しないとき、すなわち、画像形成装置10の制御状態が、既に上述した通常モードであると判定したときは(ステップS704:N)、ステップS705の処理を実行することなく、ステップS706の処理に移行する。
また、制御部111は、ステップS703において、バックアップフラグがセットされていると判定したときは(ステップS703:Y)、プリントジョブデータの送信元であるホスト装置に対してプリントが予約された旨の通知を行った後(ステップS707)、ステップS706の処理に移行する。すなわち、制御部111は、バックアップ中又はリストア中であって、プリントジョブの実行を並行して行うことができないので、受信したプリントジョブについては、バックアップ又はリストアが終了した後に実行される旨の予約通知をホスト装置に出力する。なお、当該予約通知を画像形成装置10において行ってもよく、この場合、表示部132に所定の表示(表示出力)を行ったり、LEDを発光させたり、音声を出力(音声出力)することによって実現することが可能である。
以上の処理が実行されることによれば、バックアップ中又はリストア中においては、プリントジョブデータを受信しても、当該プリントジョブをバックアップ又はリストアと並行して実行しないで、そのジョブの実行をバックアップ又はリストアが終了するまで留保するので、バックアップ又はリストアとプリントジョブとが並行して行われて処理負荷が増大し、プリントジョブにトラブルが発生するおそれがなくなる。
次に、画像形成装置10において行われるジョブ実行処理について、図12を参照しながら説明する。この処理は、所定時間毎に起動する割込処理である。
先ず、制御部111は、ジョブキューに登録ジョブがあるか否かを判定する(ステップS801)。具体的には、制御部111は、図4に示されるメイン処理のステップS110及びステップS126や、図11に示されるプリントジョブ受信時処理のステップS706において各種ジョブが登録されると、この処理において登録ジョブがあると判定する。
制御部111は、ジョブキューに登録ジョブがあると判定したときは(ステップS801:Y)、バックアップフラグがセットされているか否かを判定する(ステップS802)。一方、制御部111は、ジョブキューに登録ジョブがあると判定しないときは(ステップS801:N)、この処理を終了する。
制御部111は、ステップS802において、バックアップフラグがセットされていると判定しないときは(ステップS802:N)、ジョブキューに最先に登録されたジョブを読み出す(ステップS803)。一方、制御部は、ステップS802において、バックアップフラグがセットされていると判定したときは(ステップS802:Y)、ジョブキューにスキャンジョブが登録されているか否かを判定する(ステップS804)。
制御部111は、ステップS804において、ジョブキューにスキャンジョブが登録されていると判定したときは(ステップS804:Y)、ジョブキューに登録されている最先のスキャンジョブを読み出す(ステップS805)。一方、ステップS804において、ジョブキューにスキャンジョブが登録されていると判定しないとき、すなわち、ジョブキューにスキャンジョブが登録されていない場合には(ステップS804:N)、この処理を終了する。つまり、バックアップ中又はリストア中は、コピージョブ及びプリントジョブがジョブキューに登録されていてもこれらのジョブは実行されない。
なお、本実施の形態では、ジョブキューに登録されているジョブの中から、最先のスキャンジョブを選択して読み出すようにしたが、最先のジョブを読み出し、スキャンジョブ以外のジョブを検出したときは、当該ジョブをジョブキューの最後尾に移動させ、スキャンジョブが検出されるまでこれを繰り返すようにしてもよい。
そして、制御部111は、上述した待機状態に移行するための監視タイマをリセットした上で、監視タイマの進行を停止させ(ステップS806)、ステップS803又はステップS805において読み出したジョブを実行する(ステップS807)。
具体的には、制御部111は、例えば、プリントジョブを実行する場合には、実行するジョブのジョブデータをHDD118から読み出して画像処理部113に転送する。また、コピージョブを実行する場合には、上述したように、画像読取部12によって読み取られた読取画像のデータをHDD118に一度記憶した後、ジョブデータとして画像処理部113に転送する。そして、制御部111は、このようにして転送されたジョブデータに基づき、画像処理部113による画像データの生成を行い、画像形成部16によって用紙に画像を形成する。
ここで、画像形成部16によって行われる画像形成速度は一定であるため、ジョブデータのHDD118から画像処理部113への転送が遅れると、ジャム等のトラブルが発生することとなる。つまり、バックアップ又はリストアに並行してプリントジョブやコピージョブが行われると、制御部111の処理負荷及びHDD118の読み書き速度の低下により、ジョブデータのHDD118から画像処理部113への転送が間に合わなくなる可能性がある。
本実施の形態では、制御部111は、このようなトラブルの発生するおそれのあるプリントジョブやコピージョブの実行を受け付けたときには、バックアップ及びリストアの終了までこれらのジョブを開始せず、バックアップ及びリストアの終了後に開始するように制御する。すなわち、制御部111は、バックアップ及びリストアの実行中にプリントジョブやコピージョブを受け付けたときには、これらのジョブの実行をバックアップ及びリストアの終了まで留保し、バックアップ及びリストアの終了後に留保したジョブを実行するように制御する。そして、上述したように、プリントジョブやコピージョブについては、バックアップ中及びリストア中においては、そのジョブの受け付けを可能にしているので、バックアップ又はリストアの終了後、速やかにジョブを実行させることができるようになる。このことは、特に、プロダクションプリントの業態においては、画像形成装置が稼働しない期間が少なく、バックアップを行う期間は限られているため、バックアップの実行に伴うダウンタイムの発生をできるだけ少なく抑えることが可能となる。
なお、HDD118からのジョブデータの転送を伴わないため、HDD118を使用しないで画像形成が可能な、いわゆるページモードのジョブについては、バックアップ及びリストアと並行して実行させるようにしてもよい。
また、制御部111は、例えば、スキャンジョブを実行する場合には、上述したように、画像読取部12で読み取られた読取画像のデータを文書ファイルフォーマットに変換し、その変換データをHDD118に記憶する。
本実施の形態では、スキャンジョブについては、画像形成部16による画像形成を伴わないので、バックアップ及びリストアと並行して実行してもトラブルの発生の可能性は低いため、バックアップ中又はリストア中であってもジョブの実行を留保せず、並行して行わせるようにして、生産性を向上させるようにしている。
そして、制御部111は、ジョブの実行が終了すると、バックアップフラグがセットされているか否かを判定する(ステップS808)。制御部111は、バックアップフラグがセットされていると判定したときは、バックアップ又はリストアが実行中であるか否かを判定する(ステップS809)。そして、制御部111は、バックアップ又はリストアが実行中であると判定しないときは、HDD管理モード処理(図9参照)において実行が留保されていたバックアップ又はリストアを開始した後(ステップS810)、ステップ811の処理に移行する。
一方、制御部111は、ステップS808において、バックアップフラグがセットされていると判定しないとき(ステップS808:N)、及び、ステップS809において、バックアップ又はリストアが実行中であると判定したとき(ステップS809:Y)は、ステップ811の処理に移行する。
そして、制御部111は、監視タイマの進行を開始して(ステップS811)、ステップS801の処理に移行する。
次に、画像形成装置10において行われる画像形成部電源管理処理について、図13を参照しながら説明する。この処理は、所定時間毎に起動する割込処理である。
先ず、制御部111は、バックアップフラグがセットされているか否かを判定する(ステップS901)。制御部111は、バックアップフラグがセットされていると判定したときは(ステップS901:Y)、画像形成装置10の状態が省電力モードであるか否か、すなわち、省電力モード2又は3の何れかであるか否かを判定する(ステップS902)。
制御部111は、省電力モードであると判定しないときは(ステップS902:N)、ジョブキューにコピージョブ又はプリントジョブが登録されているか否かを判定する(ステップS903)。すなわち、制御部111は、ジョブキューに実行が留保されたジョブが登録されているか否かを判定する。なお、バックアップ又はリストアが開始された直後は、未だ省電力モードには移行されていないので、ステップS903に移行されることとなる。
制御部111は、ジョブキューにコピージョブ又はプリントジョブが登録されていると判定したときは(ステップS903:Y)、バックアップ完了時間とウォームアップ完了時間を算出する(ステップS904)。具体的には、制御部111は、バックアップが開始されて現在までに処理が行われた処理量と、バックアップ開始から現在までの経過時間とから、残りの処理量に対してどのくらいの時間がかかるかを算出することにより、バックアップ完了時間を求める。また、制御部111は、画像形成部16の定着部161に設けられた温度センサ161aから出力された温度情報に基づいて、定着部161が現在の温度から所定の温度となるまでのウォームアップに必要な時間を算出することによりウォームアップ完了時間を求める。
なお、バックアップ完了時間とウォームアップ完了時間の算出方法は上述した方法に限定されず、様々な方法を適用することができる。例えば、ウォームアップ完了時間を、前回のコピージョブあるいはプリントジョブが実行されてからの経過時間に基づいてウォームアップ完了時間を予測するようにしてもよい。
次に、制御部111は、算出したバックアップ完了時間とウォームアップ完了時間とを比較し、バックアップ完了時間がウォームアップ完了時間よりも長いか否かを判定する(ステップS905)。制御部111は、バックアップ完了時間がウォームアップ完了時間よりも長いと判定したときは(ステップS905:Y)、画像形成装置10の状態を、上述した省電力モード3に移行する処理を行った後(ステップS906)、この処理を終了する。一方、制御部111は、バックアップ完了時間がウォームアップ完了時間よりも長いと判定しないとき、すなわち、ウォームアップ完了時間がバックアップ完了時間以上であると判定したときは(ステップS905:N)、ステップS906の処理を実行することなく、この処理を終了する。ここで、バックアップの実行に伴って画像形成部16の電源の供給を停止すると、その間、定着部161の温度は低下する。そして、バックアップが完了し、上述のようにして予約されたジョブを実行する際には改めて定着部16のウォームアップが必要となる。そのため、バックアップ完了直後は、定着部161は十分にウォームアップされていない。これにより、バックアップ完了からウォームアップの完了までの間は、画像形成を行うことができないので、待ち時間が発生し、生産性の低下を招くこととなる。そこで、本実施の形態では、ウォームアップ完了時間がバックアップ完了時間以上である場合には、省電力モードに移行させず、バックアップ完了後、速やかに予約ジョブの実行を可能にして、消費電力の抑制を図りつつ、生産性の低下を抑制するようにしている。
また、制御部111は、ステップS903において、ジョブキューにコピージョブ又はプリントジョブが登録されていると判定しないときは(ステップS903:N)、画像形成部16の稼働を維持しておく必要がないので、ステップS906の処理に移行する。
一方、制御部111は、ステップS902において、画像形成装置10の制御状態が省電力モードであると判定したときは(ステップS902:Y)、ジョブキューにコピージョブ又はプリントジョブが登録されているか否かを判定する(ステップS907)。
そして、制御部111は、ジョブキューにコピージョブ又はプリントジョブが登録されていると判定したときは(ステップS907:Y)、バックアップ完了時間とウォームアップ完了時間とを、上述したようにして、それぞれ算出する(ステップS908)。
そして、制御部111は、算出されたバックアップ完了時間とウォームアップ完了時間とを比較し、バックアップ完了時間がウォームアップ完了時間よりも短いか否かを判定する(ステップS909)。制御部111は、バックアップ完了時間がウォームアップ完了時間よりも短いと判定したときは(ステップS909:Y)、画像形成部16の電源をONしてウォームアップを開始する(ステップS910)。
近年、HDDの容量が大容量化しており、バックアップにかかる時間は大きくなっている。そのため、バックアップ中は、定着部などの大量の電力を消費する装置の電力の供給を停止させることが好ましい。しかしながら、このような装置は、長時間のバックアップが完了すると、装置の温度が相当低下するため、これを十分な温度にするために、再度ウォームアップが必要となる。このウォームアップにかかる時間は、特にプロダクションプリントに用いる画像形成装置などにおいては、相当の時間となっており、その間は作業を待たなくてはならない。これに対し、本実施の形態では、バックアップ完了時間がウォームアップ完了時間よりも短くなったときにウォームアップを開始することで、バックアップが完了したときに定着部161が十分に加熱され、速やかに画像形成を行うことができるようになるので、消費電力の抑制を図りつつ、生産性の低下を抑制することができるようになる。
また、制御部111は、ステップS901において、バックアップフラグがセットされたと判定しないとき(ステップS901:N)、ステップS907において、ジョブキューにコピージョブ又はプリントジョブが登録されたと判定しないとき(ステップS907:N)及びステップS909において、バックアップ完了時間がウォームアップ完了時間よりも短いと判定しないとき(ステップS909)は、いずれも、他の処理を実行することなく、この処理を終了する。
以上説明したように、本発明の実施の形態によれば、HDD118は各種情報を記憶する。そして、制御部111は、ジョブを受け付け、該受け付けたジョブを実行する。そして、制御部111は、HDD118に記憶されている情報を外部記憶装置40又はPC30に記憶させるバックアップを行う。そして、制御部111は、バックアップの実行中にジョブを受け付けたとき、ジョブの実行を留保し、バックアップの終了後に留保したジョブを実行する制御を行う。その結果、バックアップとジョブの実行とを並行させないようにして、留保されたジョブをバックアップ終了後に速やかに行わせることが可能となり、バックアップ時におけるトラブルの発生を防止するとともに、実行が抑制されるジョブの実行を速やかに行って生産性を高めることができる。
また、本発明の実施の形態によれば、制御部111は、バックアップの実行中に、画像形成部16によって用紙に画像を形成するジョブを受け付けたときに、該ジョブの実行を留保する。その結果、バックアップを行うことによる処理負荷の増大によって画像形成が間に合わなくなってエラーが生じるのを防止することができる。
また、本発明の実施の形態によれば、制御部111は、ジョブの実行が留保されたときに、その旨の情報を出力する。その結果、ユーザはジョブの実行が留保されていることを認識できるので、その間、他の作業を行う等が可能となり、作業効率の向上が図れるようになる。
また、本発明の実施の形態によれば、制御部111は、画像読取部12によって読み取った原稿を所定のファイルデータに変換するスキャンジョブを実行する。そして、制御部111は、バックアップの実行中にスキャンジョブを受け付けたとき、該スキャンジョブを留保することなく実行する。その結果、バックアップを行うことによって処理負荷が増大してもトラブルの生じにくいジョブについては留保することなく実行することにより、生産性を高めることができる。
また、本発明の実施の形態によれば、制御部111は、受け付けたジョブのジョブデータを、HDD118に記憶する情報としてHDD118への保存を行う。そして、制御部111は、所定のアクセス要求に応じて保存されたジョブデータへのアクセスを可能とする。そして、制御部111は、バックアップの実行中は、該バックアップの対象であるジョブデータへのアクセスを禁止する。その結果、バックアップの対象となったジョブデータについて、バックアップの前後でデータの整合性が取れなくなって処理ができなくなるようなトラブルを防止することができる。
また、本発明の実施の形態によれば、制御部111は、HDD118に記憶された情報からバックアップの対象とする情報を選択可能とし、該選択した情報を外部記憶装置40又はPC30に記憶させる。そして、制御部111は、バックアップの実行中において、保存されたジョブデータのうち、バックアップの対象として選択されなかったジョブデータへのアクセスを許可する。その結果、必要な分だけバックアップする部分バックアップを行う場合、バックアップの対象でないジョブデータについては、アクセスを可能にして編集等を行わせることができ、生産性の向上を図ることができる。
また、本発明の実施の形態によれば、制御部111は、定着部161を機能させる稼動状態から機能を停止させる機能停止状態に移行させる制御を行う。そして制御部111は、バックアップ中でかつ定着部161が機能停止状態であって、ジョブの実行が留保されているときに、ウォームアップの要否を判定する。そして、制御部111は、ウォームアップが必要と判定したときには、定着部161のウォームアップを開始させる。その結果、バックアップの終了後、速やかに留保されているジョブを実行させることができるようになり、生産性の向上を図ることができる。
また、本発明の実施の形態によれば、制御部111は、定着部161のウォームアップが完了するまでのウォームアップ完了時間と、バックアップが完了するまでのバックアップ完了時間を算出する。そして、制御部111は、バックアップ完了時間とウォームアップ完了時間との差に基づいてウォームアップの要否を判定する。その結果、ウォームアップの要否を判定することができ、処理効率が向上する。
また、本発明の実施の形態によれば、制御部111は、バックアップ中でかつ定着部161が稼働状態であって、ジョブの実行が留保されているときに、バックアップ完了時間とウォームアップ完了時間との差を判定する。そして、制御部111は、ウォームアップ完了時間よりもバックアップ完了時間の方が長いと判定したときは、定着部161を稼働状態から機能停止状態に移行させる。そして、制御部111は、ウォームアップ完了時間よりもバックアップ完了時間の方が短いと判定したときは、定着部161をバックアップが完了するまで稼働状態を維持する。その結果、バックアップ完了後、速やかにジョブを実行させることが可能となり、消費電力の抑制を図りつつ、生産性の低下を抑制できる。
また、本発明の実施の形態によれば、制御部111は、所定のバックアップ開始要求に応じてバックアップを開始する。そして、制御部111は、ジョブの実行中において、バックアップの開始の要求を受け付けたとき、実行中のジョブがコピージョブ又はプリントジョブであるか否かを判定する。そして、制御部111は、判定したジョブがコピージョブ又はプリントジョブであるときは、バックアップを開始せず、判定したジョブがコピージョブ又はプリントジョブでないときは、実行中のジョブに並行してバックアップを開始する。その結果、ジョブの実行中において、バックアップを行うことによって処理負荷が増大してもトラブルの生じにくい場合には、バックアップを速やかに実行することにより、生産性を高めることができる。
また、本発明の実施の形態によれば、制御部111は、実行中のジョブがコピージョブ又はプリントジョブであるか否かの判定結果、コピージョブ又はプリントジョブであると判定したときは、実行中のジョブが完了した後にバックアップを開始する。その結果、実行中のジョブが完了した後に、バックアップを速やかに行うことができるので、生産性の低下を抑制できる。
また、本発明の実施の形態によれば、制御部111は、実行中のジョブが完了した後、制御状態を省電力モードに移行し、省電力モードにおいてバックアップを行う。その結果、実行中のジョブが完了した後、バックアップ中において必要のない電力の消費を抑制することができる。
なお、本発明の実施の形態における記述は、本発明に係る画像形成装置の一例であり、これに限定されるものではない。画像形成装置を構成する各機能部の細部構成及び細部動作に関しても適宜変更可能である。
また、本実施の形態では、ジョブが予約されたときに、その旨の情報をPC30等のホスト装置に出力するようにしたが、そのような情報を出力しないようにしてもよい。
また、本実施の形態では、バックアップの対象となったジョブデータへのアクセスを禁止するようにしたが、バックアップの対象となっていないジョブデータへのアクセスについても禁止するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、データの一部をバックアップ可能に構成したが、全てのデータのバックアップのみ行う構成としてもよい。
また、本実施の形態では、バックアップ完了時間及び定着部のウォームアップが完了するまでのウォームアップ完了時間に基づいてウォームアップを開始させるか否か、あるいは、通常モードから省電力モードに移行するか否かを決定するようにしたが、ウォームアップ完了時間については、他の装置のウォームアップが完了するまでの時間であってもよい。例えば、製本するために接着剤を用紙に塗布する塗布部を備えたフィニッシャが画像形成装置に接続される場合、ウォームアップが必要な塗布部のウォームアップが完了するまでの時間であってもよい。
また、バックアップが完了する以前にウォームアップを開始しない構成としてもよい。
また、バックアップを開始した後、ジョブの予約の有無にかかわらず、省電力モードに移行するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、ジョブの実行中においてバックアップ開始要求があったときは、コピージョブあるいはプリントジョブである場合には、バックアップの開始を実行中のジョブの終了まで留保し、スキャンジョブやジョブ保存の場合には、バックアップの開始を留保せず、実行中のジョブに並行してバックアップを行うようにしたが、スキャンジョブやジョブ保存の実行中においてもバックアップの開始を留保するようにしてもよい。
また、バックアップの開始を留保せず、バックアップの実行をキャンセルするようにしてもよい。
また、本実施の形態では、バックアップ中において、操作部及びタッチパネルによる操作を可能にしたが、バックアップ中は、ジョブの受け付けが可能であれば、操作部及びタッチパネルによる操作ができないようにしてもよい。また、バックアップ中は、操作部及びタッチパネルのうちの何れかのみ操作可能にしてもよい。
また、本実施の形態では、バックアップ中において、所定時間の操作がないときに、操作部及びタッチパネルの機能を停止させるようにしたが、機能を停止させないようにしてもよい。
また、本実施の形態では、通常モードから省電力モードに移行するとき、バックアップの実行の開始に伴う場合には、表示部を稼働させた状態にし、バックアップの実行の開始に伴わない場合には、表示部の稼働を停止させるようにしたが、バックアップの実行の開始に伴うか否かに拘わらず、表示部の稼働を停止させるようにしてもよい。
また、本実施の形態では、バックアップの開始及び所定時間の操作がないときに、通常モードから省電力モードに移行するようにしたが、バックアップの開始に伴うときにのみ通常モードから省電力モードに移行するようにしてもよい。また、ユーザの操作に応じて省電力モードに移行するようにしてもよい。また、タイマ設定を行い、所定の時間となったときに省電力モードに移行するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、通常省電力モード又はバックアップ省電力モードにおいて、所定の復帰操作が行われたときに、通常モード又はバックアップウェイクモードに移行するようにしたが、他の態様によりモードの移行が行われるようにしてもよく、例えば、タイマ設定を行い、所定時間となったときにモードの移行が行われるようにしてもよい。
また、本実施の形態では、バックアップ中において、コピージョブ及びプリントジョブの実行を留保し、バックアップ終了後に実行するようにしたが、スキャンジョブやジョブ保存についても、バックアップ中においては、その実行を留保するようにしてもよい。
また、外部記憶装置等からHDD等の不揮発メモリにリストアするデータについてもバックアップと同様に、外部記憶装置等に記憶された全てのデータをリストアするようにしてもよいし、一部のデータをリストアするようにしてもよい。また、一部のデータをリストアする場合には、ユーザによって選択可能に構成してもよい。
以上に掲げた各変形例については、リストア中においても同様にして構成することができることは勿論である。
また、本実施の形態では、本発明に係るプログラムのコンピュータ読み取り可能な媒体としてハードディスクや半導体の不揮発性メモリ等を使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウェーブ(搬送波)も適用される。
100 メンテナンスシステム
10 画像形成装置
11 本体部
12 画像読取部
16 画像形成部
161 定着部
111 制御部
118 HDD
30 PC
40 外部記憶装置

Claims (13)

  1. 各種情報を記憶する記憶部と、
    ジョブを受け付け、該受け付けたジョブを実行し、前記記憶部に記憶されている情報を外部記憶装置に記憶させるバックアップを行う制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記バックアップの実行中に前記ジョブを受け付けたとき、該ジョブの実行を留保し、前記バックアップの終了後に留保したジョブを実行する制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 用紙に画像を形成する画像形成部を備え、
    前記制御部は、前記バックアップの実行中に、前記画像形成部によって用紙に画像を形成するジョブを受け付けたときに、該ジョブの実行を留保することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記ジョブの実行が留保されたときに、その旨の情報を出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 原稿画像を読み取る画像読取部を備え、
    前記制御部は、前記画像読取部によって読み取った原稿画像を所定のファイルデータに変換するスキャンジョブを実行し、前記バックアップの実行中に前記スキャンジョブを受け付けたとき、該スキャンジョブを留保することなく実行することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、受け付けたジョブのジョブデータを、前記記憶部に記憶する情報として前記記憶部への保存を行い、所定のアクセス要求に応じて前記保存されたジョブデータへのアクセスを可能とし、前記バックアップの実行中は、該バックアップの対象であるジョブデータへのアクセスを禁止することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、前記記憶部に記憶された情報からバックアップの対象とする情報を選択可能とし、該選択した情報を前記外部記憶装置に記憶させ、前記バックアップの実行中において、前記保存されたジョブデータのうち、バックアップの対象として選択されなかったジョブデータへのアクセスを許可することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 所定温度にするためのウォームアップを必要とし、用紙に対して所定の処理を施す処理装置を備え、
    前記制御部は、前記処理装置を機能させる稼動状態から機能を停止させる機能停止状態に移行させる制御を行い、前記バックアップ中でかつ前記処理装置が前記機能停止状態であって、前記ジョブの実行が留保されているときに、ウォームアップの要否を判定し、ウォームアップが必要と判定したときには、前記処理装置のウォームアップを開始させることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、前記処理装置のウォームアップが完了するまでのウォームアップ完了時間と、前記バックアップが完了するまでのバックアップ完了時間を算出し、前記バックアップ完了時間と前記ウォームアップ完了時間との差に基づいてウォームアップの要否を判定することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御部は、前記バックアップ中でかつ前記処理装置が前記稼動状態であって、前記ジョブの実行が留保されているときに、前記バックアップ完了時間と前記ウォームアップ完了時間との差を判定し、前記ウォームアップ完了時間よりもバックアップ完了時間の方が長いと判定したときは、前記処理装置を前記稼動状態から前記機能停止状態に移行させ、前記ウォームアップ完了時間よりもバックアップ完了時間の方が短いと判定したときは、前記処理装置を前記バックアップが完了するまで前記稼動状態を維持することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 所定温度にするためのウォームアップを必要とし、用紙に対して所定の処理を施す処理装置を備え、
    前記制御部は、前記処理装置を機能させる稼動状態から機能を停止させる機能停止状態に移行させる制御を行い、バックアップ中でかつ前記処理装置が前記稼動状態であって、前記ジョブの実行が留保されているときに、前記処理装置のウォームアップが完了するまでのウォームアップ完了時間と、前記バックアップが完了するまでのバックアップ完了時間とを算出し、該算出した前記バックアップ完了時間と前記ウォームアップ完了時間との差を判定し、前記ウォームアップ完了時間よりもバックアップ完了時間の方が長いと判定したときは、前記処理装置を前記稼動状態から前記機能停止状態に移行させ、前記ウォームアップ完了時間よりもバックアップ完了時間の方が短いと判定したときは、前記処理装置を前記バックアップが完了するまで前記稼動状態を維持することを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の画像形成装置。
  11. 前記制御部は、所定のバックアップ開始要求に応じて前記バックアップを開始し、ジョブの実行中において、前記バックアップの開始の要求を受け付けたとき、前記実行中のジョブが予め定められたバックアップ開始不可能ジョブであるか否かを判定し、該判定したジョブがバックアップ開始不可能ジョブであるときは、バックアップを開始せず、判定したジョブがバックアップ開始不可能ジョブでないときは、前記実行中のジョブに並行して前記バックアップを開始することを特徴とする請求項1〜10の何れか一項に記載の画像形成装置。
  12. 前記制御部は、実行中のジョブがバックアップ開始不可能ジョブであるか否かの判定結果、バックアップ開始不可能ジョブであると判定したときは、該実行中のジョブが完了した後に前記バックアップを開始することを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記制御部は、前記実行中のジョブが完了した後、制御状態を所定の待機状態に移行し、前記待機状態において前記バックアップを行うことを特徴とする請求項11又は12に記載の画像形成装置。
JP2010065602A 2010-03-23 2010-03-23 画像形成装置 Pending JP2011197495A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010065602A JP2011197495A (ja) 2010-03-23 2010-03-23 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010065602A JP2011197495A (ja) 2010-03-23 2010-03-23 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011197495A true JP2011197495A (ja) 2011-10-06

Family

ID=44875751

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010065602A Pending JP2011197495A (ja) 2010-03-23 2010-03-23 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011197495A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013115633A (ja) * 2011-11-29 2013-06-10 Sharp Corp 情報端末およびその制御用プログラム
JP2013131845A (ja) * 2011-12-20 2013-07-04 Canon Inc 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム
JP2013254423A (ja) * 2012-06-08 2013-12-19 Canon Inc 情報処理装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP2018028577A (ja) * 2016-08-16 2018-02-22 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法
JP2020205488A (ja) * 2019-06-14 2020-12-24 キヤノン株式会社 情報処理装置、方法およびプログラム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013115633A (ja) * 2011-11-29 2013-06-10 Sharp Corp 情報端末およびその制御用プログラム
JP2013131845A (ja) * 2011-12-20 2013-07-04 Canon Inc 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム
JP2013254423A (ja) * 2012-06-08 2013-12-19 Canon Inc 情報処理装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP2018028577A (ja) * 2016-08-16 2018-02-22 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法
JP2020205488A (ja) * 2019-06-14 2020-12-24 キヤノン株式会社 情報処理装置、方法およびプログラム
JP7237745B2 (ja) 2019-06-14 2023-03-13 キヤノン株式会社 情報処理装置、方法およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5533102B2 (ja) 画像形成装置
US10620896B2 (en) Information processing apparatus capable of selecting among a plurality of power saving modes using a simple operation, and control method and storage medium therefor
JP5251969B2 (ja) 画像形成装置
JP2011197495A (ja) 画像形成装置
JP5199428B2 (ja) 複数の表示装置を備えたシステム、画像処理装置、及びその制御方法
JP2008155374A (ja) 画像形成装置、コンピュータプログラム、制御コンピュータ、画像形成システム
JP4820278B2 (ja) コンピュータプログラム、制御コンピュータ、画像形成装置、画像形成システム
JP5488245B2 (ja) 画像処理装置
JP2012237905A (ja) 画像形成装置
JP6210099B2 (ja) 画面遷移制御方法、画面遷移制御装置およびプログラム
JP5779840B2 (ja) 画像処理装置、機器連携システム、電力復帰制御方法、プログラム
JP2013168900A (ja) 画像形成装置および画像形成装置の制御方法、及びプログラム
JP2010120205A (ja) 印刷装置及び印刷システム
JP2019204209A (ja) 情報処理装置、給電制御方法
JP5696880B2 (ja) 画像処理装置
JP2019138991A (ja) 画像形成装置、画像形成方法、及びプログラム
JP2009168866A (ja) 画像形成装置および省電力管理システム
JP2011194846A (ja) 画像形成装置
JP5488248B2 (ja) 画像処理装置
JP2012003626A (ja) 画像処理装置
JP6264561B2 (ja) ジョブ送信装置、ジョブ実行装置、ジョブ実行システム、プログラム、ジョブ送信方法
JP5268526B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成システム
JP2024048885A (ja) 画像形成装置及び表示制御方法
JP2013061566A (ja) 画像処理装置
US9158484B2 (en) Image processing apparatus, method for controlling the image processing apparatus, and storage medium