JP2014073041A - 画像形成装置及び電力制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンバータにおける消費電力の総和を軽減する。
【解決手段】給電モードを設定する給電モード設定部と、AC/DCコンバータと、AC/DCコンバータから出力される直流電力を給電モードに対応する直流電力に変換するDC/DCコンバータと、給電モード毎にAC/DCコンバータで変換される直流電力とAC/DCコンバータにおいて変換する際の消費電力とDC/DCコンバータにおいて給電モードに応じた直流電力に変換する際の消費電力とを組み合わせてなる消費電力特性を予め記憶する消費電力特性記憶部と、AC/DCコンバータから出力される直流電力を設定する出力電力設定部とを備え、出力電力設定部は予め記憶されたAC/DCコンバータ及びDC/DCコンバータの消費電力の和が最小となる給電モードに対応する消費電力特性に基づいてAC/DCコンバータから出力される直流電力を設定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、商用電源から供給される交流電力を直流電力に変換するAC/DCコンバータと、当該AC/DCコンバータの後段に直流電力を所定の直流電力に変換するDC/DCコンバータと、を備えた画像形成装置において、AC/DCコンバータ及びDC/DCコンバータの出力電力を制御する技術に関する。
従来、省電力化を実現する機能を備えた画像形成装置として、画像形成動作に必要なモータ等の駆動部及び各機能動作部を制御する制御回路に給電する画像形成モードや、画像形成動作が実行されないときに駆動部への給電を停止する待機モード等の給電状態を示す複数の給電モードを設け、画像形成装置の使用状態に応じて給電モードを適宜切り替えて設定することにより、省電力効果を高めるものが知られている。
また、給電モードを柔軟に切り替えるべく、商用電源から供給される交流電圧を直流電圧に変換するAC/DCコンバータと、当該AC/DCコンバータの後段に直流電圧を変圧するDC/DCコンバータと、を備えた画像形成装置が知られている。
このような画像形成装置では、AC/DCコンバータの出力電圧が高圧電力を要する駆動部の駆動用電圧として供給され、また、AC/DCコンバータの出力電圧が後段のDC/DCコンバータで変圧され、制御用回路の制御用電圧として供給される。つまり、AC/DCコンバータ及びDC/DCコンバータの出力電圧を適宜制御することにより、給電モードを柔軟に切り替えることができる。
例えば、下記特許文献1には、駆動用電圧を必要としないスリープ(待機モード)時に、AC/DCコンバータの出力電圧を低減するとともに、DC/DCコンバータの動作を停止し、AC/DCコンバータの出力電圧を制御用電圧として供給する技術が記載されている。また、下記特許文献2には、スリープ(待機モード)時に、AC/DCコンバータから駆動部への給電路を遮断して、AC/DCコンバータの出力電圧をAC/DCコンバータの変換効率が最も高くなる電圧に変更して、当該AC/DCコンバータの出力電圧をDC/DCコンバータに供給する技術が記載されている。
特開2008−67494号公報 特開2003−266878号公報
しかしながら、上記特許文献1では、待機モードにおけるDC/DCコンバータの消費電力を削減することはできるが、DC/DCコンバータから供給されていた制御用電圧をAC/DCコンバータから供給すべく、AC/DCコンバータにおいて交流電力を直流電力に変換する際のAC/DCコンバータの変換効率は考慮されていなかった。また、上記特許文献2では、待機モードにおけるAC/DCコンバータの変換効率を高め、AC/DCコンバータにおける消費電力を軽減することはできるが、DC/DCコンバータの変換効率は考慮されていなかった。
つまり、従来では、商用電源から供給される交流電圧を直流電圧に変換するAC/DCコンバータと、当該AC/DCコンバータの後段に直流電圧を変圧するDC/DCコンバータと、を備えた画像形成装置において、AC/DCコンバータ及びDC/DCコンバータのうち何れか一方の変換効率しか考慮されていなかったため、AC/DCコンバータ及びDC/DCコンバータにおける消費電力の総和を軽減する上で、更なる改善の余地があった。
そこで、本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、商用電源から供給される交流電力を直流電力に変換するAC/DCコンバータと、当該AC/DCコンバータの後段に直流電力を所定の直流電力に変換するDC/DCコンバータと、を備えた画像形成装置において、AC/DCコンバータ及びDC/DCコンバータにおける消費電力の総和を軽減することができる画像形成装置及び電力制御方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、予め定められた1または複数の給電モードを択一的に設定する給電モード設定部と、
商用電源から供給される交流電力を直流電力に変換するAC/DCコンバータと、
前記AC/DCコンバータから出力される直流電力を前記給電モード設定部で設定された前記給電モードに対応する直流電力に変換するDC/DCコンバータと、
前記給電モード毎に、前記AC/DCコンバータで変換される直流電力と、前記AC/DCコンバータにおいて前記商用電源から供給される交流電力を直流電力に変換する際の消費電力と、前記DC/DCコンバータにおいて前記AC/DCコンバータで変換される直流電力を前記給電モード設定部で設定された給電モードに応じて予め定められた直流電力に変換する際の消費電力と、を組み合わせてなる消費電力特性を予め記憶する消費電力特性記憶部と、
前記AC/DCコンバータから出力される直流電力を設定する出力電力設定部と、
を備え、
前記出力電力設定部は、前記消費電力特性記憶部に予め記憶された、前記AC/DCコンバータの消費電力と前記DC/DCコンバータの消費電力との和が最小となる前記給電モード設定部で設定された給電モードに対応する前記消費電力特性に基づいて、当該消費電力特性に含まれる前記AC/DCコンバータで変換される直流電力を、前記AC/DCコンバータから出力される直流電力に設定する画像形成装置である。
また、請求項3に記載の発明は、予め定められた1または複数の給電モードを択一的に設定する給電モード設定部と、商用電源から供給される交流電力を直流電力に変換するAC/DCコンバータと、前記AC/DCコンバータから出力される直流電力を前記給電モード設定部で設定された前記給電モードに対応する直流電力に変換するDC/DCコンバータと、前記給電モード毎に、前記AC/DCコンバータで変換される直流電力と、前記AC/DCコンバータにおいて前記商用電源から供給される交流電力を直流電力に変換する際の消費電力と、前記DC/DCコンバータにおいて前記AC/DCコンバータで変換される直流電力を前記給電モード設定部で設定された給電モードに応じて予め定められた直流電力に変換する際の消費電力と、を組み合わせてなる消費電力特性を予め記憶する消費電力特性記憶部と、を備えてなる画像形成装置における電力制御方法であって、
前記AC/DCコンバータから出力される直流電力を設定する出力電力設定ステップを備え、
前記出力電力設定ステップは、前記消費電力特性記憶部に予め記憶された、前記AC/DCコンバータの消費電力と前記DC/DCコンバータの消費電力との和が最小となる前記給電モード設定部で設定された給電モードに対応する前記消費電力特性に基づいて、当該消費電力特性に含まれる前記AC/DCコンバータで変換される直流電力を、前記AC/DCコンバータから出力される直流電力に設定する電力制御方法である。
これらの発明では、出力電力設定部(出力電力設定ステップ)により、給電モード設定部により設定された給電モードに対応して、AC/DCコンバータの消費電力とDC/DCコンバータの消費電力との和が最小となる消費電力特性に含まれるAC/DCコンバータで変換される直流電力がAC/DCコンバータから出力される直流電力に設定される。
このため、AC/DCコンバータ及びDC/DCコンバータのいずれか一方の消費電力のみを考慮する場合に比して、AC/DCコンバータ及びDC/DCコンバータにおける消費電力の総和を更に軽減することができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置であって、前記DC/DCコンバータから供給される直流電力により動作する拡張機能の有無のそれぞれに対応する給電モードが予め定められている。
この発明では、給電モードがDC/DCコンバータから供給される直流電力により動作する拡張機能の有無のそれぞれに応じて定められているため、DC/DCコンバータにおいて当該給電モードに応じて予め定められた直流電力に変換する際の消費電力を考慮した消費電力特性を消費電力特性記憶部に予め記憶することができる。
このため、拡張機能の有無に応じて柔軟に、AC/DCコンバータ及びDC/DCコンバータにおける消費電力の総和を軽減することができるようになる。
本発明によれば、商用電源から供給される交流電力を直流電力に変換するAC/DCコンバータと、当該AC/DCコンバータの後段に直流電力を所定の直流電力に変換するDC/DCコンバータと、を備えた画像形成装置において、AC/DCコンバータ及びDC/DCコンバータにおける消費電力の総和を軽減することができる画像形成装置及び電力制御方法を提供することが可能になる。
本発明における画像形成装置の一例としての複写機を示す概略図。 複写機の電気的構成の一例を示すブロック図。 電源装置の要部構成の一例を示す構成図。 AC/DCコンバータの回路構成の一例を示す構成図。 給電モード及び消費電力特性の一例を示す説明図。 AC/DCコンバータ及びDC/DCコンバータの出力電力を制御する電力制御方法の一例を示すフローチャート。
以下、本発明における画像形成装置の一例としての複写機について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明における画像形成装置の一例としての複写機1を示す概略図である。複写機1は、本体部200と、本体部200の左側に配設された用紙後処理部300と、ユーザが種々の操作指令等を入力するための操作部400と、本体部200の上部に配設された原稿読み取り部500と、原稿読み取り部500の上方に配設された原稿給送部800とから構成される。
操作部400は、タッチパネル401、スタートキー402及びテンキー403等を備える。
タッチパネル401は、拡縮率の設定用画面を含む種々の操作画面を表示するとともに、ユーザが種々の操作指令を入力するための種々の操作ボタン等を表示する。スタートキー402は、ユーザが印刷実行指令等を入力するために用いられ、テンキー403は、印刷部数等を入力するために用いられる。
原稿給送部800は、原稿載置部801、原稿排出部802、給紙ローラ803及び原稿搬送部804等を備え、原稿読み取り部500は、スキャナ501等を備える。
給紙ローラ803は、原稿載置部801にセットされた原稿を繰り出し、原稿搬送部804は、繰り出される原稿を1枚ずつ順にスキャナ501上に搬送する。スキャナ501は搬送される原稿を順次読み取り、読み取られた原稿は原稿排出部802に排出される。
本体部200は、複数の給紙カセット201、複数の給紙ローラ202、転写ローラ203、中間転写体ローラ204、感光体ドラム205、露光装置206、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色用の現像装置207Y,207M,207C,207K、定着ローラ208、排出口209、及び排出トレイ210を備える。
感光体ドラム205は、図中の矢印方向に回転しながら図略の帯電装置によって一様に帯電される。
露光装置206は、原稿読み取り部500において読み取られた原稿の画像データに基づいて生成された変調信号をレーザ光に変換して出力し、感光体ドラム205に各色別に静電潜像を形成する。
現像装置207Y,207M,207C,207Kは、各色の現像剤を感光体ドラム205に供給して各色別のトナー画像を形成する。中間転写体ローラ204は、感光体ドラム205から各色のトナー像を転写され、中間転写体ローラ204上にカラーのトナー像が形成される。
一方、給紙ローラ202は、記録紙が収納された給紙カセット201から記録紙を引き出し、転写ローラ203まで給送する。転写ローラ203は、搬送された記録紙に中間転
写体ローラ204上のトナー像を転写させ、定着ローラ208は、転写されたトナー像を加熱して記録紙に定着させる。その後、記録紙は、本体部200の排出口209から用紙後処理部300に搬入される。また、記録紙は、必要に応じて排出トレイ210へも排出される。
用紙後処理部300は、搬入口301、記録紙搬送部302、搬出口303及びスタックトレイ304等を備える。
記録紙搬送部302は、排出口209から搬入口301に搬入された記録紙を順次搬送し、最終的に搬出口303からスタックトレイ304へ記録紙を排出する。スタックトレイ304は、搬出口303から搬出された記録紙の集積枚数に応じて矢印方向に上下動可能に構成されている。
図2は、図1に示す複写機1の電気的構成の一例を示すブロック図である。複写機1は、スキャナ部11、プリンタ部21、操作パネル部31、パラレルI/F部51、シリアルI/F部52、HDD(ハードディスクドライブ)53、電源装置61及び制御部41を備えている。また、複写機1は、複写機1の拡張機能の動作を実行する本体部200に着脱可能に構成されたオプション機器71を装着して、当該複写機1の拡張機能を動作可能に構成されている。
スキャナ部11は、図1に示す第1スキャナ501を構成する照明用光源12及びイメージセンサ13を含む。イメージセンサ13は、例えばCCDを備える。スキャナ部11は、照明用光源12により原稿を照射し、その反射光をイメージセンサ13で受光することにより、原稿から画像を読み取り、読み取った画像に対応する画像データ(画像情報に相当する)を制御部41へ出力する。
プリンタ部21は、図1に示す給紙カセット201及び給紙ローラ202等から構成される用紙搬送部22、図1に示す中間転写体ローラ204、感光体ドラム205、露光装置206及び現像装置207Y,207M,207C,207K等から構成される画像形成部23、図1に示す転写ローラ203等から構成される転写部24、及び図1に示す定着ローラ208等から構成される定着部25を含む。
具体的には、用紙搬送部22は記録紙を画像形成部23へ搬送し、画像形成部23は上記の画像データに対応するトナー像を形成し、転写部24はトナー像を記録紙に転写し、定着部25はトナー像を記録紙に定着させて画像を形成する。
操作パネル部31は、図1に示すタッチパネル401等から構成されるタッチパネル部32、及び図1に示すスタートキー402及びテンキー403等から構成される操作キー部33を含む。
操作パネル部31は、ユーザがコピー機能に関する操作を行なうために使用され、ユーザによる操作指令等を制御部41に与える。タッチパネル部32は、タッチパネルとLCD(Liquid Crystal Display)とを組み合わせたタッチパネルユニット等から構成され、種々の操作画面、例えば、拡縮率設定等に関する情報を表示するとともに、ユーザが当該部分をタッチすることにより種々の操作指令を入力するための操作ボタン等を表示する。操作キー部33は、ユーザが印刷実行指令等を入力するために用いられる。
HDD53は、スキャナ部11によって読み取られた画像データ及び当該画像データに設定されている出力形式及び種々の画像処理(加工処理)後の画像データ等を記憶するものである。なお、画像データのHDD53への書き込み及びHDD53からの画像データの読み出しは、制御部41からの指令に従って実行される。
パラレルI/F部51およびシリアルI/F部52は、外部のコンピュータに対してデータの入出力を行うためのインタフェースである。
電源装置61は、制御部41による制御の下、商用電源から供給される交流電力を直流電力に変換して、プリンタ部21や本体部200に装着されたオプション機器71等の複写機1に備えられた各機能動作部に当該変換した直流電力を供給する。
制御部41は、CPUやROM及びRAM等のメモリを備えてなるマイクロコンピュータ及び専用のハードウェア回路等を内蔵し、装置全体の動作を制御するものである。また、制御部41は、後述するように、電源装置61が各機能動作部に直流電力を供給するように制御すべく、給電モード設定部42と消費電力特性記憶部43と出力電力設定部44としての機能を有する。
オプション機器71は、本体部200に着脱可能に構成され、当該複写機1の拡張機能を実現する。例えば、FAXモデムをオプション機器71として本体部200に装着することにより、外部のコンピュータに対してFAXの送受信を行うファクシミリ機能を実現し、或いは、LAN用のネットワークインタフェースをオプション機器71として本体部200に装着することにより、外部のコンピュータからネットワークを介して受信した画像データを、プリンタ部21を介して出力するプリンタ機能を実現することができる。
図3は、電源装置61の要部構成の一例を示す構成図である。電源装置61は、AC/DCコンバータ600と、DC/DCコンバータ620,621と、スイッチ制御回路640と、を備えている。
AC/DCコンバータ600は、商用電源ACから供給される交流電力を直流電力に変換して、給紙ローラ202及び転写ローラ203を駆動するモータ等、プリンタ部21に備えられた各駆動部、及び、後段に備えられたDC/DCコンバータ620,621に直流電力を供給するものである。
例えば、図4に示すように、AC/DCコンバータ600は、商用電源ACから供給された交流電圧を、ダイオードブリッジ601で整流し、コンデンサ602で平滑することにより直流電圧を生成し、当該直流電圧を並列接続されたFET(Field Effect Transistor)604,605で高周波スイッチングすることで、トランス603の一次側巻線に高周波電流を流す。
これにより、トランス603の二次巻線に高周波電圧が誘起され、当該誘起された高周波電圧がダイオード606で整流され、コンデンサ607で平滑されて、直流電圧に変換される。そして、当該直流電圧が、AC/DCコンバータ600の出力電圧として負荷21,620,621へ供給される。また、当該直流電圧は、抵抗608,609の直列回路で分圧されて、その分圧電圧がフォトカプラ611を介してPWM制御回路612へフィードバックされる。
PWM制御回路612は、この分圧電圧に応じて、AC/DCコンバータ600の出力電圧が、後述する出力電力設定部44(図2)から入力される制御信号が示す電圧レベルになるように、FET604,605をオン、オフさせるデューティ比を制御する。
PWM制御回路612は、抵抗613,614,615を介してFET604,605のゲートに接続されている。抵抗614,615はゲートへの充電抵抗、抵抗615は同期抵抗である。抵抗613には、FET604,605のターンオフ時に素早くゲート電荷を放電するための放電用のダイオード616が並列接続されている。
図3に戻り、DC/DCコンバータ620,621は、AC/DCコンバータ600から出力される直流電力を、後述する給電モード設定部42で設定された給電モードに対応する直流電力に変換する。DC/DCコンバータ620は、FAXボードやプリンタボード等のオプション機器71、及び、制御部41等の各機能動作部を制御する制御回路に当該変換した直流電圧を供給する。DC/DCコンバータ621は、定着部25等の画像形成動作に関わる各機能動作部に当該変換した直流電力を供給する。
スイッチ制御回路640は、電力遮断スイッチ641とインタロックスイッチ642とを備えている。
電力遮断スイッチ641は、後述する給電モード設定部42で設定された給電モードに応じて制御部41から入力される開閉指示を示す制御信号に応じて開閉する。電力遮断スイッチ641は、制御部41から開指示を示す制御信号が入力されると、開状態となり、後段に備えられたDC/DCコンバータ621及びプリンタ部21に備えられた各駆動部に対するAC/DCコンバータ600の出力電力の供給を遮断する。
インタロックスイッチ642は、本体部200に取り付けられた図略のカバーの周辺に設けられた当該カバーの開閉状態を検知する開閉センサ等から当該カバーの開状態を示す制御信号が入力されると、開状態となり、後段に備えられたDC/DCコンバータ621及びプリンタ部21に備えられた各駆動部に対するAC/DCコンバータ600の出力電力の供給を遮断する。
これに関連して、電源装置61が各機能動作部に直流電力を供給するように制御すべく、制御部41が有する給電モード設定部42と消費電力特性記憶部43と出力電力設定部44の機能について詳述する。
給電モード設定部42は、予め定められた1または複数の給電モードを、操作パネル部31からの入力を受け付ける、或いは、前回の画像形成動作終了時からの経過時間に対応させて設定する等の方法で、択一的に設定するものである。
例えば、当該複写機1には、画像形成モード、待機モード、及び省電力モードの3種類の給電モードが予め定められ、当該給電モード毎にDC/DCコンバータ620,621から出力される直流電力の電圧レベルと電流値等の各種パラメータが予め定められ、ROM等のメモリに記憶されている。
ここで、画像形成モードとは、転写ローラ203等の各種ローラを駆動するモータ等、画像形成動作に関わるプリンタ部21に備えられた各駆動部に対して高圧電力を供給するとともに、画像形成動作に関わる各機能動作部の制御回路に対して制御用電圧としての低圧電力を供給する給電状態を示している。
待機モードとは、定着部25に備えられた定着ローラを画像形成動作時よりも低い温度に維持する等、次回の画像形成動作を即座に実行可能な状態を維持すべく、各駆動部に供給する電力を画像形成動作時に比して軽減する給電状態を示している。
省電力モードとは、画像形成動作を即座に実行可能にする必要はないものとして、プリンタ部21に備えられた各駆動部及び画像形成動作に関わる各機能動作部の制御回路に対する直流電力の供給を遮断する給電状態を示している。
さらに、待機モードは、本体部200にオプション機器71が装着され、拡張機能が存在しているか否かに応じて分類され、それぞれ、拡張機能搭載待機モードと待機モードの2種類の給電モードが予め定められている。尚、当該給電モード毎にDC/DCコンバータ620,621から出力される直流電力の電圧レベルと電流値等の各種パラメータが予め定められ、ROM等のメモリに記憶されている。
これと同様にして、拡張機能が存在しているか否かに応じて、省電力モードは、それぞれ拡張機能搭載省電力モードと省電力モードの2種類に分類され、当該給電モード毎にDC/DCコンバータ620から出力される直流電力の電圧レベルと電流値等の各種パラメータが予め定められ、ROM等のメモリに記憶されている。
尚、拡張機能搭載待機モード及び拡張機能搭載省電力モードにおいては、拡張機能を動作させるべく、オプション機器71に対して直流電力を供給する必要が生じるため、待機モード及び省電力モードに比して供給する直流電力が大きくなるように、各種パラメータが予め定められている。
消費電力特性記憶部43は、ROM等のメモリで構成され、給電モード毎に、AC/DCコンバータ600で変換される直流電力と、AC/DCコンバータ600において商用電源ACから供給される交流電力を直流電力に変換する際の消費電力と、DC/DCコンバータ620においてAC/DCコンバータ600で変換される直流電力を給電モード設定部42で設定された給電モードに応じて予め定められた直流電力に変換する際の消費電力と、を組み合わせてなる消費電力特性を予め記憶するものである。
例えば、図5に示すように、複写機1の試験運転等による実験値に基づいて、省電力モード、拡張機能搭載省電力モード、待機モード、拡張機能搭載待機モード、及び画像形成モードのそれぞれの給電モードに対応する消費電力特性が予め消費電力特性記憶部43に記憶されている。
ここで、図中の電力遮断スイッチ641欄は、給電モード設定部42で設定された給電モードに対応する電力遮断スイッチ641の開閉状態を示している。制御部41は、給電モードに対応する当該電力遮断スイッチ641欄の開閉状態に対応する制御信号を電力遮断スイッチ641に出力する。
例えば、給電モード設定部42により省電力モード及び拡張機能搭載省電力モードが設定された場合、制御部41は、電力遮断スイッチ641を開状態にする制御信号を電力遮断スイッチ641に出力して、電力遮断スイッチ641を開状態とする。これにより、プリンタ部21に備えられた各駆動部及び画像形成動作に関わる各機能動作部の制御回路に対する直流電力の供給が遮断される。
図中のDC/DCコンバータ620欄の「入力電圧」は、DC/DCコンバータ620に入力される直流電力の電圧レベルを示し、つまり、AC/DCコンバータ600で変換される直流電力の電圧レベルを示している。一方、AC/DCコンバータ600には、上記のように、商用電源ACから供給される100Vの交流電力が入力されている。
図中のDC/DCコンバータ620欄の「5V負荷電流」は、上記の給電モード設定部42で設定された給電モードに応じて予め定められた直流電力を示すものであり、DC/DCコンバータ620により、各機能動作部の制御回路に対する制御用電圧として一定の電圧レベル(5V)で出力される直流電力の電流量を示している。
一方、図中のAC/DCコンバータ600欄の「負荷電流」は、図中のDC/DCコンバータ620欄の入力電圧欄に記載された電圧レベルでAC/DCコンバータ600から供給される出力電力の電流量を示している。
図中のDC/DCコンバータ620欄の「消費電力」は、DC/DCコンバータ620において当該AC/DCコンバータ600で変換される直流電力を給電モード設定部42で設定された給電モードに応じて予め定められた直流電力(DC/DCコンバータ620欄の「5V負荷電流」)に変換する際に、DC/DCコンバータ620を構成する回路素子等で損失される電力を示している。
これと同様に、図中のAC/DCコンバータ600欄の「消費電力」は、AC/DCコンバータ600において商用電源ACから供給される交流電力を直流電力に変換する際に、AC/DCコンバータ600を構成する回路素子等で損失される電力を示している。
図中のDC/DCコンバータ620欄及びAC/DCコンバータ600欄の「効率」は、DC/DCコンバータ620及びAC/DCコンバータ600のそれぞれにおける出力電力を上記の消費電力で除算して算出される電力変換効率を示すものである。
つまり、電力変換効率は、消費電力が少なくなるにつれて高まるものであり、AC/DCコンバータ600及びDC/DCコンバータ620において損失する電力を軽減してどの程度効率よく電力を供給しているのかを示す指標となる。
このように、AC/DCコンバータ600及びDC/DCコンバータ620における入力電力と消費電力(或いは電力変換効率)と出力電力との関係を示す消費電力特性が、複写機1の試験運転等による実験値に基づいて予め消費電力特性記憶部43に記憶されている。
出力電力設定部44は、AC/DCコンバータ600から出力される直流電力を設定するものであり、消費電力特性記憶部43に予め記憶された、AC/DCコンバータ600の消費電力とDC/DCコンバータ620の消費電力との和が最小となる給電モード設定部42で設定された給電モードに対応する消費電力特性に基づいて、当該消費電力特性に含まれるAC/DCコンバータ600で変換される直流電力を、AC/DCコンバータ600から出力される直流電力に設定するものである。
例えば、図5に例示した消費電力特性が消費電力特性記憶部43に記憶されている場合において、給電モード設定部42により省電力モードが設定されると、出力電力設定部44は、省電力モードに対応する消費電力特性のうち、AC/DCコンバータ600欄の消費電力とDC/DCコンバータ620欄の消費電力との和が最小となる消費電力特性である、図中のAC/DCコンバータ600欄の消費電力が0.720であり、DC/DCコンバータ620欄の消費電力が0.530である消費電力特性を、消費電力特性記憶部43から読み出す。
そして、出力電力設定部44は、当該消費電力特性が示すDC/DCコンバータ620の入力電圧(12V)を、AC/DCコンバータ600から出力される直流電力の電圧レベルに設定すべく、当該電圧レベル(12V)を示す制御信号をPWM制御回路612に出力する。
これとは別の例として、給電モード設定部42により待機モードが設定されると、出力電力設定部44は、DC/DCコンバータ620欄の消費電力の最小値(5.476)が含まれる消費電力特性ではなく、AC/DCコンバータ600欄の消費電力が6.308であり、DC/DCコンバータ620欄の消費電力が5.501である消費電力特性を消費電力特性記憶部43から読み出して、当該消費電力特性が示すDC/DCコンバータ620の入力電圧(15V)を、AC/DCコンバータ600から出力される直流電力の電圧レベルに設定すべく、当該電圧レベル(15V)を示す制御信号をPWM制御回路612に出力する。
つまり、出力電力設定部44により、AC/DCコンバータ600及びDC/DCコンバータ620における消費電力の和が最小となるように、AC/DCコンバータ600から出力される直流電力が設定されるようになる。
このため、AC/DCコンバータ600及びDC/DCコンバータ620のいずれか一方の消費電力或いは電力変換効率のみを考慮する場合に比して、AC/DCコンバータ600及びDC/DCコンバータ620における消費電力の総和を更に軽減することができる。
以下では、上記の構成に基づいて、AC/DCコンバータ600及びDC/DCコンバータ620の出力電力を制御する電力制御方法について説明する。
図6に示すように、複写機1の電源が投入され、各機能動作部の初期動作が行われた後、給電モード設定部42により、操作パネル部31からの入力を受け付ける、或いは、前回の画像形成動作終了後からの経過時間に対応させて設定する等の方法で、待機モードが設定された場合(S1;YES)、待機モードへの移行が開始される。
ここで、本体部200にオプション機器71が装着されており、つまり、拡張機能が存在している場合(S2;YES)、給電モード設定部42により、拡張機能搭載待機モードが設定される。
このとき、出力電力設定部44は、拡張機能搭載待機モードに対応するAC/DCコンバータ600の消費電力とDC/DCコンバータ620の消費電力との和が最小となる消費電力特性を消費電力特性記憶部43から読み出し、当該消費電力特性が示すDC/DCコンバータ620の入力電圧(図5においては15V)を示す制御信号をPWM制御回路612に出力することにより、AC/DCコンバータ600から出力される直流電力の電圧レベルを当該消費電力特性が示すDC/DCコンバータ620の入力電圧(図5においては15V)に設定する(S3)。
尚、本体部200にオプション機器71が装着されておらず、つまり、拡張機能が存在していない場合(S2;NO)、給電モード設定部42により、待機モードが設定される。
このとき、出力電力設定部44は、ステップS3と同様にして、待機モードに対応するAC/DCコンバータ600の消費電力とDC/DCコンバータ620の消費電力との和が最小となる消費電力特性に基づいて、AC/DCコンバータ600から出力される直流電力の電圧レベルを当該消費電力特性が示すDC/DCコンバータ620の入力電圧(図5においては15V)に設定する(S4)。
ステップS3或いはステップS4が実行され、拡張機能の有無に応じた待機モードへ移行した後、給電モード設定部42により、操作パネル部31からの入力を受け付ける、或いは、前回の画像形成動作終了後からの経過時間に対応させて設定する等の方法で、省電力モードが設定された場合(S5;YES)、制御部41は、消費電力特性記憶部43に記憶された省電力モードに対応する電力遮断スイッチ641の開閉状態に基づいて、電力遮断スイッチ641を開状態にすることを示す制御信号を電力遮断スイッチ641に出力することにより、電力遮断スイッチ641を開状態にして、プリンタ部21に備えられた各駆動部及び画像形成動作に関わる各機能動作部の制御回路に対する直流電力の供給を遮断する(S6)。
ここで、本体部200にオプション機器71が装着されており、つまり、拡張機能が存在している場合(S7;YES)、給電モード設定部42により、拡張機能搭載省電力モードが設定される。
このとき、出力電力設定部44は、ステップS3と同様にして、拡張機能搭載省電力モードに対応するAC/DCコンバータ600の消費電力とDC/DCコンバータ620の消費電力との和が最小となる消費電力特性に基づいて、AC/DCコンバータ600から出力される直流電力の電圧レベルを当該消費電力特性が示すDC/DCコンバータ620の入力電圧(図5においては12V)に設定する(S8)。
尚、本体部200にオプション機器71が装着されておらず、つまり、拡張機能が存在していない場合(S7;NO)、給電モード設定部42により、省電力モードが設定される。
このとき、出力電力設定部44は、ステップS3と同様にして、省電力モードに対応するAC/DCコンバータ600の消費電力とDC/DCコンバータ620の消費電力との和が最小となる消費電力特性に基づいて、AC/DCコンバータ600から出力される直流電力の電圧レベルを当該消費電力特性が示すDC/DCコンバータ620の入力電圧(図5においては12V)に設定する(S9)。
ステップS8或いはステップS9が実行され、拡張機能の有無に応じた省電力モードへ移行した後、給電モード設定部42により、操作パネル部31から画像形成動作の実行要求の入力が受け付けられる等の方法で、画像形成モードが設定された場合(S10;YES)、制御部41は、消費電力特性記憶部43に記憶された画像形成モードに対応する電力遮断スイッチ641の開閉状態に基づいて、電力遮断スイッチ641を閉状態にすることを示す制御信号を電力遮断スイッチ641に出力することにより、電力遮断スイッチ641を閉状態にして、プリンタ部21に備えられた各駆動部及び画像形成動作に関わる各機能動作部の制御回路に対して直流電力の供給を開始する(S12)。
ステップS3或いはステップS4が実行され、拡張機能の有無に応じた待機モードへ移行した後に、給電モード設定部42により、操作パネル部31から画像形成動作の実行要求の入力が受け付けられる等の方法で、画像形成モードが設定された場合(S5;NO且つS11;YES)、或いは、ステップS12が行われると、出力電力設定部44は、ステップS3と同様にして、画像形成モードに対応するAC/DCコンバータ600の消費電力とDC/DCコンバータ620の消費電力との和が最小となる消費電力特性に基づいて、AC/DCコンバータ600から出力される直流電力の電圧レベルを当該消費電力特性が示すDC/DCコンバータ620の入力電圧(図5においては24V)に設定し(S13)、各機能動作部及び各駆動部は画像形成動作を実行する(S14)。そして、当該画像形成動作が終了すると、再びステップ1の処理に戻る。
つまり、ステップS3、ステップS4、ステップS8、ステップS9、及びステップS13は、本発明における出力電力設定ステップの一例を示している。
尚、上記実施形態においては、5つの給電モードが予め定められている構成を示したが、これに限定する趣旨ではなく、例えば、拡張機能の有無に関わらず、省電力モード及び待機モードをそれぞれ1種類にして構成してもよい。
ただし、本構成では、DC/DCコンバータ620から供給される直流電力により動作する拡張機能の有無に関わらず、省電力モード及び待機モードが1種類で構成されているため、拡張機能に対して供給する電力が不足しないように、消費電力特性を予め定めておく必要があることはいうまでもない。
また、上記実施形態においては、画像形成装置の一例として複写機を例に説明したが、これに限らず、プリンタ機、ファクシミリ等や各機能を備えた複合機であってもよい。
尚、上記実施形態において図1乃至図6に示した構成及び設定は単なる一例に過ぎず、本発明を当該実施形態に限定する趣旨ではない。
1 複写機
21 プリンタ部
32 タッチパネル部
41 制御部
42 給電モード設定部
43 消費電力特性記憶部
44 出力電力設定部
200 本体部
600 AC/DCコンバータ
61 電源装置
612 PWM制御回路
620 DC/DCコンバータ
640 スイッチ制御回路
641 電力遮断スイッチ
71 オプション機器

Claims (3)

  1. 予め定められた1または複数の給電モードを択一的に設定する給電モード設定部と、
    商用電源から供給される交流電力を直流電力に変換するAC/DCコンバータと、
    前記AC/DCコンバータから出力される直流電力を前記給電モード設定部で設定された前記給電モードに対応する直流電力に変換するDC/DCコンバータと、
    前記給電モード毎に、前記AC/DCコンバータで変換される直流電力と、前記AC/DCコンバータにおいて前記商用電源から供給される交流電力を直流電力に変換する際の消費電力と、前記DC/DCコンバータにおいて前記AC/DCコンバータで変換される直流電力を前記給電モード設定部で設定された給電モードに応じて予め定められた直流電力に変換する際の消費電力と、を組み合わせてなる消費電力特性を予め記憶する消費電力特性記憶部と、
    前記AC/DCコンバータから出力される直流電力を設定する出力電力設定部と、
    を備え、
    前記出力電力設定部は、前記消費電力特性記憶部に予め記憶された、前記AC/DCコンバータの消費電力と前記DC/DCコンバータの消費電力との和が最小となる前記給電モード設定部で設定された給電モードに対応する前記消費電力特性に基づいて、当該消費電力特性に含まれる前記AC/DCコンバータで変換される直流電力を、前記AC/DCコンバータから出力される直流電力に設定する画像形成装置。
  2. 前記DC/DCコンバータから供給される直流電力により動作する拡張機能の有無のそれぞれに対応する給電モードが予め定められている請求項1記載の画像形成装置。
  3. 予め定められた1または複数の給電モードを択一的に設定する給電モード設定部と、商用電源から供給される交流電力を直流電力に変換するAC/DCコンバータと、前記AC/DCコンバータから出力される直流電力を前記給電モード設定部で設定された前記給電モードに対応する直流電力に変換するDC/DCコンバータと、前記給電モード毎に、前記AC/DCコンバータで変換される直流電力と、前記AC/DCコンバータにおいて前記商用電源から供給される交流電力を直流電力に変換する際の消費電力と、前記DC/DCコンバータにおいて前記AC/DCコンバータで変換される直流電力を前記給電モード設定部で設定された給電モードに応じて予め定められた直流電力に変換する際の消費電力と、を組み合わせてなる消費電力特性を予め記憶する消費電力特性記憶部と、を備えてなる画像形成装置における電力制御方法であって、
    前記AC/DCコンバータから出力される直流電力を設定する出力電力設定ステップを備え、
    前記出力電力設定ステップは、前記消費電力特性記憶部に予め記憶された、前記AC/DCコンバータの消費電力と前記DC/DCコンバータの消費電力との和が最小となる前記給電モード設定部で設定された給電モードに対応する前記消費電力特性に基づいて、当該消費電力特性に含まれる前記AC/DCコンバータで変換される直流電力を、前記AC/DCコンバータから出力される直流電力に設定する電力制御方法。
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