JP2008008936A - カラー画像形成装置 - Google Patents

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JP2008008936A JP2006176264A JP2006176264A JP2008008936A JP 2008008936 A JP2008008936 A JP 2008008936A JP 2006176264 A JP2006176264 A JP 2006176264A JP 2006176264 A JP2006176264 A JP 2006176264A JP 2008008936 A JP2008008936 A JP 2008008936A
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Abstract

【課題】フルカラー印字の生産性の低下を招くことなく消費電力の低減を図りながらも、単色印字の生産性を高めることのできるカラー画像形成装置を提供する。
【解決手段】単色印字モードとフルカラー印字モードを切り替える印字モード切替手段10A2と、フルカラー印字用の第一定着温度が単色印字用の第二定着温度より高温度に設定される定着器13c2を備えてなるカラー画像形成装置1であって、初期設定された印字モードにかかわらず電源投入時に前記定着温度を前記第二定着温度に制御し、フルカラー印字に関連する外部入力に応答して前記定着温度を前記第一定着温度に切替制御する温度制御手段22を備えている
【選択図】図1

Description

本発明は、単色印字モードとフルカラー印字モードを切り替える印字モード切替手段と、フルカラー印字用の第一定着温度が単色印字用の第二定着温度より高温度に設定される定着器を備えてなるカラー画像形成装置に関する。
従来より、一様に帯電させた像担持体の表面に出力画像データに基づき変調された光ビームを照射して静電潜像を形成し、形成された静電潜像を現像してトナー像を形成し、記録紙に転写されたトナー像を熱定着する画像形成装置が提案されている。
近年では、シアン、マゼンタ、イエロー、黒の各色成分に対応する潜像を感光体上に順次形成して、対応するカラートナーにより各色成分のトナー像を形成し、これら各色成分のトナー像をベルト状等の中間転写体に順次重ねて一次転写し、さらに記録紙に二次転写した後に熱定着するカラー画像形成装置が普及している。
上述のカラー画像形成装置では、フルカラー画像を印字出力するばかりでなく、白黒画像等のモノトーン画像を印字出力することも可能であり、単色印字モードとフルカラー印字モードを切り替える印字モード切替手段を備え、フルカラー印字を行なうときの定着性能を確保すべく、フルカラー印字用の第一定着温度が単色印字用の第二定着温度より高温度に設定される定着器を備えたものもある。
特許文献1には、そのようなカラー画像形成装置の定着器に対して、通常、ウォームアップ中に空回転を行い、定着ローラが目標温度に到達した時には加圧ローラがある程度の温度に達するように、つまり、フルカラー印字が可能な状態となるまでウォームアップ制御を行なうものが記載され、白黒印字が要求される場合のウォームアップ時間を短縮して白黒印字の生産性を高めるべく、ウォームアップ時に予約コピーの信号を検知し、且つ、その画像が白黒画像と判定された時に、定着/加圧ローラの回転を止め、定着ローラの昇温に専念することでウォームアップ時間の短縮を可能にする定着器の制御方法が提案されている。
特開2003−295678号公報
しかし、上述した従来技術は、ウォームアップ時に白黒画像の予約コピーが検知されたときに定着/加圧ローラの回転を止め、定着ローラの昇温に専念するものであり、ウォームアップ時間の短縮化は図れるが、省電力という観点では必ずしも十分ではないという問題があった。
例えば、フルカラー印字用の第一定着温度でウォームアップが完了した後の待機時間にも定着器が第一定着温度に維持され、長時間印字が行なわれないときには無駄に電力を消費するという問題があり、また、ウォームアップ時に白黒画像の予約コピーが無く、ウォームアップ後も長時間印字が行なわれないときでも一律に第一定着温度でウォームアップを行なうと不必要に電力を消費するという問題があった。
本発明の目的は、上述の問題に鑑み、フルカラー印字の生産性の低下を招くことなく消費電力の低減を図りながらも、単色印字の生産性を高めることのできるカラー画像形成装置を提供する点にある。
上述の目的を達成するため、本発明によるカラー画像形成装置の第一の特徴構成は、特許請求の範囲の書類の請求項1に記載した通り、単色印字モードとフルカラー印字モードを切り替える印字モード切替手段と、フルカラー印字用の第一定着温度が単色印字用の第二定着温度より高温度に設定される定着器を備えてなるカラー画像形成装置であって、初期設定された印字モードにかかわらず電源投入時に前記定着温度を前記第二定着温度に制御し、フルカラー印字に関連する外部入力に応答して前記定着温度を前記第一定着温度に切替制御する温度制御手段を備えている点にある。
上述の構成によれば、電源投入時において、初期設定された印字モードがフルカラー印字モードであっても、フルカラー印字に関連するパネル操作入力やプリントコマンド入力やFAX送受信などの外部入力がなければ、直ちにフルカラー印字されることのない状態であると判断されて、定着器の定着温度は第二定着温度に制御されるため、ウォームアップ時及び待機時の消費電力を低減させることができる。
また、上述の構成によれば、前記定着温度が前記第二定着温度に至るまでに前記外部入力があると、前記定着温度は前記第一定着温度に切替制御されるため、電源投入時から前記定着温度が前記第一定着温度に設定されていたときとなんら変わるところは無く、フルカラー印字の生産性を低下させることはない。
同第二の特徴構成は、同請求項2に記載した通り、単色印字モードとフルカラー印字モードを切り替える印字モード切替手段と、フルカラー印字用の第一定着温度が単色印字用の第二定着温度より高温度に設定される定着器を備えてなるカラー画像形成装置であって、初期設定された印字モードに基づいて電源投入時に前記定着温度を第一定着温度または第二定着温度に制御するとともに、ウォームアップ終了後の待機時に初期設定された印字モードにかかわらず前記定着温度を前記第二定着温度に制御し、フルカラー印字に関連する外部入力に応答して前記定着温度を第一定着温度に切替制御する温度制御手段を備えている点にある。
上述の構成によれば、電源投入時には、初期設定された印字モードに基づいて前記定着器の定着温度が第一定着温度または第二定着温度に制御されるため、ウォームアップ終了時には直ちに初期設定に対応する印字モードでの画像形成処理を行うことができる。また、前記初期設定された印字モードがフルカラー印字モードであっても、ウォームアップ終了後の待機時には、前記定着温度が第二定着温度に制御されるため、前記待機時における定着部の消費電力を、前記定着温度を第一定着温度に維持するために要する消費電力よりも低減させることができる。
同第三の特徴構成は、同請求項3に記載した通り、上述の第一または第二特徴構成に加えて、前記温度制御手段は、操作状態を初期値に復帰させるオートリセット時に、初期設定された印字モードにかかわらず前記定着温度を前記第二定着温度に制御する点にある。
操作状態を初期値に復帰させるオートリセット機能が働くのは、一般的に画像形成装置で所定時間操作が行われないときであるため、オートリセット後の待機時においては、操作性よりも省電力を優先するほうが好ましい。上述の構成によれば、前記初期設定された印字モードがフルカラー印字モードであっても、前記定着温度を第二定着温度に制御することにより、前記待機時における定着部の消費電力を、前記定着温度を第一定着温度に維持するために要する消費電力よりも低減させることができる。
同第四の特徴構成は、同請求項4に記載した通り、上述の第一から第三の何れかの特徴構成に加えて、待機時の消費電力を低減させる省電力モードを備え、前記温度制御手段は、外部入力に応答した前記省電力モードからの復帰時に、設定された印字モードに基づいて前記定着温度を前記第一定着温度または前記第二定着温度に制御する点にある。
上述の構成によれば、外部入力に応答した省電力モードからの復帰時には、前記定着温度は前記第二定着温度に維持されるのであるが、前記外部入力がフルカラー印字に関連するときには、前記定着温度は前記第一定着温度に切替制御されるので、速やかに所望の画像形成動作を開始することができる。
以上説明した通り、本発明によれば、フルカラー印字の生産性の低下を招くことなく消費電力の低減を図りながらも、単色印字の生産性を高めることのできるカラー画像形成装置を提供することができるようになった。
以下に本発明を適用したカラー画像形成装置としての電子写真方式のデジタル複合機における実施の形態について説明する。
本発明によるデジタル複合機1は、複写動作を実行する複写モードとプリント動作を実行するプリンタモードとFAX送受信を実行するFAXモードを備え、図2に示すように、カラー表示部やハードウェアキー等が配置された後述する操作部10と、原稿載置部11にセットされた一連の原稿を順次読込んで電子データに変換し、所定の処理を施して出力画像データを生成する画像読取部12と、前記画像読取部12が生成し、または後述の、FAXモデム部15や外部インターフェース部16が受信して生成した出力画像データに基づいて用紙上にトナー像を形成して出力する電子写真方式の画像出力部13と、形成されたトナー画像が転写される被記録材である記録紙が収容された給紙カセット14と、図示しない外部のFAXとFAX原稿データの送受信を行うためのFAXモデム15と、ネットワークLANを介して外部の端末とプリントデータ等の送受信を行うための外部インターフェース16と、該デジタル複合機1を統括制御するシステム制御部17を備えて構成されている。
前記操作部10は、例えば前記複写モードを例に説明すると、図3に示すように、複写条件を指定する複数のメニュー選択キーがソフトウェアキーの形態で配置された操作画面が表示されるタッチパネル式のカラー表示部10aと、画像形成動作を起動させるためのスタートキーや、数値入力するための数値入力キー等のハードウェアキー10bと、前記デジタル複合機1の現在の動作モードをユーザに知らせるLED10cとを備えて構成されている。
前記ハードウェアキー10bは、前記カラー表示部10aの右側に配置される基本制御キー群10b1と、前記カラー表示部10aの左側に配置される特殊モード設定キー群10b2とからなり、前記基本制御キー群10b1は、例えば複写モードにおいて、プリント枚数などを設定する数値入力キー10b10、前記プリントキーとしてのスタートキー10b11、クリアキー10b12、ストップキー10b13、リセットキー10b14等から構成されている。前記特殊モード設定キー10b2は、前記複写モードに移行するコピーキー10b20と、FAX送信モードに移行する送信キー10b21と、押圧によりトグル式に出力画像の印字を、単色で実行する単色印字モードとフルカラーで実行するフルカラー印字モードとに切り替える印字モード切替キー10b22から構成されている。
前記画像読取部12は、原稿が載置される原稿載置部11と、前記原稿載置部11に載置された原稿を給紙する原稿給紙部と、前記原稿給紙部により給紙された原稿の画像を読み取るCCDリニアセンサと、前記CCDリニアセンサが読み取った原稿画像に画像処理を施して出力画像データを生成する画像生成部などを備えて構成され、また、前記画像生成部12は、前記FAXモデム15から出力されたFAX画像データと、前記外部インターフェース16から出力された画像データに対しても、画像処理を施して出力画像データを生成するように構成されている。
前記画像出力部13は、図4に示すように、前記出力画像データに基づいて感光体13a1にトナー画像を形成する画像形成部13aと、前記給紙カセット14から収容された前記記録紙を搬送する搬送部13bと、前記記録紙を加圧ローラ13c1と所定温度に加熱された定着器としての定着ローラ13c2とで圧接搬送することにより転写された前記記録紙上のトナー像を加熱溶融して前記記録紙に定着させる定着部13cなどを備えて構成されている。尚、前記定着ローラ13c2の内部には、当該定着ローラ13c2を加熱するためのヒータが、また、前記定着ローラ13c2の所定の表面部には、当該定着ローラ13c2の温度を検出するサーミスタ素子が設置されている。
前記画像形成部13aは、感光体13a1と、前記感光体13a1の周囲に順に配置され、表面を均一にコロナ帯電する帯電チャージャー13a2と、帯電された前記感光体13a1を露光して静電潜像を形成するプリントヘッド13a3と、形成された静電潜像にトナーを静電付着させて顕像化する現像部13a4と、トナー像を前記記録紙に転写する転写部13a7と、転写後に残存するトナーを除去するクリーニング部13a5と、前記感光体13a1表面の残留電位を落して均一にする除電ランプ13a6とを備えて構成され、前記現像部13a4には、カラー画像を生成可能にシアン、マゼンダ、イエロー、ブラックの4色の現像ブロックが配置されている。
前記搬送部13bは、夫々サイズの異なる記録紙が収容された前記給紙カセット14から前記記録紙を1枚ずつ搬送する給紙搬送部13b1と、給紙された前記記録紙を前記転写部13a7に搬送し、トナー像が転写された前記記録紙を定着部13cに向けて搬送する転写搬送部13b2と、前記定着部13cを通過した前記記録紙をフェイスダウン方式で排出する排紙部13b3とを備えて構成してあり、夫々に搬送用のローラが設けられている。
上述したデジタル複写機1の制御部は、図5に示すように、前記操作部10の入出力信号を制御する操作制御部10Aと、前記画像読取部12による、原稿の読取動作を制御する画像読取制御部12Aと、前記画像生成部を制御する画像読取制御部12Bと、前記画像出力部13を制御する画像出力制御部13Aと、前記FAXモデム15を制御するFAXモデム制御部15Aと、前記外部インターフェース16を制御する外部インターフェース制御部16Aと、上述の各制御ブロック10A、12A、12B、13A、15A、16Aのタイミングを制御して複写動作などの実行を管理するシステム制御部17とから構成され、各制御ブロック10A、12A、12B、13A、15A、16Aには夫々CPU及びCPUによる動作プログラムが格納されたROMなどが設けられている。
前記操作制御部10Aは、前記操作部10の前記コピーキー10b20や前記送信キー10b21が押圧操作されると、前記操作を検出して前記デジタル複合機1の動作モードを対応する動作モードに切替えるよう、動作モード変更コマンドを前記システム制御部17に出力する動作モード切替手段10A1と、前記印字モード切替キー10b22が押圧操作されると、前記操作を検出して前記デジタル複合機1の印字モードを対応する印字モードに切替えるよう、印字モード変更コマンドを前記システム制御部17に出力する印字モード切替手段10A2とを備えている。更に、前記操作部10を操作して初期設定となる印字モードを設定する初期設定手段10A3を備えている。
ここで、前記初期設定手段10A3により初期設定された印字モードは、前記操作部10の備えるRAM等に格納され、前記カラー表示部10aには前記初期設定された印字モードに対応する操作画面が表示されるように構成されている。
前記FAXモデム制御手段15Aは、外部のFAXからFAX原稿を受信し終えると、前記FAX原稿に所定の画像処理を施して生成した画像データを前記画像読取部12に出力する。また、前記画像処理時の解析に基づき、前記画像データが単色から構成されるものか、フルカラーで構成されるものかについての情報と、FAX原稿の受信完了を前記システム制御部17に出力する。
前記外部インターフェース制御手段16Aは、外部の端末からプリントデータを受信し終えると、プリント記述言語からなる前記プリントデータを解析して生成した前記画像データを前記画像読取部12に出力する。また、前記プリントデータ解析に基づき、前記画像データが単色から構成されるものか、フルカラーで構成されるものかについての情報と、前記プリントデータの受信完了を前記システム制御部17に出力する。
前記画像読取制御部12Aは、前記原稿給紙部を駆動して原稿トレイ12に載置された原稿を給紙するとともに、前記CCDリニアセンサを制御して原稿の画像を読み取り、前記CCDリニアセンサにより読み取られた原稿画像に対応するアナログ信号をA/D変換手段12A1によりデジタルデータに変換して得られた画像データを、所定の変換テーブルが設けられた入力画像処理手段12A2によりシェーディング補正し、γ補正するように構成してある。また、前記操作部10の印字モード切替キー10b22の押圧操作に基づき、前記画像データが単色から構成されるものか、フルカラーで構成されるものかについての情報を前記システム制御部17に出力する。
前記画像読取制御部12Bは、前記入力画像処理手段12A2から出力された画像データと、前記FAXモデム15から出力された画像データと、前記外部インターフェース16から出力された画像データとに対して空間フィルタ処理、中間調処理、拡縮処理などを施して出力画像データを生成する画像処理手段12B1と、前記画像処理手段12B1からの出力画像データを前記プリントヘッド13a3に対する駆動信号に変換するデータ変換手段12B2などを備えて構成され、変換された駆動信号が前記プリントヘッド13a3の駆動回路に出力されるように構成されている。
前記画像出力制御部13Aは、前記搬送部13bを駆動して前記給紙カセット14から記録紙の搬送を開始させ、所定のタイミングでプリントヘッド13a3を駆動し、前記画像形成部13aを協働させて前記感光体13a1に形成したトナー画像を前記記録紙に転写させ、前記定着部13cに定着処理させた後に機外に排出させる。
前記システム制御部17は、前記デジタル複合機1に予め設定された所定時間、入力がないときに、各制御部10A、12A、12B、13A、15A、16Aに、待機時の消費電力を低減させる省電力モードで動作するように省電力コマンドを出力し、前記デジタル複合機1を省電力モードに移行させ、前記操作部10の操作入力やプリントコマンド入力やFAX送受信等の何らかの外部入力を受付けると、前記各制御部10A、12A、12B、13A、15A、16Aに、復帰コマンドを出力し、前記デジタル複合機1を前記入力に対応した動作モードに移行させる。
前記デジタル複写機1では、前記複写モードでの動作中において、前記原稿トレイ11に原稿を載置し、前記操作部10で複写枚数、被記録材サイズ、複写倍率などを適切に設定操作した後にスタートキー10b11が押圧操作することで複写動作が開始される。即ち、前記システム制御部17は、前記操作部10での入力操作を検出した前記操作制御部10Aからの出力を受け、前記画像読取制御部12Aに原稿画像の読取りコマンドを出力して、前記画像読取制御部12Bに読取られた画像データに基づいた出力画像データの生成コマンドを出力し、前記画像出力制御部13Aに、前記画像読取制御部12Aが出力した印字モード情報と共に画像出力コマンドとを出力する。
前記デジタル複写機1では、FAX原稿の受信時において、前記FAX原稿を受信し終えると、印字動作が開始される。即ち、前記システム制御部17は、前記FAXモデム15でのFAX原稿受信完了の出力を受け、前記画像読取制御部12Bに、受信したFAX原稿の画像データに基づいた出力画像データの生成コマンドを出力し、前記画像出力制御部13Aに、前記FAXモデム制御手段15Aが出力した印字モード情報と共に画像出力コマンドを出力する。
前記デジタル複写機1では、プリントデータの受信時において、前記プリントデータを受信し終えると、印字動作が開始される。即ち、前記システム制御部17は、前記外部インターフェース16でのプリントデータ受信完了の出力を受け、前記画像読取制御部12Bに、受信したプリントデータから生成された画像データに基づいた出力画像データの生成コマンドを出力し、前記画像出力制御部13Aに、前記インターフェース制御手段16Aが出力した印字モード情報と共に画像出力コマンドを出力する。
以下、記録紙上に形成されたトナー像からなる出力画像を熱定着する本発明の定着器としての前記定着ローラ13c2の温度制御について説明する。
前記定着ローラ13c2の温度制御は、前記画像出力制御部13Aにより実行される。
前記定着ローラ13c2の温度制御を行うため前記画像出力制御部13Aが備える機能ブロックの構成は、図1に示すように、前記定着ローラ13c2の定着温度を切替制御する温度制御手段22を備えて構成されている。
前記温度制御手段22は、前記サーミスタ素子20の検出温度に基づき、前記定着ローラ13c2の備えるヒータ21への交流電源23からの印加電圧を、トライアックなどのスイッチング素子24をON/OFF制御することで、PID制御して前記定着温度を制御する。
前記定着温度には、フルカラー印字用の第一定着温度と、単色印字用の第二定着温度と、待機時の消費電力を低減させる省電力モードにおける第三定着温度とがあり、前記第一定着温度は前記第二定着温度よりも高温度に設定され、前記第二定着温度は前記第三定着温度よりも高温度に設定されている。各温度はシステムにより設定されるものであるが、例えば、前記第一定着温度として170℃、前記第二定着温度として155℃、前記第三定着温度として100℃に設定することができ、前記第二定着温度から前記第一定着温度への切替時には、前記定着ローラ13c2を1秒に約5℃温度上昇させて目標温度まで上昇させた後、前記定着ローラ13c2に熱をなじませる余裕時間を含めて約5数秒程度で昇温可能に構成することができる。
前記温度制御手段22は、前記電源投入時において、前記初期設定手段10A3により初期設定された印字モードにかかわらず、前記定着温度を、前記第二定着温度に設定し、フルカラー印字に関連する外部入力に応答して、前記第一定着温度に切替制御する。
前記温度制御手段22は、前記定着温度が前記第一定着温度に制御されている際に、単色印字に関連する外部入力があると、前記外部入力に応答して、前記定着温度を前記第二定着温度に切替制御する。
前記温度制御手段22は、単色印字またはフルカラー印字に関連する外部入力がなく、予め設定した第二所定時間が経過した時であり、前記デジタル複合機1を初期値、つまり、前記初期設定手段10A3により設定された初期設定に復帰させる前記オートリセット時において、前記初期設定で設定された印字モードにかかわらず、前記定着温度を前記第二定着温度に切替制御する。
前記温度制御手段22は、前記デジタル複合機1に何らかの外部入力がなく、予め設定した第一所定時間が経過した時には、前記システム制御部17から出力された省電力コマンドを受け、前記定着温度を前記第三定着温度に切替制御し、単色印字またはフルカラー印字に関連する外部入力に応答して、前記定着温度を前記第一定着温度または前記第二定着温度に制御する。
以下、前記温度制御手段22の具体的な動作を図6のフローチャートに基づいて説明する。
前記デジタル複写機1に電源が投入されると(S1)、前記温度制御手段22は、前記定着温度を前記第二定着温度に制御する(S2)。
前記定着温度が前記第二定着温度にあるときに(S2)、前記第一所定時間が経過せず(S3)フルカラー印字に関連する前記外部入力があると(S7)、前記温度制御手段22は、前記定着温度を前記第一定着温度に切替制御する(S8)。
前記定着温度が前記第二定着温度にあるときに(S2)、フルカラー印字に関連するパネル操作入力やプリントコマンド入力やFAX送受信などの外部入力がなく、前記第一所定時間が経過すると(S3)、前記温度制御手段22は、前記定着温度を前記第三定着温度に設定する(S4)。
前記定着温度が前記第三温度であるときに(S4)、単色印字に関連する前記外部入力があると(S5)、前記温度制御手段22は、前記定着温度を前記第二定着温度に切替制御し(S2)、フルカラー印字に関連する前記外部入力があると(S6)、前記温度制御手段22は、前記定着温度を前記第一定着温度に切替制御する(S8)。
前記定着温度が前記第一定着温度にあるときに(S8)、前記第二所定時間が経過せず(S9)、単色印字に関連する前記外部入力があると(S10)、前記温度制御手段22は、前記定着温度を前記第二定着温度に切替制御し(S2)、単色印字に関連する前記外部入力がなく、前記第二所定時間が経過すると(S9)、前記温度制御部22は、前記定着温度を前記第二定着温度に切替制御する(S2)。
以下、別実施形態を説明する。上述の実施例では、前記温度制御手段22は、初期設定された印字モードにかかわらず、電源投入時に前記定着温度を前記第二定着温度に制御し、フルカラー印字に関連する外部入力に応答して前記定着温度を前記第一定着温度に切替制御する構成としたが、初期設定された印字モードに基づいて、電源投入時に前記定着温度を第一定着温度または第二定着温度に制御するとともに、ウォームアップ終了後の待機時に初期設定された印字モードにかかわらず前記定着温度を前記第二定着温度に制御し、フルカラー印字に関連する外部入力に応答して前記定着温度を第一定着温度に切替制御する構成としても良い。
上述の実施例では、操作状態を初期値に復帰させるオートリセット機能を備える構成としたが、前記オートリセット機能を備えない構成としても良く、この場合、前記オートリセット機能を実行するための部材やプログラム等に要するコストを抑制することができる。
上述の実施例では、待機時の消費電力を低減させる省電力モードを備える構成としたが、前記省電力モードを備えない構成としても良く、この場合、前記省電力モードにおける省電力機能を実行するための部材やプログラム等に要するコストを抑制することができる。
上述の実施例では、待機時の消費電力を低減させる省電力モードを備える構成としたが、前記省電力モードに加え、更に、前記デジタル複合機1を、前記定着部13c等にほとんど電力を供給しないスリープ状態にするスリープモードを備える構成としても良く、この場合、前記デジタル複合機1における消費電力を実施例に較べて、更に抑制することができる。
上述した複数の実施例は共に単独で構成されるものばかりではなく、本発明による作用効果を奏する範囲において適宜組み合わせるも可能である。
上述の実施例は何れも本発明の一実施例に過ぎず、各部の具体的構成は本発明による作用効果を奏する範囲において適宜変更することができることは言うまでもない。
画像出力制御部の定着ローラの温度制御にかかる機能ブロック図 デジタル複写機の外観図 操作部の説明図 画像出力部の説明図 デジタル複合機の制御部のブロック構成図 定着ローラの定着温度制御の説明に用いるフローチャート
符号の説明
13A:画像出力制御部
13c1:圧着ローラ
13c2:定着ローラ
20:サーミスタ素子
21:ヒータ
22:温度制御手段
23:交流電源
24:スイッチング素子

Claims (4)

  1. 単色印字モードとフルカラー印字モードを切り替える印字モード切替手段と、フルカラー印字用の第一定着温度が単色印字用の第二定着温度より高温度に設定される定着器を備えてなるカラー画像形成装置であって、
    初期設定された印字モードにかかわらず電源投入時に前記定着温度を前記第二定着温度に制御し、フルカラー印字に関連する外部入力に応答して前記定着温度を前記第一定着温度に切替制御する温度制御手段を備えているカラー画像形成装置。
  2. 単色印字モードとフルカラー印字モードを切り替える印字モード切替手段と、フルカラー印字用の第一定着温度が単色印字用の第二定着温度より高温度に設定される定着器を備えてなるカラー画像形成装置であって、
    初期設定された印字モードに基づいて電源投入時に前記定着温度を第一定着温度または第二定着温度に制御するとともに、ウォームアップ終了後の待機時に初期設定された印字モードにかかわらず前記定着温度を前記第二定着温度に制御し、フルカラー印字に関連する外部入力に応答して前記定着温度を第一定着温度に切替制御する温度制御手段を備えているカラー画像形成装置。
  3. 前記温度制御手段は、操作状態を初期値に復帰させるオートリセット時に、初期設定された印字モードにかかわらず前記定着温度を前記第二定着温度に制御する請求項1または2記載のカラー画像形成装置。
  4. 待機時の消費電力を低減させる省電力モードを備え、前記温度制御手段は、外部入力に応答した前記省電力モードからの復帰時に、設定された印字モードに基づいて前記定着温度を前記第一定着温度または前記第二定着温度に制御する請求項1から3の何れかに記載のカラー画像形成装置。
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