JP2014072373A - 金属端子付きセラミック電子部品 - Google Patents

金属端子付きセラミック電子部品 Download PDF

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Abstract

【課題】使用時の音鳴きを防止できる金属端子付きセラミック電子部品を提供する。
【解決手段】両端部に端子電極14,16が形成されているチップ部品12と、前記チップ部品の端面に対向するように配置される平板部対向面22aを有しており接合部を介して前記端子電極に接続される平板部22と、前記平板部の一方の端部に接続しており前記平板部に対して略垂直方向に延在する実装部24と、を有する一対の金属端子20,30と、を有し、前記実装部は、前記平板部に対して略270度の角度を形成する実装部底面と、前記平板部に対して略90度の角度を形成する実装部上面24bとを有し、前記実装部上面には、前記実装部底面よりはんだ濡れ性が低いはんだ付着防止領域25が形成されていることを特徴とする金属端子付きセラミック電子部品。
【選択図】図2

Description

本発明は、チップ部品とこれに取り付けられる金属端子を有するセラミック電子部品に関する。
セラミックコンデンサ等のセラミック電子部品としては、単体で直接基板等に面実装等する通常のチップ部品の他に、チップ部品に金属端子が取り付けられたものが提案されている。金属端子が取り付けられているセラミック電子部品は、実装後において、チップ部品が基板から受ける変形応力を緩和したり、チップ部品を衝撃等から保護する効果を有することが報告されており、耐久性及び信頼性等が要求される分野において使用されている(特許文献1等参照)。
また、金属端子を用いたセラミック電子部品は、はんだ等を用いて実装基板に取り付けられる。セラミック電子部品を実装基板に取り付ける際に使用されるはんだの量等は、セラミック電子部品を実装基板に対して確実に固定し、電気的な導通を確保するという観点から管理・調整されることが多く、余分なはんだが実装部付近に付着する場合もある。
特開平11−40460号公報
従来技術に係る金属端子付きセラミック電子部品では、電子部品に生じる電歪等の影響により、使用時に音鳴きが発生するという問題が発生している。本発明に係る発明者らは、金属端子付きセラミック電子部品での音鳴きが、当該セラミック電子部品を実装基板に接合しているはんだの付着状態と関係があることを見いだし、本発明を完成するに至った。
本発明は、このような実状に鑑みてなされ、使用時の音鳴きを防止できる金属端子付きセラミック電子部品を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るセラミック電子部品は、
両端部に端子電極が形成されているチップ部品と、
前記チップ部品の端面に対向するように配置される平板部対向面を有しており接合部を介して前記端子電極に接続される平板部と、前記平板部の一方の端部に接続しており前記平板部に対して略垂直方向に延在する実装部と、を有する一対の金属端子と、を有し、
前記実装部は、前記平板部に対して略270度の角度を形成する実装部底面と、前記平板部に対して略90度の角度を形成する実装部上面とを有し、前記実装部上面には、前記実装部底面よりはんだ濡れ性が低いはんだ付着防止領域が形成されていることを特徴とする。
本発明に係るセラミック電子部品では、実装部上面にはんだ付着防止領域が形成されており、セラミック電子部品を基板に実装する際に用いるはんだが、実装部上面に過剰に付着することを防止することができる。これにより、本発明に係るセラミック電子部品は、セラミック電子部品を基板に実装する際に用いるはんだが、実装部底面以外の部分に過度に付着することによってチップ部品で発生した振動が実装基板に伝わり易くなることを防止し、チップ部品で発生した振動が実装基板に伝わることにより音鳴りが発生する現象を、効果的に抑制することができる。
また、前記平板部対向面の第1部分には、前記はんだ付着防止領域が形成されていても良い。
実装部上面だけでなく、平板部対向面の一部にもはんだ付着防止領域を形成することにより、実装部底面以外の部分への過剰なはんだの付着及び音鳴きの発生を、より効果的に防止することができる。
また、例えば、前記金属端子は、基材と当該基材の表面である基材表面の少なくとも一部を被覆する被覆層とを有し、前記はんだ付着防止領域では、前記基材表面が露出していても良い。
はんだ付着防止領域を形成する方法としては、金属端子を基材及び被覆層によって構成し、少なくともはんだ付着防止領域は被覆層が形成されていない状態とすることが好ましい。これにより、実装部底面とはんだとの接合強度を好適に確保しつつ、はんだ付着防止領域へのはんだの過度な付着を防止できる。また、このような方法は、工程負荷軽減や形成精度向上の観点からも有利である。
また、例えば、前記基材は、Ni,Cu,Sn,Fe,Zn,Al,Crから選ばれる少なくとも一種の元素を含んでいても良く、前記被覆層は、Sn,Cu,Niから選ばれる少なくとも一種の元素を含んでいても良い。
基材を、上述の金属元素を含む単体金属若しくは合金によって構成し、被覆層を、上述の金属元素を含む単体金属若しくは合金によって構成することにより、実装部底面とはんだとの接合強度を好適に確保しつつ、はんだ付着防止領域へのはんだの過度な付着を防止できる。
また、例えば、前記実装部底面は、前記平板部対向面に接続していても良い。
前記実装部底面がチップ部品の平板部対向面に接続するように、実装部が、平板部に対してチップ部品の直下とは反対側に曲げられて形成されていることにより、チップ部品と実装部上面との空間をはんだが埋めてしまうことを確実に防止し、音鳴きの発生を防止することができる。
前記平板部対向面の第2部分には、前記はんだ付着防止領域よりはんだ濡れ性が高いはんだ付着領域が形成されていても良く、はんだによって構成される前記接合部が、前記第2部分と前記端子電極とを電気的かつ物理的に接続していても良い。
チップ部品と金属端子を接合する接合部の形態に関して、接合部は、はんだによって構成されていても良い。この場合、平板部対向面にはんだ付着領域を形成し、はんだ付着領域と前記端子電極とを、接合部が接続する態様とすることにより、チップ部品と金属端子との接合強度を高めることができる。
また、チップ部品と金属端子を接合する接合部は、チップ部品の端子電極を、挟み込んで把持する少なくとも一対の嵌合アーム部を有していても良い。
接合部がアーム部を有する場合、金属端子とチップ部品を容易に組み立てることができ、このような金属端子付きセラミック電子部品は、製造が容易である。また、このようなセラミック電子部品は、嵌合アーム部がチップ部品の端子電極を把持することによって金属端子部とチップ部品とが固定されているため、当該セラミック電子部品を実装する際に接合部に伝わる熱により、金属端子部とチップ部品の固定が外れてしまうことを防止できる。
図1は、本発明の第1実施形態に係るセラミック電子部品を示す概略正面図である。 図2は、図1に示すセラミック電子部品の概略斜視図である。 図3は、図1に示すセラミック電子部品に含まれるチップ部品の内部構造を表す概略断面図である。 図4は、図1に示すセラミック電子部品に含まれる金属端子部の内部構造を表す概略断面図である。 図5は、本発明の第2実施形態に係るセラミック電子部品の部分斜視図である。 図6は、本発明の第3実施形態に係るセラミック電子部品に使用される金属端子の概略斜視図である。 図7は、本発明の第4実施形態に係るセラミック電子部品を示す概略斜視図である。 図8は、本発明の第5実施形態に係るセラミック電子部品を示す概略斜視図である。
第1実施形態
図1は、本発明の第1実施形態に係るセラミックコンデンサ10を示す概略正面図である。セラミックコンデンサ10は、チップ部品であるチップコンデンサ12と、接合部42,44を介してセラミックコンデンサ10と接続されている一対の金属端子部20,30を有する。なお、各実施形態の説明では、チップコンデンサ12に金属端子部20,30が取り付けられたセラミックコンデンサを例に説明を行うが、本発明のセラミック電子部品としてはこれに限られず、コンデンサ以外のチップ部品に金属端子部20,30が取り付けられたものであっても良い。
図3は、セラミックコンデンサ10に含まれるチップコンデンサ12の断面図であり、チップコンデンサ12の内部構造が模式的に示されている。チップコンデンサ12は、コンデンサ素体17と、第1端子電極14及び第2端子電極16によって構成される一対の端子電極14,16とを有する。コンデンサ素体17は、セラミック層としての誘電体層19と、内部電極層18とを有し、誘電体層19と内部電極層18とが交互に積層してある。
誘電体層19の材質は、特に限定されず、たとえばチタン酸カルシウム、チタン酸ストロンチウム、チタン酸バリウムまたはこれらの混合物などの誘電体材料で構成される。各誘電体層19の厚みは、特に限定されないが、数μm〜数百μmのものが一般的である。本実施形態では、好ましくは1.0〜5.0μmである。
内部電極層18に含有される導電体材料は特に限定されないが、誘電体層19の構成材料が耐還元性を有する場合には、比較的安価な卑金属を用いることができる。卑金属としては、NiまたはNi合金が好ましい。Ni合金としては、Mn,Cr,CoおよびAlから選択される1種以上の元素とNiとの合金が好ましく、合金中のNi含有量は95重量%以上であることが好ましい。なお、NiまたはNi合金中には、P等の各種微量成分が0.1重量%程度以下含まれていてもよい。また、内部電極層18は、市販の電極用ペーストを使用して形成してもよい。内部電極層18の厚みは用途等に応じて適宜決定すればよい。
端子電極14,16の材質も特に限定されず、通常、銅や銅合金、ニッケルやニッケル合金などが用いられるが、銀や銀とパラジウムの合金なども使用することができる。端子電極14,16の厚みも特に限定されないが、通常10〜50μm程度である。なお、端子電極14,16の表面には、Ni,Cu,Sn等の金属被膜が形成されていても良い。
チップコンデンサ12の形状やサイズは、目的や用途に応じて適宜決定すればよい。チップコンデンサ12が直方体形状の場合は、通常、縦(0.6〜5.6mm、好ましくは0.6〜3.2mm)×横(0.3〜5.0mm、好ましくは0.3〜1.6mm)×厚み(0.1〜1.9mm、好ましくは0.3〜1.6mm)程度である。
図1及び図2に示すように、金属端子部20,30は、平板をL字に折り曲げた形状を有している。第1金属端子部20は、チップコンデンサ12の端面12aに対向するように配置される平板部対向面22aを有する平板部22と、平板部22の一方の端部に接続しており、平板部22に対して略垂直方向に延在する実装部24とを有する。図1に示すように、平板部22は、接合部42を介して、チップコンデンサ12の第1端子電極14に接続されている。
図1に示すように、接合部42は、第1端子電極14と平板部22とを電気的及び物理的に接続しており、材質は特に限定されないが、例えば、はんだ若しくは導電性接着材等で構成される。また、接合部42をはんだで構成する場合、はんだが含有する元素は特に限定されないが、セラミックコンデンサ10を実装基板にはんだ付けする際に接合部42が溶融することを防止するために、接合部42を構成するはんだとしては、比較的融点の高い高温はんだを用いることが好ましい。
第1金属端子部20の平板部22が、チップコンデンサ12の端面12aに平行に延在しているのに対して、第1金属端子部20の実装部24は、チップコンデンサ12の側面に略平行に延在している。すなわち、第1金属端子部20は、平板部22から延出されており、平板部22を基準としてチップコンデンサ12側と同じ側にL字状に折り曲げられた実装部24を有している。実装部24は、平板部22に対して略270°の角度を形成する実装部底面24aと、平板部22に対して略90°の角度を形成する実装部上面24bとを有する。
実装部底面24aは、セラミックコンデンサ10を実装基板に設置する際、実装基板の実装面に対向する面であり、実装基板側を下方と考えれば、セラミックコンデンサ10において下方を向く面である。セラミックコンデンサ10を基板に実装する際に用いるはんだは、特に実装部底面24aと基板の実装面を接続し、セラミックコンデンサ10を基板に固定するとともに、セラミックコンデンサ10と基板との導通を確保する。
実装部上面24bは、実装部24における実装部底面24aとは反対側の面であり、実装基板側を下方と考えれば、セラミックコンデンサ10において上方を向く面である。図2に示すように、実装部上面24bには、実装部底面24aよりはんだ濡れ性が低いはんだ付着防止領域25が形成されている。はんだ付着防止領域25は、はんだ濡れ性が低いため、セラミックコンデンサ10を基板に実装する際に用いるはんだは、はんだ付着防止領域25が形成されている実装部上面24bには付着しにくい。
図4は、第1金属端子部20における実装部24と平板部22との接続部付近を拡大して示す拡大断面図である。はんだ付着防止領域25の形成態様は特に限定されないが、例えば、基材20aと被覆層20bの材質の違いにより、はんだ付着防止領域25を形成することができる。本実施形態に係る第1金属端子部20は、基材20aと基材20aの表面である基材表面の少なくとも一部を被覆する被覆層20bを有している。被覆層20bは、基材20aよりはんだ濡れ性の高い材料によって構成されており、被覆層20bに被覆されておらず基材表面が露出している実装部上面24b(はんだ付着防止領域25)は、被覆層20bが基材20aを被覆している実装部底面24aより、はんだ濡れ性が低い。
第1金属端子部20の基材20aの構成元素は、特に限定されないが、例えば、Ni,Cu,Sn,Fe,Zn,Al,Crから選ばれる少なくとも一種の元素を含む単体金属又は合金とすることができる。また、被覆層20bの構成元素は、基材20aよりはんだ濡れ性が高くなるように構成されていれば特に限定されないが、例えばSn,Ni,Cuから選ばれる少なくとも一種の元素を含む単体金属又は合金とすることができ、Snを主成分とすることが特に好ましい。
なお、図2及び図4に示す例では、実装部上面24bの全体に、はんだ付着防止領域25が形成されているが、実装部上面24bの態様としてはこれに限定されず、例えば実装部上面24bの一部にはんだ付着防止領域25が形成されており、実装部上面24bの他の一部は、被覆層20bに被覆されていても良い。また、図4に示す第1金属端子部20は、実装部上面24bを除く基材表面はすべて被覆層20bに覆われているが、第2及び第3実施形態で述べるように、これに限定されない。さらに、はんだ付着防止領域25の態様についても、基材表面を露出させる態様に限定されず、例えば実装部底面24aを被覆する被覆層20bとは異なる被覆層で被覆する態様や、表面粗さを変更する態様等を採用することも可能である。
図1に示すように、第2金属端子部30は、チップコンデンサ12の端面12bに対向する平板部32と、平板部32の一方の端部に接続しており、平板部32に対して略垂直方向に延在する実装部34とを有する。また、図2に示すように、第2金属端子部30における実装部上面34bにも、実装部底面34aよりはんだ濡れ性の低いはんだ付着防止領域35が形成されている。
第2金属端子部30は、第1金属端子部20に対して対称に配置されていることを除き、上述した第1金属端子部20と同様の構成であるため、その詳細な説明については省略する。また、第2端子電極16と平板部32とを電気的及び物理的に接続している接合部44(図1参照)は、上述した接合部42と同様の構成である。
以下に、セラミックコンデンサ10の製造方法について説明する。
チップコンデンサ12の製造方法
まず、焼成後に誘電体層19となるグリーンシートを形成するために、グリーンシート用塗料を準備する。グリーンシート用塗料は、本実施形態では、誘電体材料の原料と有機ビヒクルとを混練して得られた有機溶剤系ペースト、または水系ペーストで構成される。
誘電体材料の原料としては、焼成後にチタン酸カルシウム、チタン酸ストロンチウム、チタン酸バリウムとなる各種化合物、たとえば炭酸塩、硝酸塩、水酸化物、有機金属化合物などから適宜選択され、混合して用いることができる。誘電体材料の原料として、例えば平均粒子径が0.2〜0.5μm程度の粉末状のものを用いることができるが、特に限定されない。
有機ビヒクルとは、バインダ樹脂を有機溶剤中に溶解したものである。有機ビヒクルに用いられるバインダ樹脂としては、特に限定されず、エチルセルロース、ポリビニルブチラール、アクリル樹脂などの通常の各種バインダ樹脂が例示される。
また、有機ビヒクルに用いられる有機溶剤も特に限定されず、アルコール、アセトン、メチルエチルケトン(MEK)、トルエン、キシレン、酢酸エチル、ステアリン酸ブチル、ターピネオール、ブチルカルビトール、イソボニルアセテートなどの通常の有機溶剤が例示される。なお、グリーンシート用塗料が水系ペーストである場合には、バインダ樹脂としてたとえばポリビニルアルコールなどの水溶性のものを用いればよい。
また、グリーンシート用塗料中には、必要に応じて各種分散剤、可塑剤、帯電除剤、誘電体、ガラスフリット、絶縁体などから選択される添加物が含有されても良い。
次に、上述のグリーンシート用塗料を用いて、キャリアシート上に、グリーンシートを形成する。グリーンシートの厚みは特に限定されないが、例えば2.0〜7.0μm程度とすることができる。グリーンシートは、キャリアシートに形成された後に乾燥される。
次に、グリーンシートの一方の表面に、焼成後に内部電極層18となる電極パターンを形成する。電極パターンの形成方法としては、特に限定されないが、印刷法、転写法、薄膜法などが例示される。グリーンシートの上に電極パターンを形成した後、乾燥することにより、電極パターンが形成されたグリーンシートを得る。
内部電極層用塗料は、各種導電性金属や合金からなる導電体材料、あるいは焼成後に上記した導電体材料となる各種酸化物、有機金属化合物、レジネート等と、有機ビヒクルとを混練して調製する。
内部電極層用塗料を製造する際に用いる導電体材料としては、NiやNi合金、さらにはこれらの混合物を用いることが好ましい。このような導電体材料は、球状、リン片状等、その形状に特に制限はなく、また、これらの形状のものが混合したものであってもよい。
有機ビヒクルは、グリーンシート用塗料のそれと同様に、バインダ樹脂および有機溶剤を含有するものである。バインダ樹脂としては、たとえばエチルセルロース、アクリル樹脂、ポリビニルブチラール、ポリビニルアセタール、ポリビニルアルコール、ポリオレフィン、ポリウレタン、ポリスチレン、または、これらの共重合体などが例示される。
また、溶剤としては、たとえばテルピネオール、ブチルカルビトール、ケロシン等公知のものはいずれも使用可能である。さらに、内部電極層用塗料中には、必要に応じて各種分散剤、可塑剤、帯電除剤、誘電体、ガラスフリット、絶縁体などから選択される添加物が含有されても良い。
次に、内部電極パターンが形成されたグリーンシートを、キャリアシートから剥離しつつ所望の積層数まで積層し、グリーン積層体を得る。なお、積層の最初と最後には、内部電極パターンが形成されていない外層用グリーンシートを、積層する。
その後、このグリーン積層体を最終加圧する。最終加圧時の圧力は、好ましくは10〜200MPaである。また、加熱温度は、40〜100℃が好ましい。さらに、積層体を所定サイズに切断し、グリーンチップを得る。得られたグリーンチップは熱処理(固化乾燥)される。熱処理の条件は特に限定されないが、減圧雰囲気下において、140〜180℃、2〜10時間とすることができる。
次に、熱処理後にグリーンチップに対して研磨を行う。研磨方法は特に制限されず、また、乾式であるか湿式であるかは問わないが、例えば湿式バレル研磨を採用することができる。
研磨後に脱バインダ処理を行う。脱バインダ処理の条件は特に限定されないが、例えば空気中または窒素雰囲気下で、昇温速度を5〜300℃/時間、保持温度を200〜400℃、温度保持時間を0.5〜20時間とすることができる。
続いて、グリーンチップの焼成を実施する。焼成条件は特に限定されないが、例えば還元雰囲気下で、昇温速度を50〜500℃/時間、保持温度を1000〜1400℃、温度保持時間を0.5〜8時間、冷却速度を50〜500℃/時間とすることができる。焼成後に、必要に応じてアニール処理、研磨等を施すことにより、図7に示すコンデンサ素体17を得る。
最後に、コンデンサ素体17に第1端子電極14及び第2端子電極16を形成する。端子電極14,16は、例えば端子電極用塗料を焼きつけて下地電極を形成した後、下地電極の表面にめっきによる金属被膜を形成することにより、作製する。なお、端子電極用塗料は、上記した内部電極層用塗料と同様にして調製することができ、端子電極用塗料の焼成条件は、例えば、加湿したNとHとの混合ガス中で600〜800℃にて10分間〜1時間程度とすることができる。
第1金属端子部20及び第2金属端子部30の製造方法
第1金属端子部20及び第2金属端子部30の製造では、まず、平板状の基材を準備する。基材の材質は、導電性を有する金属材料であれば特に限定されず、例えばNi,Cu,Sn,Fe,Zn,Al,Crから選ばれる少なくとも一種の元素を含む金属単体又は合金を用いることができる。
次に、基材を機械加工によりL字状に折り曲げ、平板部22及び実装部24の概略形状を形成する。さらに、L字状の中間部材に対して、めっき等により被覆層20b(図4参照)を形成し、金属端子部20,30を得る。被覆層形成処理の際、実装部上面24b,34bの基材表面にレジスト処理を施すことにより、実装部上面24b,34bに被覆層20bが形成されることを防止し、実装部上面24b,34bにはんだ付着防止領域25,35を形成する。これにより、実装部上面24b,34bと実装部底面24a,34aのはんだ濡れ性に、差異を発生させることができる。
なお、中間部材の全体に被覆層を形成した後、実装部上面24b,34bに形成された被覆層のみをレーザー剥離等で除去することにより、はんだ付着防止領域25,35を形成することも可能である。また、基材に被覆層20bを形成した後に、これをL字状に折り曲げる加工を行っても良い。
セラミックコンデンサ10の組み立て
上述のようにして得られたチップコンデンサ12と、一対の金属端子部20,30を準備し、チップコンデンサ12の端子電極14,16と金属端子部20,30の平板部22,32とをはんだで接合することにより、セラミックコンデンサ10を得る。
本実施形態に係るセラミックコンデンサ10は、図2に示すように、実装部上面24b,34bにはんだ付着防止領域25,35が形成されており、セラミックコンデンサ10を基板に実装する際に用いるはんだが、実装部上面24b,34bに過剰に付着することを防止することができる。したがって、セラミックコンデンサ10は、これを基板に実装する際に用いるはんだが、実装部底面24a,34a以外の部分に過度に付着することにより、セラミックコンデンサ10で発生した振動が実装基板に伝達し易くなり、これに伴い音鳴りが悪化する現象を、効果的に防止することができる。
また、金属端子部20,30を基材20a及び被覆層20bによって構成し、はんだ付着防止領域25,35には被覆層20bが形成されていない状態とすることにより、実装部底面24a、34aとはんだとの接合強度を好適に確保しつつ、はんだ付着防止領域25,35へのはんだの過度な付着を防止できる。また、このような構成とすることにより、はんだ付着防止領域25,35を、所望の位置に容易に形成することができる。
第2実施形態
図5は、本発明の第2実施形態に係るセラミックコンデンサの部分斜視図である。第2実施形態に係るセラミックコンデンサは、金属端子部50の平板部52が、第1実施形態に係る金属端子部20,30の平板部22,32と異なることを除き、第1実施形態に係るセラミックコンデンサ10と同様であるため、重複部分については説明を省略する。
図5に示すように、金属端子部50には、実装部上面24bだけでなく、平板部対向面52aの第1部分52aaにも、はんだ付着防止領域55が形成されている。第1部分52aaは、平板部対向面52aの一部であって、チップコンデンサ12の端面12aより実装部24側の部分であり、図5に示す態様では、実装部上面24bの端部に接続している。
第1部分52aaに形成されているはんだ付着防止領域55も、実装部上面24bに形成されているはんだ付着防止領域25と同様に、第1部分52aaに被覆層を形成せず、基材表面を露出させることによって形成することができる。第1部分52aaも、実装部上面24bと同様に、セラミックコンデンサを基板に実装する際に用いるはんだが、過剰に付着する恐れのある部分である。したがって、実装部上面24bに加えて、第1部分52aaにもはんだ付着防止領域55が形成されている金属端子50は、実装部底面24a以外の部分への過剰なはんだの付着及び音鳴きの発生を、より効果的に防止することができる。
第3実施形態
図6は、本発明の第3実施形態に係るセラミックコンデンサに含まれる金属端子部56の概略斜視図である。第3実施形態に係るセラミックコンデンサは、金属端子部56の平板部58が、第2実施形態に係る金属端子部50の平板部52と異なることを除き、第2実施形態に係るセラミックコンデンサと同様であるため、重複部分については説明を省略する。
図6に示すように、金属端子部56の平板部対向面58aにおける第2部分58abには、はんだ付着防止領域25,55よりはんだ濡れ性が高いはんだ付着領域59が形成されている。はんだ付着領域59が形成されている第2部分58abは、平板部対向面58aの他の一部であって、チップコンデンサ12の端面12aと対向する部分である。第2部分58abは、はんだ付着防止領域55が形成されている第1部分58aaより上方に位置する。
金属端子部56の平板部58は、図1に示す金属端子部20と同様に、はんだによって構成される接合部42によって、チップコンデンサ12の端子電極14に接続される。接合部42は、図5に示す第2部分58abと、端子電極14とを電気的かつ物理的に接続する。第2部分58abには、はんだ濡れ性が高いはんだ付着領域59が形成されているため、金属端子部56は、チップコンデンサ12との接合強度が高く、好適な耐久性を有する。
なお、はんだ付着領域59が形成されている第2部分58abは、実装部底面24a(図4参照)と同様に、基材20aを覆う被覆層20bを有していても良く、また、実装部底面24aとは異なる被覆層を有していても良い。また、第3実施形態に係るセラミックコンデンサは、第1及び第2実施形態に係るセラミックコンデンサと同様の効果を奏する。
第4実施形態
図7は、本発明の第4実施形態に係るセラミックコンデンサ10aを示す概略斜視図である。第4実施形態に係るセラミックコンデンサ10aは、第1及び第2金属端子部60,70における実装部64,74が、図2に示す第1及び第2金属端子部20,30と異なる他は、第1実施形態に係るセラミックコンデンサ10と同様であり、重複部分については説明を省略する。
図7に示すように、第1金属端子部60の実装部底面64aは、平板部22における平板部対向面22aに接続している。すなわち、第1金属端子部60は、平板部22から延出されており、平板部22を基準としてチップコンデンサ12側とは反対側にL字状に折り曲げられた実装部64を有している。
実装部64は、平板部22に対して略270°の角度を形成する実装部底面64aと、平板部22に対して略90°の角度を形成する実装部上面64bとを有しており、実装部上面64bには、はんだ付着防止領域65が形成されている。第1金属端子部60におけるはんだ付着防止領域65の形成方法は、図4等に示す第1金属端子部20と同様である。また、第2金属端子部70は、第1金属端子部60に対して対称に配置されていることを除き、第1金属端子部60と同様の構成である。第2金属端子部70は、平板部32と実装部74を有しており、実装部74は、実装部底面74aと、はんだ付着防止領域75が形成された実装部上面74bとを有する。
図7に示すセラミックコンデンサ10aは、実装部64,74が、平板部22,32に対してチップコンデンサ12の直下とは反対側に曲げられて形成されていることにより、チップコンデンサ12と実装部上面64b,74bとの空間が、はんだによって埋められてしまうことを確実に防止し、音鳴きの発生を防止することができる。また、セラミックコンデンサ10aは、平板部22,32の長さを短くし、低背化を図った場合でも、音鳴きの発生を効果的に防止することができる。
第5実施形態
図8は、本発明の第5実施形態に係るセラミックコンデンサ10bを示す概略斜視図である。セラミックコンデンサ10bは、2つのチップコンデンサ12と、第1金属端子部80と、第2金属端子部90とを有している。なお、一対の金属端子部80,90によって保持されるチップコンデンサの数は特に限定されず、このことは、他の実施形態に係るセラミックコンデンサでも同様である。2つのチップコンデンサ12と第1金属端子部80とを接続する接合部は、3対のアーム部86a,87a,88aを有する。
図8では、対になっているアーム部のうち、片方のアーム部86a,87a,88aしか表示されていないが、チップコンデンサ12の裏側に、他方のアーム部が配置されている。各アーム部86a,87a,88aは、平板部82に接続しており、チップコンデンサ12の端子電極16を挟み込んで把持する。第2金属端子部90も、第1金属端子部80と同様に、平板部92に接続する3対のアーム部96a〜98a,96b〜98bを有する。
また、金属端子部80,90は、図1に示す金属端子部20,30と同様に、実装部84,94を有し、実装部84,94の実装部上面84b,94bには、はんだ付着防止領域85,95が形成されている。
セラミックコンデンサ10bの接合部は、はんだではなく、アーム部86a〜88a,96a〜98a,96b〜98bによって構成されており、アーム部86a〜88a等は、弾性力によってチップコンデンサを保持する。したがって、セラミックコンデンサ10bは、アーム部86a〜88a等に端子電極14,16をはめ込むだけで、金属端子部80,90とチップコンデンサ12とを容易に組み立てることが可能であり、製造が容易である。また、セラミックコンデンサ10bは、セラミックコンデンサ10bを実装する際に接合部に伝わる熱により、金属端子部80,90とチップコンデンサ12との固定が外れてしまうことを防止できる。また、セラミックコンデンサ10bは、第1実施形態に係るセラミックコンデンサ10と同様の効果を奏する。
10,10a,10b…セラミックコンデンサ
12…チップコンデンサ
12a,12b…端面
14,16…端子電極
17…素体
18…内部電極層
19…誘電体層
20,30,50,56,60,70,80,90…金属端子部
22,32,52,58,82,92…平板部
22a,52a,58a…平板部対向面
24,34,64,74,84,94…実装部
24a,34a,64a,74a…実装部底面
24b,34b,64b,74b,84b,94b…実装部上面
25,35,55,65,75,85…はんだ付着防止領域
59…はんだ付着領域
42,44…接合部
52aa,58aa…第1部分
58ab…第2部分
86a〜87a,96a〜98a,96b〜98b…アーム部

Claims (7)

  1. 両端部に端子電極が形成されているチップ部品と、
    前記チップ部品の端面に対向するように配置される平板部対向面を有しており接合部を介して前記端子電極に接続される平板部と、前記平板部の一方の端部に接続しており前記平板部に対して略垂直方向に延在する実装部と、を有する一対の金属端子と、を有し、
    前記実装部は、前記平板部に対して略270度の角度を形成する実装部底面と、前記平板部に対して略90度の角度を形成する実装部上面とを有し、前記実装部上面には、前記実装部底面よりはんだ濡れ性が低いはんだ付着防止領域が形成されていることを特徴とする金属端子付きセラミック電子部品。
  2. 前記平板部対向面の第1部分には、前記はんだ付着防止領域が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の金属端子付きセラミック電子部品。
  3. 前記金属端子は、基材と当該基材の表面である基材表面の少なくとも一部を被覆する被覆層とを有し、前記はんだ付着防止領域では、前記基材表面が露出していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の金属端子付きセラミック電子部品。
  4. 前記基材は、Ni,Cu,Sn,Fe,Zn,Al,Crから選ばれる少なくとも一種の元素を含み、前記被覆層は、Sn,Ni,Cuから選ばれる少なくとも一種の元素を含むことを特徴とする請求項3に記載の金属端子付きセラミック電子部品。
  5. 前記実装部底面は、前記平板部対向面に接続していることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の金属端子付きセラミック電子部品。
  6. 前記平板部対向面の第2部分には、前記はんだ付着防止領域よりはんだ濡れ性が高いはんだ付着領域が形成されており、はんだによって構成される前記接合部が、前記第2部分と前記端子電極とを電気的かつ物理的に接続していることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の金属端子付きセラミック電子部品。
  7. 前記接合部は、前記金属端子における前記平板部に接続しており、前記チップ部品の前記端子電極を、挟み込んで把持する少なくとも一対の嵌合アーム部を有することを特徴とする請求項1から請求項5に記載の金属端子付きセラミック電子部品。
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