JP2014069698A - ブレーキペダル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作性要因の変更自由度を向上させ、周辺に空間を確保することができるようにした、ブレーキペダル装置を提供する。
【解決手段】ブレーキ操作力Fが入力されるペダル部11と、ペダル部11が一端に結合され、ラック12aが形成されていると共に、一定の軌道上を往復動する支持部12と、支持部12のラック12aに噛合するピニオン31とピニオン31に連動する歯車33とを含むギヤ機構30と、ギヤ機構30の歯車33とオペレーティングロッド50とを接続させる接続部40と、を備えたことを特徴としている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ギヤ機構を備えたブレーキペダル装置に関するものである。
一般に、自動車等の車両にフットブレーキとして搭載されるブレーキペダル装置には、吊下げ型或いはオルガン型といったタイプのものがある。吊下げ型の場合、ペダルアームの下部にペダル部が装備され、ペダルアームの上部は、マスタバック等のサーボ機構におけるオペレーティングロッドに接続される。また、ペダルアームは、このオペレーティングロッドとの接続部の近傍において、その上部を基軸にピン結合され、ペダル部の側が揺動可能に支持される。ペダル部にブレーキ操作力が加わるとペダルアームが揺動し、この揺動に連動してオペレーティングロッドが往復動する。このような吊下げ型のブレーキペダル装置は、例えば特許文献1に開示されている。
特開2008−56155号公報
ところで、ブレーキペダル装置は、運転者が足でペダル部を踏み込むことで操作するため、この踏み込み時の操作性又は操作フィーリング(以下、これらの操作性又は操作フィーリングをまとめて単に「操作性」という)が重要である。このブレーキペダル装置の操作性は種々の要因(以下、「操作性要因」という)に依存する。かかる操作性要因としては、ブレーキペダル装置が操作されていないときのペダル部の位置(即ち、ブレーキ操作開始時のペダル部の位置、以下、「着力点の位置」という)、ブレーキペダル装置のストローク方向やストローク長、ブレーキペダル装置における基軸及びペダル部の距離と基軸及びオペレーティングロッドの接続箇所の距離との比(以下、「ペダル倍力比」という)といったものが挙げられる。例えば、ブレーキペダル装置の着力点の位置が高いと、アクセルペダル等の他のペダルからの踏み替え操作がし難く操作性が悪化してしまうため、着力点の位置は操作性に影響する。
特許文献1のような吊下げ型のブレーキペダル装置では、その上部に設けられた基軸と下部に設けられたペダル部との間が板状のブレーキアームで結合されている。このため、ブレーキアームの形状やサイズや配置を変更することで、例えば、ペダル部の位置や、基軸の位置や、ブレーキアーム上部のオペレーティングロッドとの接続部の位置等を変更することにより操作性要因を変更することができる。しかしながら、基軸の位置やオペレーティングロッドとの接続部の位置といった操作性要因は、ブレーキペダル装置の装着位置を設定する条件等の様々な前提条件により、変更自由度が小さい。このため、従来の吊下げ型のブレーキペダル装置では、操作性要因の変更範囲に限りがある。
また、ブレーキアームは、操作時に側面視で扇型の軌跡をなして揺動するので、その揺動範囲に空間を確保することが必要となり、ブレーキアームの周辺に他の部材を配置するうえでの制約になる。
本発明は、かかる課題に鑑み創案されたものであり、操作性要因の変更自由度を向上させ、周辺に空間を確保することができるようにした、ブレーキペダル装置を提供することを目的とする。
(1)上記の目的を達成するために、本発明のブレーキペダル装置は、ブレーキ操作力が入力されるペダル部と、前記ペダル部が一端に結合され、ラック(平板歯)が形成されていると共に、一定の軌道上を往復動する支持部と、前記支持部の前記ラックに噛合するピニオンと前記ピニオンに連動する歯車とを含むギヤ機構と、前記ギヤ機構の前記歯車とオペレーティングロッドとを接続させる接続部と、を備えたことを特徴としている。すなわち、前記ギヤ機構を介して前記ペダル部の動きが前記オペレーティングロッドに伝達される。なお、前記オペレーティングロッドは、ブレーキ操作力を倍力するサーボ機構のオペレーティングロッドや、前記ブレーキ操作力を油圧に変換するマスタシリンダのオペレーティングロッドを含むものである。
(2)前記支持部は、前記軌道に沿った直線状又は曲線状に形成されることが好ましい。
(3)前記接続部は、前記ギヤ機構の前記歯車の外周から突出して設けられるアーム部であることが好ましい。
(4)前記ギヤ機構の前記歯車には、セクター歯車が用いられることが好ましい。
本発明のブレーキペダル装置では、運転者によりブレーキ操作がされるとペダル部に結合された支持部が移動し、この移動により一定の軌道上を往復動する支持部に形成されたラックに噛合するピニオンが回転する。ギヤ機構においては、ピニオンと歯車とが連動するため、これらの各歯数に応じた所定のギヤ比で歯車が回転する。そして、ギヤ機構の歯車とオペレーティングロッドとを接続させる接続部により、歯車の回転がオペレーティングロッドに伝達されて、オペレーティングロッドが移動する。このように、本発明のブレーキペダル装置では、ギヤ機構を介してペダル部の動きがオペレーティングロッドに伝達される。このため、ブレーキ操作がされると、ギヤ機構における所定のギヤ比に対応するペダル倍力比でオペレーティングロッドが移動される。したがって、ギヤ機構におけるギヤ比を適宜設定することにより、ペダル倍力比を自在に変更することができる。
ブレーキペダル装置のストローク長は、ブレーキ操作時において支持部のラックがピニオンと噛合する部分の長さに対応する。したがって、支持部に形成されるこのラックの長さを適宜設定することで、ブレーキペダル装置のストローク長を自在に変更することができる。さらに、上記のように自在に変更可能なペダル倍力比を考慮してストローク長を設定することもできる。
ピニオンの外周の接線方向に沿ってラックが配置されていれば、ピニオンとラックとは噛合する。このため、支持部はそのラックがピニオンの外周に沿っていれば種々の方向に向けて配置可能である。また、ブレーキペダル装置のストローク方向はペダル部が動く方向であり、この方向は支持部の配置方向に対応する。これらより、支持部を種々の方向に向けて配置することにより、ブレーキ操作時のストローク方向を自在に変更することができる。
上記のように、ブレーキペダル装置のストローク長やストローク方向を適宜設定することで、着力点の位置を自在に変更することができる。
このように、本発明のブレーキペダル装置によれば、ペダル倍力比,ストローク長,ストローク方向及び着力点の位置といった種々の操作性要因を自在に変更することができるため、かかる操作性要因の変更自由度を向上させることができる。
また、本発明のブレーキペダル装置では、ペダル部の動きのオペレーティングロッドへの伝達がギヤ機構を介して行なわれるため、従来のブレーキペダル装置のようにペダルアーム等の部材が揺動することがない。つまり、ブレーキペダル装置の周辺に揺動範囲の空間を確保する必要がない。したがって、ブレーキペダル装置の周辺の空間を確保することができる。延いては、ブレーキペダル装置の周辺に他の部材を配置するうえでの制約を軽減させることができる。
また、本発明のブレーキペダル装置では、ペダル部とオペレーティングロッドとの間にギヤ機構が介装されているため、ギヤ機構は、ペダル部とオペレーティングロッドとの間の距離を調整するスペーサとして機能する。したがって、ピニオンの外径や歯車の外径の変更等によりギヤ機構の長さを適宜設定することで、オペレーティングロッドを有する種々の部材の配設箇所にかかる制約を軽減させることができる。これにより、空間の制約がある場合であっても、ブレーキペダル装置の配設箇所を確保することができる。
このように、本発明のブレーキペダル装置によれば、ブレーキペダル装置の周辺の空間を確保することができ、周辺に他の部材を配置するうえでの制約を軽減させることができるため、キャブオーバ型のトラック等のブレーキペダル装置周辺において空間の制約が厳しい車両に適用することが効果的である。
本発明の第1実施形態に係るブレーキペダル装置を模式的に示す側面図(車両側方から視た図)である。 本発明の第1実施形態に係るブレーキペダル装置のギヤ機構を取り出して示す立面図(車両後方から視た図)である。 本発明の第2実施形態に係るブレーキペダル装置を模式的に示す側面図である。この図3では、二点鎖線でその変形例を示す。 本発明のその他の実施形態に係るブレーキペダル装置のギヤ機構を取り出して模式的に示す立面図である。 本発明のその他の実施形態に係るブレーキペダル装置のペダル部及びその支持部を取り出して示す上面図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。ここでは、本発明のブレーキペダル装置が、キャブオーバ型のトラックに適用された例を説明するが、本ブレーキペダル装置は、キャブオーバ型のトラックに限られず、ブレーキペダル装置を搭載したその他の自動車等の車両に適用することが可能である。なお、本実施形態では、車両の進行方向を前方とし、前方を基準に左右方向(車幅方向)を定め、重力の方向を下方とし、その逆を上方として説明する。
〔第1実施形態〕
[構成]
本実施形態のブレーキペダル装置は、車両を制動させるブレーキ機構の一部を構成しており、運転者によるブレーキ操作力が入力され、このブレーキ操作力を伝達するものである。図示しないが、具体的には、かかるブレーキ機構は、ブレーキ操作力の伝達する順に、本発明のブレーキペダル装置と、このブレーキペダル装置に連動する第1オペレーティングロッドを有するサーボ機構と、このサーボ機構で倍力されたブレーキ操作力が第2オペレーティングロッド(プッシュロッド)から入力され、このブレーキ操作力を油圧に変換するマスタシリンダと、このマスタシリンダに一端が接続され、ABSハイドリックユニット等の制御部を介した作動油路と、この作動油路の他端に接続された各車輪のホイールシリンダと、これらのホイールシリンダの作動によりシューやパッドが摺動され、各車輪と一体に回転するドラムやディスクといったロータを備えて車両に搭載されている。
よって、運転者によりブレーキ操作がされると、本ブレーキペダル装置に連動して第1オペレーティングロッドが移動し、第1オペレーティングロッドに伝達されたブレーキ操作力は、サーボ機構で倍力されて第2オペレーティングロッドに出力され、この第2オペレーティングロッドを介してマスタシリンダに伝達される。倍力されたブレーキ操作力はマスタシリンダで油圧に変換され、この油圧が作動油路を介して各ホイールシリンダを作動させ、各ロータを通じて各車輪が制動される。このようにして、運転者によるブレーキ操作力が伝達されて車両が制動される。
なお、ブレーキ機構には、サーボ機構は必須ではない。例えば、ブレーキ機構において、本ブレーキペダル装置にマスタシリンダにブレーキ操作力を入力する第2オペレーティングロッドが連結され、ブレーキペダル装置と第2オペレーティングロッドとが連動するように構成されていてもよい。
以下、図面を参照して、本実施形態のブレーキペダル装置の構成を説明する。
図1に示すように、ブレーキペダル装置1は、フロア5の上部に立設されたサポートブラケット6に取り付けられている。このブレーキペダル装置1は、ブレーキ操作力Fの伝達する順に、収容部20に収容されるブレーキペダル10と、このブレーキペダル10の動きと連動して回動し、上下方向に配置された複数の歯車を有するギヤ機構30と、このギヤ機構30の歯車と連動するアーム部(接続部)40とを有する。このブレーキペダル装置1は、アーム部40を介してオペレーティングロッド50(二点鎖線で示す)と連動する。つまり、ブレーキペダル装置1は、運転者のブレーキ操作に連動してオペレーティングロッド50を移動させるものである。
ブレーキペダル10は、車両前後方向に沿った直線形状に形成され、運転者のブレーキ操作により往復動するものである。このブレーキペダル10は、ブレーキ操作力Fの伝達する順に、踏力面11aを有するペダル部11と、このペダル部11が一端(車両後側の端部)に結合された支持部12とを有する。
ペダル部11は、運転者によるブレーキ操作力Fが入力される部位である。このペダル部11では、踏力面11aが運転者により踏み込まれることでブレーキ操作が行なわれ、これにより入力されたブレーキ操作力Fはペダル部11に結合された支持部12に伝達される。
支持部12は、棒状であって横断面(車幅方向に沿った方向の断面)が矩形又は円形の部材であり、ここでは直線状に形成されている。この支持部12には、その上面部にラック(平板歯)12aが形成されている。このラック12aは、ブレーキペダル装置1のストローク長に合わせた長さで形成される。なお、このラック12aには、後述する第1歯車(ピニオン)31が噛合しており、この第1歯車31の外周の接線に沿って支持部12が配置されている。なお、支持部12は、第1歯車31の外周の接線に沿っていれば任意の角度で配置することができる。
収容部20は、側面視で支持部12の配置角度に沿って配設され、支持部12の形状に対応した形状の空洞を有する鞘状の部材である。この収容部20は、一端(車両前側の端部)に底部20aを有し、フロア5或いはサポートブラケット6に固設されており、ブレーキペダル10の支持部12が出し入れされる。また、収容部20には、支持部12の出し入れを案内するガイド(図示略)が設けられている。例えば、支持部12の延在方向(車両前後方向)に沿って凹状又は凸状の溝又は突条が形成され、かかる溝又は突条に対応する凸状又は凹状の部位(突条又は溝)が収容部20の内部に形成されている。この場合、収容部20の凸状又は凹状の部位が、支持部12を安定させて案内するガイドとして機能する。
これらのブレーキペダル10と収容部20との間には、リターンスプリングSが設けられている。リターンスプリングSは、その一端(車両前側の端部)が収容部20の底部20aに固定され、その他端(車両後側の端部)がブレーキペダル10の支持部12の他端12b(車両前側の端部)に結合されている。なお、リターンスプリングSは、押される力に対して収縮しながら反力が作用するコイルバネ等の圧縮バネである。
すなわち、ブレーキペダル10及び収容部20では、運転者によりブレーキ操作がされると、ブレーキ操作力Fがペダル部11から入力され、ペダル部11及びこれに結合された支持部12が、リターンスプリングSを収縮させながら、収容部20に案内されて移動する。この際、支持部12の一部が収容部20に収容される。一方、運転者によるブレーキ操作が解除されると、リターンスプリングSの反力が支持部12の他端12bから作用して、ブレーキペダル10が押し戻されながら移動する。この際、収容されていた支持部12の一部が収容部20から押し出される。このように、ペダル部11及びこれに結合された支持部12を有するブレーキペダル10は、その移動が収容部20に案内され、一定の軌道上を往復動するように構成されている。換言すれば、支持部12は、その往復の軌道に沿った直線状に形成されている。
ギヤ機構30は、ブレーキペダル10とオペレーティングロッド50との間に介装され、ブレーキペダル10の往復動を回動に変換して伝達するものである。
図1及び図2に示すように、ギヤ機構30は、ブレーキ操作力Fの伝達する順に、第1歯車(ピニオン)31と第2歯車32と第3歯車33とを有する。
第1歯車31は、ブレーキペダル10のラック12a(図1参照)及び第2歯車32に噛合し、第1中心軸線C1を中心として回動するものである。この第1歯車31は、第1中心軸線C1を軸心とする第1軸部材31aに軸支されている。この第1軸部材31aはサポートブラケット6に固設されている。つまり、第1歯車31は、ブレーキペダル10の往復動を回動に変換し伝達するものである。
第2歯車32は、上記の第1歯車31の他に第3歯車33に噛合し、第2中心軸線C2を中心として回動するものである。この第2歯車32は、第1歯車32に対する第1軸部材31aと同様に、その回動中心と同心に設けられた第2軸部材32aに軸支され、この第2軸部材32aはサポートブラケット6に固設されている。つまり、第2歯車32は、これ自体の歯数と第1歯車31の歯数とに応じたギヤ比で回動を伝達し、第1歯車31の回動を反転させてその回動を伝達する反転歯車である。
第3歯車33は、第3中心軸線C3を中心として回動するものである。この第3歯車33は、これ自体の歯数と第2歯車32の歯数とに応じたギヤ比で回動を伝達し、第1歯車31と同方向に回動するものである。この第3歯車33は、上記の歯車31,32と同様に、その回動中心と同心に設けられた第3軸部材33aに軸支され、この第3軸部材33aはサポートブラケット6に固設されている。
このように、各歯車31,32,33は隣接する歯車と噛合しており、例えば第2歯車32及び第3歯車33は第1歯車31に連動する歯車である。また、これらの歯車31,32,33の各歯数は、例えばギヤ機構30において伝達されるブレーキ操作力の倍力度合等を考慮して任意に設定することができる。
第3歯車33には、この外周から突出したアーム部40が固定されている。つまり、アーム部40は、第3歯車33の回動と一体に連動するように設けられている。なお、図1及び図2には、アーム部40が第3歯車33の径方向に沿ったものを例示しているが、これに限られず、アーム部40は、第3歯車33の径方向に沿っていなくても、この歯車33の外周から突出していればよい。また、アーム部40が、第3歯車33の左方の上部に固定されたものを例示しているが、これに限られず、アーム部40が第3歯車33の右方又は中間部若しくは下部に固定されていてもよい。
図1に示すように、アーム部40は、ギヤ機構30とオペレーティングロッド50とを接続させる腕状の部位であり、例えば直方体形状に形成されている。これらのアーム部40とオペレーティングロッド50とは、例えばピン部材を介して互いに枢支することにより接続されている。このアーム部40は、その先端部(第3中心軸線C3から遠い側の端部)40aに、オペレーティングロッド50の一端(車両前側の端部)側の部分が接続されている。
このように、ブレーキペダル装置1は、オペレーティングロッド50と連結されており、このオペレーティングロッド50は、ここではプッシュロッド型のサーボ機構(図示略)に接続されている。
なお、オペレーティングロッド50は、その他端(車両後側の端部)を起点に上下方向の揺動が許容されるように構成されている。つまり、アーム部40の先端部40aが第3中心軸線C3を中心とした円弧状の軌跡で移動する際には、僅かな上下方向の移動を伴いつつ車両前後方向に移動するが、オペレーティングロッド50は、このようなアーム40の上下方向の移動を許容しつつサーボ機構のバルブプランジャ(何れも図示略)に当接するように構成されている。
[作用及び効果]
本発明の第1実施形態にかかるブレーキペダル装置1は、上記のように構成されるため、以下のような作用及び効果を得ることができる。
運転者によりブレーキ操作がされると、ペダル部11にブレーキ操作力Fが入力されて、ペダル部11に結合された支持部12がリターンスプリングSを圧縮しながら移動し、この移動により支持部12に形成されたラック12aに噛合する第1歯車31が回転する。ギヤ機構30においては、第1歯車31と第2歯車32及び第3歯車33とが連動するため、これらの各歯数に応じた所定のギヤ比で各歯車31,32,33が回転する。そして、第3歯車33とオペレーティングロッド50とを接続しているアーム部40により、第3歯車33の回転がオペレーティングロッド50に伝達されて、このオペレーティングロッド50が移動する。ここでは、オペレーティングロッド50が車両後方に向けて移動する。
一方、運転者によるブレーキ操作が解除されると、ペダル部11へのブレーキ操作力Fが作用しなくなり、リターンスプリングSが伸張しようとする方向への反力により、支持部12が収容部20から押し出されるように移動し、この支持部12に結合されたペダル部11も押し戻されるように移動する。これに伴って、支持部12に形成されたラック12aと噛合する第1歯車31がブレーキ操作時とは逆方向に回転し、これと噛合し連動する第2歯車32及び第3歯車33も回転する。この第3歯車33に固定されたアーム部40は、第3歯車33と連動し、このアーム部40に接続されたオペレーティングロッド50がブレーキ操作時とは逆方向(車両前方に向けた方向)に移動する。
このように、ブレーキペダル装置1では、ギヤ機構30を介してペダル部11の動きがオペレーティングロッド50に伝達される。このため、運転者によるブレーキ操作がされると、ギヤ機構30における所定のギヤ比に対応するペダル倍力比でオペレーティングロッド50が移動される。したがって、ギヤ機構30における各歯車31,32,33の歯数を適宜設定することにより、ペダル倍力比を自在に変更することができる。
なお、ペダル倍力比とは、ブレーキペダル装置1において、ブレーキ操作力が倍力される度合を表すものであり、課題の欄で上述したペダル倍力比を含む概念を意味する。
ブレーキペダル装置1のストローク長は、ブレーキ操作時において支持部12のラック12aが噛合する長さに対応する。したがって、支持部12に形成されるラック12aの長さを適宜設定することで、ブレーキペダル装置1のストローク長を自在に変更することができる。さらに、上記のように自在に変更可能なペダル倍力比を考慮してストローク長を設定することもできる。
第1歯車31の接線方向に沿って配置されたブレーキペダル10の支持部12は、その配置角度が任意であるため、支持部12を種々の方向に向けて配置することができ、ブレーキ操作時のストローク方向を自在に変更することができる。
上記のように、ブレーキペダル装置1のストローク長やストローク方向を適宜設定することで、着力点の位置を自在に変更することができる。
このように、本実施形態のブレーキペダル装置1によれば、ペダル倍力比,ストローク長,ストローク方向及び着力点の位置といった種々の操作性要因を自在に変更することができるため、かかる操作性要因の変更自由度を向上させることができる。
また、ブレーキペダル装置1では、ペダル部11の動きのオペレーティングロッド50への伝達がギヤ機構30を介して行なわれるため、従来の一般的なブレーキペダル装置のように揺動することがない。つまり、ブレーキペダル装置1の周辺に揺動範囲の空間を確保する必要がない。したがって、ブレーキペダル装置1の周辺の空間を確保することができる。延いては、ブレーキペダル装置1の周辺に他の部材を配置するうえでの制約を軽減させることができる。
また、ギヤ機構30は、ペダル部11とオペレーティングロッド50との間に介装されているため、ペダル部11とオペレーティングロッド50との間の距離を調整するスペーサとして機能する。したがって、各歯車31,32,33の外径や歯数の変更等によりギヤ機構33の上下方向や前後方向の長さを適宜設定することで、オペレーティングロッド50やこれに接続される部材の配設箇所にかかる制約を軽減させることができる。これにより、空間の制約がある場合であっても、ブレーキペダル装置1の配設箇所を確保することができる。
このように、本実施形態のブレーキペダル装置1によれば、この周辺の空間を確保することができ、周辺に他の部材を配置するうえでの制約を軽減させることができるため、キャブオーバ型トラックのように、ブレーキペダル装置1周辺において空間の制約が厳しい車両に適用することが効果的である。
また、第3歯車33には、この径方向に沿ってこの外周から突出したアーム部40が設けられているため、側面視でオペレーティングロッド50と第3歯車33とが重なることがなく、オペレーティングロッド50と第3歯車33との間に空間を確保することにより、これらの干渉を確実に回避することができる。
ブレーキペダル装置1では、オペレーティングロッド50が、ブレーキ操作がされると車両後方に向けて移動し、ブレーキ操作が解除されると車両前方に向けて移動するように往復動する。このため、オペレーティングロッド50によりブレーキ操作力Fが伝達されるプッシュロッド型のサーボ機構をブレーキペダル装置1の車両後方側に配置することができ、車両前方側に空間の余裕がないキャブオーバ型トラックに好適である。
〔第2実施形態〕
次に、図面を用いて本発明の第2実施形態について説明する。本発明の第2実施形態にかかるブレーキペダル装置は、第1実施形態とは、ブレーキペダルの支持部の形状とこれに対応する収容部の形状とが異なり、また、ギヤ機構の第3歯車及びこの周辺構成が異なる。以下の説明では、これらの異なる点を説明する。
なお、ここでいう異なる点を除いては上述の第1実施形態の構成と同様の構成になっており、これらについては、同様の符号を付し、詳細な説明を省略する。また、上述した第1実施形態に関わらず、かかる趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。第2実施形態の各構成は、必要に応じて取捨選択することができ、適宜組み合わせてもよい。
[構成]
図3に示すように、本実施形態のブレーキペダル装置1′は、ブレーキペダル10′の支持部12′が、棒状であって横断面(車幅方向に沿った方向の断面)が矩形又は円形の部位であり、下に凸の曲線状に形成されている。この支持部12′の上面部にはラック12aが形成されている。また、支持部12′を収容する収容部20′は、支持部12′の形状に対応する形状の空洞を有して形成されている。ここでは、支持部12′が下に凸の形状のものを例示するが、これに限られず、図3に二点鎖線で示すように、支持部12′が上に凸の曲線状に形成されていてもよい。この場合、収容部20′(二点鎖線で示す)は、上に凸の曲線状に形成された支持部12′の形状に対応する形状の空洞を有して形成される。
ギヤ機構30′の第3歯車33′は、第2歯車32に噛合する歯以外の一部を切り欠いて形成されたセクタ−歯車が用いられている。図3では、第3歯車33′の上部と車両前方側の中央部及び下部の間の部分とを切り欠いたセクター歯車を例示している。
この第3歯車33′には、ピン部(接続部)40′が固定されている。つまり、ピン部40′は、第3歯車33′と一体に連動するように設けられている。このピン部40′は、第3歯車33′を貫通して車幅方向に突設され、例えば円柱状に形成されたものである。なお、図3には、ピン部40′が、第3歯車33′の上部に固定されたものを例示しているが、これに限られず、第3歯車33′の切り欠かれていない任意の箇所にアーム部40′が設けることができる。
ピン部40′には、リターンスプリングS′の一端(上端)が掛着されている。このリターンスプリングS′の他端(下端)は、サポートブラケット6において車両前側に突設された突部6aに固定されている。なお、図3では、第3歯車33′の右方に突設されたピン部40′にリターンスプリングS′の一端が掛着されたものを例示するが、第3歯車33′の左方に突設されたピン部40′にリターンスプリングS′の一端が掛着されてもよい。
また、ピン部40′は、オペレーティングロッド50の一端(車両前側の端部)側の部分を枢支している。つまり、ピン部40′は、ギヤ機構30とオペレーティングロッド50とを接続している。なお、図3では、第3歯車33′の右方に突設されたピン部40′にオペレーティングロッド50が接続されたものを例示するが、第3歯車33′の左方に突設されたピン部40′にオペレーティングロッド50が接続されてもよい。
[作用及び効果]
したがって、第2実施形態のブレーキペダル装置1′によれば、ブレーキ操作時のペダル部11の軌跡は、このペダル部11に結合された支持部12′が往復動する一定の軌道に応じたものとなる。このため、ブレーキ操作時のペダル部11の軌跡は、支持部12′の形状に対応する下に凸の曲線状な軌跡を描く。この下に凸な曲線状の軌跡は、従来の一般的なブレーキペダル装置のうち吊下げ型のものの軌跡に対応する。なお、支持部12′の形状が上に凸の曲線状(図3の二点鎖線参照)であれば、ブレーキ操作時のペダル部11の軌跡も上に凸の曲線状なものとなり、この上に凸の曲線状の軌跡は、従来の一般的なブレーキペダル装置のうちオルガン型のものの軌跡に対応する。したがって、従来のブレーキペダル装置の操作フィーリングに合わせることができる。
また、第3歯車33′には第2歯車32に噛合する歯以外の一部を切り欠いて形成されたセクター歯車が用いられているため、ブレーキ操作力の伝達する機能はそのままに第3歯車33′の体積を減少させることができる。よって、空間の制約に強くなり、軽重化に寄与する。
[その他]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
上述の実施形態では、ブレーキ操作時にオペレーティングロッドが車両後方に向けて移動するものを示したが、これに限られず、オペレーティングロッドが車両前方に向けて移動するように構成されていてもよい。この前提としては、アーム部やピン部等の接続部が例えば第3歯車の下部といった箇所に設けられ、接続部がギヤ機構の歯車と連動して車両前方に向けて移動するように構成される。この場合、オペレーティングロッドが操作するサーボ機構は、プルロッド型のものを用いる。
上述の実施形態では、ギヤ機構の第3歯車にアーム部やピン部が固定されたものを示したが、アーム部やピン部に替えて、第3歯車にオペレーティングロッドを接続する穴(接続部)を形成してもよい。この場合、例えばオペレーティングロッドの一端をフック状に形成し、或いは、オペレーティングロッドの一端にフック状の部材を連結し、このフック状の部位を穴に掛着することで、第3歯車とオペレーティングロッドとは接続される。
上述の実施形態では、ギヤ機構の各歯車が上下方向にのみ設けられたものを説明したが、これに替えて、以下のように左右方向にも歯車が設けられているギヤ機構を用いてもよい。
図4に示すように、ギヤ機構60は、ブレーキ操作力の伝達する順に、第1ギヤ61と、この第1ギヤ61に連動する第2ギヤ62と、この第2ギヤに連動する第3ギヤ63とを有する。
第1ギヤ61は、一方の歯車(ピニオン)61aと他方の歯車61bとを有する。一方の歯車61aは、ブレーキペダル10の支持部12に形成されたラック12a(何れも図1又は図3参照)と噛合している。これらの歯車61a,61bは、回動中心が第1中心軸線CAに一致されて同心に配置されており、他方の歯車61bは、一方の歯車61aの回動と一体に回動する。また、各歯車61a,61bは、それぞれの有する歯数が異なる。つまり、第1ギヤ61では、ブレーキペダル10の往復動を回動に変換し、この回動を一方の歯車61aの歯数及び他方の歯車61bの歯数に応じてギヤ比で伝達する機能を有する。なお、図4では、一方の歯車61aが左方に位置し、他方の歯車61bが右方に位置するものを示している。
第2ギヤ62は、一方の歯車62aと他方の歯車62bとを有し、これらの歯車62a,62bは、回動中心が第2中心軸線CBと一致されて同心に配置されており、一方の歯車62aと他方の歯車62bとが一体に回動する。この一方の歯車62aは、第1ギヤ61の他方のギヤ61bと噛合している。また、各歯車62a,62bは、それぞれの有する歯数が異なる。つまり、第2ギヤ62では、第1ギヤ61の他方のギヤ61bから伝達された回動を、一方の歯車62aの歯数及び他方の歯車62bの歯数に応じたギヤ比で伝達する機能を有する。なお、図4では、一方の歯車62aが右方に位置し、他方の歯車62bが左方に位置するものを示している。
第3ギヤ63は、第2ギヤ62の他方のギヤ62bに噛合する歯車であり、その回動中心を第3中心軸線CCとして構成されている。この第3ギヤ63には、アーム部40(上述の第1実施形態のものと同様)が固定されている。このアーム部40には、オペレーティングロッド50(何れも図1参照)が連結されている。なお、第3ギヤ63には、アーム部40に替えて、第2実施形態で上述のピン部40′が固定されていてもよい。
このように、ギヤ機構60が歯車を上下方向のみならず左右方向にも設けられていれば、ギヤ機構60におけるギヤ比を更に幅広く変更することができ、かかるギヤ比の変換効率を向上させることができる。また、ギヤ機構60において、入力されたブレーキ操作力を左右方向にシフトして出力し伝達することができる。
また、上述の実施形態では、ギヤ機構が3つの歯車を有するものを示したが、これに限られず、ギヤ機構は、少なくとも2つの歯車を有していればよい。
また、上述の実施形態では、ギヤ機構がブレーキペダルの上方に設けられたものを例示したが、ギヤ機構がブレーキペダルの下方に設けられていてもよい。この場合、ブレーキペダルの下面部にラックが形成され、このラックに噛合するピニオンとこのピニオンに噛合する歯車とを有するギヤ機構が設けられる。
上述の実施形態では、ブレーキペダルが車両前後方向に沿った直線形状に形成されたものを説明したが、これに限られず、以下のように湾曲形状が形成されたブレーキペダルを用いてもよい。
図5に示すように、ブレーキペダル100は、ラック120aが形成されている一端側(車両前側)とペダル部110が結合されている他端側(車両後側)とが左右方向にシフトするような形状に形成されている。このブレーキペダル100では、その車両前後方向中間に第1湾曲部121と第2湾曲部122とこれらの湾曲部121,122の間に延在する直線部123とを有する。これらの湾曲部121,122はそれぞれ、支持部120の車両前後方向に沿った直線形状の部分を車両左右方向に湾曲させる部位である。
ブレーキペダル100の支持部120においては、その一端から他端に向かって、ラック120aと第1湾曲部121との間が車両前後方向に沿った直線形状に形成され、第1湾曲部121で右方に湾曲されて形成され、直線部123が車両前後方向と車両左右方向との間の方向に沿って直線形状に形成され、第2湾曲部122で左方に湾曲されて形成され、この第2湾曲部122とペダル部110との間が車両前後方向に沿った直線形状に形成されている。
このように、ブレーキペダル100がその一端側と他端側とが左右方向にシフトするような形状に形成されていれば、ブレーキペダル100のペダル部110の左右方向位置を所望の箇所に変更することができ、操作性を向上させることができる。また、入力されたブレーキ操作力を左右方向にシフトしてギヤ機構に出力し伝達することができるため、ギヤ機構やその先に接続されるオペレーティングロッド等の配設箇所の制約を軽減させることができる。
また、ブレーキペダルの支持部は、その往復動の軌道に沿って、上述の第1実施形態では直線状に形成され、上述の第2実施形態では曲線状に形成されるものを示し、この支持部の形状が、ブレーキ操作時のペダル部の軌跡に対応することを上述した。したがって、逆に言えば、支持部の形状を、所望のペダル部の軌跡に対応する形状に形成すれば、所望のペダル部の軌跡を設定することができる。これにより、ブレーキ操作時のペダル部の軌跡を自在に設定することができる。
また、上述の第1実施形態では、リターンスプリングが収容部とブレーキペダルの支持部との間に設けられ、上述の第2実施形態では、リターンスプリングがピン部とサポートブラケットとの間に設けられたものを示したが、これらのリターンスプリングを何れも配設してもよい。この場合、ブレーキ操作が解除された際にブレーキペダルをより確実に元の位置(着力点の位置)に戻すことができる。
本発明のブレーキペダル装置は、車両のみならず、ブレーキ機構を搭載した産業機械等の種々のものにも適用することができる。
1 ブレーキペダル装置
10 ブレーキペダル
11 ペダル部
12 支持部
12a ラック
20 収容部
30 ギヤ機構
31 第1歯車(ピニオン)
32 第2歯車
33 第3歯車
40 アーム部(接続部)
50 オペレーティングロッド
S リターンスプリング
F ブレーキ操作力

Claims (4)

  1. ブレーキ操作力が入力されるペダル部と、
    前記ペダル部が一端に結合され、ラックが形成されていると共に、一定の軌道上を往復動する支持部と、
    前記支持部の前記ラックに噛合するピニオンと前記ピニオンに連動する歯車とを含むギヤ機構と、
    前記ギヤ機構の前記歯車とオペレーティングロッドとを接続させる接続部と、を備えた
    ことを特徴とする、ブレーキペダル装置。
  2. 前記支持部は、前記軌道に沿った直線状又は曲線状に形成された
    ことを特徴とする、請求項1記載のブレーキペダル装置。
  3. 前記接続部は、前記ギヤ機構の前記歯車の外周から突出して設けられたアーム部である
    ことを特徴とする、請求項1又は2記載のブレーキペダル装置。
  4. 前記ギヤ機構の前記歯車には、セクター歯車が用いられた
    ことを特徴とする、請求項1〜3の何れか1項に記載のブレーキペダル装置。
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