JP2014069582A - エアバッグ装置 - Google Patents

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孝 重村
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Abstract

【課題】インフレータガスの流れを変える整流布を有し、保護布を利用することにより耐熱性を向上させたエアバッグ装置を提供する。
【解決手段】
本発明のエアバッグ装置は、エアバッグの一部に開口部を形成する一方、この開口部の周囲に補強布を重合し縫着しており、上記補強布の外周縁部から直径方向にそれぞれ、開口部以上の幅を有する2本の帯状部を一体に延出すると共に、これら帯状部を開口部前方で環状をなすよう縫着し、インフレータから噴出する膨張用ガスの流れを変える整流布とを備える。整流布の縫製部分には別体の保護布が整流布と重合されて縫着してあり、縫製されていない側の保護布の端縁が膨張用ガスの流入時に縫製部分を覆うように縫製部先端側に折り返されるよう構成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、自動車の衝突安全性を向上するためのエアバッグ装置に関するものである。
従来、この種のエアバッグ装置では、エアバッグの外周壁を構成するエアバッグ本体内に膨張用ガスを前後方向に流す整流布を設けているものがある(例えば、特許文献1参照)。このエアバッグ装置では、エアバッグへの膨張用ガスの流入時に整流布が前後方向へ膨張用ガスを流してエアバッグ本体を膨張させることから、エアバッグ本体が広く展開しつつ乗員側下方への展開膨張を完了させることができた。
特開2007−22327号
しかしながら、エアバッグ装置の整流布は複数枚の基布を縫製することにより形成されており、現在要求の高まってきているエアバッグの軽量化、小型化に応じるためにインフレータから整流布の縫製部までの距離が短くなると、インフレータの膨張用ガスがエアバッグ本体内に流入する際のガスの熱によって縫製部の縫製糸が溶けきれてしまうことが考えられる。その場合バッグ展開挙動の悪化にともなう乗員拘束性能の悪化といった問題に繋がる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、インフレータの膨張用ガスの熱から縫製糸を保護することのできるエアバッグ装置を提供することにある。
以下、上記課題等を解決するのに適した各手段につき項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
手段1.エアバッグの一部に開口部を形成する一方、この開口部の周囲に補強布を重合し縫着してなるエアバッグ装置において、上記補強布の外周縁部から直径方向にそれぞれ、開口部の直径以上の幅を有する2本の帯状部を一体に延出すると共に、これら帯状部を開口部前方で環状をなすよう縫着し、インフレータから噴出する膨張用ガスの流れを変える整流布となし、
前記整流布の縫製部分には別体の保護布の一端が整流布と重合されて縫着してあり、縫製されていない側の保護布の端部が膨張用ガスの流入時に縫製部分を覆うように縫製部先端側に折り返されることを特徴とするエアバッグ装置。
手段1によれば、開口部の前方で帯状部を環状にするために縫製されている整流布の縫製部分には、縫製部分を覆うように帯状部と共縫いされて取り付けられている保護布が縫着されている。
エアバッグのインフレータから膨張用ガスが放射線方向に噴出されるときには膨張用ガスは前記整流布に当たることにより、整流布本体の面沿いにガスが流れることになる。面沿いに流れてきた膨張用ガスが開口部前方で整流布と縫製されていない保護布の端部との間に流れ込むことによって、縫製されていない保護布の端部が縫製部分を覆うように折り返されることとなり膨張用ガスが直接縫製糸に当たることがなくなる。
よって高温となっている膨張用ガスが直接糸に当たらなくなるので、縫製糸が熱で溶け切れてしまい整流布が形状を維持できないといった問題を防ぐことができる。
手段2.前記保護布の縫製されていない側の端部は膨張用ガスの流入時に整流布先端を覆うように帯状部の端部側に折り返されることを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ装置
手段2によれば、保護布の縫製されていない側の端縁は膨張用ガスの流入時に整流布先端を覆うように帯状部の端部側に折り返されることでより確実に膨張用ガスが縫製部の糸に直接当たることを防止し、ガスの熱で糸が溶けることを防ぐことができる。
本発明における実施例のエアバッグの膨張状態を示す断面図である。 同実施例のインフレータ側布の平面図である。 同実施例エアバッグの整流布の作成方法を示す部分断面図である。 同実施例エアバッグの整流布の作成方法を示す部分断面図である。 同実施例エアバッグの整流布の作動状態を示す部分断面図である。
以下に、実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1に示すようにこのエアバッグは、インフレータ側布1と乗員側布2の外周縁部を縫合することによりエアバッグの外形が形成されている。そして図2に示すように、上記インフレータ側布1の略中心にはインフレータ3の頭部3aが挿入される開口部4が形成されており、この開口部4の周囲には、エアバッグの展開圧力を確保するための補強布5が同心状に重合され、かつインフレータ側布1に縫製8、9によって縫着されている。なお、図1に示すPは開口部のパット(カバー)である。
かかるエアバッグにおいて、本発明の実施例では、図3に示すように上記補強布5の外周縁部から一つの直径方向にそれぞれ、前記インフレータ頭部3aの直径以上の幅を有する2本の帯状部6を一体に延出すると共に、図4に示す如く、これら帯状部6をインフレータ頭部3aの前方で縫製10により環状をなすよう縫着し、インフレータガスの流れを変える整流布7となしている。上記整流布7を形成するための帯状部6の縫合は図4に示すように端部6aを開口部4に面した内側に向けた状態で行われている。
2本の帯状部5のそれぞれの端部6aには保護布11があてられており、保護布11は帯状部6を環状をなすよう縫着される際に同時に保護布11の端部11aが帯状部6の端部6aと重なるように縫着されている。
上記保護布の縫製されていないもう一方の端部11bは、インフレータ3から噴出する膨張用ガスGが図1に示す如く上記整流布7に当たるときに、図5に示すように膨張用ガスが整流布7と保護布11の間に入り込み、膨張用ガスの圧力によって保護布11の端部11bが縫製10を覆うように折り返され縫製10の縫製糸に直接膨張用ガスがあたらない。
尚、上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
上記実施形態では縫製されていない保護布11の端部11bは膨張用ガスの噴出時には縫製10を覆うように折り返されるとしていたが、端部11bが整流布の端部6aを越えるように折り返されることとしてもよい。その場合、保護布11の端部11bが縫製10を十分覆うこととなるのでより確実に膨張用ガスが縫製10に当たるのを防止することができる。
1…インフレータ側布
2…乗員側布
3…インフレータ
3a…インフレータ頭部
4…開口部
5…補強布
6…帯状部
6a…帯状部の端部
7…整流布
8…縫製
9…縫製
10…縫製
11…保護布
11a…保護布の端部
11b…保護布の端部
G…膨張用ガス
P…パッド

Claims (2)

  1. エアバッグの一部に開口部を形成する一方、この開口部の周囲に補強布を重合し縫着してなるエアバッグ装置において、上記補強布の外周縁部から直径方向にそれぞれ、開口部以上の幅を有する2本の帯状部を一体に延出すると共に、これら帯状部を開口部前方で環状をなすよう縫着し、インフレータから噴出する膨張用ガスの流れを変える整流布となし、
    前記整流布の縫製部分には別体の保護布が整流布と重合されて縫着してあり、縫製されていない側の保護布の端縁が膨張用ガスの流入時に縫製部分を覆うように縫製部先端側に折り返されることを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 前記保護布の縫製されていない側の端縁は膨張用ガスの流入時に整流布先端を覆うように縫製部先端側に折り返されることを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ装置。
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