JP2005053465A - サイドエアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 エアバッグがシートに着座した乗員と車両のボディの側壁部との間に膨張展開されたとき、乗員の肘部が車幅方向内側へ過度に押圧されるのを防止して、乗員の胸部の保護を適正に行うことができるサイドエアバッグ装置を提供する。
【解決手段】 車両に設けられたシート12を構成する背もたれ部15の内部にサイドエアバッグ装置17を内蔵する。サイドエアバッグ装置17を構成するエアバッグ18がインフレータ19から噴射されるガスによって車両の進行方向前方へ膨張展開された状態において、乗員Pの腕の肘部Peと対応する部位のエアバッグ18の車幅方向の厚さ寸法を規制するための厚み規制部22を形成する。
そして、前記肘部Peが膨張展開されたエアバッグ18によって車幅方向内側へ過度に押圧されるのを防止して、乗員の肘部の回動による胸部の圧迫を無くして胸部の適正な保護を図る。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば車両のボディに所定以上の衝撃が加えられたとき、同ボディの側壁部と車室内に配置されたシートに着座した乗員との間で膨張展開するエアバッグを備えるサイドエアバッグ装置に関するものである。
近年、この種のサイドエアバッグ装置として、図12の平面に示すように、車両のシート112の着座部114に連結された背もたれ部115の車外側の側部に埋設されたものがある。このサイドエアバッグ装置は、車両の衝突時に背もたれ部115の側部から進行方向前方に向かってボディの側壁部、つまりサイドドア116と乗員P’との間にエアバッグ131を膨張展開するようになっている。(特許文献1、特許文献2参照)
特開2002−362295 特許第2933894号
上記従来のサイドエアバッグ装置では、前記エアバッグ131が膨張展開(完了)状態において、図12に示すように乗員P’の腕の肘部Pe’と対応する先端部の車幅方向の厚さ寸法が大きくなるので、前記肘部Pe’が車幅方向内側に過度に押圧される。このため、乗員の上腕が肩を中心にエアバッグ131によって車幅方向内側に過度に回動されるので、乗員の胸部が強く圧迫されるという問題があった。
本発明は、上記従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、エアバッグがシートに着座した乗員と車両のボディの側壁部との間に膨張展開されたとき、乗員の肘部が車幅方向内側へ過度に押圧されるのを防止して、乗員の胸部の保護を適正に行うことができるサイドエアバッグ装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、車両のボディに所定以上の衝撃が加えられたとき、同ボディの側壁部と同ボディ内部の室内に配置されたシートに着座した乗員との間で膨張展開するエアバッグと、該エアバッグを膨張展開させるためのガス発生源とを備えるサイドエアバッグ装置において、前記エアバッグがガスにより膨張展開された状態において、乗員の腕の肘部と対応する位置の前記エアバッグの厚さ寸法が他の部位よりも小さくなるように規制するための厚み規制部を設け、該厚み規制部の全周にガスによる膨張部が形成されるようにしたことを要旨とする。
この構成によれば、エアバッグの膨張展開時には、乗員の肘部が厚み規制部に当接可能な位置に配置される。即ち、この厚み規制部は、それよりも厚さ寸法が大きい膨張部によって全周が取り囲まれていることから、該膨張部に供給されるガスが厚み規制部に対して均一な張力を及ぼす。その結果、エアバッグの展開形状が安定するとともに、膨張展開時のエアバッグにおける厚み規制部の位置決めが適正に行われ、該厚み規制部が乗員の肘部に対応する位置に速やかに配置される。さらにこのとき、厚み規制部は、前記膨張部を含むその他の部位よりも車幅方向の厚さ寸法が小さいことから、乗員の肘部を車幅方向内側に過度に押圧することがない。従って、エアバッグの膨張展開時に肘部を介して乗員の胸部が過度に押圧されるのが回避され、胸部の保護が適正に行われる。またこのとき、厚み規制部が膨張部の厚さ寸法の増大を適正に規制する。なお、前記肘部とは肘及びその周囲を含むものとする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のサイドエアバッグ装置において、前記エアバッグはシートの背もたれ部の車外側の側縁部に設けられ、車両の進行方向前方に向かって前記ボディの側壁部と乗員との間の空間に膨張展開するように構成され、乗員の腰部、胸部、肩部及び頭部のうち少なくとも腰部及び胸部を保護するようになっていることを要旨とする。
この構成によれば、膨張展開時のエアバッグは、乗員の腰部及び胸部を保護することから、ボディの側壁部に対する乗員の保護が適正且つ効果的に行われる。さらに、膨張展開時のエアバッグの基端部は、乗員の胸部と対応する位置を中心に配置されることから、胸部に対する保護性能に特に優れている。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のサイドエアバッグ装置において、前記エアバッグの展開状態において、前記膨張部のうち厚み規制部よりも車両の進行方向前方及び下方に形成される幅狭膨張部は、側方から見て円弧状に、かつほぼ同じ幅に形成されていることを要旨とする。
この構成によれば、円弧状をなす幅狭膨張部は、ガスの流入を円滑且つ均一に行いやすくするとともに、潰れたり変形したりしにくくなる。さらに、幅狭膨張部がほぼ同じ幅に形成されていることから、幅狭膨張部の厚さ寸法がほぼ同じ幅に揃うように膨張展開される。このため、ガスの流入がより一層円滑且つ均一に行われるとともに、幅狭膨張部がより一層潰れたり変形したりしにくくなる。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載のサイドエアバッグ装置において、前記エアバッグはシートの着座部の車外側の側縁部に設けられ、上方に向かって前記ボディの側壁部と乗員との間の空間に膨張展開するように構成され、乗員の腰部、胸部、肩部及び頭部のうち少なくとも腰部及び胸部を保護するようになっていることを要旨とする。
この構成によれば、膨張展開時のエアバッグは、乗員の腰部及び胸部を保護することから、ボディの側壁部に対する乗員の保護が適正且つ効果的に行われる。さらに、膨張展開時のエアバッグの基端部は、乗員の腰部と対応する位置を中心に配置されることから、腰部に対する保護性能に特に優れている。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載のサイドエアバッグ装置において、前記エアバッグは、互いに対向する一対の基布からなり、前記厚み規制部は、前記両基布の間に補強布を介在させて縫製糸により縫製したものであることを要旨とする。この構成によれば、厚み規制部は、補強布により補強されるとともに膨張展開時の形状が安定化されやすくなる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載のサイドエアバッグ装置において、前記厚み規制部は、複数に分割され、各厚み規制部の間にはガスの通路が形成されていることを要旨とする。
この構成によれば、厚み規制部の間に形成されるガスの通路を通ってエアバッグの先端部側の膨張部にガスが直接流入する。このため、ガス発生源からのガスの一部は、厚み規制部の周縁を大きく迂回することなく、エアバッグの基端部と先端部とをほぼ最短距離で繋ぐ経路を通って流れることから、エアバッグ先端部へのガスの流入が円滑に進行する。さらにこのとき、膨張展開の極初期に先端部を含むエアバッグ全体にガスが行き渡りやすくなることから、膨張展開時におけるエアバッグの挙動が容易に安定化する。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか一項に記載のサイドエアバッグ装置において、前記厚み規制部は、円形状に形成されていることを要旨とする。
この構成によれば、円形状をなす厚み規制部の周縁を通ってエアバッグの先端部へと流入するガスの流れが円滑化しやすい。さらには、膨張部内のガスが厚み規制部に対して均一な張力を及ぼしやすくなる。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか一項に記載のサイドエアバッグ装置において、前記厚み規制部は、インフレータのガス噴射ノズルから噴射される主たるガス流方向よりも下方又は上方にオフセットされていることを要旨とする。
この構成によれば、ガス噴射ノズルから噴射されるガスの大半が、厚み規制部に妨げられることなくエアバッグの先端部に到達する。このとき、主たるガス流方向に沿って流れるガスの流速が減衰しにくいことから、エアバッグ全体にガスを行き渡らせるのが早まり、エアバッグの展開速度が向上する。さらには、厚み規制部に対するガスの衝撃も容易に低減される。
本願請求項1〜8に記載の発明によれば、エアバッグの膨張展開状態において乗員の腕の肘部を過度に押圧することがないので、乗員の胸部の適正な保護を図ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、幅狭膨張部の膨張展開を迅速に行い、その屈曲を防止して、乗員の保護をさらに適正に行うことができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、厚み規制部の強度を確保して、エアバッグの膨張展開時に厚み規制部が破損するのを防止することができる。
請求項6に記載の発明は、厚み規制部が複数に分割され、各厚み規制部の間にはガスの通路が形成されているので、幅狭膨張部へのガスの回り込みが迅速に行われ、その膨張展開がより迅速に行われ、乗員の保護をさらに適正に行うことができる。
請求項7に記載の発明は、厚み規制部が円形状に形成されているので、幅狭膨張部へのガスの回り込みが迅速に行われ、その膨張展開がより迅速に行われ、乗員の保護をさらに適正に行うことができる。
請求項8に記載の発明は、厚み規制部は、インフレータのガス噴射ノズルから噴射される主たるガス流方向よりも下方又は上方にオフセットされているので、幅狭膨張部へのガスの回り込みが迅速に行われ、その膨張展開がより迅速に行われ、乗員の保護をさらに適正に行うことができる。
以下に、本発明のサイドエアバッグ装置を具体化した一実施形態について、図1〜図4に基づいて説明する。
図1は車両のシートの側面を示し、図2は図1の2−2線に沿った断面を示す。図2に示すように車両のボディの底部11には乗員Pが着座するためのシート12が装設されている。このシート12は前記ボディの底部11に対して前後位置調節機構13を介して車両の進行方向の位置調節可能に装着された着座部14と、この着座部14の後端部に装着された背もたれ部15とにより構成されている。この背もたれ部15にはサイドエアバッグ装置17が装着されている。
次に、前記背もたれ部15に埋設されたサイドエアバッグ装置17の概略構成について説明する。
図4に示すように、本実施形態のサイドエアバッグ装置17は、例えば防炎加工が施された織布等からなる一対の基布18a,18bが縫製されて袋状に形成されたエアバッグ18と、このエアバッグ18の基端部によって包蔵されたガス発生源としてのインフレータ19と、前記エアバッグ18及びインフレータ19を収容するケース20とから構成される。前記ケース20は、図1に示すように車両のシート12の背もたれ部15のフレーム(図示略)に取り付けられるとともに、同背もたれ部15のボディの側壁部としてのサイドドア16側の端部に埋設されている。前記サイドドア16には、同ドアに車両の側方から加えられる衝撃を検知するセンサ(図示略)が設けられている。このセンサは、制御回路(図示略)を介して前記インフレータ19に接続されている。
次に、前記エアバッグ18の具体構成について詳細に説明する。
このエアバッグ18は、図1及び図4に示す側面形状で膨張展開するものが、折り畳まれた状態で上記ケース20内に収容されている。このエアバッグ18は、前記シート12に着座する乗員Pと、サイドドア16との間に形成された空間に対し車両進行方向の前方に向かって膨張展開するようになっている。
前記エアバッグ18を構成する2枚の基布18a,18bの外周縁部は、縫製糸21によって互いに連結されている。前記インフレータ19のガス噴射ノズル19aから噴射されたガスは、図4の破線の矢印で示すようにエアバッグ18の内部に供給されて、エアバッグ18を膨張展開するようにしている。前記エアバッグ18には図1に示すようにシート12に着座した乗員Pの肘部Peと対応する位置にエアバッグ18の厚みを規制するための厚み規制部22が設けられている。図3に示すように、前記肘部Peは、乗員Pの肘El(腕の屈曲部)及びその周囲を含む。前記肘Elの周囲とは、好ましくは上腕UA(肩Shと肘Elとの間)及び前腕FA(肘Elと手首Wrとの間)を含み、特に好ましくは上腕UAの下部(肩Shと肘Elとの中点よりも肘El側)及び前腕FA(下腕)の上部(肘Elと手首Wrとの中点よりも肘El側)を含む。
前記厚み規制部22はその全体がエアバッグ18の外周縁部よりも内側に位置するように形成され、厚み規制部22の外周全域にわたって後述する膨張部が形成されるようにしている。前記厚み規制部22の側面から見た形状は、ほぼ扇形の形状になっている。この厚み規制部22は図2に示すように前記基布18a,18bの間に補強布23を介在させた状態で、縫製糸24によって縫製することにより偏平状に構成されている。即ち、前記補強布23は、厚み規制部22の側面形状と対応するほぼ扇形状をなす布帛から構成されている。そして、厚み規制部22は、両基布18a,18bの互いに対向する部分に補強布23を配置した状態で、縫製糸24によって縫着することにより形成されている。この構成により、厚み規制部22は、補強布23により補強されるとともに厚さ寸法が増し、膨張展開時のエアバッグ18の形状を安定化させやすくしている。
図4に示される膨張展開時のエアバッグ18において、厚み規制部22の前端とエアバッグ18の前端部との間の最短距離d1は、厚み規制部22の後端とエアバッグ18の後端部との間の最短距離d2よりも短くなっている。さらに、このエアバッグ18では、内部にガスが供給されていない基布18a,18bを拡げた状態のエアバッグ18においても、厚み規制部22の前端とエアバッグ18の前端部との間の最短距離が、厚み規制部22の後端とエアバッグ18の後端部との間の最短距離よりも短くなっている。即ち、厚み規制部22は、エアバッグ18の前後方向の中央よりも前方側(エアバッグ18の先端部側)に配置されている。
この構成により、膨張展開時におけるエアバッグ18の先端部(前端部)は、厚み規制部22後方のエアバッグ18の中央部よりも厚さ寸法が小さくなり、シート12に着座する乗員Pとサイドドア16との間の狭い空間内に迅速且つ円滑に膨張展開するようになっている。さらに、エアバッグ18の先端部の厚さ寸法が小さいことから、前腕FAを車幅方向内側に過度に押圧しにくいうえ、前記厚み規制部22後方のエアバッグ18の中央部が乗員Pによって車幅方向外側に押圧されてもエアバッグ18の先端部の厚さ寸法が所定量以上大きくならないようになっている。
前記厚み規制部22の上方のエアバッグ18には、乗員Pの胸部を保護するための胸保護部25が形成され、厚み規制部22の後方及び下方のエアバッグ18には、乗員Pの腰部を保護するための腰保護部26が形成されている。前記胸部は、乗員Pの胸(肋骨の上下端部間)を含み、好ましくは胸及び腹部からなる部位(肩と腰との間)を含む。前記腰部は、乗員Pの腰(骨盤の上下端部間)を含み、好ましくは腰及び大腿(股関節と膝関節との間)を含み、特に好ましくは腰及び大腿上部(股関節と膝関節との中点よりも腰側)を含む。本実施形態において、膨張展開状態のエアバッグ18は、図1に示すように側方から見ると、胸保護部25の前部が乗員Pの胸の前端部と対応する位置に配置され、厚み規制部22の後方に位置する腰保護部26の中央部が乗員Pの腰と対応する位置に配置されている。
前記厚み規制部22の前方及び下方のエアバッグ18には、厚み規制部22と協働して肘部Peを保護するための幅狭膨張部27が形成されている。前記胸保護部25及び腰保護部26は、図2,3に示すように前記幅狭膨張部27の厚さ寸法よりも大きくなるように構成されている。前記幅狭膨張部27は側方から見てほぼ四半円弧状に、かつその幅寸法がほぼ同じになるように形成されている。即ち、内部にガスが供給されていない基布18a,18bを拡げた状態のエアバッグ18の前端部から下端部にかけての外周縁は、厚み規制部22の前端部から下端部にかけての外周縁とほぼ等間隔になるように形成されている。
この実施形態では、前記胸保護部25、腰保護部26及び幅狭膨張部27によって、厚み規制部22の外周全域にわたる膨張部が形成されている。また、本実施形態のエアバッグ18は、膨張展開されたとき、標準的な大人の体格を持った乗員Pの腰部から胸部の高さに配置されるとともに、乗員Pの背中の後方から胸の前方へと前後方向に延びるように配置されている。なお、前記インフレータ19の他端部に接続された通電用のハーネス19bは、縫製糸21による縫製がなされていない基布18a,18bの隙間Sを通してエアバッグ18の外部に導出されている。前記隙間Sはエアバッグ18の膨張展開後にガスを外部に放出するベントホールとしての機能を備えている。
以上のように構成されたサイドエアバッグ装置17では、前記サイドドア16に設けたセンサにより所定以上の衝撃が検知されると、前記制御回路を介してインフレータ19に動作信号が出力される。そして、インフレータ19は、この動作信号に基づいて、前記エアバッグ18の内部に瞬時にガスを噴出する。このガスにより、エアバッグ18が図1,図3に示すように車両の進行方向前方に向かって瞬時に膨張展開され、サイドドア16と乗員Pとの間に挟入され、胸保護部25、腰保護部26及び幅狭膨張部27により乗員Pが保護される。このとき、エアバッグ18の胸保護部25は胸部の側方に、腰保護部26は腰部の側方に、幅狭膨張部27は肘部Peの側方にそれぞれ展開されて乗員Pの身体各部を保護する。
この膨張展開状態のエアバッグ18において、腰保護部26の中央部は、厚み規制部22がエアバッグ18の中央よりも前方側に位置していることから厚さ寸法(車幅方向)が最も大きく、乗員Pに最も近接している。一方、胸保護部25は、厚み規制部22とエアバッグ18の周縁(両基布18a,18b同士が縫製された部分)との間に位置しており、前記腰保護部26の中央部よりも厚さ寸法が若干小さく、腰保護部26の中央部よりも乗員Pから僅かに離間している。このため、この膨張展開状態のエアバッグ18では、腰保護部26の中央部が乗員Pを車幅方向内側へ最も強く押圧し、胸保護部25が乗員Pを同方向へ適正な押圧力で押圧する。
また、幅狭膨張部27は、上述したように胸保護部25及び腰保護部26よりも厚さ寸法が小さくなっており、肘部Peに対する押圧力は腰部及び胸部と比べて相対的に小さい。その結果、腰部が車幅方向内側に強く押圧されたときでも、肘部Peに対する同方向への押圧力は小さく、エアバッグ18が肘部Peを介して胸部を過度に押圧することがない。その結果、乗員Pの胸部の保護が適正に行われる。なお、膨張したエアバッグ18内のガスはベントホールとしての機能を有する前記隙間Sから外部に排出され、エアバッグ18は縮小される。
従って、本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)このサイドエアバッグ装置17によれば、エアバッグ18が図1〜図3に示すようにサイドドア16と乗員Pとの間に膨張展開された状態において、乗員Pの肘部Peと対応するようにエアバッグ18に対し厚み規制部22を形成した。このため、エアバッグ18の展開状態において厚み規制部22に肘部Peが対応して肘部Peの過度な車幅方向内側への押圧動作を解消することができ、肘部Peによって乗員Pの胸部が過度に圧迫されるのを回避でき、乗員Pの保護を適正に行うことができる。
(2)このサイドエアバッグ装置17では、前記厚み規制部22の前方及び下方に幅狭膨張部27を形成した。このため、幅狭膨張部27によって厚み規制部22が屈曲するのを防止することができ、厚み規制部22の展開状態での姿勢を安定化して乗員Pの保護を確実に行うことができる。
(3)このサイドエアバッグ装置17では、エアバッグ18の幅狭膨張部27が側方から見て四半円弧状に、かつ幅寸法がほぼ同じになるように形成した。このため、エアバッグ18の膨張展開時にガスの幅狭膨張部27への進入が迅速に行われ、幅狭膨張部27の屈曲が生じ難くなり、その膨張展開動作を確実に行い、乗員Pの保護を適正に行うことができる。
(4)このサイドエアバッグ装置17では、エアバッグ18を構成する基布18a,18bの間に補強布23を介在し、縫製糸24によって三層シート構造の厚み規制部22を形成したので、エアバッグ18の膨張展開時における厚み規制部22の破壊強度を高めることができる。
(変形例)
なお、上記各実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・ 図5に示すようにシート12の着座部14にサイドエアバッグ装置17を設けてもよい。このとき、上記実施形態のサイドエアバッグ装置17の後端部(基端部)が着座部14に配置されるように構成するとよい。また、図示しないが、ボディの側壁部にサイドエアバッグ装置17を設けたりすることもできる。これらの構成においても、乗員Pの腕の肘部Peを過度に押圧することがないので、胸部の保護を適正に行うことができる。
・ 図6に示すように、厚み規制部22を円形状に形成し、インフレータ19のガス噴射ノズル19aから噴射されたガスが厚み規制部22の上方を通るようにしてもよい。換言すれば、ガス噴射ノズル19aから噴射される主たるガス流方向Bよりも下方に厚み規制部22をオフセットするように配設してもよい。この場合にはガス噴射ノズル19aから噴射された主たるガスの流れが厚み規制部22に衝突することがないので、幅狭膨張部27へのガスの回り込みが早くなり幅狭膨張部27の膨張展開が迅速に行われる。又、厚み規制部22が円形状となっているので、ガスの幅狭膨張部27への回り込みが迅速に行われ、展開速度(完全膨張までの時間)及び展開挙動の安定性が向上する。
・ 図6に示す変形例において、インフレータ19のガス噴射ノズル19aを下側に変更して、ガス流方向Bの上側に厚み規制部22が位置するようにオフセットしてもよい。
・ 図7に示すように、厚み規制部22を2つに分割して円形状の外側厚み規制部22Aと、同じく円形状の下側厚み規制部22Bとの間にガスの通路29を形成するようにしてもよい。この場合にはガス噴射ノズル19aから噴射された主たるガス流方向Bが上側厚み規制部22Aに衝突しても、前記ガスの通路29からガスが幅狭膨張部27側に回り込み易くなり、膨張展開動作が円滑に行われる。又、円形状の外側及び下側厚み規制部22A,22Bの大きさと間隔を変更することにより厚み規制部22の厚み寸法の調整を容易に行うことができる。
・ 図7に示す変形例において、ガス流方向Bが外側厚み規制部22Aと、下側厚み規制部22Bとの間のガスの通路29を指向するようにしてもよい。
・ 図8に示すように、インフレータ19のガス噴射ノズル19aからの主たるガス流方向Bが上側厚み規制部22Aの直上を指向するようにしてもよい。この場合には、図7に示す変形例と比較してガスの幅狭膨張部27への回り込みがより迅速に行われ、幅狭膨張部27の膨張展開動作がより確実に行われる。
・ 図9に示すように、インフレータ19をエアバッグ18の下側に移動して、ガス噴射ノズル19aからの主たるガス流方向Bが上側及び下側の厚み規制部22A,22Bの間のガスの通路29を指向するようにしてもよい。この変形例も、通路29を通して幅狭膨張部27へのガスの回り込みが迅速に行われる。
・ 図10に示すように、インフレータ19を上下逆向きにしてガス噴射ノズル19aが下側になるようにし、主たるガス流方向Bがガスの通路29を指向するようにしてもよい。
・ 図11に示すように、ガス噴射ノズル19aの主たるガス流方向Bが下側厚み規制部22Bの下方を指向するようにしてもよい。
・ 図6〜図11の変形例に示すサイドエアバッグ装置17は、車両のシート12の背もたれ部15の車外側の側縁部に取り付けられ、車両の進行方向前方に向かって膨張展開するように構成されているが、これら図6〜図11に示す構成のサイドエアバッグ装置17を、例えば図5の変形例に示されるようにシート12の着座部14に設けてもよい。このとき、エアバッグ18の基端部及びインフレータ19はシート12の着座部14の車外側の側縁部に設けられ、上方に向かって膨張展開するように構成される。さらにこのとき、インフレータ19のガス噴射ノズル19aから噴射される主たるガス流方向は上方となり、厚み規制部22はその主たるガス流方向よりも車両の進行方向の前方又は後方にオフセットされている。これらのように構成した場合でも、ガス噴射ノズル19aから噴射されるガスの大半が、厚み規制部22に妨げられることなくエアバッグ18の先端部(上端部)に到達することから、エアバッグ18の展開速度を容易に高めることができる。
・ 前記厚み規制部22の内側に所定の隙間が形成されるようにして、この隙間にガスが進入できるように構成してもよい。
・ 上記実施形態において、エアバッグ18の好適な収容、及び好適な膨張展開が図られるのであれば、ケース20を省略してもよい。
・ 上記実施形態では、インフレータ19を、シート12の背もたれ部15におけるサイドドア16側の端部に埋設するようにした。これに対して、エアバッグ18内にガスを噴出可能な構成とした上で、インフレータ19を他の部分に設けるようにしてもよい。
・ 上記実施形態では、厚み規制部22を、車両の側方から見た形状がほぼ扇状又は円形状となるように形成したが、これをガス流れを考慮して例えばほぼ楕円形状、三角形状、四角形状、台形状あるいは肘部の形状と同形状等の形状に変更してもよい。又、これらの厚み規制部22を三箇所以上の複数箇所に設けてもよい。
・ エアバッグ18を構成する前記両基布18a,18bを局部的に連結して厚み規制部22を形成してもよい。
・ 前記実施形態では、乗員の腰部と胸部を保護するためのエアバッグ18に具体化したが、腰部と胸部の他に肩部を保護するためのエアバッグに具体化したり、腰部、胸部、肩部及び頭部を保護するためのエアバッグに具体化したりしてもよい。
さらに、前記実施形態より把握できる技術的思想について以下に記載する。
・ 前記厚み規制部は、インフレータのガス噴射ノズルから噴射される主たるガス流方向よりも下方又は上方にオフセットされていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のエアバッグ装置。前記厚み規制部は、インフレータのガス噴射ノズルから噴射される主たるガス流方向よりも前方又は後方にオフセットされていることを特徴とする請求項4に記載のエアバッグ装置。
・ 前記厚み規制部は膨張展開状態のエアバッグの前後方向中央よりも前方に位置していることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載のサイドエアバッグ装置。前記厚み規制部は膨張展開状態のエアバッグの前後方向中央よりも前方に位置するとともに上下方向中央よりも下方に位置していることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のサイドエアバッグ装置。前記厚み規制部は膨張展開状態のエアバッグの上下方向中央よりも上方に位置していることを特徴とする請求項4に記載のサイドエアバッグ装置。
・ 前記厚み規制部は膨張展開状態のエアバッグの中央よりも先端部側に位置していることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載のサイドエアバッグ装置。
・ 前記膨張部は、乗員の胸部を保護する胸保護部と、乗員の腰部を保護する腰保護部と、乗員の肘部を保護する幅狭膨張部とを備えていることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載のエアバッグ装置。前記幅狭膨張部は厚み規制部と協働して乗員の肘部を保護するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載のエアバッグ装置。
本実施形態のサイドエアバッグ装置が設けられるシート及び膨張展開されたエアバッグを示す側面図。 図1の2−2線に沿った断面図。 図1の3−3線に沿った断面図。 エアバッグの展開状態の側面図。 この発明の変形例を示すエアバッグを備えたシートの側面図。 この発明の変形例を示すエアバッグの側面図。 この発明の変形例を示すエアバッグの側面図。 この発明の変形例を示すエアバッグの側面図。 この発明の変形例を示すエアバッグの側面図。 この発明の変形例を示すエアバッグの側面図。 この発明の変形例を示すエアバッグの側面図。 従来のシートの背もたれ部に装着されたサイドエアバッグ装置の膨張展開状態の平面図。
符号の説明
B…主たるガス流方向、P…乗員、Pe…肘部、12…シート、14…着座部、15…背もたれ部、17…サイドエアバッグ装置、18…エアバッグ、18a,18b…基布、19…インフレータ、19a…ガス噴射ノズル、21,24…縫製糸、22…厚み規制部、22A…上側厚み規制部、22B…下側厚み規制部、23…補強布、27…幅狭膨張部、29…通路。

Claims (8)

  1. 車両のボディに所定以上の衝撃が加えられたとき、同ボディの側壁部と同ボディ内部の室内に配置されたシートに着座した乗員との間で膨張展開するエアバッグと、該エアバッグを膨張展開させるためのガス発生源とを備えるサイドエアバッグ装置において、
    前記エアバッグがガスにより膨張展開された状態において、乗員の腕の肘部と対応する位置の前記エアバッグの厚さ寸法が他の部位よりも小さくなるように規制するための厚み規制部を設け、該厚み規制部の全周にガスによる膨張部が形成されるようにしたことを特徴とするサイドエアバッグ装置。
  2. 前記エアバッグはシートの背もたれ部の車外側の側縁部に設けられ、車両の進行方向前方に向かって前記ボディの側壁部と乗員との間の空間に膨張展開するように構成され、乗員の腰部、胸部、肩部及び頭部のうち少なくとも腰部及び胸部を保護するようになっている請求項1に記載のサイドエアバッグ装置。
  3. 前記エアバッグの展開状態において、前記膨張部のうち厚み規制部よりも車両の進行方向前方及び下方に形成される幅狭膨張部は、側方から見て円弧状に、かつほぼ同じ幅に形成されている請求項2に記載のサイドエアバッグ装置。
  4. 前記エアバッグはシートの着座部の車外側の側縁部に設けられ、上方に向かって前記ボディの側壁部と乗員との間の空間に膨張展開するように構成され、乗員の腰部、胸部、肩部及び頭部のうち少なくとも腰部及び胸部を保護するようになっている請求項1に記載のサイドエアバッグ装置。
  5. 前記エアバッグは、互いに対向する一対の基布からなり、前記厚み規制部は、前記両基布の間に補強布を介在させて縫製糸により縫製したものである請求項1〜4のいずれか一項に記載のサイドエアバッグ装置。
  6. 前記厚み規制部は、複数に分割され、各厚み規制部の間にはガスの通路が形成されている請求項1〜5のいずれか一項に記載のサイドエアバッグ装置。
  7. 前記厚み規制部は、円形状に形成されている請求項1〜6のいずれか一項に記載のサイドエアバッグ装置。
  8. 前記厚み規制部は、インフレータのガス噴射ノズルから噴射される主たるガス流方向よりも下方又は上方にオフセットされている請求項1〜7のいずれか一項に記載のサイドエアバッグ装置。
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