JP2014067549A - 金属空気電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】放電特性を向上した金属空気電池を提供する。
【解決手段】正極層、負極層、並びに正極層及び負極層の間に配置された電解質層を含む金属空気電池であって、正極層が、導電材、バインダー、及びSiO2粒子からなる。上記SiO2粒子が16.7m2/g以下の比表面積を有し、無孔質であり、正極層の全体質量に対して10〜30wt%含まれている。また、前記導電材の含有量に対する上記SiO2の比率を0.17〜0.75とする。
【選択図】なし

Description

本発明は、酸素を正極活物質として利用する金属空気電池に関する。
近年の携帯電話等の機器の普及、進歩に伴い、その電源である電池の高容量化が望まれている。このような中で、金属空気電池は、正極(空気極)において、大気中の酸素を正極活物質として利用して、当該酸素の酸化還元反応が行われ、一方、負極において、負極を構成する金属の酸化還元反応が行われることで、充電又は放電が可能であるため、エネルギー密度が高く、現在汎用されているリチウムイオン電池に優る高容量電池として注目されている(非特許文献1)。
ただし、金属空気電池には、未だ改善すべき課題があり、例えば、容量やクーロン効率を向上させるために、高表面積のSiO2を触媒として正極部材に混合させることが提案されている(特許文献1)。
特開2012−49047号公報
独立行政法人 産業技術総合研究所(産総研)、「新しい構造の高性能リチウム空気電池を開発」、[online]、2009年2月24日報道発表、[平成23年8月19日検索]、インターネット<http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2009/pr20090224/pr20090224.html>
特許文献1等に記載されるように、従来より、金属空気電池の特性の向上を目的とした試みが行われているが、依然として、さらなる向上した特性を有する金属空気電池が望まれている。特に、金属空気電池は、リチウムイオン電池と比較して放電反応速度が一桁以上遅く、放電特性が未だ十分ではないという問題点があり、従来よりも、放電特性を向上した金属空気電池が望まれている。
本発明は、正極層、負極層、並びに正極層及び負極層の間に配置された電解質層を含む金属空気電池であって、
正極層が、導電材、バインダー、及びSiO2粒子を含み、
SiO2粒子が16.7m2/g以下の比表面積を有する、
金属空気電池である。
本発明によれば、従来よりも、放電特性を向上した金属空気電池を得ることができる。
図1は、本発明に用いられ得る低表面積を有するSiO2粒子の走査型電子顕微鏡(SEM)写真である。 図2は、本発明に用いられ得る低表面積を有するSiO2粒子の走査型電子顕微鏡(SEM)写真である。 図3は、本発明に用いられ得る低表面積を有するSiO2粒子の走査型電子顕微鏡(SEM)写真である。 図4は、比較例で用いた高表面積を有するSiO2粒子の走査型電子顕微鏡(SEM)写真である。 図5は、本発明に係る金属空気電池を含む電気化学セルの一例の断面模式図である。 図6は、実施例1〜3及び比較例1〜2で作製したセルのI−V特性のグラフである。 図7は、SiO2粒子の比表面積と2.5Vのときのセルの電流密度との関係を示すグラフである。 図8は、実施例1、4、及び5、並びに比較例2で作製したセルのI−V特性のグラフである。 図9は、正極中のSiO2粒子の含有量と2.5Vのときの電流密度との関係を示すグラフである。
本発明に係る金属空気電池は、正極層、負極層、並びに正極層及び負極層の間に配置された電解質層を含み、正極層は、導電材、バインダー、及びSiO2粒子を含み、SiO2粒子が16.7m2/g以下の比表面積を有する。
金属空気電池の放電特性を向上するためには、正極内の金属イオン伝導を促進する必要がある。発明者は鋭意研究を行い、正極内に、比表面積が小さいSiO2粒子を混合することによって、放電反応速度を向上することができることを見出した。
SiO2粒子の比表面積は16.7m2/g以下、好ましくは11.5m2/g以下、より好ましくは5.1m2/g以下である。
驚くべきことに、比表面積が小さいSiO2粒子を正極に加えることによって、金属空気電池の放電反応を促進することができることが分かった。正極に加えるSiO2粒子の比表面積が小さいほど、金属空気電池の放電反応を促進することができる。
理論に束縛されるものではないが、SiO2粒子を正極に混合すると、SiO2粒子の表面で静電力が発現し、リチウムイオン等の金属イオン伝導が促進されると考えられる。比表面積が大きいSiO2粒子を正極に混合させた場合、金属イオン伝導パスが長くなるために、放電反応の促進効果は得られにくい。一方で、正極に混合させるSiO2粒子の比表面積が小さいほど、金属イオン伝導パスを短くすることができるため、放電反応速度を向上することができると考えられる。
上記メカニズムにおいて、SiO2粒子の比表面積の下限は特に限定されるものではないが、SiO2粒子の比表面積は、例えば0.1m2/g以上であることができる。
SiO2粒子の比表面積の測定は、N2ガス等を吸着質に用いた定容量式ガス吸着法によって行うことができる。
SiO2粒子は好ましくは無孔質である。無孔質のSiO2粒子とは、表面に孔がみられないSiO2粒子をいい、より具体的には、図1〜4の走査型電子顕微鏡(SEM)写真に示すような表面状態を有するSiO2粒子をいう。SiO2粒子が無孔質であることによって、それだけSiO2粒子の比表面積が小さくなり、金属イオン伝導パスをより短くすることができると考えられる。
SiO2粒子の粒子形状は、好ましくは真球状である。真球状のSiO2粒子は、より小さい比表面積を有しやすい。より具体的には、SiO2の一次粒子の長軸に対する短軸の比率(以下、この比率を「真球度」という)が、好ましくは0.8〜1.0、より好ましくは0.9〜1.0、さらに好ましくは0.95〜1.0である。
真球度は、走査型電子顕微鏡(SEM)等の観察画像を基に算出することができ、例えば30個〜100個程度の複数個のSiO2の一次粒子について計測したSiO2粒子の長軸に対する短軸の比率の平均値を、真球度とすることができる。真球度が上記範囲にあることによって、より小さい比表面積のSiO2粒子を得やすくなる。
SiO2粒子の平均粒径は、好ましくは0.25〜20.00μm、より好ましくは0.25〜10.00μm、さらに好ましくは0.25〜5.00μm、さらにより好ましくは0.25〜2.20μmである。SiO2粒子の平均粒径は、レーザー回折散乱式粒度分布計により測定することができる。平均粒径が上記範囲にあることにより、より小さい比表面積のSiO2粒子を得やすくなる。
正極層に含まれるSiO2粒子の含有量は、正極層の全体質量を基準として、好ましくは1〜60wt%、より好ましくは5〜45wt%、さらに好ましくは10〜30wt%である。
正極層には、導電材、バインダー、及びSiO2粒子が含まれ、正極層の全体質量を基準としたときのSiO2粒子の含有量が上記範囲にあるとき、より高い放電反応特性を得ることができる。
正極層に含まれる導電材の含有量に対するSiO2粒子の含有量の比率は、好ましくは、0.01〜6.00、より好ましくは0.08〜1.80、さらに好ましくは0.17〜0.75である。正極層内において、導電材の含有量に対するSiO2粒子の含有量が上記範囲にあるとき、より高い放電反応特性を得ることができる。
また、正極層に含まれるバインダーの含有量に対するSiO2粒子の含有量の比率は、好ましくは0.03〜2.00、より好ましくは0.17〜1.50、さらに好ましくは0.33〜1.00である。正極層内において、バインダーの含有量に対するSiO2粒子の含有量が上記範囲にあるとき、より高い放電反応特性を得ることができる。
正極層に含まれる導電材としては、好ましくは多孔質材料が挙げられるが、それらに限られない。また、多孔質材料としては、例えばカーボン等の炭素材料が挙げられ、カーボンとしては、ケッチェンブラック、アセチレンブラック、チャンネルブラック、ファーネスブラック、メソポーラスカーボン等のカーボンブラック、活性炭、カーボン炭素繊維等が挙げられ、比表面積の大きいカーボン材料が好ましく用いられる。また、多孔質材料としては、1mL/g程度のナノメートルオーダーの細孔容積を有するものが望ましい。導電材は、正極層中において好ましくは10〜99質量%、より好ましくは10〜70質量%、さらに好ましくは25〜65質量%、さらにより好ましくは40〜60質量%を占める。
正極層に含まれるバインダーとしては、例えばポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)、フッ素ゴム等のフッ素系樹脂、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリアクリロニトリル等の熱可塑性樹脂、またはスチレンブタジエンゴム(SBR)等を用いることができる。バインダーは、正極層中において好ましくは1〜60質量%、より好ましくは10〜50質量%、さらに好ましくは20〜40質量%を占める。
正極層は酸化還元触媒を含んでもよく、酸化還元触媒としては、二酸化マンガン、酸化コバルト、酸化セリウム等の金属酸化物、Pt、Pd、Au、Ag等の貴金属、Co等の遷移金属、コバルトフタロシアニン等の金属フタロシアニン、Feポルフィリン等の有機材料等が挙げられる。酸化還元触媒は、正極層中において好ましくは1〜90質量%、より好ましく1〜50質量%、さらに好ましくは1〜30質量%を占める。
本発明に係る金属空気電池において、電解質層は、正極層及び負極層の間でリチウムイオン等の金属イオンの伝導を行うものであり、液体電解質、ゲル状電解質、ポリマー電解質、固体電解質、またはそれらの組み合わせを含むことができる。液体電解質及びゲル状電解質は、空気極層内の細孔(空隙)にも浸入することができ、正極層内の細孔の少なくとも一部を満たすことができる。
電解質層に含まれ得る液体電解質としては、正極層及び負極層との間で金属イオンを交換することができる液体を用いることができ、非プロトン性の有機溶媒、またはイオン液体等であることができる。
有機溶媒としては、プロピレンカーボネート、エチレンカーボネート、ジエチルカーボネート、ジメチルカーボネート、エチルメチルカーボネート、1,2−ジメトキシエタン、1,2−ジエトキシエタン、アセトニトリル、プロピオニトリル、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフラン、ジオキサン、1,3−ジオキソラン、ニトロメタン、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、スルホラン、γ−ブチロラクトン、グライム類等が挙げられる。
イオン液体としては、副反応を抑制することができる酸素ラジカル耐性の高いものが好ましく、例えばN,N−ジエチル−N−メチル−N−(2−メトキシエチル)アンモニウムビス(トリフルオロメタンスルホニル)アミド(DEMETFSA)、N−メチル−N−プロピルピペリジニウムビス(トリフルオロメタンスルホニル)アミド(PP13TFSA)、またはそれらの組み合わせ等が挙げられる。また、液体電解質として、上述のイオン液体と有機溶媒を組み合わせて用いることもできる。
液体電解質には支持塩を溶解させてもよい。支持塩としては、例えばリチウムイオンと、次に挙げるアニオン:
Cl-、Br-、I-などのハロゲン化物アニオン;BF4 -、B(CN)4 -、B(C242 -等のホウ素化物アニオン;(CN)2-、[N(CF32-、[N(SO2CF32-等のアミドアニオン又はイミドアニオン;RSO3 -(以下、Rは脂肪族炭化水素基又は芳香族炭化水素基を指す)、RSO4 -、RfSO3 -(以下、Rfは含フッ素ハロゲン化炭化水素基を指す)、RfSO4 -等のスルフェートアニオン又はスルフォネートアニオン;Rf 2P(O)O-、PF6 -、Rf 3PF3 -等の含リンアニオン;SbF6等の含アンチモンアニオン;またはラクテート、硝酸イオン、トリフルオロアセテート、トリス(トリフルオロメタンスルホニル)メチド等のアニオン、
とからなる塩を用いることができ、
例えばLiPF6、LiBF4、リチウムビス(トリフルオロメタンスルホニル)アミド(LiN(CF3SO22、以下、LiTFSAという)、LiCF3SO3、LiC49SO3、LiC(CF3SO23及びLiClO4等が挙げられ、LiTFSAが好ましく用いられる。このような支持塩を2種以上組み合わせて用いてもよい。また、液体電解質に対する支持塩の添加量は特に限定されないが、0.1〜1mol/kg程度とすることが好ましい。
電解質に用いることのできるポリマー電解質は、例えばイオン液体と共に用いることができ、リチウム塩及びポリマーを含有するものであることが好ましい。リチウム塩としては、例えば、上述した支持塩として用いられるリチウム塩等を挙げることができる。ポリマーとしては、リチウム塩と錯体を形成するものであれば特に限定されるものではなく、例えば、ポリエチレンオキシド等が挙げられる。
電解質に用いることのできるゲル電解質は、例えばイオン液体と共に用いることができ、リチウム塩とポリマーと非水溶媒とを含有するものであることが好ましい。リチウム塩としては、上述したリチウム塩を用いることができる。非水溶媒としては、上記リチウム塩を溶解できるものであれば特に限定されるものではなく、例えば上述した有機溶媒を用いることができる。これらの非水溶媒は、一種のみを用いてもよく、二種以上を混合して用いてもよい。ポリマーとしては、ゲル化が可能なものであれば特に限定されるものではなく、例えば、ポリエチレンオキシド、ポリプロプレンオキシド、ポリアクリルニトリル、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)、ポリウレタン、ポリアクリレート、セルロース等が挙げられる。
電解質に用いることのできる固体電解質としては、全固体電池の固体電解質として利用可能な材料を用いることができる。例えば、例えば、Li2S−SiS2、LiI−Li2S−SiS2、LiI−Li2S−P25、LiI−Li2S−B23、Li3PO4−Li2S−Si2S、Li3PO4−Li2S−SiS2、LiPO4−Li2S−SiS、LiI−Li2S−P25、LiI−Li3PO4−P25、若しくはLi2S−P25等の硫化物系固体電解質、Li2O−B23−P25、Li2O−SiO2、Li2O−B23、若しくはLi2O−B23−ZnO等の酸化物系非晶質固体電解質、Li1.3Al0.3Ti0.7(PO43、Li1+x+yxTi2-xSiy3-y12(Aは、AlまたはGa、0≦x≦0.4、0<y≦0.6)、[(B1/2Li1/21-zz]TiO3(Bは、La、Pr、Nd、またはSm、CはSrまたはBa、0≦z≦0.5)、Li5La3Ta212、Li7La3Zr212、Li6BaLa2Ta212、若しくはLi3.6Si0.60.44等の結晶質酸化物、Li3PO(4-3/2w)w(w<1)等の結晶質酸窒化物、またはLiI、LiI−Al23、Li3N、若しくはLi3N−LiI−LiOH等を用いることができる。硫化物系固体電解質が、優れたリチウムイオン伝導性を有する点で好ましく用いられる。また、リチウム塩を含むポリエチレンオキシド、ポリプロピレンオキシド、ポリフッ化ビニリデン、またはポリアクリロニトリル等の半固体のポリマー電解質も使用することができる。
本発明に係る金属空気電池において、電解質層はセパレータを備えていてもよい。セパレータとしては、特に限定されないが、例えば、ポリプロピレン製不織布、ポリフェニレンスルフィド製不織布等の高分子不織布、ポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン系樹脂等の微多孔フィルム、またはこれらの組み合わせを用いることができる。例えば、液体電解質等をセパレータに含浸させて電解質層を形成してもよい。
本発明に係る金属空気電池に含まれる負極層は、金属を含む負極活物質を含有する層である。負極活物質としては、例えば、金属、合金材料、または炭素材料等を用いることができ、例えば、リチウム、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属、マグネシウム、カルシウム等のアルカリ土類金属、アルミニウム等の第13族元素、亜鉛、鉄、銀等の遷移金属、これらの金属を含有する合金材料、若しくはこれらの金属を含有する材料、またはグラファイト等の炭素材料、さらにはリチウムイオン電池等に用いられ得る負極材料等が挙げられる。
また、負極活物質としてリチウムを含有する材料を用いる場合、リチウムを含有する材料としては、リチウムの炭素質物、リチウム元素を含む合金、またはリチウム酸化物、窒化物、若しくは硫化物を用いることができる。リチウム元素を有する合金としては、例えばリチウムアルミニウム合金、リチウムスズ合金、リチウム鉛合金、リチウムケイ素合金等を挙げることができる。リチウム元素を有する金属酸化物としては、例えばリチウムチタン酸化物等を挙げることができる。また、リチウム元素を含有する金属窒化物としては、例えばリチウムコバルト窒化物、リチウム鉄窒化物、リチウムマンガン窒化物等を挙げることができる。
負極層は、導電性材料及び/またはバインダーをさらに含有してもよい。例えば、負極活物質が箔状である場合は、負極活物質のみを含有する負極層とすることができ、負極活物質が粉末状である場合は、負極活物質及びバインダーを有する負極層とすることができる。なお、導電性材料及びバインダーについては、上述の正極層に用いられ得る材料と同様のものを用いることができる。
本発明に係る金属空気電池に用いられ得る外装材としては、金属缶、樹脂、ラミネートパック等、空気電池の外装材として通常用いられる材料を使用することができる。
外装材には、酸素を供給するための孔を、任意の位置に設けることができ、例えば、正極層の空気との接触面に向かって設けることができる。酸素源としては、乾燥空気または純酸素が好ましい。
本発明に係る金属空気電池は酸素透過膜を含むことができる。酸素透過膜は、例えば正極層上であって電解質層と反対側の空気との接触部側に配置され得る。酸素透過膜としては、空気中の酸素を透過させ、かつ水分の進入を防止できる撥水性の多孔質膜等を用いることができ、例えば、ポリエステルやポリフェニレンサルファイド等からなる多孔質膜を用いることができる。撥水膜を別途配置してもよい。
正極層に隣接して正極集電体を配置することができる。正極集電体は、通常、正極層上であって、電解質層と反対側の空気との接触部側に配置され得るが、正極層と電解質層との間にも配置してもよい。正極集電体としては、金属空気電池の動作電圧範囲で安定に存在できる材料であれば、カーボンペーパー、金属メッシュ等の多孔質構造、網目状構造、繊維、不織布等、従来から集電体として用いられる材料であれば特に限定されず用いることができ、例えば、SUS、ニッケル、アルミニウム、鉄、チタン等から形成した金属メッシュを用いることができる。正極集電体として、酸素供給孔を有する金属箔を用いることもできる。
負極層に隣接して負極集電体を配置することができる。負極集電体としては、金属空気電池の動作電圧範囲で安定に存在できる材料であれば、多孔質構造の導電性基板、無孔の金属箔等、従来から負極集電体として用いられる材料であれば特に限定されず用いることができ、例えば、銅、SUS、ニッケル等から形成した金属箔を用いることができる。
本発明に係る金属空気電池の形状は、酸素取り込み孔を有する形状であれば特に限定されず、円筒型、角型、ボタン型、コイン型、または扁平型等、所望の形状をとることができる。
本発明に係る金属空気電池は、二次電池として使用することができるものであるが、一次電池として使用してもよい。
本発明に係る金属空気電池に含まれる正極層及び負極層の形成は、従来行われている任意の方法で行うことができる。例えば、カーボン粒子、SiO2粒子、及びバインダーを含む正極層を形成する場合、所定量のカーボン粒子、SiO2粒子、及びバインダーに適量のエタノール等の溶媒を加えて混合し、得られた混合物をロールプレスで所定の厚みに圧延して、乾燥及び切断して正極層を形成することができる。次いで、正極集電体を圧着し、加熱真空乾燥して、集電体を組み合わせた正極層を得ることができる。
別法として、所定量のカーボン粒子、SiO2粒子、及びバインダーに適量の溶媒を加えて混合してスラリーを得て、スラリーを基材上に塗工及び乾燥を行って正極層を得ることができる。所望により得られた正極層をプレス成形してもよい。スラリーを得るための溶媒としては、沸点が200℃以下のアセトン、NMP等を用いることができる。スラリーの正極層の基材上への塗工プロセスとしては、ドクターブレード法、グラビヤ転写法、インクジェット法等が挙げられる。用いられる基材は、特に制限されるものではなく、集電体として用いる集電板、フィルム状の柔軟性を有する基材、硬質基材等を用いることができ、例えばSUS箔、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム、テフロン(登録商標)等の基材を用いることができる。負極層の形成方法についても同様である。
図1〜4に示す比表面積が異なる4種類のSiO2粒子を用意した。図1〜3のSEM写真に示すSiO2粒子は、アドマテックス製の無孔質粒子(SO−C6、SO−C2、及びSO−C1)であり、それぞれ5.1m2/g、11.5m2/g、及び16.7m2/gの比表面積、2.2μm、0.5μm、及び0.25μmの平均粒径、並びにいずれも0.98の真球度を有する。図4の透過型電子顕微鏡(TEM)写真に示すSiO2粒子は、イガタテンプレート法により合成した多孔質粒子であり、620m2/gの比表面積、800μmの平均粒径、並びに0.58の真球度を有する。
SiO2粒子の比表面積の測定は、BELSORP−max−N(日本ベル製)を用いて、10-2kPa、温度200℃の雰囲気にて、3時間、前処理を行い、吸着質に窒素ガスを用いた定容量式ガス吸着法により行った。SiO2粒子の平均粒径はレーザー回折散乱式粒度分布計を用いて測定した値であり、真球度は、SiO2の一次粒子の長軸に対する短軸の比率であり、走査型電子顕微鏡(SEM)の観察画像を基に、10個のSiO2の一次粒子について計測した平均値である。
(セルの作製)
(実施例1)
質量比で40wt%のケッチェンブラック(KB)(ECP−600JD、LION製)、30wt%のポリテトラフルオロエチレン(PTFE)バインダー(F−104、ダイキン製)、図1に示す比表面積5.1m2/gを有する無孔質のSiO2粒子(SO−C6、アドマテックス製)を30wt%、及び溶媒として適量のエタノールを混合して、混合物を得た。得られた混合物をロールプレスにて圧延し、乾燥及び切断し、直径18mmφ、厚み130μmの正極層を得た。SiO2/KBの質量比は0.75であった。
SUS304製100メッシュ(ニラコ社製)を正極集電体として用いて、正極層と正極集電体とを圧着し、次いで加熱真空乾燥を行い、正極層に正極集電体を組み合わせた。
N,N−ジエチル−N−メチル−N−(2−メトキシエチル)アンモニウムビス(トリフルオロメタンスルホニル)アミド(DEMETFSA、関東化学製)を溶媒として、リチウム塩であるリチウムビス(トリフルオロメタンスルホニル)アミド(LiTFSA、キシダ化学製)を0.35mol/kgの濃度になるように、25℃にて12時間、Ar雰囲気下で混合して溶解させて、電解液を調製した。
負極層として、直径22mmφ、厚み500μmの金属リチウム箔(本城金属製)を用意し、その表面に直径22mm、厚み2cmのSUS304板(ニラコ社製)の負極集電体に貼り付けた。
図5に示すように、Ar雰囲気下で、正極層と負極層とが電気的に絶縁するように間に絶縁樹脂が介在している金属製の密閉容器9に、負極集電体が下側になるようにして負極集電体7及び負極層3を配置し、負極層3の上にセパレータとして厚み40μm、直径28mmφのポリプロピレン製不織布を配置し、100マイクロリットルの調製した電解液を注入してセパレータに含浸させて電解質層2を形成し、次いで正極(空気極)層1中の空隙にも電解液が浸透するように正極層1及び正極集電体6を組み付けて、ガス溜め部8を備えた評価用電気化学セル10を作製した。
次いで、電気化学セル10をガス置換コック付のガラスデシケーター(500mL仕様)に入れて、ガラスデシケーター中の雰囲気を、純酸素(大陽日酸、99.9%)を用いて酸素雰囲気に置換した。
(実施例2)
SiO2粒子として、図2に示す比表面積11.5m2/gを有する無孔質のSiO2粒子(SO−C2、アドマテックス製)を用いて正極を作製したこと以外は、実施例1と同様にして評価用セルを作製し、酸素雰囲気に置換したガラスデシケーターに入れた。
(実施例3)
SiO2粒子として、図3に示す比表面積16.7m2/gを有する無孔質のSiO2粒子(SO−C1、アドマテックス製)を用いて正極を作製したこと以外は、実施例1と同様にして評価用セルを作製し、酸素雰囲気に置換したガラスデシケーターに入れた。
(実施例4)
質量比で50wt%のケッチェンブラック(KB)、30wt%のポリテトラフルオロエチレン(PTFE)バインダー、図1に示す比表面積5.1m2/gを有する無孔質のSiO2粒子(SO−C6、アドマテックス製)を20wt%、及び溶媒として適量のエタノールを混合して、混合物を得て、得られた混合物をロールプレスにて圧延し、乾燥及び切断し、直径18mmφ、厚み130μmの正極層を作製したこと以外は、実施例1と同様にして評価用セルを作製し、酸素雰囲気に置換したガラスデシケーターに入れた。SiO2/KBの質量比は0.40であった。
(実施例5)
質量比で60wt%のケッチェンブラック(KB)、30wt%のポリテトラフルオロエチレン(PTFE)バインダー、図1に示す比表面積5.1m2/gを有する無孔質のSiO2粒子(SO−C6、アドマテックス製)を10wt%、及び溶媒として適量のエタノールを混合して、混合物を得て、得られた混合物をロールプレスにて圧延し、乾燥及び切断し、直径18mmφ、厚み130μmの正極層を作製したこと以外は、実施例1と同様にして評価用セルを作製し、酸素雰囲気に置換したガラスデシケーターに入れた。SiO2/KBの質量比は0.17であった。
(比較例1)
SiO2粒子として、図4に示す比表面積620m2/gを有する多孔質のSiO2粒子を用いて正極を作製したこと以外は、実施例1と同様にして評価用セルを作製し、酸素雰囲気に置換したガラスデシケーターに入れた。
(比較例2)
SiO2粒子を用いずに、質量比で70wt%のケッチェンブラック(KB)、30wt%のポリテトラフルオロエチレン(PTFE)バインダー、及び溶媒として適量のエタノールを混合して、混合物を得て、得られた混合物をロールプレスにて圧延し、乾燥及び切断し、直径18mmφ、厚み130μmの正極層を作製したこと以外は、実施例1と同様にして評価用セルを作製し、酸素雰囲気に置換したガラスデシケーターに入れた。
表1に実施例1〜5及び比較例1〜2で作製した正極層の組成を示す。
(最大電流密度の測定)
実施例1〜5及び比較例1〜2で作製したガラスデシケーターに入れた評価用セルを、試験開始前に60℃の恒温槽にて3時間静置した。次いで、マルチチャンネルポテンショスタット/ガルバノスタットVMP3(Bio−Logic社製)充放電I−V測定装置を用いて、60℃、純酸素、1気圧の条件下で、電流印加時間/レスト時間=15分/0.1秒で電流密度を上げながらI-V特性を測定した。また、カット電圧2.5Vのときの電流密度を測定して、比較した。電流密度は、正極の単位面積基準の電流値である。
図6に、実施例1〜3及び比較例1〜2で作製したセルのI−V特性のグラフを示す。また、図7及び表2に、SiO2の比表面積と2.5Vのときのセルの電流密度との関係を示す。
SiO2の比表面積が小さいほど、セルの電流密度の向上がみられた。
また、図8に、実施例1、4、及び5、並びに比較例2で作製したセルのI−V特性のグラフを示す。また、図9及び表3に、正極中のSiO2の含有量と2.5Vのときの電流密度との関係を示す。
正極中におけるSiO2の含有量が10〜30wt%の範囲にて、セルは、安定して高い電流密度を示した。
1 正極層
2 電解質層
3 負極層
5 金属多孔体
6 正極集電体
7 負極集電体
8 ガス溜め部
9 密閉容器
10 電気化学セル

Claims (10)

  1. 正極層、負極層、並びに前記正極層及び負極層の間に配置された電解質層を含む金属空気電池であって、
    前記正極層が、導電材、バインダー、及びSiO2粒子を含み、
    前記SiO2粒子が16.7m2/g以下の比表面積を有する、
    金属空気電池。
  2. 前記SiO2粒子が無孔質である、請求項1に記載の金属空気電池。
  3. 前記正極層が、前記正極層の全体質量を基準として、10〜30wt%の前記SiO2粒子を含む、請求項1または2に記載の金属空気電池。
  4. (前記SiO2粒子の含有量)/(前記導電材の含有量)の比率が0.17〜0.75である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の金属空気電池。
  5. 前記負極層がリチウムを含有する材料を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の金属空気電池。
  6. 前記電解質層がセパレータを含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の金属空気電池。
  7. 前記電解質層がイオン液体を含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の金属空気電池。
  8. 前記イオン液体が、N,N−ジエチル−N−メチル−N−(2−メトキシエチル)アンモニウムビス(トリフルオロメタンスルホニル)アミド(DEMETFSA)、N−メチル−N−プロピルピペリジニウムビス(トリフルオロメタンスルホニル)アミド(PP13TFSA)、またはそれらの組み合わせである、請求項7に記載の金属空気電池。
  9. 前記電解質層がリチウム含有金属塩を含む、請求項7または8に記載の金属空気電池。
  10. 前記リチウム含有金属塩がリチウムビス(トリフルオロメタンスルホニル)アミド(LiTFSA)である、請求項9に記載の金属空気電池。
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