JP2014066875A - 光コネクタおよび光ファイバの接続方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】プラグ10の被接続光ファイバFをその中心軸を一致させて内蔵するフェルール11に弾性スリーブ12を結合部15を介して平行に連結するとともに、アダプタ20のプラグ10のフェルール11をその内部に嵌合可能な弾性スリーブ21にプラグ10の弾性スリーブ13内に嵌合可能なフェルール22を結合部24を介して平行に連結し、プラグ10側のフェルール11をアダプタ20側の弾性スリーブ21内に嵌合するとともに、フェルール22を弾性スリーブ12内に嵌合することにより、プラグ10のフェルール11の軸を中心とした軸回転の抑制を可能とする。
【選択図】図3
Description
第1の実施の形態では、軸回転較差の高精度な制御を可能とする、本発明の光コネクタの構造条件について図面を用いて詳細に説明する。
図3は本発明の光コネクタの実施例1を示すもので、図中、10はプラグ、20はアダプタである。
図7は本発明の光コネクタの実施例2を示すもので、図中、30はプラグ、40はアダプタである。
プラグ30側のフェルール31をアダプタ40側の弾性スリーブ41内に嵌合するとともに、アダプタ40側の回転調心用弾性スリーブ42内にプラグ30側の回転調心用フェルール32を嵌合することにより、プラグ30側のフェルール31の軸を中心とした軸回転の抑制が可能となる。この時、図1に示したr、θcおよびδの関係は、図9のように記述することができる。
図11は本発明の光コネクタの実施例3を示すもので、図中、50はプラグ、60はアダプタである。
図15は本発明の光コネクタの実施例4を示すもので、図中、70はプラグ、80はアダプタである。
図19は本発明の光コネクタの実施例5を示すもので、図中、90はプラグ、100はアダプタである。
図23は本発明の光コネクタの実施例6を示すもので、図中、110A,110Bはプラグ、120はアダプタである。
図26は本発明の光コネクタの実施例7を示すもので、図中、130A,130Bはプラグ、140はアダプタである。
図29は本発明の光コネクタの実施例8を示すもので、図中、150はプラグ、160はアダプタである。
本願の第2の実施の形態では、第1の実施の形態に示した各実施例の、クラッド重心以外の領域にコアを有する光ファイバへの適用性について図面を用いて詳細に説明する。
Claims (9)
- 一対の被接続光ファイバの一端にそれぞれ取り付けられる一対のプラグと、当該一対のプラグと組み合わされて前記一対の被接続光ファイバを突き合わせ接続するアダプタとからなる光コネクタであって、
各プラグは、被接続光ファイバをその中心軸を一致させて内蔵するフェルールと、結合部を介して前記フェルールと平行に連結された弾性スリーブと、前記フェルールを軸方向に摺動自在に保持する機能を備えたプラグハウジングとを少なくとも具備し、
アダプタは、前記プラグのフェルールをその内部に嵌合可能な弾性スリーブと、前記プラグの弾性スリーブ内に嵌合可能なフェルールとを少なくとも具備し、
前記アダプタのフェルールを前記一対のプラグの各弾性スリーブ内に嵌合することにより、前記プラグのフェルールの軸を中心とした軸回転較差を制御する
ことを特徴とする光コネクタ。 - 一対の被接続光ファイバの一端にそれぞれ取り付けられる一対のプラグと、当該一対のプラグと組み合わされて前記一対の被接続光ファイバを突き合わせ接続するアダプタとからなる光コネクタであって、
各プラグは、被接続光ファイバをその中心軸を一致させて内蔵するフェルールと、結合部を介して前記フェルールと平行に連結された回転調心用フェルールと、前記フェルールを軸方向に摺動自在に保持する機能を備えたプラグハウジングとを少なくとも具備し、
アダプタは、前記プラグのフェルールをその内部に嵌合可能な弾性スリーブと、前記プラグの回転調心用フェルールをその内部に嵌合可能な回転調心用弾性スリーブとを少なくとも具備し、
前記アダプタの回転調心用弾性スリーブ内に前記一対のプラグの回転調心用フェルールを嵌合することにより、前記プラグのフェルールの軸を中心とした軸回転較差を制御する
ことを特徴とする光コネクタ。 - 一対の被接続光ファイバの一端にそれぞれ取り付けられる一対のプラグと、当該一対のプラグと組み合わされて前記一対の被接続光ファイバを突き合わせ接続するアダプタとからなる光コネクタであって、
各プラグは、被接続光ファイバをその中心軸を一致させて内蔵するフェルールと、前記フェルールを軸方向に摺動自在に保持する機能を備えたプラグハウジングとを少なくとも具備し、前記フェルールは円形の一部に少なくとも1つの直線を含む断面形状を備え、
アダプタは、内部の断面形状が前記プラグのフェルールと相似の形状を備え、前記プラグのフェルールをその内部に嵌合可能な弾性スリーブを少なくとも具備し、
前記アダプタの弾性スリーブ内に前記プラグのフェルールを嵌合することにより、前記プラグのフェルールの軸を中心とした軸回転較差を制御する
ことを特徴とする光コネクタ。 - 一対の被接続光ファイバの一端にそれぞれ取り付けられる一対のプラグと、当該一対のプラグと組み合わされて前記一対の被接続光ファイバを突き合わせ接続するアダプタとからなる光コネクタであって、
各プラグは、被接続光ファイバをその中心軸を一致させて内蔵するフェルールと、前記フェルールを軸方向に摺動自在に保持する機能を備えたプラグハウジングとを少なくとも具備し、前記フェルールは円形の一部に1つの直線を含む断面形状を備え、
アダプタは、内部がV状と1つの直線で形成された断面形状を備え、前記プラグのフェルールをその内部に嵌合可能な弾性スリーブを少なくとも具備し、
前記アダプタの弾性スリーブ内に前記プラグのフェルールを嵌合することにより、前記プラグのフェルールの軸を中心とした軸回転較差を制御する
ことを特徴とする光コネクタ。 - 一対の被接続光ファイバの一端にそれぞれ取り付けられる一対のプラグと、当該一対のプラグと組み合わされて前記一対の被接続光ファイバを突き合わせ接続するアダプタとからなる光コネクタであって、
各プラグは、被接続光ファイバをその中心軸を一致させて内蔵するフェルールと、前記フェルールを軸方向に摺動自在に保持する機能を備えたプラグハウジングとを少なくとも具備し、前記フェルールは円形の一部に少なくとも1つの直線または曲線を含む断面形状を備え、
アダプタは、内部が円形の一部に前記プラグのフェルールの断面形状における直線または曲線上の少なくとも2点と接する凸状もしくは凹状を有する断面形状を備え、前記プラグのフェルールをその内部に嵌合可能な弾性スリーブを少なくとも具備し、
前記アダプタの弾性スリーブ内に前記プラグのフェルールを嵌合することにより、前記プラグのフェルールの軸を中心とした軸回転較差を制御する
ことを特徴とする光コネクタ。 - 一対の被接続光ファイバの一端にそれぞれ取り付けられる一対のプラグと、当該一対のプラグと組み合わされて前記一対の被接続光ファイバを突き合わせ接続するアダプタとからなる光コネクタであって、
各プラグは、被接続光ファイバをその中心軸を一致させて内蔵するフェルールと、前記フェルールを軸方向に摺動自在に保持する機能を備えたプラグハウジングとを少なくとも具備し、一方のプラグのフェルールはフェルール端面に1つのガイドピンを備え、他方のプラグのフェルールはフェルール端面に前記ガイドピンを挿入可能な1つのピン穴を備え、
アダプタは、前記プラグのフェルールをその内部に嵌合可能な弾性スリーブを少なくとも具備し、
前記アダプタの弾性スリーブ内に前記プラグのフェルールを嵌合し、さらに前記フェルールのガイドピンとピン穴を嵌合することにより、前記プラグのフェルールの軸を中心とした軸回転較差を制御する
ことを特徴とする光コネクタ。 - 一対の被接続光ファイバの一端にそれぞれ取り付けられる一対のプラグと、当該一対のプラグと組み合わされて前記一対の被接続光ファイバを突き合わせ接続するアダプタとからなる光コネクタであって、
各プラグは、被接続光ファイバをその中心軸を一致させて内蔵するフェルールと、前記フェルールを軸方向に摺動自在に保持する機能を備えたプラグハウジングとを少なくとも具備し、一方のプラグのフェルールはフェルール端面に少なくとも2つのガイドピンを備え、他方のプラグのフェルールはフェルール端面に前記ガイドピンを挿入可能な前記ガイドピンと同数のピン穴を備え、
アダプタは、前記プラグを把持する機能を具備し、
前記アダプタに前記プラグを把持させ、さらに前記フェルールの各ガイドピンと各ピン穴を嵌合することにより、前記プラグのフェルールの軸を中心とした軸回転較差を制御する
ことを特徴とする光コネクタ。 - 一対の被接続光ファイバの一端にそれぞれ取り付けられる一対のプラグと、当該一対のプラグと組み合わされて前記一対の被接続光ファイバを突き合わせ接続するアダプタとからなる光コネクタであって、
各プラグは、被接続光ファイバをその中心軸を一致させて内蔵するフェルールと、前記フェルールを軸方向に摺動自在に保持する機能を備えたプラグハウジングと、前記フェルールの先端側を外部に露出させた状態で前記プラグハウジングを収容するプラグ本体とを少なくとも具備し、
アダプタは、前記プラグのフェルールをその内部に嵌合可能な弾性スリーブを少なくとも具備し、
極座標において(rcosθc,rsinθc)の位置にある前記プラグのプラグハウジングとプラグ本体との間のクリアランスδが
ことを特徴とする光コネクタ。 - 一対の被接続光ファイバの一端にそれぞれ取り付けられる一対のプラグと、当該一対のプラグと組み合わされて前記一対の被接続光ファイバを突き合わせ接続するアダプタとからなる光コネクタを用いて光ファイバを接続する方法であって、
前記プラグは、被接続光ファイバをその中心軸を一致させて内蔵するフェルールを少なくとも具備し、
前記フェルールと平行に調心用のフェルールもしくはスリーブを設け、または当該フェルールの断面形状を非円形に形成し、または当該フェルールの端面にガイドピンもしくはピン穴を設けてプラグおよびアダプタ間における被接続光ファイバの軸周りの回転を抑制する機構とすることで、前記プラグのフェルールの軸を中心とした軸回転較差を制御する
ことを特徴とする光ファイバの接続方法。
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