JPH05203834A - 多芯光コネクタ - Google Patents

多芯光コネクタ

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JPH05203834A
JPH05203834A JP1127392A JP1127392A JPH05203834A JP H05203834 A JPH05203834 A JP H05203834A JP 1127392 A JP1127392 A JP 1127392A JP 1127392 A JP1127392 A JP 1127392A JP H05203834 A JPH05203834 A JP H05203834A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical connector
leaf spring
optical
adapter housing
shaped leaf
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP1127392A
Other languages
English (en)
Inventor
Akitoshi Mesaki
明年 目▲さき▼
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は多芯光コネクタに関し、部品点数が少
なく小型化及び低コスト化に適した多芯光コネクタの提
供を目的とする。 【構成】一対の光コネクタフェルール4を該フェルール
の対応する光ファイバ同士が対向するようにアダプタハ
ウジング12内で突き合わせて上記対応する光ファイバ
間の光結合をなす多芯光コネクタにおいて、その凸面が
第1の壁面12Aに密着するようにU字形板バネ14を
アダプタハウジング12内に設け、光コネクタフェルー
ル4をU字形板バネ14の凸面に沿ってアダプタハウジ
ング12に挿入したときに、光コネクタフェルール4の
一面が第2の壁面12Dに密着するようにして構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多芯光コネクタに関す
る。光コネクタは、光通信等の分野において、伝送路と
して使用される光ファイバ同士を着脱可能に接続するた
めに使用される。この種の光コネクタは、鏡面研磨され
た光ファイバ端面同士を同軸上で突き合わせるように構
成される。光ファイバの端面同士を突き合わせたときに
軸ずれが生じていると、接続損失が増大するので、光フ
ァイバ同士を突き合わせたときに軸ずれが生じないよう
にすることが光コネクタには要求される。また、伝送容
量の増大に伴う多チャンネル化に対応するために、光コ
ネクタの多芯化、即ち多芯光コネクタの実現が要望され
ている。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の一般的な多芯光コネクタを
説明するための図である。まず、図5(A)に示すよう
に、多芯の光ファイバを備えたテープファイバ2からそ
れぞれ導き出される光ファイバ6は、光コネクタフェル
ール4のファイバ挿入孔に挿入固定され、各端面は、光
コネクタフェルールの端面4Aとともに研磨される。
【0003】このように構成されたものを図5(B)に
示すようにアダプタハウジング10の両側から挿入し
て、各光コネクタフェルール4を上下左右からアダプタ
ハウジング10内の4つの板バネ8で押さえ付けて、各
光ファイバが対応する各光ファイバに対向して密着する
ようにして、各光ファイバの光結合がなされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来技術
においては、アダプタハウジング10に挿入されたフェ
ルール4の上下左右の位置の確定をなすために、光コネ
クタフェルール4の上下面及び側面にそれぞれ密着する
4つの板バネ8が必要であり、部品点数が多く、装置の
小型化及び低コスト化が困難であるという問題があっ
た。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みて創作され
たもので、部品点数が少なく小型化及び低コスト化に適
した多芯光コネクタの提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の多芯光コネクタ
は、一対の光コネクタフェルールを該光コネクタフェル
ールの対応する光ファイバ同士が対向するようにアダプ
タハウジング内で突き合わせて上記対応する光ファイバ
間の光結合をなす多芯光コネクタにおいて、その凸面又
は凸部が上記アダプタハウジングの内側の第1の壁面に
密着するようにU字形板バネ又はV字形板バネを上記ア
ダプタハウジング内に設け、上記光コネクタフェルール
を上記U字形板バネ又は上記V字形板バネの凹面又は凹
部に沿って上記アダプタハウジングに挿入したときに、
上記光コネクタフェルールの一面が上記第1の壁面と対
向する上記アダプタハウジングの第2の壁面に密着する
ようにして構成される。
【0007】
【作用】本発明の構成によると、アダプタハウジングへ
の光コネクタフェルールの挿入動作に伴って弾性変形し
たU字形板バネ又はV字形板バネの復元力が、光コネク
タフェルールの一面がアダプタハウジングの内側の第2
の壁面に密着するとともに、2つの光コネクタフェルー
ル間の位置ずれが排除されるように作用するので、多芯
の光ファイバの光結合を1つの板バネによって実現する
ことができる。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を説明する。図1は本発
明の実施例を示す多芯光コネクタの斜視図である。この
多芯光コネクタは、一対の光プラグ20,20と、これ
らの光プラグ20が装着されるアダプタ30とからな
る。
【0009】光プラグ20は、複数の光ファイバを1列
に備えてなるテープファイバ2から導き出される各光フ
ァイバ6を、光コネクタフェルール4のファイバ挿入孔
に挿入固定し、光ファイバ6の端面を光コネクタフェル
ール4の端面4Aとともに研磨して構成される。
【0010】アダプタ30は、内部に光コネクタフェル
ールの挿入空間を有するアダプタハウジング12内に、
平板を湾曲させた形状のU字形板バネ14を配置して構
成される。U字形板バネ14のフェルール挿入方向につ
いての移動は、ハウジング12の内側の下面12Aのフ
ェルール挿入口に形成された突起12Cによって制限さ
れる。また、U字形板バネ14の湾曲面に沿った方向の
回転運動は、アダプタハウジング12の内側の上面12
Dの両側部に設けられた凸部12Bによって規制されて
いる。
【0011】符号4Bは光コネクタフェルール4の端部
に形成された面取りであり、この面取り4Bは、光コネ
クタフェルール4のアダプタハウジング12への挿入動
作に際して光コネクタフェルール4が最初にU字形板バ
ネ14に接触する部分に施されている。
【0012】図1に示された多芯光コネクタの動作原理
を図2により説明する。光プラグ20をU字形板バネ1
4に沿ってアダプタハウジング12内に挿入すると、U
字形板バネ14は、図2に矢印Aで示す方向に、即ち図
2に破線で示す曲率の小さい状態から実線で示す曲率が
大きい状態に弾性変形し、その反力は矢印Bで示すよう
に、光プラグの光コネクタフェルール4に作用する。こ
の反力の垂直方向の成分によって、光コネクタフェルー
ル4はアダプタハウジングの上面12Dに密着する。
【0013】また、この反力は同一形状の2つの光コネ
クタフェルール4に同じように作用するから、両光コネ
クタフェルール4がアダプタ30に挿入されている状態
にあっては、両光コネクタフェルール4間に図2の左右
方向についての位置ずれは生じない。
【0014】従って、一方の光コネクタフェルール4の
各光ファイバ6は他方の光コネクタフェルール4のそれ
ぞれ対応する各光ファイバ6に位置ずれなく対向するこ
ととなり、各光ファイバについての良好な光結合が達成
される。
【0015】本実施例においては、光コネクタフェルー
ル4の挿入動作に際して光コネクタフェルール4がU字
形板バネ14に最初に接触する部分に面取り4Bを形成
しているので、光コネクタフェルール4の挿入動作に際
してU字形板バネ14が変形しやすく、光プラグ20の
アダプタ30への挿入を容易に行うことができる。
【0016】図3は本発明の他の実施例を示す多芯光コ
ネクタの斜視図である。この実施例では、U字形板バネ
14のフェルール挿入方向への変位を規制するために、
U字形板バネ14の長手方向の端部に突起14Aを予め
形成しておき、この突起14Aをアダプタハウジング1
2側に折り曲げている。この構成によると、前実施例の
ようにアダプタハウジング12のフェルール挿入口に突
起12Cを形成する必要がないので、U字形板バネ14
をアダプタハウジング12内に配置するのが容易にな
る。
【0017】また、本実施例においては、アダプタハウ
ジング12の内側の上面12Dに長手方向に溝12Eを
形成しておくとともに、光コネクタフェルール4の上面
に突起4Cを形成している。この構成によると、光コネ
クタフェルール4の突起4CDが形成されている側の面
がアダプタハウジング12の上面12D側に位置してい
るときにだけ、光コネクタフェルール4がアダプタハウ
ジング12に挿入可能となるので、光プラグ20をアダ
プタ30に誤った向きで挿入することが防止される。
【0018】図4は本発明のさらに他の実施例を示すア
ダプタの断面図である。この実施例では、U字形板バネ
に代えて、V字形板バネ14′を用いている。V字形板
バネ14′は、その凸部14′Aがアダプタハウジング
12の下面12Aに形成されたV字溝に着座するよう
に、アダプタハウジング12内に配置される。この構成
によっても、図1により説明した実施例の動作原理に準
じた原理に従って、光プラグ同士を正確に接続すること
ができる。
【0019】U字形板バネ14、V字形板バネ14′の
材質としては、燐青銅等の弾性体を用いることができ
る。尚、以上の実施例においては、光コネクタフェルー
ル同士をファイバ軸方向に押圧するための手段について
は図示されていないが、周知の付勢手段を用いて、光結
合に要求される適度の押圧力を光コネクタフェルール間
に与えることができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
部品点数が少なく小型化及び低コスト化に適した多芯光
コネクタの提供が可能になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す多芯光コネクタの斜視図
である。
【図2】図1の多芯光コネクタの動作原理を説明するた
めの図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す多芯光コネクタの斜
視図である。
【図4】本発明のさらに他の実施例を示すアダプタの断
面図である。
【図5】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
4 光コネクタフェルール 6 光ファイバ 12 アダプタハウジング 14 U字形板バネ 14′ V字形板バネ 20 光プラグ 30 アダプタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の光コネクタフェルール(4) を該光
    コネクタフェルールの対応する光ファイバ同士が対向す
    るようにアダプタハウジング(12)内で突き合わせて上記
    対応する光ファイバ間の光結合をなす多芯光コネクタに
    おいて、 その凸面又は凸部が上記アダプタハウジング(12)の内側
    の第1の壁面(12A) に密着するようにU字形板バネ(14)
    又はV字形板バネ (14′) を上記アダプタハウジング(1
    2)内に設け、 上記光コネクタフェルール(4) を上記U字形板バネ(14)
    又は上記V字形板バネ(14′) の凹面又は凹部に沿って
    上記アダプタハウジング(12)に挿入したときに、上記光
    コネクタフェルール(4) の一面が上記第1の壁面(12A)
    と対向する上記アダプタハウジング(12)の第2の壁面(1
    2D) に密着するようにしたことを特徴とする多芯光コネ
    クタ。
  2. 【請求項2】 上記光コネクタフェルール(4) の挿入動
    作に際して最初に上記板バネに接触する部分に面取り(4
    A)が施されていることを特徴とする請求項1に記載の多
    芯光コネクタ。
  3. 【請求項3】 上記板バネの光コネクタフェルール挿入
    方向への変位を規制する手段がさらに設けられているこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の多芯光コネク
    タ。
JP1127392A 1992-01-24 1992-01-24 多芯光コネクタ Withdrawn JPH05203834A (ja)

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JP1127392A JPH05203834A (ja) 1992-01-24 1992-01-24 多芯光コネクタ

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JPH05203834A true JPH05203834A (ja) 1993-08-13

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ID=11773375

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JP1127392A Withdrawn JPH05203834A (ja) 1992-01-24 1992-01-24 多芯光コネクタ

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JP (1) JPH05203834A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014066875A (ja) * 2012-09-26 2014-04-17 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光コネクタおよび光ファイバの接続方法
CN106772829A (zh) * 2017-03-28 2017-05-31 中国科学院高能物理研究所 光学传输系统、光纤耦合装置及光纤耦合方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014066875A (ja) * 2012-09-26 2014-04-17 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光コネクタおよび光ファイバの接続方法
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990408