JP2014062943A - 検査回路、表示装置、電子機器、電子時計および表示装置の検査方法 - Google Patents

検査回路、表示装置、電子機器、電子時計および表示装置の検査方法

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JP2014062943A JP2012206584A JP2012206584A JP2014062943A JP 2014062943 A JP2014062943 A JP 2014062943A JP 2012206584 A JP2012206584 A JP 2012206584A JP 2012206584 A JP2012206584 A JP 2012206584A JP 2014062943 A JP2014062943 A JP 2014062943A
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Abstract

【課題】隣接するソース線の短絡、誤接続といった不良も含めて、効率的にソース線の不良を検出できる回路規模の小さな検査回路、その検査回路を含む表示装置、表示装置の検査方法等を提供する。
【解決手段】マトリクス状に配置された複数の画素と、前記複数の画素の各々に画像信号を入力するための複数のソース線を有する表示装置の検査回路20であって、前記複数のソース線上の前記画像信号を受け取り、比較した結果を第1の信号Qとして出力する比較回路21と、検査入力信号と前記第1の信号に基づく信号とを受け取り、前記検査入力信号と前記第1の信号に基づく信号との論理演算を行った結果を検査出力信号として出力する信号伝達回路23と、を含む。
【選択図】図4

Description

本発明は検査回路、表示装置、電子機器、電子時計および表示装置の検査方法等に関する。
EPD(Electrophoretic Display)すなわち電気泳動表示装置や、液晶ディスプレイ(LCD)等の表示装置においては、近年高精細化が進み、さらに、画素部と、画素部を制御するための周辺回路を基板上に一体形成することによる回路の高集積化が進んでいる。
製造工程において例えば形状不良、静電破壊(ESD)等によって素子破壊が生じた場合、表示装置自体の正常動作が見込めなくなるため、品質検査によって除外されなければならない。特に様々な画像信号が伝送されるソース信号線(以下、単にソース線とする)の品質検査を行うことは重要である。
ソース線の検査としては、各ソース線と検査端子とをスイッチを介して接続し、駆動回路によって各ソース線のスイッチのオン/オフを切り換えながら、検査端子からのデータを期待値(異常がない場合に期待される値)と比較する手法がある。しかし、各ソースに設けられるスイッチやこれらのスイッチを制御する駆動回路、および検査端子が必要となり、実装面積が拡大するという問題がある。
そこで、通常の画像に代えてテストパターンを使用し、表示装置に内蔵された検査回路で効率的にテストする手法が提案されている。このときの検査回路の面積は、各ソース線のスイッチ、スイッチの駆動回路および検査端子を合わせた面積よりも小さくできる。
例えば特許文献1の発明は、第1のライン期間でHレベル(ハイレベル)を入力し、第2のライン期間でLレベル(ローレベル)を入力するテストパターンを用いて、表示装置に内蔵された検査回路で効率的にソース線を検査する。
特開2006−189809号公報
しかし、特許文献1の発明では物理的または論理的に隣接するソース線の間で短絡がある場合や、隣接するソース線の一方がソースドライバーに誤って接続されている場合(以下、誤接続という)等の異常を検出できない。つまり、あるライン期間において全てのソース線は一律にHレベルまたはLレベルであるため、隣接するソース線の間の不良を検出できない可能性がある。
また、特許文献1の発明は、不良判定(良否の判断)だけでなく欠陥箇所も特定する。そのため、特許文献1の発明の検査回路は、高速なクロック信号に基づいて正確にパルスをカウントしながら期待値(異常がない場合に期待される値)との比較を行う比較的大きな回路を含む必要がある。しかし、製造工程における検査においては、欠陥箇所も特定までは必要なく、不良判定だけが正確に実行されればよい場合も多い。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものである。本発明のいくつかの態様によれば、隣接するソース線の短絡、誤接続といった不良も含めて、効率的にソース線の不良を検出できる回路規模の小さな検査回路、その検査回路を含む表示装置、電子機器、電子時計、表示装置の検査方法等を提供する。
(1)本発明は、マトリクス状に配置された複数の画素と、前記複数の画素の各々に画像信号を入力するための複数のソース線を有する表示装置の検査回路であって、前記複数のソース線上の前記画像信号を受け取り、比較した結果を第1の信号として出力する比較回路と、検査入力信号と前記第1の信号に基づく信号とを受け取り、前記検査入力信号と前記第1の信号に基づく信号との論理演算を行った結果を検査出力信号として出力する信号伝達回路と、を含む。
本発明の検査回路によれば、マトリクス状に配置された複数の画素と、複数の画素の各々に画像信号を入力するための複数のソース線を有する表示装置について、ソース線に所望のデータ(具体的には画像信号)が乗っているか否かを検査することができる。このとき、比較回路によってソース線上の画像信号を比較する過程を含むため、本発明の検査回路では物理的または論理的に隣接するソース線の短絡、誤接続といった不良を含めて検出することができる。
また、本発明の検査回路は信号伝達回路を含む。信号伝達回路は、例えば所定の数のパルス信号からなる検査入力信号を受け取り、第1の信号に基づく信号との論理演算を行って検査出力信号として出力する。ここで、第1の信号は比較回路がソース線上の画像信号を比較した結果をあらわす信号である。そのため、本発明の検査回路は、検査出力信号について調べるだけでソース線の短絡、誤接続といった不良の有無を知ることができる、効率的な不良判定を可能にする。
例えば、ソース線に所望の画像信号が乗っている場合には、検査入力信号と等しい検査出力信号が信号伝達回路から出力されてもよい。このとき、検査回路の内部、または外部で検査出力信号と検査入力信号とを比較するだけで不良判定が可能である。
このように、本発明の検査回路によれば、隣接するソース線の短絡、誤接続といった不良も含めて、効率的にソース線の不良を検出できる。そして、従来のソース線の検査手法のように、各ソース線と検査端子とをスイッチを介して接続し、駆動回路によって各ソース線のスイッチのオン/オフを切り換える必要もない。そのため、従来のソース線の検査手法に比べて、回路規模の小さな検査回路を提供することができる。
なお、本発明の検査回路では、第1の信号に基づく信号は第1の信号から生成された別の信号であってもよいし、第1の信号そのものであってもよい。そして、第1の信号、第1の信号に基づく信号は1ビットの信号であってもよいが、通常は多ビットの信号である。
(2)この検査回路において、多ビットの信号である前記第1の信号を受け取り、前記第1の信号のビット間で所定の演算を行って、前記第1の信号よりも少ないビット数の第2の信号を出力する信号制御回路を含み、前記信号伝達回路は、前記第1の信号に基づく信号として、前記第2の信号を受け取ってもよい。
(3)この検査回路において、前記信号制御回路は、前記複数のソース線上の前記画像信号の全てが期待値に等しい場合に、全ビットの値が同じになる前記第2の信号を出力してもよい。
これらの発明によれば、検査回路は信号制御回路を含む。信号制御回路は第1の信号について所定の処理を行った第2の信号(前記の第1の信号に基づく信号に対応)を生成、出力し、信号伝達回路は第2の信号に基づいて検査出力信号を生成、出力する。検査回路が信号制御回路を含むことで、信号伝達回路の構造が単純化されて回路規模を小さくすることができる。
信号制御回路は、まず多ビットの信号である第1の信号を受け取り、その第1の信号よりも少ないビット数の第2の信号を出力する。このことで、信号伝達回路が受け取る信号の数を減らして、信号伝達回路の回路規模を小さくできる。例えば、信号制御回路は、比較回路からの第1の信号の各ビットの期待値がHレベルであるときに、2入力1出力のAND回路で第1の信号を受け取り、ビット数を半分にした第2の信号を出力してもよい。つまり、信号制御回路は、所定の演算として論理積をとることで、第1の信号よりも少ないビット数の第2の信号を生成してもよい。
また、信号制御回路は、複数のソース線上の画像信号の全てが期待値に等しい場合に、全ビットの値が同じになる第2の信号を生成、出力してもよい。このとき、信号伝達回路は、異常がない場合に、各ビットの値が同じ第2の信号を受け取る。そのため、信号伝達回路は、単位回路(信号伝達単位回路)を同じように繰り返して接続する構成をとることができ、信号伝達回路の構造が単純化されるので回路規模を小さくすることができる。
なお、期待値とは異常がない場合に期待される値であって、ここでは各ソース線上の画像信号について期待値としてHレベルまたはLレベルが定められている。
(4)この検査回路において、前記信号伝達回路は、2入力1出力の論理回路である信号伝達単位回路が多段に接続して構成され、最終段の前記信号伝達単位回路の出力信号を検査出力信号とし、前記信号伝達単位回路は、一方の入力として、前記第1の信号に基づく信号を受け取り、他方の入力として、前記検査入力信号または前段の前記信号伝達単位回路の出力信号を受け取ってもよい。
本発明の検査回路によれば、信号伝達回路は、2入力1出力の論理回路である信号伝達単位回路を多段に接続して構成されている。そして、信号伝達回路は、最終段の信号伝達単位回路の出力信号を検査出力信号とし、信号伝達単位回路は、一方の入力として、第2の信号(第1の信号に基づく信号)を受け取り、他方の入力として、検査入力信号または前段の信号伝達単位回路の出力信号を受け取る。
本発明の検査回路は、信号伝達単位回路として2入力1出力の論理回路を用いることで、構成を単純にして回路規模を小さくするとともに配線の混雑も抑えることができる。信号伝達単位回路として用いられる2入力1出力の論理回路は、たとえばAND回路やOR回路であってもよい。そして、信号伝達単位回路のAND回路、OR回路は、それぞれNAND回路、NOR回路とインバーターとを組み合わせて構成されていてもよい。
(5)この検査回路において、前記比較回路は、前記表示装置において同時に前記ソース線へ転送される前記画像信号の転送単位をブロックとして、隣接する前記ブロックの境界にある2つの前記ソース線上の前記画像信号を比較する比較器を含んでもよい。
(6)この検査回路において、前記比較回路は、1つの前記ブロックにおいて、値が交互に異なる前記画像信号を受け取ってもよい。
これらの発明によれば、ソース線へ転送される画像信号の転送単位をブロックとした場
合に、1つのブロックとその隣接するブロックとの境界に存在する2本のソース線上の画像信号を比較する機能を有する。そのため、画像信号がブロック単位で転送される場合に発生しうる転送不良を検出することが可能になる。
例えば、表示装置に8本のソース線X1〜X8があるとする。そしてブロックが4本のソース線分の画像信号であるとすると、転送クロック(水平同期信号に比べて十分に早いタイミングを与えるものとする)に基づく最初の転送タイミングで、第1ブロックの画像信号が、ソース線X1〜X4に対応する一時的な記憶部に転送される。そして、次の転送タイミングで第1ブロックの画像信号は、ソース線X5〜X8に対応する一時的な記憶部にシフト転送される。その一方で、別の第2ブロックの画像信号が、ソース線X1〜X4に対応する一時的な記憶部に転送される。
このようなブロック単位の転送を行う場合、転送時のエラーを検出するために隣接するブロックに含まれる全てのソース線上の画像信号を比較してもよいが、回路規模が大きくなるおそれがある。そこで、これらの発明の検査回路は、1つのブロックとその隣接するブロックとの境界に存在する2本のソース線上の画像信号を比較して、効率的に転送不良を検出する。この例では、ソース線X4上の画像信号とソース線X5上の画像信号を比較することで、効率的に転送不良を検出できる。
このとき、1つのブロックにおいて、値が交互に異なる画像信号を用いてもよい。すなわち、1つのブロックにおいて、隣接するソース線で一方がHレベルであれば、他方がLレベルとなるような画像信号を用いてもよい。比較回路は隣接するソース線上の画像信号を比較し、期待値(この例では一方がHレベル、他方がLレベル)通りであれば、比較器(この例では排他的論理和)の出力値はHレベルになる。
なお、比較回路が隣接するブロック間の境界に存在する2本のソース線上の画像信号を比較する場合には、隣接するブロックの関係によって、この比較器の出力値が異なる。例えば、全てのブロックが同じパターンを用いる場合には、比較器の出力値はHレベルになる。ソース線X1〜X4上の画像信号が(HLHL)のパターンであり、ソース線X5〜X8上の画像信号も(HLHL)のパターンであるような場合である。
一方、隣接するブロックでは異なるパターンを用いる場合には、比較器の出力値はLレベルになる。例えば、ソース線X1〜X4上の画像信号が(HLHL)のパターンであり、ソース線X5〜X8上の画像信号は(LHLH)のパターンであるような場合である。このとき、信号制御回路に回路構成の変更によって、各ビットの値が同じ第2の信号を生成することもできる。
(7)この検査回路において、前記信号伝達回路は、所定の数のパルスを含む前記検査入力信号を受け取ってもよい。
(8)この検査回路において、前記検査出力信号のパルス数をカウントするカウンターを含んでもよい。
これらの発明によれば、信号伝達回路は、所定の数のパルスを含む前記検査入力信号を受け取る。そして、ソース線に所望の画像信号が乗っている場合には、検査入力信号と等しい検査出力信号が信号伝達回路から出力されてもよい。このとき、検査回路の内部、または外部で検査出力信号のパルス数をカウントするだけで、容易かつ効率的に不良判定が可能である。
このとき、検査回路自体が検査出力信号のパルス数をカウントするカウンターを含んで
もよい。検査回路内で検査出力信号のパルス数と期待値とを比較できるので、検査回路外部に対して不良の有無を例えば1つの出力信号で知らせることができる。よって、さらに効率的に不良判定が可能である。
なお、期待値とは異常がない場合に期待される値である。異常がない場合には検査出力信号として検査入力信号が出力されるとすると、ここでの期待値、すなわちカウンターの期待値とは、検査入力信号に含まれるパルス数(例えば240)である。また、本明細書においてカウンターとは、単にカウント値を出力するものに限らず、カウント値と期待値とを比較して一致、不一致を示す信号を出力するものも含むとする。
(9)本発明は、前記検査回路を含む表示装置であってもよい。
(10)本発明は、前記表示装置を含む電子機器であってもよい。
(11)本発明は、前記表示装置を含む電子時計であってもよい。
本発明によれば、前記の検査回路を含むので、効率的にソース線の不良を検出できる表示装置、電子機器、電子時計を実現する。このとき、表示装置やこの表示装置を含む電子機器(例えば電子時計)について、効率的な出荷検査だけでなく、出荷後の不良解析も可能である。そのため、表示装置、電子機器、電子時計の信頼性を高めることができる。
(12)本発明は、前記検査回路を用いた表示装置の検査方法であって、前記複数のソース線上の前記画像信号を受け取るステップと、前記信号伝達回路が前記検査入力信号を受け取るステップと、前記カウンターが前記検査出力信号のパルス数をカウントするステップと、前記カウンターの値が期待値と一致した場合に、前記表示装置が正常であると判断されるステップと、を含む。
本発明の検査方法は、複数のソース線上の画像信号を受け取るステップ、信号伝達回路が検査入力信号を受け取るステップ、カウンターが検査出力信号のパルス数をカウントするステップと、カウンターの値が期待値と一致したか否かで正常であるか否かを判断するステップとを含む、前記の検査回路を用いた効率的な表示装置の検査が可能である。
第1実施形態の検査回路を含む電気泳動表示装置のブロック図。 図1の電気泳動表示装置の画素の構成例を示す図。 図3(A)は電気泳動素子の構成例を示す図。図3(B)、図3(C)は電気泳動素子の動作の説明図。 第1実施形態の検査回路のブロック図。 図5(A)〜図5(B)は検査回路の波形図の一例。 第1実施形態の検査回路の回路図の一例。 図7(A)〜図7(B)は信号伝達回路の別の構成例。 検査回路の検査手順を示すフローチャート。 図9(A)〜図9(B)は画像信号のブロックを説明する図。 第2実施形態の検査回路の回路図の一例。 適用例の電子機器のブロック図。 図12(A)は電子機器の一例である電子時計の図、図12(B)は電子機器の一例である電子ペーパーの図。
1.第1実施形態
本発明の第1実施形態について図1〜図8を参照して説明する。
1.1.電気泳動表示装置の構成
図1は、本実施形態の検査回路20を含むアクティブマトリックス方式の電気泳動表示装置10の構成を示す図である。本実施形態の検査回路20は、図1に示される電気泳動表示装置10のソース線(データ線68が対応)を検査する。まず、本実施形態の検査回路20が検査する対象である電気泳動表示装置10の構成について説明する。
電気泳動表示装置10は、表示制御回路60、検査回路20、表示部3を含む。表示制御回路60は、表示部3を制御する制御部であり、走査線駆動回路61、データ線駆動回路62、コントローラー63、共通電源変調回路64、記憶部160を含む。
走査線駆動回路61、データ線駆動回路62、共通電源変調回路64、記憶部160は、それぞれコントローラー63と接続されている。コントローラー63は、例えば電気泳動表示装置10の外部からの入力信号(図外)、プログラム等に基づいて、これらを総合的に制御する。そして、コントローラー63は検査回路20とも接続されており、検査回路20に検査指示を与えて、電気泳動表示装置10のデータ線68(ソース線に対応)を検査させることができる。
記憶部160は、例えばVRAMと、例えばフラッシュメモリー等の不揮発性メモリーを含んでいてもよい(図外)。VRAMは表示部3に表示させる画像のデータを記憶する。また、不揮発性メモリーはVRAMに記憶されたデータを構成する要素のデータ(例えばパーツデータや背景データ)を記憶する。
ここで、検査回路20が電気泳動表示装置10のデータ線68を検査する場合に用いる、テストパターン(例えば1ビットの市松模様)のパーツデータも不揮発性メモリーに記憶されており、表示部3のサイズに合わせてテストパターンが生成されてVRAMに記憶されてもよい。また、記憶部160は、その他に例えばSRAM、DRAM等を含んでおり、コントローラー63がデータの一時記憶領域としても用いる。
検査回路20は、コントローラー63からの検査指示によって動作し、コントローラーが表示部3に表示させるテストパターンを用いて、データ線68(すなわち、ソース線X1、X2、…、Xn)に異常がないかを検査する。検査回路20は、コントローラー63から所定の数のパルスを含む検査入力信号を受け取る。また、検査回路20は、異常検出信号によって検査結果をコントローラー63に伝える。なお、本実施形態の検査回路20の詳細な構成については後述する。
表示部3には、走査線駆動回路61から延びる複数の走査線66と、データ線駆動回路62から延びる複数のデータ線68(ソース線に対応)とが形成されており、これらの交差位置に対応して複数の画素40が設けられている。すなわち、複数の画素40がマトリクス上に配置されている。
走査線駆動回路61は、m本の走査線66(Y1、Y2、…、Ym)により各画素40に接続されている。走査線駆動回路61は、コントローラー63の制御に従って1行目からm行目までの走査線66を順次選択することで、画素40に設けられた駆動用TFT48(図2参照)のオンタイミングを規定する選択信号を供給する。
データ線駆動回路62は、n本のデータ線68(ソース線X1、X2、…、Xn)により各画素40に接続されている。データ線駆動回路62は、コントローラー63の制御に従って、画素40のそれぞれに対応する1ビットの画像データを規定する画像信号を画素4
0に供給する。なお、本実施形態では、画素信号「0」を規定する場合には、ローレベルの画像信号を画素40に供給し、画素信号「1」を規定する場合には、ハイレベルの画像信号を画素40に供給するものとする。
表示部3には、また、共通電源変調回路64から延びる低電位電源線49(Vss)、高電位電源線50(Vdd)、共通電極配線55(Vcom)、第1のパルス信号線91(S1)、第2のパルス信号線92(S2)が設けられており、それぞれの配線は画素40と接続されている。共通電源変調回路64は、コントローラー63の制御に従って上記配線のそれぞれに供給する各種信号を生成する一方、これら各配線の電気的な接続および切断(ハイインピーダンス化、Hi−Z)を行う。
1.2.画素部分の回路構成
図2は、図1の画素40の回路構成図である。なお、図1と同じ配線には同じ番号を付しており、説明は省略する。また、全画素に共通の共通電極配線55については記載を省略している。
画素40には、駆動用TFT(Thin Film Transistor)48と、ラッチ回路70と、スイッチ回路80が設けられている。画素40は、ラッチ回路70により画像信号を電位として保持するSRAM(Static Random Access Memory)方式の構成をとる。
駆動用TFT48は、N−MOSトランジスタからなる画素スイッチング素子である。駆動用TFT48のゲート端子は走査線66に接続され、ソース端子はデータ線68に接続され、ドレイン端子はラッチ回路70のデータ入力端子に接続されている。ラッチ回路70は転送インバーター70tと帰還インバーター70fとを備えている。転送インバーター70t、帰還インバーター70fには、低電位電源線49(Vss)と高電位電源線50(Vdd)から電源電圧が供給される。
スイッチ回路80は、トランスミッションゲートTG1、TG2からなり、ラッチ回路70に記憶された画素信号のレベルに応じて、画素電極35(図3(B)、図3(C)参照)に信号を出力する。なお、Vaは、1つの画素40の画素電極へ供給される電位(信号)を意味する。
ラッチ回路70に画素信号「1」(ハイレベルの画像信号)が記憶されて、トランスミッションゲートTG1がオン状態となると、スイッチ回路80はVaとして信号S1を供給する。一方、ラッチ回路70に画素信号「0」(ローレベルの画像信号)が記憶されて、トランスミッションゲートTG2がオン状態となると、スイッチ回路80はVaとして信号S2を供給する。このような回路構成により、表示制御回路60はそれぞれの画素40の画素電極に対して供給する電位(信号)を制御することが可能である。
1.3.表示方式
本実施形態の検査回路20を含む電気泳動表示装置10は、二粒子系マイクロカプセル型の電気泳動方式であるとする。分散液は無色透明、電気泳動粒子は白色または黒色のものであるとすると、白色または黒色の2色を基本色として少なくとも2色を表示できる。ここでは、電気泳動表示装置10は、基本色として黒色と白色とを表示可能であるとして説明する。そして、黒色を表示している画素を白色で表示すること、または白色を表示している画素を黒色で表示することを反転と表現する。
図3(A)は、電気泳動素子132の構成を示す図である。電気泳動素子132は素子基板130と対向基板131(図3(B)、図3(C)参照)との間に挟まれている。電気泳動素子132は、複数のマイクロカプセル120を配列して構成される。マイクロカ
プセル120は、例えば無色透明な分散液と、複数の白色の電気泳動粒子(白色粒子127)と、複数の黒色の電気泳動粒子(黒色粒子126)とを封入している。本実施形態では、例えば白色粒子127は負に帯電しており、黒色粒子126は正に帯電しているとする。
図3(B)は、電気泳動表示装置10の表示部3の部分断面図である。素子基板130と対向基板131は、マイクロカプセル120を配列してなる電気泳動素子132を狭持している。表示部3(図1参照)は、素子基板130の電気泳動素子132側に、複数の画素電極35が形成された駆動電極層350を含む。図3(B)では、画素電極35として画素電極35Aと画素電極35Bが示されている。画素電極35により、画素ごとに電位を供給することが可能である(例えば、Va、Vb)。ここで、画素電極35Aを有する画素を画素40Aとし、画素電極35Bを有する画素を画素40Bとする。画素40A、画素40Bは画素40(図1、図2参照)に対応する2つの画素である。
一方、対向基板131は透明基板であり、表示部3において対向基板131側に画像表示がなされる。表示部3は、対向基板131の電気泳動素子132側に、平面形状の共通電極37が形成された共通電極層370を含む。なお、共通電極37は透明電極である。共通電極37は、画素電極35と異なり全画素に共通の電極であり、電位Vcomが供給される。
共通電極層370と駆動電極層350との間に設けられた電気泳動表示層360に電気泳動素子132が配置されており、電気泳動表示層360が表示領域となる。共通電極37と画素電極(例えば、35A、35B)との間の電位差に応じて、画素毎に所望の表示色を表示させることができる。
図3(B)では、共通電極側の電位Vcomが画素40Aの画素電極の電位Vaよりも高電位である。このとき、負に帯電した白色粒子127が共通電極37側に引き寄せられ、正に帯電した黒色粒子126が画素電極35A側に引き寄せられるため、画素40Aは白色を表示していると視認される。
図3(C)では、共通電極側の電位Vcomが画素40Aの画素電極の電位Vaよりも低電位である。このときは逆に、正に帯電した黒色粒子126が共通電極37側に引き寄せられ、負に帯電した白色粒子127が画素電極35A側に引き寄せられるため、画素40Aは黒色を表示していると視認される。なお、図3(C)の構成は図3(B)と同様であり説明は省略する。また、図3(B)、図3(C)ではVa、Vb、Vcomを固定された電位として説明したが、実際にはVa、Vb、Vcomは時間とともに電位が変化する。
このように、本実施形態の検査回路20を含む電気泳動表示装置10は、文字、数字、写真、模様、イラスト等の様々な画像を表示可能である。そして、検査回路20が電気泳動表示装置10のソース線(データ線68が対応)を検査する際には、効率的な検査が可能であるようにテストパターン(例えば1ビットの市松模様)を表示させることができる。すなわち、検査回路20が電気泳動表示装置10のソース線を検査する際には、テストパターンに従う画像信号をソース線に乗せて、その画像信号について検査することでソース線の異常(例えば、隣接するソース線の短絡、誤接続)の有無を判断する。
1.4.検査回路の構成
1.4.1.全体構成
図4は本実施形態の検査回路20のブロック図である。検査回路20は、比較回路21、信号制御回路22、信号伝達回路23、カウンター24を含む。まず、比較回路21は
、複数のソース線(図1のデータ線68、すなわちソース線X1、X2、…、Xnが対応)上の画像信号Pを受け取り、比較した結果を第1の信号Qとして出力する。ここで、本実施形態では画像信号Pと第1の信号Qとは多ビットの信号であって、個々のビットを表すときにはP1、Q2のように添え字を付して区別するものとする(図6参照)。
比較回路21が実行する比較とは、例えば隣接する画像信号Pi(iは自然数)と画像信号Pi+1とが同じ値か否かを比べることをいい、比較回路21が例えば排他的論理和回路といった比較器を含むことで実現できる。なお、画像信号Piはソース線Xi上の画像信号であってもよいが、必ずしもソース線Xi上の画像信号とは限らない。つまり、画像信号Piと画像信号Pi+1とは論理的に隣接していると言えるが、必ずしもソース線Xiとソース線Xi+1のような物理的な隣接に対応しているわけではない。
信号制御回路22は、第1の信号Qを受け取り、第1の信号Qよりもビット数が少ない第2の信号Rを出力する。ここで、本実施形態では第2の信号Rも多ビットの信号であって、個々のビットを表すときにはR1のように添え字を付して区別するものとする(図6参照)。
信号制御回路22は、第1の信号Qに基づく信号である第2の信号Rを生成するが、そのときビット数を減じて信号伝達回路23の回路規模を小さくする。このとき、信号制御回路22は、画像信号Pの全てが期待値(異常がない場合に期待される値であり、前記のテストパターンに従う値)に等しい場合に、全ビットの値が同じになる前記第2の信号Rを出力するように構成される。全ビットの値を揃えることで、信号伝達回路23が単位回路(信号伝達単位回路)を同じように繰り返して接続する構成をとることを可能にし、さらに回路規模を小さくするためである。
例えば、画像信号Pの全てが期待値に等しい場合に第1の信号Qの出力が全てHレベルであるとすると、信号制御回路22を2入力1出力のAND回路で構成することで、第1の信号Qよりも少ないビット数で、かつ全ビットの値が同じになる第2の信号Rを出力することができる。
信号伝達回路23は、検査入力信号200と第2の信号Rとを受け取り、検査入力信号200と第2の信号Rとの論理演算を行った結果を検査出力信号223として出力する。信号伝達回路23は、この論理演算によってスイッチを実現し、画像信号Pの全てが期待値に等しい場合に、検査出力信号223として検査入力信号200と同じ波形が得られるものとする。
カウンター24は、検査出力信号223を受け取り、検査出力信号223のパルス数をカウントする。そして、カウンター24は異常があった場合にHレベルに変化する異常検出信号224を出力する。カウンター24は、カウント値と期待値とを比較して異常検出信号224を変化させる。ここでの期待値はカウンター24の期待値であって、テストパターンに基づいて定められるものであり、カウンター24は予め期待値を取得しているものとする。
このとき、検査回路20の外部のコントローラー(図1のコントローラー63が対応)は、検査出力信号223がLレベルであるかHレベルであるかを見るだけで、効率的に表示装置のソース線の異常の有無を知ることができる。なお、本実施形態では検査入力信号200についても、コントローラーが検査回路20に入力するものとする。
ここで、本実施形態では多ビットを前提として説明したが、第1の信号Q、または第2の信号Rについては1ビットの信号であることもあり得る。そして、信号制御回路22お
よびカウンター24の少なくとも一方を省略することが可能である。例えば、信号制御回路22を省略した場合には、第2の信号Rに代えて第1の信号Qが信号伝達回路23に入力されてもよい。また、カウンター24を省略した場合には、検査出力信号223が検査回路20の外部のコントローラーに入力されて、コントローラーが検査出力信号223のパルス数をカウントし、期待値と比較してもよい。
1.4.2.異常の検出
図5(A)〜図5(B)は、検査回路20の波形図の一例であって、検査入力信号200、検査出力信号223、異常検出信号224、およびカウンター24のカウント値の変化を示す。図5(A)〜図5(B)のように、外部のコントローラーは検査回路20にテストパターンに応じた数のパルスを含む検査入力信号200を入力する。この例では、テストパターンは表示部3(図1参照)の1画面分に対応する320カラム(列)×240ライン(行)のサイズを有する。そして、検査入力信号200はその行数に対応して240のパルスを含む。
そして、1行ごとにソース線X1、X2、…、X320上の画像信号が全て期待値通りであるかが検査される。そして、期待値通りであれば、検査した行に対応する検査入力信号200のパルスが検査出力信号223として出力される。カウンター24は、検査出力信号223のパルス数をカウントし、検査した行におけるカウンター24の期待値に等しくなるか否かを調べる。この例では、最終行であればカウンター24の期待値は240であり、15行目であればカウンター24の期待値は15である。
図5(A)は異常が検出されなかった場合を表す。カウンター24のカウント値は、最終行の240まで正しくインクリメントされており、異常検出信号224はLレベルのままである。
一方、図5(B)は15行目の検査で異常が検出されて、カウンター24のカウント値が14で止まり、異常検出信号224がHレベルとなった場合の例を示す。外部のコントローラーは異常検出信号224の変化によって、ソース線に関する異常があったことが分かる。そして、カウンター24のカウント値に外部からアクセス可能であれば、どのタイミングで異常が生じたかも知ることが可能であり不良解析に役立つ。
このように、本実施形態ではテストパターンの行数に応じた数のパルスを含む検査入力信号200を用いて、カウンター24で検査出力信号223のパルス数をカウントするだけで効率的にソース線に関する異常の有無を判断できる。なお、本実施形態では異常が検出されるとカウンター24はインクリメントを停止するが継続してもよい。また、検査回路20はカウント値を出力して、外部のコントローラーがカウンター24の期待値との比較を実行してもよい。
1.4.3.回路図
図6は、本実施形態の検査回路20の回路図の一例を示す。ただし、カウンター24については、一般的なバイナリカウンター等が用いられてもよく、図示を省略している。図6では、説明の都合上ソース線が16本(n=16)である場合について示しているが、ソース線の数に特に制限はない。
図6の下部の(奇数行)および(偶数行)と示された部分のH、Lは、それぞれHレベル、Lレベルを意味しており、画像信号の期待値を表している。図6から分かるように、画像信号の奇数番目と偶数番目には、HレベルとLレベルとが交互に割り当てられている。そして、同じソース線に対応する画像信号は、奇数行目と偶数行目とで、HレベルとLレベルとが交互に割り当てられている。つまり、Hを黒に、Lを白に対応させると、本実
施形態では1ビットの市松模様がテストパターンとして用いられていることがわかる。このとき、隣接する画像信号は必ず異なるので、隣接間の短絡や誤接続を検出することができる。また、同じソース線の期待値は1行毎に変化するので、行方向について最も変化が激しい状態で検査を行うことができる。
例えば奇数行の検査の場合、画像信号P1〜P16がHLHL…HLという期待値通りの値であるならば、検査入力信号200のパルスは検査出力信号223として出力される。そして、カウンター24(図4参照)によってパルスがカウントされて異常がないことが検出される。また、偶数行の検査の場合、画像信号P1〜P16がLHLH…LHという期待値通りの値であるならば、同様に異常がないことが検出される。
ここで、特に画像信号P1〜P4に注目して詳細に説明する。まず、比較回路21は、画像信号P1と画像信号P2、画像信号P3と画像信号P4を排他的論理和回路で比較して、ともに期待値がHレベルである第1の信号Q1、Q2を出力する。信号制御回路22は、第1の信号Q1、Q2をAND回路で受け取り、ビット数を減らした第2の信号R1を出力する。そして、信号伝達単位回路230−1は2入力1出力のAND回路(NAND回路とインバーターとの組み合わせで構成)であって、一方の入力として第2の信号R1が、他方の入力として前段の信号伝達単位回路230−2の出力信号を受け取る。画像信号P1〜P4が期待値通りであれば、第2の信号R1はHレベルであるため、信号伝達単位回路230−2の出力信号が検査出力信号223として信号伝達回路23から出力されることになる。
画像信号P5〜P8、画像信号P9〜P12、画像信号P13〜P16についてもそれぞれ同じ構成の回路が用いられ、画像信号P1〜P16が全て期待値に等しい場合に、検査入力信号200のパルスが検査出力信号223として出力されることになる。ここで、信号制御回路22は、第2の信号Rのビット数を第1の信号Qよりも減らすとともに、第2の信号Rの全てのビットの値を揃えている。信号伝達回路23は、同じ信号伝達単位回路230−1〜230−4を規則的に連結した構成をとることができる。そのため、回路規模を抑えることができる。
ここで、信号伝達回路23は、画像信号P1〜P16が期待値通りの場合にだけ、検査入力信号200のパルスを検査出力信号223として出力させる。つまり、一種のスイッチを構成する。図6の例では、信号伝達単位回路230−1〜230−4としてAND回路を用いていたが、他の回路構成を用いてもよい。
図7(A)〜図7(B)は、それぞれ信号伝達回路23の別の構成例を示す図である。なお、図6と同じ要素には同じ符号を付しており説明を省略する。図7(A)はトランスミッションゲートを信号伝達単位回路230−1〜230−4として用いている。この場合にも、第2の信号R1〜R4がHレベルである場合に、検査入力信号200のパルスが検査出力信号223として出力される。なお、“−”を付したR1〜R4は、第2の信号R1〜R4の反転信号を意味する。
図7(B)は、インバーターを組み合わせて信号伝達単位回路230−1〜230−4を構成した例を示している。第2の信号R1〜R4とこれらの反転信号は、インバーターのイネーブル信号として入力される。この場合にも、第2の信号R1〜R4がHレベルである場合に、検査入力信号200のパルスが検査出力信号223として出力される。なお、第2の信号R1〜R4のいずれかがLレベルである場合には、信号伝達単位回路230−1〜230−4の中に双安定回路が構成されて、不定信号が伝搬しないようになっている。
このように、信号伝達回路23は設計に自由度があり、図6〜図7(B)の例に限らず
様々な構成をとることができる。また、信号伝達単位回路を規則的に連結した構成をとることで、回路規模を抑えることが可能である。
1.5.フローチャート
図8は、本実施形態の検査回路20の検査手順を示すフローチャートである。検査回路20は、コントローラー63(図1参照)からソース線の検査指示があるまでは動作せずに待機している(S2:No)。
そして、コントローラー63からの検査指示があれば(S2:Yes)、検査の初期設定を実行する(S4)。検査の初期設定とは、具体的にはライン期間をカウントするパラメーターlを1にセットし、異常検出信号224をLレベルにセットすること等である。ここで、パラメーターlはテストパターンの第何行目に対応した検査を実行しているかを示すものである。また、異常検出信号224がLレベルであることは、異常が検出されていない状態を示す。
そして、テストパターンの第1行目から順に検査が実行される。まず、比較回路21がソース線上の画像信号Pを受け取る(S6)。すると、図6を用いて説明した通り、比較回路21から第1の信号Qが出力されて、さらに第1の信号Qを受け取った信号制御回路22が第2の信号Rを出力することになる。なお、比較回路21は、例えば水平同期信号に基づいて適切なタイミングで画像信号を取得してもよい。
信号伝達回路23は、所定の数のパルスを含む検査入力信号200を受け取る(S8)。そして、信号制御回路22からの第2の信号Rも受け取って、画像信号Pが全て期待値通りであれば、すなわちテストパターンの通りであれば、検査入力信号200のパルスを検査出力信号223として出力することになる。
カウンター24は、検査出力信号223を受け取り、検査出力信号223がパルスを含んでいればカウントアップする(S10)。そして、カウント値に異常がある場合には(S12:Yes)、異常検出信号224をHレベルにして(S20)検査を終了する。
カウンター24は、カウント値に異常がない場合には(S12:No)、パラメーターlをチェックしてm(最終行の数)に等しいか否かを判断する(S14)。パラメーターlがmに等しく、テストパターンの最終行の検査が実行された場合には(S14:Yes)、検査を終了する。
そして、パラメーターlがm(最終行の数)でない場合には(S14:No)、ライン期間をカウントするパラメーターlをインクリメントして(S16)、ステップS6に戻って検査を継続する。
このように、本実施形態の検査回路20は、全てのソース線を一律にHレベルまたはLレベルにしないテストパターン(例えば市松模様)を用いて、隣接するソース線の短絡、誤接続といった不良も含めて、効率的にソース線の不良を検出できる。特に、検査入力信号200として所定の数のパルスを含む信号を用いることで、カウンター24を用いて効率的な異常判断が可能になる。そして、本実施形態の検査回路20は、従来のソース線の検査手法のように各ソース線と検査端子とをスイッチを介して接続する必要もない。そのため、スイッチの駆動回路も不要であり、回路規模の小さな検査回路を提供することができる。
2.第2実施形態
本発明の第2実施形態について図9(A)〜図10を参照して説明する。なお、図1〜
図8と同じ要素については同じ符号を付しており説明を省略する。また、ブロック図や本実施形態の検査回路を用いた検査方法等は第1実施形態と同じであり説明を省略する。本実施形態では、画像信号の転送単位であるブロックを考慮して比較回路21、信号制御回路22が構成されており、画像信号のブロックの転送過程で生じ得るエラーも効率的に検出することができる。
図9(A)〜図9(B)は画像信号のブロックを説明する図である。ブロックは、ソース線へ転送される画像信号の転送単位をいう。ソース線X1〜Xnに画像信号が乗る前に、データ線駆動回路62において画像信号のブロック単位でのシフト転送(以下、単にブロックの転送と表現する)が実行される。
図9(A)はブロックの転送を実行中のある瞬間を例示するものである。この例では、ブロックは4本のソース線に対応する画像信号で構成されており、図9(A)ではブロックD2、D3、Dk+1が示されている。例えばブロックD2は、HHHLという4本のソース線に対応する4つの画像信号を含む。
そして、例えば転送クロックに同期して、図9(A)の矢印のようにブロックの転送が行われる。ここで、転送クロックは水平同期信号に比べて十分に早いタイミングを与えるものとする。図9(B)は、図9(A)の後でブロックの転送が行われた様子を表す。図9(B)では、各ソース線に画像信号が供給されるように各ブロックが転送されている。例えば、図9(B)の状態にあるときに、ソース線Xn-3にブロックDnに含まれるHレベルの信号が供給されてもよい。
ここで、このようなブロックの転送が行われる場合、転送過程で生じ得るエラーもソース線の検査として効率的に検出できることが好ましい。ここで、正しくブロックの転送ができることを検査するためには、転送クロック毎に各ソース線上の画像信号がHLHL…のように反転する最も厳しい条件が好ましい。しかし、第1の実施形態のテストパターンを用いた場合、例えば図9(A)〜図9(B)のソース線X1はブロックの転送中にHレベル、またはLレベルのままである。そのため、本実施形態では、後述するように第1の実施形態のテストパターンに改良を加えたものを用いる。
また、ブロックの転送時のエラーを検出するために隣接するブロックに含まれる全てのソース線上の画像信号を比較してもよいが、回路規模が大きくなるおそれがある。そこで、本実施形態の検査回路20では、1つのブロックとその隣接するブロックとの境界に存在する2本のソース線上の画像信号を比較して、効率的に転送不良を検出する。図9(A)〜図9(B)では、例えばソース線X4上の画像信号とソース線X5上の画像信号を比較することで、効率的に転送不良を検出できる。
なお、図9(A)〜図9(B)では説明の都合上、画像信号のブロックがソース線X1〜Xnの下位の番号から順に転送される例を示しているが、このような場合に限るものではなく例えば逆順でもよい。また、前記のように、画像信号Piはソース線Xi上の画像信号であってもよいが、必ずしもソース線Xi上の画像信号とは限らない。つまり、画像信号のブロックとソース線とを様々に対応させることができる。例えば、図9(B)において、ブロックD2のそれぞれのデータを、ソース線Xn-2、X1、X6、X4k-2に割り当てることも可能である。この場合にはソース線Xn-2、X4k-2がブロックの境界に存在するソース線となる。
図10は、本実施形態の検査回路20の回路図の一例である。なお、図6と同じ要素には同じ符号を付しており説明を省略する。また、図6と同じように、説明の都合上ソース線が16本(n=16)である場合について示しているが、ソース線の数に特に制限はな
い。
図10の下部の(奇数行)および(偶数行)と示された部分のH、Lは図6と同じく画像信号の期待値を表している。図6とは異なり、図10の点線で示されたブロック(4つの画像信号)毎に並びが反転している。そのため、転送クロック毎に各ソース線上の画像信号がHLHL…のように反転する最も厳しい条件を実現できる。
そして、図6とは異なり、比較回路21は排他的論理和回路Ce1〜Ce3を含み、ブロックの境界に存在する画像信号を比較する。そのため、排他的論理和回路Ce1〜Ce3の出力の変化によって転送不良を検出できる。
しかし、画像信号P1〜P16が期待値通りである場合、排他的論理和回路Ce1〜Ce3の出力である第1の信号Qe1〜Qe3はLレベルとなる。そのため、第1実施形態と同じ期待値の第2の信号R1〜R4を出力するために、信号制御回路22は第1実施形態と異なる回路構成をとっている。
信号制御回路22は、第1実施形態と異なり第1の信号Q1〜Q8をNAND回路で受け取り、その結果と第1の信号Qe1〜Qe3とをNOR回路N1〜N4で受け取って第2の信号R1〜R4を出力する。なお、第1の信号Qe3は、NOR回路N3とNOR回路N4の両方に入力されているが、これは末端(バウンダリ)における例外処理である。
信号制御回路22がこのような回路構成をとることで、信号伝達回路23は第1実施形態と同じ構成でよく、カウンター24を用いた効率的な異常検出も第1実施形態と同じように実施可能である。
以上のように、本実施形態の検査回路20は、第1実施形態の検査回路20と同じ効果に加えて、第1実施形態と全く同じ検出手法を用いながらも、画像信号のブロックの転送過程で生じ得るエラーについても効率的に検出することができる、との効果を有する。
3.適用例
本発明の適用例について図11〜図12(B)を参照して説明する。なお、図1〜図10と同じ要素については同一符号を付して説明を省略する。第1〜第2実施形態の検査回路20を含む電気泳動表示装置10は、例えば時刻表示を行う電子時計などの電子機器に適用できる。
3.1.電子機器のブロック図
図11は適用例に係る電子機器1のブロック図である。電子機器1は、CPU2、入力部4、記憶部5、電気泳動表示装置10を含む。電気泳動表示装置10は、第1〜第2実施形態の電気泳動表示装置10であって、様々な画像を表示する表示部3を含む。
CPU2は、他のブロックを制御し様々な演算や処理を行う。CPU2は、例えば記憶部5からプログラムを読み込み、プログラムに従って電気泳動表示装置10に時刻信号を入力したり、例えば不良解析としてソース線の検査を指示したりしてもよい。
入力部4は、例えば電子機器1の使用者からの指示を受け取り、指示に応じた信号を他のブロックに出力してもよい。
記憶部5は、例えばDRAMやSRAMなどのメモリーであってもよいし、ROMを含んでいてもよい。CPU2が使用するプログラムは、例えば記憶部5が含むROMに書かれていてもよい。
表示部3は、電気泳動表示装置10の一部であって、例えば時刻を表示したり、文字、写真などを表示したりしてもよい。
電子機器1は、第1〜第2実施形態の検査回路20を有する電気泳動表示装置10を含むことで、効率的にソース線の不良を検出できる。このとき、効率的な出荷検査だけでなく、出荷後の不良解析も可能である。そのため、電子機器1の信頼性を高めることができる。
3.2.電子機器の具体例
図12(A)〜図12(B)に、電子機器の具体例を示す。図12(A)は電子機器の1つである電子時計1000の正面図である。電子時計1000は、例えば腕時計であり、時計ケース1002と、時計ケース1002に連結された一対のバンド1003とを備える。時計ケース1002の正面には、電気泳動表示装置10の表示部3(図11参照)である表示部1004が設けられ、時刻表示1005を行っている。時計ケース1002の側面には、2つの操作ボタン1011と1012とが設けられ、入力部4(図11参照)として機能する。
また、図12(B)は電子機器の1つである電子ペーパー1100の斜視図である。電子ペーパー1100は可撓性を有し、電気泳動表示装置10の表示部3(図11参照)である表示領域1101と、本体1102とを備えている。
第1〜第2実施形態の検査回路20を有する電気泳動表示装置10は、これらの具体例を含む、様々な電子機器に適用できる。そして、そのような電子機器は、検査回路20によって効率的にソース線の不良を検出でき、電子機器としての信頼性を高めることができる。
4.その他
前記の実施形態においては、電気泳動表示装置は、黒粒子および白粒子による白黒二粒子系の電気泳動が行われるものに限られず、青白等の一粒子系の電気泳動を行っても良く、また、白黒以外の組み合わせでも構わない。
そして、電気泳動表示装置に限らず、ソース線を有する表示手段に前記の駆動方法が適用されてもよい。例えば、液晶ディスプレイ(LCD)、ECD(Electrochromic Display=エレクトロクロミックディスプレイ)等である。
さらに、前記の適用例の電子時計は、腕時計に限らず、置き時計、掛け時計、懐中時計などの時計機能を有する機器に広く適用できる。
これらの例示に限らず、本発明は、実施形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法および結果が同一の構成、あるいは目的および効果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成または同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
1 電子機器、2 CPU、3 表示部、4 入力部、5 記憶部、10 電気泳動表示装置、20 検査回路、21 比較回路、22 信号制御回路、23 信号伝達回路、24 カウンター、35 画素電極、35A 画素電極、35B 画素電極、37 共通電
極、40 画素、40A 画素、40B 画素、48 駆動用TFT、49 低電位電源線(Vss)、50 高電位電源線(Vdd)、55 共通電極配線(Vcom)、60
表示制御回路、61 走査線駆動回路、62 データ線駆動回路、63 コントローラー、64 共通電源変調回路、66 走査線、68 データ線(ソース線)、70 ラッチ回路、70f 帰還インバーター、70t 転送インバーター、80 スイッチ回路、91 第1のパルス信号線(S1)、92 第2のパルス信号線(S2)、120 マイクロカプセル、126 黒色粒子、127 白色粒子、130 素子基板、131 対向基板、132 電気泳動素子、160 記憶部、200 検査入力信号、223 検査出力信号、224 異常検出信号、230−1〜230−4 信号伝達単位回路、350 駆動電極層、360 電気泳動表示層、370 共通電極層、1000 電子時計、1002 時計ケース、1003 バンド、1004 表示部、1005 時刻表示、1011 操作ボタン、1100 電子ペーパー、1101 表示領域、1102 本体、Ce1〜Ce3 排他的論理和回路、N1〜N4 NOR回路、P 画像信号、Q 第1の信号、R
第2の信号、X1〜Xn ソース線

Claims (12)

  1. マトリクス状に配置された複数の画素と、前記複数の画素の各々に画像信号を入力するための複数のソース線を有する表示装置の検査回路であって、
    前記複数のソース線上の前記画像信号を受け取り、比較した結果を第1の信号として出力する比較回路と、
    検査入力信号と前記第1の信号に基づく信号とを受け取り、前記検査入力信号と前記第1の信号に基づく信号との論理演算を行った結果を検査出力信号として出力する信号伝達回路と、を含む検査回路。
  2. 請求項1に記載の検査回路において、
    多ビットの信号である前記第1の信号を受け取り、前記第1の信号のビット間で所定の演算を行って、前記第1の信号よりも少ないビット数の第2の信号を出力する信号制御回路を含み、
    前記信号伝達回路は、
    前記第1の信号に基づく信号として、前記第2の信号を受け取る検査回路。
  3. 請求項2に記載の検査回路において、
    前記信号制御回路は、
    前記複数のソース線上の前記画像信号の全てが期待値に等しい場合に、全ビットの値が同じになる前記第2の信号を出力する検査回路。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の検査回路において、
    前記信号伝達回路は、
    2入力1出力の論理回路である信号伝達単位回路が多段に接続して構成され、
    最終段の前記信号伝達単位回路の出力信号を検査出力信号とし、
    前記信号伝達単位回路は、
    一方の入力として、前記第1の信号に基づく信号を受け取り、
    他方の入力として、前記検査入力信号または前段の前記信号伝達単位回路の出力信号を受け取る検査回路。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の検査回路において、
    前記比較回路は、
    前記表示装置において同時に前記ソース線へ転送される前記画像信号の転送単位をブロックとして、隣接する前記ブロックの境界にある2つの前記ソース線上の前記画像信号を比較する比較器を含む検査回路。
  6. 請求項5に記載の検査回路において、
    前記比較回路は、
    1つの前記ブロックにおいて、値が交互に異なる前記画像信号を受け取る検査回路。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の検査回路において、
    前記信号伝達回路は、
    所定の数のパルスを含む前記検査入力信号を受け取る検査回路。
  8. 請求項7に記載の検査回路において、
    前記検査出力信号のパルス数をカウントするカウンターを含む検査回路。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の検査回路を含む表示装置。
  10. 請求項9に記載の表示装置を含む電子機器。
  11. 請求項9に記載の表示装置を含む電子時計。
  12. 請求項8に記載の検査回路を用いた表示装置の検査方法であって、
    前記複数のソース線上の前記画像信号を受け取るステップと、
    前記信号伝達回路が前記検査入力信号を受け取るステップと、
    前記カウンターが前記検査出力信号のパルス数をカウントするステップと、
    前記カウンターの値が期待値と一致した場合に、前記表示装置が正常であると判断されるステップと、を含む表示装置の検査方法。
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