JP2016085269A - 電気光学基板、電気光学装置及び電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な検査工程で電気光学基板の配線(走査線など)の欠陥を検出可能とし、且つ、前記欠陥の種類も判定可能とすること。
【解決手段】走査線を検査する検査回路70を備える電気光学基板において、奇数番目の走査線の信号レベルと、前記奇数番目の走査線の次に位置する偶数番目の走査線の信号レベルとについて、排他的論理和を演算した結果を第1演算結果とし、前記次に位置する偶数番目の走査線の信号レベルと、前記偶数番目の走査線の次に位置する奇数番目の走査線の信号レベルとについて、排他的論理和を演算した結果を第2演算結果とし、複数の前記第1演算結果について、論理和を演算した結果を第3演算結果とし、複数の前記第2演算結果について、論理和を演算した結果を第4演算結果とする。検査回路70は、第3演算結果と第4演算結果とについて論理積を演算した結果に相当する値を、走査線の検査結果を示す検査信号Doutとして出力する。
【選択図】 図3
【解決手段】走査線を検査する検査回路70を備える電気光学基板において、奇数番目の走査線の信号レベルと、前記奇数番目の走査線の次に位置する偶数番目の走査線の信号レベルとについて、排他的論理和を演算した結果を第1演算結果とし、前記次に位置する偶数番目の走査線の信号レベルと、前記偶数番目の走査線の次に位置する奇数番目の走査線の信号レベルとについて、排他的論理和を演算した結果を第2演算結果とし、複数の前記第1演算結果について、論理和を演算した結果を第3演算結果とし、複数の前記第2演算結果について、論理和を演算した結果を第4演算結果とする。検査回路70は、第3演算結果と第4演算結果とについて論理積を演算した結果に相当する値を、走査線の検査結果を示す検査信号Doutとして出力する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、電気光学基板、電気光学装置及び電子機器に関する。
複数のデータ線と、各データ線と交差する複数の走査線とが形成された電気光学基板を備える液晶表示装置が知られている。この電気光学基板には、走査線とデータ線との交差に対応して画素電極が形成されている。画素電極は、例えば薄膜トランジスター(Thin Film Transistor)を介して走査線及びデータ線に接続されている。
ここで、走査線及びデータ線は、表示画素の数に応じた本数だけ形成される。例えば、カラー表示が可能な液晶表示装置にあっては、480本の走査線と1920本のデータ線とを備えたものや、1024本の走査線と3840本のデータ線とを備えたものなどが知られている。
液晶表示装置などの表示装置では、上述したように膨大な数の配線を形成する必要がある上に、当然ながら走査線及びデータ線には断線や短絡などの欠陥がないことが要求される。
液晶表示装置などの表示装置では、上述したように膨大な数の配線を形成する必要がある上に、当然ながら走査線及びデータ線には断線や短絡などの欠陥がないことが要求される。
しかしながら、電気光学基板の製造工程における諸要因により、或る程度の割合で走査線やデータ線の欠陥が生じてしまうことは避けられない。このため、走査線やデータ線の欠陥の発生率を低減させるために当該欠陥を分析すべく、当該欠陥を詳細に検出可能な技術が望まれている。
例えば特許文献1には、断線が生じた走査線を判定する方法が開示されている。この判定方法では、隣接する2本の走査線を、スイッチング素子を介して直列接続し、これに電流を流すことで、当該2本の走査線における断線の有無を検知する。
例えば特許文献1には、断線が生じた走査線を判定する方法が開示されている。この判定方法では、隣接する2本の走査線を、スイッチング素子を介して直列接続し、これに電流を流すことで、当該2本の走査線における断線の有無を検知する。
特許文献1に開示された技術では、隣接する2本の走査線ごとに検査を行わなければならないため、全ての走査線を検査するには煩雑な検査工程を要する。また、特許文献1に開示された技術により検査可能な欠陥は断線のみである。
本発明は、前記の事情を鑑みて成されたものであり、欠陥が生じた配線と当該欠陥の種類を、簡易な検査工程で検出することを解決課題の一つとする。
本発明は、前記の事情を鑑みて成されたものであり、欠陥が生じた配線と当該欠陥の種類を、簡易な検査工程で検出することを解決課題の一つとする。
以上の課題を解決するため、本発明の一態様に係る電気光学基板は、走査信号が供給される複数の走査線と、前記複数の走査線を検査する検査回路と、を備える電気光学基板であって、奇数番目の前記走査線の信号レベルと、前記奇数番目の走査線の次に位置する偶数番目の走査線の信号レベルとについて、排他的論理和を演算した結果を第1演算結果とし、前記次に位置する偶数番目の走査線の信号レベルと、前記偶数番目の走査線の次に位置する奇数番目の走査線の信号レベルとについて、排他的論理和を演算した結果を第2演算結果とし、複数の前記第1演算結果について、論理和を演算した結果を第3演算結果とし、複数の前記第2演算結果について、論理和を演算した結果を第4演算結果としたとき、前記検査回路は、前記第3演算結果と前記第4演算結果とについて論理積を演算した結果に相当する値を、前記走査線の検査結果を示す検査信号として出力する。
この態様によれば、複数の走査線のいずれかに欠陥が生じたときには、前記欠陥が生じた走査線の位置及び前記欠陥の種類に対応するパターンの検査信号が検査回路から出力されるように、検査回路が構成される。従って、例えば走査線がM本設けられている場合、1番目からM番目の走査線を一本ずつ順次選択していき、そのときに検査回路から出力される検査信号を参照するだけで、欠陥が生じた走査線と前記欠陥の種類とを特定することができる。つまり、簡易な検査工程で走査線を詳細に検査することができる。
この態様によれば、複数の走査線のいずれかに欠陥が生じたときには、前記欠陥が生じた走査線の位置及び前記欠陥の種類に対応するパターンの検査信号が検査回路から出力されるように、検査回路が構成される。従って、例えば走査線がM本設けられている場合、1番目からM番目の走査線を一本ずつ順次選択していき、そのときに検査回路から出力される検査信号を参照するだけで、欠陥が生じた走査線と前記欠陥の種類とを特定することができる。つまり、簡易な検査工程で走査線を詳細に検査することができる。
本発明の他の態様に係る電気光学基板は、前記態様に係る電気光学基板であって、前記検査回路と前記複数の走査線との間に設けられ、供給されたイネーブル信号が非アクティブのとき、前記複数の走査線の信号レベルに関わらず、前記検査回路に所定レベルの信号を出力するイネーブル回路を含む。
この態様によれば、検査回路と走査線との間にイネーブル回路が設けられ、例えば走査線の検査を行う必要がないときには、前記イネーブル回路に非アクティブのイネーブル信号を供給することで、走査線の信号レベルに関わらず、常に所定レベルの信号がイネーブル回路から検査回路に出力される。これにより、検査回路において状態の遷移が生じないため、前記検査回路の消費電力が抑制される。
この態様によれば、検査回路と走査線との間にイネーブル回路が設けられ、例えば走査線の検査を行う必要がないときには、前記イネーブル回路に非アクティブのイネーブル信号を供給することで、走査線の信号レベルに関わらず、常に所定レベルの信号がイネーブル回路から検査回路に出力される。これにより、検査回路において状態の遷移が生じないため、前記検査回路の消費電力が抑制される。
本発明の他の態様に係る電気光学基板は、前記態様に係る電気光学基板であって、前記検査回路は、前記第1演算結果を出力する第1排他的論理和回路と、前記第2演算結果を出力する第2排他的論理和回路と、複数の前記第1排他的論理和回路の出力信号について論理和を演算し、前記第3演算結果を出力する第1演算回路と、前記複数の第2排他的論理和回路の出力信号について論理和を演算し、前記第4演算結果を出力する第2演算回路と、前記第1演算回路の出力信号と前記第2演算回路の出力信号との論理積を演算し、前記検査信号を出力する論理積回路と、を備え、前記第1排他的論理和回路は、一方の入力端子に前記奇数番目の走査線が接続され、他方の入力端子に前記次に位置する偶数番目の走査線が接続され、前記第2排他的論理和回路は、一方の入力端子に前記次に位置する偶数番目の走査線が接続され、他方の入力端子に前記次に位置する奇数番目の走査線が接続される。
この態様によれば、例えば排他的論理和回路と論理和回路と論理積回路とを組み合わせた回路、又はその等価回路によって、検査回路を実現することができる。
この態様によれば、例えば排他的論理和回路と論理和回路と論理積回路とを組み合わせた回路、又はその等価回路によって、検査回路を実現することができる。
本発明の他の態様に係る電気光学基板は、データ信号が供給される複数のデータ線と、前記複数のデータ線を検査する検査回路と、を備える電気光学基板であって、奇数番目の前記データ線の信号レベルと、前記奇数番目のデータ線の次に位置する偶数番目のデータ線の信号レベルとについて、排他的論理和を演算した結果を第1演算結果とし、前記次に位置する偶数番目のデータ線の信号レベルと、前記偶数番目のデータ線の次に位置する奇数番目のデータ線の信号レベルとについて、排他的論理和を演算した結果を第2演算結果とし、複数の前記第1演算結果について、論理和を演算した結果を第3演算結果とし、複数の前記第2演算結果について、論理和を演算した結果を第4演算結果としたとき、前記検査回路は、前記第3演算結果と前記第4演算結果とについて論理積を演算した結果に相当する値を、前記データ線の検査結果を示す検査信号として出力する。
この態様によれば、複数のデータ線のいずれかに欠陥が生じたときには、前記欠陥が生じたデータ線の位置及び前記欠陥の種類に対応するパターンの検査信号が検査回路から出力される。従って、例えばデータ線がN本設けられている場合、1番目からN番目のデータ線を1水平走査期間に一本ずつ順次選択していき、そのときに検査回路から出力される検査信号を参照するだけで、欠陥が生じたデータ線と前記欠陥の種類とを特定することができる。つまり、簡易な検査工程でデータ線を検査することができる。
この態様によれば、複数のデータ線のいずれかに欠陥が生じたときには、前記欠陥が生じたデータ線の位置及び前記欠陥の種類に対応するパターンの検査信号が検査回路から出力される。従って、例えばデータ線がN本設けられている場合、1番目からN番目のデータ線を1水平走査期間に一本ずつ順次選択していき、そのときに検査回路から出力される検査信号を参照するだけで、欠陥が生じたデータ線と前記欠陥の種類とを特定することができる。つまり、簡易な検査工程でデータ線を検査することができる。
本発明の一態様に係る電気光学装置は、複数の走査線と、前記複数の走査線に走査信号を供給する走査線駆動回路と、前記複数の走査線を検査する検査回路と、を備える電気光学装置であって、奇数番目の前記走査線の信号レベルと、前記奇数番目の走査線の次に位置する偶数番目の走査線の信号レベルとについて、排他的論理和を演算した結果を第1演算結果とし、前記次に位置する偶数番目の走査線の信号レベルと、前記偶数番目の走査線の次に位置する奇数番目の走査線の信号レベルとについて、排他的論理和を演算した結果を第2演算結果とし、複数の前記第1演算結果について、論理和を演算した結果を第3演算結果とし、複数の前記第2演算結果について、論理和を演算した結果を第4演算結果としたとき、前記検査回路は、前記第3演算結果と前記第4演算結果とについて論理積を演算した結果に相当する値を、前記走査線の検査結果を示す検査信号として出力する。
この態様によれば、複数の走査線のいずれかに欠陥が生じたときには、前記欠陥が生じた走査線の位置及び前記欠陥の種類に対応するパターンの検査信号が検査回路から出力されるように、検査回路が構成される。従って、例えば走査線がM本設けられている場合、1番目からM番目の走査線を一本ずつ順次選択していき、そのときに検査回路から出力される検査信号を参照するだけで、欠陥が生じた走査線と前記欠陥の種類とを特定することができる。つまり、簡易な検査工程で走査線を詳細に検査することができる。
この態様によれば、複数の走査線のいずれかに欠陥が生じたときには、前記欠陥が生じた走査線の位置及び前記欠陥の種類に対応するパターンの検査信号が検査回路から出力されるように、検査回路が構成される。従って、例えば走査線がM本設けられている場合、1番目からM番目の走査線を一本ずつ順次選択していき、そのときに検査回路から出力される検査信号を参照するだけで、欠陥が生じた走査線と前記欠陥の種類とを特定することができる。つまり、簡易な検査工程で走査線を詳細に検査することができる。
本発明の一態様に係る電気光学装置は、複数のデータ線と、前記複数のデータ線にデータ信号を供給するデータ線駆動回路と、前記複数のデータ線を検査する検査回路と、を備える電気光学装置であって、奇数番目の前記データ線の信号レベルと、前記奇数番目のデータ線の次に位置する偶数番目のデータ線の信号レベルとについて、排他的論理和を演算した結果を第1演算結果とし、前記次に位置する偶数番目のデータ線の信号レベルと、前記偶数番目のデータ線の次に位置する奇数番目のデータ線の信号レベルとについて、排他的論理和を演算した結果を第2演算結果とし、複数の前記第1演算結果について、論理和を演算した結果を第3演算結果とし、複数の前記第2演算結果について、論理和を演算した結果を第4演算結果としたとき、前記検査回路は、前記第3演算結果と前記第4演算結果とについて論理積を演算した結果に相当する値を、前記データ線の検査結果を示す検査信号として出力する。
この態様によれば、複数のデータ線のいずれかに欠陥が生じたときには、前記欠陥が生じたデータ線の位置及び前記欠陥の種類に対応するパターンの検査信号が検査回路から出力される。従って、例えばデータ線がN本設けられている場合、1番目からN番目のデータ線を1水平走査期間に一本ずつ順次選択していき、そのときに検査回路から出力される検査信号を参照するだけで、欠陥が生じたデータ線と前記欠陥の種類とを特定することができる。つまり、簡易な検査工程でデータ線を検査することができる。
この態様によれば、複数のデータ線のいずれかに欠陥が生じたときには、前記欠陥が生じたデータ線の位置及び前記欠陥の種類に対応するパターンの検査信号が検査回路から出力される。従って、例えばデータ線がN本設けられている場合、1番目からN番目のデータ線を1水平走査期間に一本ずつ順次選択していき、そのときに検査回路から出力される検査信号を参照するだけで、欠陥が生じたデータ線と前記欠陥の種類とを特定することができる。つまり、簡易な検査工程でデータ線を検査することができる。
本発明の一態様に係る電子機器は、上述した各態様のいずれかに係る電気光学基板を備える。
この態様によれば、上述した各態様のいずれかに係る電気光学基板と同様の効果を奏する電子機器が提供される。ここで、電子機器とは例えば表示装置である。
この態様によれば、上述した各態様のいずれかに係る電気光学基板と同様の効果を奏する電子機器が提供される。ここで、電子機器とは例えば表示装置である。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る電気光学装置100の主要構成の一例を示すブロック図である。同図に示すように、電気光学装置100は、電気光学基板12と、制御部14と、信号処理部21とを備える。
図1は、本発明の第1実施形態に係る電気光学装置100の主要構成の一例を示すブロック図である。同図に示すように、電気光学装置100は、電気光学基板12と、制御部14と、信号処理部21とを備える。
電気光学基板12は、複数の画素(画素回路)PIXが配列された画素部30と、走査線駆動回路42と、データ線駆動回路44と、検査回路70とを含む。画素部30には、x方向(水平方向)に延在するM本の走査線32と、y方向(垂直方向)に延在して走査線32に交差するN本のデータ線34とが形成されている(M及びNは自然数)。
画素部30内の複数の画素PIXは、走査線32とデータ線34との各交差に対応して縦M行×横N列の行列状に配列される。各画素PIXは、走査線駆動回路42及びデータ線駆動回路44によって駆動される。
本実施形態では、走査線駆動回路42、データ線駆動回路44、及び検査回路70は、図1に示すように電気光学基板12上に設けられている。詳細には、走査線駆動回路42、データ線駆動回路44、及び検査回路70を電気光学基板12上に設ける具体的な方法としては、例えば、ポリシリコンTFT(Thin Film Transistor)を用いて電気光学基板12上に形成する方法や、COG(Chip on Glass)で電気光学基板12上に実装する方法などを挙げることができる。
画素部30内の複数の画素PIXは、走査線32とデータ線34との各交差に対応して縦M行×横N列の行列状に配列される。各画素PIXは、走査線駆動回路42及びデータ線駆動回路44によって駆動される。
本実施形態では、走査線駆動回路42、データ線駆動回路44、及び検査回路70は、図1に示すように電気光学基板12上に設けられている。詳細には、走査線駆動回路42、データ線駆動回路44、及び検査回路70を電気光学基板12上に設ける具体的な方法としては、例えば、ポリシリコンTFT(Thin Film Transistor)を用いて電気光学基板12上に形成する方法や、COG(Chip on Glass)で電気光学基板12上に実装する方法などを挙げることができる。
走査線駆動回路42、データ線駆動回路44、及び検査回路70は、電源回路(不図示)から電源電圧の供給を受けて動作する。走査線駆動回路42は、各走査線32に対応する走査信号G[1]〜G[M]の供給で各走査線32を順次に選択する。走査信号G[m](m=1〜M)が所定の選択電位に設定されることで第m行の走査線32が選択される。
走査線駆動回路42による走査線32の選択に同期して、データ線駆動回路44は、N本のデータ線34の各々に階調電位D[1]〜D[N]を供給する。
走査線駆動回路42による走査線32の選択に同期して、データ線駆動回路44は、N本のデータ線34の各々に階調電位D[1]〜D[N]を供給する。
図2は、画素PIXの回路構成例を示す図である。同図に示すように、画素PIXは、液晶素子LCとトランジスターTrとを含む。液晶素子LCは、相互に対向する画素電極62及び共通電極64と、両電極間の液晶層66とを含む電気光学素子である。画素電極62と共通電極64との間の印加電圧に応じて液晶層66の透過率(表示階調)が変化する。トランジスターTrは、走査線32にゲートが接続されたNチャネル型の薄膜トランジスターであり、液晶素子LCとデータ線34との間に介在して両者の電気的な接続(導通/絶縁)を制御する。
ここで、mを1からMまでの自然数、nを1からNまでの自然数としたとき、走査信号Y[m]が選択電位に設定されることで第m行の各画素PIXにおけるトランジスターTrが同時にオン状態に遷移する。画素PIX(液晶素子LC)は、トランジスターTrがオン状態に制御されたとき(すなわち走査線32の選択時)のデータ線34の階調電位X[n]に応じた階調を表示する。なお、液晶素子LCに並列に補助容量を接続した構成も採用され得る。
液晶素子LCは、画素電極62に画素電位が印加されると共に、共通電極64に共通電位Vcomが印加されることによって駆動される。ここで、電気光学基板12は共通電位供給回路(不図示)を備え、この共通電位供給回路(不図示)が共通電位Vcomを生成して共通電極64に印加する。
液晶素子LCは、画素電極62に画素電位が印加されると共に、共通電極64に共通電位Vcomが印加されることによって駆動される。ここで、電気光学基板12は共通電位供給回路(不図示)を備え、この共通電位供給回路(不図示)が共通電位Vcomを生成して共通電極64に印加する。
図1に説明を戻す。制御部14は、外部回路(不図示)から供給されたデジタルの映像データVd、垂直同期信号Vs、水平同期信号Hs、及びクロック信号Clkに従って電気光学装置100の各部を統括的に制御する。信号処理部21は、映像データVdをアナログのデータ信号(以下、階調電圧という。)Vidに変換し、階調電圧Vidをデータ線駆動回路44へ供給する。
検査回路70は、欠陥が生じた走査線32及び当該欠陥の種類を特定するための検査信号を生成する回路であり、全ての走査線32の末端(走査線駆動回路42が接続された端部とは反対側の端部)に接続されている。
以下、電気光学基板12に形成されている走査線32の本数Mが8[本]である(M=8である)場合を例にして、検査回路70の構成を詳細に説明する。図3は、検査回路70の一構成例を示す図である。
ここで、説明の便宜上、複数の走査線32を峻別するために、図3においては各走査線に互いに異なる符合「32−1乃至32−8」を付している。なお、各々の走査線32を峻別する必要がない場合には、単に走査線32と称することがある。
なお、実際の電気光学基板12では、例えば走査線が480本でデータ線が(640×3)本(RGB各色に対応)、又は、走査線が1024本でデータ線が(1280×3)本といった本数で形成されることが多い。
以下、電気光学基板12に形成されている走査線32の本数Mが8[本]である(M=8である)場合を例にして、検査回路70の構成を詳細に説明する。図3は、検査回路70の一構成例を示す図である。
ここで、説明の便宜上、複数の走査線32を峻別するために、図3においては各走査線に互いに異なる符合「32−1乃至32−8」を付している。なお、各々の走査線32を峻別する必要がない場合には、単に走査線32と称することがある。
なお、実際の電気光学基板12では、例えば走査線が480本でデータ線が(640×3)本(RGB各色に対応)、又は、走査線が1024本でデータ線が(1280×3)本といった本数で形成されることが多い。
検査回路70は、第1段70−1と、第2段70−2と、第3段70−3とを備える。
第1段70−1は、排他的論理和回路(以下、EXOR回路という。)である第1演算回路701−1乃至701−4と、同様にEXOR回路である第2演算回路702−1乃至702−3と、を含む。
第2段70−2は、論理和回路(以下、OR回路という。)である第3演算回路703と、OR回路である第4演算回路704と、を含む。
第3段70−3は、論理積回路(以下、AND回路という。)である第5演算回路705を含む。
第1段70−1は、排他的論理和回路(以下、EXOR回路という。)である第1演算回路701−1乃至701−4と、同様にEXOR回路である第2演算回路702−1乃至702−3と、を含む。
第2段70−2は、論理和回路(以下、OR回路という。)である第3演算回路703と、OR回路である第4演算回路704と、を含む。
第3段70−3は、論理積回路(以下、AND回路という。)である第5演算回路705を含む。
第1演算回路701−1乃至701−4は下記の処理を行う。
第1演算回路701−1は、走査線32−1の信号レベルと走査線32−2の信号レベルとの排他的論理和を演算し、該演算結果を示す信号P[1]を出力する。換言すれば、第1演算回路701−1は、奇数番目の走査線32−1の信号レベルと、当該奇数番目の走査線32−1の「次に位置する偶数番目の走査線32−2」の信号レベルとについて、排他的論理和を演算し、該演算結果(第1演算結果)を出力する。
第1演算回路701−2は、走査線32−3の信号レベルと走査線32−4の信号レベルとの排他的論理和を演算し、該演算結果を示す信号P[3]を出力する。換言すれば、第1演算回路701−2は、奇数番目の走査線32−3の信号レベルと、当該奇数番目の走査線32−3の「次に位置する偶数番目の走査線32−4」の信号レベルとについて、排他的論理和を演算し、該演算結果(第1演算結果)を出力する。
第1演算回路701−1は、走査線32−1の信号レベルと走査線32−2の信号レベルとの排他的論理和を演算し、該演算結果を示す信号P[1]を出力する。換言すれば、第1演算回路701−1は、奇数番目の走査線32−1の信号レベルと、当該奇数番目の走査線32−1の「次に位置する偶数番目の走査線32−2」の信号レベルとについて、排他的論理和を演算し、該演算結果(第1演算結果)を出力する。
第1演算回路701−2は、走査線32−3の信号レベルと走査線32−4の信号レベルとの排他的論理和を演算し、該演算結果を示す信号P[3]を出力する。換言すれば、第1演算回路701−2は、奇数番目の走査線32−3の信号レベルと、当該奇数番目の走査線32−3の「次に位置する偶数番目の走査線32−4」の信号レベルとについて、排他的論理和を演算し、該演算結果(第1演算結果)を出力する。
第1演算回路701−3は、走査線32−5の信号レベルと走査線32−6の信号レベルとの排他的論理和を演算し、該演算結果を示す信号P[5]を出力する。換言すれば、第1演算回路701−3は、奇数番目の走査線32−5の信号レベルと、当該奇数番目の走査線32−5の「次に位置する偶数番目の走査線32−6」の信号レベルとについて、排他的論理和を演算し、該演算結果(第1演算結果)を出力する。
第1演算回路701−4は、走査線32−7の信号レベルと走査線32−8の信号レベルとの排他的論理和を演算し、該演算結果を示す信号P[7]を出力する。換言すれば、第1演算回路701−4は、奇数番目の走査線32−7の信号レベルと、当該奇数番目の走査線32−7の「次に位置する偶数番目の走査線32−8」の信号レベルとについて、排他的論理和を演算し、該演算結果(第1演算結果)を出力する。
第1演算回路701−4は、走査線32−7の信号レベルと走査線32−8の信号レベルとの排他的論理和を演算し、該演算結果を示す信号P[7]を出力する。換言すれば、第1演算回路701−4は、奇数番目の走査線32−7の信号レベルと、当該奇数番目の走査線32−7の「次に位置する偶数番目の走査線32−8」の信号レベルとについて、排他的論理和を演算し、該演算結果(第1演算結果)を出力する。
第2演算回路702−1乃至702−3は下記の処理を行う。
第2演算回路702−1は、走査線32−2の信号レベルと走査線32−3の信号レベルとの排他的論理和を演算し、該演算結果を示す信号P[2]を出力する。換言すれば、第2演算回路702−1は、前記「次に位置する偶数番目の走査線32−2」の信号レベルと、当該偶数番目の走査線の「次に位置する奇数番目の走査線32−3」の信号レベルとについて、排他的論理和を演算し、その演算結果を第2演算結果として出力する。
第2演算回路702−2は、走査線32−4の信号レベルと走査線32−5の信号レベルとの排他的論理和を演算し、該演算結果を示す信号P[4]を出力する。換言すれば、第2演算回路702−2は、前記「次に位置する偶数番目の走査線32−4」の信号レベルと、当該偶数番目の走査線の「次に位置する奇数番目の走査線32−5」の信号レベルとについて、排他的論理和を演算し、その演算結果を第2演算結果として出力する。
第2演算回路702−3は、走査線32−6の信号レベルと走査線32−7の信号レベルとの排他的論理和を演算し、該演算結果を示す信号P[6]を出力する。換言すれば、第2演算回路702−3は、前記「次に位置する偶数番目の走査線32−6」の信号レベルと、当該偶数番目の走査線の「次に位置する奇数番目の走査線32−7」の信号レベルとについて、排他的論理和を演算し、その演算結果を第2演算結果として出力する。
第2演算回路702−1は、走査線32−2の信号レベルと走査線32−3の信号レベルとの排他的論理和を演算し、該演算結果を示す信号P[2]を出力する。換言すれば、第2演算回路702−1は、前記「次に位置する偶数番目の走査線32−2」の信号レベルと、当該偶数番目の走査線の「次に位置する奇数番目の走査線32−3」の信号レベルとについて、排他的論理和を演算し、その演算結果を第2演算結果として出力する。
第2演算回路702−2は、走査線32−4の信号レベルと走査線32−5の信号レベルとの排他的論理和を演算し、該演算結果を示す信号P[4]を出力する。換言すれば、第2演算回路702−2は、前記「次に位置する偶数番目の走査線32−4」の信号レベルと、当該偶数番目の走査線の「次に位置する奇数番目の走査線32−5」の信号レベルとについて、排他的論理和を演算し、その演算結果を第2演算結果として出力する。
第2演算回路702−3は、走査線32−6の信号レベルと走査線32−7の信号レベルとの排他的論理和を演算し、該演算結果を示す信号P[6]を出力する。換言すれば、第2演算回路702−3は、前記「次に位置する偶数番目の走査線32−6」の信号レベルと、当該偶数番目の走査線の「次に位置する奇数番目の走査線32−7」の信号レベルとについて、排他的論理和を演算し、その演算結果を第2演算結果として出力する。
第2段70−2は、第3演算回路703と、第4演算回路704と、を含む。
第3演算回路703は、第1演算回路701−1乃至701−4から出力された信号P[1]、P[3]、P[5]、P[7]について論理和を演算し、該演算結果を示す信号Q[1]を出力する。換言すれば、第3演算回路703は、第1演算回路701−1乃至701−4の演算結果について、論理和を演算し、該演算結果(第3演算結果)を出力する。
なお、第3演算回路703は、第1演算回路701−1乃至701−4の演算結果について論理積を演算するものであるが、仮に走査線32の最終行が奇数番目の走査線32であれば、当該最終行目の走査線32の走査信号も入力される。例えば最終行の走査線32が第9行目であれば、これに対応する走査信号G[9]が第3演算回路703に入力される。
第3演算回路703は、第1演算回路701−1乃至701−4から出力された信号P[1]、P[3]、P[5]、P[7]について論理和を演算し、該演算結果を示す信号Q[1]を出力する。換言すれば、第3演算回路703は、第1演算回路701−1乃至701−4の演算結果について、論理和を演算し、該演算結果(第3演算結果)を出力する。
なお、第3演算回路703は、第1演算回路701−1乃至701−4の演算結果について論理積を演算するものであるが、仮に走査線32の最終行が奇数番目の走査線32であれば、当該最終行目の走査線32の走査信号も入力される。例えば最終行の走査線32が第9行目であれば、これに対応する走査信号G[9]が第3演算回路703に入力される。
第4演算回路704は、第2演算回路702−1乃至702−3から出力された信号P[2]、P[4]、P[6]、及び両端の走査線32−1,32−8に対応する走査信号G[1]、G[8]について論理和を演算し、該演算結果を示す信号Q[2]を出力する。換言すれば、第4演算回路704は、第2演算回路702−1乃至702−3の演算結果について、論理和を演算し、該演算結果(第4演算結果)を出力する。
なお、第4演算回路704は、第2演算回路702−1乃至702−3の演算結果について論理積を演算するものであるが、第1行目の走査線32−1の走査信号G[1]も入力される。また、本例のように走査線32の最終行が偶数番目のもの(図3に示す走査線32−8)であれば、当該最終行目の走査線32の走査信号(本例ではG[8])も第4演算回路704に入力される。
なお、第4演算回路704は、第2演算回路702−1乃至702−3の演算結果について論理積を演算するものであるが、第1行目の走査線32−1の走査信号G[1]も入力される。また、本例のように走査線32の最終行が偶数番目のもの(図3に示す走査線32−8)であれば、当該最終行目の走査線32の走査信号(本例ではG[8])も第4演算回路704に入力される。
第3段70−3は、第5演算回路705を含む。
第5演算回路705は、第3演算回路703の演算結果と、第4演算回路704の演算結果とについて論理積を演算し、該演算結果(検査信号)を出力する。具体的には、第5演算回路705は、第3演算回路703から出力された信号Q[1]と、第4演算回路704から出力された信号Q[2]とについて論理積を演算し、該演算結果である検査信号Doutを出力する。
なお、第5演算回路705の出力端子(検査回路70の出力端子)は、外部の検査装置に接続される。検査装置は、検査信号Doutに基づいて、製品の良否の判定、不良原因の解析などを行う。
第5演算回路705は、第3演算回路703の演算結果と、第4演算回路704の演算結果とについて論理積を演算し、該演算結果(検査信号)を出力する。具体的には、第5演算回路705は、第3演算回路703から出力された信号Q[1]と、第4演算回路704から出力された信号Q[2]とについて論理積を演算し、該演算結果である検査信号Doutを出力する。
なお、第5演算回路705の出力端子(検査回路70の出力端子)は、外部の検査装置に接続される。検査装置は、検査信号Doutに基づいて、製品の良否の判定、不良原因の解析などを行う。
本実施形態に係る電気光学装置100によれば、走査線駆動回路42によって走査線32−1乃至32−Mを順次選択していく作業を一回行い、そのときに検査回路70から出力される検査信号Doutの波形(パターン)を参照することで、欠陥が生じている走査線32及び当該欠陥の種類を特定することができる。以下、検査信号Doutに基づく、走査線32の正常/欠陥の判定方法の一例について説明する。
図4は、走査線32−1乃至32−8が正常な場合(欠陥が無い場合)に、検査回路70から出力される検査信号Doutの波形を示す図である。同図に示す例では、走査信号G[1]〜G[8]が、順次、所定の選択電位(ハイレベル)に設定され、走査線32−1乃至32−8が順次選択されると、検査回路70からは、各走査線32−1乃至32−8が選択された期間(期間T1,T2,T3,T4,T5,T6,T7,T8)にハイレベルとなる検査信号Doutが出力される。
換言すれば、走査線駆動回路42によって走査線32−1乃至32−8が選択される期間(期間T1,T2,T3,T4,T5,T6,T7,T8)の全てで、検査信号Doutがハイレベルとなっていれば、走査線32−1乃至32−8は全て正常であると判定できる。
換言すれば、走査線駆動回路42によって走査線32−1乃至32−8が選択される期間(期間T1,T2,T3,T4,T5,T6,T7,T8)の全てで、検査信号Doutがハイレベルとなっていれば、走査線32−1乃至32−8は全て正常であると判定できる。
図5は、特定の走査線32が他の部材(例えば共通電位Vcomとして接地電位が供給された共通電極64など)と短絡するなどして接地電位に固定されてしまった場合に、検査回路70から出力される検査信号Doutの波形を示す図である。同図に示す例では、走査線駆動回路42によって走査線32−1乃至32−8を選択するための処理が行われても、短絡などにより接地電位に固定された走査線32−3だけは選択されない。この場合、接地電位に固定された走査線32−3が本来選択されるべき期間T3では、第2演算回路702−1の出力信号P[2]がローレベルになるとともに、第1演算回路701−2の出力信号P[3]がローレベルになる。このため、期間T3では、第3演算回路703の出力信号Q[1]と第4算回路704の出力信号Q[2]とが同時にローレベルになる。この結果、期間T3において、検査信号Doutがローレベルとなる。
換言すれば、走査線駆動回路42によって走査線32−1乃至32−8が選択される期間(期間T1,T2,T3,T4,T5,T6,T7,T8)中に、検査信号Doutがローレベルの一期間(図6に示す例では走査線32−3)が存在すれば、以下の欠陥態様であると判定できる。第1の欠陥態様は、当該期間に対応する走査線32が、他の部材と短絡して接地電位に固定されてしまっていると判定できる。本実施形態によれば、図5に示す波形パターンでは、第1の欠陥態様及び第2の欠陥態様の何れかに該当すると判定できる。
換言すれば、走査線駆動回路42によって走査線32−1乃至32−8が選択される期間(期間T1,T2,T3,T4,T5,T6,T7,T8)中に、検査信号Doutがローレベルの一期間(図6に示す例では走査線32−3)が存在すれば、以下の欠陥態様であると判定できる。第1の欠陥態様は、当該期間に対応する走査線32が、他の部材と短絡して接地電位に固定されてしまっていると判定できる。本実施形態によれば、図5に示す波形パターンでは、第1の欠陥態様及び第2の欠陥態様の何れかに該当すると判定できる。
図6は、特定の走査線32が他の部材(例えば選択電位の供給線(不図示))と短絡するなどして所定の選択電位(ハイレベル)に固定されてしまった場合に、検査回路70から出力される検査信号Doutの波形を示す図である。図6に示す例では、走査線32−3が短絡などにより所定の選択電位に固定されている。この場合、ハイレベルに固定された走査線32−3が本来選択されるべき期間T3以外の期間のうち、期間T3に隣接する期間T2では、第2演算回路702−1の出力信号P[2]がローレベルになる。従って、第4演算回路704の出力信号Q[2]がローレベルとなる。このため、期間T2では、第3演算回路703の出力信号Q[1]と第4算回路704の出力信号Q[2]とが同時にローレベルになる。この結果、期間T2において、検査信号Doutがローレベルとなる。なお、期間T2と同様、期間T3に隣接する期間T4においても検査信号Doutがローレベルとなる。
換言すれば、走査線駆動回路42によって走査線32−1乃至32−8が選択される期間(期間T1,T2,T3,T4,T5,T6,T7,T8)中に、検査信号Doutがハイレベルの期間であって、且つ、当該期間の直前及び直後の期間では検査信号Doutがローレベルとなっていれば、以下の欠陥態様であると判定できる。第3の欠陥態様は、当該ハイレベルの期間に選択された走査線32(図6に示す例では走査線32−3)が、他の部材と短絡するなどして選択電位に固定された態様である。一方、第4の欠陥態様は、当該ハイレベルの期間に選択された走査線32の前後の走査線32(図6に示す例では走査線32−2及び32−4)が、他の部材と短絡するなどして接地電位に固定された態様である。本実施形態によれば、図6に示す波形パターンでは、第3の欠陥態様及び第4の欠陥態様のいずれかに該当すると判定できる。
換言すれば、走査線駆動回路42によって走査線32−1乃至32−8が選択される期間(期間T1,T2,T3,T4,T5,T6,T7,T8)中に、検査信号Doutがハイレベルの期間であって、且つ、当該期間の直前及び直後の期間では検査信号Doutがローレベルとなっていれば、以下の欠陥態様であると判定できる。第3の欠陥態様は、当該ハイレベルの期間に選択された走査線32(図6に示す例では走査線32−3)が、他の部材と短絡するなどして選択電位に固定された態様である。一方、第4の欠陥態様は、当該ハイレベルの期間に選択された走査線32の前後の走査線32(図6に示す例では走査線32−2及び32−4)が、他の部材と短絡するなどして接地電位に固定された態様である。本実施形態によれば、図6に示す波形パターンでは、第3の欠陥態様及び第4の欠陥態様のいずれかに該当すると判定できる。
図7は、隣接する走査線32同士が短絡するなどして所定の選択電位(ハイレベル)に固定されてしまった場合に、検査回路70から出力される検査信号Doutの波形を示す図である。図7に示す例では、走査線32−3と走査線32−4とが短絡している。この場合、本来は走査線32−3のみが選択されるべき期間T3、及び、本来は走査線32−4のみが選択されるべき期間T4において、走査線32−3と走査線32−4とが同時に選択されて第3演算回路703の出力信号P[3]がローレベルとなる。従って、第3演算回路703の出力信号Q[1]がローレベルとなる。このため、期間T3,T4では、第3演算回路703の出力信号Q[1]と第4算回路704の出力信号Q[2]とが同時にローレベルになる。この結果、期間T3,T4において、検査信号Doutがローレベルとなる。
換言すれば、走査線駆動回路42によって走査線32−1乃至32−8が選択される期間(期間T1,T2,T3,T4,T5,T6,T7,T8)中に、検査信号Doutが連続する二つの期間でローレベルとなっていれば、以下の欠陥態様であると判定できる。第5の欠陥態様は、当該ローレベルの期間に選択された走査線32(図6に示す例では走査線32−3,32−4)同士が短絡するなどして選択電位に固定された態様である。また、第6の欠陥態様は、当該ローレベルの期間に選択された走査線32が、他の部材と短絡するなどして接地電位に固定された態様である。本実施形態によれば、図7に示す波形パターンでは、第5の欠陥態様及び第6の欠陥態様のいずれかに該当すると判定できる。
換言すれば、走査線駆動回路42によって走査線32−1乃至32−8が選択される期間(期間T1,T2,T3,T4,T5,T6,T7,T8)中に、検査信号Doutが連続する二つの期間でローレベルとなっていれば、以下の欠陥態様であると判定できる。第5の欠陥態様は、当該ローレベルの期間に選択された走査線32(図6に示す例では走査線32−3,32−4)同士が短絡するなどして選択電位に固定された態様である。また、第6の欠陥態様は、当該ローレベルの期間に選択された走査線32が、他の部材と短絡するなどして接地電位に固定された態様である。本実施形態によれば、図7に示す波形パターンでは、第5の欠陥態様及び第6の欠陥態様のいずれかに該当すると判定できる。
以上説明したように、本発明の第1実施形態によれば、欠陥が生じた配線(走査線32)と当該欠陥の種類を、簡易な検査工程で検出することができる電気光学基板12及び電子機器(電気光学装置100)を提供することができる。なお、従来の検査回路では、検査工程が煩雑な上に、実際に欠陥が生じている走査線を具体的に特定することも、その欠陥の種類を特定することもできない。
[第1変形例]
以下、上述した第1実施形態に係る電気光学基板12の変形例を説明する。なお、説明の重複を避けるため、第1実施形態と本変形例との相違点を説明し、第1実施形態と共通の構成及び作用などについては説明を省略する。本変形例では、上述した第1実施形態に係る電気光学基板12の検査回路70の代わりに、図8に示す検査回路70´を用いる。
図8は、第1変形例に係る電気光学基板における検査回路70´の構成例を示す図である。第1実施形態の検査回路70と、本変形例の検査回路70´との相違点は、本変形例の検査回路70´では、OR回路の代わりに否定論理和回路(以下、NOR回路という)が用いられ、AND回路の代わりにNOR回路が用いられる点である。
以下、上述した第1実施形態に係る電気光学基板12の変形例を説明する。なお、説明の重複を避けるため、第1実施形態と本変形例との相違点を説明し、第1実施形態と共通の構成及び作用などについては説明を省略する。本変形例では、上述した第1実施形態に係る電気光学基板12の検査回路70の代わりに、図8に示す検査回路70´を用いる。
図8は、第1変形例に係る電気光学基板における検査回路70´の構成例を示す図である。第1実施形態の検査回路70と、本変形例の検査回路70´との相違点は、本変形例の検査回路70´では、OR回路の代わりに否定論理和回路(以下、NOR回路という)が用いられ、AND回路の代わりにNOR回路が用いられる点である。
すなわち、第1実施形態では図3に示すように第3演算回路703及び第4演算回路704としてそれぞれOR回路を設けているが、本変形例では図8に示すように第3演算回路703´及び第4演算回路704´としてNOR回路を設ける。さらに、第1実施形態では図3に示すように第5演算回路705としてAND回路を設けているが、本変形例では図8に示すように第5演算回路705´としてNOR回路を設ける。なお、図3及び図8の回路図から自明ではあるが、検査回路70と検査回路70´とは等価である。
ここで、NOR回路はOR回路と比較して、より少ない個数のトランジスターで構成できる。従って、本変形例によれば、第1実施形態の検査回路70と比較して、より少ない個数のトランジスターで構成可能な検査回路70´が実現する。つまり、電気光学基板12の構成の簡略化が実現する。
[第2変形例]
以下、上述した第1実施形態に係る電気光学基板12の変形例を説明する。なお、説明の重複を避けるため、第1実施形態と本変形例との相違点を説明し、第1実施形態と共通の構成及び作用などについては説明を省略する。本変形例では、第2段70−2を二つのOR回路(4入力1出力の第3演算回路703、及び、5入力1出力の第4演算回路704)で構成しているが、第2段70−2を構成するOR回路の個数は2個に限定されるものではない。例えば、第3演算回路703を、2入力1出力のOR回路を3個用いて構成してもよい。また、第4演算回路704を、2入力1出力のOR回路を2個と、3入力1出力のOR回路を1個とを用いて構成してもよい。
以下、上述した第1実施形態に係る電気光学基板12の変形例を説明する。なお、説明の重複を避けるため、第1実施形態と本変形例との相違点を説明し、第1実施形態と共通の構成及び作用などについては説明を省略する。本変形例では、第2段70−2を二つのOR回路(4入力1出力の第3演算回路703、及び、5入力1出力の第4演算回路704)で構成しているが、第2段70−2を構成するOR回路の個数は2個に限定されるものではない。例えば、第3演算回路703を、2入力1出力のOR回路を3個用いて構成してもよい。また、第4演算回路704を、2入力1出力のOR回路を2個と、3入力1出力のOR回路を1個とを用いて構成してもよい。
<第2実施形態>
以下、第2実施形態に係る電気光学基板12について説明する。なお、説明の重複を避けるため、第1実施形態と第2実施形態との相違点のみを説明し、第1実施形態と共通の構成及び作用などについては説明を省略する。第2実施形態に係る電気光学基板12では、上述した第1実施形態に係る電気光学基板12の検査回路70の代わりに、図9に示す検査回路71を用いる。
以下、第2実施形態に係る電気光学基板12について説明する。なお、説明の重複を避けるため、第1実施形態と第2実施形態との相違点のみを説明し、第1実施形態と共通の構成及び作用などについては説明を省略する。第2実施形態に係る電気光学基板12では、上述した第1実施形態に係る電気光学基板12の検査回路70の代わりに、図9に示す検査回路71を用いる。
図9は、第2実施形態に係る電気光学基板における検査回路71の構成例を示す図である。第1実施形態の検査回路70と第2実施形態の検査回路71との相違点の1つは、第2実施形態の検査回路71には、第1段70−1の前段に「入力切替段70−0」が設けられた点である。これにより、走査線32の検査を実行しないときには、第1段70−1乃至第3段70−3を無駄に動作させず、検査回路71の消費電力を削減することができる。
入力切替段70−0は、NOR回路である入力切替回路700−1乃至701−8を含む。また、入力切替回路700−1乃至701−8は、それぞれ、一方の入力端子に検査イネーブル信号Enが供給され、他方の入力端子に走査信号が入力される。
具体的には、入力切替回路700−1乃至700−8は下記の処理を行う。
入力切替回路700−1は、走査信号G[1]のレベルと検査イネーブル信号Enのレベルとの否定論理和を演算し、該演算結果を示す信号R[1]を出力する。
入力切替回路700−2は、走査信号G[2]のレベルと検査イネーブル信号Enのレベルとの否定論理和を演算し、該演算結果を示す信号R[2]を出力する。
入力切替回路700−3は、走査信号G[3]のレベルと検査イネーブル信号Enのレベルとの否定論理和を演算し、該演算結果を示す信号R[3]を出力する。
入力切替回路700−4は、走査信号G[4]のレベルと検査イネーブル信号Enのレベルとの否定論理和を演算し、該演算結果を示す信号R[4]を出力する。
入力切替回路700−5は、走査信号G[5]のレベルと検査イネーブル信号Enのレベルとの否定論理和を演算し、該演算結果を示す信号R[5]を出力する。
入力切替回路700−6は、走査信号G[6]のレベルと検査イネーブル信号Enのレベルとの否定論理和を演算し、該演算結果を示す信号R[6]を出力する。
入力切替回路700−7は、走査信号G[7]のレベルと検査イネーブル信号Enのレベルとの否定論理和を演算し、該演算結果を示す信号R[7]を出力する。
入力切替回路700−8は、走査信号G[8]のレベルと検査イネーブル信号Enのレベルとの否定論理和を演算し、該演算結果を示す信号R[8]を出力する。
具体的には、入力切替回路700−1乃至700−8は下記の処理を行う。
入力切替回路700−1は、走査信号G[1]のレベルと検査イネーブル信号Enのレベルとの否定論理和を演算し、該演算結果を示す信号R[1]を出力する。
入力切替回路700−2は、走査信号G[2]のレベルと検査イネーブル信号Enのレベルとの否定論理和を演算し、該演算結果を示す信号R[2]を出力する。
入力切替回路700−3は、走査信号G[3]のレベルと検査イネーブル信号Enのレベルとの否定論理和を演算し、該演算結果を示す信号R[3]を出力する。
入力切替回路700−4は、走査信号G[4]のレベルと検査イネーブル信号Enのレベルとの否定論理和を演算し、該演算結果を示す信号R[4]を出力する。
入力切替回路700−5は、走査信号G[5]のレベルと検査イネーブル信号Enのレベルとの否定論理和を演算し、該演算結果を示す信号R[5]を出力する。
入力切替回路700−6は、走査信号G[6]のレベルと検査イネーブル信号Enのレベルとの否定論理和を演算し、該演算結果を示す信号R[6]を出力する。
入力切替回路700−7は、走査信号G[7]のレベルと検査イネーブル信号Enのレベルとの否定論理和を演算し、該演算結果を示す信号R[7]を出力する。
入力切替回路700−8は、走査信号G[8]のレベルと検査イネーブル信号Enのレベルとの否定論理和を演算し、該演算結果を示す信号R[8]を出力する。
ここで、第2実施形態の検査回路71は、入力切替回路700−1乃至700−8に入力される検査イネーブル信号Enがローレベルのときに、走査線32−1乃至走査線32−8を検査する回路として動作する。検査イネーブル信号Enのレベルは、制御部14により設定される。
入力切替回路700−1乃至700−8の入力と出力との関係は、次の通りである。
検査イネーブル信号Enがローレベルの場合、入力切替回路700−1乃至700−8は、入力された走査信号G[1]乃至G[8]の論理レベルを反転させて出力する。一方、検査イネーブル信号Enがハイレベルの場合、入力切替回路700−1乃至700−8から出力される信号R[1]乃至R[8]は常にローレベルである。これにより、走査信号G[1]乃至G[8]のレベルが変化しても、第1段70−1乃至第3段70−3の回路の状態は遷移しないため、第1段70−1乃至第3段70−3における消費電力が低減される。
入力切替回路700−1乃至700−8の入力と出力との関係は、次の通りである。
検査イネーブル信号Enがローレベルの場合、入力切替回路700−1乃至700−8は、入力された走査信号G[1]乃至G[8]の論理レベルを反転させて出力する。一方、検査イネーブル信号Enがハイレベルの場合、入力切替回路700−1乃至700−8から出力される信号R[1]乃至R[8]は常にローレベルである。これにより、走査信号G[1]乃至G[8]のレベルが変化しても、第1段70−1乃至第3段70−3の回路の状態は遷移しないため、第1段70−1乃至第3段70−3における消費電力が低減される。
ここで、検査回路71は負論理(Active Low)で動作する回路であるので、第4演算回路704には、走査信号G[1],G[8]ではなく、それらの論理レベルが反転された信号が入力されなくてはならない。よって、入力切替回路700−1と第3演算回路703との間には論理否定回路(以下、NOT回路という。)801が設けられ、且つ、入力切替回路700−8と第4演算回路704との間にはNOT回路802が設けられる。
以上説明したように、本発明の第2実施形態によれば、第1実施形態に係る電気光学基板及び電子機器と同様の効果を奏する上に、消費電力が低減された電気光学装置及び電子機器を提供することができる。
以上説明したように、本発明の第2実施形態によれば、第1実施形態に係る電気光学基板及び電子機器と同様の効果を奏する上に、消費電力が低減された電気光学装置及び電子機器を提供することができる。
[第3変形例]
以下、上述した第2実施形態に係る電気光学基板の変形例を説明する。なお、説明の重複を避けるため、第2実施形態と本変形例との相違点を説明し、第2実施形態と共通の構成及び作用などについては説明を省略する。本変形例では、上述した第2実施形態に係る電気光学基板の検査回路71の代わりに、図10に示す検査回路71´を用いる。第2実施形態の検査回路71は、検査イネーブル信号Enがローレベルのときに、走査線32−1乃至32−8を検査する回路として動作するが、本変形例の検査回路71´は、検査イネーブル信号Enがハイレベルのときに、走査線32−1乃至32−8を検査する回路として動作する。
以下、上述した第2実施形態に係る電気光学基板の変形例を説明する。なお、説明の重複を避けるため、第2実施形態と本変形例との相違点を説明し、第2実施形態と共通の構成及び作用などについては説明を省略する。本変形例では、上述した第2実施形態に係る電気光学基板の検査回路71の代わりに、図10に示す検査回路71´を用いる。第2実施形態の検査回路71は、検査イネーブル信号Enがローレベルのときに、走査線32−1乃至32−8を検査する回路として動作するが、本変形例の検査回路71´は、検査イネーブル信号Enがハイレベルのときに、走査線32−1乃至32−8を検査する回路として動作する。
図10は、第2変形例に係る電気光学基板における検査回路71´の構成例を示す図である。同図に示すように、本変形例の検査回路71´では、入力切替段70´−0はNAND回路である入力切替回路700´−1乃至700´−8を備える。
入力切替回路700´−1乃至700´−8の入力と出力との関係は、次の通りである。
検査イネーブル信号Enがハイレベルの場合、入力切替回路700´−1乃至700´−8は、入力された走査信号G[1]乃至G[8]の論理レベルを反転させて出力する。一方、検査イネーブル信号Enがローレベルの場合、入力切替回路700−1乃至700−8から出力される信号R[1]乃至R[8]は常にハイレベルである。これにより、走査信号G[1]乃至G[8]のレベルが変化しても、第1段70−1乃至第3段70−3の回路の状態は遷移しないため、第1段70−1乃至第3段70−3における消費電力が低減される。
入力切替回路700´−1乃至700´−8の入力と出力との関係は、次の通りである。
検査イネーブル信号Enがハイレベルの場合、入力切替回路700´−1乃至700´−8は、入力された走査信号G[1]乃至G[8]の論理レベルを反転させて出力する。一方、検査イネーブル信号Enがローレベルの場合、入力切替回路700−1乃至700−8から出力される信号R[1]乃至R[8]は常にハイレベルである。これにより、走査信号G[1]乃至G[8]のレベルが変化しても、第1段70−1乃至第3段70−3の回路の状態は遷移しないため、第1段70−1乃至第3段70−3における消費電力が低減される。
[第4変形例]
以下、上述した第2実施形態及び第2変形例に係る電気光学基板の変形例を説明する。なお、説明の重複を避けるため、第2実施形態と本変形例との相違点を説明し、第2実施形態と共通の構成及び作用などについては説明を省略する。本変形例では、上述した第2実施形態の検査回路71及び第2変形例の検査回路71´において、第2段70−2及び第3段70−3の構成を、図8を参照して説明した第2段70−2´及び第3段70−3´と同様の構成としてもよい。すなわち、第2段70−2及び第3段70−3を、OR回路の代わりにNOR回路を用い、AND回路の代わりにNOR回路用いて構成してもよい。
以下、上述した第2実施形態及び第2変形例に係る電気光学基板の変形例を説明する。なお、説明の重複を避けるため、第2実施形態と本変形例との相違点を説明し、第2実施形態と共通の構成及び作用などについては説明を省略する。本変形例では、上述した第2実施形態の検査回路71及び第2変形例の検査回路71´において、第2段70−2及び第3段70−3の構成を、図8を参照して説明した第2段70−2´及び第3段70−3´と同様の構成としてもよい。すなわち、第2段70−2及び第3段70−3を、OR回路の代わりにNOR回路を用い、AND回路の代わりにNOR回路用いて構成してもよい。
[第5変形例]
上述した各実施形態及び各変形例の検査回路70,70´,71,71´は、それらに含まれるAND回路、OR回路、及びNOR回路を、それぞれ下記の回路に置き換えることで、適宜変形することができる。
すなわち、AND回路は、NAND回路とNOT回路とに置き換え可能である。OR回路は、NOR回路とNOT回路とに置き換え可能である。NOR回路は、OR回路とNOT回路とに置き換え可能である。さらに、論理回路の公知の等価変換手法を用いて、検査回路70,70´,71,71´は種々に変形可能である。
[第6変形例]
上述した各実施形態及び各変形例に係る電気光学装置100では、画素部30と、走査線駆動回路42と、データ線駆動回路44と、検査回路70とを電気光学基板12上に設けているが、走査線駆動回路42及びデータ線駆動回路44を、電気光学基板120に対して外付け態様で設けてもよい。
具体的には、例えば、制御部14及び信号処理部21と、電気光学基板12とを接続するフレキシブルプリント基板上に、COF(Chip On Film)によって走査線駆動回路42及びデータ線駆動回路44を形成してもよい。
なお、走査線駆動回路42及びデータ線駆動回路44のうちいずれか一方のみをCOFによってフレキシブルプリント基板上に形成してもよい。
[第7変形例]
上述した各実施形態及び各変形例に係る電気光学装置100では、画素部30と、走査線駆動回路42と、データ線駆動回路44と、検査回路70とを電気光学基板12上に設けているが、検査回路70を、電気光学基板120に対して外付け態様で設けてもよい。換言すれば、検査回路70が、全ての走査線32の末端(走査線駆動回路42が接続された端部とは反対側の端部)に接続され得る態様であれば、電気光学装置100においてどのような態様で設けられてもよい。
上述した各実施形態及び各変形例の検査回路70,70´,71,71´は、それらに含まれるAND回路、OR回路、及びNOR回路を、それぞれ下記の回路に置き換えることで、適宜変形することができる。
すなわち、AND回路は、NAND回路とNOT回路とに置き換え可能である。OR回路は、NOR回路とNOT回路とに置き換え可能である。NOR回路は、OR回路とNOT回路とに置き換え可能である。さらに、論理回路の公知の等価変換手法を用いて、検査回路70,70´,71,71´は種々に変形可能である。
[第6変形例]
上述した各実施形態及び各変形例に係る電気光学装置100では、画素部30と、走査線駆動回路42と、データ線駆動回路44と、検査回路70とを電気光学基板12上に設けているが、走査線駆動回路42及びデータ線駆動回路44を、電気光学基板120に対して外付け態様で設けてもよい。
具体的には、例えば、制御部14及び信号処理部21と、電気光学基板12とを接続するフレキシブルプリント基板上に、COF(Chip On Film)によって走査線駆動回路42及びデータ線駆動回路44を形成してもよい。
なお、走査線駆動回路42及びデータ線駆動回路44のうちいずれか一方のみをCOFによってフレキシブルプリント基板上に形成してもよい。
[第7変形例]
上述した各実施形態及び各変形例に係る電気光学装置100では、画素部30と、走査線駆動回路42と、データ線駆動回路44と、検査回路70とを電気光学基板12上に設けているが、検査回路70を、電気光学基板120に対して外付け態様で設けてもよい。換言すれば、検査回路70が、全ての走査線32の末端(走査線駆動回路42が接続された端部とは反対側の端部)に接続され得る態様であれば、電気光学装置100においてどのような態様で設けられてもよい。
[第1応用例]
上述した各実施形態及び各変形例は、さらに次のように応用することができる。以下、説明の重複を避けるため、各実施形態及び各変形例との相違点を説明し、共通の構成及び作用などについては説明を省略する。
上述した各実施形態及び各変形例に係る電気光学基板12では、検査回路70,70´、71、71´は走査線32の検査を行う。しかしながら、上述した各実施形態及び各変形例は、走査線以外の配線(例えばデータ線)を検査する電気光学基板にも応用可能である。
上述した各実施形態及び各変形例は、さらに次のように応用することができる。以下、説明の重複を避けるため、各実施形態及び各変形例との相違点を説明し、共通の構成及び作用などについては説明を省略する。
上述した各実施形態及び各変形例に係る電気光学基板12では、検査回路70,70´、71、71´は走査線32の検査を行う。しかしながら、上述した各実施形態及び各変形例は、走査線以外の配線(例えばデータ線)を検査する電気光学基板にも応用可能である。
図11は、本応用例に係る電気光学装置101の主要構成の一例を示すブロック図である。本応用例に係る電気光学装置101では、検査回路90は、図11に示すように各データ線34に対して電気的に接続される。そして、データ線34を検査する際には、制御部14が、データ線34を1水平期間ごとに一本ずつ一方端側から他方端側へ順次選択していく。そして、そのときに検査回路90から出力される検査信号Doutを、例えばオシロスコープなどの観察手段を用いて観察することで、各データ線34を検査することができる。換言すれば、制御部14は、走査線32の検査工程にて走査線駆動回路42を制御して走査線32を順次選択していくように、データ線34の検査工程にてデータ線駆動回路44を制御してデータ線34を順次選択していく。これにより、上述した各実施形態及び各変形例と同様に、検出信号Doutに基づいてデータ線34を検査することが可能となる。
[第2応用例]
上述した各実施形態及び各変形例を適用可能な電気光学装置は、液晶表示装置に限られず、所定の駆動回路によって複数の配線を1本ずつ順次選択可能な構成であれば、他の表示装置にも適用可能である。例えば、適用可能な表示装置として、有機EL(Electro-Luminescence)表示装置や電気泳動表示装置(EPD:Electrophoretic Display)などを挙げることができる。
上述した各実施形態及び各変形例を適用可能な電気光学装置は、液晶表示装置に限られず、所定の駆動回路によって複数の配線を1本ずつ順次選択可能な構成であれば、他の表示装置にも適用可能である。例えば、適用可能な表示装置として、有機EL(Electro-Luminescence)表示装置や電気泳動表示装置(EPD:Electrophoretic Display)などを挙げることができる。
[第3応用例]
以上説明した実施形態、変形例、及び応用例に例示した電気光学装置100,101は、各種の電子機器に利用され得る。図12乃至図14には、例えば電気光学装置100を採用した電子機器の具体的な形態が示されている。
以上説明した実施形態、変形例、及び応用例に例示した電気光学装置100,101は、各種の電子機器に利用され得る。図12乃至図14には、例えば電気光学装置100を採用した電子機器の具体的な形態が示されている。
図12は、電気光学装置100を適用した投射型表示装置(3板式のプロジェクター)4000の模式図である。投射型表示装置4000は、相異なる表示色(赤色,緑色,青色)に対応する3個の電気光学装置100(100R,100G,100B)を含んで構成される。照明光学系4001は、照明装置(光源)4002からの出射光のうち赤色成分rを電気光学装置100Rに供給し、緑色成分gを電気光学装置100Gに供給し、青色成分bを電気光学装置100Bに供給する。各電気光学装置100は、照明光学系4001から供給される各単色光を表示画像に応じて変調する光変調器(ライトバルブ)として機能する。投射光学系4003は、各電気光学装置100からの出射光を合成して投射面4004に投射する。
図13は、電気光学装置100を採用した可搬型のパーソナルコンピューターの斜視図である。パーソナルコンピューター2000は、各種の画像を表示する電気光学装置100と、電源スイッチ2001やキーボード2002が設置された本体部2010とを具備する。
図14は、電気光学装置100を適用した携帯電話機の斜視図である。携帯電話機3000は、複数の操作ボタン3001及びスクロールボタン3002と、各種の画像を表示する電気光学装置100とを備える。スクロールボタン3002を操作することによって、電気光学装置100に表示される画面がスクロールされる。
なお、本発明に係る電気光学装置が適用される電子機器としては、図12乃至図14に例示した機器のほか、携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistants),スマートフォン、デジタルスチルカメラ,テレビ,ビデオカメラ,カーナビゲーション装置,車載用の表示器(インパネ),電子手帳,電子ペーパー,電卓,ワードプロセッサ,ワークステーション,テレビ電話,POS端末,プリンター,スキャナー,複写機,ビデオプレーヤー,タッチパネルを備えた機器等などが挙げられる。
以上、本実施形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項および効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは当業者には容易に理解できるであろう。従って、このような変形例はすべて本発明の範囲に含まれるものとする。例えば、明細書又は図面において、少なくとも一度、より広義または同義な異なる用語と共に記載された用語は、明細書又は図面のいかなる箇所においても、その異なる用語に置き換えることができる。また、電気光学基板、電気光学装置、及び電子機器の構成や動作は、上述したものに限定されず、種々の変形実施が可能である。例えば、上述した各実施形態と各変形例と各応用例とを適宜組み合わせて実施することができる。
12…電気光学基板、14…制御部、21…信号処理部、30…画素部、32,32−1〜32−8…走査線、34…データ線、42…走査線駆動回路、44…データ線駆動回路、60…共通電位供給回路、62…画素電極、64…共通電極、66…液晶層、70,70´,71,71´,90…検査回路、70−0,70−0´…入力切替段、70−1…第1段、70−2…第2段、70−3…第3段、100,101…電気光学装置、700…入力切替回路、700−1〜700−8…入力切替回路、701−1〜701−4…第1演算回路、702−1〜702−3…第2演算回路、703,703´…第3演算回路、704,704´…第4演算回路、705,705´…第5演算回路、801,802…論理否定回路。
Claims (7)
- 走査信号が供給される複数の走査線と、
前記複数の走査線を検査する検査回路と、を備える電気光学基板であって、
奇数番目の前記走査線の信号レベルと、前記奇数番目の走査線の次に位置する偶数番目の走査線の信号レベルとについて、排他的論理和を演算した結果を第1演算結果とし、
前記次に位置する偶数番目の走査線の信号レベルと、前記偶数番目の走査線の次に位置する奇数番目の走査線の信号レベルとについて、排他的論理和を演算した結果を第2演算結果とし、
複数の前記第1演算結果について、論理和を演算した結果を第3演算結果とし、
複数の前記第2演算結果について、論理和を演算した結果を第4演算結果としたとき、
前記検査回路は、前記第3演算結果と前記第4演算結果とについて論理積を演算した結果に相当する値を、前記走査線の検査結果を示す検査信号として出力する、
電気光学基板。 - 前記検査回路と前記複数の走査線との間に設けられ、供給されたイネーブル信号が非アクティブのとき、前記複数の走査線の信号レベルに関わらず、前記検査回路に所定レベルの信号を出力するイネーブル回路を含む、
請求項1に記載の電気光学基板。 - 前記検査回路は、
前記第1演算結果を出力する第1排他的論理和回路と、
前記第2演算結果を出力する第2排他的論理和回路と、
複数の前記第1排他的論理和回路の出力信号について論理和を演算し、前記第3演算結果を出力する第1演算回路と、
前記複数の第2排他的論理和回路の出力信号について論理和を演算し、前記第4演算結果を出力する第2演算回路と、
前記第1演算回路の出力信号と前記第2演算回路の出力信号との論理積を演算し、前記検査信号を出力する論理積回路と、を備え、
前記第1排他的論理和回路は、一方の入力端子に前記奇数番目の走査線が接続され、他方の入力端子に前記次に位置する偶数番目の走査線が接続され、
前記第2排他的論理和回路は、一方の入力端子に前記次に位置する偶数番目の走査線が接続され、他方の入力端子に前記次に位置する奇数番目の走査線が接続される、
請求項1又は請求項2に記載の電気光学基板。 - データ信号が供給される複数のデータ線と、
前記複数のデータ線を検査する検査回路と、を備える電気光学基板であって、
奇数番目の前記データ線の信号レベルと、前記奇数番目のデータ線の次に位置する偶数番目のデータ線の信号レベルとについて、排他的論理和を演算した結果を第1演算結果とし、
前記次に位置する偶数番目のデータ線の信号レベルと、前記偶数番目のデータ線の次に位置する奇数番目のデータ線の信号レベルとについて、排他的論理和を演算した結果を第2演算結果とし、
複数の前記第1演算結果について、論理和を演算した結果を第3演算結果とし、
複数の前記第2演算結果について、論理和を演算した結果を第4演算結果としたとき、
前記検査回路は、前記第3演算結果と前記第4演算結果とについて論理積を演算した結果に相当する値を、前記データ線の検査結果を示す検査信号として出力する、
電気光学基板。 - 複数の走査線と、
前記複数の走査線に走査信号を供給する走査線駆動回路と、
前記複数の走査線を検査する検査回路と、を備える電気光学装置であって、
奇数番目の前記走査線の信号レベルと、前記奇数番目の走査線の次に位置する偶数番目の走査線の信号レベルとについて、排他的論理和を演算した結果を第1演算結果とし、
前記次に位置する偶数番目の走査線の信号レベルと、前記偶数番目の走査線の次に位置する奇数番目の走査線の信号レベルとについて、排他的論理和を演算した結果を第2演算結果とし、
複数の前記第1演算結果について、論理和を演算した結果を第3演算結果とし、
複数の前記第2演算結果について、論理和を演算した結果を第4演算結果としたとき、
前記検査回路は、前記第3演算結果と前記第4演算結果とについて論理積を演算した結果に相当する値を、前記走査線の検査結果を示す検査信号として出力する、
電気光学装置。 - 複数のデータ線と、
前記複数のデータ線にデータ信号を供給するデータ線駆動回路と、
前記複数のデータ線を検査する検査回路と、を備える電気光学装置であって、
奇数番目の前記データ線の信号レベルと、前記奇数番目のデータ線の次に位置する偶数番目のデータ線の信号レベルとについて、排他的論理和を演算した結果を第1演算結果とし、
前記次に位置する偶数番目のデータ線の信号レベルと、前記偶数番目のデータ線の次に位置する奇数番目のデータ線の信号レベルとについて、排他的論理和を演算した結果を第2演算結果とし、
複数の前記第1演算結果について、論理和を演算した結果を第3演算結果とし、
複数の前記第2演算結果について、論理和を演算した結果を第4演算結果としたとき、
前記検査回路は、前記第3演算結果と前記第4演算結果とについて論理積を演算した結果に相当する値を、前記データ線の検査結果を示す検査信号として出力する、
電気光学装置。 - 請求項1乃至4のうち何れか1つに記載の電気光学基板を備える電子機器。
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