JP2014059357A - 管理サーバ、管理方法、管理プログラム、プリンタドライバプログラム、画像形成装置、及び画像形成システム - Google Patents

管理サーバ、管理方法、管理プログラム、プリンタドライバプログラム、画像形成装置、及び画像形成システム Download PDF

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Abstract

【課題】自然放熱による定着器の温度低下を考慮して、複数の画像形成装置の中から、画像形成時刻が早い画像形成装置を選択する。
【解決手段】複数の画像形成装置113と通信可能に接続されている管理サーバ102であって、前記複数の画像形成装置から、省電力状態に移行した時からの経過時間、及び省電力状態に移行した移行時刻の何れか一方又は双方、並びに自己が省電力状態か否かの情報、及び省電力状態に移行する直前の定着器温度を含む省電力パラメータを受信する通信部133と、前記受信した省電力パラメータを用いて、省電力状態の現在の定着器温度を推定する温度推定部106と、前記温度推定部が推定した推定定着器温度に基づいて、前記複数の画像形成装置の中から、何れか一の画像形成装置を選択する選択部104とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、管理サーバ、管理方法、管理プログラム、プリンタドライバプログラム、画像形成装置、及び画像形成システムに関し、特に、ウォームアップ時間を短縮する技術に関する。
近年の電子装置は、節電のために省電力モードを搭載していることが多く、特に、画像形成装置は、発熱量が多い定着部を備えているので、各種の省電力技術が提案されている。
例えば、特許文献1は、「システム内で1台だけ省電力モードに移行しないプリンタ装置を設け、最初の印刷ジョブを受信した段階で、他の省電力モードのプリンタ装置をWakeupさせ、次の印刷ジョブを速やかに処理できるように」する技術を記載している。
また、特許文献2は、「印刷する用紙、メディア種類や印刷品位、ページがカラーであるかモノクロであるか、待機状態にあって印刷を始める前にウォームアップ処理が必要であるかどうか、等をパラメータとして印刷終了時刻を各プリンタについて正確に見積もる。」技術を記載している。
特開2007−133759号公報 特開2004−334424号公報
前記した特許文献1,2の技術は、定着器のウォームアップ時間を考慮していない。また、ウォームアップ時間は、定着可能温度に達するまでの時間で左右されてしまう。
また、定着器は、印刷媒体に熱量を供給しても、自己の温度が低下しないように、熱容量が大きく構成されている。このため、定着器は、室温から目標温度(定着可能温度)に到達するまでの加熱時間が必要である。また、定着器は、定着温度から室温まで低下する自然放熱の方が、加熱よりも多くの時間が必要である。つまり、特許文献1,2の技術は、省電力モードに移行してから省電力モード解除までの加熱時間や自然放熱時間を考慮していない。
したがって、特許文献1,2の技術は、適切なプリンタの選択が困難となる。
そこで、本発明は、自然放熱による定着器の温度低下を考慮して、複数の画像形成装置の中から、画像形成時刻が早い画像形成装置を選択することができる管理サーバ、管理方法、管理プログラム、プリンタドライバプログラム、画像形成装置、及び画像形成システムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明の画像形成システムは、複数の画像形成装置とこれらの画像形成装置を管理する外部装置(例えば、サーバ、情報処理装置)とが通信可能に接続されている画像形成システムであって、前記画像形成装置が省電力状態か否かの情報、及び省電力状態に移行直前の定着器温度、並びに省電力状態に移行した時からの経過時間、及び省電力状態に移行した移行時刻の何れか一方又は双方からなる省電力パラメータを用いて、省電力状態の現在の定着器温度を推定する温度推定部と、前記温度推定部が推定した推定定着器温度に基づいて、前記複数の画像形成装置の中から、何れか一の画像形成装置を選択する選択部とを備えることを特徴とする。
これによれば、省電力状態(スリープ状態を含む)の現在の定着器温度を推定するので、自然放熱による定着器の温度低下を考慮して推定された推定定着器温度と定着可能温度との差分が最も小さい画像形成装置、あるいは画像形成可能時刻(画像形成開始時刻)、又は画像形成完了時刻が早い画像形成装置を選択することができる。すなわち、画像形成時刻が早い画像形成装置を選択することができる。
本発明によれば、自然放熱による定着器の温度低下を考慮して、複数の画像形成装置の中から、画像形成時刻が早い画像形成装置を選択することができる。
本発明の第一実施形態である画像形成システムの構成図である。 本発明の第一実施形態である画像形成装置の構成図である。 画像形成部の構成図である。 本発明の第一実施形態である管理サーバの構成図である。 IPアドレス管理表の一例である。 プリンタ動作モードを示す表である。 プリンタ動作状態管理表の一例である。 定着器温度予測テーブルの一例である。 目標温度テーブルの一例である。 本発明の第一実施形態の管理サーバが実行するフローチャートである。 本発明の第二実施形態の管理サーバの構成図である。 印刷速度テーブルの一例である。 定着器加熱性能テーブルの一例である。 本発明の第二実施形態である管理サーバが実行するフローチャートである。 本発明の第三実施形態である画像形成装置の構成図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態(以下、「本実施形態」と称する)につき詳細に説明する。なお、各図は、本発明を十分に理解できる程度に、概略的に示してあるに過ぎない。よって、本発明は、図示例のみに限定されるものではない。また、各図において、共通する構成要素や同様な構成要素については、同一の符号を付し、それらの重複する説明を省略する。
(第一実施形態)
図1は、本発明の第一実施形態の画像形成システム(印刷システム)の構成図である。
画像形成システム100は、複数の画像形成装置としてのプリンタ113a,113b,113c・・・と、複数の情報処理装置としてのPC112a,112bと、管理サーバ102とがネットワーク101を介して接続されている。ここで、ネットワーク101は、有線/無線LAN(Local Area Network)で接続されるものであり、インタネットプロトコル(Internet Protocol)技術を利用して相互接続される。また、LAN以外にも、ZigBee(登録商標)やBluetooth(登録商標)などであってもよい。これ以降、プリンタ113a,113b,113c・・・を総称してプリンタ113と記載し、PC112a,112bを総称して、PC112と記載する。
画像形成システム100は、PC112にインストールされているプリンタドライバがプリンタ113の何れかを指定せずに印刷指令を管理サーバ102に送信し、管理サーバ102が、プリンタ113a,113b,113c・・・の何れかに受信した印刷指令(ジョブデータを含む。)を送信するように構成されている。ここで、プリンタ113a,113b,113c・・・は、待機時には、定着器に加熱電力が供給されない省電力モードを有しており、省電力モード移行時(省電力モード開始時)がプリンタ毎に異なっている。また、プリンタ113a,113b,113c・・・は、省電力モード移行時には、定着器温度が徐々に低下するので、印刷指令を受信してから定着可能温度まで上昇するまでの時間もプリンタ毎に異なっている。
管理サーバ102は、PC112から印刷指令を受信してから、印刷可能時刻までの待機時間が最短になるようなプリンタ113を選択するように構成されている。また、管理サーバ102は、選択されたプリンタ113に対して、受信した印刷指令を送信するプリンタサーバとしての機能を有している。なお、印刷指令は、ジョブデータのみならず、本実施形態の特徴構成である省電力モードの状態を示している省電力パラメータも含んでいる。
図2は、本発明の第一実施形態である画像形成装置の構成図である。
画像形成装置としてのプリンタ113は、画像形成部141と、メインCPUとしての第一制御部135と、第一記憶部137と、サブCPUとしての第二制御部136と、第二記憶部138と、通信部139と、操作パネル140とを備える。
図3は、画像形成部の構成図である。画像形成部141は、搬送部142、露光部143、現像部144、転写部145、及び定着器146を備え、現像部144が現像剤像を形成し、転写部145が搬送された印刷媒体に現像剤像を転写して、定着器146が印刷媒体に転写された現像剤像を定着するように構成されている。
特に、定着器146は、加熱ローラ147、及び加圧ローラ148を備え、加熱ローラ147に内蔵されているハロゲンランプ149は、外部から位相制御可能なトライアック回路(図示せず)により、電力制御されている。定着器146は、温度センサ(図示せず)が内蔵されており、温度制御できるように構成されている。また、省電力モード時(スリープモード時を含む。)には、定着器146のハロゲンランプ149は電力供給が停止される。
図2の説明に戻り、第一制御部135と第一記憶部137との双方は、画像形成部141を制御するための構成部であり、スリープモード時には、第一制御部135と第一記憶部137とに供給される電源電力が停止する。通信部139と第二制御部136と第二記憶部138とは、スリープモード時においても、電源から電力供給を受け(図6参照)、通信部139を制御すると共に、操作パネル140を監視することにより、スリープ解除を行うように構成されている。
第一記憶部137に記憶されている省電力パラメータと第二記憶部138に記憶されている省電力パラメータとは共通するものであり、DMA(Direct Memory Access)転送等で互いに転送される。また、通信部139、及び第二制御部136の通信制御部114を介して入力されたジョブデータは、例えば、FIFOメモリを介して第一制御部135(印刷制御部115)に転送される。
第二制御部136は、第二記憶部138に格納されているプログラムを実行することにより、通信制御部114、プリンタ動作状態通知部121、動作状態管理部118、及びスリープ状態解除部122の機能を実現する。通信制御部114は、通信部139を制御する機能手段であり、PC112から印刷要求(ジョブデータを含む)の受信や、管理サーバ102との送受信の制御を行う。
プリンタ動作状態通知部121は、プリンタ113の省電力状態を示す省電力パラメータを管理サーバ102に送信(通知)する。省電力パラメータは、例えば、省電力状態か非省電力状態かを示す値、省電力状態に移行する直前の定着器の温度である最終定着器温度、及び省電力状態に移行してからの経過時間を含んでいる。ここで、経過時間の代わりに、スリープ移行時刻(スリープ開始時刻)を管理サーバ102に送信して、管理サーバ102が経過時間を演算してもよい。
スリープ状態解除部122は、操作パネル140の操作を監視すると共に、通信部139、及び通信制御部114を介して受信するジョブデータを監視することにより、第一制御部135のスリープ状態を解除する。すなわち、スリープ状態解除部122は、図6に示されるプリンタ動作モード123の中の「スリープ」状態か否かを制御している。なお、プリンタ動作モード123の中の「オフ」状態か否かは、ブレーカスイッチのオン/オフで決定されるが、ラッチングリレー等を使えば、第二制御部136がオフ制御可能である。
第一制御部135は、第一記憶部137に格納されているプログラムを実行することにより、印刷制御部115と、定着器温度測定部116と、プリンタ情報通知部120との機能を実現する。
印刷制御部115は、いわゆるプリンタエンジンを含み、PC112(図1)から通信部139、及び通信制御部114を介して受信した印刷要求(印刷指令、ジョブデータ)を解析し、二次元的な画像データを生成し、生成された画像データを順次、画像形成部141の露光部143(図3)に出力する。また、印刷制御部115は、画像形成部141の搬送部142(図3)を制御すると共に、現像部144や転写部145のバイアス電圧を制御する。
定着器温度測定部116は、印刷中や待機中の定着器146の温度を取得し、取得した温度のデータは、印刷制御部115が定着器146の温度を帰還制御するために使用される。また、第二制御部136の動作状態管理部118は、プリンタ113が省電力モードに移行する直前に、第一制御部118の定着器温度測定部116に定着器温度を測定させ、測定温度を第一記憶部137に最終定着器温度として記憶させる。そして、第二記憶部138との間でデータ転送が行われ、第二制御部136は、印刷サーバ102から最終定着器温度のデータの取得要求があった場合にこの最終定着器温度のデータを返信する。
動作状態管理部118は、図6に示されるプリンタ動作モード123の中で、「印刷中」、「待機中」、及び「パワーセーブ」の状態を管理する。動作状態管理部118は、プリンタ113が、「スリープ」状態、「オフ」状態の何れの動作状態であるかを管理し、最後に印刷を完了してからの経過時間や、現在の動作状態の情報を、第二制御部136、及び通信部139を介して、管理サーバ102に返信する。
第一制御部135,及び第二制御部136は、それぞれ計時部としてのタイマ119,117を備え、タイマ119,117は時間を計測し、動作状態の遷移のカウントダウンや、動作状態が遷移してからの経過時間を計測する。
図4は、本発明の第一実施形態である管理サーバの構成図である。
管理サーバ102は、制御部131と、記憶部132と、通信部133と、入力表示部134とを備える。
制御部131は、記憶部132に格納されているプログラムを実行することにより、プリンタ情報取得部151と、使用プリンタ選択部104と、温度推定部106と、印刷要求解析部105と、動作状態管理部118と、通信制御部103の機能を含むOS124との機能を実現する。
通信制御部103は、ネットワーク101を介して、PC112から「印刷要求」を受信するように通信部133を制御し、使用プリンタ選択部104が選択したウォーミングアップ時間が最も短いプリンタに、その「印刷要求」を送信するように通信部133を制御する。
また、通信制御部103は、使用プリンタ選択部104から要求を受けて、IPアドレス管理表108(図5)に登録されているプリンタ113に対して動作状態取得要求や、最終定着温度取得要求、パワーセーブ経過時間取得要求のコマンドを送信し、プリンタ113から返信されてきた動作状態、最終定着温度や、省電力状態の経過時間を使用プリンタ選択部104に返信する。
このときに、使用プリンタ選択部104は、IPアドレス管理表108からプリンタ113のIPアドレスを取得し、通信制御部103、及び通信部133を介して、全ての登録されているプリンタ113に対して動作状態、最終定着温度、省電力状態の経過時間(又は、スリープ移行時刻)を取得するための要求を行う。
使用プリンタ選択部104は、通信部133、及び通信制御部103から印刷要求を受信し、コマンド送信に対して返信された各プリンタ113の省電力パラメータ((省電力状態/非省電力状態)、最終定着温度、経過時間(又は、スリープ移行時刻))は、プリンタを選択する際に使用される。
また、使用プリンタ選択部104は、上記と並行して印刷要求解析部105に印刷要求を渡し、印刷要求解析部105は解析した結果を使用プリンタ選択部104に返す。使用プリンタ選択部104は、印刷要求の解析結果と、登録情報107(107a)の目標温度テーブル110a,110b(図9)から各プリンタ113で印刷した場合の定着目標温度を取得し、プリンタの選択に使用する。
印刷要求解析部105は、印刷要求を解析し、印刷要求で指定されている媒体タイプ、媒体ウエイト、印刷データがカラーなのかモノクロなのかを判断し、使用プリンタ選択部104に通知する。
記憶部132は、登録情報107(107a)として、IPアドレス管理表108(図5)と、プリンタ動作状態管理表109(図7)と、目標温度テーブル110(図9)と、定着器温度予測テーブル111(図8)とが格納されている。
IPアドレス管理表108は、プリンタ113a,113b,113cのIPアドレスを管理するための表である。IPアドレス管理表108は、例えば、IPアドレスとして「192.168.11.xxx」が記憶されている。
プリンタ動作状態管理表109は、プリンタ113a,113b,113cが現在どの動作状態にあるのか、通信部133を介して取得した内容を管理するための表である。動作状態の例としては、図7に示すように、印刷中なのかスリープ状態なのかという動作状態情報、温度推定部106が推定した定着器現在温度、省電力モード経過時間がある。プリンタ動作状態管理表109は、例えば、プリンタaが「印刷中」の動作状態であり、「160℃」の定着器現在温度であり、省電力モード経過時間は「0秒」と記憶されており、プリンタbが「スリープ」状態であり、定着器現在温度が「60℃」であり、省電力モード経過時間は「3600秒」と記憶されており、プリンタcが「スリープ」状態であり、定着器現在温度が「34℃」であり、省電力モード経過時間は「7200秒」と記憶されている。
目標温度テーブル110は、各プリンタ113a,113b,113cの目標温度である定着可能温度[℃]を記載したテーブルである。この定着可能温度は、媒体タイプ(普通紙/はがき/ラベル/封筒)、その重さ(薄い/普通/厚い)や、カラーかモノクロかにより異なる。つまり、印刷媒体は、その熱容量が大きければ、定着器146の温度低下も大きくなるので、定着可能温度も高い値になる。
定着器温度予測テーブル111は、定着器146(図3)に電力供給しない動作状態(省電力モード)に移行する直前に計測された定着器146の最終温度[℃]と省電力モードに入ってからの経過時間[分]とから現在の定着器146の温度を推定する為の現在温度推定計算式(や計算式の係数)を記憶する。なお、スリープモードにおいては、定着器146のみならず、温度センサや第一制御部135にも電力供給されていない。
具体的には、プリンタ113aの計算式は、「最終温度−(2[℃/分]×経過時間):外気温を下回る場合は外気温」であり、プリンタ113b,113bは、「最終温度−(4[℃/分]×経過時間):外気温を下回る場合は外気温」である。つまり、プリンタ113aの定着器は、プリンタ113b,113bの定着器よりも大容量であり、自然放熱しづらくなっている。なお、定着器146の温度を推定する計算式を一次近似式としたが、自然放熱は非直線的な特性になるので、二次近似式以上とすることが好ましい。
(動作の説明)
図10は、本発明の第一実施形態の管理サーバが実行するフローチャートである。
このフローチャートは、管理サーバ102がPC112から印刷要求を受信してから最適なプリンタ113を選択し、選択されたプリンタに印刷要求を送信するまでの流れを示している。
通信制御部103は、ネットワーク101、及び通信部133を介してPC112から印刷要求の受信を検知すると、このルーチンが起動する。
使用プリンタ選択部104は、IPアドレス管理表108から、登録されている全てのプリンタ113(113a,113b,113c)のIPアドレスを取得し、通信制御部103、通信部133、及びネットワーク101を介してプリンタ113の動作状態を取得する為のコマンドを送信する。
各々のプリンタ113は、通信部139がコマンドを受信し、動作状態管理部118が現在の動作状態を取得し、通信制御部114が管理サーバ102に動作状態を返信する。
管理サーバ102の使用プリンタ選択部104は、返信された動作状態をプリンタ動作状態管理表109として記憶部132に登録する。なお、プリンタ113に送信したコマンドに対して返信が無い場合には、そのプリンタ113の動作状態は「オフ」であるとして、登録する(S101)。
使用プリンタ選択部104は、動作状態の返信を受信したら、最終定着温度の取得するためのコマンドをプリンタ113に送信する。コマンドを受信したプリンタ113の通信制御部114は、第二記憶部138から最終定着器温度を取得し、その最終定着器温度を通信部139を介して管理サーバ102に返信する。ここで、スリープモードやオフ状態以外の場合は、定着器温度測定部116からのデータ転送で定着器温度を取得することもできる。
使用プリンタ選択部104は、プリンタ113から最終定着器温度のデータを受信したら、そのデータを温度推定部106に渡す(S102)。使用プリンタ選択部104は、最終定着器温度のデータを受信したら、続いて省電力モード経過時間を取得する為のコマンドをプリンタ113に送信する。コマンドを受信したプリンタ113は、プリンタ動作状態通知部121が省電力モード以外の「印刷中」や「待機中」の場合には「0秒」を返信し、通信制御部114が、省電力モードの場合にはタイマ117から、省電力モードに移行してからの経過時間(省電力モード経過時間)を取得し、通信部139を介して管理サーバ102に返信する。
使用プリンタ選択部104は、プリンタ113から省電力モード経過時間を受信したらプリンタ動作状態管理表109に登録する(S103)。
使用プリンタ選択部104は、温度推定部106にプリンタ113の現在の定着器146の温度推定を要求する。温度推定部106は、定着器温度予測テーブル111に登録されている計算式と、S102で入手した最終定着器温度と、S103で入手した省電力モード経過時間とから、現在の定着器146の温度を推定し(S104)、プリンタ動作状態管理表109に推定された定着器現在温度を格納する。
なお、S102において、温度推定部106は、最終定着器温度を、プリンタ動作状態管理表109(図7)の定着器現在温度欄に一時記録し、S104において、温度推定部106は、定着器温度予測テーブル111に登録されている計算式と、プリンタ動作状態管理表109に一時記録された最終定着器温度、及びS103で登録された省電力モード経過時間とから、現在の定着器146の温度を推定してもよい。また、プリンタ動作状態管理表109は、推定された現在温度と最終定着器温度との双方を記録するようにしてもよい。
使用プリンタ選択部104は、受信している印刷要求の解析を印刷要求解析部105に要求する。印刷要求解析部105は、要求されている印刷媒体の媒体タイプ、媒体ウエイト、印刷画像がカラーデータなのかモノクロデータなのかを解析し、使用プリンタ選択部104に返信する。
使用プリンタ選択部104は、解析された印刷要求に基づいて、プリンタ登録情報107の目標温度テーブル110を使ってプリンタ113で印刷要求を印刷する場合の定着可能温度(目標温度)を計算する(S105)。
使用プリンタ選択部104は、S104で計算した現在の定着器146(図3)の推定定着器温度と、S105で計算した定着器146の目標温度の差分を計算し、プリンタ113の値として記憶する(S106)。
次に、全プリンタの情報を取得したか否か判定する(S107)。全プリンタの情報を取得していなければS101に戻り(S107でNo)、全プリンタの情報を取得していれば(S107でYes)、S108に進む。すなわち、S101からS106までの処理が登録されている全てのプリンタ113a,113b,113cに対して実行される(Sl07)。
使用プリンタ選択部104は、登録されている全てのプリンタから現在の定着器146の推定定着器温度と目標温度テーブル110の目標温度との差分が最も小さいプリンタ113を選択する(S108)。
使用プリンタ選択部104は、通信制御部103、通信部133,及びネットワーク101を介して選択したプリンタ113に対して、PC112から受信した印刷要求を送信する(S109)。
以上説明したように、第一の実施形態の画像形成システムによれば、プリンタが省電力モードであり、定着器温度が低下した場合であっても、定着器146の現在温度を推定し、定着器146の現在温度と印刷要求に必要な目標温度(定着可能温度)との差分が最も近いプリンタを選択し、選択されたプリンタに印刷要求を送信することができる。これにより、省電力化とファーストプリントを早くすることができる。
(第二実施形態)
(構成の説明)
図11〜図14を参照しながら本発明の構成を説明する。
図11は、本発明の第二実施形態である管理サーバの構成図である。
管理サーバ102Bは、第一の実施形態の管理サーバ102Aに対して、制御部131が加熱時間演算部211の機能を備え、記憶部132が印刷速度テーブル201(201a,201b(図12))と、加熱速度テーブルとしての定着器加熱性能テーブル202(図13)とを備えている点で相違する。他の構成要素は、第一の実施形態と同一であるので、説明を省略する。
加熱時間演算部211は、印刷速度テーブル201、定着器加熱性能テーブル202、及び印刷要求(媒体タイプや、印刷ページ数を含む)を用いて、印刷時間を計算する。
印刷速度テーブル201(201a,201b)は、各プリンタ113毎の媒体タイプ、媒体ウエイト、印刷画像データがカラーかモノクロかで決まる印刷速度[rpm]を求める為のテーブルである。媒体タイプ(普通紙/ハガキ/ラベル/封筒)、ウェイト(薄い/普通/厚い)や、カラー/モノクロに応じて、印刷速度が相違し、例えば、プリンタ201aの場合、ハガキで25[rpm]であり、薄い普通紙が35[rpm]である。
つまり、印刷速度テーブル201によれば、印刷速度は、印刷媒体の熱容量が大きいほど、遅くなっている。
定着器加熱性能テーブル202は、各プリンタ113の定着器146の加熱速度「℃/s」を記録しており、定着器146を現在温度から目標温度まで加熱するのに要する時間を計算するために使用される。例えば、図13においては、プリンタ113aは、10[℃/s]と記録されており、プリンタ113b,113cは、8[℃/s]と記録されている。
ここで、図13の加熱速度10[℃/s]や8[℃/s]は、図8の計算式の係数2[℃/分]や4[℃/分]よりも速いが、加熱はハロゲンランプ149(図3)を用いて温度制御されるが、放熱は温度制御されない自然放熱だからである。
(動作の説明)
図14は、管理サーバが行う動作を説明するためのフローチャートである。
このフローチャートは、管理サーバ102が受信した印刷要求から最適なプリンタ113を選択して印刷要求を送信するまでの流れを示している。S201からS207までは、第一実施形態のS101からS107までと同一なので、説明を省略する。
加熱時間演算部211は、プリンタ113の推定定着器温度を目標温度まで上げるまでに必要な時間(定着器加熱時間)を、定着器加熱性能テーブル202を用いて計算する(S208)。
使用プリンタ選択部104は、印刷要求の解析を印刷要求解析部105に要求する。印刷要求解析部105は、印刷要求から、媒体タイプ、媒体ウエイト、印刷画像がカラー印刷なのかモノクロ印刷なのか、印刷ページ数は何ページなのかを解析する。
使用プリンタ選択部104は、印刷要求と印刷速度テーブル201から印刷速度を求め、印刷速度に印刷枚数を乗算することにより、印刷開始から全ページの排出完了までの印刷時間を計算する(S209)。
使用プリンタ選択部104は、S208で計算した目標温度までの定着器加熱時間と、S209で計算した印刷時間とを合計し、その合計時間(印刷要求から印刷完了までの時間)が最も短いプリンタ113を選択する(S210)。
使用プリンタ選択部104は、選択したプリンタ113に対して、通信制御部103、通信部133,及びネットワーク101を介して、PC112から受信した印刷要求を送信する(S211)。
(効果の説明)
以上説明したように、第二の実施形態の画像形成システムによれば、プリンタ113が省電力モード(スリープモード)であり、定着器温度が低下した場合であっても、定着器146の現在の温度を推定し、推定された推定定着器温度を目標温度(定着可能温度)まで上げるまでに必要な時間(定着器加熱時間)と、印刷時間との合計時間(印刷完了時刻)が最も短いプリンタ113を選択し、選択されたプリンタ113に印刷要求を送信する。すなわち、受信している印刷要求を最も早く印刷完了できるプリンタ113を選択することができるので、省電力化とファーストプリントを早くすることができる。
(第三実施形態)
前記第一の実施形態では、管理サーバ102Aが現在の定着温度の推定計算、目標温度の計算を行ったが、これらの温度を各プリンタ113のサブCPU(第二制御部136)が計算し、その計算結果を管理サーバ102が取得するように構成することができる。また、第二の実施形態では、管理サーバ102Bが印刷要求から印刷完了までの印刷時間を計算したが、各プリンタ113のサブCPU(第二制御部136)が計算し、その計算結果を管理サーバ102が取得するように構成することができる。
図15は、本発明の第三実施形態である画像形成装置の構成図である。画像形成装置113cは、第二制御部136に温度推定部106の機能を備え、第二記憶部に、目標温度テーブル110、定着器温度予測テーブル111、印刷速度テーブル201、及び定着器加熱性能テーブル202が格納されている。
つまり、画像形成装置113cは、画像形成を行い、省電力状態で停止する画像形成部141と、画像形成部を制御すると共に、定着器の温度を測定し、省電力状態(省電力モード)で停止する第一制御部135と、通信部を駆動し、省電力状態でも駆動する第二制御部136とを備え、第二制御部136は、省電力状態に移行した時の定着器温度、及び省電力状態に移行した時からの経過時間を用いて、省電力状態の現在の定着器温度を推定する温度推定部106と、温度推定部106が推定した推定定着器温度を、通信部139を介して外部装置(PC,プリンタサーバ)に送信させる通信制御部114とを備えている。
(変形例)
本発明は前記した実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のような種々の変形が可能である。
(1)第一の実施形態では、管理サーバ102が目標温度や印刷完了時間を計算したが、プリンタドライバプログラムがインストールされたPCが計算することができる。これによれば、定着器の現在温度と印刷要求に必要な目標温度(定着可能温度)との差分が最も近いプリンタをPCが選択し、プリンタサーバを介して、選択されたプリンタ宛に「印刷要求」を送信することになる。このPC(コンピュータ)は、制御部(CPU)、記憶部(RAM,HDD)、通信部、入力部(キーボード、マウス)や表示部(ディスプレイ)を備えている。
つまり、複数の画像形成装置と通信可能に接続されているコンピュータは、複数の画像形成装置から、省電力状態に移行した時からの経過時間、及び省電力状態に移行した移行時刻の何れか一方又は双方、並びに自己が省電力状態か否かの情報、及び省電力状態に移行する直前の定着器温度を含む省電力パラメータを受信する通信過程と、受信した省電力パラメータを用いて、省電力状態の現在の定着器温度を推定する温度推定過程と、温度推定部が推定した推定定着器温度に基づいて、複数の画像形成装置の中から、何れか一の画像形成装置を選択する選択過程とを実行することになる。
(2)第一の実施形態では、推定した定着器温度と定着可能温度との差分が最も小さい画像形成装置を選択したが、第二の実施形態の定着加熱性能テーブル202(加熱速度)を考慮することができる。定着器の加熱速度を考慮した管理サーバは、印刷指令を受信してから目標温度までの加熱時間を演算することができるので、印刷開始時刻が早い画像形成装置を選択することができる。
(3)第一の実施形態、及び第二の実施形態では、プリンタ113を用いた画像形成システムについて説明したが、MFP(Multi Function Printer)、複写機や、FAX等の他の画像形成装置に用いることもできる。
100 画像形成システム
101 ネットワーク
102,102A,102B 管理サーバ(外部装置)
103 通信制御部
104 使用プリンタ選択部
105 印刷要求解析部
106 温度推定部
107 登録情報
108 IPアドレス管理表
109 プリンタ動作状態管理表
110 目標温度テーブル
111 定着器温度予測テーブル
112 PC,PCa,PCb(外部装置)
113,113a,113b,113c プリンタ(画像形成装置)
114 通信制御部
115 印刷制御部
116 定着器温度測定部
117,119 タイマ
118 動作状態管理部
120 プリンタ情報通知部
121 プリンタ動作状態通知部
122 スリープ状態解除部
123 プリンタ動作モード
124,125 OS
131 制御部
132 記憶部
133 通信部
134 入力表示部
135 第一制御部(メインCPU)
136 第二制御部(サブCPU)
137 第一記憶部
138 第二記憶部
139 通信部
140 操作パネル
141 画像形成部
142 搬送部
143 露光部
144 現像部
145 転写部
146 定着器
147 加熱ローラ
148 加圧ローラ
149 ハロゲンランプ
151 プリンタ情報取得部
201 印刷速度テーブル
202 定着器加熱性能テーブル(加熱速度テーブル)
211 加熱時間演算部

Claims (13)

  1. 複数の画像形成装置と通信可能に接続されている管理サーバであって、
    前記複数の画像形成装置から、省電力状態に移行した時からの経過時間、及び省電力状態に移行した移行時刻の何れか一方又は双方、並びに自己が省電力状態か否かの情報、及び省電力状態に移行する直前の定着器温度を含む省電力パラメータを受信する通信部と、
    前記受信した省電力パラメータを用いて、省電力状態の現在の定着器温度を推定する温度推定部と、
    前記温度推定部が推定した推定定着器温度に基づいて、前記複数の画像形成装置の中から、何れか一の画像形成装置を選択する選択部と
    を備えることを特徴とする管理サーバ。
  2. 前記通信部は、印刷要求の受信を契機に、前記省電力パラメータの送信を前記複数の画像形成装置に依頼することを特徴とする請求項1に記載の管理サーバ。
  3. 前記複数の前記画像形成装置の定着器の温度低下と経過時間との関係を示す関係式、又はその関係式を特定する係数を予め記憶する記憶部を備え、
    前記温度推定部は、前記関係式、又は係数を用いて、前記現在の定着器温度を推定することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の管理サーバ。
  4. 前記記憶部は、各々の前記画像形成装置の定着可能温度を示す目標温度テーブルを予め記憶し、
    前記選択部は、前記温度推定部が推定した推定定着器温度が定着可能温度に最も近い画像形成装置を選択することを特徴とする請求項3に記載の管理サーバ。
  5. 前記記憶部は、各々の前記画像形成装置の定着器の加熱速度を示す加熱速度テーブルを予め記憶し、
    前記温度推定部が推定した推定定着器温度から前記定着可能温度まで上げるに要する加熱時間を、前記加熱速度テーブルを用いて演算する加熱時間演算部を備えることを特徴とする請求項3に記載の管理サーバ。
  6. 前記記憶部は、画像形成を行う媒体毎に印刷速度を示す印刷速度テーブルを予め記憶し、
    前記印刷要求は、印刷枚数の値を含み、
    前記選択部は、前記印刷速度テーブルと前記印刷枚数の値とを用いて、印刷時間を演算し、前記加熱時間と前記印刷時間との合計値が最も短い画像形成装置を選択することを特徴とする請求項5に記載の管理サーバ。
  7. 複数の画像形成装置と通信可能に接続されている管理サーバが実行する管理方法であって、
    前記複数の前記画像形成装置から、省電力状態に移行した時からの経過時間、及び省電力状態に移行した移行時刻の何れか一方又は双方、並びに自己が省電力状態か否かの情報、及び省電力状態に移行する直前の定着器温度を含む省電力パラメータを受信する通信過程と、
    前記受信した省電力パラメータを用いて、省電力状態の現在の定着器温度を推定する温度推定過程と、
    前記温度推定部が推定した推定定着器温度に基づいて、前記複数の画像形成装置の中から、何れか一の画像形成装置を選択する選択過程と
    を備えることを特徴とする管理方法。
  8. 複数の画像形成装置と通信可能に接続されている管理サーバの制御部に実行させる管理プログラムであって、
    前記複数の画像形成装置から、省電力状態に移行した時からの経過時間、及び省電力状態に移行した移行時刻の何れか一方又は双方、並びに自己が省電力状態か否かの情報、及び省電力状態に移行する直前の定着器温度を含む省電力パラメータを受信する通信ステップと、
    前記受信したパラメータを用いて、省電力状態の現在の定着器温度を推定する温度推定ステップと、
    前記温度推定部が推定した推定定着器温度に基づいて、前記複数の画像形成装置の中から、何れか一の画像形成装置を選択する選択ステップと
    を実行させることを特徴とする管理プログラム。
  9. 印刷要求を受信したときに、前記省電力パラメータの送信を前記複数の画像形成装置に依頼するステップを実行させることを特徴とする請求項8に記載の管理プログラム。
  10. 複数の画像形成装置と通信可能に接続されている情報処理装置の制御部に実行させるプリンタドライバプログラムであって、
    前記複数の画像形成装置から、省電力状態に移行した時からの経過時間、及び省電力状態に移行した移行時刻の何れか一方又は双方、並びに自己が省電力状態か否かの情報、及び省電力状態に移行する直前の定着器温度を含む省電力パラメータを通信部に受信させる受信ステップと、
    前記受信した省電力パラメータを用いて、省電力状態の現在の定着器温度を推定する温度推定ステップと、
    前記温度推定部が推定した推定定着器温度に基づいて、前記複数の画像形成装置の中から、何れか一の画像形成装置を選択する選択ステップと
    前記選択ステップで選択された画像形成装置に印刷要求を前記通信部に送信させる送信ステップと
    を実行させることを特徴とするプリンタドライバプログラム。
  11. 画像形成を行い、省電力状態で停止する画像形成部と、
    前記画像形成部を制御すると共に、定着器の温度を測定し、前記省電力状態で停止する第一制御部と、
    通信部を制御すると共に、前記省電力状態でも駆動する第二制御部とを備え、
    前記第二制御部は、前記省電力状態に移行する直前の定着器温度、及び省電力状態に移行した時からの経過時間を用いて、前記省電力状態の現在の定着器温度を推定する温度推定部と、
    前記温度推定部が推定した推定定着器温度を、通信部を介して外部装置に送信させる通信制御部と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  12. 前記第二制御部は、前記外部装置から印刷要求を受信したときに、前記画像形成部、及び前記第一制御部の省電力状態を解除することを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 複数の画像形成装置とこれらの画像形成装置を管理する管理サーバとが通信可能に接続されている画像形成システムであって、
    各々の前記画像形成装置は、
    省電力状態に移行した時からの経過時間、及び省電力状態に移行した移行時刻の何れか一方又は双方、並びに自己が省電力状態か否かの情報、及び省電力状態に移行する直前の定着器温度を含む省電力パラメータを、前記管理サーバに送信する通信部を備え、
    前記管理サーバは、
    前記複数の画像形成装置から前記省電力パラメータを受信する通信部と、
    前記受信した省電力パラメータを用いて、省電力状態の現在の定着器温度を推定する温度推定部と、
    前記温度推定部が推定した推定定着器温度に基づいて、前記複数の画像形成装置の中から、何れか一の画像形成装置を選択する選択部と
    を備えることを特徴とする画像形成システム。
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