JP2014055748A - 内部熱交換器とその製造方法 - Google Patents

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信之介 前多
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Abstract

【課題】外管の両端部と内管との間のろう付けが不要な構造を有する内部熱交換器を提供する。
【解決手段】外管12の両端部において、外管12の内周面12aが縮径されて内管11の拡径部11bの外周面11aとが接触されて保持されるとともに、外管12の内周面12aと内管11の装着溝部11fに装着された気密部材14とが接触して保持されて、冷媒流路16の大気に対する気密性を確保する。
【選択図】図2

Description

本発明は、内管を外管内に挿入して、内管を流れる冷媒と、内管と外管との隙間を流れる冷媒との間で熱交換を行う2重管式の内部熱交換器とその製造方法に関するものである。
内部熱交換器とは、従来2本の冷媒配管で構成していた冷媒通路を、外管と、外管に挿入された内管と、で構成される1本の2重管で構成して、内管に低温のガス冷媒を流し、内管と外管との隙間に高温の液冷媒を流して、2つの冷媒の温度差を利用して熱交換することによって、冷房能力の向上を図るものである。そして、内部熱交換器の1例が、例えば特許文献1に開示されている。
特開2006−162241号公報
しかしながら、特許文献1に記載された発明によると、内部熱交換器を構成する外管の両端部と内管との間がろう付けによって溶接されて、さらに、外管と、外管と内管の隙間に高圧冷媒を送り込む高圧冷媒配管と、の間、および、外管と、高圧冷媒を内管の外部に送り出す高圧冷媒配管と、の間が、それぞれろう付けによって溶接された構造になっていた。
そして、これら2箇所の溶接箇所はろう付け条件がそれぞれ異なるため、ろう付け時に与える熱量や、ろう付け時間等のろう付けに必要なパラメータを部位毎に設定して、それぞれに合った条件でろう付けを行う必要があった。そのため、内部熱交換器の製造には手間と時間がかかり、生産性が低いという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、ろう付け箇所を削減して、生産性を向上することができる内部熱交換器とその製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係る内部熱交換器は、内管と外管で構成される2重管構造を有し、外管の両端部と内管との間のろう付けが不要な構造を有するものである。
すなわち、本発明の請求項1に記載の内部熱交換器は、複数の高圧冷媒配管が接合された外管と、前記外管に挿入された内管と、を有し、前記内管は、素径部と、前記素径部から外方に拡径した複数の拡径部と、前記内管の外周面のうち前記複数の拡径部の間に形成された前記内管の長手方向に延びて、複数の峰部と前記峰部に挟まれた複数の溝底部とからなる螺旋溝部と、前記複数の拡径部のそれぞれに隣接した位置に、前記内管の外周面上に、前記内管の中心軸に直交する方向に形成された複数の装着溝部と、を有し、前記内管の内部を流れる低圧冷媒と、前記外管の内周面と前記内管の外周面とで形成された空間を前記低圧冷媒とは逆方向に流れる高圧冷媒と、の間で熱交換を行う内部熱交換器において、前記外管の内周面は、縮径されて、少なくとも前記複数の拡径部に接触するとともに、前記複数の装着溝部に装着された複数の気密部材を押圧することを特徴とする。
このように構成された内部熱交換器によれば、外管の内周面が縮径されて、内管の素径部から外方に拡径した拡径部と接触するとともに、外管の内周面によって、内管の外周面に形成された複数の装着溝部に装着された複数の気密部材がそれぞれ押圧されるため、外管の内周面と螺旋溝部が形成された内管の外周面とで構成される空間を、大気に対して気密性を有する構造にすることができ、これによって、外管の内周面と螺旋溝部が形成された内管の外周面との間を流れる高圧冷媒と、内管の内部を流れる低圧冷媒と、の間で熱交換ができる内部熱交換器を構成することができるとともに、外管の両端部と内管との間をろう付けによって溶接する必要がなくなるため、内部熱交換器の生産性を向上させることができる。
そして、本発明の請求項2に記載の内部熱交換器は、前記装着溝部が、前記拡径部に対して前記外管の開放端側に形成されることを特徴とする。
このように構成された内部熱交換器によれば、複数の装着溝部が、複数の拡径部に対して、それぞれ外管の開放端側に形成されることによって、冷媒流路と気密部材との距離をより長くすることができるため、冷媒流路から拡径部と外管の隙間に染み込んだ冷媒が、気密部材に触れにくくなり、これによって、気密部材の劣化を防止することができる。
また、本発明の請求項3に記載の内部熱交換器は、複数の高圧冷媒配管が接合された外管と、前記外管に挿入された内管と、を有し、前記内管は、素径部と、前記素径部から外方に拡径した複数の拡径部と、前記内管の外周面のうち前記複数の拡径部の間に形成された前記内管の長手方向に延びる螺旋溝部と、を有し、前記内管の内部を流れる低圧冷媒と、前記外管の内周面と前記内管の外周面とで形成された空間を前記低圧冷媒とは逆方向に流れる高圧冷媒と、の間で熱交換を行う内部熱交換器において、前記外管の内周面は、縮径されて、少なくとも前記複数の拡径部に接触するとともに、前記複数の拡径部の近傍において縮径されて、気密部材を介して前記内管の素径部に接触して前記内管を保持することを特徴とする。
このように構成された内部熱交換器によれば、内管が挿入された外管の内周面が縮径されて、内管の素径部から外方に拡径した拡径部と接触するとともに、拡径部の近傍において、外管の内周面が気密部材を介して内管の素径部に接触するため、外管の内周面と内管の外周面とで構成される空間を、大気に対して気密性を有する構造にすることができ、外管の内周面と内管の外周面との間を流れる高圧冷媒と、内管の内部を流れる低圧冷媒との間で熱交換ができる内部熱交換器を構成することができるとともに、外管の両端部と内管との間をろう付けによって接合する必要がなくなるため、内部熱交換器の生産性を向上させることができる。
そして、さらに、装着溝部の形成が不要になるため、内部熱交換器の構造が簡単になることによって、内部熱交換器の加工時間と加工コストを低減することができる。
また、本発明の請求項4に記載の内部熱交換器は、前記気密部材がシールテープであることを特徴とする。
このように構成された内部熱交換器によれば、シールテープという安価な気密部材を用いて外管の内周面と内管の外周面との間に高圧冷媒の冷媒流路を形成することができるため、装着溝部を形成する必要がなく、これによって、より少ない加工時間、より少ない加工コストで内部熱交換器を製造することができる。
そして、本発明の請求項5に記載の内部熱交換器は、前記外管の内周面が、前記螺旋溝の峰部に接触していることを特徴とする。
このように構成された内部熱交換器によれば、内管の外周面に形成した螺旋溝部の峰部と外管の内周面とが接触しているため、高圧冷媒の冷媒流路を螺旋溝部に沿う方向に制限することができ、これによって、外管に接合された2本の高圧冷媒配管の間隔に対して、高圧冷媒の冷媒流路を長く設定することができる。したがって、内管を流れる低圧冷媒と外管の内周面と内管の外周面に形成された螺旋溝部によって構成される冷媒流路を流れる高圧冷媒とが、内管の壁面を隔てて接する時間が長くなるため、冷媒の熱交換効率を向上させることができる。
また、本発明の請求項6に記載の内部熱交換器の製造方法は、前記内管を、前記高圧冷媒配管が接合されて、一方の端部側を予め縮径された前記外管に圧入した後で、前記外管の他方の端部側を縮径して、前記外管の内周面を、少なくとも前記拡径部と前記気密部材とに接触させて保持することを特徴とする。
このように構成された内部熱交換器の製造方法によれば、外管の一方の端部側のみを、例えばプレス加工によって縮径して、こうして縮径された外管の一方の端部側を内管に圧入し、その後、外管の向きを変えて、反対側の外管の端部側を、例えばプレス加工によって縮径するため、外管の一方の端部側のみを縮径できる、小型のプレス加工機を用いて内部熱交換器を製造することができ、内部熱交換器製造時に利用する加工機のスペース効率が向上する。
さらに、このように構成された内部熱交換器の製造方法によれば、外管に高圧冷媒配管を接合した後で外管と内管とを接合するため、外管に高圧冷媒配管をろう付けしたときに、ろう付けによって発生する熱の影響によって、気密部材が変形する等の影響を受けることなく内部熱交換器を製造することができる。
そして、本発明の請求項7に記載の内部熱交換器の製造方法は、前記内管を、前記高圧冷媒配管が接合された前記外管に挿入した後で、前記外管を縮径して、前記外管の内周面を、少なくとも前記拡径部と前記気密部材とに接触させて保持することを特徴とする。
このように構成された内部熱交換器の製造方法によれば、外管の両端部を、例えばプレス加工によって同時に縮径するため、1回の縮径加工で外管と内管とを接合することができ、これによって内部熱交換器の加工時間を短縮して生産性を向上させることができる。
本発明に係る内部熱交換器とその形成方法によれば、ろう付けによる溶接部位を削減することによって、内部熱交換器の生産性を向上させることができるという効果が得られる。
本発明に係る内部熱交換器を適用した車両用空調装置の構成を示すシステム図である。 本発明に係る内部熱交換器の構造を説明する構造図である。 本発明に係る内管と外管の製造方法を説明する図であり、(a)は内管の元になる素径部の外観図である。(b)は加工が終了した内管の外観図である。(c)は加工が終了した外管の外観図である。 は本発明に係る内部熱交換器の製造方法を説明する図であり、(a)は外管を縮径するプレス加工機の構造を説明する図である。(b)はプレス加工機によって外管のプレス加工(縮径加工)を行っている様子を示す図である。(c)はプレス加工機によって外管に内管を挿入した状態でプレス加工(縮径加工)を行っている様子を示す図である。 本発明に係る内部熱交換器の第2の構造を説明する構造図である。 本発明に係る内部熱交換器の第3の構造を説明する構造図である。 本発明に係る内部熱交換器の第4の構造を説明する構造図である。
以下、本発明に係る内部熱交換器の構造および製造方法について、図面を参照して説明する。
まず、本発明に係る内部熱交換器の使用方法について、図1を用いて説明する。
図1は、熱交換器を内部熱交換器として適用した車両用空調装置における冷凍サイクルを示す全体システム図である。
実施例1における冷凍サイクル100は、車両(図示省略)に設置されて、図1に示すように、コンプレッサ1と、コンデンサ(凝縮器)2と、膨張弁3と、エバポレータ4と、を順次環状に接続して、コンデンサ2を通過した高圧冷媒と、エバポレータ4を通過した低圧冷媒との間で熱交換を行う内部熱交換器10とからなる。
コンプレッサ1は、エンジンやモータなどにより駆動され、エバポレータ4を通過したガス冷媒(矢印C)を圧縮し、高温・高圧のガス冷媒(矢印C)とする。
コンデンサ2は、コンプレッサ1で圧縮された高温・高圧のガス冷媒(矢印C)を外気と熱交換して、低温・高圧のガス冷媒とする(矢印C)。
膨張弁3は、エンジンルーム内に設置され、コンデンサ2を通過した高圧ガス冷媒(矢印C)の圧力を低圧の液ガス混合冷媒(矢印C)とする。膨張弁3としては、一般には、エバポレータ4の出口冷媒温度及び出口冷媒圧力に基づいて、冷媒の過熱度を一定に保持するように膨張弁開度を制御する制御型膨張弁が用いられる。
エバポレータ4は、車室内空調を行う車両用空調ユニット内に、送風機等(図示省略)と共に配置される熱交換器である。膨張弁3を通過した低温・低圧の液ガス混合冷媒(矢印C)を循環させることで周囲の空気から熱を奪い、冷媒の温度を高めて、ガス化を促進する(矢印C)。
内部熱交換器10は、コンデンサ2を通過して外管12に流入した高圧冷媒(矢印C)と、エバポレータ4を通過して内管11に流入した低圧冷媒(矢印C)と、が隣接し、対向して流れることで熱交換を行う。すなわち、冷凍サイクル100内で熱交換が行われ、外部の空気と熱交換しないので「内部熱交換器」と呼んでいる。この内部熱交換器10によって膨張弁3の入口における冷媒(矢印C)の温度を低減して、エバポレータ4の入口エンタルピを下げることによって、COP(効率:Coefficient Of Performance)を向上させる。また、内管11に流入した低圧冷媒(矢印C)は、熱交換を行った後、矢印Cを経てコンプレッサ1に流入する。
[内部熱交換器の構造説明]
次に、内部熱交換器10の構造について、図2を用いて説明する。
前記内管11は、例えばアルミニウム製の丸管であり、エバポレータ4を通過した低圧冷媒が、矢印Dの方向から流入して、内管11の内部を流れて矢印Dの方向に流出し、コンプレッサ1に至る。
前記外管12は、内管11を挿入可能な内径寸法を有する、例えばアルミニウム製の丸管であり、外管12の内周面12aと、内側に挿入した内管11の外周面11aとの間に冷媒流路16が形成されて、コンデンサ2を通過した高圧冷媒が、この冷媒流路16を流れる。そして、内管11と外管12は同心軸上に配置されたいわゆる2重管構造をなしている。
前記外管12の両端付近には、孔部17a,17bが設けられ、孔部17aには高圧冷媒配管13aが接合されて、孔部17bには高圧冷媒配管13bが接続されている。そして、外管12と高圧冷媒配管13a,13bとは、接合部19,19においてろう付けによって溶接されている。高圧冷媒配管13aの他端はコンデンサ2と接続されて、コンデンサ2を通過した高圧冷媒が矢印Dの方向から流入する。高圧冷媒配管13bの他端は膨張弁3と接続されて、冷媒流路16を流れた高圧冷媒が矢印Dの方向に流出して、膨張弁3に至る。
ここで、前記内管11のうち、外管12の両端部付近は、素径部11gと、素径部11gから外方に拡径した2箇所の拡径部11b、11bを形成している。
また、2箇所の拡径部11b、11bの間には、内管11の外周面11aの長手方向に亘って、孔部17aから孔部17bの方向に向かう螺旋溝部11cが形成されている。そして、螺旋溝部11cは、溝の頂部にあたる複数の峰部11dと、溝の底部にあたる複数の溝底部11eを有している。
前記した冷媒流路16は、この溝底部11eと外管12の内周面12aとの間の空間、および、峰部11dと外管12の内周面12aとの間の空間によって形成されている。
そして、内管11の拡径部11b、11bの内側(螺旋溝部11c側)には、装着溝部11f,11fが設けられている。それぞれの装着溝部11f,11fは、溝の底部である装着溝底部11hと、溝の両側の側壁部である装着溝壁部11iとから構成されている。そして、装着溝部11f,11fには、それぞれ、ゴム製のOリング14,14(気密部材)が装着されている。
Oリング14は、外管12の内周面12aによって縮径方向に押圧されている。そして、Oリング14は、装着溝壁部11iによって、内管11の軸方向への移動が規制されることにより、装着溝部11fからの脱落が防止される。こうして、外管12の内周面12aと内管11の外周面11aとの間に、大気に対して気密性を有する空間が形成されている。そして、この空間が冷媒流路16をなしている。
[内部熱交換器の動作説明]
次に、内部熱交換器10の動作について、図1,図2を用いて説明する。
コンプレッサ1で圧縮された高温・高圧のガス冷媒は、コンデンサ2によって、外気と熱交換して、低温・高圧のガス冷媒となり、図2の矢印Dの方向から高圧冷媒配管13aを通って、孔部17aから外管12の内部に流入する。
また、エバポレータ4を出た低圧冷媒が、図2の矢印Dの方向から内管11の内部に流入する。
外管12の内部に流入した高圧冷媒は、外管12の内周面12aと、内管11の外周面11aとの間に形成されている冷媒流路16を通って、図2の右側から左側に向かって流れる。
このとき、高圧冷媒は、冷媒流路16を2通りの経路を通って流れる。一方は、螺旋溝部11cの峰部11dと外管12の内周面12aとの間の空間、他方は、螺旋溝部11cの溝底部11eと外管12の内周面12aとの間の空間である。
そして、内管11の内部を図2の左側から右側に向かって流れる低圧冷媒と、冷媒流路16を図2の右側から左側に向かって流れる高圧冷媒とが、内管11の壁面を隔てて接することによって、熱交換が行われる。
その後、内管11の内部を流れた低圧冷媒は、内管11から矢印Dの方向に流出して、コンプレッサ1に流入し、コンプレッサ1で再び圧縮されて高温・高圧のガス冷媒となる。
また、冷媒流路16を流れる高圧冷媒は、孔部17bから流出して、高圧冷媒配管13bを通って、矢印Dの方向に流れて膨張弁3に流入し、冷媒の圧力が下げられる。そして、膨張弁3を通過した冷媒は、エバポレータ4において、送風機(図示省略)から送風された外気との間で熱交換されて、エバポレータ4で冷却された外気が車室内に送風されて、車室内の温度が設定温度に制御される。
[内部熱交換器の製造方法説明]
次に、内部熱交換器10の製造方法について、図3(a)〜(c)、および、図4(a)〜(c)を用いて説明する。
内管11は、例えばアルミニウム製の丸管であり、図3(a)に示す所定の径を有する素径部11gからなる状態で準備される。
そして、本実施例では、内管11の素径部11g、および装着溝底部11h以外の部分、すなわち、内管11の螺旋溝部11c、拡径部11b、および装着溝壁部11iが、ハイドロフォーム成形によって拡径されて成形される(図3(b))。このとき、素径部11g、および装着溝底部11hは、予め用意された素径部11gの径のまま保持される。なお、ハイドロフォーム成形とは、金型にセットしたアルミニウム管内に液体を充填して、内圧をかけて材料を膨らませることによって、アルミニウム管を金型通りに変形させる成形法である。
ハイドロフォーム成形を行う際には、内管11の板厚が薄くならないように、内管11の両端から、工具で内管11を長手方向に圧縮する。このように圧縮することによって、成形後の内管11は短くなるが、板厚がほとんど薄くならないため、プレス成形に比べて大きな変形を与えることが可能である。したがって、内管11は、ハイドロフォーム成形によって長手方向に短縮されることを見込んで、予め長いものを準備しておく。
このようなハイドロフォーム成形を用いることによって、螺旋溝部11cの形状を容易に成形できるため、螺旋溝部11cの形状(溝底部11eの幅や峰部11dの高さ等)の設計自由度を向上させることができる。
外管12は、先に成形した内管11が挿入可能な内径寸法を有する、例えばアルミニウム製の丸管であり、その両端付近にそれぞれ穿孔された孔部17a,17bの周囲の接合部19,19には、高圧冷媒配管13a,13bが、予めろう付けによって溶接されている(図3(c))。
このように、高圧冷媒配管13a,13bを、予め溶接しておくのは、外管12に内管11を挿入した後で高圧冷媒配管13a,13bをろう付けすると、ろう付けの際に発生する熱によって、装着溝部11f,11fに装着したOリング14,14(気密部材)が変形を起こす等のダメージを受ける可能性があるためである。
内管11の成形が完了すると、内管11の装着溝部11f,11fにOリング14,14(気密部材)が装着される。
次に、外管12の一方の端部側が、図4(a)に示すプレス加工機30にセットされ、縮径方向に押圧されて、外管12に内管11を挿入した際に、外管12が、内管11の拡径部11b、および装着溝部11fに装着されたOリング14(気密部材)を保持可能な径に縮径される。
なお、図4(a)には図示しないが、外管12には、予め高圧冷媒配管13a,13bがろう付けされており、プレス加工機30は、この高圧冷媒配管13a,13bを避けるようにして、少なくとも、外管12の一方の端部から接合部19の間の範囲をプレス加工(縮径加工)するようなレイアウトでセットされる。
すなわち、プレス加工機30は、内管11の少なくとも拡径部11bと装着溝部11fを含む範囲をプレス加工(縮径加工)できるサイズを有していればよい。
ここで、プレス加工機30は、図4(a)に示すように、外管12を外側から挟み込む複数の内型32a,32b,32c,32dと、内型32a,32b,32c,32dを外側から挟み込んで、対向する2方向から押圧する外型34a,34bとから構成されている。
図4(b)に、外管12の一方の端部側のプレス加工(縮径加工)を行っている様子を図示する。このようにして縮径加工を行うことによって、外管12が押圧されることにより、外管12の内周面12aが縮径されて、外管12に内管11を挿入した際に、外管12が、内管11の拡径部11b、および装着溝部11fに装着されたOリング14(気密部材)を保持可能な状態に成形される。
次に、外型34a,34bと内型32a,32b,32c,32dによる押圧を解除して、外管12をプレス加工機30から取り外し、縮径加工された外管12の一方の端部側に内管11を圧入する。これによって、内管11の一方の端部側の拡径部11b、および装着溝部11fに装着されたOリング14(気密部材)が、縮径された外管12の一方の端部側によって保持される。
そして、内管11が圧入された状態で、外管12の他方の端部側をプレス加工機30にセットする。そして、図4(c)に示すように、先ほどと同様にしてプレス加工(縮径加工)を行い、外管12の他方の端部側を縮径する。これによって、内管11の他方の端部側の拡径部11b、および装着溝部11fに装着されたOリング14(気密部材)が、縮径された外管12の他方の端部側によって保持される。
このように、プレス加工機30の構造を、外管12の一方の端部側のみをプレス加工できるものとすることによって、プレス加工機30を小型化することでき、これによって内部熱交換器10の製造時に利用する加工機のスペース効率を向上させることができる。
なお、プレス加工機30の構造は、外管12の一方の端部側のみをプレス加工できるものに限られず、外管12の両端側を同時にプレス加工できる構造としてもよい。これによって、外管12の両端側を、同時にプレス加工できるため、1回のプレス加工で外管12と内管11とを接合することができ、これによって内部熱交換器10の加工時間を短縮して生産性を向上させることができる。
その後、内部熱交換器10を搭載する車両のレイアウト要件に合致するように、高圧冷媒配管13aの開放端を、コンデンサ2と接続しやすい位置になるように曲げ加工して、さらに、高圧冷媒配管13bの開放端を、膨張弁3と接続しやすい位置になるように曲げ加工する、そして、内部熱交換器10の製造が完了する。なお、場合によっては、車両のレイアウト要件に応じて、外管12にも曲げ加工が施される。
[内部熱交換器のその他の構造説明]
なお、内部熱交換器の構造は、前記したものに限定されるものではない。以下に、内部熱交換器10のその他の構造について、図5,6,7を用いて説明する。
図5は、装着溝部11fを、拡径部11bに対して、外管12の開放端側(拡径部11bに対して螺旋溝部11cと反対側)に設置した例である。そして、Oリング14も、拡径部11bに対して、外管12の開放端側に装着される。なお、図5には図示しないが、内部熱交換器10の反対の端部側も同様の構造を有している。
図5の構造にあっては、図2に示した内部熱交換器10と同様の作用を実現できるのに加えて、冷媒流路16と気密部材14との距離を、図2の構造における距離Lに比べて長い距離Lにすることができるため、冷媒流路16から拡径部11bと外管12の隙間に染み込んだ冷媒が、気密部材に触れにくくなり、これによって、気密部材14の劣化を防止することができる。
図6は、螺旋溝部11cの峰部11dが外管12の内周面12aに接するようにした例である。なお、図6には図示しないが、内部熱交換器10の反対の端部側も同様の構造になっている。
図6の構造にあっては、図2に示した内部熱交換器10と同様の作用を実現できるのに加えて、螺旋溝部11cの峰部11dと外管12の内周面12aとの間の空間をなくして、冷媒流路16を、螺旋溝部11cの溝底部11eと外管12の内周面12aとの間のみに制限することができる(外管12の軸線方向の流路をなくして、外管12の螺旋方向の流路のみにする)。
したがって、外管12に接合された2本の高圧冷媒配管13a,13bの間隔に対して、冷媒流路16をより長く設定することができ、これによって、内管11を流れる低圧冷媒と冷媒流路16を流れる高圧冷媒とが内管11の壁面を隔てて接する時間が長くなるため、冷媒の熱交換効率をより一層向上させることができる。
一方、先に説明した図2の構造では、螺旋溝部11cの峰部11dと外管12の内周面12aとの間に間隙があるため、冷媒流路16は、螺旋溝部11cの溝底部11eに沿う方向と、外管12の内周面12aに沿う方向と、の2通りの流路を有していた。
したがって、流路抵抗を小さくしたい場合には、螺旋溝部11cの峰部11dと外管12の内周面12aとの間に間隙がある図2の構造の方が有利となり、冷媒の熱交換効率を高くしたい場合には、冷媒流路16が螺旋溝部11cの溝底部11eに沿う方向のみに制限される図6の方が有利となる。
すなわち、実際は、流路抵抗の大きさと、熱交換効率の高さと、のバランスを考慮した設計がなされる。
次に、図7は、外管12の端部12bを含む内周面12aを縮径して、内管11の素径部11gと、拡径部11bに接触するように加工した例である。そして、外管12の端部12bの内周面12aと内管11の素径部11gとが接触する位置にはシールテープ20が巻かれている。なお、図7には図示しないが、内部熱交換器10の反対の端部側も同様の構造になっている。
図7の構造にあっては、図2に示した内部熱交換器10と同様の作用を実現できるのに加えて、シールテープ20が、図2におけるOリング14の代用となるため、装着溝部11fが不要となる。したがって、内部熱交換器10をより少ない加工時間、より少ない加工コストで製造することができる。
以上、説明したように、実施例1に係る内部熱交換器によれば、外管12の内周面12aが縮径されて、内管11の素径部11gから外方に拡径した拡径部11bと接触するとともに、外管12の内周面12aによって、内管11の外周面11aに形成された複数の装着溝部11fに装着された複数の気密部材14がそれぞれ押圧されるため、外管12の内周面12aと内管11の外周面11aとで構成される空間を、大気に対して気密性を有する構造にすることができ、これによって、外管12の内周面12aと内管11の外周面11aとの間の冷媒流路16を流れる高圧冷媒と、内管11の内部を流れる低圧冷媒との間で熱交換ができる内部熱交換器10を構成することができるとともに、外管12の両端部と内管11との間をろう付けによって溶接する必要がなくなるため、内部熱交換器10の生産性を向上させることができる。
また、実施例1のその他の構造を有する内部熱交換器によれば、複数の装着溝部11f,11fが、複数の拡径部11b,11bに対して、それぞれ外管12の開放端側に形成されることによって、冷媒流路16と気密部材14との距離をより長くすることができるため、冷媒流路16から拡径部11bと外管12の隙間に染み込んだ冷媒が気密部材に触れにくくなり、これによって、気密部材14の劣化を防止することができる。
さらに、実施例1のその他の構造を有する内部熱交換器によれば、内管11の外周面11aに形成した螺旋溝部11cの峰部11dと外管12の内周面12aとが接触しているため、高圧冷媒の冷媒流路16を螺旋溝部11cに沿う方向に制限することができ、これによって、外管12に接合された2本の高圧冷媒配管13a,13bの間隔に対して、高圧冷媒の冷媒流路16を長く設定することができる。したがって、内管11を流れる低圧冷媒と外管12の内周面12aと内管11の外周面11aに形成された螺旋溝部11cによって構成される冷媒流路16を流れる高圧冷媒とが、内管11の壁面を隔てて接する時間が長くなるため、内部熱交換器10の熱交換効率を向上させることができる。
さらに、実施例1のその他の構造を有する内部熱交換器によれば、内管11が挿入された外管12の内周面12aが縮径されて、内管11の素径部11gから外方に拡径した拡径部11bと接触するとともに、拡径部11bの近傍において、外管12の内周面12aが気密部材であるシールテープ20を介して内管11の素径部11gに接触するため、外管12の内周面12aと内管11の外周面11aとで構成される空間を、大気に対して気密性を有する構造にすることができ、外管12の内周面12aと内管11の外周面11aとの間の冷媒流路16を流れる高圧冷媒と、内管11の内部を流れる低圧冷媒との間で熱交換ができる内部熱交換器10を構成することができるとともに、外管12の両端部と内管11との間をろう付けによって接合する必要がなくなるため、内部熱交換器10の生産性を向上させることができる。そして、さらに、装着溝部11fの形成が不要になるため、内部熱交換器10の構造が簡単になることによって、内部熱交換器10の加工時間と加工コストを低減することができる。
また、実施例1のその他の構造を有する内部熱交換器によれば、シールテープ20という安価な気密部材14を用いて外管12の内周面12aと内管11の外周面11aとの間に高圧冷媒の冷媒流路16を形成することができるため、装着溝部11fを形成する必要がなく、これによって、より少ない加工時間、より少ない加工コストで内部熱交換器10を製造することができる。
さらに、実施例1に係る内部熱交換器の製造方法によれば、外管12の一方の端部側のみをプレス加工によって縮径して、こうして縮径された外管12の一方の端部側を内管に圧入して、内管11の他方の端部側の、拡径部11bおよび装着溝部11fに装着されたOリング14(気密部材)が、縮径された外管12の一方の端部側によって保持されて、その後、外管12の向きを変えて、外管12の他方の端部側をプレス加工によって縮径して、内管11の他方の端部側の、拡径部11bおよび装着溝部11fに装着されたOリング14(気密部材)が、縮径された外管12の他方の端部側によって保持されるため、外管12の一方の端部側のみを縮径する小型のプレス加工機を用いて内部熱交換器10を製造することができ、これによって内部熱交換器10の製造時に利用する加工機のスペース効率が向上する。
また、このように構成された内部熱交換器の製造方法によれば、外管12に高圧冷媒配管13bを接合した後で外管12と内管11とを接合するため、外管12に高圧冷媒配管13bをろう付けしたときに、ろう付けによって発生する熱の影響によって、気密部材14が変形する等の影響を受けることなく内部熱交換器10を製造することができる。
そして、実施例1に係る内部熱交換器の製造方法によれば、外管12の両端部を、同時にプレス加工によって縮径するため、1回のプレス加工で外管12と内管11とを接合することができ、これによって内部熱交換器10の加工時間を短縮して生産性を向上させることができる。
以上、この発明の実施例を図面により詳述したが、実施例はこの発明の例示にしか過ぎないものであるため、この発明は実施例の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。また、例えば、各実施例に複数の構成が含まれている場合には、特に記載がなくとも、これらの構成の可能な組合せが含まれることは勿論である。さらに、複数の実施例や変形例が示されている場合には、特に記載がなくとも、これらに跨がった構成の組合せのうちの可能なものが含まれることは勿論である。また、図面に描かれている構成については、特に記載がなくとも、含まれることは勿論である。さらに、「等」の用語がある場合には、同等のものを含むという意味で用いられている。また、「ほぼ」「約」「程度」などの用語がある場合には、常識的に認められる範囲や精度のものを含むという意味で用いられている。
10 内部熱交換器
11 内管
11a 外周面
11b 拡径部
11c 螺旋溝部
11d 峰部
11e 溝底部
11f 装着溝部
11h 装着溝底部
11i 装着溝壁部
11g 素径部
12 外管
12a 内周面
13a,13b 高圧冷媒配管
14 Oリング(気密部材)
16 冷媒流路
17a,17b 孔部
19 接合部
,D,D,D 矢印

Claims (7)

  1. 複数の高圧冷媒配管が接合された外管と、
    前記外管に挿入された内管と、を有し、
    前記内管は、素径部と、前記素径部から外方に拡径した複数の拡径部と、前記内管の外周面のうち前記複数の拡径部の間に形成された前記内管の長手方向に延びて、複数の峰部と前記峰部に挟まれた複数の溝底部とからなる螺旋溝部と、前記複数の拡径部のそれぞれに隣接した位置に、前記内管の外周面上に、前記内管の中心軸に直交する方向に形成された複数の装着溝部と、を有し、前記内管の内部を流れる低圧冷媒と、前記外管の内周面と前記内管の外周面とで形成された空間を前記低圧冷媒とは逆方向に流れる高圧冷媒と、の間で熱交換を行う内部熱交換器において、
    前記外管の内周面は、縮径されて、少なくとも前記複数の拡径部に接触するとともに、前記複数の装着溝部に装着された複数の気密部材を押圧することを特徴とする内部熱交換器。
  2. 前記装着溝部は、前記拡径部に対して前記外管の開放端側に形成されることを特徴とする請求項1に記載の内部熱交換器。
  3. 複数の高圧冷媒配管が接合された外管と、
    前記外管に挿入された内管と、を有し、
    前記内管は、素径部と、前記素径部から外方に拡径した複数の拡径部と、前記内管の外周面のうち前記複数の拡径部の間に形成された前記内管の長手方向に延びる螺旋溝部と、を有し、前記内管の内部を流れる低圧冷媒と、前記外管の内周面と前記内管の外周面とで形成された空間を前記低圧冷媒とは逆方向に流れる高圧冷媒と、の間で熱交換を行う内部熱交換器において、
    前記外管の内周面は、縮径されて、少なくとも前記複数の拡径部に接触するとともに、前記複数の拡径部の近傍において縮径されて、気密部材を介して前記内管の素径部に接触して前記内管を保持することを特徴とする内部熱交換器。
  4. 前記気密部材がシールテープであることを特徴とする請求項3に記載の内部熱交換器。
  5. 前記外管の内周面は、前記螺旋溝の峰部に接触していることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の内部熱交換器。
  6. 前記内管を、前記高圧冷媒配管が接合されて、一方の端部側を予め縮径された前記外管に圧入した後で、前記外管の他方の端部側を縮径して、前記外管の内周面を、少なくとも前記拡径部と前記気密部材とに接触させて保持することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の内部熱交換器の製造方法。
  7. 前記内管を、前記高圧冷媒配管が接合された前記外管に挿入した後で、前記外管を縮径して、前記外管の内周面を、少なくとも前記拡径部と前記気密部材とに接触させて保持することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の内部熱交換器の製造方法。
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