JP2014055608A - 建設機械の油圧回路およびクレーン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】クレーン100は、コントロールバルブ141とタンク119との間に配置される油路選択弁142と、油路選択弁142とタンク119とを接続する冷却油路182と、油路選択弁142とタンク119とを接続する加熱油路184と、加熱油路184に配置されるリリーフ弁145と、冷却油路182に配置されるオイルクーラ170と、作動油の温度を検出する温度センサ171とを備える。クレーン100のコントローラ120は、作動油が低温/高温状態にあることを判定し、作動油が低温状態にあると判定されると、第1ポンプ111から吐出された圧油が加熱油路184に導入されるように油路選択弁142を動作させ、作動油が高温状態にあると判定されると、第1ポンプ111から吐出された圧油が冷却油路182に導入されるように油路選択弁142を動作させる。
【選択図】図2
Description
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の建設機械の油圧回路において、油路選択弁とタンクとを接続するバイパス油路をさらに備え、温度状態判定手段は、温度検出手段で検出された作動油の温度が第1所定値未満である場合には、作動油が低温状態にあると判定し、温度検出手段で検出された作動油の温度が第1所定値以上、かつ、第2所定値未満である場合には、作動油が中温状態にあると判定し、温度検出手段で検出された作動油の温度が第2所定値以上である場合には、作動油が高温状態にあると判定し、弁制御手段は、温度状態判定手段により作動油が中温状態にあると判定されると、油圧ポンプから吐出された圧油がバイパス油路に導入されるように油路選択弁を動作させることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載の建設機械の油圧回路を備えたクレーンであって、ウインチドラムと、ウインチドラムの回転を停止する湿式多板式のブレーキ装置とを備え、油圧アクチュエータは、油圧ポンプから吐出された圧油によりウインチドラムを巻上げおよび巻下げ駆動する油圧モータであることを特徴とするクレーンである。
―第1の実施の形態―
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る油圧回路を備えるクレーン100の外観側面図である。クレーン100は、走行体101と、走行体101上に旋回可能に設けられた旋回体103と、旋回体103に回動可能に軸支されたブーム104とを有する。旋回体103には巻き上げ用のウインチドラムである巻上ドラム105と、ブーム起伏用のウインチドラムである起伏ドラム106とが搭載されている。
リリーフ弁145の通過前後における作動油の温度変化を△T(K)とすると、△Tは、次の(1)式で表される。
△T(K)=△P/γ/C ・・・(1)
ここで、△Pはリリーフ弁145の通過前後における作動油の圧力の差であり、γは作動油の比重であり、Cは作動油の比熱である。
(1)作動油の温度が第1閾値T1未満であることが検出され、作動油が低温状態にあると判定されると、第1ポンプ111から吐出された圧油が加熱油路184に導入されるように油路選択弁142が位置(B)に切り換えられる。作動油の温度が第2閾値T2以上であることが検出され、作動油が高温状態にあると判定されると、第1ポンプ111から吐出された圧油が冷却油路182に導入されるように油路選択弁142が位置(N)に切り換えられる。
図10を参照して第2の実施の形態に係る油圧回路を備えたクレーンについて説明する。図10は、本発明の第2の実施の形態に係るクレーン100に搭載されたウインチ装置の構成を示す油圧回路図である。なお、図中、第1の実施の形態と同一もしくは相当部分には同一符号を付し、相違点について主に説明する。
[変形例]
(1)上記した実施の形態では、ポジティブ型のブレーキ161を備える油圧回路について説明したが、本発明はこれに限定されない。ネガティブ型のブレーキを備える油圧回路についても、本発明を適用することができる。
Claims (3)
- 原動機により駆動される油圧ポンプと、
前記油圧ポンプから吐出された圧油により駆動される油圧アクチュエータと、
前記油圧ポンプから前記油圧アクチュエータに供給される圧油の流れを制御する方向制御弁と、
前記方向制御弁とタンクとの間に配置される油路選択弁と、
前記油路選択弁と前記タンクとを接続する冷却油路と、
前記油路選択弁と前記タンクとを接続する加熱油路と、
前記加熱油路に配置されるリリーフ弁と、
前記冷却油路に配置されるオイルクーラと、
作動油の温度を検出する温度検出手段と、
前記温度検出手段で検出された作動油の温度に応じて、作動油が少なくとも低温状態にあること、および、高温状態にあることを判定する温度状態判定手段と、
前記温度状態判定手段により作動油が低温状態にあると判定されると、前記油圧ポンプから吐出された圧油が前記加熱油路に導入されるように前記油路選択弁を動作させ、前記温度状態判定手段により作動油が高温状態にあると判定されると、前記油圧ポンプから吐出された圧油が前記冷却油路に導入されるように前記油路選択弁を動作させる弁制御手段とを備えることを特徴とする建設機械の油圧回路。 - 請求項1に記載の建設機械の油圧回路において、
前記油路選択弁と前記タンクとを接続するバイパス油路をさらに備え、
前記温度状態判定手段は、前記温度検出手段で検出された作動油の温度が第1所定値未満である場合には、作動油が低温状態にあると判定し、前記温度検出手段で検出された作動油の温度が第1所定値以上、かつ、第2所定値未満である場合には、作動油が中温状態にあると判定し、前記温度検出手段で検出された作動油の温度が第2所定値以上である場合には、作動油が高温状態にあると判定し、
前記弁制御手段は、前記温度状態判定手段により作動油が中温状態にあると判定されると、前記油圧ポンプから吐出された圧油が前記バイパス油路に導入されるように前記油路選択弁を動作させることを特徴とする建設機械の油圧回路。 - 請求項1または2に記載の建設機械の油圧回路を備えたクレーンであって、
ウインチドラムと、
前記ウインチドラムの回転を停止する湿式多板式のブレーキ装置とを備え、
前記油圧アクチュエータは、前記油圧ポンプから吐出された圧油により前記ウインチドラムを巻上げおよび巻下げ駆動する油圧モータであることを特徴とするクレーン。
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