JP2004263719A - ネガティブブレーキ装置、建設機械、およびネガティブブレーキ方法 - Google Patents

ネガティブブレーキ装置、建設機械、およびネガティブブレーキ方法 Download PDF

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    • B66D5/24Operating devices
    • B66D5/26Operating devices pneumatic or hydraulic

Abstract

【課題】簡易な構成のネガティブブレーキ装置を提供する。
【解決手段】油圧ポンプ23からの圧油を可変減圧弁22で減圧してブレーキケース11内の油室15に供給するように油圧回路を形成するとともに、油室15への圧油の供給によりブレーキを解除し、圧油の遮断によりブレーキが作動するようにネガティブブレーキを形成する。ブレーキペダル24に戻しばね27を連結し、ブレーキペダル24の非操作時に戻しばね27のばね力により減圧弁22のプッシャ25を押し込み、2次圧Pを最大としてブレーキを解除する。ブレーキペダル24の踏み込みによりプッシャ25を引き出し、2次圧Pを減少させてブレーキを作動する。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、油圧力によりブレーキを解除し、油圧力の遮断によりブレーキを作動するネガティブブレーキ装置、建設機械、およびネガティブブレーキ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のネガティブブレーキ装置を備えたクレーンが知られている(例えば特許文献1参照)。これによれば、ブレーキピストンの両側に油室を設け、その一方の油室に圧油を供給してネガティブブレーキを解除し、他方の油室にブレーキペダルの操作に応じた圧油を供給して油圧ブレーキを作動する。ブレーキ解除用の油室への圧油の供給が断たれると、ばねの付勢力によりネガティブブレーキが作動する。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−216793号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記公報記載の装置では、ブレーキピストンの両側に油室を設け、各油室への油の流れをそれぞれ制御するため、ブレーキ装置の構造が複雑になる。また、ブレーキ操作中に何らかの原因(異常)によりブレーキ作動用の油圧源が遮断されると、ブレーキは非作動状態(フリー状態)となり、安全性上好ましくない。
【0005】
本発明は、安全で簡易な構成のネガティブブレーキ装置および建設機械を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明によるネガティブブレーキ装置は、油圧源と、プッシャの押し込み量の増加に伴い2次圧が大きくなるように油圧源からの油圧力を減圧する減圧弁と、減圧弁からの2次圧によりブレーキを解除し、2次圧の遮断によりブレーキを作動するネガティブブレーキ機構と、踏み込み操作に応じてプッシャを引き出すように設けられるブレーキペダルと、ブレーキペダルの非操作時にネガティブブレーキ機構によるブレーキを解除するようにプッシャを押し込むばね部材とを備えることを特徴とする。
また、本発明による建設機械は、上述したネガティブブレーキ装置を備える。
さらに本発明によるネガティブブレーキ方法は、プッシャの押し込みに伴い、出力される2次圧が大きくなるように設定された減圧弁を用い、この2次圧に基づいてブレーキ装置を作動させるブレーキ方法であって、ブレーキ操作部材の非操作状態で、減圧弁のプッシャを押し込み状態として、そのとき減圧弁から出力された2次圧をブレーキの解除圧力としてブレーキ装置へ出力し、ブレーキ装置部材の操作状態で、減圧弁のプッシャが引き出され、これにより減少されて出力される2次圧をブレーキの作動圧力としてブレーキ装置で出力することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図7を参照して本発明によるネガティブブレーキ装置の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るネガティブブレーキ装置を有するウインチの油圧回路図であり、図6はこのブレーキ装置を搭載したクレーンの側面図である。図6に示すように、クレーンは、走行体101と、走行体101上に搭載された旋回可能な旋回体102と、旋回体102に起伏可能に支持されたブーム103とを有する。旋回体102にはウインチドラム1が搭載され、ウインチドラム1の駆動によりワイヤロープ104が巻上または巻下られ、吊り荷(バケット等)106が昇降する。また、旋回体102には起伏ドラム107が搭載され、起伏ドラム107の駆動により起伏ロープ108が巻上または巻下られ、ブーム103が起伏される。
【0008】
図1に示すように、巻上ウインチは、ウインチドラム1と、ウインチドラム1を巻上または巻下駆動する油圧モータ2と、油圧モータ2に駆動圧油を供給する可変油圧ポンプ3と、操作レバー6の操作に応じたパイロット圧により切り換えられ、油圧ポンプ3から油圧モータ2への圧油の流れを制御する方向制御弁4と、ウインチドラム1に内蔵され、油圧モータ2の駆動力をウインチドラム1に伝達する遊星減速機構5と、ウインチドラム1の回転を制動する湿式多板式のブレーキ装置10とを有する。
【0009】
油圧モータ2の出力軸2aは遊星減速機構5のサンギア51に連結されている。サンギア51にはプラネタリギア52が噛合され、プラネタリギア52にはウインチドラム1の内周面に設けられたリングギア53が噛合されている。プラネタリギア52はキャリア軸54により支持されている。
【0010】
遊星減速機構5の側方にはブレーキケース11が配設されている。キャリア軸54はブレーキケース11の側壁を貫通し、その先端には複数枚のインナディスク12がスプライン結合により軸方向に移動可能に係合されている。ブレーキケース11の内周面には複数枚のアウタディスク13がスプライン結合により軸方向に移動可能に係合されている。アウタディスク13とインナディスク12は軸方向交互に配置されている。これらディスク12,13の側方には、ブレーキピストン14がブレーキケース11内を軸方向に摺動可能に配設されている。ブレーキピストン14の軸方向片側(ディスク12,13側)には油室15が形成され、軸方向反対側にはばね16が介装されている。
【0011】
ばね16はブレーキピストン14に常時付勢力を及ぼし、このばね16の付勢力によりブレーキピストン14は図示a方向に移動し、ディスク12,13同士を互いに圧接する。これによりインナディスク12の回転が阻止され、ブレーキが作動する。一方、油室15に油圧力が作用するとブレーキピストン14はばね16の付勢力に抗して図示b方向に移動し、ディスク12,13に作用する圧接力が除去される。これによりインナディスク12の回転が許容され、ブレーキが解除される。ここで、ディスク12,13,ピストン14,油室15,およびばね16は、油圧力によりブレーキを解除し、油圧力の遮断によりブレーキを作動するいわゆるネガティブブレーキ機構を形成する。なお、図示は省略するがブレーキケース11内には冷却油が流れ、ディスク12,13が冷却される。
【0012】
油室15は、電磁切換弁21、減圧弁22を介して油圧ポンプ23に接続されている。電磁切換弁21は、フリーフォールスイッチ21aの操作により切り換えられ、油室15への圧油の流れを許容または禁止する。減圧弁22は可変減圧弁であり、その減圧度はブレーキペダル24の踏み込み量に応じて変更される。すなわち、減圧弁22は、調圧ばね22aと2次圧供給管路22bにより供給される2次圧Pとのバランスにより油圧力を減圧制御し、また調圧ばね22aのばね力はプッシャ25の駆動量により可変されるものであり、ブレーキペダル24の踏み込み量に応じてプッシャ25を駆動させ、調圧ばね22aのばね力を調整する。
【0013】
減圧弁22の構成につき、さらに詳しく説明する。図2は、復帰ばね25aとプッシャ25の関係を示す模式図である。図示のようにプッシャ25は復帰ばね25aのばね力によって中立状態で最大に引き出される。復帰ばね25aのばね力に抗して外力Fが作用するとプッシャ25は外力Fに応じて押し込まれる。中立状態からのプッシャ25の押し込み量(ストロークS)と減圧弁22の2次圧Pとの関係は図3(a)に示す通りであり、ストロークSの増加に伴い2次圧Pは比例的に増加する。
【0014】
このように構成された減圧弁22は構成が容易であり、汎用性が高く、入手性もよい。この減圧弁22を用いてブレーキペダル24の踏み込み操作によりネガティブブレーキを作動するためには、図3(b)に示すようにペダル操作量Aの増加に伴い2次圧Pを減少させる必要がある。これを実現するため、本実施の形態では、以下のように減圧弁22のプッシャ25をブレーキペダル24に連結する。
【0015】
図1に示すように、ブレーキペダル24の踏み込み部24aと回動軸24bの間にはリンク26の一端が連結され、リンク26の他端はプッシャ25に連結されている。回動軸24bの下方のブレーキペダル24の下端部には戻しばね27の一端が連結され、戻しばね27の他端は車体フレームに設けたブラケット28に連結されている。
【0016】
戻しばね27は引張ばねであり、戻しばね27のばね力(引張力)はブレーキペダル24,リンク26,プッシャ25を介して復帰ばね25aに圧縮力として付加される。中立状態における戻しばね27のばね力は復帰ばね25aのばね力よりも大きく設定され、これによりブレーキペダル24の非操作時に復帰ばね25aが縮退し、図4(a)に示すようにプッシャ25が最大に押し込まれる。その結果、2次圧Pが最大となり、ブレーキが解除される。ブレーキペダル24を踏み込み操作すると、図4(b)に示すように戻しばね27のばね力に抗してプッシャ25が引き出される。これにより2次圧Pが減少し、ブレーキが作動する。
【0017】
次に、本実施の形態の動作をより具体的に説明する。
(1)フリーフォールスイッチオフ
フリーフォールスイッチ21aがオフのときは、図1に示すように電磁切換弁21は位置ロに切り換えられ、油室15はタンクに連通する。これによりばね16の付勢力によってブレーキピストン14が図1のa方向に押動し、インナディスク12とアウタディスク13は互いに圧接する。この圧接によりインナディスク12に摩擦力が作用し、ディスク12の回転が阻止される(ブレーキ作動)。
【0018】
このようにしてブレーキ装置10が作動すると、キャリア軸54の回転が阻止され、油圧モータ2の回転はサンギア51,プラネタリギア52,リングギア53を介してウインチドラム1に伝達可能となる。ここで、操作レバー6を巻上または巻下操作して方向切換弁4を切り換えると、油圧ポンプ3から油圧モータ2に圧油が供給され、油圧モータ2が巻上または巻下方向に回転する。これによりウインチドラム1が巻上または巻下駆動され、吊り荷の巻上作業などを行うことができる。操作レバー6を中立位置に戻し操作すると油圧モータ2への圧油の供給が阻止され、油圧モータ2の回転が停止する。
【0019】
(2)フリーフォールスイッチオン
フリーフォールスイッチ21aをオン操作すると、電磁切換弁21が位置イに切り換えられ、減圧弁22と油室15が連通する。ここで、吊り荷を空中に保持した状態で操作レバー6を中立位置に操作し、油圧モータ2の回転を停止するとともに、ブレーキペダル24を非操作すると減圧弁22通過後の2次圧Pは最大となり、ブレーキピストン14に作用する油圧力がばね16の付勢力に打ち勝ってブレーキピストン14は図1のb方向に押動する。これによりディスク12,13に作用する圧接力が除去され、インナディスク12は回転可能となる(ブレーキ解除)。
【0020】
このようにしてブレーキ装置10が解除すると、キャリア軸54の回転が許容され、ウインチドラム1は吊り荷の負荷によって自由回転し、吊り荷がフリーフォールする。この状態でブレーキペダル24を踏み込み操作すると、ペダル操作量Aの増加に伴い2次圧Pが減少し、ブレーキピストン14に作用する油圧力がばね16の付勢力よりも小さくなる。これによりブレーキピストン14はブレーキペダル24の操作量に応じてa方向に押動し、ディスク12,13同士が圧接され、ウインチドラム1の回転が停止する(ブレーキ作動)。
【0021】
(3)異常事態
例えば油圧ポンプ23と油室15を接続する油圧回路に油漏れが発生し、油室15への圧油の供給が断たれると、ばね16の付勢力によりブレーキピストン14がa方向に押動し、ネガティブブレーキが作動する。これにより吊り荷を空中に保持した状態で油漏れが発生した場合でも吊り荷の落下を防ぐことができる。
【0022】
また、図5に示すようにリンク26が脱落し、ブレーキペダル24とプッシャ25との連結が断たれると、戻しばね27のばね力がプッシャ25に伝達されず、プッシャ25は復帰ばね25aのばね力によって引き出され、中立位置に戻される。戻しばね27やブレーキペダル24が脱落したときも同様にプッシャ25が中立位置に戻される。これにより2次圧Pが最小となり、ネガティブブレーキが作動し、異常事態に安全に対処することができる。
【0023】
このように本実施の形態によると、ブレーキペダル24に戻しばね27を連結し、ブレーキペダル24の非操作時に戻しばね27のばね力によってプッシャ25を押し込み、ブレーキペダル24の踏み込み量の増加に伴い戻しばね27のばね力に抗してプッシャ25を引き出すようにした。これによりブレーキペダル24の操作量の増加に伴い2次圧Pが減少し、ネガティブブレーキ装置を簡易に構成することができる。すなわちブレーキピストン14の片側にばね16を介装するとともに反対側に油室15を設け、ブレーキペダル24の非操作時に油室15に2次圧Pを導いてネガティブブレーキを解除し、ブレーキペダル24の踏み込みにより2次圧Pを遮断してブレーキを作動するように構成することができる。
【0024】
中立状態で復帰ばね25aによりプッシャ25を引き出して2次圧を最小とするような汎用性の高い減圧弁22を用いるので、ブレーキ装置10を安価に構成することができる。また、リンク26の脱落等によりプッシャ25に作用する外力が除去された場合には、プッシャ25が引き出されて2次圧Pは最小となり、ネガティブブレーキが作動するので、安全性上好ましい。これに対してプッシャ25のストロークSの増加に伴い2次圧Pが減少するようないわゆる逆比例形の減圧弁を用いる場合は、本実施の形態の減圧弁22に比べて構造が複雑となるばかりか、リンク26の脱落時に2次圧Pは最大となるので、安全性上好ましくない。また、例えば図7に示すように中立状態で復帰ばね25aによりプッシャ25を押し込むタイプの減圧弁を用いる場合も、リンク26の脱落時に2次圧Pは最大となるので、安全性上好ましくない。
【0025】
なお、上記実施の形態では、ばね部材としてブレーキペダル24の下端部に戻しばね27を連結したが、他の箇所(例えば踏み込み部24aと回動軸24bの間)に連結してもよい。この場合、ブレーキペダル24の非操作時にプッシャ25を押し込むようにばね連結用のブラケット28をプッシャ25側に設ければよい。または、戻しばね28を引張ばねではなく圧縮ばねとすればよい。ネガティブブレーキ機構の構成は上述したものに限らない。減圧弁22と油室15の間に電磁切換弁21を設けたが、油圧回路の構成もこれに限らない。
【0026】
上記実施の形態では、遊星減速機構5を用いてブレーキ装置とクラッチ装置を兼用するようにしたが、遊星減速機構5を有しないブレーキ専用装置にも同様に適用することができる。また、ブレーキ装置10をクレーンの巻上ウインチに適用したが、クレーン以外の他の建設機械に適用してもよい。すなわち、本発明の特徴である、プッシャの押し込みに伴い出力される2次圧が大きくなるように設定された減圧弁を、非操作状態(通常状態)でプッシャを押し込み状態にし、操作状態でその押し込まれたプッシャを引き出して、操作量の増加に伴って、減圧弁から出力される2次圧力を減じるようにして使用することは、上記実施の形態のブレーキ装置に限定されるものではなく、減圧弁を使用する全てのものへの適用が可能である。
【0027】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明によれば、ブレーキペダルの非操作時にばね部材によって減圧弁のプッシャを押し込み、ブレーキペダルの踏み込み操作によりプッシャを引き出すようにしたので、汎用性の高い減圧弁を用いてネガティブブレーキ装置を安全かつ簡易に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わるネガティブブレーキ装置を有するウインチの油圧回路図。
【図2】本発明の実施の形態に係わる減圧弁の要部模式図。
【図3】図2の減圧弁の特性図。
【図4】本発明の実施の形態に係わるネガティブブレーキ装置の一動作を示す図。
【図5】本発明の実施の形態に係わるネガティブブレーキ装置の別の動作を示す図。
【図6】本発明が適用されるクレーンの側面図。
【図7】他の減圧弁の模式図。
【符号の説明】
1 ウインチドラム 10 ネガティブブレーキ装置
11 ブレーキケース 12 インナディスク
13 アウタディスク 14 ブレーキピストン
15 油室 16 ばね
22 可変減圧弁 23 油圧ポンプ
24 ブレーキペダル 25 プッシャ
25a 復帰ばね 26 リンク
27 戻しばね

Claims (4)

  1. 油圧源と、
    プッシャの押し込み量の増加に伴い2次圧が大きくなるように前記油圧源からの油圧力を減圧する減圧弁と、
    前記減圧弁からの2次圧によりブレーキを解除し、2次圧の遮断によりブレーキを作動するネガティブブレーキ機構と、
    踏み込み操作に応じて前記プッシャを引き出すように設けられるブレーキペダルと、
    前記ブレーキペダルの非操作時に前記ネガティブブレーキ機構によるブレーキを解除するように前記プッシャを押し込むばね部材とを備えることを特徴とするネガティブブレーキ装置。
  2. 請求項1に記載のネガティブブレーキ装置において、
    前記減圧弁は、前記プッシャを引き出し位置に戻す復帰ばねを有し、前記ばね部材は、前記復帰ばねの付勢力に抗して前記プッシャを押し込むことを特徴とするネガティブブレーキ装置。
  3. 請求項1または2に記載のネガティブブレーキ装置を備えた建設機械。
  4. プッシャの押し込みに伴い、出力される2次圧が大きくなるように設定された減圧弁を用い、この2次圧に基づいてブレーキ装置を作動させるブレーキ方法であって、
    ブレーキ操作部材の非操作状態で、前記減圧弁のプッシャを押し込み状態として、そのとき前記減圧弁から出力された2次圧をブレーキの解除圧力としてブレーキ装置へ出力し、
    前記ブレーキ装置部材の操作状態で、前記減圧弁のプッシャが引き出され、これにより減少されて出力される2次圧をブレーキの作動圧力としてブレーキ装置で出力することを特徴とするネガティブブレーキ方法。
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